JPH08165950A - エンジンの燃焼状態検出装置 - Google Patents

エンジンの燃焼状態検出装置

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JPH08165950A
JPH08165950A JP7042678A JP4267895A JPH08165950A JP H08165950 A JPH08165950 A JP H08165950A JP 7042678 A JP7042678 A JP 7042678A JP 4267895 A JP4267895 A JP 4267895A JP H08165950 A JPH08165950 A JP H08165950A
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JP
Japan
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twist
amount
crankshaft
combustion state
engine
Prior art date
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JP7042678A
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English (en)
Inventor
Yoriichi Tsuji
頼一 辻
Hiroyuki Nakamura
浩之 中村
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンの燃焼状態を安価な手段で容易かつ
精度良く検出することができる燃焼状態検出装置を提供
する。 【構成】 複数気筒のうちの特定気筒が所定のタイミン
グにあるときのクランク軸11の捩れ量を検出する捩れ
量検出手段20と、該捩れ量検出手段20により検出さ
れたクランク軸の捩れ量の変動量を検出する捩れ変動量
検出手段30と、該捩れ変動量検出手段30により検出
された捩れ量の変動量に基づいてエンジン10の燃焼状
態を判別する燃焼状態を判別手段40とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの燃焼状態検
出装置に関し、特に燃費低減対策や排気ガス浄化対策が
施された自動車用内燃機関に適用するのに好適な燃焼状
態検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の燃費特性の向上や排気ガス中の
有害排出物低減の手段として、稀薄燃焼技術や排気ガス
再循環技術等が知られているが、これらの技術において
は、混合気中のガソリン濃度ができるだけ薄い状態で、
混合気に安定に着火することが望ましく、そのために
は、エンジンの失火、ノッキングあるいはリーンリミッ
ト等の燃焼異常を確実に検知して、点火時期や空燃比を
精密に制御することが必要になる。
【0003】従来、このような燃焼状態の異常を検出す
る技術としては、エンジンの気筒内圧力を測定し、その
変動量からトルク変動を検出する方法や、エンジンの膨
脹行程前後のクランク軸の回転速度差から間接的に失火
を判定する方法(例えば、特開昭58−19532号公
報参照)等が挙げられる。
【0004】また、クランク軸の前部および後部に設け
たクランク軸捩れ量検出手段と、エンジン運転状態に応
じてクランク軸捩れ量比較基準値を定める手段と、クラ
ンク軸捩れ量とクランク軸捩れ量比較基準値とを比較し
失火したか否かを判定する手段とを備えたエンジンの失
火検出装置も提案されている(特開平4−168338
号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エンジ
ンの気筒内の圧力変化を検出する方法は、基本的には気
筒数だけ筒内圧センサを用意する必要があり、かつ検出
した圧力値からトルク値を求めるための複雑な計算を要
するため、検出装置自体が高価になるとともに、筒内圧
センサの装着も容易でないという問題があった。
【0006】また、クランク軸の回転速度の変化を検出
する方法は、自動車の走行路面の凹凸といった外部の影
響によってもクランク軸の回転変動が生じるため、燃焼
状態の変化によるクランク軸の回転速度変動を特定する
ことは困難であった。
【0007】さらに、多気筒エンジンのクランク軸に
は、各気筒の燃焼による爆発荷重が作用することに加
え、慣性力と捩じり振動による負荷荷重が作用するか
ら、ある一定の燃焼状態であってもクランク角度位置に
より捩れ量が複雑に変動し、燃焼状態には差異を生じて
いないにも拘らず、検出された捩れ量に差異を生じると
いう問題がある。したがって、単にクランク軸の前部と
後部の捩れ量の検出し、それを基準値と比較するだけで
は、失火を精度よく判別することは困難である。
【0008】そこで、この問題の対策として、全行程の
平均的な捩れ量を検出するように構成することも考えら
れるが、通常、クランク軸の前端と後端との間に生じる
平均捩れ量は0.01〜0.03°程度と小さいため、
この検出値からさらに変動量を精度良く検出することは
極めて困難になる。
【0009】本発明は、上記のような事情に鑑みてなさ
れたものであって、エンジンの燃焼状態を安価な手段で
容易かつ精度良く検出することができる燃焼状態検出装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるエンジンの
燃焼状態検出装置は、複数気筒のうちの特定気筒が所定
のタイミングにあるときのクランク軸の捩れ量を検出す
る捩れ量検出手段と、該捩れ量検出手段により検出され
たクランク軸の捩れ量に基づいて該クランク軸の捩れ量
の変動量を検出する捩れ変動量検出手段と、該捩れ変動
量検出手段により検出された捩れ量の変動量に基づいて
エンジンの燃焼状態を判別する燃焼状態判別手段とを備
えていることを特徴とする。
【0011】上記特定気筒は、上記複数気筒が直列に配
置されている場合、上記クランク軸の動力取出端から最
も離れた位置にある気筒であることが好ましい。
【0012】上記捩れ量検出手段により上記クランク軸
の捩れ量を検出する所定のタイミングが、上記特定気筒
の圧縮上死点から膨脹下死点までのクランク角における
中間クランク角度よりも圧縮上死点側のクランク角度範
囲に設定されることが好ましい。
【0013】上記捩れ量検出手段により上記クランク軸
の捩れ量を検出する所定のタイミングは、4気筒エンジ
ンの場合、上記特定気筒の圧縮上死点後45°近傍に設
定され、6気筒エンジンの場合、上記特定気筒の圧縮上
死点後30°近傍に設定される。
【0014】本発明の1つの態様においては、上記クラ
ンク軸の捩れ量検出手段が、上記クランク軸の一端に設
けられた第1クランク角センサと上記クランク軸の他端
に設けられた第2クランク角センサとを備え、該第1お
よび第2クランク角センサの出力間の時間差に基づいて
上記クランク軸の捩れ量を検出するように構成されてい
る。
【0015】また、本発明の他の態様においては、上記
クランク軸の一端に設けられた第1クランク角センサの
出力と上記クランク軸の他端に設けられた第2クランク
角センサの出力との間の時間差に基づいて上記クランク
軸の捩れ量を検出する第1捩れ量検出手段と、上記第1
クランク角センサに対しクランク軸の軸線に関して対称
位置に配置された第3クランク角センサの出力と上記第
2クランク角センサに対しクランク軸の軸線に関して対
称位置に配置された第4クランク角センサの出力との間
の時間差に基づいて上記クランク軸の捩れ量を検出する
第2捩れ量検出手段とを少なくとも備え、上記捩れ変動
量検出手段が、上記第1および第2捩れ量検出手段によ
りそれぞれ検出された捩れ量の平均値に基づいて上記ク
ランク軸の捩れ量の変動量を検出するように構成されて
いる。
【0016】上記燃焼状態判別手段は、エンジンの失
火、ノッキング、リーンリミット等のうちの少なくとも
1つの現象の発生を判別することができる。
【0017】また、上記燃焼状態判別手段は、上記燃焼
状態の判別を上記クランク軸の角速度変動の検出を併用
して行なうことができる。
【0018】さらに、特定気筒のみでなく、複数気筒の
気筒毎にクランク軸の捩れ量に関する検出しきい値を設
定して、任意の気筒がその検出しきい値を超えたときの
タイミングをもって上記クランク軸の捩れ量を検出して
も良い。
【0019】
【作用および発明の効果】エンジンの気筒燃焼によりク
ランク軸に爆発トルクが作用することにより、クランク
軸には爆発トルクに応じた捩れが生じる。正常燃焼時と
失火等の異常燃焼時とでは燃焼による爆発トルクに差が
あり、この差に応じてクランク軸の捩れ量にも差が生じ
るため、クランク軸の捩れ量の変動を検出することによ
って、その都度の燃焼状態を適確に検出することが可能
となるが、前記したように、多気筒エンジンのクランク
軸には、各気筒の燃焼による爆発荷重がクランク軸に作
用するのに加えて、慣性力と捩り振動による負荷荷重が
作用するから、例えば、直列4気筒4サイクルエンジン
におけるクランク角度と捩れ量との関係を表す図1に示
すように、ある一定の燃焼状態であってもクランク角度
位置により捩れ量が複雑に変動する。そのため、捩れ量
の検出の仕方によっては、燃焼状態には差異を生じてい
ないにも拘らず、検出された捩れ量に差異を生じること
が明らかである。
【0020】そして、図1から明らかなように、直列4
気筒エンジンにおいては、各気筒の圧縮上死点から膨脹
下死点までのクランク角における中間クランク角度(圧
縮上死点後90°)よりも圧縮上死点側のクランク角度
範囲、特に圧縮上死点後45°位置においてクランク軸
の捩れ量が最大になり、その中でも、1番気筒(#1気
筒)、すなわちクランク軸の動力取出端から最も離れた
位置にある気筒の圧縮上死点後45°近傍においてクラ
ンク軸の捩れ量が最大になっている。
【0021】図2は、直列4気筒エンジンの1番気筒の
膨脹行程範囲内の特定のクランク角度位置として、圧縮
上死点後45°位置においてクランク軸の捩れ量を検出
したときの検出捩れ量と出力トルクとの関係を示したも
のである。
【0022】図2から明らかなように、直列4気筒エン
ジンの場合、各気筒の圧縮上死点から膨脹下死点までの
クランク角における中間クランク角度(圧縮上死点後9
0°)よりも圧縮上死点側のクランク角度範囲、特に圧
縮上死点後45°位置においては、クランク軸に生じる
捩れ量はエンジンの出力トルク、すなわちエンジンの燃
焼状態との間に完全な比例関係が成立することが判明し
た。
【0023】また、6気筒エンジンの場合、直列型ある
いはV型を問わず、圧縮上死点後30°位置において、
クランク軸に生じる捩れ量がエンジンの出力トルク、す
なわちエンジンの燃焼状態との間に比例関係が成立する
ことも判明した。
【0024】本発明はこの知見に基づきなされたもので
あって、クランク角の捩れ量を特定のクランク角度位置
で検出した捩れ量で代表させるように構成することによ
って、クランク角度位置により捩れ量に差異が生じると
いう問題を解消するとともに、膨脹行程範囲内の特定の
クランク角度位置において捩れ量を検出することによ
り、捩れ量をエンジンの燃焼状態と相関性のある値とし
て検出し、この検出捩れ量の変動に基づいたエンジンの
燃焼状態の適確な検出を達成している。
【0025】しかもこのようなクランク角度位置での検
出捩れ量は、クランク軸に生じる全行程の平均的な捩れ
量に比較して大きく、特に、クランク軸の動力取出端か
ら最も離れて位置する気筒(直列4気筒エンジンにおい
ては1番気筒)の膨脹行程範囲内の特定のクランク角度
位置で捩れ量を検出する場合には、慣性力および捩れ振
動の影響が少ない状態で最大の捩れ量を検出でき、この
ときの検出捩れ量の変動に基づいてエンジンの燃焼状態
を判別すれば、より微細な燃焼状態の差異を判別するこ
とができる。
【0026】また、クランク軸の捩れ量は、クランク軸
の一端に設けられた第1クランク角センサの出力とクラ
ンク軸の他端に設けられた第2クランク角センサの出力
との間の時間差に基づいて検出することができるが、ク
ランク軸の一端に設けられた第1クランク角センサの出
力とクランク軸の他端に設けられた第2クランク角セン
サの出力との間の時間差に基づいて上記クランク軸の捩
れ量を検出する第1捩れ量検出手段に加えて、上記第1
クランク角センサに対しクランク軸の軸線に関して対称
位置に配置された第3クランク角センサの出力と上記第
2クランク角センサに対しクランク軸の軸線に関して対
称位置に配置された第4クランク角センサの出力との間
の時間差に基づいて上記クランク軸の捩れ量を検出する
第2捩れ量検出手段を設け、該第1および第2捩れ量検
出手段によりそれぞれ検出された捩れ量の平均値に基づ
いて上記クランク軸の捩れ量の変動量を検出するように
構成することにより、クランク軸の曲げの影響を打ち消
すことができるから、エンジンの燃焼状態に対して相関
性の高いクランク軸の捩れの変動量をより正確にかつそ
の絶対量をも検出でき、これによって、エンジンの燃焼
状態を適確に検出することが可能になる。
【0027】さらに、上述したクランク軸の捩れ量の検
出に加えて角速度を同時に検出し、検出した捩れ量の変
動量および角速度の変動量に基づいてエンジンの燃焼状
態を検出するように構成すれば、外部からの影響か否か
をも判断することができ、より適確に燃焼状態の差異を
判別することが可能になる。
【0028】またさらに、図1から明らかなように、ク
ランク軸の捩れ量は各気筒の膨脹行程毎に異なるから、
これに対応して、クランク軸の捩れ量の検出しきい値を
気筒毎に設定しておけば、任意の気筒がその検出しきい
値を超えたタイミングをもってクランク軸の捩れ量の検
出することにより、エンジンの燃焼状態を検出すること
が可能になる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基づい
て説明する。
【0030】図3は、本発明に係わるエンジンの燃焼状
態検出装置の第1の実施例を示す概略的構成図である。
エンジン10は一般的な直列4気筒4サイクルエンジン
で、クランク軸11の動力取出端とは反対側であるクラ
ンクプーリ12側の一端、すなわち1番気筒(#1気
筒)側の一端には、図4に示すような、1番気筒の圧縮
上死点後45°および50°位置においてそれぞれマー
カ用の歯21−1,21−2を備えた円板が第1位置信
号発生手段21として固定されている。また、クランク
軸11の動力取出端には、第2位置信号発生手段22を
兼用するスタータ用のリングギヤを備えたフライホイー
ル13が取り付けられている。14はディストリビュー
タ(図示は省略)に内臓された気筒判別センサで、1番
気筒の上死点で信号を出力するようになっている。
【0031】20は捩れ量検出手段で、この捩れ量検出
手段20は、上記第1位置信号発生手段21と、リング
ギヤで兼用する第2位置信号発生手段22と、第1およ
び第2位置信号発生手段21,22にそれぞれ対向して
配置された例えば電磁ピックアップからなる第1および
第2クランク角センサ23,24と、第1クランク角セ
ンサ23が信号を発生し、続いて第2信号検出手段24
が信号を発生するまでの時間tを検出する時間差検出回
路25と、第1クランク角センサ23がマーカ用の歯2
1−1に対向することによって1番気筒の圧縮上死点後
45°の位置信号を発生し、続いて第1クランク角セン
サ23がマーカ用の歯21−2に対向することによって
圧縮上死点後50°の位置信号を発生するまでの時間t
0 を検出する基準時間検出回路26と、上記時間差tお
よび基準時間t0 に基づいてクランク軸11の捩れ量α
を算出する捩れ量演算手段27とによって構成されてい
る。
【0032】次に上記捩れ量検出手段20の動作につい
て、図5を参照して説明する。図5の左方には正常燃焼
時の各種信号波形を、図5の右方には異常燃焼時の各種
信号波形をそれぞれ示してある。
【0033】図5(a)は第1クランク角センサ23の
出力波形を示し、a−1,a′−1は圧縮上死点後45
°の位置にある歯21−1の通過に対応する出力信号の
波形ピークであり、a−2,a′−2は圧縮上死点後5
0°の位置にある歯21−2の通過に対応する出力信号
の波形ピークである。図5(b)は第2クランク角セン
サ24の出力波形を示し、フライホイール13が備えて
いるリングギヤの歯の通過に対応した信号が出力され
る。図5(c)および(d)は、それぞれ図5(a)お
よび(b)の波形を矩形波に整形したパルス波形を示
す。
【0034】時間差検出回路25は、第1クランク角セ
ンサ23による信号a−1(もしくはa′−1)の検出
に対応する矩形波パルスc−1(もしくはc′−1)の
立ち下がりをトリガとしてカウンタの計数動作を開始
し、続く第2クランク角センサ24による信号の検出に
対応する矩形波パルスd−1(もしくはd′−1)の立
ち下がりをトリガとして計数動作を完了し、その間の時
間t(もしくはt′)を検出する。検出された時間t
(もしくはt′)は、第1位置信号発生手段21の歯2
1−1と、第2位置信号発生手段22であるリングギヤ
の歯の位置との角度差だけクランク軸11が回転するの
に要する時間を表す。
【0035】なお、本実施例においては、上記角度差に
は、燃焼によりクランク軸11に生じる捩れによる角度
差に加え、第1位置信号発生手段21の歯21−1の位
置と、第2位置信号発生手段22であるリングギヤの歯
の位置との間において組み付け時に生じる機械的な角度
誤差も含まれているが、この角度誤差はエンジンの燃焼
状態に関わらず一定であるから、後述する捩れ変動量の
検出において差分をとることによりキャンセルされる。
【0036】一方、基準時間検出回路26は、同じく第
1クランク角センサ23による信号a−1(もしくは
a′−1)の検出に対応する矩形波パルスc−1(もし
くはc′−1)の立ち下がりをトリガとしてカウンタの
計数動作を開始し、続く信号a−2(もしくはa′−
2)の検出に対応する矩形波パルスc−2(もしくは
c′−2)の立ち下がりをトリガとして計数動作をを完
了し、クランク軸11が基準角度 (この場合は5°)
だけ回転するのに要する基準時間t0 (もしくは
0 )を検出する。
【0037】捩れ量演算回路27では、上記のようにし
て検出された時間tと基準時間t0から、下記の(1)
式に基づいてそのときのクランク軸11の捩れ量αを算
出し、この算出結果を捩れ変動量検出手段30に出力す
る。
【0038】 α=t/t0 (1) 捩れ変動量検出手段30では、気筒判別センサ14から
の信号に基づき、1番気筒に対応する検出捩れ量に対し
て、下記の(2)式のように前行程での検出値αi-1
現行程での検出値αi との差を求め、捩れ変動量Δαを
検出する。
【0039】 Δα=αi-1 −αi (2) 次に、失火等の異常検出時には、燃焼によりクランク軸
11に作用するトルクが減少するため、正常燃焼時に比
較してクランク軸11の捩れ量は少なく、時間差検出回
路25の検出値t′は減少する(t′<t)。一方、異
常検出時にはクランク軸11が基準角度だけ回転するの
に要する基準時間t0 ′は正常燃焼時よりも長くなる
(t0 ′>t0 )。したがって、現行程でエンジンに異
常燃焼が生じた場合には、捩れ変動量Δαは下記の
(3)式に示すようになる。
【0040】 Δα=(t/t0 )−(t′/t0 ′)>0 (3) 燃焼状態判別手段40では、捩れ変動量検出手段30で
検出された捩れ変動量Δαを、エンジンの回転数と負荷
との関係に対応して予め設定された基準値と比較し、捩
れ変動量Δαが基準値を超えたとき、燃焼状態が異常で
あると判定する。
【0041】以上述べたように、本実施例によれば、エ
ンジンの燃焼状態と相関性の高いクランク軸11の捩れ
量の変動を検出することによって、その都度の燃焼状態
を適確に検出することが可能になる。また捩れ量検出手
段は、通常角速度検出手段に用いられる、位置信号発生
手段21,22とクランク角センサ23,24により構
成することができる。
【0042】なお、本実施例においては、既存のエンジ
ン構成要素である、フライホイール13に取り付けられ
ているリングギヤを第2位置信号発生手段22として兼
用しているから、燃焼状態の検出を安価な手段で実現す
ることができる利点があるが、これに限られるものでは
なく、第1位置信号発生手段21と同様のものをフライ
ホイール13側に固設しても、あるいは、フライホイー
ル13に専用のマーカを設ける等の方法を採用すること
も勿論可能である。
【0043】また、クランク軸11の動力取出端に自動
変速機が連結されたエンジンにおいては、回転変動吸収
作用を有するトルクコンバータの存在により、フライホ
イールを省略することも可能なため、クランク軸11の
動力取出端には、スタータ用のリングギヤを備えた円板
のみが取り付けられる場合もある。
【0044】図6は、本発明に係わるエンジンの燃焼状
態検出装置の第2の実施例を示す概略的構成図である。
エンジン10は一般的な直列4気筒4サイクルエンジン
で、クランク軸11の動力取出端とは反対側であるクラ
ンクプーリ12側の一端、すなわち1番気筒(#1気
筒)側の一端には、図7に示すように、1番気筒の圧縮
上死点後45°および50°位置にそれぞれ形成された
マーカ用の歯21a−1,21a−2と、これらマーカ
用の歯21a−1,21a−2に対してそれぞれ180
°の角度間隔を保った位置にそれぞれ形成されたマーカ
用の歯21b−1,21b−2とを備えた円板が第1位
置信号発生手段21′として固定されている。また、ク
ランク軸11の動力取出端には、第2位置信号発生手段
22を兼用するスタータ用のリングギヤを備えたフライ
ホイール13が取り付けられている。
【0045】また、本実施例では2組の捩れ量検出手段
20a,20bを備えており、第1捩れ量検出手段20
aは、第1実施例と同様に、第1位置信号発生手段2
1′に対向して配置された第1クランク角センサ23a
と、リングギヤで兼用する第2位置信号発生手段22に
対向して配置された第2クランク角センサ24aと、第
1クランク角センサ23aが信号を発生し、続いて第2
信号検出手段24aが信号を検出するまでの時間ta
検出する時間差検出回路25aと、第1クランク角セン
サ23aがマーカ用の歯21a−1に対向することによ
って1番気筒の圧縮上死点後45°の位置信号を発生
し、続いて第1クランク角センサ23がマーカ用の歯2
1a−2に対向することによって圧縮上死点後50°の
位置信号を発生するまでの時間t0aを検出する基準時間
検出回路26aと、上記時間差ta および基準時間t0a
に基づいてクランク軸11の捩れ量αa を算出する捩れ
量演算手段27aとによって構成されている。
【0046】第2捩れ量検出手段20bは、上記第1ク
ランク角センサ23aに対しクランク軸11の軸線に関
して対称位置において、すなわち、第1クランク角セン
サ23aに対して180°の角度間隔を保った位置にお
いて上記第1位置信号発生手段21′に対向して配置さ
れた第3クランク角センサ23bと、上記第2クランク
角センサ24aに対しクランク軸11の軸線に関して対
称位置において、すなわち、第2クランク角センサ24
aに対して180°の角度間隔を保った位置において上
記第2位置信号発生手段22に対向して配置された第4
クランク角センサ24bと、第3クランク角センサ23
bが信号を発生し、続いて第4クランク角センサ24b
が信号を発生するまでの時間tb を検出する時間差検出
回路25bと、第3クランク角センサ23aがマーカ用
の歯21b−1に対向することによって1番気筒の圧縮
上死点後45°の位置信号を発生し、続いて第1クラン
ク角センサ23がマーカ用の歯21b−2に対向するこ
とによって圧縮上死点後50°の位置信号を発生するま
での時間t0bを検出する基準時間検出回路26bと、上
記時間差tb および基準時間t0bに基づいてクランク軸
11の捩れ量αb を算出する捩れ量演算手段27bとに
よって構成されている。
【0047】上記第1捩れ量検出手段20aによって検
出されたクランク軸11の捩れ量αa と、上記第2捩れ
量検出手段20bによって検出されたクランク軸11の
捩れ量αb とは、捩れ量補正手段50に供給され、該捩
れ量補正手段50において両捩れ量αa ,αb の平均値
が算出される。
【0048】ここで、クランク軸11の曲げの影響によ
る捩れ量の変動分をδα、クランク軸11の真の捩れ量
をαS とすると、捩れ量αa ,αb は概略次式で表現で
きる。
【0049】
【数1】
【0050】捩れ量補正手段50は、上記捩れ量αa
αb に基づき、クランク軸11の曲げの影響が打ち消さ
れた捩れ量αを次式によって算出する。
【0051】
【数2】
【0052】上記捩れ量補正手段50における算出結果
は捩れ変動量検出手段30に出力されて、第1実施例と
同様の手法によりクランク軸11の捩れ量の変動量Δα
が算出され、かつ燃焼状態判別回路40によって、エン
ジン10の燃焼状態が判別される。
【0053】本実施例によれば、第1および第2捩れ量
検出手段20a,20bでそれぞれ検出された捩れ量α
a ,αb の平均値に基づいて11クランク軸の捩れ量の
変動量Δαを検出するように構成することにより、11
クランク軸の曲げの影響を打ち消すことができるから、
エンジン10の燃焼状態に対して相関性の高いクランク
軸11の捩れの変動量Δαをより正確にかつその絶対量
をも検出でき、これによって、エンジン10の燃焼状態
を適確に検出することが可能になる。
【0054】なお、上述の第1および第2実施例におい
ては、図1から、捩れ量が最大であることが判明してい
る1番気筒の圧縮上死点後45°の位置でクランク軸1
1の捩れ量を検出するように構成されているが、これ以
外の気筒あるいは1番気筒を含む複数の気筒を検出対象
気筒とすることも、検出角度位置をこれ以外の角度位置
とすることも可能である。
【0055】すなわち、図1から明らかなように、クラ
ンク軸11の捩れ量は各気筒の膨脹行程毎に異なるか
ら、これに対応して、クランク軸11の捩れ量の検出し
きい値を気筒毎に設定しておけば、任意の気筒がその検
出しきい値を超えたときのタイミングをもってクランク
軸の捩れ量を検出することにより、エンジン10の燃焼
状態を検出することが可能になる。
【0056】さらに、上述の実施例においては、基準時
間を検出するための基準角度を、捩れ量を検出する圧縮
上死点後45°から50°までの5°としているが、こ
れに限られるものではなく、計時用カウンタのビット数
等の装置構成に応じて、捩れ量を検出する角度範囲前後
の任意の角度範囲を設定すれば良い。
【0057】またさらに、クランク軸11の捩れ量の変
動量の検出方法も、本実施例における方法に限定される
ものではなく、例えば、以前の数行程分の検出捩れ量の
平均値と現行程の検出値との差を捩れ変動量Δαとする
ことも可能である。
【0058】同様に、燃焼状態の判別方法も、本実施例
における方法に限定されるものではなく、捩れ量の検出
値を基に基準値をその都度演算して設定し、この設定基
準値との比較により燃焼状態を判別する等の方法を採る
ことも可能である。
【0059】さらに、上述の実施例の構成に加え、例え
ば、基準時間検出回路26による検出値に基づいてクラ
ンク軸11の角速度を検出する手段と、検出した角速度
の変動を検出する手段を設け、燃焼状態判別手段40に
おいて、捩れ変動量による燃焼状態の判定と同時に角速
度変動量が基準値よりも大きいか否かを判別し、捩れ変
動量と角速度変動量がともに基準値を超えた場合に、燃
焼状態が異常であると判定するように構成すれば、外部
からの影響を加味した、より高い確度の燃焼状態の検出
手段を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】直列4気筒4サイクルエンジンのクランク軸の
捩れ量の挙動の説明図
【図2】検出捩れ量対出力トルクに対する検出捩れ量の
関係を示す特性図
【図3】本発明の第1実施例の構成図
【図4】同位置信号発生手段の構成を示す説明図
【図5】同動作の説明に供する出力波形図
【図6】本発明の第2実施例の構成図
【図7】同位置信号発生手段の構成を示す説明図
【符号の説明】
10 エンジン 11 クランク軸 12 クランクプーリ 13 フライホイール 14 気筒判別センサ 20 捩れ量検出手段 21,21′ 第1位置信号発生手段 22 第2位置信号発生手段 23,23a 第1クランク角センサ 23b 第3クランク角センサ 24,24a 第2クランク角センサ 24b 第4クランク角センサ 25 時間差検出回路 26 基準時間検出回路 27 捩れ量演算手段 30 捩れ変動量検出手段 40 燃焼状態判別手段 50 捩れ量補正手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数気筒のうちの特定気筒が所定のタイ
    ミングにあるときのクランク軸の捩れ量を検出する捩れ
    量検出手段と、該捩れ量検出手段により検出された上記
    クランク軸の捩れ量に基づいて該クランク軸の捩れ量の
    変動量を検出する捩れ変動量検出手段と、該捩れ変動量
    検出手段により検出された捩れ量の変動量に基づいてエ
    ンジンの燃焼状態を判別する燃焼状態判別手段とを備え
    ていることを特徴とするエンジンの燃焼状態検出装置。
  2. 【請求項2】 上記複数気筒が直列に配置され、上記特
    定気筒が、上記クランク軸の動力取出端から最も離れた
    位置にある気筒であることを特徴とする請求項1に記載
    のエンジンの燃焼状態検出装置。
  3. 【請求項3】 上記捩れ量検出手段により上記クランク
    軸の捩れ量を検出する所定のタイミングが、上記特定気
    筒の圧縮上死点から膨脹下死点までのクランク角におけ
    る中間クランク角度よりも圧縮上死点側のクランク角度
    範囲に設定されていることを特徴とする請求項1または
    2に記載のエンジンの燃焼状態検出装置。
  4. 【請求項4】 上記捩れ量検出手段により上記クランク
    軸の捩れ量を検出する所定のタイミングが、4気筒エン
    ジンにおいては上記特定気筒の圧縮上死点後45°近傍
    に設定されていることを特徴とする請求項3に記載のエ
    ンジンの燃焼状態検出装置。
  5. 【請求項5】 上記捩れ量検出手段により上記クランク
    軸の捩じれ量を検出する所定のタイミングが、6気筒エ
    ンジンにおいては上記特定気筒の圧縮上死点後30°近
    傍に設定されていることを特徴とする請求項3に記載の
    エンジンの燃焼状態検出装置。
  6. 【請求項6】 上記捩れ量検出手段は、上記クランク軸
    の一端に設けられた第1クランク角センサと上記クラン
    ク軸の他端に設けられた第2クランク角センサとを備
    え、該第1および第2クランク角センサの出力間の時間
    差に基づいて上記クランク軸の捩れ量を検出することを
    特徴とする請求項1ないし5の1つに記載のエンジンの
    燃焼状態検出装置。
  7. 【請求項7】 上記クランク軸の一端に設けられた第1
    クランク角センサの出力と上記クランク軸の他端に設け
    られた第2クランク角センサの出力との間の時間差に基
    づいて上記クランク軸の捩れ量を検出する第1捩れ量検
    出手段と、上記第1クランク角センサに対し上記クラン
    ク軸の軸線に関して対称位置に配置された第3クランク
    角センサの出力と上記第2クランク角センサに対し上記
    クランク軸の軸線に関して対称位置に配置された第4ク
    ランク角センサの出力との間の時間差に基づいて上記ク
    ランク軸の捩れ量を検出する第2捩れ量検出手段とを少
    なくとも備え、上記捩れ変動量検出手段が、上記第1お
    よび第2捩れ量検出手段によりそれぞれ検出されたの捩
    れ量の平均値に基づいて上記クランク軸の捩れ量の変動
    量を検出することを特徴とする請求項1ないし5の1つ
    に記載のエンジンの燃焼状態検出装置。
  8. 【請求項8】 上記燃焼状態判別手段が、エンジンの失
    火、ノッキング、リーンリミット等のうちの少なくとも
    1つの現象の発生を判別することを特徴とする請求項1
    ないし7の1つに記載のエンジンの燃焼状態検出装置。
  9. 【請求項9】 上記燃焼状態判別手段が、上記クランク
    軸の角速度変動の検出を併用して上記エンジンの燃焼状
    態を判別することを特徴とする請求項1ないし8の1つ
    に記載のエンジンの燃焼状態検出装置。
  10. 【請求項10】 複数気筒の気筒毎にクランク軸の捩れ
    量に関する検出しきい値を設定して、任意の気筒がその
    検出しきい値を超えたときのタイミングをもって上記ク
    ランク軸の捩れ量を検出する捩れ量検出手段と、該捩れ
    量検出手段により検出された上記クランク軸の捩れ量に
    基づいて該クランク軸の捩れ量の変動量を検出する捩れ
    変動量検出手段と、該捩れ変動量検出手段により検出さ
    れた捩れ量の変動量に基づいてエンジンの燃焼状態を判
    別する燃焼状態判別手段とを備えていることを特徴とす
    るエンジンの燃焼状態検出装置。
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