JPH08170771A - 螺旋補強ホース用継手 - Google Patents
螺旋補強ホース用継手Info
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- JPH08170771A JPH08170771A JP6317077A JP31707794A JPH08170771A JP H08170771 A JPH08170771 A JP H08170771A JP 6317077 A JP6317077 A JP 6317077A JP 31707794 A JP31707794 A JP 31707794A JP H08170771 A JPH08170771 A JP H08170771A
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- JP
- Japan
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- hose
- joint
- spiral
- reinforcing
- pitch
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- Granted
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- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Abstract
操作性に優れた螺旋補強ホース用の継手を提供すること
にある。 【構成】 螺旋補強ホース8の継手であって、軸方向の
一側に他機への接続部2を備えた継手本体1における他
側のホース接続筒部3の外側に、外径をホース本体9の
内径よりも僅かに大径とした弾性筒体5を嵌合固定し、
その弾性筒体5の外周面に凸部7を螺旋状に形成すると
共に、その凸部のピッチをホースの補強体10の螺旋ピッ
チと同じピッチとした。
Description
面に硬質の補強体が螺旋状に設けられた螺旋補強ホース
用継手に係り、詳しくはサクションホースやダクトホー
スで使用され、低圧又は負圧で用いられる螺旋補強ホー
ス用継手の改良に関する。
などで形成された補強帯体が螺旋状に固着された所謂螺
旋補強ホース用の継手としては本件出願人が先に提案し
た実開昭61−162694号が存在する。この継手
は、竹の子状のニップル部を備えた継手本体と、螺旋補
強ホースの外側に螺合する筒状のスリーブと、継手本体
に螺着する締付けナットによって構成されており、螺旋
補強ホースの外側にスリーブを螺合被着し、そのホース
を継手本体のニップル部に差し込み、更に継手本体に締
付けナットを螺着して前記スリーブを径方向に圧縮し、
ホースを竹の子状のニップル部外面とスリーブとで挟着
するというものである。
旋補強ホース用継手は構造的に中高圧以上の圧力にも十
分耐え得る機能を有するものであるが、継手本体、スリ
ーブ及び締付けナットからなるため部品点数が多くコス
トが高価になる上、ホースを継手に接続するのに手数及
び時間が掛かるといった問題点を有する。因って、中高
圧以上で使用されるホースには機能面からしてそれなり
に対応したものと言えるが、中低圧で使用する螺旋補強
ホース用の継手としては過剰品質であり、従って中低圧
用に見合った低価格の継手が望まれている。
る問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、構成部品点数が少なく、安価な上、取り付け操作
性に優れた螺旋補強ホース用の継手を提供することにあ
る。
に本発明が講じた技術的手段は、軸方向の一側に他機へ
の接続部を備えた継手本体における他側のホース接続筒
部の外側に、外径をホース本体の内径よりも僅かに大径
とした弾性筒体を嵌合固定し、その弾性筒体の外周面に
凸部を螺旋状に形成すると共に、その凸部のピッチを補
強体の螺旋ピッチと同じピッチとしたことを特徴とす
る。
又は合成樹脂材で形成し、且つその筒体の外周面に形成
する螺旋状の凸部は少なくとも1ピッチ以上とする。
又、前記の弾性筒体はホース接続筒部の外周面に段差部
を設けてその段差部に嵌合固定しても、或いは段差を付
けずに平滑な面に弾性を利用して嵌合し密着固定した
り、それだけでは両者の連結固定が不安な場合、接着剤
を介在して連結しても良い。螺旋状の凸部をホース接続
筒部と別体構造にする目的は、螺旋状の凸部が接続筒部
と同様の硬質材質であると、一時的に拡径されたホース
が経時変化により硬化することで気密性が悪くなり、漏
れが生じる危険があるためで、その気密性の低下を弾性
筒体のパッキン作用で防止する。
部に螺旋補強ホースを接続する場合、ホース又は継手を
相対的に回転させて差し込むことによりホース接続筒部
に嵌合固定した弾性筒体がホース本体における螺旋状の
凸部間を拡径しながら入り込み、弾性筒体の外側に設け
られた螺旋状の凸部は螺旋補強ホースの補強体のピッチ
に案内されながらホースの内側に螺合係着される。そし
て、一旦継手とホースが接続された後は、継手又はホー
スを逆方向に回転しようとすると、その回転方向はホー
スに設けられた螺旋状の補強体を介して該ホースの内径
を縮径する方向となるため、ホースと継手との分離は困
難となる。しかも、螺旋状の凸部が継手本体と別体の弾
性体で形成されていることで、パッキンの作用をなして
ホースとの間のシール作用を緊密に行い、漏れ等を防止
する。
すると、図中、1は硬質合成樹脂材又は金属材からなる
継手本体で、その継手本体1の一側に他機との接続を行
うネジ条を形成した接続部2が形成され、他側には円筒
状のホース接続筒部3が形成されており、そのホース接
続筒部3の長さ方向の中央部分に小径の段差部6を形成
し、その段差部6に弾性筒体5が嵌合固定されている。
螺旋補強ホースのホース本体の内径よりも大きくして螺
旋補強ホースの内面に密着するようにし、且つそのホー
ス接続筒部3の先端はテーパとして螺旋補強ホースへの
挿入を容易に行い得るようにしてある。そして、そのホ
ース接続筒部3の段差部6に嵌合固定される弾性筒体5
はパッキンの作用をなすゴム又は合成樹脂材でホース接
続筒部3の外径より僅かに大径もしくは同径に形成さ
れ、その外周面には凸部7が螺旋状に突出形成されてい
る。その凸部7は、螺旋補強ホースにおける硬質の補強
体の螺旋ピッチと同ピッチで形成し、且つその凸部7は
少なくとも1ピッチ以上とする。更に、該凸部7の断面
形状は矩形でも良いが、捩じ込みの操作性を考慮した場
合は断面略半円形状もしくは台形状とするとよい。螺旋
補強ホース8は、軟質合成樹脂材からなる薄肉のホース
本体9の内部に、硬質合成樹脂材からなる補強体10が螺
旋状に埋設され、一体的に固着されているもので、ホー
ス本体9の内周面は平坦面をなし外周面は螺旋状の凸面
を有している。
は該筒体の弾性を利用して拡径して嵌合し、縮径する力
で密着固定したり、それだけでは両者の連結固定が不安
な場合は接着剤を介在して強固な連結とすることも任意
である。
8に接続する時は、該継手を回転させながら螺旋補強ホ
ースに挿入すると、ホース本体を拡径しながら嵌入す
る。この時、ホース接続筒部3に嵌合固定した弾性筒体
5の外周面に設けられた凸部7は螺旋補強ホースのホー
ス本体に内側より補強体10のピッチ間に嵌入係合し、そ
の補強体10にリードされてホース接続筒部3が挿入され
る。
ス接続筒部3は挿入時の回転方向と逆の方向に回転させ
ようとしても回転すること自体が困難となり、螺旋補強
ホースから継手を取り外すことは困難となる。その理由
は、継手を螺旋補強ホースから外そうとするときの回転
方向が該ホースに固着された補強体の巻き径を縮径する
方向となるためである。因って、ホース内に作用する圧
力が低圧である場合又は負圧下で用いられる場合は、継
手のホース接続筒部に接続した螺旋補強ホースをホース
締付けバンド等で外側から締付けなくとも安定した接続
状態を確保することが出来る。
継手のホース接続筒部をホースに回転挿入することで該
ホース本体を拡径しながらホースに設けられた補強体の
リードに沿って案内され、ホース接続筒部に嵌合固定し
た弾性筒体の外周面に設けた螺旋状の凸部はホース本体
を拡径して補強体と螺着係合する。従って、ホース内に
作用する圧力が低圧である場合又は負圧下で用いられる
場合は、継手のホース接続筒部に接続した螺旋補強ホー
スをホース締付けバンド等で外側から締付けなくとも安
定した接続状態を確保することが出来る。因って、継手
のみで安定した接続状態を確立することができ、安価で
取り付けやすい継手を提供することが出来る。
固定する弾性体からなる筒体に形成したので、筒体及び
凸部を形成する弾性体がパッキンの作用をなしてホース
との間のシール作用を緊密に行い、漏れ等を確実に防止
することができる。
状態を示す一部切欠正面図である。
正面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 軟質合成樹脂からなるホース本体の外周
面又は内部に硬質合成樹脂の補強体が螺旋状に固着又は
埋設された螺旋補強ホースの継手であって、軸方向の一
側に他機への接続部を備えた継手本体における他側のホ
ース接続筒部の外側に、外径をホース本体の内径よりも
僅かに大径とした弾性筒体を嵌合固定し、その弾性筒体
の外周面に凸部を螺旋状に形成すると共に、その凸部の
ピッチを補強体の螺旋ピッチと同じピッチとしたことを
特徴とする螺旋補強ホース用継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6317077A JP2933498B2 (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 螺旋補強ホース用継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6317077A JP2933498B2 (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 螺旋補強ホース用継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08170771A true JPH08170771A (ja) | 1996-07-02 |
JP2933498B2 JP2933498B2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=18084173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6317077A Expired - Fee Related JP2933498B2 (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 螺旋補強ホース用継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2933498B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100453541B1 (ko) * | 2002-04-29 | 2004-10-20 | 주식회사 삼코 | 드레인호스 구조 |
CN107524866A (zh) * | 2017-10-02 | 2017-12-29 | 镇江市星耀智能装备有限公司 | 一种新型的耐压管材 |
-
1994
- 1994-12-20 JP JP6317077A patent/JP2933498B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100453541B1 (ko) * | 2002-04-29 | 2004-10-20 | 주식회사 삼코 | 드레인호스 구조 |
CN107524866A (zh) * | 2017-10-02 | 2017-12-29 | 镇江市星耀智能装备有限公司 | 一种新型的耐压管材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2933498B2 (ja) | 1999-08-16 |
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