JPH0816875A - 現金自動預け払い機・タッチパネル操作時の汚れ・雑 菌・付着防止法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 不特定多数の人達が利用する
現金自動預け払い機のタッチパネル面が汚れ・雑菌等で
不潔な為、常に清潔なタッチパネル面でのデータ入力操
作が出来る事を目的とする。 【構成】 タッチパネル面上をフィルム
でカバーし、データ入力操作をフィルムの上からタッチ
すべく自動フィルム巻き取り機構を設け、操作回ごとに
フィルムを自動送りし、常時フィルムの新しい面を用意
した。

Description

【発明の詳細な説明】

【００１】〔産業用の利用分野〕本発明は、安全衛生上
清潔なタッチパネル操作面を提供する事を目的とする。

【００２】〔従来の技術〕従来の現金自動預け払い機の
データ入力操作は、タッチパネル操作面を直接タッチし
て入力する為、不特定多数の人達が利用することで汚れ
・雑菌等が付着する傾向が高く、定期的に機械の設置者
が専用の清掃具、又は布類でふき取っているが、安全衛
生上及び精神衛生上好ましくないという問題点を有す
る。

【００３】〔発明が解決しようとする課題〕かかる現状
のもと、タッチパネル操作面を直接タッチするのでな
く、フィルムを介してフィルムの上からタッチすること
でかかる問題が解決する事を見出した。

【００４】〔問題を解決する為の手段〕および〔作用〕 （イ） 従って本発明は、タッチパネル操作面上をフィ
ルムでカバーし、データ入力操作をフィルムの上から行
い、自動フィルム巻き取り機構を以って、操作回ごとに
フィルムを必要量巻き取り、常時清潔なフィルム面を使
って操作出来る様にし、フィルムはカセット式として交
換出来る様にした。 （ロ） フィルムカバーの上からのデータ入力操作を行
う為、常に操作に際して新しい面を使用出来ることで安
全衛生及び、精神衛生上好ましい状態を提供できる。

【００５】〔実施例〕 （イ） 図について説明するとフィルムカセットＡ
（１）に透明フィルム （２）を装填し、透明フィルム
（２）をフィルムカセットＢ（４）に接続する。データ
入力操作回ごとに駆動部 （５）の作動により、フィル
ムをフィルムカセットＢ（４）に巻き取り、常に新しい
フィルム面をタッチパネル上に出現させた。 （ロ） カセットＡ（１）のフィルムが全て使用された
らカセットＢ（４）に巻き取られたフィルムをカセット
Ａ（１）に巻き戻し新しいカセットと交換する。 （ハ） フィルム（２）には抗菌剤を塗布しても良い。 （ニ） 図２についてはタッチパネル（６）上にフィル
ム（２）をセットした時のタッチパネル部の断面図であ
る。フィルムカセットＡ（１）に装填されたフィルム
（２）をフィルムカセットＢ（４）にて巻き取る。 （ホ） 機器本体に搭載する方法としては、フィルムを
エンドレスとして循環させ、その循環プロセスの中に洗
浄・乾燥の工程を設ける事によってフィルムを交換しな
い方法もある。

【００６】〔発明の効果〕 （イ） 現金自動預け払い機を利用する際、常に清潔な
タッチパネル操作面を使用可能となる為、利用者にとっ
ては安全衛生及び、精神衛生上好ましく、又機械の設置
者にとっては利用者志向に結び付いたサービスの提供が
可能となった。 （ロ） 限定された人達が使う分にはあまり異和感がな
いが、不特定多数の人達が利用する場合は異和感及び、
抵抗を感じるが、止む得ず利用しているのが現状であ
り、これ等が全て、解決する事になる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 フィルム巻き取り機構部斜視図

【符号の説明】

１ フィルムカセットＡ ２ フィルム ３ 巻き取り用リード穴 ４ フィルムカセットＢ ５ 駆動部

【図２】 タッチパネル部断面図

【符号の説明】

１ フィルムカセットＡ ２ フィルム ４ フィルムカセットＢ ６ タッチパネル

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 タッチパネル操作面上をフィルムで
   カバーしデータ入力操作をフィルムの上からタッチし、
   自動フィルム巻き取り機構によって、操作回ごとにフィ
   ルムを必要量巻き取り、フィルムは常時タッチ前の清潔
   な面とした。