JPH08170370A - 横架材と横架材との継手構造 - Google Patents

横架材と横架材との継手構造

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JPH08170370A
JPH08170370A JP31650394A JP31650394A JPH08170370A JP H08170370 A JPH08170370 A JP H08170370A JP 31650394 A JP31650394 A JP 31650394A JP 31650394 A JP31650394 A JP 31650394A JP H08170370 A JPH08170370 A JP H08170370A
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JP
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horizontal
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plate
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JP31650394A
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English (en)
Inventor
Masao Suzuki
正雄 鈴木
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Sumitomo Forestry Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Forestry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接合強度を向上させると共に耐火性能をも向
上させ、熟練を要せずに容易且つ確実に施工し得る、横
架材と横架材との接合構造を提供すること。 【構成】 一対の横架材1,2が、それらの端面11,
21同士を面接させて継手プレート3及び固定プレート
4を介して接合されており、一対の横架材1,2は、そ
れらの端面11,21に縦深溝13,23と縦深溝1
3,23に対して直角な浅溝14,24とを有し、且つ
それらの側面12,22に縦深溝13,23を貫通する
ピン嵌入孔15,25を有し、継手プレート3は、固定
プレート嵌入孔31とピン貫通孔32,32とを有し、
一対の横架材1,2に亘って縦深溝13,23内に配さ
れ、固定プレート4は、固定プレート嵌入孔31に嵌入
され、一対の横架材1,2に亘って浅溝14,24内に
配され、ピン嵌入孔15,25及びピン貫通孔32,3
2にピン5,5が嵌入されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、横架材と横架材との継
手構造に関するものであり、詳しくは、接合強度を向上
させると共に耐火性能をも向上させ、熟練を要せずに容
易且つ確実に施工し得る、横架材と横架材との継手構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、梁や胴差等の木質の横架材同士
の接合には、図5(a) に示される金輪継や図6(a) に示
される追掛大栓継等の仕口が用いられる。このような仕
口は、上述の一対の横架材10,20の両端に図5(b)
及び図6(b) に示されるような加工を施し、該一対の横
架材10,20同士を接合させた後、込栓30を打ち込
んで確実に固定するものである。これらの仕口に見られ
る両端の加工形状は、上記横架材10,20に加わる種
々の軸方向力、剪断力、モーメント力、軸方向捩じり力
に耐え得るように工夫された複雑な形状とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5及
び図6に示されるような仕口による横架材と横架材との
継手構造においては、上述したように上記横架材10,
20の両端の加工形状が複雑なため、その作業は手間が
かかるだけでなく、熟練技術を要するものであり、機械
加工によっても非常に効率の悪いものであった。また、
簡便に横架材同士を接合する手段として、横架材同士の
端面を接合させた状態で、接合部の側面から金属製の当
て板を添えて該当て板上からネジ等をネジ込み、該当て
板を介して上記横架材同士を接合させる構造が用いられ
る場合もあるが、この構造の場合は、外部に金属製の上
記当て板が露出するため、耐火上の問題となっている。
更に、上述の仕口を加工する部分は、一対の上記横架材
10,20の双方に必要となるため、その材長を該仕口
の分だけ余分に必要となる。
【0004】従って、本発明の目的は、接合強度を向上
させると共に耐火性能をも向上させ、熟練を要せずに容
易且つ確実に施工し得る、横架材と横架材との継手構造
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、一方の横架材
の端面に他方の横架材の端面を面接させ、該一方の横架
材と該他方の横架材とを継手プレート及び固定プレート
を介して接合した横架材と横架材との継手構造であっ
て、上記一方の横架材及び上記他方の横架材は、それら
の上記端面中央にそれぞれ、上記継手プレートの厚さに
略等しい幅の縦深溝と、該縦深溝に対して直角に配され
た上記固定プレートの厚さに略等しい幅の浅溝とを有
し、且つそれらの側面にそれぞれ上記縦深溝を貫通する
ピン嵌入孔を有し、上記継手プレートは、固定プレート
嵌入孔とピン貫通孔とを有し、上記一方の横架材及び上
記他方の横架材の双方に亘って上記縦深溝内に配され、
上記固定プレートは、上記固定プレート嵌入孔に嵌入さ
れ、上記一方の横架材及び上記他方の横架材の双方に亘
って上記浅溝内に配され、上記一方の横架材及び上記他
方の横架材の上記側面から、それぞれ上記ピン嵌入孔及
び上記ピン貫通孔の双方を通してピンが嵌入されて、上
記一方の横架材と上記他方の横架材とが接合されている
ことを特徴とする横架材と横架材との継手構造を提供す
ることにより、上記目的を達成したものである。
【0006】
【作用】本発明の横架材と横架材との継手構造によれ
ば、継手プレートと固定プレートを一体的に一対の横架
材の端面それぞれに設けられた十字状の溝内に配置して
容易に一対の横架材同士の位置決めを行うことができ、
一対の横架材の側面それぞれに設けられたピン嵌入孔及
び継手プレートに設けられたピン貫通孔にピンを嵌入さ
せて容易且つ確実に一対の横架材同士を継手プレートを
介して接合することができ、接合後の接合部には、その
表面に固定プレートの端縁のみが僅かに露出刷るだけ
で、防火上問題となることがない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の横架材と横架材との継手構造
の一実施例を図面を参照して説明する。図1は、本実施
例の構成部材を分離して示す斜視図であり、図2〜4
は、本実施例の施工手順例を示す斜視図であり、図2は
接合前、図3は接合中、図4は接合後を示している。
【0008】本実施例における横架材と横架材との継手
構造においては、図1に示されるように、一方の横架材
1の端面11に他方の横架材2の端面21を面接させ、
該一方の横架材1と該他方の横架材2とが継手プレート
3及び固定プレート4を介して接合されており、上記一
方の横架材1及び上記他方の横架材2は、それらの上記
端面11,21中央にそれぞれ、上記継手プレート3の
厚さに略等しい幅の縦深溝13,23と、該縦深溝1
3,23に対して直角に配された上記固定プレート4の
厚さに略等しい幅の浅溝14,24とを有し、且つそれ
らの側面12,22にそれぞれ上記縦深溝13,23を
貫通するピン嵌入孔15,25を有し、上記継手プレー
ト3は、固定プレート嵌入孔31とピン貫通孔32,3
2とを有し、上記一方の横架材1及び上記他方の横架材
2の双方に亘って上記縦深溝13,23内に配され、上
記固定プレート4は、上記固定プレート嵌入孔31に嵌
入され、上記一方の横架材1及び上記他方の横架材2の
双方に亘って上記浅溝14,24内に配され、上記一方
の横架材1及び上記他方の横架材2の上記側面12,2
2から、それぞれ上記ピン嵌入孔15,25及び上記ピ
ン貫通孔32,32の双方を通してピン5,5が嵌入さ
れて、上記一方の横架材1と上記他方の横架材2とが接
合されている。
【0009】本実施例の横架材と横架材との継手構造を
更に説明すると、上記一方の横架材1は、梁、胴差、桁
等の長方形断面を有する木質の無垢材又は集成材であ
る。上記一方の横架材1の上記端面11は、該一方の横
架材1の軸方向に対して垂直に切断されており、その幅
方向中央の縦方向全体に亘って上記縦深溝13が設けら
れており、また、その高さ方向中央の横方向の一部に上
記縦深溝13と直交する上記浅溝14は設けられてい
る。上記縦深溝13は、上記継手プレート3の厚さと略
等しい幅で且つ該継手プレート3の半分の幅に略等しい
深さに形成されており、上記浅溝14は、上記固定プレ
ート4の厚さと略等しい幅で且つ該固定プレート4の半
分の幅に略等しい深さに形成されている。更に、上記一
方の横架材1の上記側面12は、その高さ方向中央で且
つ上記端面11から上記縦深溝13の深さの略半分の位
置に上記ピン5の外径と略同等の内径のピン嵌入孔15
が穿孔されている。
【0010】また、上記一方の横架材1には、上述した
上記他方の横架材2との接合部に隣接して柱6,6との
接合部が形成されている。上記一方の横架材1の上下面
の上記柱6,6が接合される位置には、穴16,16・
・が設けられ、上記柱6,6それぞれの突起61,61
が該穴16,16・・に嵌入されて上記一方の横架材1
に上記柱6,6が上下より接合される。上記他方の横架
材2は、柱との接合が行われないため、柱接合用の穴が
設けられていない点で上記一方の横架材1と異なるが、
その他の点に関して、その端部周辺は上記一方の横架材
1と対称に全く同様に構成されており、その詳しい説明
を省略する。
【0011】上記継手プレート3は、上記一方の横架材
1及び上記他方の横架材2と等しい高さと、上述したよ
うに上記一方の横架材1及び上記他方の横架材2の上記
縦深溝13,23の深さを合わせた幅とを有する長方形
の金属プレートであり、その高さ方向中央で且つ幅方向
中央に幅方向に長い長方形の上記固定プレート嵌入孔3
1が形成され、該固定プレート嵌入孔31と両側縁との
略中央にそれぞれ円形のピン貫通孔32,32が形成さ
れている。
【0012】上記固定プレート4は、略長方形形状を有
する金属プレートであり、その長手方向の両端に向けて
徐々にその幅が狭くなるように形成され、また、その長
手方向の中央部両側縁には凹部41,41が設けられ、
且つその長手方向中央部の片面に球の四分の一の形状の
突起42が形成されている。一対の上記凹部41,41
の両端の上記固定プレート4の最も幅広部分の幅は、上
記継手プレート3の上記固定プレート嵌入孔31の内幅
よりやや広くなるように形成されている。
【0013】上記ピン5は、上記一方の横架材1及び上
記他方の横架材2の上記端面11,21の幅よりやや長
い長さを有する金属製の円柱棒であり、上記ピン嵌入孔
15,25及び上記ピン貫通孔32への嵌入後に該ピン
貫通孔32と接触する表面に、上記継手プレート3の厚
さよりも広い幅の帯状の摩擦用切込加工(ローレット加
工)が施された部位51を有している。また、上記ピン
5の両端のうちの一方には、上記ピン嵌入孔15,25
及び上記ピン貫通孔32に嵌入し易いように円錐状にテ
ーパー部52が形成されている。
【0014】上記実施例における横架材と横架材との継
手構造の好ましい施工手順例を以下に示す。先ず、図2
に示されるように、上記継手プレート3に上記固定プレ
ート4を嵌入させる。このとき、上記固定プレート4
は、上記突起42の存しない一端から嵌入されて該突起
42が上記継手プレート3に当接して位置決めが容易に
行われ、その両端に向けて幅が徐々に狭くされているた
めに上記固定プレート嵌入孔32に嵌入し易い。また、
上記固定プレート4は、その最も幅広部分の幅が上記固
定プレート嵌入孔31の内幅よりやや広くなるように形
成されているため、上述の位置決めされた所定位置にお
いて上記凹部41、41が上記固定プレート嵌入孔31
に嵌合する。
【0015】一体化された上記継手プレート3及び上記
固定プレート4は、上記一方の横架材1の上記端面11
に形成された十字状の溝に嵌入され、上記継手プレート
3は上記縦深溝13内に配され、上記固定プレート4は
上記浅溝14内に配される。このとき、一体化された上
記継手プレート3及び上記固定プレート4は、上記固定
プレート4により上記端面11に対する上下方向の位置
決めが容易に行い得るため、上記継手プレート3が上記
一方の横架材1の上下面から突出してしまうことがな
く、また、上記ピン嵌入孔15と上記ピン貫通孔32と
の位置合わせも容易に行われる。
【0016】そして、上記一方の横架材1の上記側面1
2から、上記ピン嵌入孔15及び上記ピン貫通孔32の
双方を通して上記ピン5が上記テーパー部52側から嵌
入されて、上記一方の横架材1と上記継手プレート3及
び上記固定プレート4とが固定される。このとき、上記
ピン5は、上記ピン貫通孔32と接触する表面に摩擦用
切込加工(ローレット加工)が施された上記部位51を
有しているため、上記ピン嵌入孔15及び上記ピン貫通
孔32への嵌入後に該ピン貫通孔32と上記部位51と
が噛み合って、上記一方の横架材1と上記継手プレート
3との結合を確実なものとしている。
【0017】次に、図3に示されるように、一体化され
た上記継手プレート3及び上記固定プレート4の嵌入さ
れた上記一方の横架材1の上記端面11に、上記継手プ
レート3及び上記固定プレート4の露出されたままの部
分が、上記他方の横架材2の上記端面21に形成された
十字状の溝に嵌入され、上記継手プレート3が上記縦深
溝23内に配され、上記固定プレート4が上記浅溝24
内に配される。そして、上記他方の横架材2の上記側面
22から、上記ピン嵌入孔25及び上記ピン貫通孔32
の双方を通して上記ピン5が上記テーパー部52側から
嵌入されて、上記他方の横架材2が上記継手プレート3
及び上記固定プレート4を介して上記一方の横架材1と
が接合され、図4に示される状態となる。
【0018】この上記他方の横架材2の接合時において
も、上記固定プレート4により上記端面21に対する上
下方向の位置決めが容易に行い得ること、また、上記ピ
ン嵌入孔25及び上記ピン貫通孔32への嵌入後に該ピ
ン貫通孔32と上記部位51とが噛み合って、上記他方
の横架材2と上記継手プレート3との結合、即ち、上記
一方の横架材1と上記他方の横架材2との接合を確実な
ものとしていることは言うまでもない。尚、図2〜4に
おいては、上記柱6,6との接合部は省略して示されて
いる。
【0019】本発明の横架材と横架材との継手構造は、
上述のように構成され、接合強度を向上させると共に耐
火性能をも向上させ、熟練を要せずに容易且つ確実に施
工することができる。
【0020】尚、本発明は上記実施例に制限されず、例
えば、上記実施例においては、上記一方の横架材1の上
記他方の横架材2との接合部が上記柱6,6の接合部に
隣接して設けられているが、このような柱との接合部に
隣接して設けられていなくても良く、上記一方の横架材
1又は上記他方の横架材2に嵌入される上記ピン5の数
も、本実施例においてはそれぞれ1本ずつであるが、複
数本ずつ嵌入されても構わない。また、上記一方の横架
材1及び上記他方の横架材2は必ずしも木質材でなく、
他の材質によるものであっても構わない。その他の点に
関しても、本発明の趣旨を逸脱しない限り、適宜変更が
可能である。
【0021】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、継手プ
レートと固定プレートを一体的に一対の横架材の端面そ
れぞれに設けられた十字状の縦深溝及び浅溝内に配置し
て容易に一対の横架材同士の位置決めを行うことがで
き、一対の横架材の側面それぞれに設けられたピン嵌入
孔及び継手プレートに設けられたピン貫通孔にピンを嵌
入させて容易且つ確実に一対の横架材同士を継手プレー
トを介して接合することができる。また、接合後のその
接合部の表面には、固定プレートの端縁のみが僅かに露
出するだけで、防火上問題となることがなく、美麗な外
観をも呈する。更に、一対の横架材のそれぞれの端部に
仕口加工を行う場合に比して、端部の切削加工量を低減
して強度低下を防止することができ、且つ木材の該仕口
部分を形成する部分を一対の横架材のそれぞれの端部に
重複させて設ける必要がなくなるため、一対の横架材の
材長を節約することができる。また更に、一対の横架材
の端部加工が共通なため、加工の合理化を図り易い。
【0022】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の発明による上記効果に加えて、ピンが、ピン貫通孔と
接触する表面に摩擦用切込加工(ローレット加工)が施
された部位を有しているため、ピン嵌入孔及びピン貫通
孔への嵌入後に該ピン貫通孔と摩擦用切込加工(ローレ
ット加工)が施された部位とが噛み合って、一対の横架
材同士の接合を確実なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の横架材と横架材との継手構
造を、それぞれの構成部材を分離して示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の横架材と横架材との継手構
造の施工手順例(接合前)を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施例の横架材と横架材との継手構
造の施工手順例(接合中)を示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施例の横架材と横架材との継手構
造の施工手順例(接合後)を示す斜視図である。
【図5】従来の横架材と横架材との継手構造(金輪継)
の外観を示す斜視図であり、(a) は接合状態の斜視図、
(b) は一方の横架材の端部のみの斜視図である。
【図6】従来の横架材と横架材との継手構造(追掛大栓
継)の外観を示す斜視図であり、(a) は接合状態の斜視
図、(b) は一方の横架材の端部のみの斜視図である。
【符号の説明】
1 一方の横架材 11 端面 12 側面 13 縦深溝 14 浅溝 15 ピン嵌入孔 2 他方の横架材 21 端面 22 側面 23 縦深溝 24 浅溝 25 ピン嵌入孔 3 継手プレート 31 固定プレート嵌入孔 32 ピン貫通孔 4 固定プレート 5 ピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の横架材の端面に他方の横架材の端
    面を面接させ、該一方の横架材と該他方の横架材とを継
    手プレート及び固定プレートを介して接合した横架材と
    横架材との継手構造であって、 上記一方の横架材及び上記他方の横架材は、それらの上
    記端面中央にそれぞれ、上記継手プレートの厚さに略等
    しい幅の縦深溝と、該縦深溝に対して直角に配された上
    記固定プレートの厚さに略等しい幅の浅溝とを有し、且
    つそれらの側面にそれぞれ上記縦深溝を貫通するピン嵌
    入孔を有し、 上記継手プレートは、固定プレート嵌入孔とピン貫通孔
    とを有し、上記一方の横架材及び上記他方の横架材の双
    方に亘って上記縦深溝内に配され、 上記固定プレートは、上記固定プレート嵌入孔に嵌入さ
    れ、上記一方の横架材及び上記他方の横架材の双方に亘
    って上記浅溝内に配され、 上記一方の横架材及び上記他方の横架材の上記側面か
    ら、それぞれ上記ピン嵌入孔及び上記ピン貫通孔の双方
    を通してピンが嵌入されて、上記一方の横架材と上記他
    方の横架材とが接合されていることを特徴とする横架材
    と横架材との継手構造。
  2. 【請求項2】 上記ピンが、上記ピン嵌入孔及び上記ピ
    ン貫通孔への嵌入後に該ピン貫通孔と接触する表面に、
    上記継手プレートの厚さよりも広い幅の帯状の摩擦用切
    込加工が施された部位を有している、請求項1に記載の
    横架材と横架材との継手構造。
JP31650394A 1994-12-20 1994-12-20 横架材と横架材との継手構造 Pending JPH08170370A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007303250A (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Okabe Co Ltd 木造建築物における柱梁接合構造及びその柱梁接合構造に使用される柱梁接合用金具

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