JPH08172736A - キャプスタンモータ - Google Patents

キャプスタンモータ

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JPH08172736A
JPH08172736A JP6334179A JP33417994A JPH08172736A JP H08172736 A JPH08172736 A JP H08172736A JP 6334179 A JP6334179 A JP 6334179A JP 33417994 A JP33417994 A JP 33417994A JP H08172736 A JPH08172736 A JP H08172736A
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JP
Japan
Prior art keywords
capstan
capstan shaft
tape
shaft
coating
Prior art date
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Pending
Application number
JP6334179A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Ejiri
等 江尻
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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  • Brushless Motors (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】比較的低温にて処理ができ、薄膜の膜厚コント
ロールも可能であり、スプラッシュの発生をなくすこと
ができる耐摩耗性に優れたキャプスタン軸を備えるキャ
プスタンモータを提供すること。 【構成】テープ状の記録媒体を摩擦力を用いて送るため
のキャプスタン軸1を備えるキャプスタンモータにおい
て、キャプスタン軸1には、テープ状の記録媒体と接す
る部分1aに、スパッタリング法によりTiAlN(チ
タンアルミナイトライド)がコーティングされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばVTR等に用
いられて最適なキャプスタンモータに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】テープ状の記録媒体を用いる装置として
はVTRがある。このVTRは、磁気テープを送るため
のキャプスタンモータを有している。キャプスタンモー
タは、モータの駆動力を磁気テープに伝えるキャプスタ
ン軸を備えていて、このキャプスタン軸はテープとの摩
擦により、テープを所定方向に引張って送るようになっ
ている。従来のキャプスタン軸は、その表面を荒らして
摩擦による駆動力を得ているのであるが、キャプスタン
軸の素材そのままでは表面がテープにより摩耗してしま
うために、たとえばダイヤモンドライクコーティング
(DLC)を用いてコーティングして耐摩耗を向上する
ようにしている。これに対して、別の従来のキャプスタ
ン軸は、TiNをイオンプレーティング法によりコーテ
ィングしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、TiNをコ
ーティングする場合には、イオンプレーティング法でコ
ーティングするために、スプラッシュ(Tiの大きな
粒)を発生しやすく、ラッピング加工が必要となる。ま
たTiを高温で溶かすために、軸が熱で変形して軸ずれ
が大きくなってしまう。薄膜(たとえば0.5μm程
度)の膜厚コントロールが難しい。
【0004】そこで、本発明は上記課題を解消するため
になされたものであり、比較的低温にて処理ができ、薄
膜の膜厚コントロールも可能であり、スプラッシュの発
生をなくすことができる耐摩耗性に優れたキャプスタン
軸を備えるキャプスタンモータを提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、テープ状の記録媒体を摩擦力を用いて送るため
のキャプスタン軸を備えるキャプスタンモータにおい
て、前記キャプスタン軸には、前記テープ状の記録媒体
と接する部分に、スパッタリング法によりTiAlN
(チタンアルミナイトライド)がコーティングされてい
るキャプスタンモータにより、達成される。本発明にあ
っては、好ましくは前記キャプスタン軸には、前記テー
プ状の記録媒体と接する部分に油が進入するのを阻止す
るための油阻止部材が設けられている。
【0006】
【作用】上記構成によれば、キャプスタン軸のテープ状
の記録媒体と接する部分には、スパッタリング法によ
り、TiAlN(チタンアルミナイトライド)がコーテ
ィングされているので、比較的低温にて処理ができ、薄
膜の膜厚コントロールも可能であり、スプラッシュの発
生をなくすことができる耐摩耗性に優れたキャプスタン
軸が得られる。本発明にあっては、好ましくは前記キャ
プスタン軸には、TiAlNがコーティングされている
テープ状の記録媒体と接する部分に、油が進入するのを
阻止するための油阻止部材が設けられているので、この
油阻止部材の存在により、テープ状の記録媒体と接する
部分が油で汚染されない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。図1は、本発明
のキャプスタンモータの好ましい実施例を示している。
図1のキャプスタンモータは、ロータRとステータSを
備えている。このキャプスタンモータはVTRのキャプ
スタンモータとして用いられており、ピンチローラ6と
ともに、磁気テープを摩擦を用いた駆動力により搬送す
るようになっている。ロータRは、円板状のロータマグ
ネットとロータヨークを備えている。ロータヨークの外
周には、好ましくは回転検出用のFG(Frequen
cy Generator)マグネットが取り付けられ
ている。ロータRの中心にはキャプスタン軸1が固定さ
れている。
【0008】一方ステータSは、ステータ基板2と巻線
コイル3と、ハウジング4を有している。ハウジング4
の軸受けには、キャプスタン軸1の両端部が回転可能に
支持している。キャプスタン軸1の両側の部分には、軸
受け側の油がキャプスタン軸の中央部分のテープ搬送部
1aに進入するのを阻止するために、油阻止部材として
のワッシャー5,5が設けられている。ロータRがステ
ータSに対して回転することにより、キャプスタン軸1
がハウジング4の軸受けにおいて回転するようになって
いる。
【0009】ピンチローラ6は、部材7において、回転
可能になっている。ピンチローラ6は、キャプスタン軸
1に対して押し付けるようになっている。キャプスタン
軸1がピンチローラ6と共に回転することにより、磁気
テープを摩擦力により引張って送ることができる。ステ
ータSの巻線コイル3に通電することにより、ロータR
内のマグネットから発生している磁束により、フレミン
グの法則に従ってロータRがステータSに対して回転す
る。この時、回転軸でもあるキャプスタン軸1は、ロー
タRと同期して回転する。
【0010】図2に示すように、このキャプスタン軸1
に磁気テープTをピンチローラ6を圧着することによ
り、キャプスタン軸1と磁気テープTの密着力が高まっ
て、キャプスタン軸1の回転に合せて、磁気テープTを
引張る力(駆動力)が発生する。この時に、ピンチロー
ラ6の圧着力Fと、テープ駆動力f1とは、次のような
関係がある。すなわちピンチローラ6の圧着力Fが低く
なると、キャプスタン軸1、磁気テープTおよびピンチ
ローラ6の三者間の密着性が低くなり、摩擦力が低下し
て、磁気テープの引張り力f1も低くなる。引張り力f
1は、次式で示すことができる。 f1=μF (μは摩擦係数) (1) ここで、磁気テープTのテンションf2が引張り力f1
よりも大きくなると、磁気テープTを引張れなくなり、
テープスリップが発生してしまうので、最大テープテン
ションf2(max)より大きなテープ引張り力f1が
発生するようなピンチローラ圧着力Fが決まる。
【0011】そこで、本発明の実施例では、キャプスタ
ン軸1に対してキャプスタン軸1の特に図1のテープ搬
送部1aに対して、図1の斜線で示すようなTiAlN
(チタンアルミナイトライド)を、スパッタリング法で
コーティング処理することにより、上述した(1)式の
摩擦係数μを大きくすることができるので、ピンチロー
ラ圧着力Fを小さくすることができる。
【0012】図3は、あるテープの種類に対するキャプ
スタン軸に対してTiAlNのコーティング処理をした
ものと、未処理軸と、におけるテープスリップ率を示し
ている。テープスリップ率は、ピンチローラの圧着力F
=240gfの場合である。図3から明らかなように、
送り方向(FF)および巻戻し方向(REW)のいずれ
においても、テープスリップ率の数値は未処理軸の方が
TiAlN処理をした軸に比べて大きくなっている。つ
まり、このテープスリップ率が大きいほどキャプスタン
軸に対してテープがスリップしていることであるので、
明らかに本発明の実施例のTiAlN処理をしたキャプ
スタン軸の方が磁気テープとの密着力が上がって、テー
プスリップが少なくなっている。
【0013】このようなTiAlNをキャプスタン軸の
搬送部1aに対してコーティングする方法として最適な
のは、イオンプレーティング法の1種であるスパッタリ
ング法である。これは、図4に示すように、ターゲット
GであるTiAlに対してビームを照射することによ
り、プラズマ状のTiAlが飛び出す。このTiAlの
粒子は、電位をかけて加速させて、このプラズマ状のT
iAlが、試料であるキャプスタン軸1に対して衝突し
てコーティングされる。このようにすることにより、T
iAlの粒子がプラズマ状のために、非常に小さいこと
から薄いコーティングが容易にできる。しかもTiAl
Nの合金のコーティングが可能であり、処理温度はイオ
ンプレーティング法に比べて比較的低いのものである。
【0014】これに対して、イオンプレーティング法を
用いると、プラズマ状の粒子が大きいために、膜厚が厚
くなってしまって、スプラッシュ(数ないし数十μmの
大きな粒)が発生する虞れがある。また合金のコーティ
ングができず、高温での処理が必要である。図4のスパ
ッタリング法は、1つのターゲットGからプラズマ状の
粒子を取り出させるようになっているが、これに限らず
図5に示すように、ツインターゲット法を採用すること
もである。このツインターゲット法のスパッタリングで
は、2つのターゲットG1,G2が試料であるキャプス
タン軸1を挟むようにして配置されていて、両側から挟
み込むようにしてコーティングすることができる。この
場合には、キャプスタン軸1を回転させなくても軸全体
に均一にコーティング処理することができるというメリ
ットがある。
【0015】上述したスパッタリング法によるコーティ
ングでは、たとえば0.5μm程度のTiAlNの薄膜
のコーティング処理が容易にできる。特に図5のツイン
ターゲット方式の場合には、キャプスタン軸を回転させ
なくても均一な処理が可能で、量産性に優れている。な
おTiAlNのNは窒素であり触媒として使用してい
る。またスパッタリング法によりコーティングする場合
に、イオンプレーティング法に比べて比較的低温でコー
ティング処理ができるので、熱によるキャプスタン軸の
変形が起きにくい。また耐摩耗性に優れているTiAl
Nの薄膜コーティングが可能である。このようにTiA
lNをコーティングする場合には、母材であるキャプス
タン軸の面の粗さを変えずに、TiAlNをそのままコ
ーティングしている。つまりキャプスタン軸自体の表面
を積極的には荒らすことなく、キャプスタン軸の母材の
そのままの表面に摩擦力を向上するためのTiAlNを
コーティングしている。
【0016】このようにして、キャプスタン軸1の表面
にTiAlNのコーティングを施した後に、消しゴム試
験器により耐摩耗性試験を行った。その耐摩耗試験器
は、消しゴムをホルダーに保持して、その消しゴムを所
定距離TiAlNのコーティング膜上を移動させて、そ
の耐摩耗性強度を確認した。その結果の一例を、図6に
示している。この試験方法は、消しゴムの研磨性を利用
して行われる耐摩耗性試験であり、試験前と試験後では
図6に示すようにほとんど表面粗さに変化がないことが
示されている。
【0017】次に、図7はキャプスタン軸の処理工程の
一例を示している。キャプスタン軸1の両端は、図7に
示すように、マスキング治具40に挿入して保持され
る。マスキング治具40は、キャプスタン軸1を通して
保持するための部材41,41を有していて、複数のキ
ャプスタン軸1を平行に間隔をおいて保持できるように
なっている。このマスキング治具40は、ラック(パレ
ットともいう)44に挿入して保持することができる。
このように、マスキング治具40に対してキャプスタン
軸1を保持した状態で、超音波洗浄を行い、乾燥し、そ
してキャプスタン軸1の挿入されたマスキング治具40
をラック44にセットする。そして、キャプスタン軸1
のテープ搬送部1aの部分に、既に述べたようにコーテ
ィング表面処理を施す。このコーティング表面処理は、
真空排気をし、イオンボンバー処理をし、アンダーコー
トを行い、TiAlNのコーティング処理をした後に冷
却をする。そして出荷検査および梱包をしてコーティン
グしたキャプスタン軸の出荷を行う。
【0018】図8と図9は、ラック44に対して配置さ
れたキャプスタン軸に対して、コーティング表面処理を
行うための装置の一例を示している。コンベア60を駆
動することにより、ラック44は、真空排気室(減圧
室)61を通り、イオンボンバー部62でキャプスタン
軸の表面をオングストローム単位で削って綺麗にする。
そしてアンダーコート部およびコーティング部63を通
ることにより、キャプスタン軸に対してアンダーコート
を処理しかつTiAlNのスパッタリング法でコーティ
ングを施す。そしてキャプスタン軸はクーリング部66
を通ることにより冷却される。真空排気室61内は一定
の気圧になるまで待つ必要がある。イオンボンバー部6
2内では、イオンのシャワーの中でキャプスタン軸の表
面を削る。アンダーコート部63ではキャプスタン軸の
表面に薄い膜を作る。そしてコーティング部63aで
は、図9に例示するように好ましくはツインターゲット
方式を採用していて、ターゲットG1とG2の間でキャ
プスタン軸を往復することにより、キャプスタン軸の表
面に形成されるコーティング膜の厚みをコントロールす
るようになっている。クーリング部66では、キャプス
タン軸の冷却とそして気圧を元に戻す作業が行われる。
【0019】次に、図10ないし図12は、このように
作られたキャプスタン軸を用いてキャプスタンモータを
生産する工程の一例を示している。図10は、ロータR
の組立てを示している。図10のロータRは、ロータマ
グネット70とロータケース71を有している。キャプ
スタン軸の一端はこのロータケース71に対して固定さ
れる。ロータマグネット70はロータケース71に挿入
して保持される。キャプスタン軸1の搬送部1aには既
にTiAlNのスタッパリング法によるコーティングが
施されている。ロータマグネット70には着磁処理がさ
れ、ロータケース71の中に挿入される。そしてキャプ
スタン軸1の一端がロータケース71の穴71aに圧入
されることにより、ロータ(ロータアセンブリ)Rが構
成される。
【0020】図11は、ステータの組立てを示してい
る。ステータSは、ステータ基板2、軸受けハウジング
4、スラスト受け80を有している。ステータ基板2に
は巻線コイル3が固定されている。図11において、ス
テータ基板2に対してクリームはんだを印刷し、巻線コ
イル3やチップ部品等をマウントする。このように組立
てられた部品をリロフー炉を通してはんだ付けをして、
軸受けハウジング4とスラスト受け80をかしめて取り
付け、かつこの軸受けハウジング4とスラスト受け80
をステータ基板2に対してかしめてステータ(ステータ
アセンブリ)Sを組立てる。
【0021】図12は、ロータRとステータSの組立て
を示していて、ステータSに対して、ロータRおよび油
切りのワッシャー5を挿入することにより、キャプスタ
ンモータを完成する。完成したキャプスタンモータの一
例を図13に示す。
【0022】ところで本発明は上記実施例に限定されな
い。上述した実施例では、VTRの磁気テープを送るた
めのキャプスタンモータの例を示している。しかしこれ
に限らず、たとえばDATやあるいは8mmVTRのキ
ャプスタンモータとしても適用することができる。本発
明によれば、たとえばVTR用のキャプスタンモータに
おいて、キャプスタン軸に対してTiAlNコーティン
グを施すことにより、テープの駆動力がアップし、ピン
チ圧を下げることが可能である。その結果、モータへの
負荷が減り、低電圧化とハウジングの軽量化および軸受
けの信頼性の向上が実現することができる。テープの駆
動力がアップすることにより、テープスリップを引き起
こさずにピンチローラの圧着力を下げることができる。
モータとしては、モータへのピンチローラの負荷が減る
ために、モータの低消費電力化が可能である。また軸受
けの負荷が減り信頼性(寿命)が向上し、ハウジングの
薄肉化ができ軽量化が可能である。このようなキャプス
タンモータを備えるたとえばVTR等の機構部では、ピ
ンチローラの圧着力を下げることができるために、ピン
チローラの機構部の強度を下げることができ、軽量化が
可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、比
較的低温にて処理ができ、薄膜の膜厚コントロールも可
能であり、スプラッシュの発生をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャプスタンモータの好ましい実施例
を示す正面図。
【図2】図1のA−Aにおけるキャプスタン軸とピンチ
ローラおよびテープを示す概略図。
【図3】本発明のTiAlNのコーティングを施したキ
ャプスタン軸と、そのような処理を施さない未処理軸に
おけるテープスリップ率の一例を示す図。
【図4】本発明のTiAlNコーティングを施すための
スパッタリングの一例を示す図。
【図5】そのスパッタリング用の別の実施例を示す図。
【図6】TiAlNコーティングを施したキャプスタン
軸における耐摩耗性強度の試験例を示す表面粗さの図。
【図7】キャプスタン軸のコーティング処理工程の一例
を示す図。
【図8】キャプスタン軸のコーティング処理のための装
置の一例を示す図。
【図9】図8の装置を示す平面図。
【図10】本発明のキャプスタンモータのロータの組立
て工程の一例を示す図。
【図11】本発明のキャプスタンモータのステータの組
立て工程の一例を示す図。
【図12】本発明のキャプスタンモータのロータとステ
ータの組立て工程の一例を示す図。
【図13】組立てられた本発明のキャプスタンモータの
一例を示す図。
【符号の説明】
1 キャプスタン軸 1a キャプスタン軸の搬送部 S ステータ R ロータ T テープ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ状の記録媒体を摩擦力を用いて送
    るためのキャプスタン軸を備えるキャプスタンモータに
    おいて、 前記キャプスタン軸には、前記テープ状の記録媒体と接
    する部分に、スパッタリング法により、TiAlN(チ
    タンアルミナイトライド)がコーティングされているこ
    とを特徴とするキャプスタンモータ。
  2. 【請求項2】 前記キャプスタン軸には、前記テープ状
    の記録媒体と接する部分に油が進入するのを阻止するた
    めの油阻止部材が設けられている請求項1に記載のキャ
    プスタンモータ。
  3. 【請求項3】 前記TiAlNは、スパッタリングでコ
    ーティングされている請求項1または請求項2に記載の
    キャプスタンモータ。
JP6334179A 1994-12-16 1994-12-16 キャプスタンモータ Pending JPH08172736A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6334179A JPH08172736A (ja) 1994-12-16 1994-12-16 キャプスタンモータ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6334179A JPH08172736A (ja) 1994-12-16 1994-12-16 キャプスタンモータ

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JPH08172736A true JPH08172736A (ja) 1996-07-02

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ID=18274426

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JP6334179A Pending JPH08172736A (ja) 1994-12-16 1994-12-16 キャプスタンモータ

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