JPH08170782A - 自動車エンジン用のオイル抜き栓及びオイル抜取り装置 - Google Patents

自動車エンジン用のオイル抜き栓及びオイル抜取り装置

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JPH08170782A
JPH08170782A JP31357394A JP31357394A JPH08170782A JP H08170782 A JPH08170782 A JP H08170782A JP 31357394 A JP31357394 A JP 31357394A JP 31357394 A JP31357394 A JP 31357394A JP H08170782 A JPH08170782 A JP H08170782A
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JP
Japan
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oil
valve
drain plug
oil drain
opening
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Application number
JP31357394A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Katayama
俊宏 片山
Dorufu Akadeii
ドルフ アカディー
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NANYOU SEKIYU KK
Original Assignee
NANYOU SEKIYU KK
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M11/00Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
    • F01M11/04Filling or draining lubricant of or from machines or engines
    • F01M11/0408Sump drainage devices, e.g. valves, plugs
    • F01M2011/0416Plugs
    • F01M2011/0425Plugs with a device facilitating the change of oil

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車エンジンのオイル抜取りを、オイル抜
き穴から栓を外し再装着することなしに可能とする装置
を提供する。 【構成】 角形頭部とネジ付軸部をもるボルト型構造を
なし、オイルパンの底部に貫挿させた軸部側面の内開口
から頭部端面の外開口に渡って連通する内部通路の内部
に、遮断弁を配置し、この遮断弁の弁体は、常時はバネ
力で通路を弁を液密遮断するが、外部からの弁体押圧で
弁を開路するように設け、更に上記軸部の側面に設けた
内開口の下縁がオイルパンの底内面レベルと略一致する
ように設けたオイル抜き栓と、この外開口に組付けられ
た状態で遮断弁を開く押圧杆を有する遮断弁開路具とを
備え、上記オイル抜き栓は、オイルパンのオイル抜き穴
よりも若干大径のタッピングネジとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車機関のオイル抜取
り装置に関し、詳しくは油だめ(通常「オイルパン」と
いう)から潤滑油(通常「オイル」という)を抜取る際
に、油抜取り用ボルトの取り外し、再装着を必要としな
いオイル抜き栓、及びこれを用いたオイル抜取り装置に
関する。
【0002】
【従来技術】自動車機関(エンジン)は、図9に示すよ
うに、オイル100を油ポンプ101によって循環給油
するのが普通であり、この循環給油は通常、クランク室
下部のオイルパン102からポンプ101によって圧送
し、調整弁103で調圧してからフィルタ104で清浄
し、機関各部を潤滑した後再びオイルパン102に戻る
ように設けられている。上記のオイルパン102は常に
油を満たしている構造のものが多いが、特殊なものでは
外部に油だめを設けた方式のものもある。
【0003】上記のフィルタ104は、オイルに混入す
る金属粉,カーボン,スラッジ等の異物を除去するため
のものであり、ろ過方式や濾材については様々なものが
用いられている。しかし、このようなフィルタによって
オイルを清浄にしてもオイルは次第に汚れるため、エン
ジン等の潤滑性を維持するためにフィルタやオイルを所
定期間毎(例えば5000km走行毎)に交換するのが
普通である。
【0004】これらの交換作業は、フィルタについては
例えばカートリッジ・タイプのエレメントが普及して交
換作業が容易になってきているが、オイル交換について
は作業の簡易化は実現されていない。
【0005】従来一般に行なわれているオイル交換作業
は、サービス工場等においては自動車をリフトで持ち上
げ、エンジン下部に設けられているオイルパン102の
底部に設けられているオイル抜き穴105の閉塞栓(図
示せず)を取り外してオイルを自然落下させるようにし
て行なわれている。しかし、一般個人などがリフトなし
に行なうような場合には、自動車下部の狭い空間に潜り
込んでオイルパン底部の閉塞ネジを取り外すという極め
て面倒な作業を行なわねばならない。
【0006】このような面倒で時間のかかるオイル交換
作業を簡易化するために、例えば、エンジンのオイル量
や汚れを調べるために設けられているオイルゲージの装
着孔に細長い吸引用チューブを差し込んでオイルを真空
吸引するという提案もされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のオイル
パン底部の閉塞ネジを取り外す作業方式は、作業が面倒
という問題の他に、リフトで自動車を持ち上げて作業す
る場合であっても、落下する油で周囲を汚すという問題
や、作業者が油まみれになるために嫌われる作業になっ
ているという問題がある。
【0008】また、従来運転停止直後の車のオイル交換
を行なうような場合には、高温油(通常70℃以上)の
飛散による作業者の火傷を招く虞があるため、オイルが
冷えるまで待つ必要があり、時間がかかっていた。
【0009】他方、上記のオイルゲージの装着孔を利用
してオイルを真空吸引する方式は、上記のような作業者
や周囲が油で汚れるなどの問題はないが、実際にはオイ
ルパンのオイルを完全に除去することが困難であり、し
かも汚れの原因である金属粉などが沈殿しているオイル
パン底部のオイルが除去できないという致命的な不具合
があって、殆ど実用化されていない。
【0010】このような従来技術の現状の下で、本発明
者は、自動車エンジンのオイルパンから容易にかつ迅速
にオイル抜きを行なうことができ、しかもオイルパン底
部に溜っている金属粉等も確実に外部に排出することが
できるエンジンのオイル抜取り装置についての鋭意研究
を進め、本発明を開発するに至ったものである。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の特徴の
一つは、ねじ込み用の角形頭部とネジ付軸部をもったボ
ルト型構造をなし、自動車エンジンの潤滑油を溜めるオ
イルパンの底部に設けられたオイル抜き穴にこれを塞ぐ
ために上記軸部が外部から螺入固定されるオイル抜き栓
であって、オイルパン内に貫挿した軸部の側面に設けた
内開口から頭部端面に設けた外開口に渡りこれらの開口
間を連通するように設けた潤滑油排出用の内部通路と、
この通路内に配置した遮断弁とを備え、この遮断弁は、
常時はバネ付勢力により弁体を弁座に強制着座させて上
記通路を液密遮断するが、上記外開口を通した外部から
の押圧操作で上記付勢バネ力に抗して弁体を弁座から離
座させて弁を開路できるように設け、更に上記軸部の側
面に設けた内開口をその下縁位置がオイルパンの底内面
レベルと略一致するように設けた自動車エンジン用のオ
イル抜き栓を提供するところにある。
【0012】本発明においてかかる構成を採用した理由
は次のことによる。すなわち、自動車エンジンでは上述
のように通常そのクランク室の下部に配置したオイルパ
ンの底部にオイル抜き穴が設けられていて、このオイル
抜き穴を閉塞栓をねじ込んで閉鎖し、オイル交換作業時
においてはこれを外し、オイル交換終了後に再び閉塞栓
をねじ込んで閉鎖することが行なわれているが、交換作
業時の一時的な閉鎖解除が可能であれば閉塞栓の取り外
しは不要となる。そこで、オイルパンに常閉型の弁機構
を設けて、必要時にオイルの排出を一時的に解除するこ
とが考えられ、この際に、従来一般の自動車エンジンの
オイルパンにはオイル抜き穴が設けられているのでこれ
を利用して上記弁機構を組み付けられれば都合が良いこ
とを前提として、エンジンのクランク室は自動車の下部
に設けられているので走行中などにおいて障害物等に衝
突して破損する虞れの構造は採用し難いこと、オイル交
換に際してはオイルパン底部に溜っている金属粉等を含
めて可及的に全てのオイルを外部に排出するのに適した
構造にすること、更に、通常時にオイルが漏れることは
エンジンの焼き付きという極めて重大な事態を招致する
ことになるのでこれを確実に防止できる構造を有してい
ること、等々の理由を考慮して上記構成のオイル抜き栓
の構造を採用したのである。
【0013】上記構成において、オイル抜き栓がねじ込
み用の角形頭部とネジ付軸部をもったボルト型構造に設
けられているのは、既存の自動車エンジンのオイルパン
のオイル抜き穴にねじ込みする通常の閉塞栓と同様のね
じ込み作業で組付けできるようにするためであり、角形
頭部はその具体的な形状を限定されるものではないが一
般的には6角形ボルト頭と同様の形状とできる。またネ
ジ付軸部は、軸部の全長に渡ってネジを設けたものであ
ってもよいが、遮断弁を組み込んだ構造のために軸部が
オイルパン内に一定長入る込むように貫通挿入される必
要があるので、根元部のオイルパンのネジ部に螺合する
長さだけネジを設けたものであってもよい。このネジ付
軸部は、オイルパンのネジ部への螺合することによって
螺合部からのオイル漏れを確実に防止できるように設け
られることは言うまでもなく、必要に応じて軸の根元部
にオイルパンのオイル抜き穴外縁部と係合するシールリ
ング等を組み付けてもよい。
【0014】上記のボルト型構造をなすオイル抜き栓の
ネジ付軸部に設けられる内開口は、軸部の側面に設けら
れると共に、その内開口の下縁を、オイルパンの底部に
溜ったオイルを確実に排出するために該栓をオイルパン
のネジ部に螺合固定した状態で該オイルパンの底内面位
置と略一致するかそれ以下の位置となるように設ける必
要がある。内開口の下縁がオイルパンの底面よりも高い
位置にあると、オイルがオイルパンの底面に残って、金
属粉等の比重の大きい固体の排出が十分できない。
【0015】ネジ付軸部の側面に設けた内開口から角形
頭部の端面に設けた外開口を連通する内部通路は、一般
的には、外開口に開放した一端開放型の盲孔型の軸方向
通路として形成され、途中に弁座を設けて、外開口側の
室と、内開口側の弁室に区画される。弁室には、構造が
限定されるものではないが、例えば弁体としてのボー
ル、このボールを弁座に推すバネとが収容され、通常は
バネの付勢力によりボールが弁座に着座して外開口側の
室と内開口側の弁室を液密遮断する遮断弁が構成され
る。この状態の遮断弁においては、付勢バネ力により弁
座に着座される弁体を弁座から離座させる力を作用する
機構が存在しないので液密封止が損なわれることは基本
的にはないが、自動車には様々な振動が作用することを
考慮してこれらの振動によって液密封止状態が破れるこ
とのない程度の十分大きなバネ力を有するバネを用いる
ことが必要である。
【0016】このように構成することで、オイル抜き栓
は、外部から棒状体等を外開口,外開口側室を通して差
込むという容易な作業で弁体を押圧することができ、遮
断弁の液密封止を解除してオイルパン内のオイルとこれ
に含まれる金属粉等を外部に容易にかつ確実に排出させ
ることができる。
【0017】なお、オイル抜き栓の取り外しや再装着の
作業に際しては、ネジ部を破損する(いわゆるネジ山を
壊す)ことがしばしば見られ、従来このような場合に
は、オイルパンを交換することが必要になっていた。
【0018】これに対し本発明においては、上記オイル
抜き栓のネジ付軸部をオイルパン底部のオイル抜き穴よ
りも若干大径のタッピングネジとすることで、ネジを切
りながらこれを螺合固定してオイルパンの交換を不要と
したオイル抜き栓を提供することができる利点もある。
タッピングネジとする場合には、オイル抜き栓(雄ネジ
部)の材質は、オイルパンのオイル抜き穴部をタッピン
グするのに適した硬度のものとすべきことは言うまでも
ない。
【0019】また、以上のオイル抜き栓は、オイル抜き
穴に閉塞栓を螺合させる形式のオイルパンに用いること
ができるものであるが、オイル抜き栓を予め一体化した
オイルパンを用いることもできる。この場合には、オイ
ルパンからオイル抜き栓を取り外す必要がないので、こ
れらは螺合形式で一体化することを要せず、圧入や一体
鋳造等の方式を採用することもできる。
【0020】本発明のオイル抜き栓の更にもう一つの特
徴は、オイル抜き栓の外開口内に外部から係脱可能に嵌
挿組付けされる弾性キャップを組合わせて用いること
で、遮断弁からの万一のオイル漏出があってもこれが外
部に洩れてオイル不足によるエンジン焼き付きを招致し
ないようにしたところにある。
【0021】この弾性キャップは、ゴムあるいはプラス
チック材料により形成され、オイル抜き栓の外開口から
内部に嵌挿弾着して固定される嵌合抜止め部と、該嵌合
抜止め部から延出されてオイル抜き栓の外開口内部に設
けた軸方向(垂直方向)の円筒状通路に遊嵌する円柱状
部と、該円柱状部に軸方向に離間して少なくとも1条、
好ましくは2条以上設けられて、上記円筒状の通路の内
周面に液密的に弾着する環状シール部とを備えた構成の
ものを挙げることができる。このような弾性キャップを
設けることで、径方向に弾着した環状シール部により上
方から下方にオイルが漏出することを確実に防ぐことが
できる。また弾性キャップの抜け止めを設けることも好
ましい。
【0022】本発明のもう一つの特徴は、上記のような
オイル抜き栓と共に、オイル抜き栓の外開口に係脱可能
に組付け固定されて該外開口周囲を液密封止する頭部、
該組付け時に外開口内に嵌挿して上記弁体を押圧し弁座
から押圧離座させて遮断弁を開路させるように設けられ
た上記頭部と一体の弁体押圧杆、弁開路時に遮断弁から
流出する潤滑油を外部の吸引装置に排出案内する内部通
路、を備えた遮断弁開路具と、連結チューブを介して上
記遮断開路具の内部通路に連結される潤滑油吸引排出装
置とを組合わせることで、自動車エンジン用のオイル抜
取り装置を構成することができるところにある。
【0023】このようなオイル抜取り装置において、遮
断弁開路具の頭部は、オイル抜き栓の頭部端面に組付け
られることで、これと一体の弁体押圧杆が遮断弁を開路
状態に維持できるものとして構成される。限定されるも
のではないが、好ましくは、オイル抜き栓は、その外開
口が開口内側に周状の凹部をもつ内向き環状フランジの
中央開口として設けられ、かつ該フランジはその開口縁
の一部に直径方向に位置する対向一対の切欠を有するよ
うに設け、他方、遮断弁開路具は、上記切欠を通して周
状凹部側に入って軸回り回転によりフランジ内側面に係
合する径方向の一対の腕部と、上記オイル抜き栓のフラ
ンジ外側面と周状に係合することで該フランジを上記腕
部と協働して軸方向に挾持する環状部とを有するように
設けて、オイル抜き栓に対する遮断弁開路具の上記係脱
を可能としたバヨネット結合機構を構成させることがよ
い。
【0024】このようなバヨネット結合機構によれば、
遮断弁開路具をオイル抜き栓に組み付けた状態で、作業
者は遮断弁開路具を所定位置に保持する手作業から解放
される。また特に、バヨネット結合機構は、遮断弁開路
具の回転に伴って遮断弁の弁体を押圧開路させる方向に
該遮断弁開路具を漸次前進させる傾斜カムを、遮断弁開
路具の腕部とオイル抜き栓のフランジ内側面の係合面間
に設けることも好ましい。このようにすることで、遮断
弁開路具のオイル抜き栓への装着が極めて容易となる。
【0025】上記構成において、オイル抜き栓の頭部に
組み付けられる遮断弁開路具の頭部は、円形ブロック
状,角形ブロック状等、形状を限定されるものではない
が、組付け時において周囲の油汚染を防ぐために外開口
の周囲を外部から封止できるものであることが好まし
く、このために、組付け状態においてオイル抜き栓の開
口周囲の環状周面に弾着するO−リング等の液密シール
構造を設けたものを好ましいものとして採用できる。ま
た、この遮断弁開路具の組付けにより開路された遮断弁
から流出するオイルを排出するための内部通路は、オイ
ル抜き栓の外開口に臨む開口から、好ましくは頭部側面
にチューブ連結管を設けてこれらを連通するように設け
ることができる。オイル抜きのための真空吸引装置と遮
断弁開路具の間は、可撓性のあるプラスチックチュー
ブ、好ましくは透明チューブで連結することがよく、こ
れによりオイルの抜け状態が観察できる。
【0026】また遮断弁開路具の頭部から延出形成され
る弁体押圧杆は、オイル抜き栓の外開口から弁室内まで
嵌挿して、遮断弁の弁体を、付勢バネ力に抗してオイル
排出に支障のない程度の隙間を生ずるように弁座から離
座させるものであれば何ら限定されるものではない。
【0027】本発明の遮断弁開路具を用いる場合には、
異なる種類のオイルパンに適用するために異なる径のネ
ジ軸部を有するように準備される各種のオイル抜き栓に
ついて、それらの遮断弁開路具を組付ける構造に関して
は共通化して構成することが好ましい。すなわち、オイ
ル抜き栓の外開口の径や内部通路等を共通化すること
は、各種のオイル抜き栓が、オイル抜き穴の径が異なっ
ているオイルパン用に設定されたネジ径を有しているこ
とに制約されないのに対し、遮断弁開路具を組付ける構
造等が共通化されていれば共通の遮断弁開路具を用いる
ことができ、特にオイル交換業務を行う工場やサービス
センター等においてはその利点は極めて大きいものがあ
る。
【0028】
【実施例】以下本発明を図面に示す実施例に基づいて更
に詳細に説明するが、本発明はこのような実施例に限定
されるものではない。
【0029】実施例1 図1〜図5は本発明の一実施例を示したものであり、図
6によりその適用対象との関係を含めた全体構造が説明
され、これらの図1〜6で示される本例の構成と従来例
を説明した図9とを対比することにより、既存のオイル
パン102に設けられているオイル抜き穴(ネジ穴)に
本例(本発明)のオイル抜き栓1を螺合嵌着すると共
に、このオイル抜き栓1に遮断弁開路具4を組付けかつ
真空吸引装置30でオイルパン内のオイルを強制的に吸
引排出することにより、従来にない優れた利点の得られ
ることが示される。
【0030】以下これについて詳しく説明する。
【0031】図1は、オイルパン102のオイル抜き穴
(ネジ穴)から既設のオイル抜き穴閉塞線(プラグ)を
取り外した後、これに代えて本例のオイル抜き栓1を螺
合嵌着した状態を示しており、本例のこのオイル抜き栓
1は、外形的には、図1及び図2に示したねじ込み用の
六角頭の角形頭部11と、ネジ付軸部12とを有するボ
ルト型構造に設けられていて、ネジ付軸部12には、角
形頭部11の根本側からオイルパン102の厚みに相当
する母線長だけ雄ネジ部121が形成されている。ま
た、後述する内部通路にオイルを流し込むための円形の
内開口(オイルパン102内部に臨んだ開口)123
が、このネジ付軸部12の雄ネジ部121よりも上
(先)端側の細径部122に設けられ、その内開口12
3の下縁123aは、当該オイル抜き栓1をねじ込んだ
状態においてオイルパン102の底面102aに略一致
(該底面よりも下側にずれてもよい)するように形成さ
れ、更に、このオイル抜き栓1の頭部11の下端面に
は、後述する内部通路を介して上記内開口123と連通
する外開口111が、その六角形頭部の略中央部に位置
する開口として形成されている。
【0032】またこのオイル抜き栓1の内部構造は、内
開口123から外開口111を連通する内部通路が設け
られていて、その内部通路の途中には遮断弁13が収納
されている。この遮断弁13は、弁座132と、この弁
座から内開口123と連通のの弁室131内に収容され
ている弁体としてのボール133と、このボール133
を弁座132方向に推して強制着座させる付勢バネ13
4とから構成され、通常時は、付勢バネ134によりボ
ール133が弁座132に着座されて通路の連通は遮断
されている。なお角形頭部11には、遮断弁開路具の装
着が容易かつ確実にするのに適した内部構造として、外
開口111を形成するフランジ112及びその内側の周
状凹部113が形成され、またオイル漏れ防止を図るの
に適した内部構造として、弾性キャップ3の環状シール
部321が弾着される円筒状通路114をもつ内部構造
が形成されている。
【0033】すなわち、上記外開口111を形成するフ
ランジ112の内側には、後述する遮断弁開路具の一対
の腕部43が周状凹部113に入り込むための一対の切
欠き115,115が図2に示すように形成されている
と共に、該切欠き115を通った腕部43が周状凹部1
13のフランジ内側面113aが係合できるように設け
られている。また、後述する弾性キャップの円柱状部3
2の環状シール321が弾着する円筒状通路114は、
弁座132から外開口111方向に向かって軸方向に沿
設されて設けられている。
【0034】2は、上記オイル抜き栓1の外開口111
から内部通路に嵌挿される弾性キャップを示し、図2及
び図3に示すように、オイル抜き栓外開口111のフラ
ンジ112に嵌合して抜止めされる嵌合抜止め部31
と、オイル抜き栓1の円筒状通路114内に遊嵌する円
柱状部32と、この円柱状部32に軸方向に離隔して2
条設けられて円筒状通路114の内周面に弾着する環状
シール321,321とを備え、図3に示すようにオイ
ル抜き栓1に嵌挿組付けされることで、万一、遮断弁3
からのオイル漏れがあってもこれを阻止してオイルパン
102内のオイル不足を招くことがないように機能す
る。
【0035】次に、以上のオイル抜き栓1と共にオイル
抜取り装置を構成する遮断弁開路具4について説明す
る。この遮断弁開路具4は、上記弾性キャップ3をオイ
ル抜き栓1から外した後に組付けられる。
【0036】本例の遮断弁開路具4は図4に示され、こ
れのオイル抜き栓1に対する装着状態は図5に示され
る。
【0037】遮断弁開路具4は、図4に示すように円形
ブロック状の頭部41と、この頭部41の上端面側に小
径部42を介することで一定長隙間を開けて設けられた
直径方向に一対に延出した腕部43と、この腕部43か
ら軸方向上端側に延出された弁体押圧杆部44とからな
っており、上記オイル抜き栓1の切欠き115を通して
上記腕部43を外開口内の周状凹部113側に入り込ま
せた時に、図5に示すように弁体押圧杆部44の先端が
ボール133をバネ134の付勢力に抗して弁座132
から離座させることができるように設けられている。な
お本例においては、遮断弁開路具4の一対の腕部43を
オイル抜き栓1の切欠き115を通して周状凹部113
側に入り込ませ、軸回り回転でこの周状凹部のフランジ
内側面に係合させることで抜け止めをさせる構成を採用
しているが、これは一般にバヨネット結合機構と呼称さ
れているものと同じである。また、45は遮断弁開路具
4のオイル抜き栓1の角形頭部に接触する面に組み付け
られたO−リングであり、該遮断弁開路具4のオイル抜
き栓1への嵌挿固定時に角形頭部の端面に弾着して外開
口111周囲の液密シールをなすように設けられてい
る。
【0038】以上の外形的構造を有する遮断弁開路具4
を上述のようにオイル抜き栓1に組付けると、オイル抜
き栓1の遮断弁13は開路され、従って、図5の矢印に
示したように、内開口123から弁室に流入したオイル
は、弁座132から離座したボール133の隙間を通っ
て円筒状通路114内に流出し、更に遮断弁開路具4の
小径部42と腕部43の間に形成したオイル抜き穴42
1を通って、頭部41内の通路411から該頭部41の
側面に設けたチューブ連結筒部412に嵌着したチュー
ブ5に流れる。そして、図6に示すようにチューブ5の
他端を真空吸引装置30に連結することで、オイルパン
102内のオイルは真空吸引により極めて迅速に外部に
排出されることになる。
【0039】オイルの排出後遮断弁開路具4を取り外せ
ば、遮断弁13は図1の状態に復帰して通路は閉じら
れ、オイルパン102に新しいオイルを充填してもこれ
が外部に流出することはない。
【0040】以上の本例のオイル抜き栓1、及び遮断弁
開路具4を用いることにより、周囲を油で汚すことな
く、迅速にしかも確実かつ容易にオイル交換を行うこと
ができる。
【0041】実施例2 図7に示す本例は、オイル抜き栓6をタッピングネジと
して構成した例を示すものであり、ネジ軸部62(62
2)が硬質の材料でオイルパンのオイル抜き穴よりも若
干大径に形成されている他は上記実施例1と同じ構成を
なしている。
【0042】本例によれば、オイルパン102のオイル
抜き穴から従来の閉塞栓を取り外す際にネジ山をつぶし
てしまった場合に、オイルパンを交換することなくネジ
切りをしながら本例のオイル抜き栓6を螺合することが
できるので、部品の無駄がなく、またオイル交換の費用
も節減できる。
【0043】実施例3 図8に示す本例は、遮断弁開路具4の腕部43に対し
て、オイル抜き栓1の外開口フランジ112の周状凹部
113の内側面113aに、切欠き115の部分から傾
斜したテーパ面113bを設け、図8に示すように、遮
断弁開路具4の腕部を切欠き115を通した後軸回り回
転させることで該テーパ面113bをせり上がって押圧
杆44部を軸方向上方(鉛直上方)に押上げ、ボール1
33を弁座132から離座させることができるように傾
斜カムとして構成したという特徴がある。他の構成は実
施例1と同じである。
【0044】本例の構成によれば、自動車の振動等で不
用意に弁を開路しないように強いバネ力のバネ134を
設けることが望まれる遮断弁13を、傾斜カムの機構に
より容易かつ軽い力の作業で開路させることができると
いう利点がある。
【0045】
【発明の効果】本発明のオイル抜き栓によれば、従来の
オイル抜き穴の閉塞栓に代えてこれを装着するだけで、
以後は栓を外すことなくオイル交換作業を行なうことが
できるという効果が得られる。
【0046】またタッピング形式のオイル抜き栓を用い
れば、オイル抜き穴のネジ山破損があっても、オイルパ
ン交換をすることなく既存のオイル抜き穴のネジ切りを
しながらオイル抜き栓を装着することができるという効
果が得られる。
【0047】更に、遮断弁開路具とオイル真空吸引装置
を組合わせて用いることで、オイル抜きの際の周囲の油
汚染を防止することができ、また、従来運転停止直後の
車のオイル交換を行なうような場合には、高温油(通常
70℃以上)の飛散による作業者の火傷を招くことがあ
ったが、このような危険性を完全に防止できて、車両停
止直後においてもオイル交換作業を行なうことができる
という効果が得られる。
【0048】又更に、従来の自然落下方式でのオイル抜
き出しでは、熟練者でも抜き出しからオイル再充填まで
約15分の時間を要していたが、本発明装置を利用する
ことでオイル再充填完了まで約5分間で作業を行なうこ
とができ、作業時間の大幅な短縮が実現できるという効
果も得られる。
【0049】更にまた、オイル抜き栓の外開口内に、少
なくとも1条の環状シール部を有する弾性キャップを装
着しておくことで、遮断弁の破損による万一のオイル漏
出も確実に防止できるという効果が得られる。
【0050】以上のこととは別に、異なる種類のオイル
パンに適用するために異なる径のネジ軸部を有するよう
に準備される各種サイズのオイル抜き栓の遮断弁開路具
を組付ける構造は共通化して構成することができ、この
ようにすれば、本発明のオイル抜き栓を用いた自動車に
対して共通の遮断弁開路具を用いることができて、特に
オイル交換業務を行う工場やサービスセンター等におい
てはその利点は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のオイル抜き栓をオイルパン
に組み付けた状態を示した縦断面図。
【図2】同オイル抜き栓と弾性キャップの関係を示した
斜視図。
【図3】同オイル抜き栓と弾性キャップの関係を示した
縦断面図。
【図4】同実施例1に用いられる遮断弁開路具の斜視
図。
【図5】同遮断弁開路具をオイル抜き栓に組み付けた状
態を示した縦断面図。
【図6】同実施例1のオイル抜き栓と遮断弁開路具を用
いてオイル抜きを行う際の状態を説明するための図。
【図7】実施例2のタッピングネジタイプのオイル抜き
栓を示した斜視図。
【図8】実施例3のバヨネット結合機構に傾斜カムを設
けた場合を説明する一部断面図。
【図9】従来のオイル抜き穴から閉塞栓を外してオイル
抜きを行う際の状態を説明するための図。
【符号の説明】
1・・・オイル抜き栓、3・・・弾性キャップ、4・・
・遮断弁開路具、5・・・チューブ、6・・・(タッピ
ングタイプの)オイル抜き栓、11・・・角形頭部、1
2・・・ネジ付軸部、13・・・遮断弁。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじ込み用の角形頭部とネジ付軸部をも
    ったボルト型構造をなし、自動車エンジンの潤滑油を溜
    めるオイルパンの底部に設けられたオイル抜き穴にこれ
    を塞ぐために上記軸部が外部から螺入固定されるオイル
    抜き栓であって、オイルパン内に貫挿した軸部の側面に
    設けた内開口から頭部端面に設けた外開口に渡りこれら
    の開口間を連通するように設けた潤滑油排出用の内部通
    路と、この通路内に配置した遮断弁と、を備え、この遮
    断弁は、常時はバネ付勢力により弁体を弁座に強制着座
    させて上記通路を液密遮断するが、上記外開口を通した
    外部からの押圧操作で上記付勢バネ力に抗して弁体を弁
    座から離座させて弁を開路できるように設け、更に上記
    軸部の側面に設けた内開口をその下縁位置がオイルパン
    の底内面レベルと略一致するように設けたことを特徴と
    する自動車エンジン用のオイル抜き栓。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記ネジ付軸部を、
    オイルパン底部のオイル抜き穴よりも若干大径のタッピ
    ングネジとしたことを特徴とする自動車エンジン用のオ
    イル抜き栓。
  3. 【請求項3】 自動車エンジンの潤滑油を溜めるオイル
    パンの底部に設けられたオイル抜き栓であって、オイル
    パンの底内面に臨んだ内開口からオイルパン外部に臨ん
    だ底外面の外開口に渡りこれらの開口間を連通するよう
    に設けた潤滑油排出用の内部通路と、この通路内に配置
    した遮断弁と、を備え、この遮断弁は、常時はバネ付勢
    力により弁体を弁座に強制着座させて上記通路を液密遮
    断するが、上記外開口を通した外部からの押圧操作で上
    記付勢バネ力に抗して弁体を弁座から離座させて弁を開
    路できるように設けたことを特徴とする自動車エンジン
    用のオイル抜き栓。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のオイル抜き栓と、 上記オイル抜き栓の外開口に対し外部から係脱可能に嵌
    挿組付けされる弾性キャップであって、該外開口部に組
    付けられる嵌合抜止め部、この嵌合抜止め部から延出さ
    れてオイル抜き栓の外開口内部に設けた円筒状の通路に
    遊嵌する円柱状部、この円柱状部に軸方向に離間して少
    なくとも1条設けられて上記円筒状の通路の内周面に液
    密的に弾着する環状シール部、を備えた弾性キャップ
    と、の組合わせからなることを特徴とする自動車のエン
    ジンオイル抜き栓。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかのオイル抜
    き栓と、 該オイル抜き栓の外開口に係脱可能に組付け固定されて
    該外開口の周囲を液密封止する頭部、該組付け時に外開
    口内に嵌挿して上記弁体を押圧し弁座から押圧離座させ
    て遮断弁を開路させるように設けられた上記頭部と一体
    の弁体押圧杆、弁開路時に遮断弁から流出する潤滑油を
    外部の吸引装置に排出案内する内部通路、を備えた遮断
    弁開路具と、 連結チューブを介して上記遮断弁開路具の内部通路に連
    結される潤滑油吸引排出装置と、の組合わせからなるこ
    とを特徴とする自動車エンジン用のオイル抜取り装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、オイル抜き栓は、そ
    の外開口が開口内側に周状の凹部をもつ内向き環状フラ
    ンジの中央開口として設けられ、かつ該フランジはその
    開口縁の一部に直径方向に位置する対向一対の切欠を有
    するように設け、上記遮断弁開路具は、上記切欠を通し
    て周状凹部側に入って軸回り回転でフランジ内側面に係
    合する径方向の一対の腕部と、上記オイル抜き栓のフラ
    ンジ外側面と周状に係合することで該フランジを上記腕
    部と協働して軸方向に挾持する環状面とを有するように
    設けて、オイル抜き栓に対する遮断弁開路具の上記係脱
    を可能とするバヨネット結合機構を構成させたことを特
    徴とする自動車エンジン用のオイル抜取り装置。
  7. 【請求項7】 請求項6のバヨネット結合機構は、遮断
    弁開路具の上記一対の腕部をオイル抜き栓の切欠きを通
    した後回転させる際に、遮断弁の弁体を押圧開路させる
    方向に該遮断弁開路具を漸次前進させる傾斜カムを、遮
    断弁開路具の腕部とオイル抜き栓のフランジ内側面の係
    合面間に設けたことを特徴とする自動車エンジン用のオ
    イル抜取り装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998042962A1 (fr) 1997-03-21 1998-10-01 Tamotsu Takahara Bouchon de vidange pour reservoir d'huile et dispositif de vidange mettant ce bouchon en application
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