JPH08166128A - 機器の制御装置 - Google Patents

機器の制御装置

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Publication number
JPH08166128A
JPH08166128A JP6310143A JP31014394A JPH08166128A JP H08166128 A JPH08166128 A JP H08166128A JP 6310143 A JP6310143 A JP 6310143A JP 31014394 A JP31014394 A JP 31014394A JP H08166128 A JPH08166128 A JP H08166128A
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JP
Japan
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combustion amount
proportional valve
detected
target
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Application number
JP6310143A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeaki Yasui
繁明 安井
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Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
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Publication date
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Priority to KR1019950039553A priority patent/KR0159148B1/ko
Publication of JPH08166128A publication Critical patent/JPH08166128A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N5/00Systems for controlling combustion
    • F23N5/26Details

Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃焼量設定手段により目標燃焼量の変更を行
う場合に、目標燃焼量の変更が正しく行われたか否かを
確認する事ができるとともに、送風機の検出回転数が目
標燃焼量に適した回転数に到達しているか否かが容易に
判る、機器の制御装置の提供。 【構成】 テストスイッチ260を操作して所定燃焼量
のテストモードに切り替えると、所定燃焼量に適した回
転数になる様に対流ファン3をファン制御回路がフィー
ドバック制御し、回転数検出部が検出する回転数に適し
た比例弁開度となる比例弁電流を比例弁駆動回路が比例
弁4に流し、検出回転数が所定燃焼量に適した回転数に
到達すると、表示制御回路は、所定燃焼量に相当する表
示を第1表示状態から第2表示状態に切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機器、例えばガス燃焼
機器の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】機器として、ガス燃焼機器の制御装置で
は、ガス管路を介してガスが供給されて燃焼する燃焼器
と、該燃焼器の燃焼量を、例えば出荷前にテストモード
として、“最小”、“最大”、“特別最大”に設定する
テストスイッチと、テストモード時に、夫々の燃焼量に
対応して、“Lo”、“Hi”、“Hd”等の表示を表
示器に表示させる表示制御手段と、燃焼用空気を前記燃
焼器に供給する燃焼ファンと、ガス量調整ネジを有し前
記ガス管路中に配されるガス比例弁と、前記燃焼ファン
の回転数を検出する回転数検出手段と、該回転数検出手
段が検出する前記燃焼ファンの回転数が目標燃焼量に適
した回転数になる様に前記燃焼ファンをフィードバック
制御するファン制御手段と、前記回転数検出手段が検出
するファン回転数に適した比例弁開度となる比例弁電流
を前記比例弁に流す比例弁制御手段とを備えるものが知
られる。
【0003】この様にファン回転数に適した比例弁開度
となる様に比例弁に比例弁電流を流す方式をファン先行
式という。このガス機器では、最小燃焼量(QL )に対
応したガス流量と最大燃焼量(QH )に対応したガス流
量とが正確に得られる様に、以下に述べる様に、出荷前
に製造工場で調整作業を行っている。尚、ガス比例弁と
してガバナを備えるものでは、ガスの流量を検出する代
わりに比例弁の二次圧を検出している。
【0004】テストスイッチを操作して最小燃焼量に設
定すると、ファン制御手段は検出回転数が最小燃焼量
(QL )に対応した回転数(NL )になる様に燃焼ファ
ンをフィードバック制御する。
【0005】比例弁制御手段は、回転数検出手段が検出
する回転数(NL )に適した比例弁開度(KL )が設計
上、得られる比例弁電流(IL )を比例弁に流す。この
状態で比例弁の二次圧を検出し、検出二次圧が目標値
(PL )となる様に、比例弁に付いているガス量調整ネ
ジを調節して比例弁開度を調整する。
【0006】次に、テストスイッチを操作して最大燃焼
量に設定すると、ファン制御手段は検出回転数が最大燃
焼量(QH )に対応した回転数(NH )になる様に燃焼
ファンをフィードバック制御する。
【0007】比例弁制御手段は、回転数検出手段が検出
する回転数(NH )に適した比例弁開度(KH )が設計
上、得られる比例弁電流(IH )を比例弁に流す。この
状態で比例弁の二次圧を検出し、検出二次圧が目標値
(PH )となる様に、比例弁電流(IH )を調整する。
尚、調整された比例弁電流(IH )はE2 PROM等に
格納される。
【0008】尚、通常使用モードでは、回転数検出手段
が検出するファン回転数に適した比例弁開度が設計上、
得られる比例弁電流は、最小燃焼量(QL )に対応した
比例弁電流(IL )と、最大燃焼量(QH )に対応する
様に調整された比例弁電流(IH )とに基づき、相対的
に決定される。
【0009】又、ガス機器によっては、室温が低い場
合、所定時間に限り、最大燃焼量を上回る特別最大燃焼
量(QHd)でガスバーナを燃焼させて室温を急速に上昇
させる、急速暖房を行うものがある{例えば、急速暖房
機能付き温風暖房機}。上記特別最大燃焼は、短時間で
あるが、燃焼量が非常に大きいので燃焼量が設計値通り
に出力されているか否か、出荷前に確認する必要があ
る。
【0010】そこで、上記ガス機器では、最小燃焼時或
いは最大燃焼時における比例弁の二次圧を調整した後、
特別最大燃焼量(QHd)に対応する比例弁の二次圧が設
計値通りになっているか否かを製造工場で確認してい
る。
【0011】ところで、最小燃焼時或いは最大燃焼時に
おける二次圧調整は、夫々のテストモードで行う必要が
ある。もし、最大燃焼時における二次圧調整を調整すべ
きモード中に、誤って、最小燃焼量における二次圧調整
であると誤認して調整すると、ガス機器の動作が出鱈目
になる。
【0012】そこで、テストモードでどの調整作業を行
うべきかを示す為に、表示器に燃焼量の指示値、例え
ば、最小燃焼量における調整では“Lo”を表示し、最
大燃焼量における調整では“Hi”を表示し、特別最大
燃焼量における調整では“Hd(ホットダッシュ)”を
表示する技術が従来より知られている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】最小燃焼量の調整から
最大燃焼量の調整に移る場合、テストスイッチを操作す
ると、ファン制御手段は検出回転数が最大燃焼量
(QH )に対応した回転数(N H )になる様に燃焼ファ
ンをフィードバック制御するとともに、表示器の指示値
が“Lo”から“Hi”に切り替わる。
【0014】しかし、燃焼ファンの回転数は序々に増加
していくので、回転数(NH )になるのに幾分時間がか
かる。この為、表示器の指示値が“Hi”に切り替わっ
ても燃焼ファンの回転数がN H になるまで待つ必要があ
り、長目に待って比例弁の二次圧を調整していた。尚、
燃焼ファンの回転数がNH に到達する前に二次圧の調整
を行うと調整が出鱈目になる。
【0015】そこで、発明者らは、燃焼ファンの回転数
がNL (NH )になるまで表示器に“Lo”(“H
i”)の表示を行い、回転数がNH (NL )になると
“Hi”(“Lo”)に切り替える様に改良したガス機
器を試作した。しかし、このガス機器は、テストスイッ
チを操作しても、直ぐに表示器の表示が切り変わらない
ので調整作業時に表示が切り替わるまでモード確認がで
きない事が判明した。
【0016】本発明の第1の目的は、設定手段により目
標値の変更を行う場合に、目標値の変更が正しく行われ
たか否かを確認する事ができるとともに、アクチュエー
タの被制御量が目標値に到達しているか否かが容易に判
る、機器の制御装置の提供にある。
【0017】本発明の第2の目的は、燃焼量設定手段に
より目標燃焼量の変更を行う場合に、目標燃焼量の変更
が正しく行われたか否かを確認する事ができるととも
に、送風機の検出回転数が目標燃焼量に適した回転数に
到達しているか否かが容易に判る、機器の制御装置の提
供にある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為、
本発明は、以下の構成を採用した。 (1)アクチュエータと、該アクチュエータの目標値を
設定する設定手段と、該設定手段が設定した目標値又は
該目標値に相当する表示を表示器に表示する表示制御手
段と、前記アクチュエータの被制御量を検出する検出手
段と、該検出手段が検出する前記アクチュエータの被制
御量が、前記設定手段で設定した目標値になる様に、前
記アクチュエータをフィードバック制御するアクチュエ
ータ制御手段とを備えた機器の制御装置において、前記
設定手段により前記目標値が変更された場合、前記表示
制御手段は、前記検出手段が検出する前記アクチュエー
タの被制御量が、前記設定手段で設定した目標値に到達
する迄は、目標値又は該目標値に相当する表示を前記表
示器に第1表示状態で表示し、到達すると第2表示状態
に切り替える。
【0019】(2)燃料供給路を介して燃料が供給され
て燃焼する燃焼器と、該燃焼器の目標燃焼量を設定する
燃焼量設定手段と、該燃焼量設定手段が設定した目標燃
焼量又は該目標燃焼量に相当する表示を表示器に表示す
る表示制御手段と、燃焼用空気を前記燃焼器に供給する
送風機と、前記燃料供給路中に配される比例弁と、前記
送風機の回転数を検出する回転数検出手段と、該回転数
検出手段が検出する前記送風機の回転数が、前記目標燃
焼量に適した回転数になる様に前記送風機をフィードバ
ック制御する送風機制御手段と、前記回転数検出手段が
検出する前記送風機の回転数に適した比例弁開度となる
比例弁電流を前記比例弁に流す比例弁制御手段とを備え
た機器の制御装置において、前記燃焼量設定手段により
前記目標燃焼量が変更された場合、前記表示制御手段
は、前記回転数検出手段が検出する前記送風機の回転数
が、前記目標燃焼量に適した回転数に到達する迄は、目
標燃焼量又は該目標燃焼量に相当する表示を前記表示器
に第1表示状態で表示し、到達すると第2表示状態に切
り替える。
【0020】(3)上記(2) の構成を有し、前記燃焼量
設定手段は、機器を強制的に所定燃焼量で運転させる為
のテストスイッチである。
【0021】
【作用】
〔請求項1について〕設定手段でアクチュエータの目標
値(被制御量)を変更すると、アクチュエータ制御手段
は、検出手段が検出するアクチュエータの被制御量が、
設定手段で設定した目標値になる様に、アクチュエータ
をフィードバック制御する。表示制御手段は、検出手段
が検出するアクチュエータの被制御量が、変更した目標
値に到達する迄は、目標値又は該目標値に相当する表示
を表示器に第1表示状態で表示し、到達すると第2表示
状態に切り替える。
【0022】〔請求項2について〕燃焼量設定手段で目
標燃焼量を変更すると、送風機制御手段は、回転数検出
手段が検出する送風機の回転数が、目標燃焼量に適した
回転数になる様に送風機をフィードバック制御する。比
例弁制御手段は、回転数検出手段が検出する送風機の回
転数に適した比例弁開度となる比例弁電流を比例弁に流
す。表示制御手段は、回転数検出手段が検出する送風機
の回転数が、目標燃焼量に適した回転数に到達する迄
は、目標燃焼量又は該目標燃焼量に相当する表示を表示
器に第1表示状態で表示し、到達すると第2表示状態に
切り替える。
【0023】〔請求項3について〕燃焼機器を調整する
場合、テストスイッチを操作して、目標燃焼量を、調整
を行うべく燃焼量に変更すると、送風機制御手段は、回
転数検出手段が検出する送風機の回転数が、目標燃焼量
に適した回転数になる様に送風機をフィードバック制御
する。
【0024】比例弁制御手段は、回転数検出手段が検出
する送風機の回転数に適した比例弁開度となる比例弁電
流を比例弁に流す。表示制御手段は、回転数検出手段が
検出する送風機の回転数が、目標燃焼量に適した回転数
に到達する迄は、目標燃焼量又は該目標燃焼量に相当す
る表示を表示器に第1表示状態で表示し、到達すると第
2表示状態に切り替える。点灯表示に切り替わった時点
で作業者が、比例弁等の調整作業を行う。
【0025】
【発明の効果】
〔請求項1について〕設定手段で目標値を変更すると、
表示器には変更した目標値又は該目標値に相当する表示
が第1表示状態で表示されるので、アクチュエータの被
制御量の変更を正しく行ったか否かを確認する事ができ
る。又、アクチュエータの被制御量が目標値に到達する
と第1表示状態から第2表示状態に切り替わるので、到
達した事を容易に確認する事ができる。尚、表示器は一
つで良いので、表示器配置面が繁雑にならないととも
に、製造コストの上昇を抑える事ができる。
【0026】〔請求項2について〕燃焼量設定手段で目
標燃焼量を変更すると、表示器には目標燃焼量又は該目
標燃焼量に相当する表示が第1表示状態で表示されるの
で、目標燃焼量の変更を正しく行ったか否かを確認する
事ができる。又、送風機の回転数が、目標燃焼量に適し
た回転数に到達すると第1表示状態から第2表示状態に
切り替わるので、到達した事を容易に確認する事ができ
る。尚、表示器は一つで良いので、表示器配置面が繁雑
にならないとともに、製造コストの上昇を抑える事がで
きる。
【0027】〔請求項3について〕テストスイッチを操
作して目標燃焼量を変更すると、表示器には目標燃焼量
又は該目標燃焼量に相当する表示が第1表示状態で表示
されるので、作業者は、これから行おうとする調整作業
に対応したテストモードに正しく切り替わったか否かを
確認する事ができる。又、送風機の回転数が、目標燃焼
量に適した回転数に到達すると第1表示状態から第2表
示状態に切り替わるので、作業者は調整作業を正しく行
う事ができる。尚、表示器は一つで良いので、表示器配
置面が繁雑にならないとともに、製造コストの上昇を抑
える事ができる。
【0028】
【実施例】本発明の一実施例(請求項1〜3に対応)を
図1〜図5に基づいて説明する。図に示す様に、ガス温
風暖房機Aは、ガス燃焼器1と、燃焼量決定回路21、
表示制御回路22、回転数検出部23、ファン制御回路
24、比例弁駆動回路25等を有する制御ユニット2
と、対流ファン3と、比例弁4と、ハウジング5と、表
示器6等とを備える。
【0029】金属製のハウジング5は、対流用燃焼に用
いる室内空気51の吸込口52、53を背面の上部に設
け、温風54を室内に吹き出す為の吹出口55を前面の
下部に設けている。尚、56は吸込口52と吹出口55
を連通するダクト、57は室内空気51を燃焼用空気と
して吸込口53からガス燃焼器1に誘導する空気誘導路
である。
【0030】ガス燃焼器1は、空気誘導路57の下流に
配されるノズルnから噴出するガスと空気誘導路57に
より誘導される室内空気51とを混合する混合室11
と、セラミック製の燃焼板12と、点火電極13やサー
モカップル14等を配設した燃焼胴15とを有する。
尚、ノズルnは、電磁弁16、17、及び比例弁4を順
に配設したガス管gの先端に形成される。
【0031】対流ファン3は、ガス燃焼器1より下流側
のダクト56内に枢着された羽根車31と、羽根車31
を駆動するモータ32とで構成される。
【0032】設定温度を決める為の温度設定スイッチ2
01は、制御ユニット2に電気接続される一組の押しボ
タンスイッチで構成され、ハウジング5の上面に設けた
操作部58内に配される。室温を検出するサーミスタ2
02は、吸込口53近傍の空気誘導路57内に配され、
室温を検出する。
【0033】制御ユニット2は、図3に示す様に、燃焼
量決定回路21、表示制御回路22、回転数検出部2
3、ファン制御回路24、比例弁駆動回路25、テスト
モード制御回路26、運転制御回路27、書込回路28
1、E2 PROM282、及び読出回路283を有す
る。
【0034】運転制御回路27は、運転スイッチSWが
オンされるとスパーカspに連続通電を行うとともに、
電磁弁16、17を開弁状態にしてガス燃焼器1の点火
を行い、運転スイッチSWがオフされると、電磁弁1
6、17を閉弁状態にしてガス燃焼器1を消火する。
【0035】又、サーモカップル14の起電力が所定値
未満になると、電磁弁16、17を閉弁状態にしてガス
燃焼器1を消火する。
【0036】燃焼量決定回路21は、通常運転モード時
において、サーミスタ202及び温度設定スイッチ20
1の出力が入力され、サーミスタ202で検出される検
出室温と、温度設定スイッチ201で設定される設定室
温とが等しくなる様に燃焼量を決定する。
【0037】又、運転開始の際に室温が低いと、燃焼量
決定回路21は、温度設定スイッチ201で設定される
設定室温やサーミスタ202で検出される検出室温に関
係無く、強制的に燃焼量を、所定時間の間、最大燃焼量
を上回る特別最大燃焼量にする。
【0038】更に、テストモード{最小燃焼量調整モー
ド、最大燃焼量調整モード、特別最大燃焼量チュックモ
ード}に切り替わると、燃焼量決定回路21は、温度設
定スイッチ201で設定される設定室温やサーミスタ2
02で検出される検出室温に関係無く、強制的に燃焼量
を該当モードに対応した目標燃焼量にする。
【0039】ファン制御回路24は、通常運転モード及
びテストモードにおいて、燃焼量決定回路が決定した燃
焼量に適した回転数となる様に対流ファン3をフィード
バック制御する。比例弁駆動回路25は、通常運転モー
ド及びテストモードにおいて、設計上、回転数検出部2
3が検出する回転数に適した比例弁開度となる比例弁電
流を比例弁4に流す。
【0040】回転数検出部23は、対流ファン3に配設
したホール素子321が送出する出力に基づいて回転数
を検出する。
【0041】テストモード制御回路26は、制御ユニッ
ト2に配設したテストスイッチ260を押すと、モード
を以下の様に切り替える。 通常運転モード→最小燃焼量調整モード→最大燃焼量調
整モード→特別最大燃焼量チェックモード→通常運転モ
ード
【0042】書込回路281は、最大燃焼量調整モード
において、比例弁4の二次圧が目標値となる様に調整さ
れた比例弁電流値をE2 PROM282に格納する。読
出回路283は、E2 PROM282に格納された各燃
焼量時の比例弁電流値を通常運転モードにおいて読み出
す。
【0043】表示制御回路22は、テストモードにおい
て、回転数検出部23が検出する回転数が目標燃焼量に
適した回転数に到達する迄は、“Hi”(又は“Hd”
又は“Lo”)表示を表示器6に点滅状態で表示し、到
達すると“Hi”(又は“Hd”又は“Lo”)表示を
点灯状態に切り替える。
【0044】表示器6は、発光式であり、テストモード
時には、“Lo”、“Hi”、“Hd”を、点滅表示又
は点灯表示する。又、通常運転モード時には、設定温度
等を表示する。
【0045】次に、通常運転からテストモードに移行す
る際の制御ユニット2の作動を、図4、図5のフローチ
ャートに基づいて説明する。通常運転モード(ステップ
s1)では、以下の制御が成される。サーミスタ202
で検出される室温と、温度設定スイッチ201で設定さ
れる設定室温とが等しくなる様に燃焼量が燃焼量決定回
路で決定される。
【0046】燃焼量決定回路21が決定した燃焼量に適
した回転数となる様に対流ファン3をフィードバック制
御する。回転数検出部23が検出する回転数に適した比
例弁開度となる比例弁電流を、比例弁駆動回路25が比
例弁4に流す。
【0047】ステップs2で、テストスイッチ260の
押圧を検出し、押圧が検出されない場合(NO)はステ
ップs1に戻って通常運転を継続し、押圧が検出される
場合(YES)はステップs3に進む。
【0048】ステップs3で、テストモード制御回路2
6のモードが通常運転モードから最小燃焼量調整モード
に切り替わり、対流ファン3が最小燃焼量(1速)に対
応する回転数にフィードバック制御される様に燃焼量決
定回路21がファン制御回路24に指示し、ステップs
4に進む。尚、最小燃焼量調整モードでは、回転数検出
部23が検出する回転数に適した比例弁開度となる比例
弁電流を、比例弁駆動回路25が比例弁4に流す。
【0049】ステップs4で、表示制御回路22は、
“Lo”表示を表示器6に点滅状態(第1表示状態)で
表示し、ステップs5に進む。ステップs5で、回転数
検出部23が検出する検出回転数が、最小燃焼量(1
速)に適した回転数に到達しているか否か判別し、到達
している場合(YES)はステップs6に進み、到達し
ていない場合(NO)はステップs3に進む。
【0050】ステップs6で、表示制御回路22は、
“Lo”表示を表示器6に点灯状態(第2表示状態)で
表示し、ステップs7に進む。ステップs7で、作業人
は、測定器により比例弁の二次圧を検出し、検出二次圧
が目標値となる様に、比例弁4に付いているガス量調整
ネジを調節して比例弁開度を調整し、ステップs8に進
む。
【0051】ステップs8で、テストスイッチ260の
押圧を検出し、押圧が検出されない場合(NO)はステ
ップs5に戻り、押圧が検出される場合(YES)はス
テップs9に進む。尚、比例弁4の検出二次圧が最小燃
焼量(1速)に応じた目標値に合致している場合、作業
人はテストスイッチ260を押圧する。
【0052】ステップs9で、テストモード制御回路2
6のモードが最小燃焼量調整モードから最大燃焼量調整
モードに切り替わり、対流ファン3が最大燃焼量(7
速)に対応する回転数にフィードバック制御される様に
燃焼量決定回路21がファン制御回路24に指示し、ス
テップs10に進む。尚、最大燃焼量調整モードでは、
回転数検出部23が検出する回転数に適した比例弁開度
となる比例弁電流を、比例弁駆動回路25が比例弁4に
流す。
【0053】ステップs10で、表示制御回路22は、
“Hi”表示を表示器6に点滅状態で表示し、ステップ
s11に進む。ステップs11で、検出回転数が最大燃
焼量(7速)に適した回転数に到達しているか否か判別
し、到達している場合(YES)はステップs12に進
み、到達していない場合(NO)はステップs9に戻
る。
【0054】ステップs12で、表示制御回路22は、
“Hi”表示を表示器6に点灯状態で表示し、ステップ
s13に進む。ステップs13で、温度設定スイッチ
(+)201の押圧を検出し、押圧を検出した場合(Y
ES)はステップs14に進み、検出しない場合(N
O)はステップs15に進む。
【0055】ステップs14で、E2 PROM282に
格納されている、検出回転数に対応する比例弁電流値を
1mA増やすとともに、格納値を1mA増やしたものに
更新し、ステップs17に進む。
【0056】ステップs15で、温度設定スイッチ
(−)201の押圧を検出し、押圧を検出した場合(Y
ES)はステップs16に進み、検出しない場合(N
O)はステップs17に進む。
【0057】ステップs16で、E2 PROM282に
格納されている、検出回転数に対応する比例弁電流値を
1mA減らすとともに、格納値を1mA減らしたものに
更新し、ステップs17に進む。
【0058】ステップs17で、テストスイッチ260
の押圧を検出し、押圧が検出されない場合(NO)はス
テップs11に戻り、押圧が検出される場合(YES)
はステップs18に進む。尚、比例弁4の検出二次圧が
最大燃焼量(7速)に応じた第二所定値に調整されてい
る場合、作業人はテストスイッチ260を押圧する。
【0059】ステップs18で、テストモード制御回路
26のモードが最大燃焼量調整モードから特別最大燃焼
量チェックモードに切り替わり、対流ファン3が特別最
大燃焼量(8速)に対応する回転数にフィードバック制
御される様に燃焼量決定回路21がファン制御回路24
に指示し、ステップs19に進む。尚、特別最大燃焼量
チェックモードでは、回転数検出部23が検出する回転
数に適した比例弁開度となる比例弁電流を、比例弁駆動
回路25が比例弁4に流す。
【0060】ステップs19で、表示制御回路22は、
“Hd”表示を表示器6に点滅状態で表示し、ステップ
s20に進む。ステップs20で、検出回転数が特別最
大燃焼量(8速)に適した回転数に到達しているか否か
判別し、到達している場合(YES)はステップs21
に進み、到達していない場合(NO)はステップs18
に戻る。
【0061】ステップs21で、表示制御回路22は、
“Hd”表示を表示器6に点灯状態で表示し、ステップ
s22に進む。ステップs22で、テストスイッチの押
圧を検出し、押圧が検出されない場合(NO)はステッ
プs20に戻り、押圧が検出される場合(YES)はス
テップs1に戻る。尚、比例弁4の検出二次圧が、特別
最大燃焼量(8速)に応じた第三所定値に合致している
場合、作業人はテストスイッチ260を押圧する。
【0062】次に、本実施例の温風暖房機Aの利点を述
べる。 〔ア〕テストスイッチ260を押圧してテストモードを
切り替える場合、表示器6にはテストモード{最小燃焼
量調整モード、最大燃焼量調整モード、特別最大燃焼量
チェックモード}に対応する表示{“Lo”、“H
i”、“Hd”}が点滅表示されるので、作業者は、こ
れから行おうとする調整作業に対応したテストモードに
正しく切り替わったか否かを、表示器6を見るだけで容
易に確認する事ができる。
【0063】〔イ〕対流ファン3の回転数が、該当する
テストモードに適した回転数に到達{比例弁電流が確定
する}すると、表示器6の表示が点滅表示から点灯表示
に切り替わるので、調整を行う時期を作業者が表示器6
を見るだけで容易に確認する事ができ、時間ロスが生じ
ない。
【0064】〔ウ〕表示器6は一つで良いので、操作部
58が繁雑にならないとともに、部品代を節約できるの
で製造コストの上昇を抑える事ができる。
【0065】尚、上記実施例では、第1表示状態として
点滅表示、第2表示状態として点灯表示するものを示し
たが、第1表示状態として点灯表示を行い、第2表示状
態として点滅表示を行う様にしても良い。又、各状態で
点滅周期を変える様にしても良い。更に、二色発光式の
LEDを用いて、第1表示状態と第2表示状態とで発光
色を変化させる様にしても良い。
【0066】上記実施例では、ファン先行式のガス機器
を示したが、機器はファン先行式に限定されるものでは
無く、例えば、目標燃焼量に対応する回転数及び比例弁
開度となる様に送風機及び比例弁に夫々並行に信号を出
力するもの、或いは、比例弁電流に基づいて送風機を制
御するものにおいても適用する事ができる。
【0067】この様なものにおいては、比例弁の開度を
最大開度から最小開度に変化させる場合、一度に変化さ
せると送風機の回転数の変化が比例弁の変化に追随でき
ず、エアーリッチ状態のため失火してしまう恐れがあ
る。又、最小開度から最大開度に変化させる場合にはガ
スリッチとなる燃焼状態が変化する。
【0068】その為、比例弁への通電指示値を目標値に
向かって除々に変化させる必要があり、前述した様に比
例弁の調整作業を行う際、比例弁の通電指示値が目標値
に達してから調整を始めなければならない。
【0069】従って、調整作業における表示としては、
比例弁の通電指示値が目標値に到達する迄は、目標値又
は目標値に相当する表示を第1表示状態で表示し、目標
値に到達すると表示状態を第1表示状態から第2表示状
態に切り替える様にすれば良い。
【0070】又、上記実施例では、通常モードからテス
トモードに移行するものを示したが、通常モードと関係
無くテストモードを選択できる様にしても良い。この場
合、比例弁へガスを供給する替わりに比例弁に空気を供
給して調整作業を行う様にしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る温風暖房機の斜視図で
ある。
【図2】本発明の一実施例に係る温風暖房機の構造説明
図である。
【図3】本発明の一実施例に係る温風暖房機のブロック
図である。
【図4】本発明の一実施例に係る温風暖房機のフローチ
ャートである。
【図5】本発明の一実施例に係る温風暖房機のフローチ
ャートである。
【符号の説明】
A ガス温風暖房機 g ガス管(燃料供給路) 1 燃焼器 2 制御ユニット(機器の制御装置) 3 対流ファン(送風機、アクチュエータ) 4 比例弁 6 表示器 22 表示制御回路(表示制御手段) 23 回転数検出部(回転数検出手段、検出手段) 24 ファン制御回路(送風機制御手段、アクチュエー
タ制御手段) 25 比例弁駆動回路(比例弁制御手段) 260 テストスイッチ(設定手段、燃焼量設定手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクチュエータと、 該アクチュエータの目標値を設定する設定手段と、 該設定手段が設定した目標値又は該目標値に相当する表
    示を表示器に表示する表示制御手段と、 前記アクチュエータの被制御量を検出する検出手段と、 該検出手段が検出する前記アクチュエータの被制御量
    が、前記設定手段で設定した目標値になる様に、前記ア
    クチュエータをフィードバック制御するアクチュエータ
    制御手段とを備えた機器の制御装置において、 前記設定手段により前記目標値が変更された場合、前記
    表示制御手段は、前記検出手段が検出する前記アクチュ
    エータの被制御量が、前記設定手段で設定した目標値に
    到達する迄は、目標値又は該目標値に相当する表示を前
    記表示器に第1表示状態で表示し、到達すると第2表示
    状態に切り替える事を特徴とする機器の制御装置。
  2. 【請求項2】 燃料供給路を介して燃料が供給されて燃
    焼する燃焼器と、 該燃焼器の目標燃焼量を設定する燃焼量設定手段と、 該燃焼量設定手段が設定した目標燃焼量又は該目標燃焼
    量に相当する表示を表示器に表示する表示制御手段と、 燃焼用空気を前記燃焼器に供給する送風機と、 前記燃料供給路中に配される比例弁と、 前記送風機の回転数を検出する回転数検出手段と、 該回転数検出手段が検出する前記送風機の回転数が、前
    記目標燃焼量に適した回転数になる様に前記送風機をフ
    ィードバック制御する送風機制御手段と、 前記回転数検出手段が検出する前記送風機の回転数に適
    した比例弁開度となる比例弁電流を前記比例弁に流す比
    例弁制御手段とを備えた機器の制御装置において、 前記燃焼量設定手段により前記目標燃焼量が変更された
    場合、前記表示制御手段は、前記回転数検出手段が検出
    する前記送風機の回転数が、前記目標燃焼量に適した回
    転数に到達する迄は、目標燃焼量又は該目標燃焼量に相
    当する表示を前記表示器に第1表示状態で表示し、到達
    すると第2表示状態に切り替える事を特徴とする機器の
    制御装置。
  3. 【請求項3】 前記燃焼量設定手段は、燃焼機器を強制
    的に所定燃焼量で運転させる為のテストスイッチである
    請求項2記載の機器の制御装置。
JP6310143A 1994-12-14 1994-12-14 機器の制御装置 Pending JPH08166128A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009236333A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Paloma Ind Ltd 湯沸器
JP2014005946A (ja) * 2012-06-21 2014-01-16 Noritz Corp 燃焼装置

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JP2009236333A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Paloma Ind Ltd 湯沸器
JP2014005946A (ja) * 2012-06-21 2014-01-16 Noritz Corp 燃焼装置

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KR0159148B1 (ko) 1998-12-15

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