JPH08168064A - Isdn輻輳制御方式 - Google Patents
Isdn輻輳制御方式Info
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- JPH08168064A JPH08168064A JP6308716A JP30871694A JPH08168064A JP H08168064 A JPH08168064 A JP H08168064A JP 6308716 A JP6308716 A JP 6308716A JP 30871694 A JP30871694 A JP 30871694A JP H08168064 A JPH08168064 A JP H08168064A
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- isdn
- congestion
- line
- signal
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- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ISDN回線に接続される構内交換機(PB
X)の輻輳制御方式に関し、ISDN回線に起因する回
線交換の処理能力が輻輳した際、Bチャネルを一定時間
使用中にして信号の送受信量の減少を図ることを目的と
する。 【構成】 メモリに、構内交換機からISDN回線へ国際基
準で規定された信号を送信するISDN信号送信手段と、IS
DN回線からの国際基準で規定された信号を受信するISDN
信号受信手段と、構内交換機の処理能力の輻輳を検出す
る輻輳検出手段と、ISDN回線のインタフェース内のBch
を一定期間使用中とするために必要な呼制御を行う呼制
御手段を設け、ISDN信号受信手段よりISDN信号を受信し
た際、呼制御手段が輻輳検出手段により輻輳中を判断
し、輻輳中であればISDN信号送信手段を用いて、適切な
ISDN信号を送信することによりBチャネルを一定時間の
間使用中とするように構成する。
X)の輻輳制御方式に関し、ISDN回線に起因する回
線交換の処理能力が輻輳した際、Bチャネルを一定時間
使用中にして信号の送受信量の減少を図ることを目的と
する。 【構成】 メモリに、構内交換機からISDN回線へ国際基
準で規定された信号を送信するISDN信号送信手段と、IS
DN回線からの国際基準で規定された信号を受信するISDN
信号受信手段と、構内交換機の処理能力の輻輳を検出す
る輻輳検出手段と、ISDN回線のインタフェース内のBch
を一定期間使用中とするために必要な呼制御を行う呼制
御手段を設け、ISDN信号受信手段よりISDN信号を受信し
た際、呼制御手段が輻輳検出手段により輻輳中を判断
し、輻輳中であればISDN信号送信手段を用いて、適切な
ISDN信号を送信することによりBチャネルを一定時間の
間使用中とするように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はISDN回線に接続され
る構内交換機(PBX)の輻輳制御方式に関する。IS
DN(Integrated Services Digital Network):サービス
総合ディジタル網は、次世代の通信ネットワークとして
通信を行うユーザー間にディジタル信号をそのまま送受
信する機能を提供することができる。
る構内交換機(PBX)の輻輳制御方式に関する。IS
DN(Integrated Services Digital Network):サービス
総合ディジタル網は、次世代の通信ネットワークとして
通信を行うユーザー間にディジタル信号をそのまま送受
信する機能を提供することができる。
【0002】ISDNに適用できる交換網として回線交
換網やパケット交換網、更に高速な交換網が実用化に向
けて開発されている。端末と交換網間のディジタル信号
としては、基本的には64KbpsのBチャネル2本と16Kbps
の制御用のDチャネル1本により構成されているが、こ
れよりも高速な通信を必要とする場合は23B+Dチャ
ネルに多重化して使用される。
換網やパケット交換網、更に高速な交換網が実用化に向
けて開発されている。端末と交換網間のディジタル信号
としては、基本的には64KbpsのBチャネル2本と16Kbps
の制御用のDチャネル1本により構成されているが、こ
れよりも高速な通信を必要とする場合は23B+Dチャ
ネルに多重化して使用される。
【0003】構内交換機(PBX)において、ISDN
回線網に回線交換接続するためには23B+Dチャネル
の多重化回線を使用し、Q.931 の勧告で規定された信号
を送受信することによりPBX内の加入者をISDN回
線に接続することができる。このためにはPBX内にI
SDN信号送受信機能が必要である。
回線網に回線交換接続するためには23B+Dチャネル
の多重化回線を使用し、Q.931 の勧告で規定された信号
を送受信することによりPBX内の加入者をISDN回
線に接続することができる。このためにはPBX内にI
SDN信号送受信機能が必要である。
【0004】構内交換機とISDN回線との間で大量の
ISDN信号の送受信が行われ、構内交換機の処理能力
が輻輳した際、ISDN信号の送受信量を減少させるこ
とにより輻輳を緩和させることが必要である。特に大量
のトランザクションを発生させるダイヤルQ2システム
やチケット予約システム等を構内交換機に収容している
場合は輻輳制御機能が必要である。
ISDN信号の送受信が行われ、構内交換機の処理能力
が輻輳した際、ISDN信号の送受信量を減少させるこ
とにより輻輳を緩和させることが必要である。特に大量
のトランザクションを発生させるダイヤルQ2システム
やチケット予約システム等を構内交換機に収容している
場合は輻輳制御機能が必要である。
【0005】
【従来の技術】ISDN回線と構内交換機との接続構成
図を図8に示す。図において、21は構内交換機(PB
X)、22はINS網、23は他のPBX、24は回線の通話
パスを構成するネットワーク(NW)、25は中央制御装
置(CC)、26はメモリ(MM)、27はISDN局線制御装
置(PTK)、28はISDN中継線制御装置(ITK)、29
はISDN内線制御装置(PLC)、30はISDN端末を示す。
図を図8に示す。図において、21は構内交換機(PB
X)、22はINS網、23は他のPBX、24は回線の通話
パスを構成するネットワーク(NW)、25は中央制御装
置(CC)、26はメモリ(MM)、27はISDN局線制御装
置(PTK)、28はISDN中継線制御装置(ITK)、29
はISDN内線制御装置(PLC)、30はISDN端末を示す。
【0006】上記PTK27, ITK28, PLC29の各ト
ランクはISDN回線に対する一次群速度インタフェー
スを構成する。メモリ26内にはISDN信号受信機能、ISDN
信号送信機能を有し、ISDN局線制御装置27を介して局線
で接続されるINS網22との間でディジタル信号の送受
信が行われる。
ランクはISDN回線に対する一次群速度インタフェー
スを構成する。メモリ26内にはISDN信号受信機能、ISDN
信号送信機能を有し、ISDN局線制御装置27を介して局線
で接続されるINS網22との間でディジタル信号の送受
信が行われる。
【0007】構内交換機21からISDN回線へQ.931 で規定
された信号を送信し、ISDN回線からのQ.931 で規定され
た信号を受信する。ISDN局線制御装置27において多重化
された23B+Dチャネル信号を送受信して分離すること
により、最大23回線の加入者端末にネットワークを介し
て接続することができる。
された信号を送信し、ISDN回線からのQ.931 で規定され
た信号を受信する。ISDN局線制御装置27において多重化
された23B+Dチャネル信号を送受信して分離すること
により、最大23回線の加入者端末にネットワークを介し
て接続することができる。
【0008】上記接続構成における輻輳時のシーケンス
図の従来例を図9に示す。図はINS網22と構内交換機
21が一次群速度インタフェースのPTK27で接続され、
INS網22に収容された多数の加入者a1〜anが構内交換
機21に収容された二つの内線b1, b2の着信を要求した際
の信号シーケンスを示す。
図の従来例を図9に示す。図はINS網22と構内交換機
21が一次群速度インタフェースのPTK27で接続され、
INS網22に収容された多数の加入者a1〜anが構内交換
機21に収容された二つの内線b1, b2の着信を要求した際
の信号シーケンスを示す。
【0009】該当一次群速度インタフェースPTKのB
chは接続要求が二つの内線しかない場合、占有されるB
ch(B1,B2) は2本であり、空きBchが21本となるため空
きBchがある限り、INS網は内線への着信要求を構内
交換機に投げかけることになり、図5に示すように信号
シーケンスS2がINS網と構内交換機との間で行われる
ことになり、長時間処理能力輻輳が続くことになる。
chは接続要求が二つの内線しかない場合、占有されるB
ch(B1,B2) は2本であり、空きBchが21本となるため空
きBchがある限り、INS網は内線への着信要求を構内
交換機に投げかけることになり、図5に示すように信号
シーケンスS2がINS網と構内交換機との間で行われる
ことになり、長時間処理能力輻輳が続くことになる。
【0010】即ち、発信側加入者とINS網との間に信
号シーケンスS1が繰り返し行われ、着アドレスbiに対す
るSETUP(呼設定) 、CALL PROC(呼受付) 、DISC#17(話
中) 、REL(解放) 、REL COMP (解放完了) の信号の遣り
取りが繰り返される。それに伴いINS網と構内交換機
との間に信号シーケンスS2が繰り返し行われ、B3〜B23
の各チャネルを次々とSETUP(呼設定) し、CALL PROC(呼
受付) 、DISC#17(話中)、REL(解放) 、REL COMP (解放
完了) の信号の遣り取りが繰り返される。
号シーケンスS1が繰り返し行われ、着アドレスbiに対す
るSETUP(呼設定) 、CALL PROC(呼受付) 、DISC#17(話
中) 、REL(解放) 、REL COMP (解放完了) の信号の遣り
取りが繰り返される。それに伴いINS網と構内交換機
との間に信号シーケンスS2が繰り返し行われ、B3〜B23
の各チャネルを次々とSETUP(呼設定) し、CALL PROC(呼
受付) 、DISC#17(話中)、REL(解放) 、REL COMP (解放
完了) の信号の遣り取りが繰り返される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する問題点は、ISDN回線が接続を要求する内線数がBch
の数より少ない場合、構内交換機が処理しなければなら
ないISDN信号が大量に発生することである。本発明は、
上記条件の場合にISDN信号が大量に発生するのを防ぐ手
段を提供することを目的とする。
する問題点は、ISDN回線が接続を要求する内線数がBch
の数より少ない場合、構内交換機が処理しなければなら
ないISDN信号が大量に発生することである。本発明は、
上記条件の場合にISDN信号が大量に発生するのを防ぐ手
段を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の原理構成図を図
1に示す。図において、11は構内交換機(PBX)、12
はINS網、13は他のPBX、14は回線の通話パスを構
成するネットワーク(NW)、15は中央制御装置(C
C)、16はメモリ(MM)、17はISDN局線制御装置(P
TK)、18はISDN中継線制御装置(ITK)、19はISDN
内線制御装置(PLC)、20はISDN端末を示す。
1に示す。図において、11は構内交換機(PBX)、12
はINS網、13は他のPBX、14は回線の通話パスを構
成するネットワーク(NW)、15は中央制御装置(C
C)、16はメモリ(MM)、17はISDN局線制御装置(P
TK)、18はISDN中継線制御装置(ITK)、19はISDN
内線制御装置(PLC)、20はISDN端末を示す。
【0013】図において、メモリ16に、構内交換機から
ISDN回線へQ.931 で規定された信号を送信するISDN信号
送信手段1と、ISDN回線からのQ.931 で規定された信号
を受信するISDN信号受信手段2と、構内交換機の処理能
力の輻輳を検出する輻輳検出手段3と、ISDN回線のイン
タフェース内のBchを一定期間使用中とするために必要
な呼制御を行う呼制御手段4を設ける。
ISDN回線へQ.931 で規定された信号を送信するISDN信号
送信手段1と、ISDN回線からのQ.931 で規定された信号
を受信するISDN信号受信手段2と、構内交換機の処理能
力の輻輳を検出する輻輳検出手段3と、ISDN回線のイン
タフェース内のBchを一定期間使用中とするために必要
な呼制御を行う呼制御手段4を設ける。
【0014】
【作用】本構成により、ISDN信号受信手段2よりISDN信
号を受信した際、呼制御手段4が輻輳検出手段3により
輻輳中を判断し、輻輳中であればISDN信号送信手段1を
用いて、適切なISDN信号を送信することによりBchを一
定時間の間使用中とする。ISDN回線はBchが使用中とな
っている間ISDN信号を構内交換機に送信することができ
ず、信号処理の輻輳が緩和されることになる。
号を受信した際、呼制御手段4が輻輳検出手段3により
輻輳中を判断し、輻輳中であればISDN信号送信手段1を
用いて、適切なISDN信号を送信することによりBchを一
定時間の間使用中とする。ISDN回線はBchが使用中とな
っている間ISDN信号を構内交換機に送信することができ
ず、信号処理の輻輳が緩和されることになる。
【0015】本発明の輻輳時の信号シーケンス図を図2
に示す。図において、aiは内線b1,b2に着信を同時に要
求する加入者、Siは信号シーケンス、INS はINS網、
PBXは構内交換機、PTK はISDN局線制御装置、NWはネッ
トワークを示す。PTK に収容される端子B1〜B23 はBチ
ャネル端子、端子Dch はDチャネル端子を示す。
に示す。図において、aiは内線b1,b2に着信を同時に要
求する加入者、Siは信号シーケンス、INS はINS網、
PBXは構内交換機、PTK はISDN局線制御装置、NWはネッ
トワークを示す。PTK に収容される端子B1〜B23 はBチ
ャネル端子、端子Dch はDチャネル端子を示す。
【0016】図において、ISDN信号受信手段2がSETUP
信号(Q,931呼設定信号) を受信した際、呼制御手段4が
SETUP 信号の着アドレスを分析し、対象内線が話中であ
るか判定する。話中であれば輻輳検出手段3により輻輳
中であるか判定し、輻輳中であればALERT 信号(Q,931呼
出信号) をISDN信号送信手段1を通じてISDN回線に送信
する。
信号(Q,931呼設定信号) を受信した際、呼制御手段4が
SETUP 信号の着アドレスを分析し、対象内線が話中であ
るか判定する。話中であれば輻輳検出手段3により輻輳
中であるか判定し、輻輳中であればALERT 信号(Q,931呼
出信号) をISDN信号送信手段1を通じてISDN回線に送信
する。
【0017】これによりISDN回線は呼出中状態となり、
Bchを使用中のままとする。なお、ALERT 信号送信時、
話中内線を空き監視中とし、空き次第ISDN回線とネット
ワークを介して該当内線の接続を行う。
Bchを使用中のままとする。なお、ALERT 信号送信時、
話中内線を空き監視中とし、空き次第ISDN回線とネット
ワークを介して該当内線の接続を行う。
【0018】また、上記輻輳中の場合、CONN信号(Q.931
応答信号) をISDN信号送信手段1を通じてISDN回線に送
信するとともに、着内線が話中の旨を通知するトーキー
(○印)をネットワークを介して接続する。これにより
ISDN回線は通話中状態となり、Bchを使用中のままとす
る。なおCONN信号送信時、話中内線を監視中とし、空き
次第ISDN回線とネットワークを介して該当内線の接続を
行う。
応答信号) をISDN信号送信手段1を通じてISDN回線に送
信するとともに、着内線が話中の旨を通知するトーキー
(○印)をネットワークを介して接続する。これにより
ISDN回線は通話中状態となり、Bchを使用中のままとす
る。なおCONN信号送信時、話中内線を監視中とし、空き
次第ISDN回線とネットワークを介して該当内線の接続を
行う。
【0019】また、ISDN信号受信手段2がSETUP 信号
(Q,931呼設定信号) を受信した際、呼制御手段4がSETU
P 信号を受信した時、輻輳検出手段3により輻輳中であ
るかを判定し、輻輳中であればCALL PROC 信号(Q,931呼
受付信号) をすぐに送信せず、秒単位のタイマーを設定
し、そのタイマーが満了した際、CALL PROC 信号を送信
する。これによりタイマー設定から満了までの間、Bch
を使用中のままとする。
(Q,931呼設定信号) を受信した際、呼制御手段4がSETU
P 信号を受信した時、輻輳検出手段3により輻輳中であ
るかを判定し、輻輳中であればCALL PROC 信号(Q,931呼
受付信号) をすぐに送信せず、秒単位のタイマーを設定
し、そのタイマーが満了した際、CALL PROC 信号を送信
する。これによりタイマー設定から満了までの間、Bch
を使用中のままとする。
【0020】
【実施例】本発明の実施例1の処理フローチャートを図
3に示す。図3は輻輳中は呼出信号返送状態にしてBch
を使用中にする方法を示す。図は、ISDN回線のBchに対
するPBXの処理フローを示す。 (1) ISDN回線からBchを捕捉してSETUP(呼設定信号) を
ISDN信号受信手段により受信する。 (2) 呼制御手段によりCALL PROC(呼受付信号) の送信を
ISDN信号送信手段に通知する。 (3) ISDN信号送信手段によりCALL PROC(呼受付信号) を
ISDN回線に返送する。 (4) 呼制御手段がSETUP(呼設定信号) の着アドレスを分
析し、対象内線が話中か否かをチェックし、 (5) 話中でなければ、既存の呼制御を実行する。 (6) 話中であれば、輻輳検出手段により該内線が輻輳中
か否かをチェックし、輻輳中でなければ、既存の呼制御
を実行する(5) 。 (7) 輻輳中であれば、該内線を空監視中とする(内線キ
ャンプオン)。 (8) ALERT(呼出信号) の送信をISDN信号送信手段に通知
する。 (9) ISDN信号送信手段によりALERT(呼出信号) をISDN回
線に送信して終了する。これによりIBDS回線は呼出中状
態になり、Bchを使用中のまま保持する。 (10)ALERT(呼出信号) 送信時、対象の着内線空き通知が
あれば呼制御手段により着内線と該当ISDN回線をネット
ワークを介して接続する。 (11)CONN (応答信号) の送信をISDN信号送信手段に通知
する。 (12)ISDN信号送信手段によりISDN回線にCONN (応答信
号) を送信して終了する。
3に示す。図3は輻輳中は呼出信号返送状態にしてBch
を使用中にする方法を示す。図は、ISDN回線のBchに対
するPBXの処理フローを示す。 (1) ISDN回線からBchを捕捉してSETUP(呼設定信号) を
ISDN信号受信手段により受信する。 (2) 呼制御手段によりCALL PROC(呼受付信号) の送信を
ISDN信号送信手段に通知する。 (3) ISDN信号送信手段によりCALL PROC(呼受付信号) を
ISDN回線に返送する。 (4) 呼制御手段がSETUP(呼設定信号) の着アドレスを分
析し、対象内線が話中か否かをチェックし、 (5) 話中でなければ、既存の呼制御を実行する。 (6) 話中であれば、輻輳検出手段により該内線が輻輳中
か否かをチェックし、輻輳中でなければ、既存の呼制御
を実行する(5) 。 (7) 輻輳中であれば、該内線を空監視中とする(内線キ
ャンプオン)。 (8) ALERT(呼出信号) の送信をISDN信号送信手段に通知
する。 (9) ISDN信号送信手段によりALERT(呼出信号) をISDN回
線に送信して終了する。これによりIBDS回線は呼出中状
態になり、Bchを使用中のまま保持する。 (10)ALERT(呼出信号) 送信時、対象の着内線空き通知が
あれば呼制御手段により着内線と該当ISDN回線をネット
ワークを介して接続する。 (11)CONN (応答信号) の送信をISDN信号送信手段に通知
する。 (12)ISDN信号送信手段によりISDN回線にCONN (応答信
号) を送信して終了する。
【0021】本発明の実施例2の処理フローチャートを
図4に示す。図4は輻輳中は話中の旨トーキー音を送出
してBchを使用中にする方法を示す。 (21)ISDN回線からBchを捕捉してSETUP(呼設定信号) を
ISDN信号受信手段により受信すると、 (22)呼制御手段によりCALL PROC(呼受付信号) の送信を
ISDN信号送信手段に通知する。 (23)ISDN信号送信手段によりCALL PROC(呼受付信号) を
ISDN回線に返送する。 (24)呼制御手段がSETUP(呼設定信号) の着アドレスを分
析し、対象内線が話中か否かをチェックし、 (25)話中でなければ、既存の呼制御を実行する。 (26)話中であれば、輻輳検出手段により該内線が輻輳中
か否かをチェックし、輻輳中でなければ、既存の呼制御
を実行する(25)。 (27)輻輳中であれば、該内線を空監視中とする(内線キ
ャンプオン)。 (28)着内線が話中である旨のトーキー音をネットワーク
を介してISDN回線に接続する。 (29)CONN (応答信号) の送信をISDN信号送信手段に通知
する。 (30)ISDN信号送信手段によりISDN回線にCONN (応答信
号) を送信して終了する。これによりISDN回線は通話中
状態になり、Bchを使用中のまま保持する。 (31)CONN (応答信号) 送信時、話中内線を空き監視中と
し、対象の着内線空き通知があれば、呼制御手段により
着内線と該当ISDN回線をネットワークを介して接続す
る。
図4に示す。図4は輻輳中は話中の旨トーキー音を送出
してBchを使用中にする方法を示す。 (21)ISDN回線からBchを捕捉してSETUP(呼設定信号) を
ISDN信号受信手段により受信すると、 (22)呼制御手段によりCALL PROC(呼受付信号) の送信を
ISDN信号送信手段に通知する。 (23)ISDN信号送信手段によりCALL PROC(呼受付信号) を
ISDN回線に返送する。 (24)呼制御手段がSETUP(呼設定信号) の着アドレスを分
析し、対象内線が話中か否かをチェックし、 (25)話中でなければ、既存の呼制御を実行する。 (26)話中であれば、輻輳検出手段により該内線が輻輳中
か否かをチェックし、輻輳中でなければ、既存の呼制御
を実行する(25)。 (27)輻輳中であれば、該内線を空監視中とする(内線キ
ャンプオン)。 (28)着内線が話中である旨のトーキー音をネットワーク
を介してISDN回線に接続する。 (29)CONN (応答信号) の送信をISDN信号送信手段に通知
する。 (30)ISDN信号送信手段によりISDN回線にCONN (応答信
号) を送信して終了する。これによりISDN回線は通話中
状態になり、Bchを使用中のまま保持する。 (31)CONN (応答信号) 送信時、話中内線を空き監視中と
し、対象の着内線空き通知があれば、呼制御手段により
着内線と該当ISDN回線をネットワークを介して接続す
る。
【0022】本発明の実施例3の処理フローチャートを
図5に示す。図5は輻輳中は呼受付信号の返送にタイミ
ングをとりBchを使用中にする方法を示す。 (41)ISDN回線からBchを捕捉してSETUP(呼設定信号) を
ISDN信号受信手段により受信すると、 (42)呼制御手段における輻輳検出手段により、該内線が
輻輳中であるか否かをチェックし、 (43)輻輳中でなければ、既存の呼制御を実行し、 (44)輻輳中であれば、秒単位のCALL PROC(呼受付信号)
送信タイマーを設定する。 (45)秒単位のCALL PROC(呼受付信号) 送信タイマーがタ
イムアウトすると、呼制御手段によりCALL PROC(呼受付
信号) の送信をISDN信号送信手段に通知する。 (46)通知した後に既存の呼制御を実行する。 (47)ISDN信号送信手段によりISDN回線にCALL PROC(呼受
付信号) を送信し、一定時間DISC#17(話中) で一定時間
話中音をISDN回線に送信した後切断し、ISDN回線からの
REL(呼解放要求) を受信して、REL COMP (解放完了通
知) を返送する。
図5に示す。図5は輻輳中は呼受付信号の返送にタイミ
ングをとりBchを使用中にする方法を示す。 (41)ISDN回線からBchを捕捉してSETUP(呼設定信号) を
ISDN信号受信手段により受信すると、 (42)呼制御手段における輻輳検出手段により、該内線が
輻輳中であるか否かをチェックし、 (43)輻輳中でなければ、既存の呼制御を実行し、 (44)輻輳中であれば、秒単位のCALL PROC(呼受付信号)
送信タイマーを設定する。 (45)秒単位のCALL PROC(呼受付信号) 送信タイマーがタ
イムアウトすると、呼制御手段によりCALL PROC(呼受付
信号) の送信をISDN信号送信手段に通知する。 (46)通知した後に既存の呼制御を実行する。 (47)ISDN信号送信手段によりISDN回線にCALL PROC(呼受
付信号) を送信し、一定時間DISC#17(話中) で一定時間
話中音をISDN回線に送信した後切断し、ISDN回線からの
REL(呼解放要求) を受信して、REL COMP (解放完了通
知) を返送する。
【0023】本発明の輻輳検出手段の処理フローチャー
トの実施例を図6に、本発明のISDN信号送受信手段の処
理フローチャートの実施例を図7に示す。図6の輻輳検
出手段の処理フローにおいて、 (51)中央制御装置CCの使用率が基準値αを越している
か否かをチェックする。 (52)使用率が基準値αより小さい場合は、輻輳中でない
ことを通知する。 (53)使用率が基準値αより大きいか等しい場合は、輻輳
中であることを通知する。 (54)信号バッファの使用率が基準値βを越しているか否
かをチェックする。 (55)使用率が基準値βより小さい場合は、輻輳中でない
ことを通知する。 (56)使用率が基準値βより大きいか等しい場合は、輻輳
中であることを通知する。
トの実施例を図6に、本発明のISDN信号送受信手段の処
理フローチャートの実施例を図7に示す。図6の輻輳検
出手段の処理フローにおいて、 (51)中央制御装置CCの使用率が基準値αを越している
か否かをチェックする。 (52)使用率が基準値αより小さい場合は、輻輳中でない
ことを通知する。 (53)使用率が基準値αより大きいか等しい場合は、輻輳
中であることを通知する。 (54)信号バッファの使用率が基準値βを越しているか否
かをチェックする。 (55)使用率が基準値βより小さい場合は、輻輳中でない
ことを通知する。 (56)使用率が基準値βより大きいか等しい場合は、輻輳
中であることを通知する。
【0024】図7のISDN信号送受信手段の処理フローに
おいて、 (61)ISDN信号受信手段は、ISDN信号受信回路より信号を
抽出しメモリに設定する。 (62)ISDN信号送信手段は、メモリより信号を抽出し、IS
DN信号送信回路に設定する。
おいて、 (61)ISDN信号受信手段は、ISDN信号受信回路より信号を
抽出しメモリに設定する。 (62)ISDN信号送信手段は、メモリより信号を抽出し、IS
DN信号送信回路に設定する。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によればISDN輻輳制御方式において、輻輳時のBchの一
定時間の保留が可能となり、ISDN回線と構内交換機の信
号量を減らす効果を得ることができる。これにより処理
能力の異常輻輳を防ぎ、構内交換機の信頼性を向上させ
ることができる。
によればISDN輻輳制御方式において、輻輳時のBchの一
定時間の保留が可能となり、ISDN回線と構内交換機の信
号量を減らす効果を得ることができる。これにより処理
能力の異常輻輳を防ぎ、構内交換機の信頼性を向上させ
ることができる。
【図1】 本発明の原理構成図
【図2】 本発明の輻輳時の信号シーケンス図
【図3】 実施例1の処理フローチャート
【図4】 実施例2の処理フローチャート
【図5】 実施例3の処理フローチャート
【図6】 輻輳検出手段の処理フローチャートの実施例
【図7】 ISDN信号送受信手段の処理フローチャートの
実施例
実施例
【図8】 ISDN回線と構内交換機との接続構成図
【図9】 輻輳時の信号シーケンス図の従来例
1 ISDN信号送信手段 2 ISDN信号受信手段 3 輻輳検出手段 4 呼制御手段 11,21 構内交換機(PBX) 12,22 INS網 13,23 他のPBX 14,24 ネットワーク(NW) 15,25 中央制御装置(CC) 16,26 メモリ(MM) 17,27 ISDN局線制御装置(PTK) 18,28 ISDN中継線制御装置(ITK) 19,29 ISDN内線制御装置(PLC) 20,30 ISDN端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 11/04
Claims (5)
- 【請求項1】 ISDN回線に接続される構内交換機
(PBX)のメモリに、構内交換機からISDN回線へ
国際基準で規定された信号を送信するISDN信号送信
手段と、ISDN回線からの国際基準で規定された信号
を受信するISDN信号受信手段と、構内交換機の処理
能力の輻輳を検出する輻輳検出手段と、ISDN回線の
インタフェース内のBチャネルを一定時間使用中とする
ために必要な呼制御を行う呼制御手段とを備え、 該ISDN信号受信手段よりISDN信号を受信した
際、呼制御手段が輻輳検出手段により輻輳中を判断し、
輻輳中であればISDN信号送信手段を用いて、ALE
RT(呼出信号)を送信してBチャネルを使用中とし、
着内線が空きになった時点でISDN回線と着内線を接
続することを特徴とするISDN輻輳制御方式。 - 【請求項2】 前記呼制御手段として、 輻輳時に話中であればCONN(応答信号)をISDN
回線に送信してBチャネルを使用中とするとともに、着
内線が話中である旨を通知するトーキーとISDN回線
を構内交換機のネットワークを介して接続し、着内線が
空きになった場合にISDN回線と着内線を接続するこ
とを特徴とする請求項1記載のISDN輻輳制御方式。 - 【請求項3】 前記呼制御手段として、 輻輳中であればCALL PROC(呼設定受付信号)
をすぐに送信せず、秒単位のタイマーを設定し、そのタ
イマーが満了した際、CALL PROC(呼設定受付
信号) を送信することにより、タイマー設定から満了ま
での間、Bチャネルを使用中とすることを特徴とする請
求項1記載のISDN輻輳制御方式。 - 【請求項4】 前記呼制御手段として、 輻輳時は着内線の話中を通知するDISC(切断信号)
を一定時間経過後にISDN回線に送信し、その間Bチ
ャネルを使用中とすることを特徴とする請求項1記載の
ISDN輻輳制御方式。 - 【請求項5】 前記構内交換機において、 ISDN回線の種別として局線、内線、中継線を対象と
することを特徴とする請求項1記載のISDN輻輳制御
方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6308716A JPH08168064A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | Isdn輻輳制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6308716A JPH08168064A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | Isdn輻輳制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08168064A true JPH08168064A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=17984425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6308716A Withdrawn JPH08168064A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | Isdn輻輳制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08168064A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100389138B1 (ko) * | 2001-03-15 | 2003-06-25 | (주)다보링크 | 다기능 단말 정합장치의 제어 채널 설정 방법 |
-
1994
- 1994-12-13 JP JP6308716A patent/JPH08168064A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100389138B1 (ko) * | 2001-03-15 | 2003-06-25 | (주)다보링크 | 다기능 단말 정합장치의 제어 채널 설정 방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020305 |