JPH0816585B2 - マイクロ波乾燥装置 - Google Patents

マイクロ波乾燥装置

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JPH0816585B2
JPH0816585B2 JP2145158A JP14515890A JPH0816585B2 JP H0816585 B2 JPH0816585 B2 JP H0816585B2 JP 2145158 A JP2145158 A JP 2145158A JP 14515890 A JP14515890 A JP 14515890A JP H0816585 B2 JPH0816585 B2 JP H0816585B2
Authority
JP
Japan
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dried
drying chamber
suction
pipe
microwave
Prior art date
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Application number
JP2145158A
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JPH0439589A (ja
Inventor
昌治 高島
喜代光 黒田
和之 山田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明はマイクロ波乾燥装置に関する。
(ロ)従来の技術 特願平2−2230号には、被乾燥物を貯留する貯留部と
乾燥室とをパイプで連結し、このパイプを介して被乾燥
物を吸引して被乾燥物を上記乾燥室内へ供給し、この乾
燥室内にマイクロ波を与えて上記被乾燥物をマイクロ波
乾燥するマイクロ波乾燥装置が開示されている。この場
合、被乾燥物の上記乾燥室への吸引供給において、被乾
燥物は乾燥室内に至ると回転し乍ら徐々に落下し、乾燥
室内全体にかなり満遍無く溜まる。
しかし乍ら、このように構成においては、被乾燥物の
吸引動作が終了したとき、上記パイプの上記乾燥室との
連結部分に乾燥室内に吸引しきれなかった被乾燥物が残
存する。
また、一般に、乾燥室内に供給されたマイクロ波は、
乾燥室からパイプ内に漏洩するが、このパイプの寸法を
適切な寸法に選んでおけば、パイプから外部にはマイク
ロ波が漏洩しないのが知られている。
そこで、パイプ内に残存する被乾燥物には、マイクロ
波乾燥中、マイクロ波が集中してこの残存する被乾燥物
が焦げてしまい、上記パイプの壁面にこびりつくことが
ある。
パイプ内に被乾燥物が焦げてこびりつくと、以後の被
乾燥物の乾燥室への吸引供給時、こびりついた被乾燥物
に供給される被乾燥物の一部が引っ掛かって堆積し、さ
らにマイクロ波で焦げてこびりつくことになり、これを
繰り返すとパイプの開口面積が減少して乾燥室への時間
当りの供給量が減少して、供給時間がかかるとともに、
最終的にはパイプが詰まる恐れもある。
また、焦げた被乾燥物がその後に乾燥室内に吸引され
る新たな被乾燥物に混じってしまい、被乾燥物により成
形した製品の品質を低下する問題もある。
(ハ)発明が解決しようとする課題 本発明は、被乾燥物の貯留部からパイプを介して乾燥
室内に吸引供給する構成において、上記パイプの乾燥室
との連結部に被乾燥物が不所望に残存することがないよ
うにしようとするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 前述の課題を解決するための本発明の手段は、粒状ま
たは粉状被乾燥物を貯留する貯留部と、該貯留部から供
給パイプを介して吸引手段により上記被乾燥物が吸引供
給される乾燥室と、該乾燥室に上記被乾燥物をマイクロ
波乾燥するためのマイクロ波を上記乾燥室内に供給する
マイクロ波供給手段と、を備えたものにおいて、上記供
給パイプは上記乾燥室と連結する連結部を有し、該連結
部は上記吸引手段による吸引供給動作終了後に上記連結
部内に残った上記被乾燥物が上記乾燥室内に自然落下す
る程度に傾斜させた構成である。
(ホ)作用 貯留部と乾燥室とを連結するパイプの、乾燥室との連
結部を傾斜したため、この連結部に至った被乾燥物は自
然に落下し、被乾燥物は吸引動作終了時においても上記
連結部に不所望に残存しない。
(ヘ)実施例 図面は本発明実施例のマイクロ波乾燥装置の構造を示
し、同装置は乾燥装置本体1とその周辺機構とからな
る。
上記乾燥装置本体1は主要部として開閉自在の上蓋2
を有する円筒状乾燥室3が設けられている。該乾燥室に
は左上部に供給パイプ4が連接されており、該供給パイ
プの先端は、粒状または粉状被乾燥物5を貯留する貯留
部となる貯槽6内に至っている。このようにして、上記
供給パイプ4は上記貯槽6と乾燥室3とを連結してい
る。そして、上記パイプ4の上記乾燥室3との連結部4a
は、上記被乾燥物が上記乾燥室内に自然落下する程度に
傾斜している。
上記被乾燥物5としては、例えばガラス入り樹脂ペレ
ット、米、薬品粉粒物などがある。樹脂ペレットは溶融
された後成形されるものであるが、この溶融成形に先だ
って樹脂ぺレットを含水率が例えば0.05%以下となるま
で乾燥させるとその後の成形が良好になされるのであ
る。このような樹脂ペレットの通常の含水率は例えば0.
2%である。本実施例では、ガラス入り樹脂ペレットが
被乾燥物となっている。
上記乾燥室3の上蓋2の中央には吸引ホッパ7が連接
されており、この吸引ホッパ7内にはフィルタ8が着脱
自在に配置されている。該フィルタは上記被乾燥物5の
材料径より小さいメッシュを有している。
上記フィルタ8の上部に位置して、上記ホッパ7内に
ポペット弁9が設けられており、且つ、このポペット弁
9の上部の上記吸引ホッパ7に吸気パイプ10を介して吸
引手段となる吸引ブロワー11が連接されている。この場
合、ポペット弁9が開放駆動された状態で上記吸引ブロ
ワ11を駆動すると、斯る吸引ブロワ11の吸気作用が吸気
パイプ10、吸引ホッパ7、供給パイプ4まで及び、上記
貯槽6内の被乾燥物5が吸引されて供給パイプ4を通っ
て乾燥室3に至る。被乾燥物5は乾燥室3に至ると、回
転し乍ら徐々に落下し、乾燥室内全体にかなり満遍なく
溜まる。
上記乾燥室3において、その内部にはマイクロ波供給
手段となるマグネトロン12から導波管13及び上蓋2のマ
イクロ波給電口14を介してマイクロ波が供給される。こ
の給電口14はマイクロ波透過性保護カバー15で覆われて
いる。
上記乾燥室3の底壁部にはモータ16にて駆動され被乾
燥物5を撹拌する撹拌体17が設けられている。側壁部に
は、乾燥室3内に被乾燥物5が所定量溜ったか否かを検
知するレベルセンサ18、温度センサ19、及び圧縮乾燥空
気供給装置20が配置されている。
斯る圧縮乾燥空気供給装置20は、圧縮空気を発生する
コンプレッサ21と、該コンプレッサと上記乾燥室3とを
連結する圧縮空気パイプ22と、該パイプの途中に設けら
れ斯るパイプ内を通る圧縮空気に含まれる水分を除去す
る水分除去装置23と、吸気弁24とからなる。この場合圧
縮乾燥空気は結露温度がマイナス数十度という乾燥状態
となる。
また、上記乾燥室3の上蓋2には排気弁26が設けられ
ている。
上述のようにして上記乾燥室3内に溜る被乾燥物5は
上記撹拌体17で撹拌されながら上面がほぼ水平に揃えら
れ、この状態で上記レベルセンサ18により被乾燥物5の
乾燥室3内への供給量が検知され、この供給量が所定量
に達すると、上記被乾燥物5の吸引供給動作が終了す
る。この場合、上記パイプ4の連結部4aが傾斜している
ため、吸引供給動作終了時に連結部4aに至った被乾燥物
5は連結部4aに残存することなく乾燥室3内へ自然落下
する。
ここに、上記連結部4aの傾斜角度は40〜50度が好まし
く、更には42〜43度がより好ましい。傾斜角度がこの範
囲から外れると、パイプ4と乾燥室3と吸引ホッパ7と
の相対的位置関係が最適状態から外れ、被乾燥物5が乾
燥室3に至った後回転し乍ら徐々に回転する状態が生じ
なくなり、被乾燥物5は乾燥室3内に片寄って溜まり乾
燥室内全体に満遍なく溜まらなくなる。
乾燥室3内に被乾燥物が所定量溜まると、続いて上記
撹拌体17による撹拌の継続とともにマグネトロン12が駆
動制御されて被乾燥物5がマイクロ波乾燥される。この
時、マグネトロン12は上記温度センサ19の検知による被
乾燥物5の温度が所望温度に維持されるように駆動制御
される。
更に、上記コンプレッサ21の駆動と、吸気弁24及び排
気弁26の開放がなされ、被乾燥物5のマイクロ波による
乾燥時に発生する水蒸気が圧縮乾燥空気供給装置20から
の圧縮乾燥空気とともに排気弁26を通って外部へ排出さ
れる。この場合、乾燥室3内に供給される空気は圧縮乾
燥空気であって乾燥状態にあり、折角乾燥した被乾燥物
5が再び吸湿してしまうことがない。
上記マイクロ波乾燥において、上記連結部4aに被乾燥
物5が残存していないから、この連結部4aで従来のよう
に被乾燥物が焦げるようなことがない。
上記乾燥室3の右底部には排出弁27が設けられてお
り、この排出弁は乾燥終了された被乾燥物5を排出する
時に開放される。そして、上記排出弁27は他の吸引ホッ
パ28に搬送パイプ29を通して連結されている。斯る吸引
ホッパ28にも上記吸引ホッパ7と同様に、被乾燥物5の
材料径より小さいメッシュを有するフィルタ30が配置さ
れ、且つ該フィルタの上部に位置してポペット弁31が設
けられている。そして、このポペット弁31の上部におい
て、上記吸引ホッパ28にも吸気パイプ32を介して上記吸
引ブロワ11が連結されている。この場合、排出弁27及び
ポペット弁31が開放された状態でブロワ11を駆動する
と、斯るブロワ11の吸気作用が吸気パイプ32、吸引ホッ
パ28を介して搬送パイプ29まで及び、上記乾燥室3の被
乾燥物5が搬送パイプ29を通って上記吸引ホッパ28に至
る。被乾燥物5はこの吸引ホッパ28に至ると吸引ホッパ
7の場合と同様に自然落下する。
そして、上記吸引ホッパ28の下端に開閉弁33が設けら
れている。斯る開閉弁33の閉成において、上記吸気作用
が働き上記吸引ホッパ28内に被乾燥物5が落下すると吸
引ホッパ28内に被乾燥物5が溜り、一方上記開閉弁33が
開放されるとこのように溜った被乾燥物5が下方へ落下
し次段処理部へ至り、この処理部にて乾燥された被乾燥
物5即ち樹脂ペレットが溶融成形される。
(ト)発明の効果 本発明のマイクロ波乾燥装置によれば、被乾燥物を貯
留部からパイプを介して乾燥室内に吸引供給する構成に
おいて、上記パイプの乾燥室との連結部に被乾燥物が不
所望に残存するのを解消でき、被乾燥物が上記連結部に
残存して焦げてしまう事態を未然に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明実施例のマイクロ波乾燥装置の断面図であ
る。 3……乾燥室、4……供給パイプ、4a……供給パイプの
連結部、6……貯槽、7……吸引ホッパ、11……吸引ブ
ロワ、12……マグネトロン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粒状または粉状被乾燥物を貯留する貯留部
    と、該貯留部から供給パイプを介して吸引手段により上
    記被乾燥物が吸引供給される乾燥室と、該乾燥室に上記
    被乾燥物をマイクロ波乾燥するためのマイクロ波を上記
    乾燥室内に供給するマイクロ波供給手段と、を備えたも
    のにおいて、上記供給パイプは上記乾燥室の供給口と連
    結する連結部を有し、該連結部は上記吸引手段による吸
    引供給動作終了後に上記連結部内に残った上記被乾燥物
    が上記乾燥室内に自然落下する程度に傾斜させたことを
    特徴とするマイクロ波乾燥装置。
JP2145158A 1990-06-01 1990-06-01 マイクロ波乾燥装置 Expired - Lifetime JPH0816585B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2145158A JPH0816585B2 (ja) 1990-06-01 1990-06-01 マイクロ波乾燥装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2145158A JPH0816585B2 (ja) 1990-06-01 1990-06-01 マイクロ波乾燥装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0439589A JPH0439589A (ja) 1992-02-10
JPH0816585B2 true JPH0816585B2 (ja) 1996-02-21

Family

ID=15378770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2145158A Expired - Lifetime JPH0816585B2 (ja) 1990-06-01 1990-06-01 マイクロ波乾燥装置

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JP (1) JPH0816585B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2542212B2 (ja) * 1987-06-04 1996-10-09 株式会社 松井製作所 樹脂材料の気力輪送方法及び装置

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Publication number Publication date
JPH0439589A (ja) 1992-02-10

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