JPH08170436A - プラントの建設方法及びその建設設備 - Google Patents

プラントの建設方法及びその建設設備

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JPH08170436A
JPH08170436A JP31625994A JP31625994A JPH08170436A JP H08170436 A JPH08170436 A JP H08170436A JP 31625994 A JP31625994 A JP 31625994A JP 31625994 A JP31625994 A JP 31625994A JP H08170436 A JPH08170436 A JP H08170436A
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忠 松浦
Koichi Nochida
孝一 後田
Naoto Yoshida
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Atsushi Miura
淳 三浦
Tadaaki Oikawa
忠彰 及川
Hiroshi Hasegawa
寛 長谷川
Tatsuo Makita
辰雄 牧田
Sumuto Maezawa
澄人 前沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プラントの建設を狭隘なスペースで可能とす
る。 【構成】プラントの建設に必要な建設途中に使用する仮
設設備を建設するプラントの建屋の鉄骨状態の屋上部分
に設置し、そこで現地作業,現地業務を行う。主な仮設
設備は、建設事務所21,プラント建設従事者の詰め所
22,揚重機35,36,37,資材,製品63の置場
等である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄骨コンクリート造の
建屋を備えたプラントの建設方法とその建設設備とに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の発電プラントの建設において
は、発電そのものに関わる設備を備えたプラントの建屋
(本館建屋)を建設するには、建設事務所,作業員詰
所,現地加工場,資材倉庫,製品仮置き場等の諸設備が
建設現場の近傍に必要である。従って、これら諸設備の
設置に充てるための充分な広さの土地を確保した上で建
設が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、火力,原子力発
電プラントを建設するための広大な敷地を確保すること
は、困難になっており、狭隘な敷地(サイト)での建設
を余儀なくされている。限られた敷地内に大出力の発電
プラントを多数基建設する場合、新規建設現場近傍の土
地が狭小な場所では、建設に関わる諸仮設設備の地上設
置が困難な状況である。
【0004】それにもかかわらず、火力,原子力発電プ
ラント建設現場の近傍に充分な広さの土地を確保できな
い場合に、プラントの建設に必要な設備を設けるための
具体的な方法については、これまでに示されていない。
【0005】本発明の第1目的は、プラント建設現場の
近傍に充分な広さの土地を確保できない場合に、プラン
トを建設する方法を提供することであり、第2目的は、
プラント建設現場の近傍に充分な広さの土地を確保でき
ない場合に、プラントを建設する設備を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1目的を達成
するための第1手段は、プラントの建屋を構成する鉄骨
を屋上部分まで組み上げ、前記鉄骨状態の前記屋上部分
に前記プラントの建設中に使用する仮設設備を装備し、
前記仮設設備の装備個所からプラントの構成要素を最終
据付位置へ向けて移送する事を特徴とするプラントの建
設方法であり、同じく第2手段は、第1手段において、
仮設設備として、プラント建設従事者の詰め所となる建
屋と,移送設備と,仮設床とを装備し、前記建屋と前記
仮設床の間をプラント建設従事者が往来自在にせしめ、
前記仮設床上でプラントの構成要素に対する前記プラン
ト建設従事者による作業を加え、その作業済みのプラン
トの構成要素を前記移送設備で屋上部分よりも階下へ移
送する事を特徴とするプラントの建設方法であり、同じ
く第3手段は、第1手段又は第2手段において、前記屋
上部分への仮設エレベーターと階段とを追加装備して、
前記仮設エレベーターと階段の少なくとも一方を経由し
てプラントの資材又は構成製品又は前記仮設設備を前記
仮設設備の装備個所へ搬入することを特徴とするプラン
トの建設方法であり、同じく第4手段は、第1手段又は
第2手段又は第3手段において、仮設設備として鉄骨上
に支持させた仮設床を備えており、前記仮設床からプラ
ントの資材又は構成部品を最終据付位置へ向けて移送す
る際に、前記仮設床の少なくとも一部を取り外し、その
取外し跡を経由して移送する事を特徴とするプラントの
建設方法であり、同じく第5手段は、第1手段から第4
手段までのいずれか一手段において、仮設設備として鉄
骨上に支持させた有孔板を仮設床として備えており、前
記有孔板の下に光透過性の無孔部材を装備して、前記仮
設床の下方に前記有孔板の孔を通過した光を前記無孔部
材を経由して投光する事を特徴とするプラントの建設方
法であり、同じく第6手段は、第5手段において、仮設
床にコンクリートを打設した際のコンクリートの漏出を
無孔部材により止めて、有孔板と前記無孔部材とをコン
クリート型枠として兼用する事を特徴とするプラントの
建設方法であり、同じく第7手段は、第1手段から第6
手段までのいずれか一手段において、鉄骨が建屋クレー
ンの設置高さ以上に組み上げられた後に鉄骨状態のプラ
ント建屋に前記建屋クレーンを鉄骨に支持させて移動自
在に設置し、且つ前記鉄骨が組み上げ完了したら、前記
鉄骨の屋上部分に防水設備を装備して全天候型の施工環
境を確保する事を特徴とするプラントの建設方法であ
り、本発明の第2目的を達成するための第8手段は、プ
ラントの鉄骨コンクリート製建屋の建設途中における屋
上部分の鉄骨上に、仮設設備として、事務所と作業員詰
め所の建屋と,揚重機と,機械加工設備と,仮設床のう
ちのいずれか又は全部が装備されているプラントの建設
設備であり、同じく第9手段は、第8手段において、屋
上部分への階段と仮設エレベーターを備えている事を特
徴としたプラントの建設設備であり、同じく第10手段
は、第8手段又は第9手段において、仮設床は、グレー
チングとグレーチングの下方にグレーチングの孔を覆う
様に組み合わされた光透過性の防水材料とから構成され
ている事を特徴とするプラントの建設設備である。
【0007】
【作用】第1手段によれば、プラントの建屋の屋上部分
の鉄骨上に仮設設備を置いて、その仮設設備を鉄骨上で
利用してプラントの建設を進める作用が得られ、建屋周
辺の敷地が狭くてもプラントの建設が進行できる。
【0008】第2手段によれば、第1手段による作用に
加えて、プラント建設従事者がプラント建設従事者の詰
め所と成る建屋から仮設床上の作業場まで屋上部沿いに
短距離で往来出来て短時間でプラント建設作業にかかれ
るという作用が得られる。
【0009】第3手段によれば、第1,2手段による作
用に加えて、仮設エレベーターと階段の少なくとも一方
を使ってプラントの資材又は構成製品又は仮設設備を仮
設設備の装備個所へ搬入出来る作用が得られる。
【0010】第4手段によれば、第1手段又は第2手段
又は第3手段による作用に加えて、鉄骨上の仮設設備か
らプラントの資材又は構成部品を、仮設床を外して、そ
の取外し跡を通過させて据付目的位置方向に短い経路で
運搬する作用が得られる。
【0011】第5手段によれば、第1手段から第4手段
までのいずれか一手段による作用に加えて、仮設床の上
方の光を仮設床の下方へ透過させて仮設床の設置による
仮設床下方の照度不足を抑制する作用が得られる。
【0012】第6手段によれば、第5手段による作用に
加えて、仮設床を鉄骨コンクリートのコンクリート打設
時の型枠として利用して、新たに型枠を準備することな
くプラントの建設を進めることが出来る作用が得られ
る。
【0013】第7手段によれば、第1手段から第6手段
までのいずれか一手段による作用に加えて、仮設設備か
ら供給されてきた資材や製品を建設工程の早い時期から
建屋クレーンを活用して運搬,据付作業する作用及び屋
上より下方への雨水の侵入を防水設備により抑制して、
屋上より下方でのプラント建設作業の作業環境を良くす
る作用が得られる。
【0014】第8手段によれば、鉄骨状態のプラントの
建屋のその鉄骨上にプラント建設に使用する仮設設備を
設置して、プラント建設に際し、鉄骨上の仮設設備を使
用する作用が得られ、地上での仮設設備の設置スペース
を減少する作用が得られる。第9手段によれば、第8手
段による作用に加えて、階段か仮設エレベーターを使用
して仮設設備やプラントの資材やプラント構成製品やプ
ラント建設の従事者を仮設設備設置場所に送り込める作
用が得られる。
【0015】第10手段によれば、仮設床の上方から下
方に光をグレーチングの孔から光透過性の防水材料を通
して透過させ、仮設床下方の照度の低下を抑制するとと
もに、その防水材料が雨水の仮設床下方への侵入を抑制
するから、仮設床下方での作業環境を良好にし、作業の
進行を促進する作用が得られる。
【0016】
【実施例】以下、図を用いて本発明の実施例を解説す
る。
【0017】まず、本発明を適用する原子力発電プラン
ト建屋の建築手順について、概要を説明する。
【0018】これまでに知られている原子力発電所は、
鉄筋コンクリート造であるが、本発明では、建設の工程
の早期に屋上エリアが活用可能になることを期待して、
建屋構造は、鉄骨組み立て後にその鉄骨が自立すること
の出来る鉄骨コンクリート造の建屋を用いる。
【0019】図1の例は、原子力発電所タービン建屋1
を例に、本発明を適用したケースについて建設の初期段
階での鉄骨組み立ての状況を示したものである。
【0020】建屋の基礎11部分のコンクリートの設定
後、鉄骨部材(鉄骨柱12,鉄骨梁13,天井トラス1
5)をもちいて、建屋屋上部分までの鉄骨構造を構築す
る。鉄骨部材の組み立てには、建屋外部に設置してある
タワークレーン39を用いて鉄骨部材を吊り上げ、所定
の位置に設定する。
【0021】図2は、原子力発電所タービン建屋1ター
ビン建屋の鉄骨部分が完成した状況を示す。
【0022】この時点で建築が完了している範囲は、建
屋を構成する鉄骨柱12,鉄骨梁13,天井トラス1
5,屋上エリアへの建設従事者の登り降り、資材の上げ
降ろしに用いる仮設エレベーター設備41及び階段4
2,建屋内設置の本設天井クレーン(建屋クレーン3
8)のレール16等である。
【0023】鉄骨組立完了前に鉄骨が建屋クレーン38
を確実に支持できる状況に成ったら、早い時点で建屋ク
レーン38はレール16上へ走行自在に設置される。
【0024】例えば、鉄骨組立途中で、鉄骨部材が建屋
クレーン38の設置高さに至り、レール16が設置され
たら、建屋クレーン38はレール16上へ走行自在に設
置される様にしても良い。
【0025】また、屋上エリアのうち、とくに荷重条件
が厳しくなることが予想される箇所が有るならば、その
部分を強固に組み立てるか、あらかじめ補強しておく。
【0026】例えば、重量資材を保管、あるいは加工す
るエリア(31,32),門型クレーン35を設置して
製品,資材の移動に利用する場合には門型クレーンレー
ル17の布設範囲,固定式クレーン36の設置箇所,移
動式クレーン37を稼働させる範囲がこれに当たる。
【0027】以上の手順については、原子力発電所のも
う1つの主要建屋である原子炉建屋2、及びその他の設
備建屋、並びに火力発電所の諸設備建屋についても同様
である。
【0028】建屋の鉄骨構造が屋根部分まで完成した
後、建設に関わる諸設備を屋上エリアに設置する。図3
は、完成した原子力発電所タービン建屋1の鉄骨構造の
屋上部分に、建設期間中に使用する仮設諸設備を設置し
た状況を示したものである。
【0029】屋上エリアには、建設事務所設備21,現
場詰め所設備22,門型クレーン35,固定式クレーン
36,移動式クレーン37,製品保管用倉庫,資材,製
品62の加工設備等である。
【0030】屋上設置の諸設備を屋上エリアまで上げる
手段としては、内部または、建屋外の建屋隣接部分に設
置する仮設エレベーター41,階段42,建屋外に設置
されたタワークレーン39,移動式クレーン37等を用
いる。
【0031】屋上に設置する建設用事務所設備21や、
詰め所設備22は、ユニット化して、一括設置するか、
もしくは、鉄骨梁上に、グレーチング52、もしくは鉄
板のような板材を渡しておき、その上で組み立てること
も可能である。
【0032】図4は、事務所設備21、あるいは詰め所
22を建物ユニットとして、鉄骨造の発電プラント屋上
エリアに吊り込む状況を示している。屋上に建設事務所
設備21のユニット、あるいは詰め所設備22のユニッ
トを持ち上げる方法としては、屋上エリアに小型のタワ
ークレーン36を設置しておき、タワークレーン36で
吊り上げる方法、建屋外に設置されたタワークレーン3
9,移動式クレーン37等を用いる方法がある。
【0033】また、ユニットを吊り上げるための揚重機
設備の能力が不十分で、建設用事務所設備21や、詰め
所設備22をユニット化して、一括で吊り上げることが
不可能なら、これらのユニットを数分割してつり上げ、
屋上で連結して組み立てることも可能である。
【0034】尚、建設用事務所設備21と,詰め所設備
22は、同一ユニットで構成されていても良く、揚重機
能力が充分あれば、一括して吊り込むことも可能であ
る。
【0035】ユニット化した現地事務所設備21を屋上
の鉄骨梁上に固定する方法を図5で説明する。
【0036】屋根上に建設する仮設設備は、荷重を鉄骨
梁で受けられるようにする。
【0037】L鋼,H鋼、または、角鋼等の鉄骨部材で
構成される屋上梁部材にボルト穴を設けておき、これを
事務所設備21あるいは詰め所設備22を構成するユニ
ット脚部構成部材25の穴位置と一致するようにしてお
く。
【0038】ユニットを屋上エリアの所定の位置に吊り
込んだ後、ボルト55締めして固定する。
【0039】使用完了した時は、ボルト55をはずし
て、吊り上げるか、解体して撤去する。
【0040】次に屋根上に資材,製品62,その他の物
資を屋上エリア持ち上げる方法について説明する。
【0041】小物品で、持ち運びが可能な程度のものに
ついては、階段42を用いて持ち上げることが可能であ
る。
【0042】より重量の大きな物資は、仮設のエレベー
ターで持ち上げることができる。
【0043】また、寸法が大きく、エレベーター41に
納まらない物資については、その他の揚重設備で吊り上
げることになる。
【0044】これらの物資を屋上エリアに持ち上げる方
法としては、屋上エリアに屋上を走行する門型クレーン
35,タワークレーン36,移動式クレーン37を設置
しておき吊り上げる方法,建屋外に配置されたタワーク
レーン39、または移動式クレーン37を用いる方法が
考えられる。
【0045】荷受け位置が建屋範囲内にある場合は、揚
重機を用いて鉄骨梁の間から物資を吊り上げる。
【0046】門型クレーン35を用いて製品62を釣り
上げている状況を図6に示す。
【0047】荷受け位置が建屋範囲外にある場合は、建
屋外設置のタワークレーン39,屋上設置の固定式クレ
ーン36,移動式クレーン37で吊り上げる方法があ
る。
【0048】また、仮設の鉄骨部材を用いて門型クレー
ンのレールを荷受け位置まで延長して設置しておけば、
屋上の上を走行する門型クレーン35を用いて資材の吊
り上げ、移動が行える。
【0049】屋上上作業エリアに設定した門型クレーン
35,固定式クレーン36を利用して製品62を吊り上
げている状況を図7に示す。
【0050】屋上レベルまで吊り揚げた製品62や資材
は、グレーチングもしくは鉄板を敷き詰めて建屋屋上に
設けた、製品保管エリア又は資材置き場31、もしくは
製品加工場32まで移動する。
【0051】屋上に設置する門型クレーン35,タワー
クレーン36,移動式クレーン37は、屋上での資材
や、製品62の荷取りに使用するのみでなく、屋上資材
置き場31に仮置きしていた資材や、屋上加工場32で
加工した製品62を建屋内に搬入するためにも利用可能
である。
【0052】次に屋上エリアから建設中のプラント建屋
内部に物資を搬入する方法について説明する。
【0053】建屋横から搬入開口を通して搬入する場合
は、建屋外設置のタワークレーン39,屋上設置の固定
式クレーン36,移動式クレーン37を用いて建屋脇の
グランドレベルに一端吊り降ろすか、地上に用意した搬
入台車、あるいは、トラック,トレーラー上に吊り降ろ
し、建設中のプラント建屋内に搬入する。
【0054】また、建設中プラント内の任意の位置に物
資を搬入するには、仮設床としての屋上エリアを構成す
る板部材14を必要に応じて鉄骨梁13から撤去可能な
ようにおき、板部材14を外した箇所から、鉄骨梁13
の間を通して物資をプラント建屋内部に搬入する方法が
考えられる。
【0055】屋上エリアで加工した製品62を屋上エリ
アを構成する板部材14を外した箇所から鉄骨梁部材1
3の間を通してプラント建屋内部に搬入している状況を
図8に示す。
【0056】次に、屋上エリアの構成について説明す
る。
【0057】図9に、屋上エリアを構成する板部材を揚
重機を用いて屋上エリアに設定している状況を示す。
【0058】屋上エリアを構成する仮設床としての板部
材14は、屋上部に設置されている鉄骨梁13上に揚重
機を用いて吊り込んで設定する。
【0059】屋上部分の鉄骨梁には、図10に示すよう
にL鋼を配置すれば板部材14の落下を防止することが
できる。
【0060】鉄骨梁13と板部材14をボルト55で固
定しておいても良い。
【0061】屋上エリアを設営する時に、屋上エリア床
面を構成する板部材14に、雨水を透過しない素材を使
用すれば、屋上レベル以下に、降雨,降雪の影響が及ぶ
ことを防止できるので、建築及び製品62の据え付け工
事が全天候の作業環境の下で進めることができる。
【0062】屋上エリア床面から下に雨水が透過しない
ようにするためには、床面を構築する板部材14を鉄板
で敷き詰める方法,床面をシートで覆う方法,床面板部
材14に強化プラスチックを使用する方法等が考えられ
る。
【0063】また、鉄骨梁上にグレーチング52を敷い
て設営する作業用屋上床面下に、光透過性の強化プラス
チック板53を図11に示すように組み合わせて使用す
れば、採光性が有り、強度が高い作業床面が設営できる
のみでなく、屋上部分のコンクリート打設に際しては、
コンクリート型枠を兼ねることができ、屋上床面構成部
材の撤去作業も不要になる。
【0064】また、グレーチング52と,光透過性の強
化プラスチック板53をボルト55で固定することで、
より強固な構造を得ることができる。
【0065】屋上エリアには、加工場32が設けられて
おり、ここでの作業の円滑化を図るべく、夜間や日光に
よる照度が不十分な場合に配慮して仮設照明を設置す
る。
【0066】設置する照明設備は、各種作業を行う範囲
を照らすように設置するが、屋上エリアの床エリア足場
を採光性のグレーチング52と,光透過性の強化プラス
チック53で組み上げておく図11に示す屋上床の構成
においては、屋上から下の作業エリアも屋上の仮設照明
で兼用することができるので照明設備及び電源の節約が
可能である。
【0067】本発明の建設工法は、建屋の屋根部を早期
に完成されるので、建屋内部設備の据え付け時には、全
天候型の施工環境を確保することが可能になる。
【0068】また、本設の建屋クレーン(天井走行クレ
ーン38)の早期稼働も図られるので、大能力の本設ク
レーンが、建設の早期から有効に活用できることも特徴
である。
【0069】図12に、本発明を用いて建設する原子力
発電所タービン建屋1における、建設途中のイメージを
示す。
【0070】屋上エリアにおいては、仮設の揚重機を用
いて製品62の移動,建設中のプラント建屋内部への搬
入作業,製品62の加工作業が同時平行で行われてお
り、また、建設中のプラント建屋内部では、早期に稼働
可能となる本設の天井走行クレーン(建屋クレーン3
8)を用いての重量製品の据え付けも行われている。
【0071】また、図13に、本発明を用いて建設する
原子力発電所原子炉建屋2における、建設途中のイメー
ジを示す。
【0072】次に、屋上エリアの設備の概要、並びに屋
上エリアで行う作業について説明する。
【0073】屋上エリアに設置される事務所設備21に
は、事務管理を行う事務担当者,設計者等が勤務する。
【0074】発電所の事務本館,工場等との間は、電話
回線,データ通信回線で直接通信ができるようにしてお
く。
【0075】コンピューターのネットワークを用いるこ
とにより、工場からの製品出荷情報,入荷,現場の作業
進捗管理が、屋上の事務所設備21で可能になる。
【0076】屋上エリアに設置する詰め所設備22は、
売店,食堂を備え、屋上勤務者のみならず、プラント建
屋内の据え付け作業従事者もここを利用する。
【0077】本発明における建設作業では、現場作業員
は、出勤時は、エレベーター41、あるいは階段42を
使用して屋上の現場事務所21または、詰め所に出勤
し、作業の準備をする。
【0078】作業現場は、建屋屋上、もしくは屋上から
下に降りた位置に当たるので、事務所21,詰め所から
作業現場までの移動距離が従来の地上設置事務所,詰め
所と比較して極めて短くなるという特徴がある。
【0079】その結果、現場作業員が、建設事務所2
1,詰め所22から作業現場に移動、もしくは現場から
建設事務所21,詰め所22まで戻るための時間が節約
できる。
【0080】資材置き場31,倉庫では、製品62の入
荷状況の管理を行うと共に、据え付け手順に従い、適切
な時期に搬出し、プラント建屋内の据え付け位置に向け
て発送する。
【0081】本発明では、資材,製品62保管は、資材
置き場31が製品の最終的な据え付け位置に近いので製
品の2次輸送の距離が短くなることを特徴とする。
【0082】本発明における、屋上エリアにおける製品
62の加工は、屋上エリアに設置された加工用機材,揚
重機を利用し、持ち込まれた資材,製品62の加工,組
み立てを行い、プラント建屋内の据え付け位置に発送す
るものである。
【0083】製品加工場32が製品の最終的な据え付け
位置に近いので製品の2次輸送の距離が短くなることを
特徴とする。
【0084】比較的軽量の資材として屋上エリアに吊り
上げておいて、屋上エリアで稼働する門型クレーン35
を用いて建屋内に搬入する屋上エリアの加工場32で大
型のモジュール63に組み立て、屋上エリアで稼働する
門型クレーン35を用いて建屋内に搬入することもでき
る。
【0085】屋上エリアで加工し、組み立てた大型のモ
ジュール製品63を屋上エリアで稼働する門型クレーン
35を用いて建屋内に搬入する状況を図14に示す。
【0086】プラントの建設が進行し、屋上エリアにお
ける加工作業,製品保管,製品の建設中の建屋内への搬
入が終了したら、屋上エリアに設置の仮設設備の内、必
要が無くなったものから撤去してゆき、仮設設備の撤去
後屋根仕上げ工事を行う。
【0087】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、プラント建設
現場近傍ヤードに十分な仮設設備を配置する土地を確保
できない狭隘なサイトでのプラント建設が可能になると
いう効果が得られる。
【0088】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
による効果に加えて、プラント建設従事者の詰め所と作
業現場との間の往来時間を短縮してプラント建設の迅速
なる推進が可能と成る効果が得られる。
【0089】請求項3の発明によれば、請求項1又は請
求項2の発明による効果に加えて仮設設備が鉄骨上の高
所に有っても、仮設設備個所への仮設設備やプラントの
資材や構成製品やプラント建設従事者の低所からの往来
が容易に可能となる効果が得られる。
【0090】請求項4の発明によれば、請求項1又は請
求項2又は請求項3のいずれか一項の発明による効果に
加えて、仮設設備個所からの資材や製品の建屋内の据付
等の輸送目的位置への2次輸送距離が短縮される効果が
得られる。
【0091】請求項5の発明によれば、請求項1から請
求項4までのいずれか一項の発明による効果に加えて、
仮設床下方の明るさにかかわる作業環境を改善する効果
が得られる。
【0092】請求項6の発明によれば、鉄骨コンクリー
トの建屋におけるコンクリート打設時の型枠を新たに準
備することを軽減する事が出来る効果が有る。
【0093】請求項7の発明によれば、請求項1から請
求項6までのいずれか一項の発明による効果に加えて、
プラント建屋内建設工事の作業環境が全天候型に近く改
善され、建屋クレーンの早期稼働も可能と成ることによ
り、プラント建設が促進される効果が得られる。
【0094】請求項8の発明によれば、プラント建設現
場近傍ヤードに十分な仮設設備を配置する土地を確保で
きない狭隘なサイトでのプラント建設が可能な設備が提
供できる効果が得られる。
【0095】請求項9の発明によれば、請求項8の発明
による効果と同じ効果が得られる。請求項10の発明に
よれば、請求項8又は請求項9の発明による効果に加え
て、仮設床下方でのプラント建屋内の作業環境を改善し
てプラント建設を促進する効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による原子力発電所タービン建
屋の建設の初期段階での鉄骨組み立ての状況を示す立面
図である。
【図2】本発明の実施例による原子力発電所タービン建
屋の鉄骨組み上げ完成の状況を示す立面図である。
【図3】本発明の実施例による完成した原子力発電所タ
ービン建屋鉄骨構造の屋上部分に、建設期間中使用する
仮設諸設備の一部を設置した状況を示す立面図である。
【図4】本発明の実施例による事務所設備あるいは詰め
所を建物ユニットとし、鉄骨状態の発電プラント屋上エ
リアに吊り込む状況を示す立面図である。
【図5】本発明の実施例によるユニット化した現地事務
所設備を天井梁上に固定する具体的な構成を示す立面図
である。
【図6】本発明の実施例による仮設設備におけるクレー
ンを用いて製品を吊り上げている状況を示す立面図であ
る。
【図7】本発明の他の実施例による仮設設備におけるク
レーンを用いて製品を吊り上げている状況を示す立面図
である。
【図8】本発明の実施例による仮設設備で加工した製品
を屋上エリアを構成する板部材を外した箇所から鉄骨梁
部材の間を通して建設中のプラント建屋内部に搬入して
いる状況を示す立面図である。
【図9】本発明の実施例による仮設床を構成する板部材
を揚重機を用いて設定している途中状況を示す立面図で
ある。
【図10】本発明の実施例による仮設床を構成する板部
材を揚重機を用いて設定した状況を示す立面図である。
【図11】本発明の実施例における採光性のグレーチン
グと,光透過性の強化プラスチックで構成される仮設床
の構成を示す立面図である。
【図12】本発明の実施例による原子力発電所タービン
建屋における、建設途中の状況を示す立面図である。
【図13】本発明を原子力発電所原子炉建屋に採用した
場合の建設途中の状況を示す立面図である。
【図14】本発明の実施例による大型のモジュール製品
を屋上エリアで稼働するクレーンを用いて建屋内に搬入
する状況を示す立面図である。
【符号の説明】
1…タービン建屋、2…原子炉建屋、11…基礎、12
…鉄骨柱、13…鉄骨梁、14…板部材、15…天井ト
ラス、16…建屋クレーンのレール、17…門型クレー
ンのレール、21…建設事務所、22…詰め所、31…
資材置き場、32…加工場、35…門型クレーン、36
…固定式クレーン、37…移動式クレーンのレール、3
8…建屋クレーン、39…タワークレーン、41…仮設
エレベーター、52…グレーチング、53…強化プラス
チック、54…コーキング材、55…ボルト、62…製
品、63…大型モジュール品、65…製品受け台、81
…タービン、82…湿分分離加熱器、83…復水器、8
5…原子炉圧力容器、91…タワークレーンのフック。
フロントページの続き (72)発明者 吉田 直人 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 三浦 淳 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 及川 忠彰 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 長谷川 寛 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 牧田 辰雄 東京都千代田区内神田一丁目1番14号 日 立プラント建設株式会社内 (72)発明者 前沢 澄人 東京都千代田区内神田一丁目1番14号 日 立プラント建設株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラントの建屋を構成する鉄骨を屋上部分
    まで組み上げ、前記鉄骨状態の前記屋上部分に前記プラ
    ントの建設中に使用する仮設設備を装備し、前記仮設設
    備の装備個所からプラントの構成要素を最終据付位置へ
    向けて移送する事を特徴とするプラントの建設方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、仮設設備として、プラ
    ント建設従事者の詰め所となる建屋と,移送設備と,仮
    設床とを装備し、前記建屋と前記仮設床の間をプラント
    建設従事者が往来自在にせしめ、前記仮設床上でプラン
    トの構成要素に対する前記プラント建設従事者による作
    業を加え、その作業済みのプラントの構成要素を前記移
    送設備で屋上部分よりも階下へ移送する事を特徴とする
    プラントの建設方法。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2において、前記屋上
    部分への仮設エレベーターと階段とを追加装備して、前
    記仮設エレベーターと階段の少なくとも一方を経由して
    プラントの資材又は構成製品又は前記仮設設備を前記仮
    設設備の装備個所へ搬入することを特徴とするプラント
    の建設方法。
  4. 【請求項4】請求項1又は請求項2又は請求項3におい
    て、仮設設備として鉄骨上に支持させた仮設床を備えて
    おり、前記仮設床からプラントの資材又は構成部品を最
    終据付位置へ向けて移送する際に、前記仮設床の少なく
    とも一部を取り外し、その取外し跡を経由して移送する
    事を特徴とするプラントの建設方法。
  5. 【請求項5】請求項1から請求項4までのいずれか一項
    において、仮設設備として鉄骨上に支持させた有孔板を
    仮設床として備えており、前記有孔板の下に光透過性の
    無孔部材を装備して、前記仮設床の下方に前記有孔板の
    孔を通過した光を前記無孔部材を経由して投光する事を
    特徴とするプラントの建設方法。
  6. 【請求項6】請求項5において、仮設床にコンクリート
    を打設した際のコンクリートの漏出を無孔部材により止
    めて、有孔板と前記無孔部材とをコンクリート型枠とし
    て兼用する事を特徴とするプラントの建設方法。
  7. 【請求項7】請求項1から請求項6までのいずれか一項
    において、鉄骨が建屋クレーンの設置高さ以上に組み上
    げられた後に鉄骨状態のプラント建屋に前記建屋クレー
    ンを鉄骨に支持させて移動自在に設置し、且つ前記鉄骨
    が組み上げ完了したら、前記鉄骨の屋上部分に防水設備
    を装備して全天候型の施工環境を確保する事を特徴とす
    るプラントの建設方法。
  8. 【請求項8】プラントの鉄骨コンクリート製建屋の建設
    途中における屋上部分の鉄骨上に、仮設設備として、事
    務所と作業員詰め所の建屋と,揚重機と,機械加工設備
    と,仮設床のうちのいずれか又は全部が装備されている
    プラントの建設設備。
  9. 【請求項9】請求項8において、屋上部分への階段と仮
    設エレベーターを備えている事を特徴としたプラントの
    建設設備。
  10. 【請求項10】請求項8又は請求項9において、仮設床
    は、グレーチングとグレーチングの下方にグレーチング
    の孔を覆う様に組み合わされた光透過性の防水材料とか
    ら構成されている事を特徴とするプラントの建設設備。
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