JPH08166241A - レーザ遠隔測定用逆反射ターゲット - Google Patents

レーザ遠隔測定用逆反射ターゲット

Info

Publication number
JPH08166241A
JPH08166241A JP7051572A JP5157295A JPH08166241A JP H08166241 A JPH08166241 A JP H08166241A JP 7051572 A JP7051572 A JP 7051572A JP 5157295 A JP5157295 A JP 5157295A JP H08166241 A JPH08166241 A JP H08166241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cube
target
rcc
reference point
satellite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7051572A
Other languages
English (en)
Inventor
Michel Kasser
ミシエル・キヤセ
Glenn Lund
グラン・ラン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Airbus Group SAS
Original Assignee
Airbus Group SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Airbus Group SAS filed Critical Airbus Group SAS
Publication of JPH08166241A publication Critical patent/JPH08166241A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/48Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S17/00
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/12Reflex reflectors
    • G02B5/122Reflex reflectors cube corner, trihedral or triple reflector type

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 レーザ遠隔測定において、光学定数(d0
の不確実性を最小にする。 【構成】 ほぼ平面状で互いに垂直な3つの反射面1、
2、3、を有し、1頂点Sで収束するほぼ直角な3つの
稜で交差する、中空立方体の隅に少なくとも1個の逆反
射鏡を備え、この立方体の隅にある逆反射鏡に、各稜と
同じ角度を有す幾何法線が関連し、ターゲットが、この
法線上で反射面に対向して頂点Sからほぼ の距離の所にある基準点Oを備え、eがこの基準点から
各表面までの距離であるレーザ遠隔測定用逆反射ターゲ
ットにおいて、各反射面に関して、既知の屈折率nの材
料から構成され逆反射すべき光放射線を透過する平行な
面E1、E2、E3、を有する板を備え、逆反射鏡に関
連する板E1、E2、E3、CV、が同じ厚さe’を有
し、近似的に次式が成立するe’. 逆反射ターゲット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、とりわけ宇宙空間用の
レーザ遠隔測定に関する。より詳細には、人工衛星上で
のレーザ遠隔測定(衛星レーザ測距SLRと省略)に関
する。この遠隔測定は、レーザ・パルスがたとえば地上
レーザ局と衛星搭載のターゲット(またはその逆)の間
を往復するのに要する時間を測定し、次に(種々の決定
論的効果の補正を考慮に入れて)この時間測定値を、レ
ーザ局の基準点と衛星の重心の(瞬間)距離に換算する
ものである。レーザ遠隔測定は2つの人工衛星間、衛星
と地上のターゲットの間、さらに一般的には天然または
人工の天体間で距離測定を行う場合に拡張される。
【0002】
【従来の技術】現在地球の周りを回る「レーザ」衛星
(ラジオスI、II、あじさい、スターレット、ステラな
ど)によるすべての解決策は、レーザ遠隔測定の正確さ
が充分でなく、使用されるレーザの出力が小さい(現在
実施されるものに比べて)時代に設計されたものである
ことを思い起こされたい。したがって、それらの衛星
は、ターゲットが「立方体の隅」に多数(場合に応じて
60個から2000個以上まで)の小さな逆反射鏡を備
え、それらの逆反射鏡が検出に十分な量の光を発信局に
反射できるようにして最適化されていた。あらゆるレー
ザ・ショットの瞬間に、この発信局から厳密に同じ距
離、数cmあるいは数10cmの範囲内に所に衛星がいない
ことは大して問題ではなかった。
【0003】何年かして状況は大いに変わり、実際のレ
ーザ遠隔測定局に関して、パルスの持続時間を10ピコ
秒程度(1ピコ秒=10-12 秒)にまで下げることがで
き、単一エコーに関する測定精度がmmにはとても達しな
いようになった。実施される測定の最終精度は、エコー
が多数あり(ショットの瞬間に発信から見える逆反射鏡
ごとに1つのエコー)、そのために戻りパルスの時間差
(「シグナチャ」と呼ぶこともある)が生じるために、
そうはいかない。これらのエコーは、衛星の重心の瞬間
距離と個別にかつ正確に関連付けることができない。
【0004】非常に進んだレーザ遠隔測定ツールを使っ
ても、この効果のために、ただ1つの発信パルスから、
1cm未満の絶対精度でレーザ衛星の距離を求めることは
ほとんど不可能である(小型衛星の特殊な場合だけ)。
【0005】完璧を期すならば、衛星とレーザ局の間の
相対縦断速度のために速度収差現象が生じ、基本立方体
の反射面間の角度に、90゜の公称値に対してわずかな
偏差(「欠損」)を与えることによって、現存の衛星上
でこれを補正することが試みられていたことを想起され
たい。
【0006】他方、一般に中実のこれらの立方体の隅
は、次の2つの理由からわざと小さなサイズ(直径3〜
4cm)で設計されていた。
【0007】反射される光波の回析像が、小さな角度偏
差によって生じる効果のために、異なる別々の6板のロ
ーブではなくて、速度収差を十分に補償するのに必要な
半径と幅を有する連結した一種のクラウンから形成され
る。
【0008】立方体の隅の寸法が小さいために、これら
の正方形の隅を構成するガラスの内部に現れる温度勾配
が小さいままとなり、その結果、回析像の劣化効果も小
さい。
【0009】こうした条件の下で、以下の要求をできる
だけ満足する必要がある。
【0010】α−一時的「シグナチャ」を最小限に抑え
ながら、速度収差の十分な補正によって、発信局の受信
機に十分な量のフラックス(エネルギー)を反射する
(衛星の逆反射効率が衛星の移動中一定である(よく知
られていない)ことは不可欠ではないと認められる)。
【0011】β−衛星から反射されるパルスを一時的に
拡大し得るあらゆる影響を排除する。
【0012】γ−レーザ局の基準点と衛星の重心との間
の距離を逆反射鏡の距離測定から求める際に、衛星上の
光パルスの入射の幾何学がどうであれ、ほぼゼロ(理想
的には1mm以下)の不確実さを得る。
【0013】δ−非重力による振動を最小限に抑えられ
るようにアセンブリ全体の密度を最大にする。
【0014】前述の測地学の必要に関して、ヨーロッパ
特許EP−0506517号及びフランス特許FR26
91129号またはヨーロッパ特許EP−571256
号に、共通の構造体上で少数の大型逆反射鏡を組み立て
て、現在及び将来の局が遠距離の測定においてミリメー
トル級の精度を達成できるようにする測地用小型衛星を
構成することが既に提案されている。
【0015】(現在の衛星における中実ではなく)中空
の立方体の隅にある大型逆反射鏡(RCC)を使用する
と、衛星+RCCシステムで得られるエネルギー・バラ
ンスの十分な寸法設定が可能なはずである。現在のレー
ザ遠隔測定局から発信されるパルスのエネルギーと持続
時間とを考慮に入れると、このタイプの衛星の軌道高さ
が300kmと6000kmの間であると仮定し、RCCに
よって逆拡散されるエネルギーの角偏差とこの種の局の
受信用望遠鏡の典型的寸法(口径5cm程度)とを考慮す
れば、典型的な直径が10cmと20cmの間であることを
特徴とする単一の逆反射線が、エネルギー・バランスに
おけるシステムの必要を増大することができるはずであ
ることを実証できる。
【0016】前記フランス特許FR−2691129号
の好ましい配置によれば、ターゲットは、それぞれの頂
点が互いに接近した8個の立方体の隅から形成される。
【0017】この場合、正方形の1つの隅の反射面にす
れすれに入射する(したがって、局に戻る効率がゼロ
の)光線が、場合によっては1つまたは複数の隣接RC
Cの視界に入ることがあり得る。稀なケースであるが、
この構成は、逆反射鏡の視界が覆われない、すなわち戻
りでただ1つのエコーが検出されることを特徴とする。
【0018】その場合、レーザ送受信機(E/R)とR
CC(RCCは地上にあっても、地球上または月にあっ
てもよく、送受信機はRCCに対してランダムな向きの
軌道に沿う)の間の相対配向におけるどんな要求も満た
す様にしようとするとき、ターゲットの重心(または他
のあらゆる基準点)から離れた所に頂点があるRCCに
よって反射されるこのような単一エコーから、ターゲッ
トの重心(または基準点)への距離を求めるという問題
が生じる。
【0019】言い換えれば、問題は、下記のときに、送
受信機の基準点とRCCの頂点から離れた所にあるRC
Cに関連する基準点との間の距離を、この送受信機の基
準点とRCCの頂点との間でこのRCCによって反射さ
れる単一エコーから測定できる距離により定義すること
である。
【0020】RCCの頂点に対向するRCCに関連する
基準点の位置がわかっているが、このRCCが上記単一
エコーを形成するレーザ放射線を受信し送信する方向の
RCCに対する向きが予めわかっていないとき。
【0021】RCCを衛星(実際には小さな寸法の)上
に搭載するとき、関連する基準点はその重心である場合
がほとんどである。その場合、この衛星が単一エコーを
反射できる複数のRCCを備える場合、重心は前記各R
CCに対して同じ位置を占めることが好ましい。より一
般的には、RCCが天然または人工の物体(地球、月ま
たは任意の寸法の衛星)に対して固定した同じ支持構造
体上に搭載された複数のRCCの一部であるとき、基準
点は、各RCCに対して同じ位置を占めるように選択さ
れる。最も簡単な場合、このRCCの基準点は各RCC
の法線上でこのRCCの頂点Sから同じ距離d0 の所に
ある(その場合、すべてのRCCの法線が少なくとも近
似的に同じ点に収束することが、前記RCCの接地上の
制約条件である。この簡単なケースは、前記RCC法線
n上の頂点Sから負の距離d0 の所に基準点0がある、
単一RCCに一般化される。
【0022】この距離d0 は「光学定数」と呼ばれるこ
ともある。
【0023】この光学定数は、このRCCがその法線を
指しているとき、前記基準点への距離を得るために測定
した距離(送受信機からRCCの頂点までの)に加える
べき補正である。図1に示すように、法線に対して任意
の入射角iをなす光線では、対応する補正値dはd0
り小さく、iに依存する。dの値は式d=d0 cos
(i)によって与えられる。dの平均値(dmoy )及び
この平均に対するズレ(偏差δ)は、一方ではd0 に依
存し、他方では測定が実施できる入射方向iの全体に依
存する。例えば、測定値がRCCの法線に対する半角が
35゜の円錐に含まれる半径の場合(すなわちi≦35
゜の場合)にのみ測定が行われる場合、dmoy は約0.
9d0 となり、dmoy に対するδの偏差極値は±0.1
0 の値になることが証明できる。したがって、d0
5cmとすると、平均値dmoy は約4.5cmとなり、偏差
極値は−0.5cm≦δ≦+0.5cmとなる。
【0024】したがって(既にヨーロッパ特許EP−5
71256号に開示されているが)基準点0への距離を
得るために頂点Sへの距離に加えるべき補正は(iがR
CCの法線を横切る任意の方向で0゜と35゜の間で変
化する場合)、0.8d0 とd0 の間で変動することが
確認される。言い換えれば、0.9d0 が0.1d0
差でこの補正の推定値を与える。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の状況
において、このd0 に関する不確定性を最小にすること
を目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明は、
ほぼ平面状で互いに垂直な3つの反射面を有し、1頂点
で収束するほぼ直角な3つの稜で交差する、中空立方体
の隅に少なくとも1個の逆反射鏡を備え、この立方体の
隅にある逆反射鏡に、前記各稜と同じ角度を有す幾何法
線が関連し、ターゲットが、この法線上で反射面に対向
して頂点からほぼ
【0027】
【数3】
【0028】の距離の所にある基準点を備え、eがこの
基準点から前記各表面までの距離であるレーザ遠隔測定
用逆反射ターゲットにおいて、このターゲットが、各反
射面に関して、既知の屈折率nの材料から構成され逆反
射すべき光放射線を透過する平行な面を有する板を備
え、前記逆反射鏡に関連する板が同じ厚さを有し、少な
くとも近似的に次式が成立する
【0029】
【数4】
【0030】ことを特徴とする逆反射ターゲットを提案
する。
【0031】本発明の好ましい配置によれば、場合によ
っては組み合わせて以下の特徴を有する。
【0032】透明板が、立方体の法線と一致した法線を
有し立方体の一隅にある逆反射鏡に関して配置された多
角形断面をもつ透明角錐を構成する。
【0033】この角錐が二等辺三角形の断面を持つ。
【0034】この角錐が少なくとも近似的に立方体の一
隅である。
【0035】このターゲットが、中空立方体の一隅に、
複数の逆反射鏡を備え、それぞれその法線上にある同じ
基準点を備える立方体の隅にあるこれらの逆反射鏡がそ
れぞれ、平行な面をもつ前記逆反射鏡の反射面に平行
な、平行面をもつ3つの透明板を備える。
【0036】基準点が、立方体の隅にある各逆反射鏡の
反射面から同じ距離にあり、透明板が同じ屈折率nと同
じ厚さe’を有する。
【0037】立方体の各隅が共同して立方体の隅にある
複数の逆反射鏡を取り囲む立方体の少なくとも一部分を
形成する。
【0038】このターゲットが、立方体の隅に8個の逆
反射鏡を備える。
【0039】透明板がガラス製である。
【0040】このターゲットが、基準点を重心とする衛
星である。
【0041】この衛星が、立方体の隅にある逆反射鏡用
に互いに直角な3つのパネルから形成される支持構造を
備える。
【0042】この衛星が、これらのパネルのうちの2つ
に平行な軸の周りを自転し、第3のパネルがバラスト塊
で縁取られる。
【0043】本発明の目的、特徴及び利点は、添付の図
面に関して非限定的な例として示した以下の説明から明
らかであろう。
【0044】
【実施例】以下の開示は、複数のRCCから形成される
衛星、たとえば8個のRCCを備える、フランス特許出
願第92−05989号に記載の衛星の場合に関するも
のである。この各RCCの面は平行であり、各頂点は、
少なくとも近似的に各RCCの法線上にありこの衛星の
重心と一致している基準点から、同じ距離dの所にあ
る。この衛星は、宇宙空間中で好ましくは前記衛星に対
して既知の向きに(ただし、必ずしもそうする必要はな
い)ほぼ固定した(または経時的に徐々に向きが変わ
る)自転軸の周りを自転する。この衛星は既知の軌道を
回る。この衛星は、それぞれ基準点を有するレーザ送受
信機(E/R)を備える複数の地上レーザ局(SLR)
用のターゲットを構成する。この地上局は、従来型の処
理手段を備え、この処理手段は、前記ターゲットのRC
Cから反射された単一エコーから、このRCCの法線の
瞬間方向に対して事前にわかっていない入射に沿って、
送受信機の基準点と、前記RCCが当該の単一エコーを
反射した瞬間の前記RCCの頂点の位置との間の前記瞬
間距離の測定値の未処理の結果を与えるように適合され
ている。
【0045】この地上局とレーザ衛星の間の距離の測定
値の一連の未処理の結果の分析により、その軌道に沿っ
た衛星の軌跡を非常に大きな相対精度で確定することが
できる。レーザ局がこれらの未処理の結果をmmの精度で
与えることができると仮定すると、先に示した計算によ
る補正(0.9d0 )のモードは、原則として、中心距
離推定の場合、予想できる局所的に滑らかな公称軌跡に
対するその重心の見かけ位置の周期的変動(数mmのスケ
ール)を明らかにするのに十分な相対測定精度をもつこ
とになる。
【0046】この高い感度により、衛星の自転中のiに
従って可変な偏差δを考慮に入れないことによって生じ
る、この見かけ上の位置の周期的変動を検出することが
可能になる。この見かけ上の位置の変動は、この強度
が、入射角iに対してほぼ決定的依存関係を有すること
がわかっているので、恐らく、戻りエコーの平均強度
(既存の局では必ずしもそうではないが、このような強
度の測定値が手に入る場合)の変動と相関付けることに
よって確認できる(強度は一般にi=0゜のとき最大で
あり、i=40゜のときゼロに近づく)。
【0047】宇宙空間における衛星の自転の向きと角速
度に関する事前に得られるその投下時の知識から出発し
て、この同じ衛星を目指している世界中の様々なSLR
局で経時的に得られる、距離の推定測定データの検討の
際に、これらのパラメータが徐々にかつ漸進的に変化す
る場合(たとえばこの配向の歳差または摂動の効果によ
って、あるいはたとえば非常に高い気圧下での摩擦によ
って生じるその角速度の低下によって生じ得る)、その
変化を明らかにし定量化することができる。これに続い
て、すべてのユーザに使用可能な衛星のこれらの回転パ
ラメータの予測の、十分な頻度で再現される正確なモデ
ルの開発が可能になる。
【0048】その結果、その値の周期性及び振幅(いず
れも前述)をその測定した見かけ位置の値と相関させる
ことによって各発信パルスごとに、位置の瞬間値が良い
精度で決定できる。この相関を図2に示す。図2には、
衛星の幾何形状とその自転時間中の追跡に関する事前の
知識に基づきモデルによって予想される変動に対応する
連続曲線と比較される、(衛星の公称軌跡による変動を
補正した)RCCの頂点の測定距離の実測値に対応する
点が示されている。この2つの値の集合のたとえば「最
小2乗による」調整により、iの変動に関連する幾何学
的影響を良い精度で補正することが可能である。
【0049】この図で、左側の距離スケール上の0の値
は、重心の真の距離を得るためのゼロ補正に対応し、値
0 は、iがゼロのとき、すなわち反射受信したエコー
が、前記RCCによるこのエコーの反射の瞬間における
RCCの法線の瞬間的方向に平行に循環するときに得ら
れる生の測定値に対応する。Tは衛星の回転時間であ
る。下側の曲線は、反射エコーの強度を表す(RCCに
よる反射から送受信機による検出までのエコーの経過時
間は無視する)。
【0050】距離の実験的測定値に秀れた補正を施すの
に必要な、iの推定精度は、次の例で与えられる。d0
=5cm、i≦35゜の場合、iの推定誤差が1゜未満で
あれば、重心の実験的距離の補正に関する不確定性を
0.5mm未満のレベルに下げることが可能になる。
【0051】先に言及したδの変動の事後補正手段(し
たがって推定手段)は、衛星の自転の良好な慣性安定性
や、複数のSLR局によるこれらのパラメータの系統的
分析など、予想モデルを確立し維持するためのいくつか
の条件に依存する。現時点では、このタイプの分析が現
実的かどうか、及びそれによって実際に求めているmmレ
ベルの補正が得られるかどうかはわからない。
【0052】したがって本発明者等は、偏差δを非常に
低いレベルに物理的に下げることのできる代替手法に注
目した。
【0053】そのために、本発明は、逆反射光線の光路
中でターゲットの外部とRCCの反射面との間に、これ
らの各表面に平行なある厚さのガラスを組み込んで、前
記の偏差δが(iの関数として)うまくすれば、ガラス
の横断される諸要素の光路の変動によって補償されるよ
うにすることを教示する。
【0054】図3に、逆反射ターゲットの一部をなすR
CCを概略的に示す。このRCCは、たとえば0がター
ゲットの基準点であり、軸X、Y、ZがRCCの稜に平
行である、基準マークOXYZ中に示されている。
【0055】このRCCは、1つの頂点Sに収束するほ
ぼ直角な3つの稜でほぼ直角に交差する、ほぼ平面状の
3つの反射面を備える。
【0056】前述の言葉の使い方は、反射面の平面性の
欠如、あるいは稜間または反射面間または速度収差補償
のために導入される稜間の角度の90゜からの偏差を考
慮に入れることを狙いとしている。
【0057】考察する例では、反射面1、2、3は、全
体として法線
【0058】
【数5】
【0059】の立方体の隅を画定する、平行な面L1、
L2、L3を有する3枚のガラス薄板の金属被覆された
全面から構成される。
【0060】法線
【0061】
【数6】
【0062】は、表面OXY、OYA、OZXによって
形成される幾何立方体の隅の法線と、すなわち軸
【0063】
【数7】
【0064】と同じ角度を形成する1つの方向と一致し
ている。
【0065】反射面の交点S(この場合は、RCCの中
空頂点、S’は突き出た頂点を表す)は、基準点0から
距離
【0066】
【数8】
【0067】の所にある。ただし、eはマークOXYZ
の各面に対する頂点Sの距離である(したがって、eは
偏心度)とする。
【0068】図示しない変形例では、反射面は、たとえ
ばガラス製の透明な(すなわち逆反射すべき放射線を透
過する)薄板の金属被覆された後面とすることができ
る。この場合、ガラス薄板の前面における入射光線Ri
の反射を避けるため、これらの前面に予め反射防止処理
を施しておくのが有利である。
【0069】各反射面1、2または3に対して、逆反射
すべき放射線を透過する、平行な面E1、E2またはE
3をもつ透明薄板が配置され、これらの透明薄板は、同
じ厚さe’と同じ屈折率nをもつ。入射放射線Riは、
透明薄板の1つをある方向に横切った後、ターゲットに
入る。RCCの反射面で反射された後、この放射線は前
記透明薄板の1つ(入った時のものと同じものまたは別
のもの)を別の方向で横切る。これらの透明薄板の存在
は、この放射線の入射が当該の薄板に対して小さくなる
ほど大きくなる光行程差を発生させる効果をもつ。その
結果、立方体の隅の法線を参照する場合、放射線の入射
が前記法線に対して大きくなるほど、光行程差が小さく
なる。
【0070】薄板E1、E2、E3の厚さe’を適切に
選択することにより、入射に対する光行程差の依存関係
を利用して、距離E/R−Sから距離E/R−0に移る
ために加えるべき補正の、入射に対する依存関係を少な
くとも部分的に補償することが可能である。
【0071】したがって、たとえば偏心率の値eが10
mm、RCCの法線に対する放射線の最大偏位が30゜の
場合に次の3つの試験を行った。
【0072】例1:n=1.5の普通ガラス薄板、BK
7型 e’=19.5mm 2δ=0.44mm 例2:n=1.8の超高密度プリント・ガラス薄板(す
なわち...) e’=17.3mm 2δ=0.42mm 例3:n=4のZn −Se 薄板、波長10μmの赤外線 e’=11.8mm 2δ=0.41mm 実施すべき距離補正の最大変動δは0.25mmより小さ
いことに留意されたい。
【0073】下記の実験式で前記の結果を相関させるこ
とは妥当と思われる。
【0074】
【数9】
【0075】すなわち、eとe’の間に比例関係が存在
する。
【0076】実際には、実施すべき距離補正の変動は、
上記では2δの形で示した。これは、実施すべき補正の
ピーク間振幅が重要であることによる。これらの補正の
平均値(前述の間隔2δの中央値に対応する)は約4.
5mmであった。
【0077】当然のことながら、最大変動δは、放射線
の方向とRCCの法線の間の許容最大角偏差が減少する
につれて小さくなる。
【0078】考察した例では、透明薄板E1、E2、E
3は、RCCの凹面と向かい合った凹面を有し、RCC
の法線と一致する法線の透明な立方体の隅の一部分を構
成する。
【0079】図3のRCCが属する完全なターゲット
は、ヨーロッパ特許EP−571256号に記載されて
いるような立方体の8個の隅を有する小型衛星とするこ
とができる。
【0080】したがって、図4に示した一変形実施例に
よれば、ターゲットは、相互に平行でかつRCCの反射
面に平行な面を有するガラス・シートから形成される立
方形のガラスのケージの内部にあり、頂点が互いに近接
している8個の中空RCCの集合体である。これらのガ
ラス・シートは同じ厚さである。
【0081】図4において、ガラス・ケージの内稜は、
このガラス・ケージが透明であることを示すために実線
で表してあり、RCCの隣接する反射面間の厚さは、図
を簡潔にするために無視してある。
【0082】実際に、このRCCの集合体は、モジュー
ル式にすると有利である(図5参照)。すなわち、RC
Cの数は必要に応じて選択し、ガラス・ゲージCVの隅
が各RCCに対向する(したがって、ガラス・ケージは
それ自体モジュール式であり、立方体の異なる8個の隅
から形成される)。
【0083】この図5において、逆反射ターゲット10
は、直角の(ここでは正方形の)3枚のパネル20A、
20B、20Cから形成される中央構造体20を備え、
これらの共通交点にターゲットの重心0がある。一変形
例では、構造体のパネルは円板形である。
【0084】考察した例においては、ターゲットは、2
枚のパネル(20Aと20B)の交線に平行な軸V−V
の周りを自転するようになっており、既知の適当なあら
ゆる形のバラスト30が最後のパネル(20C)の自由
線に固定される。
【0085】その真中にターゲット(バラストも含め
て)を含む立方体の辺Lは、例えば500mm程度あるい
はこの値より小さい。
【0086】パネルによって形成される隅の真中に、既
知の適当なあらゆるタイプの固定機構40によってRC
Cが固定される。
【0087】以前と同様に、RCCの頂点Sから基準マ
ークの各面までの距離をe、透明ケージの隅を構成する
薄板の厚さをe’、この材料の屈折率をnとする。
【0088】RCCは、透明な材料を用いることができ
(上記参照)、その後面を金属被覆することができる。
この場合、RCCは、その内面が反射性コーティングで
被覆され、したがってガラス以外の不透明材料(たとえ
ば最も好ましい機械的熱平衡性をもつ金属またはセラミ
ック)と考えることができるという意味で、完全に中空
である。比較研究に従って選択したこのような他の材料
を使用すると、場合によっては、RCCの偏心率eとし
て最小の値を選択することができ、それに応じてδの変
動が減少する。
【0089】当然のことながら、必要ならば、iの周期
的変動または反射で検出されたエコーの強度の周期的変
動あるいはその両者に起因する距離の周期的変動を利用
することにより、ガラス薄板の存在を、図2に関して前
述した事後処理と組み合わせることができる。
【0090】図5の集合体は、どんな安定化要素もどん
な電気的、電子的構成要素も含まない完全に受動的なも
のとすることができる。
【0091】この集合体は、原則として、その重心が、
それらの各頂点に対してmmより高い精度で等距離にあ
り、各RCCの法線がこの重心から1mm以内の所を通
るように構成される。そのために、中央構造体は、モジ
ュール式光学要素を重心に対して正確に結合するように
設計される。諸要素がモジュール式であることは、興味
ある特徴であり、欠陥のあるまたは損傷を受けた構成要
素の交換が容易である。
【0092】この小型衛星は、たとえば、自由に自転し
ながら毎分1回転程度の自動回転角速度で惑星の周囲の
軌道を回るようになっている。この自動回転は、iの決
定(図2参照)の点からだけでなく、後述する集合体の
熱平衡の点からも望ましいことに留意されたい。
【0093】自動回転軸については、主慣性軸に対応す
る衛星の優先方向に対応してそれが基準付けされている
ことが望ましい。好ましい配置においては、図5に示す
ような中央構造体の優先的バラスト積載によってこの条
件が満たされる。このバラスト積載は、(前述のよう
に)たとえばその直交する3つの平面の1つに沿ってこ
の構造体を延長し、バラスト積載することによって実施
される。この回転の安定性の点からは、主慣性モーメン
トが他のモーメントの値の少なくとも2倍、好ましくは
ほぼ10倍の値をもつことが好ましい。
【0094】打上げロケットからの衛星の打上げ時に、
この主慣性軸の周りでの自動回転を初期設定するのが適
切である。この集合体は、宇宙環境で典型的な摂動(重
力偶力、放射圧偶力、あるいは差動抵抗(traine
e differentielle)偶力)の存在下で
も、この同じ軸の周りでの自動回転を維持する傾向があ
る。
【0095】熱平衡の点では、この回転軸が宇宙空間中
で「黄道」方向と呼ばれる方向、すなわち地球が太陽の
周りを回る際に描く仮想平面にほぼ垂直な方向を向くこ
とが好ましい。このようにすると、衛星の寿命の少なく
とも初期には、その自動回転軸の周りを回る際に、各R
CCが太陽の放射線ならびに低温の宇宙空間にさらされ
る度合いがほぼ等しくなる。この配置により、(太陽に
照らされる、あるいは陰になる)異なるRCC間の大き
な温度差によって発生する可能性のある熱力学的応力を
最小限に抑える(したがって入射パルスの光学的反射性
能あるいは速度収差の補正性能を正常に保つ)ことがで
きる。
【0096】軌道の狂いを小さくする点(衛星が測地用
のものであるとき)及び自動回転速度の点で、集合体の
光学的、機械的、熱的制約条件を守りながら質量と表面
積の比(すなわち平均密度)をできるだけ高く保つこと
が重要である。
【0097】したがって、この中央構造体用の材料とし
て、インヴァールやタングステンをベースとする合金な
どの材料を考えることができる。立方体の隅の制作にこ
れらの材料を使用するのは、平均密度が高いので有利と
なる可能性がある。
【0098】軌道の狂いを均一にする必要があるため、
大気圧抵抗(低い軌道)及び放射圧の影響を考慮に入れ
て、衛星の外部が、軌道平面に対するその向きがどうで
あろうと、良好な平均の公転対称性を示すようにするこ
とが重要である。角度の不連続性を示すとしても、本明
細書で提案する構造の場合がそうである。
【0099】前記の典型的な厚さに基づき、衛星の総重
量は100kg程度となる。これは小型衛星の範囲に属
する。
【0100】この概念の他の可能な応用例は、地上また
は航空レーザ遠隔測定軌道上にある計器からやはり軌道
上または地上にある反射鏡に対するレーザ遠隔測定のケ
ースである。いずれも、物体間の(場合によっては非常
に大きな)距離を正確に測定したい場合である。
【0101】以上の説明は非限定的な例として示したも
のにすぎず、当業者なら本発明の範囲から逸脱すること
なしに多数の変形例を提案できるであろうことは言うま
でもない。具体的には、ターゲットは自然の(地球、月
など)あるいは人工の天体(他の目的用の衛星)上に置
くことができる。また、ガラス薄板の厚さがこの偏心率
に対して前記の条件を守っている限り、様々なRCCに
異なる偏心率を認めることができる。
【0102】他方、平行な面を有する透明薄板は、反射
面に平行であってはいけない。それは、光学的観点から
必要でない。
【0103】実際に、計算によればこれらの平行な面が
立方体の隅よりも鋭った三角形の断面をもつ角錐を構成
する方が有利であることがわかっている。一般に、この
角錐はその隣接面角で50゜から110゜の間の角度を
なすことができる。RCCの軸が、したがって角錐の軸
がRCCの一種の対称軸であることを考えると、角錐が
三角形の断面である必要はない。面の数が3より多くて
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来型の立方体の隅にある逆反射鏡と、その法
線、基準点、及び実施すべき補正を示す概略図である。
【図2】ほぼならんだ8個のRCCを有する既知の衛星
の回転中の距離及び反射受信されたエコーの強度Iの生
の測定値の経時的変動を相関させる曲線である。
【図3】本発明による逆反射ターゲットの一部となる立
方体の隅にある逆反射鏡の概略図である。
【図4】透明ゲージの内部の立方体の8つの隅にある逆
反射ターゲットの概略透視図である。
【図5】RCCの2つの場所は見やすいように空にして
ある、モジュール式逆反射ターゲットのRCCの面に平
行な平面に沿った断面図である。
【符号の説明】
1,2,3 反射面 10 逆反射ターゲット 20 中央構造体 30 バラスト

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ平面状で互いに垂直な3つの反射面
    (1、2、3)を有し、1頂点(S)で収束するほぼ直
    角な3つの稜で交差する中空立方体の隅に少なくとも1
    個の逆反射鏡を備え、前記立方体の隅にある逆反射鏡
    に、前記各稜と同じ角度を有する幾何法線が関連し、タ
    ーゲットが、前記法線上で反射面に対向して頂点(S)
    からほぼ 【数1】 の距離の所にある基準点(O)を備え、eが前記基準点
    から前記各表面までの距離であるレーザ遠隔測定用逆反
    射ターゲットにおいて、前記ターゲットが、各反射面に
    関して、既知の屈折率nの材料から構成され逆反射すべ
    き光放射線を透過する平行な面(E1、E2、E3)を
    有する板を備え、前記逆反射鏡に関連する板(E1、E
    2、E3、CV)が同じ厚さe’を有し、少なくとも近
    似的に次式が成立する 【数2】 ことを特徴とする逆反射ターゲット。
  2. 【請求項2】 透明板が、立方体の法線と一致した法線
    を有し立方体の一隅にある逆反射鏡に関して配置された
    多角形断面をもつ透明角錐(CV)を構成することを特
    徴とする請求項1に記載の逆反射ターゲット。
  3. 【請求項3】 前記角錐の断面が二等辺三角形であるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の逆反射ターゲット。
  4. 【請求項4】 前記角錐が少なくとも近似的に立方体の
    一隅であることを特徴とする請求項3に記載の逆反射タ
    ーゲット。
  5. 【請求項5】 前記ターゲットが、中空立方体の一隅
    に、複数の逆反射鏡を備え、それぞれその法線上にある
    同じ基準点(0)を備える立方体の隅にある前記逆反射
    鏡がそれぞれ、平行な面をもつ前記逆反射鏡の反射面に
    平行な、平行面をもつ3つの透明板を備えることを特徴
    とする請求項1から4のいずれか一項に記載の逆反射タ
    ーゲット。
  6. 【請求項6】 基準点(0)が、立方体の隅にある各逆
    反射鏡の反射面から同じ距離(e)にあり、透明板が同
    じ屈折率と同じ厚さe’を有することを特徴とする請
    求項5に記載の逆反射ターゲット。
  7. 【請求項7】 立方体の各隅が共同して、立方体の隅に
    ある複数の逆反射鏡を取り囲む立方体の少なくとも一部
    分を形成することを特徴とする請求項6に記載の逆反射
    ターゲット。
  8. 【請求項8】 前記ターゲットが、立方体の隅に8個の
    逆反射鏡を備えることを特徴とする請求項1から7のい
    ずれか一項に記載の逆反射ターゲット。
  9. 【請求項9】 透明板がガラス製であることを特徴とす
    る請求項1から8のいずれか一項に記載の逆反射ターゲ
    ット。
  10. 【請求項10】 前記ターゲットが、基準点を重心とす
    る衛星(10)であることを特徴とする請求項1から9
    のいずれか一項に記載の逆反射ターゲット。
  11. 【請求項11】 前記衛星が、立方体の隅にある逆反射
    鏡用に互いに直角な3つのパネルから形成される支持構
    造(20)を備えることを特徴とする請求項10に記載
    の逆反射ターゲット。
  12. 【請求項12】 前記衛星が、前記3つのパネルのうち
    の2つに平行な軸(V・V)の周りを自転し、第3のパ
    ネルがバラスト塊で縁取られることを特徴とする請求項
    11に記載の逆反射ターゲット。
JP7051572A 1994-03-10 1995-03-10 レーザ遠隔測定用逆反射ターゲット Pending JPH08166241A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9402773 1994-03-10
FR9402773A FR2717271B1 (fr) 1994-03-10 1994-03-10 Cible rétroréflectrice pour télémétrie laser.

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08166241A true JPH08166241A (ja) 1996-06-25

Family

ID=9460884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7051572A Pending JPH08166241A (ja) 1994-03-10 1995-03-10 レーザ遠隔測定用逆反射ターゲット

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5589981A (ja)
EP (1) EP0671639A1 (ja)
JP (1) JPH08166241A (ja)
FR (1) FR2717271B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007523357A (ja) * 2004-02-24 2007-08-16 ファロ テクノロジーズ インコーポレーテッド ウインドウで覆われた逆反射器
JP2014048163A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Pasco Corp 対空標識

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2774511B1 (fr) * 1998-01-30 2002-10-11 Commissariat Energie Atomique Substrat compliant en particulier pour un depot par hetero-epitaxie
US6019375A (en) * 1998-09-01 2000-02-01 West, Jr.; Joseph Arnold Layered target assembly and method of construction thereof
JP4328919B2 (ja) * 1999-05-21 2009-09-09 株式会社トプコン ターゲット装置
US7308202B2 (en) * 2002-02-01 2007-12-11 Cubic Corporation Secure covert combat identification friend-or-foe (IFF) system for the dismounted soldier
US7374296B2 (en) * 2005-08-12 2008-05-20 Honeywell International Inc. Reflective corner cube array
US8027591B2 (en) * 2007-10-29 2011-09-27 Cubic Corporation Resonant quantum well modulator driver
US7859675B2 (en) * 2007-11-06 2010-12-28 Cubic Corporation Field test of a retro-reflector and detector assembly
EP2161597B1 (de) 2008-09-03 2014-06-04 Brainlab AG Bildgestütztes Operationssystem
CZ2011636A3 (cs) * 2011-10-10 2012-10-10 Ceské vysoké ucení technické v Praze - fakulta stavební Odrazný prípravek pro elektronické merení délek
US9285468B2 (en) 2012-07-12 2016-03-15 GM Global Technology Operations LLC Extended angular resolution in sensor arrays using secondary echoes
US20150048572A1 (en) * 2013-03-29 2015-02-19 American Pacific Plastic Fabricators, Inc. Buoyant target with laser reflectivity
US20150130651A1 (en) * 2013-11-10 2015-05-14 Chris Mogridge Passive Radar Activated Anti-Collision Apparatus
CN204594426U (zh) * 2014-09-24 2015-08-26 林中坚 3d激光测量设备
US9546861B2 (en) 2014-09-24 2017-01-17 Zhong Jian Lin 3D laser measuring scanning apparatus
CN107121717B (zh) * 2017-05-27 2019-07-23 中国科学院上海技术物理研究所 一种复合角锥棱镜
FR3112399B1 (fr) * 2020-07-08 2022-06-24 Commissariat Energie Atomique Cible ultrasonique pour le contrôle non destructif
CN114234946A (zh) * 2021-12-24 2022-03-25 广西壮族自治区地震局 一种多角点倾斜摄影测量标志及其识别方法
CN114279424A (zh) * 2021-12-29 2022-04-05 广西壮族自治区地震局 一种用于观测断层活动的地面摄影测量标志及其使用方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2488396A1 (fr) * 1980-08-07 1982-02-12 Onera (Off Nat Aerospatiale) Procede et dispositifs optiques pour la determination d'un parametre d'attitude d'un corps
JP2564963B2 (ja) * 1990-03-29 1996-12-18 三菱電機株式会社 ターゲット及びこれを用いた三次元位置姿勢計測システム
FR2674637B1 (fr) * 1991-03-28 1993-07-16 Aerospatiale Dispositif de telemetrie de laser a grande distance.
FR2691129B1 (fr) * 1992-05-18 1994-08-19 Aerospatiale Satellite géodésique de faible masse à rétroréflecteur à correction d'aberration de vitesse.

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007523357A (ja) * 2004-02-24 2007-08-16 ファロ テクノロジーズ インコーポレーテッド ウインドウで覆われた逆反射器
JP4842249B2 (ja) * 2004-02-24 2011-12-21 ファロ テクノロジーズ インコーポレーテッド ウインドウで覆われた逆反射器
JP2014048163A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Pasco Corp 対空標識

Also Published As

Publication number Publication date
EP0671639A1 (fr) 1995-09-13
FR2717271B1 (fr) 1996-07-26
US5589981A (en) 1996-12-31
FR2717271A1 (fr) 1995-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08166241A (ja) レーザ遠隔測定用逆反射ターゲット
US5357371A (en) Laser retroreflector array having cat-eye retroreflectors
AU2006296828B2 (en) Two-sided reflector and two-sided target object
JPH0632294A (ja) 宇宙船
EP1023616B1 (en) General asphere-conic conformal optical windows
Sasaki et al. Launch and observation program of the experimental geodetic satellite of Japan
US20100158536A1 (en) Optical Transceiver Assembly with Transmission-Direction Control
JPH10505419A (ja) 観測装置の配向配置システム
US5570230A (en) Retroreflector for laser geodesy with omnidirectional correction of speed aberrations
JPH11512176A (ja) 複数の三角プリズムを使用して光束を再帰反射する装置
Sokolov et al. Space retroreflector arrays
CN2657015Y (zh) 正六边形角反射器密接布阵合作目标
US5202743A (en) Long range laser ranging device
CN111433650A (zh) 单稳态或准单稳态激光测距仪的保护
CN106767843B (zh) 一种月球轨道交会对接超近距离测量用合作目标标志器
Nelson et al. Construction of the keck observatory
Arnold Thermal-optical design of a geodetic satellite for one millimeter accuracy
RU2529449C1 (ru) Кольцевая ретрорефлекторная система
RU2458368C1 (ru) Уголковый отражатель
RU84141U1 (ru) Уголковый отражатель
CN114264451B (zh) 一种基于共基准光轴夹角实时监测系统及方法
CN208013451U (zh) 一种原子布居数探测系统
Turyshev The science, technology and mission design for the laser astrometric test of relativity
Awaki et al. Current status of the Astro-H x-ray telescope system
JPH0415448B2 (ja)