JPH0817185A - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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- JPH0817185A JPH0817185A JP6148001A JP14800194A JPH0817185A JP H0817185 A JPH0817185 A JP H0817185A JP 6148001 A JP6148001 A JP 6148001A JP 14800194 A JP14800194 A JP 14800194A JP H0817185 A JPH0817185 A JP H0817185A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 半導体記憶装置の高速読み出しモードである
ファーストページモード動作時において、アドレスノイ
ズの影響を低減して誤動作を防止するとともに、ライト
サイクルの後のリード時間とリードサイクルの後のリー
ド時間とを同じにして不安定な動作を防止する。 【構成】 半導体記憶装置の列デコーダ及びセンスアン
プを制御する列動作制御回路1aを、外部から入力され
る列アドレスストローブ信号に基づいて、列アドレスを
取り込むためのアドレス取り込み開始信号を発生するア
ドレス取り込み開始信号発生回路5と、上記アドレス取
り込み開始信号に基づき読み出しトリガー信号を発生す
る読み出しトリガー発生回路7と、上記読み出しトリガ
ー信号に基づき制御信号を発生する列高速アクセス動作
制御回路7とから構成し、読み出し及び書き込みサイク
ルごとに上記制御信号を発生する構成とした。
ファーストページモード動作時において、アドレスノイ
ズの影響を低減して誤動作を防止するとともに、ライト
サイクルの後のリード時間とリードサイクルの後のリー
ド時間とを同じにして不安定な動作を防止する。 【構成】 半導体記憶装置の列デコーダ及びセンスアン
プを制御する列動作制御回路1aを、外部から入力され
る列アドレスストローブ信号に基づいて、列アドレスを
取り込むためのアドレス取り込み開始信号を発生するア
ドレス取り込み開始信号発生回路5と、上記アドレス取
り込み開始信号に基づき読み出しトリガー信号を発生す
る読み出しトリガー発生回路7と、上記読み出しトリガ
ー信号に基づき制御信号を発生する列高速アクセス動作
制御回路7とから構成し、読み出し及び書き込みサイク
ルごとに上記制御信号を発生する構成とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、同一の行アドレスの
データを高速に読み出すことができるファーストページ
モード機能を備える半導体記憶装置に関するものであ
る。
データを高速に読み出すことができるファーストページ
モード機能を備える半導体記憶装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】DRAM等の半導体記憶装置において、
同一の行アドレスからのデータの読み出しは、異なる行
アドレスについてのデータの読み出しよりも、高速に実
行される場合がある。なぜなら、メモリセルに蓄えられ
ている電荷をセンスしてデータを読み出すセンスアンプ
によりセンス動作が完了した時点において、同一の行ア
ドレスについての全てのデータがセンスアンプの出力に
存在するから、単に列アドレスを切り替えることによっ
てこれらのデータを選択することができるからである。
したがって、ある行アドレスを選択した後、ある列アド
レスによりコラム選択線を立ちあげて1つのデータの読
み出し、次に別の列アドレスにより別のコラム選択線を
立ちあげて別のデータの読み出しを行うことができて、
行アドレスを同一のままとしながらその行のデータを次
々に読み出すことができる。この動作に基づくデータの
高速読み出しの動作モードがいくつか提案されている。
同一の行アドレスからのデータの読み出しは、異なる行
アドレスについてのデータの読み出しよりも、高速に実
行される場合がある。なぜなら、メモリセルに蓄えられ
ている電荷をセンスしてデータを読み出すセンスアンプ
によりセンス動作が完了した時点において、同一の行ア
ドレスについての全てのデータがセンスアンプの出力に
存在するから、単に列アドレスを切り替えることによっ
てこれらのデータを選択することができるからである。
したがって、ある行アドレスを選択した後、ある列アド
レスによりコラム選択線を立ちあげて1つのデータの読
み出し、次に別の列アドレスにより別のコラム選択線を
立ちあげて別のデータの読み出しを行うことができて、
行アドレスを同一のままとしながらその行のデータを次
々に読み出すことができる。この動作に基づくデータの
高速読み出しの動作モードがいくつか提案されている。
【0003】ファーストページモードはそれらのうちの
1つであり、同一の行アドレスのもとで複数の列アドレ
スを切り替えることにより、DRAMのセンスアンプに
存在しているデータを読み出し及び書き込みするモード
である。列アドレスの指定はランダムであり、中程度の
サイクル時間を実現できる。
1つであり、同一の行アドレスのもとで複数の列アドレ
スを切り替えることにより、DRAMのセンスアンプに
存在しているデータを読み出し及び書き込みするモード
である。列アドレスの指定はランダムであり、中程度の
サイクル時間を実現できる。
【0004】従来のファーストページモード機能を備え
るDRAMは、行アドレス(Rowアドレス)を取り込
んでワード線を立ち上げた後に、スタティックな列アド
レス(Columnアドレス)の変化を検知し、これを
トリガーにして各種制御信号を発生してリード動作を行
う回路構成を採用している。
るDRAMは、行アドレス(Rowアドレス)を取り込
んでワード線を立ち上げた後に、スタティックな列アド
レス(Columnアドレス)の変化を検知し、これを
トリガーにして各種制御信号を発生してリード動作を行
う回路構成を採用している。
【0005】図5は従来のファーストページモード機能
を備える半導体記憶装置(DRAM)の一部を構成する
コラム系動作制御回路1bを示す機能ブロック図であ
る。同図において、/CASは列アドレスを読み込むた
めの列アドレスストローブ,/WEはデータを書き込む
ための書き込み制御信号,A0〜AN は読み出し及び書
き込みアドレスを指定するアドレス信号であり、それぞ
れDRAMの外部から与えられる。
を備える半導体記憶装置(DRAM)の一部を構成する
コラム系動作制御回路1bを示す機能ブロック図であ
る。同図において、/CASは列アドレスを読み込むた
めの列アドレスストローブ,/WEはデータを書き込む
ための書き込み制御信号,A0〜AN は読み出し及び書
き込みアドレスを指定するアドレス信号であり、それぞ
れDRAMの外部から与えられる。
【0006】2は/CASに基づきコラムアドレスをラ
ッチするためのコラムアドレスラッチ信号CALを発生
する制御信号発生回路、3は/WEに基づき書き込み制
御信号Wを発生するライトバッファ、4−1〜4−(N
+1)はアドレス信号A0〜ANについてそれぞれバッフ
ァ処理し、CALの活性期間のみ内部アドレス信号CA
0〜CANとして出力するコラムアドレスバッファ、6−
1〜6−(N+1)は内部アドレス信号CA0〜CANを
それぞれ受け、内部アドレス信号がH→L又はL→Hに
変化した時、即ちアドレスが変化した時に1ショットパ
ルスのアドレス変化信号CAT0〜CATNを発生するC
AT回路、16は書き込み制御信号Wに基づき書き込み
完了パルスWTを発生するWT発生回路、17は書き込
み完了パルスWT,アドレス変化信号CAT0〜CATN
に基づきリード動作開始のトリガーとなる1ショットパ
ルスのリードサイクルトリガー信号ATDを発生し、こ
れに基づきコラムデコーダイネーブル信号CDE、プリ
アンプイネーブル信号PAE、データアウトプット信号
DOTを生成するATD回路・コラム系制御回路であ
る。これらCDE,PAE,DOTはそれぞれコラムデ
コーダ8、プリアンプ9及びOEM発生回路10に供給
される。
ッチするためのコラムアドレスラッチ信号CALを発生
する制御信号発生回路、3は/WEに基づき書き込み制
御信号Wを発生するライトバッファ、4−1〜4−(N
+1)はアドレス信号A0〜ANについてそれぞれバッフ
ァ処理し、CALの活性期間のみ内部アドレス信号CA
0〜CANとして出力するコラムアドレスバッファ、6−
1〜6−(N+1)は内部アドレス信号CA0〜CANを
それぞれ受け、内部アドレス信号がH→L又はL→Hに
変化した時、即ちアドレスが変化した時に1ショットパ
ルスのアドレス変化信号CAT0〜CATNを発生するC
AT回路、16は書き込み制御信号Wに基づき書き込み
完了パルスWTを発生するWT発生回路、17は書き込
み完了パルスWT,アドレス変化信号CAT0〜CATN
に基づきリード動作開始のトリガーとなる1ショットパ
ルスのリードサイクルトリガー信号ATDを発生し、こ
れに基づきコラムデコーダイネーブル信号CDE、プリ
アンプイネーブル信号PAE、データアウトプット信号
DOTを生成するATD回路・コラム系制御回路であ
る。これらCDE,PAE,DOTはそれぞれコラムデ
コーダ8、プリアンプ9及びOEM発生回路10に供給
される。
【0007】また、図6にコラムアドレスバッファ4−
(N+1)の内部構成を示す。同図において、12はア
ドレス信号AN及びコラムアドレスバッファの活性化信
号φ3を入力とするNOR、18はCAL及びCALを
インバータ11により反転した信号により制御され、N
ORゲート12の出力を内部アドレス信号CANとして
出力するクロックドインバータである。コラムアドレス
バッファの活性化信号φ3 は図示しない行アドレススト
ローブ/RASを遅延させて生成されたものであり、/
RASがLレベルである期間においてコラムアドレスバ
ッファ4−1〜4−(N+1)を活性化させるためのも
のである。なお、他のコラムアドレスバッファ4−1〜
4−Nの構成も図6に示されたものと同じである。
(N+1)の内部構成を示す。同図において、12はア
ドレス信号AN及びコラムアドレスバッファの活性化信
号φ3を入力とするNOR、18はCAL及びCALを
インバータ11により反転した信号により制御され、N
ORゲート12の出力を内部アドレス信号CANとして
出力するクロックドインバータである。コラムアドレス
バッファの活性化信号φ3 は図示しない行アドレススト
ローブ/RASを遅延させて生成されたものであり、/
RASがLレベルである期間においてコラムアドレスバ
ッファ4−1〜4−(N+1)を活性化させるためのも
のである。なお、他のコラムアドレスバッファ4−1〜
4−Nの構成も図6に示されたものと同じである。
【0008】また、図7はコラム系制御回路17の一部
であって、ATDを発生するATDパルス発生回路の回
路図である。同図において、φ1はATDの発生を制御
する信号であり、LレベルでATDが発生する。φ2 は
/RASがHレベルとなりDRAMの動作が終了した時
にATDをリセットするための信号であり、/RASが
Lレベルの期間はLレベルである。コラム系回路動作が
スタートし、φ1,φ2がともにLレベルとなるとATD
はLレベルとなる。
であって、ATDを発生するATDパルス発生回路の回
路図である。同図において、φ1はATDの発生を制御
する信号であり、LレベルでATDが発生する。φ2 は
/RASがHレベルとなりDRAMの動作が終了した時
にATDをリセットするための信号であり、/RASが
Lレベルの期間はLレベルである。コラム系回路動作が
スタートし、φ1,φ2がともにLレベルとなるとATD
はLレベルとなる。
【0009】11−1,11−2はインバータ、13−
1〜13−4及び14−1,14−2はφ1、φ2に基づ
きインバータ11−1に信号を与えてATDを発生させ
るためのPchトランジスタ及びNchトランジスタ、
15−1〜15−(N+2)はCAT0〜CATN、Wを
それぞれ受けてインバータ11ー1の入力を接地するN
chトランジスタである。ファーストページモード動作
において、ロウアドレスが決定し、ワード線が立ち上が
ってコラム系の回路動作が開始されると、φ1がLレベ
ルとなるのでATD発生が可能になる。
1〜13−4及び14−1,14−2はφ1、φ2に基づ
きインバータ11−1に信号を与えてATDを発生させ
るためのPchトランジスタ及びNchトランジスタ、
15−1〜15−(N+2)はCAT0〜CATN、Wを
それぞれ受けてインバータ11ー1の入力を接地するN
chトランジスタである。ファーストページモード動作
において、ロウアドレスが決定し、ワード線が立ち上が
ってコラム系の回路動作が開始されると、φ1がLレベ
ルとなるのでATD発生が可能になる。
【0010】次に動作について、図8のタイミングチャ
ートを用いて説明する。同図は従来のDRAMのファー
ストページモード時におけるリード動作及びライト動作
のタイミングを示す。同図のサイクル1〜3、5、6で
リード動作が行われ、サイクル4でライト動作が行われ
る。なお、同図のサイクル1〜3の例では同じコラムア
ドレスのデータを繰り返し読み出している。
ートを用いて説明する。同図は従来のDRAMのファー
ストページモード時におけるリード動作及びライト動作
のタイミングを示す。同図のサイクル1〜3、5、6で
リード動作が行われ、サイクル4でライト動作が行われ
る。なお、同図のサイクル1〜3の例では同じコラムア
ドレスのデータを繰り返し読み出している。
【0011】/RASが立ち下がることにより動作が開
始される。まず、/RAS立ち下がりにおいてアドレス
信号A0〜ANからロウアドレスXがラッチされることに
より所定のワード線が選択される。これによりDRAM
の動作が開始される。すなわち、ワード線が立ち上が
り、選択された行アドレスの複数のメモリセルからセン
スアンプによりデータが読み出される。複数のビット線
にデータが得られると、次にコラム系の動作が開始され
る。
始される。まず、/RAS立ち下がりにおいてアドレス
信号A0〜ANからロウアドレスXがラッチされることに
より所定のワード線が選択される。これによりDRAM
の動作が開始される。すなわち、ワード線が立ち上が
り、選択された行アドレスの複数のメモリセルからセン
スアンプによりデータが読み出される。複数のビット線
にデータが得られると、次にコラム系の動作が開始され
る。
【0012】まず、リードサイクルであるサイクル1に
おける動作について説明する。/RASが立ち下がると
φ1、φ2も立ち下がり、続いてφ3も立ち下がる。する
と、図7のPchトランジスタ13−1、13−2、1
3−4がオンし、インバータ11−1の入力がHレベル
になるからATDはLレベルになる。これによりCD
E,PAE,DOTがそれぞれアクティブになる。ま
た、ファーストページモードにおいては、/CASを遅
延させて作成され、アドレス信号A0〜ANがロウアドレ
スXからコラムアドレスY0に変化することによりCA
LがLレベルになるので、コラムアドレスバッファ4−
1〜4−(N+1)もアクティブとなり、CAT回路6
−1〜6−(N+1)にアドレス信号A0〜ANが内部ア
ドレス信号CA0〜CANとして入力される。
おける動作について説明する。/RASが立ち下がると
φ1、φ2も立ち下がり、続いてφ3も立ち下がる。する
と、図7のPchトランジスタ13−1、13−2、1
3−4がオンし、インバータ11−1の入力がHレベル
になるからATDはLレベルになる。これによりCD
E,PAE,DOTがそれぞれアクティブになる。ま
た、ファーストページモードにおいては、/CASを遅
延させて作成され、アドレス信号A0〜ANがロウアドレ
スXからコラムアドレスY0に変化することによりCA
LがLレベルになるので、コラムアドレスバッファ4−
1〜4−(N+1)もアクティブとなり、CAT回路6
−1〜6−(N+1)にアドレス信号A0〜ANが内部ア
ドレス信号CA0〜CANとして入力される。
【0013】コラムアドレスはCALの立ち下がりにお
いて入力されるが、ファーストページモードにおいては
コラムアドレスが変化するごとに対応してアドレスを確
定する必要があるので、CAT回路6−1〜6−Nにお
いてコラムアドレスの変化を検知し、これをトリガーに
してリード動作を行う回路構成をとっている。すなわち
図8において、サイクル1ではロウアドレス確定後にア
ドレスA0〜ANが変化してCAT0〜CATNのいずれか
Hレベルになる。これによりATDがHレベルとなり、
コラムアドレスに対応するデータDをリードする。
いて入力されるが、ファーストページモードにおいては
コラムアドレスが変化するごとに対応してアドレスを確
定する必要があるので、CAT回路6−1〜6−Nにお
いてコラムアドレスの変化を検知し、これをトリガーに
してリード動作を行う回路構成をとっている。すなわち
図8において、サイクル1ではロウアドレス確定後にア
ドレスA0〜ANが変化してCAT0〜CATNのいずれか
Hレベルになる。これによりATDがHレベルとなり、
コラムアドレスに対応するデータDをリードする。
【0014】このことをさらに説明すると、コラムアド
レス信号にHレベル→LレベルあるいはLレベル→Hレ
ベルの変化が生じると、この変化をCAT回路6−1〜
6−(N+1)のいずれかが検知し、1ショットパルス
を発生する。このパルス(CAT0〜CATN)によりリ
ードサイクルのトリガーとなるATD信号が作られる。
すなわち、図7に示す回路において、CAT0〜CATN
のいずれかがHレベルになると、それに対応してNch
トランジスタ15−1〜15−(N+1)のいずれかが
オンになり、インバータ11−1の入力がLレベルにな
る。したがって、ATDはHレベルになる。
レス信号にHレベル→LレベルあるいはLレベル→Hレ
ベルの変化が生じると、この変化をCAT回路6−1〜
6−(N+1)のいずれかが検知し、1ショットパルス
を発生する。このパルス(CAT0〜CATN)によりリ
ードサイクルのトリガーとなるATD信号が作られる。
すなわち、図7に示す回路において、CAT0〜CATN
のいずれかがHレベルになると、それに対応してNch
トランジスタ15−1〜15−(N+1)のいずれかが
オンになり、インバータ11−1の入力がLレベルにな
る。したがって、ATDはHレベルになる。
【0015】このように、内部コラムアドレスが変化す
ることにより1ショットパルス(CAT0〜CATN)が
発生し、ATDは一旦Hレベルになり、コラムデコーダ
・プリアンプ・OEM制御回路の活性化を行う信号CD
E,PAE,DOTがアクティブとなるから、コラムア
ドレスY0に基づき所定のリード動作が行われてデータ
Dが出力される。
ることにより1ショットパルス(CAT0〜CATN)が
発生し、ATDは一旦Hレベルになり、コラムデコーダ
・プリアンプ・OEM制御回路の活性化を行う信号CD
E,PAE,DOTがアクティブとなるから、コラムア
ドレスY0に基づき所定のリード動作が行われてデータ
Dが出力される。
【0016】サイクル2においては、/CASがHレベ
ルとなることによりCALがLレベルになり、コラムア
ドレスがCAT回路6−1〜6−(N+1)に入力され
ても、コラムアドレスは前サイクルの場合と同じY0 で
あるのでアドレス変化は検知されず、1ショットパルス
(CAT0〜CATN)は発生せず、ATDは非活性(L
レベル)のままとなる。そのためコラム系回路制御信号
CDE,PAE,DOTは発生しない。しかし、リード
サイクルであるので出力バッファにラッチされていた前
サイクルのリードデータDをそのまま出力する。他の読
み出しサイクル3においてもコラムアドレスはY0のま
ま変化しないから、サイクル2の場合と同様に動作す
る。
ルとなることによりCALがLレベルになり、コラムア
ドレスがCAT回路6−1〜6−(N+1)に入力され
ても、コラムアドレスは前サイクルの場合と同じY0 で
あるのでアドレス変化は検知されず、1ショットパルス
(CAT0〜CATN)は発生せず、ATDは非活性(L
レベル)のままとなる。そのためコラム系回路制御信号
CDE,PAE,DOTは発生しない。しかし、リード
サイクルであるので出力バッファにラッチされていた前
サイクルのリードデータDをそのまま出力する。他の読
み出しサイクル3においてもコラムアドレスはY0のま
ま変化しないから、サイクル2の場合と同様に動作す
る。
【0017】次に、ライトサイクルであるサイクル4及
びライトサイクル直後のリードサイクルであるサイクル
5における動作について説明する。図8のサイクル4で
はコラムアドレスY0に対してライト動作が行われる。
すなわち、/WE書き込み制御信号がLレベルになる
と、ライトバッファ3が出力する書き込み制御信号Wが
Hレベルになり、そして、この立ち上がりにおいて、A
TD回路・コラム系制御回路17の図示しないコラム系
制御回路は所定のCDE,PAEを生成する。このよう
に、ライトサイクルにおいてはATDによらずCDE,
PAEが発生する。
びライトサイクル直後のリードサイクルであるサイクル
5における動作について説明する。図8のサイクル4で
はコラムアドレスY0に対してライト動作が行われる。
すなわち、/WE書き込み制御信号がLレベルになる
と、ライトバッファ3が出力する書き込み制御信号Wが
Hレベルになり、そして、この立ち上がりにおいて、A
TD回路・コラム系制御回路17の図示しないコラム系
制御回路は所定のCDE,PAEを生成する。このよう
に、ライトサイクルにおいてはATDによらずCDE,
PAEが発生する。
【0018】このライトサイクル4の終了後のサイクル
5において、同一アドレスY0のデータをリードしよう
とすると、CAL活性化期間(Lレベルの期間)にアド
レス変化が検知されないから、サイクル2の場合と同様
にATDは発生せず、出力バッファにラッチされていた
データがそのまま出力されてしまう。しかし、前のサイ
クル4でデータが書き変えられている場合は、このよう
な読み出しを行うと書き込んだデータを読み出せずエラ
ーになる。そこでこれを防止するために、ライトサイク
ルの後において、WT回路16は、/CASの立ち上が
り時に書き込み制御信号Wをリセットするとともに、C
ATと同様の書き込み完了信号WTという1ショットパ
ルスを発生させる。図7のATDパルス発生回路は、こ
のWTに基づいてATDを発生させて書き込んだデータ
をすぐにリードするようにしている。なお、サイクル6
においてはそれまでと異なるアドレスY0のデータをリ
ードしているので、サイクル1、5の場合と同様にAT
Dを発生させてデータをリードするようにしている。
5において、同一アドレスY0のデータをリードしよう
とすると、CAL活性化期間(Lレベルの期間)にアド
レス変化が検知されないから、サイクル2の場合と同様
にATDは発生せず、出力バッファにラッチされていた
データがそのまま出力されてしまう。しかし、前のサイ
クル4でデータが書き変えられている場合は、このよう
な読み出しを行うと書き込んだデータを読み出せずエラ
ーになる。そこでこれを防止するために、ライトサイク
ルの後において、WT回路16は、/CASの立ち上が
り時に書き込み制御信号Wをリセットするとともに、C
ATと同様の書き込み完了信号WTという1ショットパ
ルスを発生させる。図7のATDパルス発生回路は、こ
のWTに基づいてATDを発生させて書き込んだデータ
をすぐにリードするようにしている。なお、サイクル6
においてはそれまでと異なるアドレスY0のデータをリ
ードしているので、サイクル1、5の場合と同様にAT
Dを発生させてデータをリードするようにしている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のこの
種の半導体記憶装置において、以下に説明するように、
アドレス信号A0〜ANにノイズが重畳されるときに不具
合が生じたり、続けて読み出しするときのアクセスタイ
ムと書き込みした後に読み出しするときのアクセスタイ
ムとが異なるというアクセスタイムの不安定性の問題が
あった。
種の半導体記憶装置において、以下に説明するように、
アドレス信号A0〜ANにノイズが重畳されるときに不具
合が生じたり、続けて読み出しするときのアクセスタイ
ムと書き込みした後に読み出しするときのアクセスタイ
ムとが異なるというアクセスタイムの不安定性の問題が
あった。
【0020】まず、ノイズによる不具合であるが、アド
レス信号A0〜ANに雑音が重畳する等によりラッチ信号
であるCAT0〜CATNが影響を受ける場合、データ化
けが生じエラーデータを出力することがある。
レス信号A0〜ANに雑音が重畳する等によりラッチ信号
であるCAT0〜CATNが影響を受ける場合、データ化
けが生じエラーデータを出力することがある。
【0021】例えば、図8のA部に示すように、サイク
ル3のコラムアドレスA0〜ANが、斜線部分において、
一度Y0 から変化した後に再びY0 に戻ったとしよう。
このとき、その変化がラッチ信号CALと重なった時に
は、内部コラムアドレス信号CA0〜CANが正常に動作
するレベル変化(十分なレベルによりHレベル→Lレベ
ル→Hレベル又はLレベル→Hレベル→Lレベルにスイ
ングする変化)をするとは限らない。そのため、CAT
回路6−1〜6−Nは、正常なATDを発生するには不
十分なCAT0〜CATNを生成し、ATD回路/コラム
系制御回路17は不完全なATD,CDE,PAE,D
OTを発生させてしまう。
ル3のコラムアドレスA0〜ANが、斜線部分において、
一度Y0 から変化した後に再びY0 に戻ったとしよう。
このとき、その変化がラッチ信号CALと重なった時に
は、内部コラムアドレス信号CA0〜CANが正常に動作
するレベル変化(十分なレベルによりHレベル→Lレベ
ル→Hレベル又はLレベル→Hレベル→Lレベルにスイ
ングする変化)をするとは限らない。そのため、CAT
回路6−1〜6−Nは、正常なATDを発生するには不
十分なCAT0〜CATNを生成し、ATD回路/コラム
系制御回路17は不完全なATD,CDE,PAE,D
OTを発生させてしまう。
【0022】このことをさらに説明する。ここで、コラ
ムアドレスY0のアドレス信号ANがHレベルであるとす
る。サイクル2のCALがLレベルの時、コラムアドレ
スバッファ4−(N+1)において、Hレベルのアドレ
ス信号AN を受けてNORゲート12はLレベルの信号
を出力し、これを受けてクロックドインバータ18はC
AN としてHレベルの信号を出力する。
ムアドレスY0のアドレス信号ANがHレベルであるとす
る。サイクル2のCALがLレベルの時、コラムアドレ
スバッファ4−(N+1)において、Hレベルのアドレ
ス信号AN を受けてNORゲート12はLレベルの信号
を出力し、これを受けてクロックドインバータ18はC
AN としてHレベルの信号を出力する。
【0023】次に、CALがHレベルとなることにより
CAN はHレベルにラッチされる。このとき(CALが
Hレベルである期間)、外部アドレスAN がLレベルに
なったとする。この場合において、ANはLレベル,N
ORゲート12の出力はHレベルであるが、CALがH
レベルであるのでクロックドインバータ18の入力は出
力側に伝達されず、CANはHレベルのままである。と
ころが、サイクル2の終了時において/CASを遅延し
てつくられるCALが、/CASがHレベルになること
によりCALがLレベルとなり、再び外部からアドレス
信号A0〜ANを取り込めるようになるが、この直前にア
ドレス信号A0〜ANが、図8の斜線に示すように、他の
アドレスからアドレスY0に変化した場合は、アドレス
信号ANがLレベルになり、NORゲート12の出力が
クロックドインバータ18から出力CAN として出力さ
れるタイミングと、再びアドレス信号AN がHレベルに
なりCAN がHレベルとなるまでの時間間隔が短くなる
と、図8のA部に示すように、CAN はHレベル→Lレ
ベル→Hレベルと変化するノイズ状の波形となる。同様
に、アドレス信号がLレベルの場合はLレベル→Hレベ
ル→Lレベルのノイズ状の波形となる。
CAN はHレベルにラッチされる。このとき(CALが
Hレベルである期間)、外部アドレスAN がLレベルに
なったとする。この場合において、ANはLレベル,N
ORゲート12の出力はHレベルであるが、CALがH
レベルであるのでクロックドインバータ18の入力は出
力側に伝達されず、CANはHレベルのままである。と
ころが、サイクル2の終了時において/CASを遅延し
てつくられるCALが、/CASがHレベルになること
によりCALがLレベルとなり、再び外部からアドレス
信号A0〜ANを取り込めるようになるが、この直前にア
ドレス信号A0〜ANが、図8の斜線に示すように、他の
アドレスからアドレスY0に変化した場合は、アドレス
信号ANがLレベルになり、NORゲート12の出力が
クロックドインバータ18から出力CAN として出力さ
れるタイミングと、再びアドレス信号AN がHレベルに
なりCAN がHレベルとなるまでの時間間隔が短くなる
と、図8のA部に示すように、CAN はHレベル→Lレ
ベル→Hレベルと変化するノイズ状の波形となる。同様
に、アドレス信号がLレベルの場合はLレベル→Hレベ
ル→Lレベルのノイズ状の波形となる。
【0024】このようなノイズ状の信号が発生し、CA
T回路6−1〜6−(N+1)が誤ってコラムアドレス
変化を検知すると、図7のATD回路が発生するATD
もひげ状の波形となり、これにより、ATDに基づきA
TD回路/コラム系制御回路17が作成するCDE,P
AE、DOTにも異常が発生する(例えば、CDEは出
力されるがPAEは出力されない等の現象。このとき、
コラムデコーダは動作するがプリアンプは動作しないの
で正しいデータがリードされず、エラーが発生する)。
このように、なんらかの原因でアドレス信号A0〜ANが
CALの立ち下がり時刻の近傍で変化すると、アドレス
に故意に不充分な変化をさせたり、あるいはノイズや小
さなパルスを入力させたときに発生する誤動作と同等の
誤動作が発生する。
T回路6−1〜6−(N+1)が誤ってコラムアドレス
変化を検知すると、図7のATD回路が発生するATD
もひげ状の波形となり、これにより、ATDに基づきA
TD回路/コラム系制御回路17が作成するCDE,P
AE、DOTにも異常が発生する(例えば、CDEは出
力されるがPAEは出力されない等の現象。このとき、
コラムデコーダは動作するがプリアンプは動作しないの
で正しいデータがリードされず、エラーが発生する)。
このように、なんらかの原因でアドレス信号A0〜ANが
CALの立ち下がり時刻の近傍で変化すると、アドレス
に故意に不充分な変化をさせたり、あるいはノイズや小
さなパルスを入力させたときに発生する誤動作と同等の
誤動作が発生する。
【0025】次に、アクセスタイムの不安定性について
説明する。図8のサイクル4の終了後に、サイクル5に
て同一アドレスがリードされて書き込まれたデータを出
力する際には、そのリード開始タイミングは上述のよう
にWTにより作られる。一方、図8のサイクル6ではC
AL活性化により先に変化したコラムアドレスY1よ
り、CAT信号が発生し、それからATDが発生してリ
ード動作が行われる。このように、サイクル5において
WTが基準となり、サイクル6においてCALが基準と
なり、それぞれリード開始タイミングの基準となる信号
が異なるから、リード開始タイミングは微妙にずれるこ
とになる。即ちリード後のサイクル5のリード時のアク
セスタイムtpcA−Wと、サイクル6のリード時のア
クセスタイムtcpA−Rとに差が生じることになる。
このため半導体記憶装置のリード動作が不安定になるこ
とがある。
説明する。図8のサイクル4の終了後に、サイクル5に
て同一アドレスがリードされて書き込まれたデータを出
力する際には、そのリード開始タイミングは上述のよう
にWTにより作られる。一方、図8のサイクル6ではC
AL活性化により先に変化したコラムアドレスY1よ
り、CAT信号が発生し、それからATDが発生してリ
ード動作が行われる。このように、サイクル5において
WTが基準となり、サイクル6においてCALが基準と
なり、それぞれリード開始タイミングの基準となる信号
が異なるから、リード開始タイミングは微妙にずれるこ
とになる。即ちリード後のサイクル5のリード時のアク
セスタイムtpcA−Wと、サイクル6のリード時のア
クセスタイムtcpA−Rとに差が生じることになる。
このため半導体記憶装置のリード動作が不安定になるこ
とがある。
【0026】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る半導体記
憶装置は、高速アクセス制御を行う列動作制御回路を、
読み出し及び書き込みサイクルごとに上記制御信号を発
生する構成としたものである。
憶装置は、高速アクセス制御を行う列動作制御回路を、
読み出し及び書き込みサイクルごとに上記制御信号を発
生する構成としたものである。
【0027】請求項2に係る半導体記憶装置は、上記列
動作制御回路を、外部から入力される列アドレスストロ
ーブ信号に基づいて、列アドレスを取り込むためのアド
レス取り込み開始信号を発生するアドレス取り込み開始
信号発生回路と、上記アドレス取り込み開始信号に基づ
き読み出しトリガー信号を発生する読み出しトリガー発
生回路と、上記読み出しトリガー信号に基づき上記制御
信号を発生する列高速アクセス動作制御回路とから構成
したものである。
動作制御回路を、外部から入力される列アドレスストロ
ーブ信号に基づいて、列アドレスを取り込むためのアド
レス取り込み開始信号を発生するアドレス取り込み開始
信号発生回路と、上記アドレス取り込み開始信号に基づ
き読み出しトリガー信号を発生する読み出しトリガー発
生回路と、上記読み出しトリガー信号に基づき上記制御
信号を発生する列高速アクセス動作制御回路とから構成
したものである。
【0028】請求項3に係る半導体記憶装置は、上記ア
ドレス取り込み信号発生回路を、上記列アドレスストロ
ーブ信号を遅延させる遅延回路と、上記遅延回路の出力
と上記列アドレスストローブ信号との論理積をとる論理
積回路とから構成したものである。
ドレス取り込み信号発生回路を、上記列アドレスストロ
ーブ信号を遅延させる遅延回路と、上記遅延回路の出力
と上記列アドレスストローブ信号との論理積をとる論理
積回路とから構成したものである。
【0029】
【作用】請求項1の発明においては、上記列動作制御回
路が、読み出し及び書き込みサイクルごとに上記制御信
号を発生する。
路が、読み出し及び書き込みサイクルごとに上記制御信
号を発生する。
【0030】請求項2の発明においては、上記列動作制
御回路のアドレス取り込み開始信号発生回路が外部から
入力される列アドレスストローブ信号に基づいて、列ア
ドレスを取り込むためのアドレス取り込み開始信号を発
生し、読み出しトリガー発生回路が上記アドレス取り込
み開始信号に基づき読み出しトリガー信号を発生し、列
高速アクセス制御回路が上記読み出しトリガー信号に基
づき上記制御信号を発生する。
御回路のアドレス取り込み開始信号発生回路が外部から
入力される列アドレスストローブ信号に基づいて、列ア
ドレスを取り込むためのアドレス取り込み開始信号を発
生し、読み出しトリガー発生回路が上記アドレス取り込
み開始信号に基づき読み出しトリガー信号を発生し、列
高速アクセス制御回路が上記読み出しトリガー信号に基
づき上記制御信号を発生する。
【0031】請求項3の発明においては、上記アドレス
取り込み信号発生回路の遅延回路が上記列アドレススト
ローブ信号を遅延させ、論理積回路が上記遅延回路の出
力と上記列アドレスストローブ信号との論理積をとり、
アドレス取り込み開始信号を発生する。
取り込み信号発生回路の遅延回路が上記列アドレススト
ローブ信号を遅延させ、論理積回路が上記遅延回路の出
力と上記列アドレスストローブ信号との論理積をとり、
アドレス取り込み開始信号を発生する。
【0032】
実施例1.図1は、この発明の一実施例のファーストペ
ージモード機能を備える半導体記憶装置(DRAM)の
一部を構成するコラム系動作制御回路1aを示す機能ブ
ロック図である。なお、この種の半導体記憶装置は、デ
ータを記憶するメモリアレイと、上記メモリアレイの行
アドレスを指定する行デコーダと、上記メモリアレイの
列アドレスを指定する列デコーダと、上記行デコーダに
より指定された行についての複数の列のデータに対して
読み出し及び書き込み動作を行うセンスアンプを備える
が、それらの表示は省略されている。図1のコラム系動
作制御回路1aは、図示しない列デコーダ及び図示しな
いセンスアンプを制御するためのものである。
ージモード機能を備える半導体記憶装置(DRAM)の
一部を構成するコラム系動作制御回路1aを示す機能ブ
ロック図である。なお、この種の半導体記憶装置は、デ
ータを記憶するメモリアレイと、上記メモリアレイの行
アドレスを指定する行デコーダと、上記メモリアレイの
列アドレスを指定する列デコーダと、上記行デコーダに
より指定された行についての複数の列のデータに対して
読み出し及び書き込み動作を行うセンスアンプを備える
が、それらの表示は省略されている。図1のコラム系動
作制御回路1aは、図示しない列デコーダ及び図示しな
いセンスアンプを制御するためのものである。
【0033】同図において、/CASは列アドレスを読
み込むための列アドレスストローブ,/WEはデータを
書き込むための書き込み制御信号,A0〜AN は読み出
し及び書き込みアドレスを指定するアドレス信号であ
り、それぞれDRAMの外部から与えられる。
み込むための列アドレスストローブ,/WEはデータを
書き込むための書き込み制御信号,A0〜AN は読み出
し及び書き込みアドレスを指定するアドレス信号であ
り、それぞれDRAMの外部から与えられる。
【0034】2は/CASに基づきコラムアドレスをラ
ッチするためのコラムアドレスラッチ信号CALを発生
する制御信号発生回路、3は/WEに基づき書き込み制
御信号Wを発生するライトバッファ、4−1〜4−(N
+1)はアドレス信号A0〜ANについてそれぞれバッフ
ァ処理し、CALの活性期間のみ内部アドレス信号CA
0〜CANとして出力するコラムアドレスバッファ、5は
制御信号発生回路2が出力するCALに基づき1ショッ
トパルス信号であるアドレス取り込み開始近似信号CA
STを発生するCAST回路、6−1〜6−(N+1)
は内部アドレス信号CA0〜CANをそれぞれ受け、内部
アドレス信号がH→L又はL→Hに変化した時、即ちア
ドレスが変化した時に1ショットパルスのアドレス変化
信号CAT0〜CATNを発生するCAT回路、7はCA
ST,アドレス変化信号CAT0〜CATNに基づきリー
ド動作開始のトリガーとなる1ショットパルスのリード
サイクルトリガー信号ATDを発生し、これに基づきコ
ラムデコーダイネーブル信号CDE、プリアンプイネー
ブル信号PAE、データアウトプット信号DOTを生成
するATD回路・コラム系制御回路である。これらCD
E,PAE,DOTはそれぞれコラムデコーダ8、プリ
アンプ9及びOEM発生回路10に供給される。
ッチするためのコラムアドレスラッチ信号CALを発生
する制御信号発生回路、3は/WEに基づき書き込み制
御信号Wを発生するライトバッファ、4−1〜4−(N
+1)はアドレス信号A0〜ANについてそれぞれバッフ
ァ処理し、CALの活性期間のみ内部アドレス信号CA
0〜CANとして出力するコラムアドレスバッファ、5は
制御信号発生回路2が出力するCALに基づき1ショッ
トパルス信号であるアドレス取り込み開始近似信号CA
STを発生するCAST回路、6−1〜6−(N+1)
は内部アドレス信号CA0〜CANをそれぞれ受け、内部
アドレス信号がH→L又はL→Hに変化した時、即ちア
ドレスが変化した時に1ショットパルスのアドレス変化
信号CAT0〜CATNを発生するCAT回路、7はCA
ST,アドレス変化信号CAT0〜CATNに基づきリー
ド動作開始のトリガーとなる1ショットパルスのリード
サイクルトリガー信号ATDを発生し、これに基づきコ
ラムデコーダイネーブル信号CDE、プリアンプイネー
ブル信号PAE、データアウトプット信号DOTを生成
するATD回路・コラム系制御回路である。これらCD
E,PAE,DOTはそれぞれコラムデコーダ8、プリ
アンプ9及びOEM発生回路10に供給される。
【0035】また、図2にCAST回路5の内部構成を
示す。同図において、51−1〜51−3は入力される
コラムアドレスラッチ信号CALを遅延させるインバー
タ、52はCAL及びインバータ51−3の出力を入力
とするNORゲートである。
示す。同図において、51−1〜51−3は入力される
コラムアドレスラッチ信号CALを遅延させるインバー
タ、52はCAL及びインバータ51−3の出力を入力
とするNORゲートである。
【0036】また、図3はATD回路・コラム系制御回
路7の一部であって、ATDを発生するATDパルス発
生回路の回路図である。同図において、φ1はATDの
発生を制御する信号であり、LレベルでATDが発生す
る。φ2 は/RASがHレベルとなりDRAMの動作が
終了した時にATDをリセットするための信号であり、
/RASがLレベルの期間はLレベルである。コラム系
回路動作がスタートし、φ1,φ2がともにLレベルとな
るとATDはLレベルとなる。
路7の一部であって、ATDを発生するATDパルス発
生回路の回路図である。同図において、φ1はATDの
発生を制御する信号であり、LレベルでATDが発生す
る。φ2 は/RASがHレベルとなりDRAMの動作が
終了した時にATDをリセットするための信号であり、
/RASがLレベルの期間はLレベルである。コラム系
回路動作がスタートし、φ1,φ2がともにLレベルとな
るとATDはLレベルとなる。
【0037】11−1,11−2はインバータ、13−
1〜13−4及び14−1,14−2はφ1、φ2に基づ
きインバータ11−1に信号を与えてATDを発生させ
るためのPchトランジスタ及びNchトランジスタ、
15−1〜15−(N+2)はCAT0〜CATN、CA
STをそれぞれ受けてインバータ11ー1の入力を接地
するNchトランジスタである。ファーストページモー
ド動作において、ロウアドレスが決定し、ワード線が立
ち上がってコラム系の回路動作が開始されると、φ1、
φ2がLレベルとなるのでATD発生が可能になる。
1〜13−4及び14−1,14−2はφ1、φ2に基づ
きインバータ11−1に信号を与えてATDを発生させ
るためのPchトランジスタ及びNchトランジスタ、
15−1〜15−(N+2)はCAT0〜CATN、CA
STをそれぞれ受けてインバータ11ー1の入力を接地
するNchトランジスタである。ファーストページモー
ド動作において、ロウアドレスが決定し、ワード線が立
ち上がってコラム系の回路動作が開始されると、φ1、
φ2がLレベルとなるのでATD発生が可能になる。
【0038】次に動作について、図4のタイミングチャ
ートを用いて説明する。この図は、この実施例1のDR
AMのファーストページモード時におけるリード動作及
びライト動作のタイミングを示す。従来の場合とは、/
CASの立ち上がりを検出してアドレス取り込み開始近
似信号CASTを発生するCAST回路5を備える点で
異なり、このCASTを受けてATD回路はサイクルご
とにATD信号を発生する。
ートを用いて説明する。この図は、この実施例1のDR
AMのファーストページモード時におけるリード動作及
びライト動作のタイミングを示す。従来の場合とは、/
CASの立ち上がりを検出してアドレス取り込み開始近
似信号CASTを発生するCAST回路5を備える点で
異なり、このCASTを受けてATD回路はサイクルご
とにATD信号を発生する。
【0039】同図のサイクル1〜3、5でリード動作が
行われ、サイクル4でライト動作が行われる。なお、同
図の例では同じコラムアドレスのデータを繰り返し読み
出している。
行われ、サイクル4でライト動作が行われる。なお、同
図の例では同じコラムアドレスのデータを繰り返し読み
出している。
【0040】/RASが立ち下がることにより動作が開
始される。まず、/RAS立ち下がりにおいてアドレス
信号A0〜ANからロウアドレスXがラッチされることに
より所定のワード線が選択される。これによりDRAM
の動作が開始される。すなわち、ワード線が立ち上が
り、選択された行アドレスの複数のメモリセルからセン
スアンプによりデータが読み出される。複数のビット線
にデータが得られると、次にコラム系の動作が開始され
る。
始される。まず、/RAS立ち下がりにおいてアドレス
信号A0〜ANからロウアドレスXがラッチされることに
より所定のワード線が選択される。これによりDRAM
の動作が開始される。すなわち、ワード線が立ち上が
り、選択された行アドレスの複数のメモリセルからセン
スアンプによりデータが読み出される。複数のビット線
にデータが得られると、次にコラム系の動作が開始され
る。
【0041】まず、リードサイクルであるサイクル1に
おける動作について説明する。/RASが立ち下がると
φ1、φ2も立ち下がり、続いてφ3も立ち下がる。する
と、図3のPchトランジスタ13−1、13−2、1
3−4がオンし、インバータ11−1の入力がHレベル
になるからATDはLレベルになる。これによりCD
E,PAE,DOTがそれぞれアクティブになる。ま
た、ファーストページモードにおいては、/CASを遅
延させて作成され、アドレス信号A0〜ANがロウアドレ
スXからコラムアドレスY0に変化することによりCA
LがLレベルになるので、コラムアドレスバッファ4−
1〜4−(N+1)もアクティブとなり、CAT回路6
−1〜6−(N+1)にアドレス信号A0〜ANが内部ア
ドレス信号CAT0〜CATNとして入力される。
おける動作について説明する。/RASが立ち下がると
φ1、φ2も立ち下がり、続いてφ3も立ち下がる。する
と、図3のPchトランジスタ13−1、13−2、1
3−4がオンし、インバータ11−1の入力がHレベル
になるからATDはLレベルになる。これによりCD
E,PAE,DOTがそれぞれアクティブになる。ま
た、ファーストページモードにおいては、/CASを遅
延させて作成され、アドレス信号A0〜ANがロウアドレ
スXからコラムアドレスY0に変化することによりCA
LがLレベルになるので、コラムアドレスバッファ4−
1〜4−(N+1)もアクティブとなり、CAT回路6
−1〜6−(N+1)にアドレス信号A0〜ANが内部ア
ドレス信号CAT0〜CATNとして入力される。
【0042】図4において、サイクル1ではロウアドレ
ス確定後にアドレスA0〜ANが変化してCAT0〜CA
TNのいずれかがHレベルになる。これによりATDが
Hレベルとなり、コラムアドレスに対応するデータDを
リードする。
ス確定後にアドレスA0〜ANが変化してCAT0〜CA
TNのいずれかがHレベルになる。これによりATDが
Hレベルとなり、コラムアドレスに対応するデータDを
リードする。
【0043】このことをさらに説明すると、コラムアド
レス信号にHレベル→LレベルあるいはLレベル→Hレ
ベルの変化が生じると、この変化をCAT回路6−1〜
6−(N+1)のいずれかが検知し、1ショットパルス
を発生する。このパルス(CAT0〜CATN)によりリ
ードサイクルのトリガーとなるATD信号が作られる。
すなわち、図4に示す回路において、CAT0〜CATN
のいずれかがLレベルになると、それに対応してNch
トランジスタ15−1〜15−(N+1)のいずれかが
オンになり、インバータ11−1の入力がLレベルにな
る。したがって、ATDはHレベルになる。
レス信号にHレベル→LレベルあるいはLレベル→Hレ
ベルの変化が生じると、この変化をCAT回路6−1〜
6−(N+1)のいずれかが検知し、1ショットパルス
を発生する。このパルス(CAT0〜CATN)によりリ
ードサイクルのトリガーとなるATD信号が作られる。
すなわち、図4に示す回路において、CAT0〜CATN
のいずれかがLレベルになると、それに対応してNch
トランジスタ15−1〜15−(N+1)のいずれかが
オンになり、インバータ11−1の入力がLレベルにな
る。したがって、ATDはHレベルになる。
【0044】このように、CALが立ち下がることによ
り1ショットパルス(CAT0〜CATN)が発生し、A
TDは一旦Hレベルになり、コラムデコーダ・プリアン
プ・OEM制御回路の活性化を行う信号CDE,PA
E,DOTがアクティブとなるから、コラムアドレスY
0に基づき所定のリード動作が行われてデータDが出力
される。
り1ショットパルス(CAT0〜CATN)が発生し、A
TDは一旦Hレベルになり、コラムデコーダ・プリアン
プ・OEM制御回路の活性化を行う信号CDE,PA
E,DOTがアクティブとなるから、コラムアドレスY
0に基づき所定のリード動作が行われてデータDが出力
される。
【0045】サイクル2においては、/CASがHレベ
ルとなることによりCALがLレベルになり、コラムア
ドレスがCAT回路6−1〜6−(N+1)に入力され
る。一方、CAST回路5は/CASの立ち上がり(C
ALの立ち下がり)をとらえて1ショットパルスである
CASTを発生する。すなわち、図2においてCALが
H→Lから変化するときのみ、NORゲート52はCA
LとCALをインバータ51−1〜51−3により遅延
させた信号との論理和をとることにより、インバータ5
1ー1〜51ー3の遅延時間に相当するパルス幅を有す
るL→H→Lの1ショットパルスを発生する。このCA
STを受けて、ATD回路はATD信号を発生する。こ
のように、この実施例1においては、コラムアドレスが
前サイクルの場合と同じY0 であり、アドレス変化が検
知されないときでも、CAST回路5によりATDが発
生する。そして、ATDが一旦Hレベルになることによ
り、コラムデコーダ・プリアンプ・OEM制御回路の活
性化を行う信号CDE,PAE,DOTがアクティブと
なるから、サイクル1の場合と同様に、コラムアドレス
Y0に基づき所定のリード動作が行われてデータDが出
力される。なお、サイクル3の動作も同様である。
ルとなることによりCALがLレベルになり、コラムア
ドレスがCAT回路6−1〜6−(N+1)に入力され
る。一方、CAST回路5は/CASの立ち上がり(C
ALの立ち下がり)をとらえて1ショットパルスである
CASTを発生する。すなわち、図2においてCALが
H→Lから変化するときのみ、NORゲート52はCA
LとCALをインバータ51−1〜51−3により遅延
させた信号との論理和をとることにより、インバータ5
1ー1〜51ー3の遅延時間に相当するパルス幅を有す
るL→H→Lの1ショットパルスを発生する。このCA
STを受けて、ATD回路はATD信号を発生する。こ
のように、この実施例1においては、コラムアドレスが
前サイクルの場合と同じY0 であり、アドレス変化が検
知されないときでも、CAST回路5によりATDが発
生する。そして、ATDが一旦Hレベルになることによ
り、コラムデコーダ・プリアンプ・OEM制御回路の活
性化を行う信号CDE,PAE,DOTがアクティブと
なるから、サイクル1の場合と同様に、コラムアドレス
Y0に基づき所定のリード動作が行われてデータDが出
力される。なお、サイクル3の動作も同様である。
【0046】次に、ライトサイクルであるサイクル4及
びライトサイクル直後のリードサイクルであるサイクル
5における動作について説明する。図4のサイクル4で
はコラムアドレスY0に対してライト動作が行われる。
すなわち、/WE書き込み制御信号がLレベルになる
と、ライトバッファ3が出力する書き込み制御信号Wが
Hレベルになり、そしてこの立ち上がりにおいて、AT
D回路・コラム系制御回路7の図示しないコラム系制御
回路は所定のCDE,PAEを生成する。このように、
ライトサイクルにおいてはATDによらずCDE,PA
Eが発生する。
びライトサイクル直後のリードサイクルであるサイクル
5における動作について説明する。図4のサイクル4で
はコラムアドレスY0に対してライト動作が行われる。
すなわち、/WE書き込み制御信号がLレベルになる
と、ライトバッファ3が出力する書き込み制御信号Wが
Hレベルになり、そしてこの立ち上がりにおいて、AT
D回路・コラム系制御回路7の図示しないコラム系制御
回路は所定のCDE,PAEを生成する。このように、
ライトサイクルにおいてはATDによらずCDE,PA
Eが発生する。
【0047】このライトサイクル4の終了後のサイクル
5において、サイクル2あるいは3の場合と同様に、図
3のATDパルス発生回路は、CASTに基づいてAT
Dを発生させて書き込んだデータをすぐにリードするよ
うにしている。
5において、サイクル2あるいは3の場合と同様に、図
3のATDパルス発生回路は、CASTに基づいてAT
Dを発生させて書き込んだデータをすぐにリードするよ
うにしている。
【0048】以上のように、この実施例1では、ファー
ストページモード時に/CASのディレイで作られるコ
ラムアドレスラッチ信号CALの立ち下がりより1ショ
ットパルスCASTを発生させて、その信号からリード
動作のトリガーとなるATD信号を発生させる様にした
ので、サイクル2のアドレス変化の有無にかかわらず、
CDE,PAE,DOT信号を発生させてコラムデコー
ダ,プリアンプ,OEM回路を活性化させ、前サイクル
と同一アドレスを正確に読み出すので、アドレス信号に
ノイズが重畳した場合でも不正なデータの出力を防止で
きる。すなわち、図4のA部のように、コラムアドレス
ラッチ信号CALとコラムアドレスの変化が重なり、コ
ラムアドレス変化検知信号CATN に適正なレベルをも
たないノイズ状の信号が発生しても、ATD信号は適正
なレベルのCASTから発生するので、従来例の場合の
ように、不安定なATDが発生することはない。
ストページモード時に/CASのディレイで作られるコ
ラムアドレスラッチ信号CALの立ち下がりより1ショ
ットパルスCASTを発生させて、その信号からリード
動作のトリガーとなるATD信号を発生させる様にした
ので、サイクル2のアドレス変化の有無にかかわらず、
CDE,PAE,DOT信号を発生させてコラムデコー
ダ,プリアンプ,OEM回路を活性化させ、前サイクル
と同一アドレスを正確に読み出すので、アドレス信号に
ノイズが重畳した場合でも不正なデータの出力を防止で
きる。すなわち、図4のA部のように、コラムアドレス
ラッチ信号CALとコラムアドレスの変化が重なり、コ
ラムアドレス変化検知信号CATN に適正なレベルをも
たないノイズ状の信号が発生しても、ATD信号は適正
なレベルのCASTから発生するので、従来例の場合の
ように、不安定なATDが発生することはない。
【0049】また、ライトサイクルの直後のリードサイ
クルにおいて、他のリードサイクルの場合と同様にCA
STに基づいてリード動作のためのタイミングを発生す
るので、前サイクルがリードサイクルであるかライトサ
イクルであるかにかかわらずページモードにおける/C
AS立ち上がりからデータ出力までのアクセスタイムt
cpAを同じにできる。
クルにおいて、他のリードサイクルの場合と同様にCA
STに基づいてリード動作のためのタイミングを発生す
るので、前サイクルがリードサイクルであるかライトサ
イクルであるかにかかわらずページモードにおける/C
AS立ち上がりからデータ出力までのアクセスタイムt
cpAを同じにできる。
【0050】以上のように、この実施例1ではライト後
リード開始のトリガーとなるWT信号の代わりにCAL
の立ち下がりを基準として発生される1ショットパルス
であるCASTを入力したので、ATD信号はリード後
もライト後も同一タイミングで発生し、アクセスタイム
の安定化が図れる。さらに、/CASの立ち上がりで必
ずリードを行うので、アドレスノイズによる不具合及び
ラッチデータ化けによる不具合を防止する事ができる。
リード開始のトリガーとなるWT信号の代わりにCAL
の立ち下がりを基準として発生される1ショットパルス
であるCASTを入力したので、ATD信号はリード後
もライト後も同一タイミングで発生し、アクセスタイム
の安定化が図れる。さらに、/CASの立ち上がりで必
ずリードを行うので、アドレスノイズによる不具合及び
ラッチデータ化けによる不具合を防止する事ができる。
【0051】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、半導体記憶装置の高速アクセス制御を行う列動作制
御回路を、読み出し及び書き込みサイクルごとに制御信
号を発生する構成としたので、アドレスのノイズによる
影響を低減し、リード後のサイクルであるかライト後の
サイクルであるかによらず、同じタイミングでリード動
作を行うことができて、リード後のサイクル及びライト
後のサイクルのいずれにおいてもデータの読み出し時間
が同じになり動作が安定する。
ば、半導体記憶装置の高速アクセス制御を行う列動作制
御回路を、読み出し及び書き込みサイクルごとに制御信
号を発生する構成としたので、アドレスのノイズによる
影響を低減し、リード後のサイクルであるかライト後の
サイクルであるかによらず、同じタイミングでリード動
作を行うことができて、リード後のサイクル及びライト
後のサイクルのいずれにおいてもデータの読み出し時間
が同じになり動作が安定する。
【0052】また、請求項2の発明によれば、上記列動
作制御回路を、外部から入力される列アドレスストロー
ブ信号に基づいて、列アドレスを取り込むためのアドレ
ス取り込み開始信号を発生するアドレス取り込み開始信
号発生回路と、上記アドレス取り込み開始信号に基づき
読み出しトリガー信号を発生する読み出しトリガー発生
回路と、上記読み出しトリガー信号に基づき上記制御信
号を発生する列高速アクセス動作制御回路とから構成し
たので、アドレスにノイズが重畳したときでも誤動作せ
ず、信頼性が向上する。
作制御回路を、外部から入力される列アドレスストロー
ブ信号に基づいて、列アドレスを取り込むためのアドレ
ス取り込み開始信号を発生するアドレス取り込み開始信
号発生回路と、上記アドレス取り込み開始信号に基づき
読み出しトリガー信号を発生する読み出しトリガー発生
回路と、上記読み出しトリガー信号に基づき上記制御信
号を発生する列高速アクセス動作制御回路とから構成し
たので、アドレスにノイズが重畳したときでも誤動作せ
ず、信頼性が向上する。
【0053】また、請求項3の発明によれば、上記アド
レス取り込み信号発生回路を、上記列アドレスストロー
ブ信号を遅延させる遅延回路と、上記遅延回路の出力と
上記列アドレスストローブ信号との論理積をとる論理積
回路とから構成したので、簡単な構成で上記アドレス取
り込み信号発生回路を構成できる。
レス取り込み信号発生回路を、上記列アドレスストロー
ブ信号を遅延させる遅延回路と、上記遅延回路の出力と
上記列アドレスストローブ信号との論理積をとる論理積
回路とから構成したので、簡単な構成で上記アドレス取
り込み信号発生回路を構成できる。
【図1】 この発明の一実施例による半導体記憶装置の
コラム系動作制御回路の機能ブロック図である。
コラム系動作制御回路の機能ブロック図である。
【図2】 この発明の一実施例によるCAST回路(ア
ドレス取り込み開始近似信号発生回路)である。
ドレス取り込み開始近似信号発生回路)である。
【図3】 この発明の一実施例によるATD回路(リー
ドサイクルトリガー信号発生回路)である。
ドサイクルトリガー信号発生回路)である。
【図4】 この発明の一実施例による半導体記憶装置の
ファーストページモード動作時の内部制御信号のタイミ
ングチャートである。
ファーストページモード動作時の内部制御信号のタイミ
ングチャートである。
【図5】 従来の半導体記憶装置のコラム系動作制御回
路の機能ブロック図である。
路の機能ブロック図である。
【図6】 コラムアドレスバッファ回路の内部構成を示
す図である。
す図である。
【図7】 従来の半導体記憶装置のATD回路である。
【図8】 従来の半導体記憶装置のファーストページモ
ード動作時の内部制御信号のタイミングチャートであ
る。
ード動作時の内部制御信号のタイミングチャートであ
る。
1 コラム系動作制御回路、2 制御信号、3 ライト
バッファ、4 コラムアドレスバッファ、5 アドレス
取り込み開始近似信号発生回路(CAST回路)、6
アドレス変化信号発生回路(CAT回路)、7 リード
サイクルトリガー信号発生回路(ATD回路)・コラム
系制御回路、8 コラムデコーダ、9プリアンプ、10
出力イネーブル信号(OEM)発生回路。
バッファ、4 コラムアドレスバッファ、5 アドレス
取り込み開始近似信号発生回路(CAST回路)、6
アドレス変化信号発生回路(CAT回路)、7 リード
サイクルトリガー信号発生回路(ATD回路)・コラム
系制御回路、8 コラムデコーダ、9プリアンプ、10
出力イネーブル信号(OEM)発生回路。
Claims (3)
- 【請求項1】 データを記憶するメモリアレイと、上記
メモリアレイの行アドレスを指定する行デコーダと、上
記メモリアレイの列アドレスを指定する列デコーダと、
上記行デコーダにより指定された行についての複数の列
のデータに対して読み出し及び書き込み動作を行うセン
スアンプと、同一の行に対してデータの読み出し及び書
き込み動作を行うときに高速にアクセス制御を行う制御
信号を発生し、上記列デコーダ及び上記センスアンプを
制御する列動作制御回路とを備える半導体記憶装置にお
いて、 上記列動作制御回路を、読み出し及び書き込みサイクル
ごとに上記制御信号を発生する構成としたことを特徴と
する半導体記憶装置。 - 【請求項2】 上記列動作制御回路を、外部から入力さ
れる列アドレスストローブ信号に基づいて、列アドレス
を取り込むためのアドレス取り込み開始信号を発生する
アドレス取り込み開始信号発生回路と、上記アドレス取
り込み開始信号に基づき読み出しトリガー信号を発生す
る読み出しトリガー発生回路と、上記読み出しトリガー
信号に基づき上記制御信号を発生する列高速アクセス動
作制御回路とから構成したことを特徴とする請求項1記
載の半導体記憶装置。 - 【請求項3】 上記アドレス取り込み信号発生回路を、
上記列アドレスストローブ信号を遅延させる遅延回路
と、上記遅延回路の出力と上記列アドレスストローブ信
号との論理積をとる論理積回路とから構成したことを特
徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6148001A JPH0817185A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6148001A JPH0817185A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 半導体記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0817185A true JPH0817185A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15442898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6148001A Pending JPH0817185A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0817185A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7453197B2 (en) * | 2004-12-28 | 2008-11-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Image display apparatus with warped shape |
CN110197685A (zh) * | 2018-02-26 | 2019-09-03 | 爱思开海力士有限公司 | 地址和命令发生电路以及半导体系统 |
-
1994
- 1994-06-29 JP JP6148001A patent/JPH0817185A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7453197B2 (en) * | 2004-12-28 | 2008-11-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Image display apparatus with warped shape |
CN110197685A (zh) * | 2018-02-26 | 2019-09-03 | 爱思开海力士有限公司 | 地址和命令发生电路以及半导体系统 |
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