JPH08167223A - ディスクチェンジャー - Google Patents

ディスクチェンジャー

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Publication number
JPH08167223A
JPH08167223A JP33216394A JP33216394A JPH08167223A JP H08167223 A JPH08167223 A JP H08167223A JP 33216394 A JP33216394 A JP 33216394A JP 33216394 A JP33216394 A JP 33216394A JP H08167223 A JPH08167223 A JP H08167223A
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JP
Japan
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disc
stocker
pickup unit
disk
stored
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Application number
JP33216394A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Kubokawa
信行 窪川
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TOKYO PIJIYON KK
Tokyo Pigeon Co Ltd
Original Assignee
TOKYO PIJIYON KK
Tokyo Pigeon Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by TOKYO PIJIYON KK, Tokyo Pigeon Co Ltd filed Critical TOKYO PIJIYON KK
Priority to JP33216394A priority Critical patent/JPH08167223A/ja
Publication of JPH08167223A publication Critical patent/JPH08167223A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】コンパクトにし、かつディスクの収納および取
り出し時に記録面が傷つくことが少ないようにする。 【構成】多数のディスク3,…,3を水平より僅かに上
向きに傾斜させてキャリッジなしで差し込んで積み重ね
るように収納するディスク収納棚2,…,2を有し、か
つ180度水平回転可能なストッカ1と、ディスク3を
載置して回転させディスク3の情報を読み取るピックア
ップを備えたピックアップユニット6と、ディスク3を
径方向から挟み付けて掴持してストッカ1とピックアッ
プユニット6との間を搬送するローディング機構4と、
ピックアップユニット6及びローディング機構4を支持
して鉛直方向に移動させるデッキ部7とから構成し、ス
トッカ1にトレイを用いないで収納するようにしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数枚のディスク(円
盤状の記録媒体)を収納するストッカを内蔵してその中
から任意のディスクを取り出しては再生しまたは格納す
るディスクチェンジャーに関する。更に詳述すると、本
発明は大量のディスク例えば100枚あるいはそれ以上
にも及ぶディスクを収納して自動交換するディスクチェ
ンジャーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数枚のディスクを自動的に交換
して連続的に演奏するディスク再生装置としては、複数
枚のディスクを各々キャリッジに載せて挿入したマガジ
ンを利用するものが知られている。しかし、このマガジ
ン方式はディスクを交換する場合にそれが一枚であって
もマガジン全体をディスク再生装置から一旦取り出して
から行わなければならない煩わしさが伴う。
【0003】そこで、特開平4−38657号公報にお
いて、ディスク再生装置の内部にディスクを載せる複数
枚のキャリッジを収容したストッカを備え、該ストッカ
から任意のキャリッジを出し入れするトレイによってデ
ィスクの交換を行うディスクチェンジャーが提案されて
いる。このディスクチェンジャーは、図19に示すよう
に、複数枚のキャリッジ202,202を収納するスト
ッカ201を上下動させて演奏しようとするディスク2
03が収納されているキャリッジ202をトレイ204
で出し入れ可能な位置に移動させ、ストッカ201内の
ディスク203をトレイ204にキャリッジ202ごと
移してからトレイ204の前後動によってキャリッジ2
02上のディスク203を演奏可能な位置あるいはディ
スク再生装置の外のイジェクト位置に取り出すように設
けられている。演奏位置ではピックアップ205が上下
動してキャリッジ202上のディスク203をクランプ
し、キャリッジ202から持ち上げ回転させる。この場
合、ストッカ201の上下動とトレイ204の出し入れ
及びピックアップ205の上下動とは各々別々のモータ
206,207,208によって駆動されている。
【0004】また、多数のディスクを収納するディスク
チェンジャーとしては、実公平1−42853号に開示
されたようなものがある。このディスクチェンジャー
は、鉛直方向に延びる仕切壁によって形成されるディス
ク収納溝を横に多数並べたストッカに、60枚程度のデ
ィスクを立てかけるようにして横に並べて収納し、スト
ッカの底部に設けられた全てのディスク収納溝を横切る
穴から押し上げレバーを突き上げることによって、再生
しようとするディスクをディスク収納溝から転がり出る
ように押し出すようにしたものである。そして、ストッ
カから取り出されたディスクはピックアップ側の補助ト
レイのディスク収納溝で受け止められてそのまま転がさ
れディスクを立てたままピックアップユニットにセット
される。また、ピックアップユニット側からストッカへ
再び収納する場合にはディスクを立てたまま転がしてス
トッカのディスク収納溝内へ収めるように設けられてい
る。
【0005】また、ディスクをキャリッジに載せないで
ストッカに直接収納するディスクチェンジャーとして
は、ディスクの縁の一部を除いてほとんどの部分を収納
する多数の棚を有し、各棚にディスクを水平に横にして
積み重ねるように収納するストッカと、このストッカか
ら一部露出するディスクの縁を把持してストッカから取
り出しあるいは該当するストッカの棚に収納するローデ
ィング機構と、このローディング機構とピックアップユ
ニットとをストッカの前面で上下動させるデッキ部とか
ら構成されているものが公知である(特開昭60−24
6057号)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、キャリ
ッジに載せてディスクをストッカ内に収納する構造の場
合、収納ディスク枚数を多くすると、それに応じてキャ
リッジ数も増加してコスト高となる。特に、数十枚から
100枚程度の大量のディスクをストックして自動交換
するディスクチェンジャーの場合には、キャリッジ数の
増加は無視できないものとなる。また、生産性を上げる
にはキャリッジの成形型をその分だけ多く必要とするこ
とから、それによるコスト高を招くとともに成形型が異
なることによる成形精度のばらつきが多く起こる問題が
ある。また、ディスクの収納枚数と同数のキャリッジを
ストッカに収納するための空間とストッカの上下移動を
可能とするための空間が必要となることから、高さ方向
(上下方向)に大きくなり嵩張る問題がある。また、キ
ャリッジに載せたディスクをトレイでローディングさせ
るため、キャリッジ及びトレイを駆動する機構分だけス
トッカの横幅を必要とする。このため、ディスク再生装
置が全体に大型化してしまう。更に、ストッカがピック
アップユニットの奥にピックアップユニット側へ向けて
ディスクが出し入れされるように設置されているため、
ピックアップユニットの上を通過しなければストッカ内
のディスクをイジェクトさせたり、交換することができ
ない。したがって、再生中にストッカ内の他のディスク
を排出させたり交換させたりすることができない。加え
て、ディスクがキャリッジに載せられ、更にトレイによ
って装置の奥のストッカに収納されるため、外部からデ
ィスクを目視することができない。
【0007】更に、ディスク収納溝を横に並べるストッ
カにディスクを直接立てかけディスクを転がしながら取
り出しあるいは収納するようにした構造の場合、ディス
クローディング等の際にディスクの記録面が補助トレイ
やストッカのディスク収納溝の壁などで擦れて傷つく虞
がある。
【0008】更に、多数枚のディスクを水平に横にして
積み重ねるように収納する構造の場合にも、ディスクの
縁を一点でチャックしてディスクを水平に保持しなけれ
ばならないので、ディスクの記録面をローディング機構
のチャックで強く把持するため記録面に傷がつく虞があ
る。しかも、ディスクを厚み方向(上下方向)に挟み付
けるチャックのため、ディスク間隔を開いてチャックが
挿入可能な大きさにすることが必要で、その分だけスト
ッカの高さも高くなってしまう。更に、水平な棚の上に
ディスクを載せただけで収納するため、振動などにより
ディスクの位置がずれて棚から落ちる虞があり、ディス
クの大部分を収納するようにしていたとしてもそのこと
を完全に防ぎ得るものではない。
【0009】本発明は、コンパクトでディスクの収納お
よび取り出し時に記録面が傷つくことが少ないディスク
チェンジャーを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明のディスクチェンジャーは、多数のディスク
を水平より僅かに上向きに傾斜させてキャリッジなしで
差し込んで積み重ねるように収納するディスク収納棚を
有し、かつ180度水平回転可能なストッカと、ディス
クを載置して回転させディスクの情報を読み取るピック
アップを備えたピックアップユニットと、ディスクを径
方向から挟み付けて掴持してストッカとピックアップユ
ニットとの間を搬送するローディング機構と、ピックア
ップユニット及びローディング機構を支持してストッカ
に沿って鉛直方向に移動させるデッキ部とから構成され
ている。
【0011】また、本発明のディスクチェンジャーのデ
ッキ部は、鉛直方向に移動自在に支持されると共にピッ
クアップユニットのディスク出入り箇所を除いて上端と
下端にタイミングベルトの両端をそれぞれ取り付けてピ
ックアップユニットを含む無端ベルトを構成し、タイミ
ングベルトの駆動によって上下動するようにしている。
【0012】また、本発明のディスクチェンジャーのピ
ックアップユニットは、ディスクローディング時には傾
斜して前記ストッカに収納されるディスクとほぼ平行に
なり、再生時には水平に保たれる。
【0013】また、本発明のディスクチェンジャーのス
トッカの回転中心は収納するディスクの中心とは一致せ
ず、ピックアップユニットから離れる方向に偏心してい
る。
【0014】更に、本発明のディスクチェンジャーのス
トッカは透明材料で成形されている。
【0015】
【作用】したがって、請求項1の発明の場合、ストッカ
のディスク収納棚に水平より僅かに上向きに傾斜して差
し込まれたディスクは重力を受けて常時差し込み方向に
付勢されるため、振動等がストッカに加わってもディス
ク位置がずれることがなく脱落しない。しかも、ストッ
カを鉛直軸を中心に水平に180度回転させて反転させ
れば、ディスク収納棚に収納されたディスクがピックア
ップユニットと相対する場合と同様に水平よりやや上向
きに傾斜してストックされたまま装置の外に露出し、自
由にディスクを抜き差しできるようになる。そこで、任
意のディスクがローディング機構によって取り出されピ
ックアップユニットで再生中にディスクの交換が必要な
場合でも、ストッカを反転させることによってディスク
を自由に抜き差しできるようにして交換を可能とする。
【0016】また、請求項2の発明の場合、ストッカか
ら取り出そうとするディスクあるいはピックアップユニ
ット上のディスクを収納しようとするディスク収納棚を
除く他のディスクの前にデッキ部とこれを上下動させる
タイミングベルトとが配置されるため、ストッカ内のデ
ィスクがピックアップユニット側へずれるのを妨げる。
【0017】更に、請求項3の発明の場合、ピックアッ
プユニットはディスクローディングの時には傾斜してロ
ーディングされるディスクの移動を妨げず、再生時には
水平にディスク及びピックアップユニットを保ってこれ
らへの重力の影響を受けないようにしている。
【0018】更に、請求項4の発明の場合、ストッカの
回転中心がディスクの中心よりも外寄り(ピックアップ
ユニットから離れる方向)に偏心しているため、ストッ
カを180度反転させたときにディスクが装置の外に偏
心量分だけ余分に飛び出でディスクの交換を容易にす
る。
【0019】更に、請求項5の発明の場合、収納したデ
ィスクの全てを外部から目視することができる。
【0020】更に、請求項6の発明の場合、再生中のデ
ィスクが収納されていたディスク収納棚が照明光で照ら
されるので、差し込み禁止ディスク収納棚として表示す
ることができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の構成を図面に示す実施例に基
づいて詳細に説明する。
【0022】ディスクチェンジャーは、ストッカの収納
位置から任意のディスクを取り出して演奏位置即ちピッ
クアップ位置に取り出すようにしたもので、複数枚のデ
ィスク3,…,3をディスク収納棚2,…,2に差し込
んで積み重ねるように収納するストッカ1と、選択され
たディスク3を直接クランパーで挟み付けて演奏位置へ
引き出しあるいはストック位置へ戻すローディング機構
4と、演奏位置にディスク3があるとき該ディスク3を
載置して演奏を行うピックアップユニット6と、このピ
ックアップユニット6とローディング機構4とを搭載し
て上下に移動させるデッキ部7と、このデッキ部7を駆
動するタイミングベルト8及びこれらを支持するハウジ
ング5とから構成され、ストッカ1を180度水平面で
回転させてピックアップユニット6側とその反対位置の
装置外部9へ向けて反転させるようにしている。
【0023】ディスク3を出し入れするローディング機
構4は、ディスク収納位置と演奏位置との間でディスク
3の縁を挟みつけるクランパー10と、このクランパー
10を開閉駆動する駆動機構11及びこれらを搭載して
前後動させディスク3を搬送する搬送手段12とから構
成されている。
【0024】ローディング機構4の駆動機構11は、1
つの駆動モータ(図示省略)、このモータによって駆動
されるゼネバドライバ42、該ゼネバドライバ42によ
って回転されるディスククランパー用カム21、このカ
ム21によって駆動されるレバー22、該レバー22の
揺動によって回転するギア46、ギア46のシャフト2
0、同シャフト20によって回転するウォーム19,1
9、このウォーム19と噛合するウォームホイール1
8,18並びにウォームホイール18によって回転しア
ーム14を支持するシャフト17をディスク3を挟み付
ける方向に常時付勢するねじりコイルスプリング55と
から構成されている。また、ローディング機構4の搬送
手段12は、ゼネバドライバ42によって駆動されるゼ
ネバホイール43、このゼネバホイール43によって回
転されるギア47,48,49,50,51の一群の増
速ギア列、この増速ギア列の最終段と噛み合うラック5
2を形成したデッキフレーム28のレール54、このレ
ール54をギア51との間で挟み付けてローディング機
構4のフレーム(図示省略)をレール54に前後動自在
に支持させるローラ53,53とから構成されている。
更に、ゼネバドライバ42の軸44上にはピックアップ
用カム30が固着され、ピックアップユニット6の回転
軸29から自由端側に設置された従動ピン31に変位を
与えてピックアップユニット6を水平状態とそれよりも
下向きに6度傾斜させた状態と、水平状態よりも下向き
に9度傾斜させた状態とに揺動させるように構成されて
いる。尚、駆動機構11と搬送手段12及びピックアッ
プユニットの駆動機構とは単一のモータによって駆動さ
れている。また、ゼネバドライバ42の回転は切り欠き
61から成るストッパで停止される。上述の各ギアおよ
びカムなどはギアボックス62,63に収納されて搬送
手段12の一部を構成する図示しないフレームに支持さ
れている。また、左右のクランプアーム14,14は各
ギアボックス62,63に支持されている。
【0025】したがって、図示しない駆動モータの回転
はギア38,39で減速されてウォームギア40に伝達
され、周面にウォームホイール41を切ったゼネバドラ
イバ42を回転させる。ゼネバドライバ42の回転は更
にゼネバホイール41を駆動ピン58と係合したときに
回転させ、ゼネバホイール43の軸45上のギア47を
介して増速ギア列48,49,50,51に伝達され、
デッキ部7に固定されたレール54のラック52と噛合
してローディング機構4そのものを前後動させる。ロー
ディング機構4はゼネバドライバ42及びゼネバホイー
ル43の回転角の範囲で前後動する。また、ゼネバドラ
イバ42の回転は軸44上のクランパー用カム21およ
びピックアップ用カム30を回転させる。そして、クラ
ンパー用カム21は従動レバー22を揺動させてその一
端に形成されている扇形のギア56と噛合するギア46
を回転させる。このギア46はアーム14,14を回転
させるウォーム19,19を連結するシャフト20を回
転させる。ピックアップ用カム30はピックアップユニ
ット6の回転中心となる枢軸29から離れた従動ピン3
1を直接駆動することによってピックアップユニット6
を上下動させる。これらクランパー用カム21およびピ
ックアップ用カム30のカムタイミングは、例えば図9
に示すようになる。
【0026】クランパー10は、ディスクグリッパ13
とクランプアーム14とから成り、上昇するピックアッ
プユニット6にディスク3の孔3aがはまったときにデ
ィスク3を開放する。ディスク3を挟むディスクグリッ
パ13の内側の面13fは、8cmディスク用の曲率半
径r1 と12cmディスク用の曲率半径r2 との2つの
曲率半径からなる曲面とされている。内側に8cmディ
スク用の曲面が、その外側に12cmディスク用の曲面
が形成されている。このグリッパの内側の面13f部分
は、図14の(B)に示すように、ディスク3の高さに
若干のばらつきが生じたときにも確実に挟みつけられる
ようにレ形の斜面15が形成されている。このディスク
グリッパ13はアーム14に対して1本のピン16で回
転可能に連結され、若干首振りし得るように支持されて
いる。アーム14は図10に示すようにローディング機
構4のフレーム17にその根元部分が揺動自在に連結さ
れて支持されている。アーム14の根元部分の回転中心
となる回転軸17にはウォームホイール18が固着さ
れ、駆動源側のウォームギア19と噛合されている。し
たがって、アーム14側からディスクグリッパ13の間
隔を広げようとしても、アーム14が回転できず、ディ
スク搬送中にディスク3が落下することがない。左右の
アーム14,14は同期して揺動させるため、各ウォー
ムギア19,19を1本のシャフト20で連結し、この
シャフト20をディスククランパー用カム21で回転さ
せるようにしている。
【0027】ピックアップユニット6は、デッキ部7の
デッキフレーム28に対しその傾きを変え得るように揺
動自在に支持されている。ピックアップユニット6は、
公知であるためその詳細な説明は省略する。本実施例の
ピックアップユニット6は、1つの回転軸29を有する
ようにデッキフレーム28に連結されて鉛直面内で揺動
自在に支持されると共に、その回転軸29より自由端側
にはピックアップ用カム30と係合する突起31が設け
られ、カム30の回動によって上下方向の変位がピック
アップユニット6に与えられるように設けられている。
【0028】また、ピックアップユニット6のターンテ
ーブル32との間でディスク3を挟持するクランパー3
3は、デッキフレーム28側に固定されている。クラン
パー33は特に限定されないが、例えばプラスチック製
の円筒形のホルダーにターンテーブル32のハブ34に
埋設されているマグネットに吸着される強磁性体のプレ
ートを内蔵し、フレーム28側に形成された孔内に挿入
されて回転自在に取り付けられている。
【0029】このピックアップユニット6及びローディ
ング機構4を搭載したデッキ部7は、ハウジング5の側
壁に形成された縦ガイド溝59内を移動するスライダ6
0と、ハウジング5の天井部分と底部分とに配置された
4箇所のタイミングプーリ57,…,57に掛けられた
タイミングベルト8とによって鉛直方向に移動自在に支
持されている。スライダ60は例えばフランジ付ローラ
から成り、鉛直方向に離して少なくとも2個設けられて
デッキ7を回転しないように支持している。このデッキ
部7は、ピックアップユニット6のディスク出入り箇所
を除いて上端と下端にタイミングベルト8の両端がそれ
ぞれ取り付けられて無端ベルトの一部を構成し、タイミ
ングベルト8の駆動によって上下動するように設けられ
ている。タイミングベルト8は、図1及び図10に示す
ように、ストッカ1内のディスク3とピックアップ回転
中心とを結ぶ線上に配置され、ディスク3の前面でディ
スク3がずれたり脱落するのを防止する。このため、デ
ィスクチェンジャーが傾斜したり倒れてもディスク3が
抜け落ちるのを防止できる。タイミングベルト8による
デッキ部7の移動は、ストッカ1の最下段のディスクか
ら最上段のディスクに対応する位置の間で昇降し得るよ
うに設けられている。このタイミングベルト8は図示し
ないステッピングモータ等によってディスク1枚分の間
隔で昇降し得るように駆動される。
【0030】デッキ部7には発光素子例えば発光ダイオ
ード35がストッカ1に向けて光58を照射するように
設置されている。このLED35は、現在ピックアップ
ユニットに取り出されているディスクが収容されていた
該当ラック部を表示するためのもので、図7に示すよう
に、ストッカ1を反転させて開放しディスク3を使用者
が自由に出し入れできる状態にしたときのディスク収納
棚2の傾きと同じ傾き例えば6度だけ上向きに設置され
ている。したがって、該当するディスク収納棚2ではそ
の隙間からLED35の光58が外部に抜け、使用者に
新たなディスクの挿入を禁止するディスク収納棚2とし
て認識できる。
【0031】ストッカ1は、ディスク3を保持する扇状
のディスク収納棚2が収納ディスク枚数分だけ多数段形
成されている。例えば本実施例の場合、100枚のディ
スクを収納するため100段形成されている。このディ
スク収納棚2は、ディスク3の縁部分3bを上方あるい
は下方の他のディスク収納棚2との間で挟み付けて保持
する挟持部2aと、手差しによってディスク3を挟持部
2aに収納する際の案内となるガイド部2bとから構成
されている。そして、2枚のディスク収納棚2,2の間
に挟み込むようにしてディスク3を一定間隔で積み重ね
るようにして格納している。ストッカ1はディスク3を
僅かに上向きに傾斜させて収納している。本実施例の場
合、ディスク収納棚2特に挟持部2aが水平より僅かに
例えば6°程度上向きに傾斜させられている。これによ
ってストッカ1及びディスク3に振動などが加わって
も、ディスク3には重力の作用によって常時ディスク収
納棚2の奥側へ向かう付勢力がかかり、抜け落ちること
がない。また、ディスク3の支持は、挟持部2aでディ
スク3の縁3bの記録がされていない2mm程度の狭い
部分を挟み込むことによって行われる。
【0032】ここで、ストッカ1は上端及び下端に回転
軸36,36を有し、ハウジング5側に設けられた軸受
部材37,37によって水平面内で180度回転可能に
支持されている。このストッカ1の回転中心O2 は収容
するディスク3の中心O1 と一致させずに距離eだけ偏
心するように設けられている。そして、ストッカ1を内
向きにしてディスク3をピックアップユニット6側へ向
けた際には、ディスク3の先端が僅かな隙間をあけてタ
イミングベルト8と対向し、ストッカ1を外向きにして
ディスク3を露出させた際には、ディスク3が偏心量e
×2分だけハウジング5の外へ飛び出す位置関係とされ
ている。具体的には、ストッカ1を内向きに回転させた
ときにディスク3の中心O1 よりも距離eだけストッカ
1の回転中心O2 がピックアップユニット6から離れる
外側へ設定されている。
【0033】ストッカ1は、半円形よりも小さな樋状
(半円筒)に形成され、その内側の周面23にディスク
3を挟みつけて保持するディスク収納棚2を多数段有し
ている。ディスク収納棚2は、ストッカ1の全域に形成
する必要はなく、少なくとも一部分、より好ましくは2
点支持となるように形成することである。そこで、本実
施例の場合には、上から見て扇形のディスク収納棚2が
樋状のストッカ1の縁付近に分けてそれぞれ形成されて
いる。このストッカ1は、特に限定されるものではない
が、好ましくは透明の材料例えばABS樹脂などのプラ
スチックで形成されている。この場合、ディスク3のス
トック状態が外部から見ることができる。ストッカ1の
大きさはディスク3の半分より小さくディスク3の半分
以上がストッカ1より露出するように設定されている。
また、このストッカ1の縁には内向きに回転させてディ
スク3を装置内へ収納している状態では、ハウジング5
との間の隙間を閉じるフランジ24が形成されている。
このフランジ24は、ストッカ1を外向きに回転させて
ディスク3を外に露出させる図17の状態では、ハウジ
ング5の内側へ後退するため、ハウジング5との間に隙
間Sをあけて手によるディスク3の取り出しを容易にで
きる。
【0034】尚、ストッカ1の最上段のディスク収納棚
2は、図12に示すように、他のディスク収納棚2と異
なり、ディスク3を下から受け支えるだけで収容し得る
ように、ガイド部を延長させて下支え部25が形成され
ている。この下支え部25には12cmディスク3の他
に8cmディスク3’を収容できる凹部26が設けられ
ている。この凹部26はチャッキング位置Cで8cmデ
ィスク3’と12cmディスク3の高さをほぼ同じにす
るため、12cmディスク3が載せられた場合よりも僅
かに傾斜がきつく成るように8cmディスク3’を支持
するものとされている。
【0035】また、最上段のディスク収納棚2を除く他
のディスク収納棚2には、下支え部25や8cmディス
ク3’を収容する凹部26が設けられていない。そこ
で、最上段を除く他のディスク収納棚2では8cmディ
スク3’を収容する凹部26を有するアダプター27を
12cmディスク3を収めるディスク収納棚2に差し込
むことによって8cmディスク3’を収容するようにし
ている。この場合、アダプター27をディスク収納棚2
部分に差し込むだけで8cmディスク3’を載せて収容
することができるので、8cmディスク3’の周りに嵌
め込んで12cmディスク3の直径と同じ大きさにする
ための従来の専用アダプターの使用が必要なくなる。8
cmディスク用アダプター27は、図16に示すよう
に、ディスク3’を両側から挟みつけることができるよ
うに、8cmディスク3’より小さな幅の矩形状のプレ
ートに形成されている。このアダプター27は、12c
mディスク3の代わりに両側の扇形のディスク収納棚2
に差し込むことによってディスク収納棚2に支持され
る。アダプター27は8cmディスク3’を載せた状態
でその中心が他の12cmディスク3の中心と一致する
ような位置関係で8cmディスク3’を位置決めする凹
部26が形成されている。
【0036】以上のように構成されたディスクチェンジ
ャーによると、次のように作動する。
【0037】まず、ディスク3の収納について述べる。
ストッカ1を駆動させるアクチュエータ例えばモータ
(図示省略)が図示していない制御装置からの指令ある
いは使用者のスイッチ操作などで回転し始めると、モー
タの回転が例えばギア→ギア→ウォーム→ウォームホイ
ール→回転軸へと伝達される減速ギア列を介して、スト
ッカ1を水平面内で180度回転させる。この結果、ス
トッカ1内のディスク収納棚2がむき出しにされる(図
7参照)。そこで、ストッカ1の任意のディスク収納棚
2にディスク3を手で差し込む。ディスク3はディスク
収納棚2のガイド部2bを案内として容易に挿入され、
その奥の挟持部2aに差し込まれる。このとき、ディス
ク3は水平より上向きに僅かに傾斜して保持されるため
滑り落ちたりすることがない。
【0038】ディスク3のストックが完了すると、前述
のモータを逆転させてストッカ1を再び180度回転さ
せる。これによって、ストッカ1に収納するディスク3
がピックアップユニット6と対向する状態で格納され
る。通常、この種の位置決めはリミットスイッチなどの
使用により正確に行われる。
【0039】次に、ディスクローディング動作について
説明する。まず、デッキ部7の昇降によってディスク3
の選択が行われる。このとき、ローディング機構4はス
トッカ1へ向けて前進し、クランパー10がディスクク
ランパー用カム21の働きによって開かれてディスクグ
リッパ13がディスク3の左右に配置されている。ま
た、ピックアップユニット6も、水平よりも下向きに9
°程度傾いてローディングされるディスク3の動きを阻
害しないように退避している(図9のカムタイミングチ
ャートのの状態を参照)。この状態を図1に示す。
【0040】この状態でデッキ部7が昇降してディスク
3の選択を行う。ディスク3の選択は、例えば使用者か
ら与えられた指示によってコントローラから出される指
令信号に基づいて図示しないステッピングモータが駆動
され、タイミングベルト8が同量だけ互いに逆方向に移
動してピックアップユニット6及びローディング機構4
を搭載したデッキ部7を上下動させることによって行わ
れる。選択されたディスク3の位置にデッキ部7が移動
してから、ディスクチャッキング動作に移る。チャッキ
ング動作は、ローディング機構4のモータ(図示省略)
の回転によって行われる。即ち、モータが減速ギア3
8,39を介してウォーム40を回転させ、ゼネバドラ
イバ42を回転させる。このゼネバドライバ42の回転
は回転軸44を介してこれと同軸上のディスククランパ
ー用カム21とピックアップ用カム30とを同時に回転
させる。そして、ローディング機構4のクランプアーム
14,14を閉じてディスクグリッパ13でディスク3
を左右から径方向に挟み付ける。クランプアーム14,
14は、例えばねじりコイルスプリング55によって常
時ディスク3を挟み付ける方向に付勢されているため、
カム21の変位による拘束を解除すれば自動的にディス
ク3を挟み付ける。ゼネバドライバ42の回転によって
回転するディスククランパー用カム21によってその変
位がレバー22に与えられて扇形ギア56と噛合するギ
ア46を介してシャフト20を回転させると、ウォーム
19、ウォームホイール18を介してクランプアーム1
4がねじりコイルスプリング55によって付勢されてい
る方向、即ちクランプアーム14,14を閉じる方向に
回転する。そして、ストッカ1の該当するディスク収納
棚2に収納されているディスク3を径方向から挟み付け
る。この動作は図9のカムタイミングチャートので示
される範囲で行われ、その状態を図2に示す。ディスク
3を挟んだクランパー10はウォーム19とウォームホ
イール18との関係からアーム14側から開くことがな
いので搬送中にディスク3を落下させることがない。
【0041】ディスク3をクランプした後、ゼネバドラ
イバ42の回転がゼネバホイール43に伝達され、ロー
ディング機構4の搬送手段12を構成する増速ギア列4
7,48,49,50を回転させる。そして、デッキ部
7のレール54に支持されるローディング機構4全体が
ピックアップユニット6側へ向けて移動させられる(カ
ムタイミングチャートの参照)。この状態を図3に示
す。この移動はレール54のラック52と噛合する増速
ギア51の回転によって行われる。
【0042】ディスク3がピックアップユニット6上に
達した時、ゼネバホイール43がゼネバドライバ42か
ら外れて増速ギア列47,…,51の回転は停止する。
このとき、ローディング機構4が停止する直前にクラン
パー10に挟み付けられたディスク3の穴3aにピック
アップユニット6のピックアップがはまる位置でピック
アップ用カム30がピックアップユニット6を押し上げ
始める(カムタイミングチャートの参照)。この状態
を図4に示す。
【0043】その後、ピックアップユニットが−6°ま
で押し上げられて傾きをディスク3と同じにしてディス
ク3をピックアップユニット6に完全に載せる。同時に
クランパー用カム21でアーム14,14を広げてディ
スク3を開放する(カムタイミングチャートの参
照)。この状態を図5に示す。
【0044】次いで、ピックアップユニット6を水平に
まで押し上げ再生(PLAY)状態とする(カムタイミ
ングの参照)。ここで、ピックアップユニット6の上
動及び下動はリミットスイッチによって検知される。再
生時の状態を図6に示す。ディスク3のディスク収納棚
2への戻しは上述の動作を→へと逆にたどる。
【0045】尚、上述の実施例は本発明の好適な実施の
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、本実施例では最上段のディスク収納棚を除
いて12cmディスクを格納するストッカを内蔵するデ
ィスクチェンジャーに適用した場合について主に説明し
たが、これに特に限定されるものではなく、図16に示
すアダプターを利用して多数の8cmディスクを格納す
るようにして使用することも可能である(図8参照)。
また、本実施例では、収納するディスクの交換時以外に
は透明材料から成るストッカ1を閉じてディスクがハウ
ジング5内に格納されて塵埃などから保護されるように
設けられた例について主に説明したが、これに特に限定
されるものではなく、ストッカ1の更に外側に開閉可能
な透明のケース(図示省略)を設置してストッカ1を装
置外に常時向かせてディスクローディング時にのみ装置
内にストッカ1を反転させてピックアップユニットと対
向させるように設けることもある。
【0046】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
のディスクチェンジャーは、多数のディスクを水平より
僅かに上向きに傾斜させてキャリッジなしで差し込んで
積み重ねるように収納するディスク収納棚を有し、かつ
180度水平回転可能なストッカと、ディスクを載置し
て回転させディスクの情報を読み取るピックアップを備
えたピックアップユニットと、ディスクを径方向から挟
み付けて掴持してストッカとピックアップユニットとの
間を搬送するローディング機構と、ピックアップユニッ
ト及びローディング機構を支持して鉛直方向に移動させ
るデッキ部とから成るので、ストッカに収納するときに
トレイを用いないので薄く・高さを低くできる。また、
ストック並びにディスクチェンジャの幅も狭くできる。
【0047】また、請求項2の発明によると、ストッカ
に収納されたディスクがタイミングベルトによって前方
へずれないように抑えられるため、ディスクチェンジャ
ーが傾いたり倒れたりした場合にもディスクがストッカ
から落下することがない。
【0048】また、請求項3の発明によると、ディスク
の再生がほぼ水平に保たれた状態で行われるので重力の
影響が最も少ない状態とでき、かつディスクのローディ
ングが最も狭い空間で行うことができる。
【0049】また、請求項4の発明によると、ストッカ
を反転させてディスクを装置外部へ露出させる場合、ス
トッカの回転中心とそれに収納するディスクの中心との
偏心量分だけディスクが外方へ飛び出した状態となるた
め、ディスクの手差しによる交換が容易となる。
【0050】更に、請求項5の発明によると、ストッカ
が透明であるため、収納状態においてもディスクを外か
ら見ることができる。
【0051】更に、請求項6の発明の場合、再生中のデ
ィスクが収納されていたディスク収納棚が照明光で照ら
されて差し込み禁止ディスク収納棚として表示すること
ができるので、誤って新たなディスクを差し込むことを
防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスクチェンジャーの概略構造を示す原理図
で、(A)はディスク選択時の状態を示す平面図、
(B)は同縦断面図である。
【図2】ディスクチェンジャーの概略構造を示す原理図
で、(A)はディスクチャッキング時の状態を示す平面
図、(B)は同縦断面図である。
【図3】ディスクチェンジャーの概略構造を示す原理図
で、(A)はディスク移動時の状態を示す平面図、
(B)は同縦断面図である。
【図4】ディスクチェンジャーの概略構造を示す原理図
で、(A)はピックアップユニットの上昇時の状態を示
す平面図、(B)は同縦断面図である。
【図5】ディスクチェンジャーの概略構造を示す原理図
で、(A)はピックアップユニット上昇後のディスク解
放状態を示す平面図、(B)は同縦断面図である。
【図6】ディスクチェンジャーの概略構造を示す原理図
で、(A)はディスク再生時の状態を示す平面図、
(B)は同縦断面図である。
【図7】ディスクチェンジャーの概略構造を示す原理図
で、(A)はストッカを反転させてディスクを装置の外
に向けた状態を示す平面図、(B)は同縦断面図であ
る。
【図8】ディスクチェンジャーの概略構造を示す原理図
で、(A)はストッカ上部に8cmディスクを載置する
場合の状態を示す平面図、(B)は同縦断面図である。
【図9】本発明のディスクチェンジャーのディスククラ
ンプ、ディスクローディング及びピックアップ角度の関
係を示すカムタイミングチャート図である。
【図10】本発明のディスクチェンジャーの一実施例を
示す横断平面図である。
【図11】図10のストッカ部分を途中省略して示す縦
断面図である。
【図12】最上段のディスク収納棚を示す断面図であ
る。
【図13】クランパーのローディング機構の支持構造の
一部を示す説明図である。
【図14】ディスクグリッパの一例を示す図で、(A)
は平面図、(B)は正面図である。
【図15】クランパーの駆動機構及び搬送手段並びにピ
ックアップユニット駆動機構の一例を示す説明図で、
(A)は駆動源、(B)はクランパーの搬送手段を構成
する増速ギア列、(C)はクランパー用カム、(D)は
ピックアップユニット用カム、(E)はアームの駆動機
構をそれぞれ示す。
【図16】ストッカと8cmディスク用アダプターとの
関係を示す平面断面図である。
【図17】ストッカを反転させた状態の説明図である。
【図18】ディスク収納棚の一例を示す拡大縦断面図で
ある。
【図19】従来のディスクチェンジャーの概略機構を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 ストッカ 2 ディスク収納棚 2a 挟持部 2b ガイド部 3 ディスク 3a ディスクの穴 3b ディスクの縁 4 ローディング機構 5 ハウジング 6 ピックアップユニット 7 デッキ部 8 タイミングベルト O1 ディスク中心 O2 ストッカの回転中心 e 偏心量

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のディスクを水平より僅かに上向き
    に傾斜させてキャリッジなしで差し込んで積み重ねるよ
    うに収納するディスク収納棚を有し、かつ180度水平
    回転可能なストッカと、前記ディスクを載置して回転さ
    せ前記ディスクの情報を読み取るピックアップを備えた
    ピックアップユニットと、前記ディスクを径方向から挟
    み付けて掴持して前記ストッカと前記ピックアップユニ
    ットとの間を搬送するローディング機構と、前記ピック
    アップユニット及びローディング機構を支持して前記ス
    トッカに沿って鉛直方向に移動させるデッキ部とから成
    ることを特徴とするディスクチェンジャー。
  2. 【請求項2】 前記デッキ部は鉛直方向に移動自在に支
    持されると共に前記ピックアップユニットのディスク出
    入り箇所を除いて上端と下端にタイミングベルトの両端
    をそれぞれ取り付けて前記ピックアップユニットを含む
    無端ベルトを構成し、前記タイミングベルトの駆動によ
    って上下動することを特徴とする請求項1記載のディス
    クチェンジャー。
  3. 【請求項3】 前記ピックアップユニットはディスクロ
    ーディング時には傾斜して前記ストッカに収納されるデ
    ィスクとほぼ平行になり、再生時には水平に保たれるこ
    とを特徴とする請求項1記載のディスクチェンジャー。
  4. 【請求項4】 前記ストッカの回転中心は収納する前記
    ディスクの中心とは一致せず、前記ピックアップユニッ
    トから離れる方向に前記ストッカ回転中心が偏心してい
    ることを特徴とする請求項1または2記載のディスクチ
    ェンジャー。
  5. 【請求項5】 ストッカは透明材料で成形されているこ
    とを特徴とする請求項1記載のディスクチェンジャー。
  6. 【請求項6】 前記デッキ部には、ストッカを反転させ
    てディスク収納棚を外に向けたときに再生中のディスク
    が収納されていたディスク収納棚の延長線上に発光素子
    を設置して、再生中のディスクが収納されていたディス
    ク収納棚を照射することを特徴とする請求項1記載のデ
    ィスクチェンジャー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6058097A (en) * 1996-12-27 2000-05-02 Nakamichi Corporation Changer-type disk playback device
WO2007083451A1 (ja) * 2006-01-20 2007-07-26 Mitsubishi Electric Corporation ディスク装置
CN100370539C (zh) * 2001-05-14 2008-02-20 东京鸽株式会社 承载器的构造

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