JPH081665B2 - カラー・イメージ処理システム及び方法 - Google Patents

カラー・イメージ処理システム及び方法

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JPH081665B2
JPH081665B2 JP3016898A JP1689891A JPH081665B2 JP H081665 B2 JPH081665 B2 JP H081665B2 JP 3016898 A JP3016898 A JP 3016898A JP 1689891 A JP1689891 A JP 1689891A JP H081665 B2 JPH081665 B2 JP H081665B2
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    • G06F17/10Complex mathematical operations
    • G06F17/17Function evaluation by approximation methods, e.g. inter- or extrapolation, smoothing, least mean square method
    • G06F17/175Function evaluation by approximation methods, e.g. inter- or extrapolation, smoothing, least mean square method of multidimensional data

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  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Image Generation (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般的にはコンピュ
ータ・グラフィクスの分野に関し、特にカラー・イメー
ジをディスプレイ・ハードウェアに表示する方法及びス
テップに関する。
【0002】
【従来の技術】スクリーン(ハードウェア)に含まれる
各画素(ピクセル)にカラー値(R、G、B)をセット
する方法は、“ジオメトリのレンダリング”と“イメー
ジの表示”の2つに分けられる。“ジオメトリのレンダ
リング”は、スクリーンに表示されるオブジェクトを多
角形で表現する方法である。このような多角形の頂点に
対応するカラー値は、レンダリングごとに実行されるラ
イティング演算(または照明演算)によって求められ
る。これらのカラー値が、レンダリングごとに選ばれた
ピクセルに与えられて頂点が表示される。他のピクセル
には、“シェーディング”によってカラー値が与えられ
る。“シェーディング”は、“ジオメトリのレンダリン
グ”時に、多角形を成すピクセルの残りの部分を塗りつ
ぶすプロセスである。これらのピクセルのカラー値は、
多角形の頂点についての既知のデータを基に計算され
る。シェーディングの方法に“Gouraudシェーディン
グ”がある。この方法では、頂点のカラー値のカラー補
間が行われ、多角形の残りのピクセルのカラー値が得ら
れる。カラー補間を伴わないシェーディング法もある。
“ジオメトリのレンダリング”とは対照的に、“イメー
ジ”と呼ばれるカラー値のアレイを基にピクセルを塗り
つぶすだけで、カラー値をピクセルに与えることができ
る。この場合、ディスプレイ(ハードウェア)に表現さ
れるオブジェクトまたは多角形には、確立したものはな
い。このようなイメージは、カメラや、“レイ・トレー
シング”など、カラー値の計算プロセスなどから得られ
たものである。“レイ・トレーシング”は、ピクセルの
カラー値を計算する、演算集約的な方法である。こうし
たイメージ処理演算の実行にはコンピュータ・システム
の中央処理装置(CPU)が用いられるのが通常であ
る。この種の従来からのシステムでは、CPUは、ディ
スプレイ・スクリーン上のすべてのピクセルに対して、
すべてのイメージ処理(レイ・トレーシング)演算を順
次に実行する。レイ・トレーシングの詳細については、
Andrew S. Glassnerの“An Overview of Ray Tracing”
を参照されたい。一般にはイメージ処理演算、中でもレ
イ・トレーシングは、かなり時間がかかり、表示対象の
スクリーンの記述によるが、カラー・イメージ処理を終
えるのに数時間あるいは数日かかることもある。イメー
ジの計算と表示の組み合わせは“カラー・イメージ処
理”とも呼ばれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、現在利用でき
るコンピュータ・ディスプレイ・アダプタのハードウェ
ア・デバイスは、Gouraud シェーディングを含めたジオ
メトリ・レンダリングを実行できる。Gouraud シェーデ
ィングは、カラー・イメージ処理やレイ・トレーシング
とは無関係なグラフィクス処理方式である。Gouraud シ
ェーディングは、カラー補間を通して実現されるので、
このようなディスプレイ・アダプタはカラー補間に対応
している。この発明は、このカラー補間機能を利用し
て、従来からのGouraud シェーディングの標準的な用途
では考慮されていない目標を達成しようとするものであ
る。
【0004】CPUがレイ・トレーシング計算を行って
いる間、他のコンピュータ・グラフィクス関連ハードウ
ェアはアイドル状態にあり、CUPの処理の終了を待っ
ている。そのため、このアイドル状態のグラフィクス・
ハードウェアの機能を、システムCPUによって実行さ
れる処理とあわせて活用することによって、コンピュー
タ・グラフィクス・システムの効率を最適化することが
強く望まれる。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、ディスプレ
イ・アダプタに含まれるマイクロプロセサを使用して、
カラー・イメージ処理の間にシステムCPUにかかる処
理負荷の一部を軽減させるものである。すなわち、カラ
ー・イメージ処理を行うコンピュータ・グラフィクス・
システムを高速化するために、ディスプレイ・ハードウ
ェアのカラー補間機能を利用する。
【0006】システムCPUは、初めに、カラー・イメ
ージ処理(レイ・トレーシングなど)を、所定の複数の
ピクセルに対して実行する。そのときCPUは、各ピク
セルの(R、G、B)値をディスプレイ・アダプタ(ハ
ードウェア)のプロセサに転送する。カラー値の、ハー
ドウェアに対する表現(すなわちCPUとディスプレイ
・アダプタとの通信)は、方法として“ジオメトリ・レ
ンダリング”は用いられないとしても、Gouraud シェー
ディングの対象となる多角形の形をとる。ディスプレイ
・アダプタ・プロセサは、ピクセルのカラー値を受信し
た後、カラー・イメージのピクセルによって縁取られた
ジオメトリック・フィギュアに含まれるすべてのピクセ
ルについてカラー補間を行う。
【0007】
【実施例】コンピュータ・グラフィクス分野において、
ライティング計算を実行したいときは、IBM 278
1(高性能3Dカラー・グラフィクス・プロセサ)など
の3次元(3D)ディスプレイ・アダプタ(ハードウェ
ア・デバイス)16を使用する。この3Dライティング
・ハードウェアには、シェーディング専用部が含まれ
る。普通、このシェーディング・ハードウェアは、先に
述べたようにGouraud シェーディングをサポートする
が、本発明の適用範囲では、カラー補間法を採用した他
のシェーディング・ハードウェアも考慮されている。シ
ェーディング・ハードウェアは、通常のライティング処
理の間に、表示されたイメージに求められるライティン
グを実現するためのシステムCPUを支援するハードウ
ェアとして用いられる。この発明は、非ライティング計
算のとき、特にレイ・トレーシングなどのカラー・イメ
ージ処理の間に、このハードウェア支援機能を利用す
る。
【0008】図1は、本発明を実施できるシステムのブ
ロック図である。ディスプレイ10(CRTなど)に、
複数の画素(ピクセル)を参照符号1、2、3、4、
5、6、7、8、9、11、13及びNで示した。ディ
スプレイ・アダプタ16(代表的なものはジオメトリ・
レンダリングに用いられる)は、シェーディング・プロ
セサ12と他のすべての関連ハードウェア14を含む。
このハードウェアには、バッファ(フレーム・バッファ
など)、ウィンドウ・バッファ、Zバッファなどを追加
できる。システムCPU18は、レイ・トレーシングな
どすべてのカラー・イメージ処理を実行する。システム
・メイン・メモリ20も図1に示した。この発明は、あ
らゆるタイプのカラー・イメージ処理アプリケーション
に適しているが、ここで主として取り上げる方法はレイ
・トレーシングである。
【0009】アプリケーション・プログラム・インタフ
ェース(API)22は、従来のものと同様、バス26
を介して、ジオメトリ・レンダリングの実行を3Dライ
ティング・ディスプレイ・アダプタ16に指示する。こ
の機能には、光源の位置と帰結の判定及びシェーディン
グを行うための表面のカラー補間も追加できる。ただ従
来のシステムでは、CPU18は、ジオメトリ・レンダ
リングのときにカラー・イメージ処理を実行しない。ま
た、CPU18によってカラー・イメージ処理が行われ
ている間に、従来のシステムではジオメトリ・レンダリ
ングを実行できない。
【0010】レイ・トレーシング環境でカラー・イメー
ジ処理を行うために、最初にシーン(画面)の記述がメ
イン・メモリ20に格納される。シーン記述はテキスト
形式か、または表示対象のシーンの英数字表現である。
たとえばシーン記述には、全オブジェクトのジオメトリ
ック記述及びカラー(R、G、B)値と表面のタイプが
含まれる。また、各オブジェクトの性質、すなわちオブ
ジェクトが透明であるか半透明であるか反射面であるか
などもシーン記述に含まれる。
【0011】アプリケーション・プログラムのユーザ
は、レイ・トレーシング処理を具体化した後、API2
2とバス23を介して、ディスプレイ10上の各ピクセ
ルに対して一連のベクトル(光線)計算を実行すること
をシステムCPUに指示する。システムCPU18は、
ピクセル1から処理を開始し、そのピクセルの直前の視
点から、イメージ面のピクセルを経てシーンへ至る光線
をさかのぼってトレースする。たとえば光線1(ピクセ
ル1に対応)が、最初に海面と交わることが分かった場
合、光線1と海面との交点でライティング計算が行わ
れ、CPU18が、計算で求められたシェードでピクセ
ル1をカラー化する。この例では、浮動小数点ベクトル
計算がCPU18によって何度も実行される。さらに、
ピクセルNにおいて、対応するシーン記述が、球状鏡面
などの凸面反射オブジェクトであれば、レイ・トレーシ
ング計算には、視点からピクセルNを経て反射面との交
点に至る最初の光線に沿ったバック・トレースが含ま
れ、反射角が計算されて反射光線が生成され、そこでこ
の光線がトレースされて、それとオブジェクトとの最も
近い交点が求められる。このような反射光線は、非反射
オブジェクトとの交点が検出されるまで生成されトレー
スされる。非反射オブジェクトとの交点においては、光
源との交点からの光線である影光線が生成される。この
光線に介在する交点すなわち他のオブジェクトとの交点
が検出されると、その第1交点は、影であることが分か
り、CPU18によって行われたライティング計算が調
整される。この交点でのライティング計算が終わると、
ピクセルNは、求められたシェードでカラー化される。
ここで分かるように、シーン記述における反射オブジェ
クトの個数により、CPU18によって実行される計算
が相当な時間を要し、負荷の大きなものになり得る。シ
ーン記述がCRTディスプレイ10に完全に表示される
まで、数時間あるいは数日もかかることも少なくない。
これほど時間がかかれば、コンピュータ・グラフィクス
・システムのユーザにかなりの負担がかかる。たとえ
ば、コンピュータ・グラフィクス・アニメーション・シ
ステムのユーザは、実際に対象シーンが表示され、シー
ン記述に手を加える必要があるかどうかを判定するの
に、一日中待たなければならないこともある。ここで
は、ディスプレイ・アダプタ16が、上述のライティン
グ・ハードウェア/プロセサ12(ディスプレイ・アダ
プタ16のうちシェーディング・ハードウェアの部分)
を代表することに注意されたい。
【0012】CPU18は、レイ・トレーシング計算を
終えた後、バス24を介して、当該ピクセルについて求
められたカラーをディスプレイ10に転送する。ここで
もディスプレイ・アダプタ16は、レイ・トレーシング
計算の間、シェーディング・プロセサ12を含めてアイ
ドル状態である。この発明は、レンダリングを高速にす
るか、またはカラー・イメージ処理を効率よく実行する
ために、シェーディング・プロセサ12を利用して、レ
イ・トレーシングにかけられたピクセルの一部のカラー
補間を通して、イメージのピクセルを部分的にカラー化
する。
【0013】多くのディスプレイ・アダプタが(上述の
3Dライティング・ハードウェア16を含めて)、多角
形を塗りつぶして(カラー化して)ディスプレイ10に
表示できる。CPU18は、典型的なカラー・イメージ
処理条件下では、個々のピクセルを、アプリケーション
・プログラムによって指定されたとおりに解像し、直接
CRTディスプレイ10に送って表示する。しかしアダ
プタ16は、シェーディング・プロセサ12を通して、
Gouraud シェーディングなどの補間法によって多角形を
カラー化できる。一般にこれらの多角形は、正方形、四
角形、三角形、台形などの単純な多角形である。そこ
で、この発明は、ディスプレイ・アダプタ(ハードウェ
ア)16のこの機能を利用して、単純な多角形のカラー
補間を行う。
【0014】具体的には、図1のコンピュータ・グラフ
ィクス・システムのユーザが、カラー・イメージ化また
はレイ・トレーシングの対象となるピクセルの個数(ま
たは割合)を、それらの間のカラー補間が実行される前
に決定する。たとえばユーザは、ピクセルを1つおきに
レイ・トレーシングにかけたいとすると、ピクセル1、
3、5、7が順次レイ・トレーシング計算にかけられ
る。CPU18によるこの4回の計算が終わると、各々
のカラー値が、バス28を介して、ディスプレイ・アダ
プタ16のシェーディング・プロセサ12に引き渡され
る。この例のピクセル1、3、5、7は正方形の境界で
あり、ディスプレイ・アダプタ16によって塗りつぶせ
る多角形である。したがってCPU18は、そこでシー
ン記述の別の部分(ピクセル3、5、11、13によて
縁取られる部分など)のレイ・トレーシングを続けるこ
とができる。その間、ディスプレイ・アダプタ16のシ
ェーディング・プロセサ12は、ピクセル1、3、5、
7の、レイ・トレーシングの済んだ既知のカラーを基
に、ピクセル2、4、6、8、9のカラーを補間する。
ここから明らかなように、本発明によれば、グラフィク
ス・システム内の、レイ・トレーシングにかけられたイ
メージのレンダリングが大幅に高速化される。すなわち
図1のピクセル1ないし9のうち、実際にレイ・トレー
シングにかけられるのは1、3、5、7の4つのピクセ
ルだけであり、2、3、6、8、9の5つのピクセルは
別のプロセサによってカラー化される。ここで注意して
おきたいが、ユーザは、レイ・トレーシングの対象とす
るピクセルの個数と構成を選択できる。端的な例を挙げ
ると、ディスプレイ10の、角の4つのピクセルは、こ
のスクリーンの、カラー補間された残りのピクセルでレ
イ・トレーシング処理ができる。もう1つの端的な例で
は、ディスプレイ10のピクセルの行列に沿った全ピク
セルのうちかなりの部分でレイ・トレーシングが可能に
なる(詳細は後で図3により説明)。2ピクセルにつき
1つをレイ・トレーシングにかければ、最終的にレイ・
トレーシング計算の対象となるのは全ピクセルの25%
にすぎない。上述のように、ピクセルを1つおきにレイ
・トレーシングにかけることで、レンダリングは大幅に
高速化され、解像度の低下はごくわずかですむ。解像度
のわずかな低下は、レンダリングの高速化によって無視
できる。
【0015】図2は、本発明により、シェーディング・
プロセサ12の機能を起動・利用するステップのフロー
チャートである。
【0016】ステップ1では、コンピュータ・グラフィ
クス・システムのユーザによって、当該ハードウェア利
用法が適用される。次に、ユーザか、おそらくはアプリ
ケーション・プログラムにより、レイ・トレーシングの
対象となるピクセルの割合が決定される。この割合は、
全ピクセルのうちごくわずかな部分から100%にまで
及び、100%の場合は本発明は適用されない。先に示
したとおり、約25%であれば、良好な解像度が得ら
れ、イメージ処理の大幅な高速化が可能なことが確認さ
れている。ステップ3では、レイ・トレーシングにかけ
られたピクセルの構成が指定され、それがディスプレイ
・アダプタ16に送られて塗りつぶしが行われる。すな
わちレイ・トレーシングの終わったピクセルの構成は、
正方形、円形、四角形、台形などの多角形と指定され
る。こうしてレイ・トレーシングにかけられ、多角形に
構成されたピクセル相互間の領域(ピクセル)をディス
プレイ・アダプタによって塗りつぶすことができる。
【0017】実際のレイ・トレーシング計算は、次に、
コンピュータ・グラフィクス・システムのCPU18に
よって実行される(ステップ4)。ステップ5では、こ
れらレイ・トレーシングにかけられたピクセルのカラー
値と構成が、CPU18からバス28を介してディスプ
レイ・アダプタ16に転送される。ステップ5ではま
た、シェーディング・プロセサ12が、レイ・トレーシ
ングにかけられたピクセル相互間にあるピクセルを塗り
つぶし(カラー補間)、レイ・トレーシングにかけら
れ、カラー補間されたピクセルを、塗りつぶされた多角
形としてディスプレイ10に表示する。ステップ6で
は、レイ・トレーシング対象のピクセルの割合(ステッ
プ2で決定)が実際にレイ・トレーシングにかけられた
かどうかが判定される。そのとおりであれば、本発明の
方法はステップ7に進んで終了する。しかし、レイ・ト
レーシング対象のピクセルが残っていれば、プロセスは
ステップ4に戻り、そこで追加のレイ・トレーシングが
実行される。また、ステップ7では、本発明のプロセス
が終了するが、CPU18は、先にカラー補間されたピ
クセルのレイ・トレーシングとカラー・イメージ化を継
続できる。
【0018】図3は、ディスプレイ10のピクセルのも
う1つの構成を示す。ドット(○)は、カラー・イメー
ジ・ピクセルを、Xはカラー補間ピクセルをあらわす。
図3の構成をとる場合、CPU18は、ピクセルをディ
スプレイ10の第1行(行0)に沿って1つおきにカラ
ー・イメージ化する(ピクセル0、2、4、6、8、1
0、12...)。CPU18は次に、行2のピクセル
0、2についてレイ・トレーシングを行い、それによっ
て多角形(この場合は正方形)が行0のピクセル0、2
と行2のピクセル0、2によって縁取られる。この多角
形は次に、シェーディング・プロセサ12に転送され、
行0のピクセル1、行1のピクセル0、1、2、及び行
2のピクセル1の値が、プロセサ12によってカラー補
間される。ピクセルのこの正方形のブロックAがCRT
ディスプレイ10に表示される。
【0019】ピクセルの第1ブロックAの表示と同時
に、CPU18が行2のピクセル4をカラー・イメージ
化し、これは、残りの3つの境界ピクセルが先にレイ・
トレーシングにかけられているので、もう1つの正方形
となる。この第2ブロックBは次に、シェーディング・
プロセサ12によってカラー補間され、行0のピクセル
3、行1のピクセル3、4、及び行2のピクセル3の値
が求められる。ここから分かるように、行2のピクセル
4など、別のピクセルを1つレイ・トレーシングにかけ
ることで、4つのピクセルをカラー補間できる。さら
に、行2のピクセル6をイメージ化すれば、別の4つの
ピクセルがカラー補間できることも分かる。このよう
に、プロセサ12を、カラー・イメージ処理を支援する
ハードウェアとして用いることによって、代表的なCR
Tに表示される数千個のピクセルをカラー・イメージ化
及びカラー補間して、他の場合には表示するのに数時間
あるいは数日もかかるような複雑なシーンを表示するこ
とができる。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、ディスプレイ・アダ
プタに含まれるマイクロプロセサを使用して、カラー・
イメージ処理の間にシステムCPUにかかる処理負荷の
一部を軽減することができる。すなわち本発明は、カラ
ー・イメージ処理を行うコンピュータ・グラフィクス・
システムを高速化するために、ディスプレイ・ハードウ
ェアのカラー補間機能を利用する。また、与えられたス
クリーンに対して実行すべき計算の量が大幅に低減す
る。計算量の低減により、画面のカラー・イメージ化が
大幅に高速化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によって用いられる要素を示すブロック
図である。
【図2】本発明により、ディスプレイ・アダプタ(ハー
ドウェア)の機能を実現するステップを示すフローチャ
ートの図である。
【図3】本発明を採用したシステムによってカラー補間
できるピクセル及びカラー・イメージ化できるピクセル
を表示するディスプレイの一部を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/46 (72)発明者 ジェフリー・アレン・ウィルキンス アメリカ合衆国テキサス州オースチン、リ チャード・ウォーカー・ブールバード 14313番地 (56)参考文献 特開 昭63−16898(JP,A)

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピクセルのカラー値を補間することによっ
    てカラー・イメージ処理を行なう方法であって、 カラー・イメージ化の対象となるべき全部のピクセルの
    うちから一部のピクセルの個数を決定するステップと、 上記決定された個数に含まれるピクセルの各々について
    カラー値を計算するステップと、 上記計算されたカラー値に基づき、カラー・イメージ化
    の対象となるべきであるが上記決定された個数には含ま
    れない残りのピクセルの各々についてカラー値を補間す
    るステップとを含み、 上記カラー値を計算するステップと上記カラー値を補間
    するステップとの少なくとも一部が、並行して処理可能
    である、 カラー・イメージ処理方法。
  2. 【請求項2】上記カラー値を補間するステップが、Gour
    aud(グーロー)シェーディングを用いて実行される、 請求項1に記載のカラー・イメージ処理方法。
  3. 【請求項3】上記計算するステップが、CPUによって
    実行され、上記補間するステップが、該CPUとは別の
    ディスプレイ・アダプタによって実行される、 請求項1に記載のカラー・イメージ処理方法。
  4. 【請求項4】上記決定するステップがさらに、決定され
    た個数のピクセルの一部について多角形を指定するステ
    ップを含む、 請求項1に記載のカラー・イメージ処理方法。
  5. 【請求項5】上記補間するステップがさらに、上記指定
    された多角形に含まれるピクセルのみについてカラー値
    を割り当てるステップを含む、 請求項4に記載のカラー・イメージ処理方法。
  6. 【請求項6】上記補間するステップがさらに、 上記指定された多角形に含まれるピクセルのみについて
    カラー値を補間するステップと、 上記指定された多角形に含まれるカラー・イメージ化さ
    れたピクセルとカラー補間されたピクセルとを表示する
    ステップとを含む、 請求項5に記載のカラー・イメージ処理方法。
  7. 【請求項7】上記カラー値を計算するステップが、レイ
    ・トレーシング処理をするステップを含む、 請求項1、2、3、4、5または6の何れかに記載のカ
    ラー・イメージ処理方法。
  8. 【請求項8】ピクセルのカラー値を補間することによっ
    てカラー・イメージ処理を行なう方法であって、 カラー・イメージ化の対象となるべき全部のピクセルの
    うちから一部のピクセルの個数を決定するステップと、 上記決定された個数に含まれるピクセルの各々について
    カラー値を計算するステップと、 上記決定された個数のピクセルの一部について、上記カ
    ラー値が計算されたピクセルが境界となる多角形を指定
    するステップと、 上記計算されたカラー値に基づき、カラー・イメージ化
    の対象となるべきであるが上記決定された個数には含ま
    れない残りのピクセルの各々についてカラー値を補間す
    るステップと、 上記指定された多角形に含まれるカラー・イメージ化さ
    れたピクセルとカラー補間されたピクセルとを表示する
    ステップとを含み、 上記カラー値を計算するステップと上記カラー値を補間
    するステップとの少なくとも一部が、並行して処理可能
    である、 カラー・イメージ処理方法。
  9. 【請求項9】ピクセルのカラー値を補間することによっ
    てカラー・イメージ処理を行なうシステムであって、 カラー・イメージ化の対象となるべき全部のピクセルの
    うちから一部のピクセルの個数を決定する手段と、 上記決定された個数に含まれるピクセルの各々について
    カラー値を計算する手段と、 上記計算されたカラー値に基づき、カラー・イメージ化
    の対象となるべきであるが上記決定された個数には含ま
    れない残りのピクセルの各々についてカラー値を補間す
    る手段とを含み、 上記カラー値を計算する手段の実行と上記カラー値を補
    間する手段の実行との少なくとも一部が、並行して処理
    可能である、 カラー・イメージ処理システム。
  10. 【請求項10】上記カラー値を補間する手段が、Gourau
    d(グーロー)シェーディングを用いて処理可能である、 請求項9に記載のカラー・イメージ処理システム。
  11. 【請求項11】上記補間する手段が、カラー補間を実行
    可能なディスプレイ・ハードウエアを起動する手段を含
    む、 請求項9に記載のカラー・イメージ処理システム。
  12. 【請求項12】上記決定する手段が、決定された個数の
    ピクセルの一部について多角形を指定する第2の決定手
    段を含む、 請求項9に記載のカラー・イメージ処理システム。
  13. 【請求項13】上記補間する手段がさらに、上記指定さ
    れた多角形に含まれるピクセルのみについてカラー値を
    割り当てる手段を含む、 請求項12に記載のカラー・イメージ処理システム。
  14. 【請求項14】上記補間する手段がさらに、 上記指定された多角形に含まれるピクセルのみについて
    カラー値を補間する第2の補間手段と、 上記指定された多角形に含まれるカラー・イメージ化さ
    れたピクセルとカラー補間されたピクセルとを表示する
    手段とを含む、 請求項13に記載のカラー・イメージ処理システム。
  15. 【請求項15】上記カラー値を計算する手段が、レイ・
    トレーシング処理をする手段を含む、 請求項9、10、11、12、13または14の何れか
    に記載のカラー・イメージ処理システム。
  16. 【請求項16】ピクセルのカラー値を補間することによ
    ってカラー・イメージ処理を行なうシステムであって、 カラー・イメージ化の対象となるべき全部のピクセルの
    うちから一部のピクセルの個数を決定する手段と、 上記決定された個数に含まれるピクセルの各々について
    カラー値を計算する手段と、 上記決定された個数のピクセルの一部について、上記カ
    ラー値が計算されたピクセルが境界となる多角形を指定
    する手段と、 カラー補間を実行可能なディスプレイ・ハードウエアを
    起動して、上記計算されたカラー値に基づき、カラー・
    イメージ化の対象となるべきであるが上記決定された個
    数には含まれない残りのピクセルの各々についてカラー
    値を補間する手段と、 上記指定された多角形に含まれるカラー・イメージ化さ
    れたピクセルとカラー補間されたピクセルとを表示する
    手段とを含み、 上記カラー値を計算する手段の実行と上記カラー値を補
    間する手段の実行との少なくとも一部が、並行して処理
    可能である、 カラー・イメージ処理システム。
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