JPH08168272A - 発電装置 - Google Patents

発電装置

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JPH08168272A
JPH08168272A JP6311766A JP31176694A JPH08168272A JP H08168272 A JPH08168272 A JP H08168272A JP 6311766 A JP6311766 A JP 6311766A JP 31176694 A JP31176694 A JP 31176694A JP H08168272 A JPH08168272 A JP H08168272A
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JP
Japan
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cushion
step portion
unit
piezoelectric element
power
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JP6311766A
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English (en)
Inventor
Takeshi Nagase
健 長瀬
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 省電力化が図れる補助電源とその電源を用
いて効率よい照明を行う照明装置を提供することであ
る。 【構成】 衝撃を吸収するクッション10内に圧電素子
11を組み込み、そのクッションの弾発力により衝撃を
吸収するとともに、クッションが押されたときにそのク
ッションを通って圧電素子11に押圧力を加えて圧電素
子に発生した電気信号を充電し、クッションが押し戻さ
れてもとのクッションの状態に戻ろうとするとき、圧電
素子から発生した電気信号を放電する蓄電部13を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発電装置に係り、特に夜
間や暗闇における照明やドアの開閉時における照明用の
補助電源としてこれらにエネルギを供給する発電装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】家庭内や駅などでは、特に夜間などに階
段の照明が暗く、階段のステップの位置がよくわからな
いために階段のステップを踏み外してしまい、怪我をす
ることがある。
【0003】このような事故をなくすため、階段のステ
ップに滑り止めを設けたり、夜光塗料がついた反射板を
階段のステップに取り付けるなどによって階段のステッ
プの位置がわかり、階段のステップを踏み外さないよう
にしていた。
【0004】また夜間にする歩行やジョギングのときに
は、夜光塗料のついた帽子、ベルトおよびシューズなど
によって歩行者またはジョギングをしている人間を第三
者が視認し易くすることにより、自転車に乗っている人
間や歩行中の人間にぶつかっ怪我をしないようにしてい
る。
【0005】さらにレストラン、喫茶店などの出入口に
は、自動ドアが設置されているところがあるが、出入口
の全体照明を暗くして店の雰囲気をシックにかもしだし
ているような場合に、あわてて自動ドアのステップに立
ち外または店内に入ろうとすると、自動ドアの開閉が行
われない状態で自動ドアにぶち当たり、思わぬ怪我をす
ることがある。
【0006】一方、主電源をサポートする電源としては
補助電源がある。この補助電源としては、充電池、蓄電
池などの二次電池がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来において
は、たとえば、上記室内において階段のステップに夜行
塗料のついたシートを貼っても階段のステップであるこ
とを認識できるだけの光量が得られないために足場が暗
くなり、心理的な不安もあった。
【0008】また夜間にする歩行やジョギング時に夜光
塗料付き帽子、ベルトおよびシューズなどによって歩行
者またはジョギングをする場合も、第三者に歩行者また
はジョギングをしている人間がいることを知らしめるこ
とができるが、足元の路面あるいはその近傍の路面を照
明することができなかった。そのため、歩行中などにつ
まずいて怪我をすることがあった。
【0009】さらに、レストラン、喫茶店などの出入口
には、自動ドアが設置されているが、出入口の全体照明
を暗くして店の雰囲気をシックにかもしだしている場合
に、あわてて自動ドアのステップに立ち外または店内に
入ろうとすると、自動ドアの開閉が行われない状態で自
動ドアにぶち当たり、顔面を自動ドアにぶつけて怪我を
することがあった。
【0010】一方、電源には、消費電力がかさむものが
多く、消エネルギの点から問題がある。そこで、本発明
はこれらの課題に鑑みて成されたもので、夜間における
照明やドアの開閉時に視認しやすい装置を提供すること
を目的とする。
【0011】また本発明は、消電力化を図ることができ
る発電装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、以下の手段を採用した。 (1)第1の発明の要旨 第1の発明では、衝撃を吸収するクッションと、このク
ッション内に組み込んだ圧電素子と、クッションが押さ
れたときにそのクッションを通って圧電素子に押圧力を
加えて圧電素子に発生した電気信号によりオン動作する
スイッチ部と、このスイッチ部のオン動作により充電を
する充電部と、クッションが押し戻されてもとのクッシ
ョンの状態に戻ろうとするとき、圧電素子から発生した
電気信号を放電する放電部とを備え、この放電部から瞬
時電力が被瞬時電力供給対象に供給されるとスイッチが
オフ動作するように構成する。
【0013】なお、上記充・放電部は、たとえば、充電
池あるいは蓄電池などの二次電池または電子部品である
コンデンサとして用いることができる。 (2)第2の発明の要旨 第2の発明では、蓄電部を靴に固着し、その靴が路面を
歩行または走行時に路面をたたくときクッションが押さ
れてそのクッションの押圧力により充電が行われ、また
その靴が路面を歩行または走行時に蹴り上げるときクッ
ションが元のクッションの状態に戻されて放電を行な
い、足元を照明するための発光素子を点灯させる。
【0014】(3)第3の発明の要旨 第3の発明では、蓄電部を階段のステップ部分に沿って
固着し、そのステップ部分を踏むとクッションが押され
てそのクッションの押圧力により充電が行われ、また階
段のステップ部分を踏み上げるとクッションが元のクッ
ションの状態に戻されて放電を行ない、足元を照明する
ための発光素子を点灯させる。
【0015】(4)第4の発明の要旨 第4の発明では、 蓄電部を自動開閉するドアのステッ
プ部分に固着し、そのステップ部分を踏むとクッション
が押されてそのクッションの押圧力により充電が行わ
れ、また自動開閉するドアのステップ部分を踏み上げる
とクッションが元のクッションの状態に戻されて放電を
行ない、足元を照明するための発光素子を点灯させる。
【0016】
【作用】
(1)第1の発明では、衝撃を吸収するクッション内に
圧電素子を組み込み、そのクッションの弾発力により衝
撃を吸収するとともに、クッションが押されたときにそ
のクッションを通って圧電素子に押圧力を加えて圧電素
子に発生した電気信号によりスイッチをオン動作させ、
充電部を充電し、またクッションが押し戻されてもとの
クッションの状態に戻ろうとするとき、圧電素子から発
生した電気エネルギを放電部から瞬時電力を被瞬時電力
供給対象に供給し、前記スイッチをオフ動作させる。
【0017】これにより、電力の省力化および低コスト
化を図ることが可能になる。 (2)第2の発明では、蓄電部を靴に固着し、その靴が
路面を歩行または走行時にたたくときクッションが押さ
れてそのクッションの押圧力により充電が行われ、また
その靴が路面を歩行または走行時に蹴り上げるときクッ
ションが元のクッションの状態に戻されて放電を行な
い、足元を照明するための発光素子を点灯させる。
【0018】これにより、暗闇で足元を照明することに
より、視認性をたかくするとともに、自己の足元も明る
くして足元の障害物などによってつまずかないようにす
ることができる。
【0019】(3)第3の発明では、蓄電部を階段のス
テップ部分に固着し、そのステップ部分を踏むとクッシ
ョンが押されてそのクッションの押圧力により充電が行
われ、また階段のステップ部分を踏み上げるとをクッシ
ョンが元のクッションの状態に戻されて放電を行ない、
足元を照明するための発光素子を点灯させる。
【0020】これにより、暗い階段などで足を踏み外さ
ないようにすることができる。 (4)第4の発明では、蓄電部を自動開閉するドアのス
テップ部分に固着し、そのステップ部分を踏むとクッシ
ョンが押されてそのクッションの押圧力により充電が行
われ、また自動開閉するドアのステップ部分を踏み上げ
るとクッションが元のクッションの状態に戻されて放電
を行ない、足元を照明するための発光素子を点灯させ
る。
【0021】これにより、自動開閉ドアにあわてて突っ
込み怪我をしないようにすることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (実施例1)第1の実施例を、図1ないし図3の説明図
に基づいて説明する。
【0023】〔実施例1の概要〕実施例1は、夜間にお
ける照明やドアの開閉時における照明用の補助電源とし
てこれらに照明器やドアなどのステップにエネルギを供
給する発電装置である。
【0024】〔実施例1の内容〕図1は本発明の実施例
1における発電装置を説明するための説明図である。こ
の図1では、衝撃を吸収するとともに複数回、たとえば
108回程度の塑性変形回数があってもクッション性を
失わないクッション部材10内に圧電素子11が組み込
まれている。このようなクッション部材としては、ゴ
ム、スプリングおよび樹脂などから成るものである。
【0025】このクッション部材10では、弾発力によ
り衝撃が吸収できるとともに、そのクッション部材10
が押されたときにそのクッション部材10を通って圧電
素子11に押圧力が加えられる。
【0026】この圧電素子11は歪を与えると電圧を発
生し、また逆に電圧を加えると歪が生じる性質である圧
電性を備えたデバイスで、変位量が大きく、たとえば数
十μmという高変位量が得られること、変位の応答速度
が速い、たとえば印加電圧のオンーオフに50〜100
μsecの速さで追従できること、耐久性がきわめて良
好であること、たとえば繰り返しオンーオフ回数は10
8回以上に達すること、および小型軽量であることの特
徴がある。
【0027】本実施例においては、これらの特徴を有す
る圧電素子11を歪センサとして用いている。また圧電
素子11により検出された歪信号電圧が導線102を経
てスイッチ部15をオン動作すると蓄電部13に瞬時電
力が蓄えられる。
【0028】この蓄電部13としては、たとえば、充電
池あるいは蓄電地などの二次電池13aあるいはコンデ
ンサ13bである。たとえば、蓄電部13として二次電
池13aを用いた場合を図2を参照して説明する。
【0029】この図2の説明においては図1で説明した
ものと同一の構成については同一の符号を付して詳しい
説明を省略する。図2において、蓄電部13として二次
電池13aは、数10mm程度の厚さに形成することが
できるもので、照明用などに好適な消エネルギタイプの
補助電源である。
【0030】たとえば、クッション部材10の上面10
aが圧力100で押されると、そのクッション部材10
の押圧力により、圧電素子11から歪信号電圧が発生し
て、スイッチ15をオン動作させて二次電池13aの充
電が行われ、またクッション部材10に対する押圧力1
0の解除により、圧電素子11から歪信号電圧が発生し
なくなり二次電池13aの放電が行われ、スイッチ15
がオフ動作し、被電力供給対象に電力が供給されなくな
る。
【0031】したがって、本実施例では、外部から圧力
100をクッション部材10にかけることにより、二次
電池13aを充電することができ、また外部からクッシ
ョン部材10に対して圧力を解除するとき、二次電池1
3aの放電を行うことができるので、設置スペースの狭
い多様な間接照明用の補助電源として用いることが可能
であるとともに、消エネルギ化を図ることが可能にな
る。
【0032】また図3は、たとえば、蓄電部としてコン
デンサを用いた実施例を示すものである。この図3にお
いて、蓄電部13としてはコンデンサ13bを用いてい
る。このコンデンサ13bは間接照明用の電源に用いる
電子部品であって、数10mm程度の厚さに形成するこ
とができるものである。
【0033】この実施例では、クッション10が押され
たときにはそのクッション10の押圧力により閉空間内
の空気などの気体または水などの液体を通して圧電素子
11に間接的な圧力101が加えられると、圧電素子1
1から歪信号電圧が導線102を経て送出されてスイッ
チ15をオン動作させてコンデンサ13bの充電が行わ
れ、またクッション部材10に対する押圧力10の解除
により、閉空間内の空気などの気体または水などの液体
を通して圧電素子11に歪信号電圧が発生しなくなると
コンデンサ13bの放電が行われ、被電力供給対象に対
して電力が供給されなくなる。
【0034】したがって、本実施例では、外部から圧力
100をクッション部材10にかけることにより、コン
デンサ13bを充電することができ、また外部からクッ
ション部材10に対して圧力を解除するとき、コンデン
サ13bの放電を行うことができるので、設置スペース
の狭い多様な照明用の補助電源に用いるコンデンサとし
て好適に電子部品を提供することが可能になる。
【0035】(第1変形実施例)実施例1の第1変形実
施例を図4および図5を参照して説明する。 〔第1変形実施例の概要〕第1変形実施例では、夜間に
おける照明やドアの開閉時における照明用の補助電源と
してこれらにエネルギを供給する発電装置の蓄電部を靴
に固着し、その靴が路面を歩行または走行時に路面をた
たくとき、蓄電部の充電から放電が行われて靴の周囲を
照明する発光素子を点灯させる。
【0036】〔実施例2の内容〕図4は本発明の第1変
形実施例における発電装置に用いる照明装置の説明図、
図5は靴に図4の照明装置を設けた例を示す図である。
【0037】図4の発電装置に用いる照明装置6Aで
は、蓄電部13が靴20の両側先端部20Aに強力接着
剤などにより固着されている。この蓄電部13には、図
5に示す位置に足元を夜間に間接照明する切換ボタン7
が設け得られており、たとえば切換ボタン7をオンする
ことにより、ランプ16Aを点灯させて、たとえば靴2
0を照明する状態にし、また切換ボタン7をオフにする
ことにより靴20を照明しない状態にすることができ
る。
【0038】なお、靴20の照明とは、ランプ16Aよ
り路面を照射した光が路面で反射されて靴に当たる光に
より、歩行または走行している人間がいることを夜間で
も第三者に知らしめるとともに自己の足元も照明するこ
とをいう。
【0039】この照明装置6Aでは、靴20が路面を歩
行または走行時に路面をたたくとき、図4のクッション
10が押されてそのクッション10の押圧力により閉空
間内の空気などの気体または水などの液体を通して間接
的な圧力101が圧電素子11に加えられると、圧電素
子11から歪信号電圧が導線102を経て送出されてス
イッチ15をオン動作させコンデンサ13bの充電が行
われ、また靴20を路面から踏み上げることによりクッ
ション部材10に対する押圧力10の解除により、閉空
間内の空気などの気体または水などの液体を通して圧電
素子11に歪信号電圧が発生しなくなるとコンデンサ1
3bの放電が行われ、この放電により照明装置6Aのラ
ンプ16Aを点灯させるとスイッチ15がオフ動作して
ランプに電力が供給されなくなる。
【0040】したがって、本実施例では、外部から圧力
100をクッション部材10にかけることにより、コン
デンサ13bを充電することができ、また外部からクッ
ション部材10に対して圧力を解除するとき、コンデン
サ13bの放電を行うことができるので、設置スペース
の狭い靴20であっても間接照明用の補助電源に備えた
照明装置を設けることが可能になる。
【0041】(第2変形実施例)実施例1の第2変形実
施例を図6および図7を参照して説明する。 〔第2変形実施例の概要〕第2変形実施例では、夜間に
おける照明やドアの開閉時における照明用の補助電源と
してこれらにエネルギを供給する発電装置の蓄電部を階
段のステップ部分に固着し、階段のステップを踏むむと
き、蓄電部の充電から放電が行われて階段のステップの
周囲を照明する発光素子を点灯させる。
【0042】〔第2変形実施例の内容〕図6は本発明の
第2変形実施例における発電装置に用いる照明装置の説
明図、図7は家庭内の階段のステップ部に図6の照明装
置を設置した例を示す図である。
【0043】図7の発電装置に用いる照明装置30Bで
は、蓄電部13が階段30のステップ部分に強力接着剤
などにより固着されている。この照明装置6Bには、階
段のステップ照明用のランプとしてたとえばエレクトロ
ルミネッセンスELランプを用いている。
【0044】このELランプを用いることにより、低温
で発光させることができるので、素足でこの部分を踏ん
でも熱さを感じないようにすることができる。この第2
変形実施例では、階段30のステップ31を踏むとき、
図6のクッション10が押されてそのクッション10の
押圧力により閉空間内の空気などの気体または水などの
液体を通して間接的な圧力101が圧電素子11に加え
られると、圧電素子11から歪信号電圧が導線102を
経て送出されてスイッチ15をオン動作させコンデンサ
13bの充電が行われ、また階段30のステップ部分3
1を踏み上げることによりクッション部材10に対する
押圧力10の解除により、閉空間内の空気などの気体ま
たは水などの液体を通して圧電素子11に歪信号電圧が
発生しなくなるとコンデンサ13bの放電が行われ、こ
の放電により照明装置6Bのランプ16Bを点灯させる
電力が供給されるとすぐにスイッチ15がオフ動作して
ランプに電力が供給されなくなる。
【0045】したがって、本実施例では、外部から圧力
100をクッション部材10にかけることにより、コン
デンサ13bを充電することができ、また外部からクッ
ション部材10に対して圧力を解除するとき、コンデン
サ13bの放電を行うことができるので、設置スペース
の狭い階段30のステップ31であっても間接照明用の
補助電源を備えた照明装置を設置することが可能にな
る。
【0046】(第3変形実施例)実施例1の第3変形実
施例を図8および図9を参照して説明する。 〔第3変形実施例の概要〕第3変形実施例では、自動開
閉ドアの開閉時における照明用の補助電源としてこれら
にエネルギを供給する発電装置の蓄電部を自動開閉ドア
のステップ部分に固着し、その自動開閉ドアのステップ
を踏むとき、蓄電部の充電から放電が行われて自動開閉
ドアのステップの周囲を照明するランプを点灯させる。
【0047】〔第3変形実施例の内容〕図8は本発明の
第3変形実施例における発電装置に用いる照明装置の説
明図、図9は自動開閉ドアのステップ部に図8の照明装
置を設置した例を示す概要図である。
【0048】図8の発電装置に用いる照明装置6Cで
は、蓄電部13が自動開閉ドア45のステップ部分に強
力接着剤などにより固着されている。この照明装置6C
には、自動開閉ドア45のステップ照明用のランプとし
てたとえばエレクトロルミネッセンスELランプを用い
ている。
【0049】このELランプを用いることにより、低温
かつ低消費電力でランプを発光させることができるの
で、雨の日のように傘の水滴によってランプに水滴が付
着するような場合であっても支承なく使用することが可
能である。
【0050】この第3変形実施例では、自動開閉ドア4
5のステップ40、41を室内側あるいは室外側から踏
むとき、図8のクッション10が押されてそのクッショ
ン10の押圧力により閉空間内の空気などの気体または
水などの液体を通して間接的な圧力101が圧電素子1
1に加えられると、圧電素子11から歪信号電圧が導線
102を経て送出されてスイッチ15をオン動作させコ
ンデンサ13bの充電が行われ、また自動開閉ドア45
のステップ40、41を踏み上げることによりクッショ
ン部材10に対する押圧力10の解除により、閉空間内
の空気などの気体または水などの液体を通して圧電素子
11に歪信号電圧が発生しなくなるとコンデンサ13b
の放電が行われ、この放電により照明装置6Cのランプ
16Cを点灯させるとスイッチ15がオフ動作する。
【0051】したがって、本実施例では、外部から圧力
100をクッション部材10にかけることにより、コン
デンサ13bを充電することができ、また外部からクッ
ション部材10に対して圧力を解除するとき、コンデン
サ13bの放電を行うことができるので、設置スペース
の狭い自動開閉ドア45のステップ40、41であって
も照明用の補助電源を備えた照明装置を設置することが
可能になるとともに、故障の少ない照明装置を提供する
ことができる。
【0052】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、夜間にお
ける照明やドアの開閉時における補助電源としてこれら
にエネルギを供給する発電装置を提供することにより、
電力の省力化を図ることができる。
【0053】また本発明によれば、夜間における照明や
ドアの開閉時における照明用の補助電源としてこれらに
エネルギを供給する発電装置を用いた照明装置により、
夜間あるいは暗闇での歩行や走行などにより、対象物な
どにぶつかり怪我をしないようにするとともに、故障な
どの少ない装置を提供することができるという効果を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の概要を示す説明図である。
【図2】本発明の実施例1の概要を示す説明図である。
【図3】本発明の実施例1の概要を示す説明図である。
【図4】本発明の実施例1の第1変形実施例の概要を示
す説明図である。
【図5】本発明の第1変形実施例1の説明図である。
【図6】本発明の実施例1の第2変形実施例の概要を示
す説明図である。
【図7】本発明の第2変形実施例の説明図である。
【図8】本発明の実施例1の第3変形実施例の概要を示
す説明図である。
【図9】本発明の第3変形実施例の説明図である。
【符号の説明】
5 発電装置 5A 発電装置 5B 発電装置 5C 発電装置 6 照明装置 6A 照明装置 6B 照明装置 6C 照明装置 10 クッション部材 11 圧電素子 13 蓄電部 13a 二次電池 13b コンデンサ 15 スイッチ 16 ランプ 16A ランプ 16B ランプ 16C ランプ 30 階段 31 ステップ 40 室外側ステップ 41 室内側ステップ 45 自動開閉ドア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衝撃を吸収するクッションと、このク
    ッション内に組み込んだ圧電素子と、 前記クッションが押されたときにそのクッションを通っ
    て前記圧電素子に押圧力を加えて前記圧電素子に発生し
    た電気信号によりオン動作するスイッチ部と、 このスイッチ部のオン動作により充電をする充電部と、 前記クッションが押し戻されてもとのクッションの状態
    に戻ろうとするとき、前記圧電素子から発生した電気信
    号を放電する放電部とを備え、 この放電部から瞬時電力が被瞬時電力供給対象に供給さ
    れると前記スイッチがオフ動作する、発電装置。
  2. 【請求項2】 前記充電部および放電部からなる蓄電
    部を靴に固着し、その靴が路面を歩行または走行時に路
    面をたたくとき、クッションが押されてそのクッション
    の押圧力により充電が行われ、またその靴が路面を歩行
    または走行時に蹴り上げるときクッションが元のクッシ
    ョンの状態に戻されて放電を行ない、前記蓄電部からの
    電気信号により前記靴の周囲を照明するための発光素子
    を点灯させる照明部を有する、請求項1記載の発電装
    置。
  3. 【請求項3】 前記充電部および放電部からなる蓄電
    部を階段のステップ部分に沿って固着し、そのステップ
    部分を踏むと前記クッションが押されてそのクッション
    の押圧力により充電が行われ、また階段のステップ部分
    を踏み上げるとクッションが元のクッションの状態に戻
    されて放電を行ない、前記蓄電部からの電気信号により
    前記階段のステップ部分を照明する照明部を有する、請
    求項1記載の発電装置。
  4. 【請求項4】 前記充電部および放電部からなる蓄
    電部を自動開閉するドアのステップ部分に固着し、その
    ステップ部分を踏むと前記クッションが押されてそのク
    ッションの押圧力により充電が行われ、また自動開閉す
    るドアのステップ部分を踏み上げるとクッションが元の
    クッションの状態に戻されて放電を行ない、前記蓄電部
    からの電気信号により前記自動開閉するドアのステップ
    部分を照明する照明部を有する、請求項1記載の発電装
    置。
JP6311766A 1994-12-15 1994-12-15 発電装置 Withdrawn JPH08168272A (ja)

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JP6311766A JPH08168272A (ja) 1994-12-15 1994-12-15 発電装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003025969A1 (fr) * 2001-09-12 2003-03-27 Jisouken Co., Ltd. Appareil d'alimentation
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