JPH081657A - コンクリート等の切断装置における走行操作機構 - Google Patents
コンクリート等の切断装置における走行操作機構Info
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- JPH081657A JPH081657A JP16588894A JP16588894A JPH081657A JP H081657 A JPH081657 A JP H081657A JP 16588894 A JP16588894 A JP 16588894A JP 16588894 A JP16588894 A JP 16588894A JP H081657 A JPH081657 A JP H081657A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自走式のコンクリート等の切断装置の走行の
安定性を向上させるとともに、確実な停止状態を保障す
る。 【構成】 本発明の走行操作機構3Aは、例えばコンク
リートやアスファルトから成る舗装路面の切断用の切断
装置1に設けられる安定した走行と、確実な停止を保障
するよう走行装置3を操作する機構に関するものであっ
て、少なくとも操作レバー35と、この操作レバー35
の停止位置での確実な保持と前進位置及び後退位置への
位置出しをするレバー位置保持機構36と、操作レバー
35の前進位置または後退位置における保持を行うレバ
ー戻り防止機構38とを具えて成ることを特徴としてい
る。
安定性を向上させるとともに、確実な停止状態を保障す
る。 【構成】 本発明の走行操作機構3Aは、例えばコンク
リートやアスファルトから成る舗装路面の切断用の切断
装置1に設けられる安定した走行と、確実な停止を保障
するよう走行装置3を操作する機構に関するものであっ
て、少なくとも操作レバー35と、この操作レバー35
の停止位置での確実な保持と前進位置及び後退位置への
位置出しをするレバー位置保持機構36と、操作レバー
35の前進位置または後退位置における保持を行うレバ
ー戻り防止機構38とを具えて成ることを特徴としてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばコンクリート、ア
スファルト等による路面を切断する切断装置に関するも
のであって、特に変速機を有する自走式の切断装置に対
し安定した走行と確実な停止を保障するため付設される
走行操作機構に係るものである。
スファルト等による路面を切断する切断装置に関するも
のであって、特に変速機を有する自走式の切断装置に対
し安定した走行と確実な停止を保障するため付設される
走行操作機構に係るものである。
【0002】
【発明の背景】コンクリート、アスファルト等により一
旦舗装した路面を爾後生じた水道工事やガス工事等によ
り切断するにあたっては、ブレードと呼ばれる円板状の
刃物を具えた切断装置が使用される。この切断装置とし
ては前記ブレードのほか、下部に走行輪を有する台車状
の本体フレームに対し、前記ブレードの駆動源である原
動機を搭載するとともに、前記本体フレームの上部には
操作ハンドルが設けられ、この操作ハンドルを手に持っ
て作業を行う手動走行式の切断装置がある。
旦舗装した路面を爾後生じた水道工事やガス工事等によ
り切断するにあたっては、ブレードと呼ばれる円板状の
刃物を具えた切断装置が使用される。この切断装置とし
ては前記ブレードのほか、下部に走行輪を有する台車状
の本体フレームに対し、前記ブレードの駆動源である原
動機を搭載するとともに、前記本体フレームの上部には
操作ハンドルが設けられ、この操作ハンドルを手に持っ
て作業を行う手動走行式の切断装置がある。
【0003】更にこのものを改良し、作業性を向上させ
たものとして、前記走行輪に動力を伝達して自走式とし
たものや、バキューム装置を搭載し、切粉や汚泥等を吸
引するようにした切断装置がある。そしてこれらの切断
装置のうち自走式の切断装置にあっては、原動機からの
出力を所望の大きさに変換し、走行機構に伝える変速機
が設けられる。
たものとして、前記走行輪に動力を伝達して自走式とし
たものや、バキューム装置を搭載し、切粉や汚泥等を吸
引するようにした切断装置がある。そしてこれらの切断
装置のうち自走式の切断装置にあっては、原動機からの
出力を所望の大きさに変換し、走行機構に伝える変速機
が設けられる。
【0004】一方、コンクリート、アスファルト等の舗
装路面を切断する自走式の切断装置としては、充分な推
進力と低速においても常に安定した走行が得られること
が要求され、更にこのような切断装置を輸送するときや
切断加工を一時休止し、切断装置が待機状態にあるとき
は、安全性の上からも確実な停止状態が保たれているこ
とが必要とされる。
装路面を切断する自走式の切断装置としては、充分な推
進力と低速においても常に安定した走行が得られること
が要求され、更にこのような切断装置を輸送するときや
切断加工を一時休止し、切断装置が待機状態にあるとき
は、安全性の上からも確実な停止状態が保たれているこ
とが必要とされる。
【0005】しかしながらこのような切断装置に搭載さ
れる従来の変速機は、構造上、その制御軸のおおよその
中立位置への復帰力はあるが、正確な中立位置への復帰
までは保障されていない。また変速機には同一の筐体内
に搭載される原動機や回転するブレードからの振動も伝
わり、操作レバーと変速機の制御軸とを単にリンクによ
り連結したのみでは、上記低速での安定走行性及び正確
な停止は達成されない。
れる従来の変速機は、構造上、その制御軸のおおよその
中立位置への復帰力はあるが、正確な中立位置への復帰
までは保障されていない。また変速機には同一の筐体内
に搭載される原動機や回転するブレードからの振動も伝
わり、操作レバーと変速機の制御軸とを単にリンクによ
り連結したのみでは、上記低速での安定走行性及び正確
な停止は達成されない。
【0006】
【開発を試みた技術的事項】本発明はこのような背景の
認識に立って案出されたものであって、変速機の制御軸
と、この制御軸を操作する操作レバーとの間に前記制御
軸の回動位置を固定、保持する機構を設けることで低速
での安定走行及び確実な停止が保障できるようにした新
規なコンクリート等の切断装置における走行操作機構の
開発を試みたものである。
認識に立って案出されたものであって、変速機の制御軸
と、この制御軸を操作する操作レバーとの間に前記制御
軸の回動位置を固定、保持する機構を設けることで低速
での安定走行及び確実な停止が保障できるようにした新
規なコンクリート等の切断装置における走行操作機構の
開発を試みたものである。
【0007】
【目的達成の手段】すなわち請求項1記載のコンクリー
ト等の切断装置における走行操作機構は、、本体フレー
ム下部に、直接被加工物に作用して、これを切断するブ
レードと、このブレードを含む切断装置を進行方向に移
動させる走行機構とを設けるとともに、更に前記本体フ
レームには、前記ブレード等の駆動源となる原動機とが
少なくとも搭載されて成るコンクリート等の切断装置に
おいて、前記走行機構を操作する機構は、少なくとも作
業者が直接操作する操作レバーと、この操作レバーが停
止位置にあるとき、この操作レバーを確実に保持すると
ともに、前進位置及び後退位置への位置出しをするレバ
ー位置保持機構と、前記操作レバーが前進位置または後
退位置にあるとき、前記操作レバーが当該位置に存する
ように保持するレバー戻り防止機構とを具えて成ること
を特徴として成るものである。
ト等の切断装置における走行操作機構は、、本体フレー
ム下部に、直接被加工物に作用して、これを切断するブ
レードと、このブレードを含む切断装置を進行方向に移
動させる走行機構とを設けるとともに、更に前記本体フ
レームには、前記ブレード等の駆動源となる原動機とが
少なくとも搭載されて成るコンクリート等の切断装置に
おいて、前記走行機構を操作する機構は、少なくとも作
業者が直接操作する操作レバーと、この操作レバーが停
止位置にあるとき、この操作レバーを確実に保持すると
ともに、前進位置及び後退位置への位置出しをするレバ
ー位置保持機構と、前記操作レバーが前進位置または後
退位置にあるとき、前記操作レバーが当該位置に存する
ように保持するレバー戻り防止機構とを具えて成ること
を特徴として成るものである。
【0008】また請求項2記載のコンクリート等の切断
装置における走行操作機構は、前記要件に加え、前記走
行機構を操作する機構は、操作レバーと、その回動軸
と、この回動軸に対して設けられるレバー位置保持機構
と、前記回動軸の先端に設けられるロックバーと、この
ロックバーの先端に接続されるレバー戻り防止機構と、
このレバー戻り防止機構に一端が接続され、他端が他の
レバー戻り防止機構に接続される連結杆と、前記他のレ
バー戻り防止機構に一端が接続され、他端が前記原動機
の出力を所望の大きさに変換して前記走行機構に伝える
変速機の制御軸に接続される他の連結杆とを具えて成る
ことを特徴として成るものである。
装置における走行操作機構は、前記要件に加え、前記走
行機構を操作する機構は、操作レバーと、その回動軸
と、この回動軸に対して設けられるレバー位置保持機構
と、前記回動軸の先端に設けられるロックバーと、この
ロックバーの先端に接続されるレバー戻り防止機構と、
このレバー戻り防止機構に一端が接続され、他端が他の
レバー戻り防止機構に接続される連結杆と、前記他のレ
バー戻り防止機構に一端が接続され、他端が前記原動機
の出力を所望の大きさに変換して前記走行機構に伝える
変速機の制御軸に接続される他の連結杆とを具えて成る
ことを特徴として成るものである。
【0009】更にまた請求項3記載のコンクリート等の
切断装置における走行操作機構は、前記請求項2記載の
要件に加え、前記レバー位置保持機構は、その保持部材
である保持ブラケットと、この保持ブラケットの内部空
間において、前記回動軸に固定状態に設けられるスプリ
ングホルダと、このスプリングホルダと前記保持ブラケ
ットとの間に縮設される付勢スプリングとを具えて成
り、このうち保持ブラケットには、前記回動軸を受け入
れる嵌合穴と、前記ロックバーに係合する係合溝とが形
成されており、更に保持ブラケットの外側面にはロック
バーの回動角度を設定するストッパが設けられているこ
とを特徴として成るものである。
切断装置における走行操作機構は、前記請求項2記載の
要件に加え、前記レバー位置保持機構は、その保持部材
である保持ブラケットと、この保持ブラケットの内部空
間において、前記回動軸に固定状態に設けられるスプリ
ングホルダと、このスプリングホルダと前記保持ブラケ
ットとの間に縮設される付勢スプリングとを具えて成
り、このうち保持ブラケットには、前記回動軸を受け入
れる嵌合穴と、前記ロックバーに係合する係合溝とが形
成されており、更に保持ブラケットの外側面にはロック
バーの回動角度を設定するストッパが設けられているこ
とを特徴として成るものである。
【0010】更にまた請求項4記載のコンクリート等の
切断装置における走行操作機構は、前記請求項2または
3記載の要件に加え、前記レバー戻り防止機構は、前記
ロックバーまたは連結杆の先端に固定状態に取り付けら
れる外側円板と、隣り合う外側円板間に設けられる摩擦
円板と、これら外側円板及び摩擦円板の中心を通るボル
トと、このボルトの頭部と一方の外側円板との間に設け
られる押圧バネとを具えて成ることを特徴として成るも
のである。これら発明により前記目的を達成しようとす
るものである。
切断装置における走行操作機構は、前記請求項2または
3記載の要件に加え、前記レバー戻り防止機構は、前記
ロックバーまたは連結杆の先端に固定状態に取り付けら
れる外側円板と、隣り合う外側円板間に設けられる摩擦
円板と、これら外側円板及び摩擦円板の中心を通るボル
トと、このボルトの頭部と一方の外側円板との間に設け
られる押圧バネとを具えて成ることを特徴として成るも
のである。これら発明により前記目的を達成しようとす
るものである。
【0011】
【発明の作用】請求項1記載のコンクリート等の切断装
置における走行操作機構は、少なくとも操作レバーと、
この操作レバーの停止位置での確実な保持と前進位置及
び後退位置への位置出しをするレバー位置保持機構と、
操作レバーの前進位置または後退位置における保持を行
うレバー戻り防止機構とを具えることにより構成され
る。これにより確実な停止状態が保障され、安全性を向
上させるほか、操作レバーの前進位置または後退位置へ
の位置出しが容易となる。
置における走行操作機構は、少なくとも操作レバーと、
この操作レバーの停止位置での確実な保持と前進位置及
び後退位置への位置出しをするレバー位置保持機構と、
操作レバーの前進位置または後退位置における保持を行
うレバー戻り防止機構とを具えることにより構成され
る。これにより確実な停止状態が保障され、安全性を向
上させるほか、操作レバーの前進位置または後退位置へ
の位置出しが容易となる。
【0012】請求項2記載のコンクリート等の切断装置
における走行操作機構は、操作レバーと、回動軸と、こ
の回動軸に設けられるレバー位置保持機構と、回動軸の
先端に設けられるロックバーと、このロックバーの先端
に接続されるレバー戻り防止機構と、このレバー戻り防
止機構に一端が接続され、他端が他のレバー戻り防止機
構に接続される連結杆と、前記他のレバー戻り防止機構
に一端が接続され、他端が変速機の制御軸に接続される
他の連結杆とを具えることにより構成される。これによ
り本体フレームを固定リンクとする四節リンク機構が形
成され、可動リンクとなるロックバーまたは連結杆の長
さを適宜調整することにより微妙な制御軸の調整を操作
に適した最適の操作レバーのストロークによって行うこ
とが可能となる。また二基のレバー戻り防止機構を設け
たことにより操作レバーの前進位置及び後退位置での保
持力が増大し、前進時及び後退時における安定走行性が
更に向上する。
における走行操作機構は、操作レバーと、回動軸と、こ
の回動軸に設けられるレバー位置保持機構と、回動軸の
先端に設けられるロックバーと、このロックバーの先端
に接続されるレバー戻り防止機構と、このレバー戻り防
止機構に一端が接続され、他端が他のレバー戻り防止機
構に接続される連結杆と、前記他のレバー戻り防止機構
に一端が接続され、他端が変速機の制御軸に接続される
他の連結杆とを具えることにより構成される。これによ
り本体フレームを固定リンクとする四節リンク機構が形
成され、可動リンクとなるロックバーまたは連結杆の長
さを適宜調整することにより微妙な制御軸の調整を操作
に適した最適の操作レバーのストロークによって行うこ
とが可能となる。また二基のレバー戻り防止機構を設け
たことにより操作レバーの前進位置及び後退位置での保
持力が増大し、前進時及び後退時における安定走行性が
更に向上する。
【0013】請求項3記載のコンクリート等の切断装置
における走行操作機構は、レバー位置保持機構を保持ブ
ラケットと、スプリングホルダと、付勢スプリングとに
より構成し、更に前記保持ブラケットには回動軸を受け
入れる嵌合穴と、ロックバーに係合する係合溝とを設け
るとともに、その外側面にはロックバーの回動角度を設
定するストッパを設けるという構成をとる。これにより
ロックバーと係合溝とが係合する位置を操作レバーの停
止位置に一致させておけば、確実な停止状態が確約さ
れ、一方、ストッパの配置を操作レバーにおける前進位
置または後退位置に対応するロックバーの回動角度に合
わせておけば、操作レバーの前進位置または後退位置へ
の位置出しの容易化につながる。
における走行操作機構は、レバー位置保持機構を保持ブ
ラケットと、スプリングホルダと、付勢スプリングとに
より構成し、更に前記保持ブラケットには回動軸を受け
入れる嵌合穴と、ロックバーに係合する係合溝とを設け
るとともに、その外側面にはロックバーの回動角度を設
定するストッパを設けるという構成をとる。これにより
ロックバーと係合溝とが係合する位置を操作レバーの停
止位置に一致させておけば、確実な停止状態が確約さ
れ、一方、ストッパの配置を操作レバーにおける前進位
置または後退位置に対応するロックバーの回動角度に合
わせておけば、操作レバーの前進位置または後退位置へ
の位置出しの容易化につながる。
【0014】請求項4記載のコンクリート等の切断装置
における走行操作機構は、レバー戻り防止機構を外側円
板と隣合う外側円板間に設けられる摩擦円板と、これら
の中心を通るボルトと、このボルトの頭部と一方の外側
円板間に設けられる押圧バネとにより構成している。こ
れにより、押圧バネの押圧力とこれに伴う外側円板と摩
擦円板との摩擦力により、操作レバー及び制御軸は前進
位置あるいは後退位置に保持されており、前進時及び後
退時における安定走行が向上する。
における走行操作機構は、レバー戻り防止機構を外側円
板と隣合う外側円板間に設けられる摩擦円板と、これら
の中心を通るボルトと、このボルトの頭部と一方の外側
円板間に設けられる押圧バネとにより構成している。こ
れにより、押圧バネの押圧力とこれに伴う外側円板と摩
擦円板との摩擦力により、操作レバー及び制御軸は前進
位置あるいは後退位置に保持されており、前進時及び後
退時における安定走行が向上する。
【0015】
【実施例】以下図面に基づいて本発明のコンクリート等
の切断装置における走行操作機構について具体的に説明
する。なお以下の説明にあたっては、本発明の走行操作
機構が適用されるコンクリート等の切断装置としてコン
クリートやアスファルト等により舗装された路面切断用
の切断装置を例にとり、この切断装置全体の構成を説明
する中で、本発明の走行操作機構の構成について触れて
いく。
の切断装置における走行操作機構について具体的に説明
する。なお以下の説明にあたっては、本発明の走行操作
機構が適用されるコンクリート等の切断装置としてコン
クリートやアスファルト等により舗装された路面切断用
の切断装置を例にとり、この切断装置全体の構成を説明
する中で、本発明の走行操作機構の構成について触れて
いく。
【0016】図1中、符号1に示すものが、本発明の走
行操作機構3Aが適用される切断装置であって、このも
のは例えば金属製の角パイプ、アングル材等を適宜の枠
形状に組み立てることにより形成されるとともに、以下
述べる諸部材の支承部材として作用する本体フレーム1
0を具える。すなわちこの本体フレーム10に対して
は、直接被加工物W(本実施例では舗装路面となる。な
お本明細書において舗装路面という場合には舗装された
一定厚みのコンクリートあるいはアスファルト等から成
る層を意味するものとする)に作用して被加工物Wを切
断する円板状のブレードBが取り付けられる。具体的に
は本体フレーム10の進行方向(ブレードBにより被加
工物Wを切断していく方向)前方寄りの下面にシャフト
ホルダ11が設けられ、このシャフトホルダ11に回転
軸12を内嵌合し、この回転軸12の一方の端部に前記
ブレードBを取り付けることにより構成される。
行操作機構3Aが適用される切断装置であって、このも
のは例えば金属製の角パイプ、アングル材等を適宜の枠
形状に組み立てることにより形成されるとともに、以下
述べる諸部材の支承部材として作用する本体フレーム1
0を具える。すなわちこの本体フレーム10に対して
は、直接被加工物W(本実施例では舗装路面となる。な
お本明細書において舗装路面という場合には舗装された
一定厚みのコンクリートあるいはアスファルト等から成
る層を意味するものとする)に作用して被加工物Wを切
断する円板状のブレードBが取り付けられる。具体的に
は本体フレーム10の進行方向(ブレードBにより被加
工物Wを切断していく方向)前方寄りの下面にシャフト
ホルダ11が設けられ、このシャフトホルダ11に回転
軸12を内嵌合し、この回転軸12の一方の端部に前記
ブレードBを取り付けることにより構成される。
【0017】更に本体フレーム10の下部には、前記諸
部材及び以下述べる諸部材を搭載した本体フレーム10
を前進及び後退させる走行機構3が設けられる。なお本
実施例では走行駆動輪30と補助輪31とにより走行機
構3を構成し、このうち走行駆動輪30は、本体フレー
ム10の進行方向後方寄りに配置され、原動機5から動
力が変速機32を介して伝達されて駆動するという構成
となっている。一方、補助輪31は、非駆動であり、前
記ブレードBと走行駆動輪30との中間付近に配置さ
れ、被加工面Aの起伏や形状によることなく常に補助輪
31が被加工面Aに当接し、遊転するように付勢アーム
33により被加工面A側に常時付勢されている。また前
記原動機5には、内燃機であるエンジンはもちろんのこ
と、電動モータや油圧モータ等、他の駆動手段も包含す
るものである。
部材及び以下述べる諸部材を搭載した本体フレーム10
を前進及び後退させる走行機構3が設けられる。なお本
実施例では走行駆動輪30と補助輪31とにより走行機
構3を構成し、このうち走行駆動輪30は、本体フレー
ム10の進行方向後方寄りに配置され、原動機5から動
力が変速機32を介して伝達されて駆動するという構成
となっている。一方、補助輪31は、非駆動であり、前
記ブレードBと走行駆動輪30との中間付近に配置さ
れ、被加工面Aの起伏や形状によることなく常に補助輪
31が被加工面Aに当接し、遊転するように付勢アーム
33により被加工面A側に常時付勢されている。また前
記原動機5には、内燃機であるエンジンはもちろんのこ
と、電動モータや油圧モータ等、他の駆動手段も包含す
るものである。
【0018】この他、本体フレーム10の下部には後述
するブレードカバー2との係合部材となる規制板13及
び係合フック14が設けられるほか、本体フレーム10
にはブレードカバー2内のエア、水、泥、あるいは切断
に伴って生ずる切粉等を吸引するバキューム装置4や前
記ブレードB等の駆動源となる原動機5、更には切断作
業に際してブレードBの加工案内となるゲージ6、そし
て前記原動機5と走行機構3との間に設けられる変速機
32及びこの変速機32に対して設けられる本発明の走
行操作機構3Aが少なくとも搭載される。
するブレードカバー2との係合部材となる規制板13及
び係合フック14が設けられるほか、本体フレーム10
にはブレードカバー2内のエア、水、泥、あるいは切断
に伴って生ずる切粉等を吸引するバキューム装置4や前
記ブレードB等の駆動源となる原動機5、更には切断作
業に際してブレードBの加工案内となるゲージ6、そし
て前記原動機5と走行機構3との間に設けられる変速機
32及びこの変速機32に対して設けられる本発明の走
行操作機構3Aが少なくとも搭載される。
【0019】以下これら諸部材のうち主要なものの構成
を更に具体的に説明する。まず前記ブレードBを保護
し、加工中のブレードBに作業者が触れることのないよ
うにするブレードカバー2について説明する。このブレ
ードカバー2は被加工面Aに対して一定の間隙を隔てて
上方に位置し、前記ブレードBの水平横断面方向の周囲
に設けられる下部フレーム20と、この下部フレーム2
0に対しその上方に一体に設けられるカバー本体25と
を基本的に具えて成る。
を更に具体的に説明する。まず前記ブレードBを保護
し、加工中のブレードBに作業者が触れることのないよ
うにするブレードカバー2について説明する。このブレ
ードカバー2は被加工面Aに対して一定の間隙を隔てて
上方に位置し、前記ブレードBの水平横断面方向の周囲
に設けられる下部フレーム20と、この下部フレーム2
0に対しその上方に一体に設けられるカバー本体25と
を基本的に具えて成る。
【0020】そしてこのうち下部フレーム20は、一例
として金属製の角パイプを平面矩形状に接続して成るも
のであり、この下部フレーム20の上面には後述するバ
キューム装置4からの連絡管路45との接続口20aが
設けられ、下部フレーム20の底面にはバキューム装置
4により吸引されるエア、水、泥等の吸引口20bが設
けられる。また下部フレーム20の下方の外周縁には、
ブラシ21が設けられ、これによりブレードカバー2内
の密閉性が保たれている。
として金属製の角パイプを平面矩形状に接続して成るも
のであり、この下部フレーム20の上面には後述するバ
キューム装置4からの連絡管路45との接続口20aが
設けられ、下部フレーム20の底面にはバキューム装置
4により吸引されるエア、水、泥等の吸引口20bが設
けられる。また下部フレーム20の下方の外周縁には、
ブラシ21が設けられ、これによりブレードカバー2内
の密閉性が保たれている。
【0021】更に下部フレーム20の進行方向前方及び
後方の端辺部には把手22が設けられ、ブレードカバー
2の着脱はこの把手22によって行われる。下部フレー
ム20にはこの他、進行方向後方の端辺部に係合ロッド
23が設けられる。この係合ロッド23は一例として二
本の丸棒を互いに直交するように接続し、平面T字形と
したものである。そしてこのうち切断装置1の幅方向に
位置するのが回動軸部23aであり、本体フレーム10
に対して設けられる前述の係合フック14に係合し、こ
の回動軸部23aを中心としてブレードカバー2を一定
角度の範囲にわたって回動し得るような構成となってい
る。
後方の端辺部には把手22が設けられ、ブレードカバー
2の着脱はこの把手22によって行われる。下部フレー
ム20にはこの他、進行方向後方の端辺部に係合ロッド
23が設けられる。この係合ロッド23は一例として二
本の丸棒を互いに直交するように接続し、平面T字形と
したものである。そしてこのうち切断装置1の幅方向に
位置するのが回動軸部23aであり、本体フレーム10
に対して設けられる前述の係合フック14に係合し、こ
の回動軸部23aを中心としてブレードカバー2を一定
角度の範囲にわたって回動し得るような構成となってい
る。
【0022】そしてこのような下部フレーム20に対
し、その上方に設けられるカバー本体25は、半円状の
二枚の側板26を対向するように配し、その円弧状の周
縁のみを当該円弧に合わせて湾曲させた矩形状の胴板2
7によって閉塞して成るものであって、ブレードBのほ
ぼ上半分を覆うように設けられる。このようなカバー本
体25における本体フレーム10側の側板26には、前
記規制板13の進入を受け入れ、緩く外嵌合する受入金
具28が設けられる。
し、その上方に設けられるカバー本体25は、半円状の
二枚の側板26を対向するように配し、その円弧状の周
縁のみを当該円弧に合わせて湾曲させた矩形状の胴板2
7によって閉塞して成るものであって、ブレードBのほ
ぼ上半分を覆うように設けられる。このようなカバー本
体25における本体フレーム10側の側板26には、前
記規制板13の進入を受け入れ、緩く外嵌合する受入金
具28が設けられる。
【0023】すなわちカバー本体25と対向する本体フ
レーム10の端辺部には、一例として矩形平板状の規制
板13が上方に向けて立ち上げられており、ブレードカ
バー2をブレードBに装着した状態において、前記受入
金具28が前記規制板13の上端付近を保持するような
位置関係に設定されている。また規制板13と受入金具
28の嵌合は図1、4、5でもわかるようにかなり緩め
に設定されているが、これは被加工面Aの起伏や傾斜の
大小に応じてブレードカバー2が回動軸部23aを中心
として一定角度の範囲にわたって回動し得るようにする
とともに、ブレードカバー2のブレードBへの装着を容
易にするためである。
レーム10の端辺部には、一例として矩形平板状の規制
板13が上方に向けて立ち上げられており、ブレードカ
バー2をブレードBに装着した状態において、前記受入
金具28が前記規制板13の上端付近を保持するような
位置関係に設定されている。また規制板13と受入金具
28の嵌合は図1、4、5でもわかるようにかなり緩め
に設定されているが、これは被加工面Aの起伏や傾斜の
大小に応じてブレードカバー2が回動軸部23aを中心
として一定角度の範囲にわたって回動し得るようにする
とともに、ブレードカバー2のブレードBへの装着を容
易にするためである。
【0024】更に規制板13には係止ピン13aが設け
られているが、これは前記受入金具28の下面に当接す
ることでブレードカバー2の下限位置を設定しているの
である。更にまたブレードカバー2には、図1、4、5
に示すように下部フレーム20及びカバー本体25の本
体フレーム10側の一部が切り欠かれており、これがブ
レードBの回転軸12との干渉を回避し、ブレードBと
ブレードカバー2との相対位置の変化を許容する軸逃げ
部24、29となる。
られているが、これは前記受入金具28の下面に当接す
ることでブレードカバー2の下限位置を設定しているの
である。更にまたブレードカバー2には、図1、4、5
に示すように下部フレーム20及びカバー本体25の本
体フレーム10側の一部が切り欠かれており、これがブ
レードBの回転軸12との干渉を回避し、ブレードBと
ブレードカバー2との相対位置の変化を許容する軸逃げ
部24、29となる。
【0025】更にまたブレードカバー2と本体フレーム
10との間には、後述するバキューム装置4による吸引
を受けて前記軸逃げ部24、29を閉塞する閉塞シャッ
タ15が設けられる。この閉塞シャッタ15は、図1、
4、5では一例として矩形状を成し、その上部の両側縁
は90°折り曲げられ、耳部16が形成されている。更
にこの耳部16には図4、5に示すように係合長穴17
が刻設されており、この係合長穴17に前記規制板13
の両側面に設けられる係合ピン13bが係合するという
構成となっている。
10との間には、後述するバキューム装置4による吸引
を受けて前記軸逃げ部24、29を閉塞する閉塞シャッ
タ15が設けられる。この閉塞シャッタ15は、図1、
4、5では一例として矩形状を成し、その上部の両側縁
は90°折り曲げられ、耳部16が形成されている。更
にこの耳部16には図4、5に示すように係合長穴17
が刻設されており、この係合長穴17に前記規制板13
の両側面に設けられる係合ピン13bが係合するという
構成となっている。
【0026】因みに前記係合長穴17は、閉塞シャッタ
15のブレードBの回転軸12に沿う動きを許容するも
のであり、更に図4、5においては、閉塞シャッタ15
のカバー本体25側への移動を促すために幾分かカバー
本体25側が低くなるように係合長穴17を傾斜させて
設けている。
15のブレードBの回転軸12に沿う動きを許容するも
のであり、更に図4、5においては、閉塞シャッタ15
のカバー本体25側への移動を促すために幾分かカバー
本体25側が低くなるように係合長穴17を傾斜させて
設けている。
【0027】更にまた閉塞シャッタ15の下部にはブレ
ードBの回転軸12を受け入れ、両者の干渉を回避する
回避穴18が設けられている。この回避穴18は閉塞シ
ャッタ15がブレードBの回転軸12に沿って円滑に移
動し得るようにブレードBの回転軸12の軸径より幾分
大きめの直径に設定されている。因みにこの回避穴18
の径を必要以上に大きくするとブレードカバー2内の密
閉性が損なわれ、バキューム装置4による吸引力の低下
につながる。
ードBの回転軸12を受け入れ、両者の干渉を回避する
回避穴18が設けられている。この回避穴18は閉塞シ
ャッタ15がブレードBの回転軸12に沿って円滑に移
動し得るようにブレードBの回転軸12の軸径より幾分
大きめの直径に設定されている。因みにこの回避穴18
の径を必要以上に大きくするとブレードカバー2内の密
閉性が損なわれ、バキューム装置4による吸引力の低下
につながる。
【0028】更に本実施例にあっては、このような回避
穴18の周辺には少なくとも前記カバー本体25におけ
る軸逃げ部29をすべて覆い隠すことのできる閉塞面1
9が形成されていることを特徴とする。なお図1、4、
5に示す本実施例にあっては、耳部16を除く閉塞シャ
ッタ15のブレードカバー2側のすべての面が閉塞面1
9となっている。
穴18の周辺には少なくとも前記カバー本体25におけ
る軸逃げ部29をすべて覆い隠すことのできる閉塞面1
9が形成されていることを特徴とする。なお図1、4、
5に示す本実施例にあっては、耳部16を除く閉塞シャ
ッタ15のブレードカバー2側のすべての面が閉塞面1
9となっている。
【0029】以下このようなブレードカバー2の着脱作
業の手順及びバキューム装置4の駆動時、非駆動時にお
ける閉塞シャッタ15の作動状態について説明する。ま
ずブレードカバー2をブレードBに取り付けるにあたっ
ては、下部フレーム20とカバー本体25とが一体とな
ったブレードカバー2における把手22を持ち、上方か
らブレードBに被せる。この際、本実施例にあっては受
入金具28内に規制板13を挿入するとともに、係合ロ
ッド23における回動軸部23aを係合フック14に係
合させるように位置合わせするだけでよく、従来行った
ボルト締め等の作業は不要である。
業の手順及びバキューム装置4の駆動時、非駆動時にお
ける閉塞シャッタ15の作動状態について説明する。ま
ずブレードカバー2をブレードBに取り付けるにあたっ
ては、下部フレーム20とカバー本体25とが一体とな
ったブレードカバー2における把手22を持ち、上方か
らブレードBに被せる。この際、本実施例にあっては受
入金具28内に規制板13を挿入するとともに、係合ロ
ッド23における回動軸部23aを係合フック14に係
合させるように位置合わせするだけでよく、従来行った
ボルト締め等の作業は不要である。
【0030】そしてこのようにして取り付けられたブレ
ードカバー2は、前記回動軸部23aを中心として一定
角度の範囲にわたって回動するものであって、被加工面
Aの起伏や傾斜に応動し、下部フレーム20の下部に設
けられるブラシ21を常に被加工面Aに接地させてい
る。
ードカバー2は、前記回動軸部23aを中心として一定
角度の範囲にわたって回動するものであって、被加工面
Aの起伏や傾斜に応動し、下部フレーム20の下部に設
けられるブラシ21を常に被加工面Aに接地させてい
る。
【0031】このような状態でバキューム装置4を駆動
すると、ブレードカバー2内は減圧され、当初、本体フ
レーム10側に位置していた閉塞シャッタ15は、ブレ
ードBの回転軸12に沿うようにして徐々に移動し、最
終的に下部フレーム20及びカバー本体25における側
板26に密着して軸逃げ部24、29を閉塞するのであ
る。またブレードカバー2を取り外す場合には、前記取
り付けの場合と同様に把手22を持って、係合ロッド2
3の係合フック14に対する係合を解除しながら上方に
ブレードカバー2を引き上げるだけでよい。
すると、ブレードカバー2内は減圧され、当初、本体フ
レーム10側に位置していた閉塞シャッタ15は、ブレ
ードBの回転軸12に沿うようにして徐々に移動し、最
終的に下部フレーム20及びカバー本体25における側
板26に密着して軸逃げ部24、29を閉塞するのであ
る。またブレードカバー2を取り外す場合には、前記取
り付けの場合と同様に把手22を持って、係合ロッド2
3の係合フック14に対する係合を解除しながら上方に
ブレードカバー2を引き上げるだけでよい。
【0032】次に前記走行機構3を駆動式とした場合に
安定した走行及び確実な停止を保障する目的で設けられ
る本発明の走行操作機構3Aについて説明する。本発明
の走行操作機構3Aは、前記変速機32における制御軸
34の前進、停止、後退の各位置の保持の確実性を高め
る役割をするものであり、切断装置1の進行方向後方の
上部に設けられる操作レバー35と、この操作レバー3
5の回動軸35aに対して設けられるレバー位置保持機
構36と、前記回動軸35aの先端に設けられるロック
バー37と、このロックバー37の先端に接続されるレ
バー戻り防止機構38と、このレバー戻り防止機構38
に一端が接続され、他端が他のレバー戻り防止機構38
に接続される連結杆39と、前記他のレバー戻り防止機
構38に一端が接続され、他端が前記制御軸34に接続
される他の連結杆39とを具えることにより成ってい
る。
安定した走行及び確実な停止を保障する目的で設けられ
る本発明の走行操作機構3Aについて説明する。本発明
の走行操作機構3Aは、前記変速機32における制御軸
34の前進、停止、後退の各位置の保持の確実性を高め
る役割をするものであり、切断装置1の進行方向後方の
上部に設けられる操作レバー35と、この操作レバー3
5の回動軸35aに対して設けられるレバー位置保持機
構36と、前記回動軸35aの先端に設けられるロック
バー37と、このロックバー37の先端に接続されるレ
バー戻り防止機構38と、このレバー戻り防止機構38
に一端が接続され、他端が他のレバー戻り防止機構38
に接続される連結杆39と、前記他のレバー戻り防止機
構38に一端が接続され、他端が前記制御軸34に接続
される他の連結杆39とを具えることにより成ってい
る。
【0033】以下これら諸部材の幾つかを更に具体的に
説明する。まずレバー位置保持機構36は、図7(a)
(b)に示すように逆U字状の保持ブラケット36aに
対し、前記操作レバー35の回動軸35aを受け入れる
嵌合穴36bを貫通状態に二つ形成するとともに、この
うち回動軸35aを挿入した状態において回動軸35a
の先端側(操作レバー35を取り付けた側と反対側)に
位置する嵌合穴36bに対しては、少なくともロックバ
ー37の一部が係合できる深さの係合溝36cがこれと
交わるように保持ブラケット36aの全幅にわたって形
成されている。
説明する。まずレバー位置保持機構36は、図7(a)
(b)に示すように逆U字状の保持ブラケット36aに
対し、前記操作レバー35の回動軸35aを受け入れる
嵌合穴36bを貫通状態に二つ形成するとともに、この
うち回動軸35aを挿入した状態において回動軸35a
の先端側(操作レバー35を取り付けた側と反対側)に
位置する嵌合穴36bに対しては、少なくともロックバ
ー37の一部が係合できる深さの係合溝36cがこれと
交わるように保持ブラケット36aの全幅にわたって形
成されている。
【0034】更に保持ブラケット36aにおける内部空
間には、前記回動軸35aに外嵌めされ、止めネジ等に
より回動軸35aに取り付けられる筒状のスプリングホ
ルダ36dが設けられる。そしてこのスプリングホルダ
36dの内周面と回動軸35aとの間の隙間に前記回動
軸35aを操作レバー35側、すなわちロックバー37
を係合溝36cに係合させる方向に付勢させる付勢スプ
リングS1の一部が内包されるように配置される。
間には、前記回動軸35aに外嵌めされ、止めネジ等に
より回動軸35aに取り付けられる筒状のスプリングホ
ルダ36dが設けられる。そしてこのスプリングホルダ
36dの内周面と回動軸35aとの間の隙間に前記回動
軸35aを操作レバー35側、すなわちロックバー37
を係合溝36cに係合させる方向に付勢させる付勢スプ
リングS1の一部が内包されるように配置される。
【0035】更にまた前記係合溝36cが形成される保
持ブラケット36aの外側面には、ロックバー37の回
動角度を設定するストッパ36eが設けられる。因みに
このストッパ36eは図7(b)に示すように走行機構
3の前進位置及び後退位置を決めるものであり、前記係
合溝36cは走行機構3の停止位置を決めるとともに、
その停止位置を保持する役割をするものである。
持ブラケット36aの外側面には、ロックバー37の回
動角度を設定するストッパ36eが設けられる。因みに
このストッパ36eは図7(b)に示すように走行機構
3の前進位置及び後退位置を決めるものであり、前記係
合溝36cは走行機構3の停止位置を決めるとともに、
その停止位置を保持する役割をするものである。
【0036】次にレバー戻り防止機構38について説明
する。レバー戻り防止機構38は、図5に示すように前
記ロックバー37または連結杆39の先端に取り付けら
れる外側円板38aの間に摩擦円板38bを設け、更に
これら外側円板38a及び摩擦円板38bの中心に回動
軸となるボルト38cを貫通状態に設けるとともに、こ
のボルト38cの頭部と一方の外側円板38aとの間に
は、前記摩擦円板38bと外側円板38aとの密着力を
増大させる押圧バネS2が設けられる。なお図6に示す
実施例にあっては、押圧バネS2として、さらバネを使
用した。また図6に示す実施例にあっては、二枚の外側
円板38aの間に摩擦円板38bを一枚挟んだものを一
組のみ設けているが、同一のボルト38cに対し、これ
らの組を複数組設けるようにすることももちろん可能で
ある。
する。レバー戻り防止機構38は、図5に示すように前
記ロックバー37または連結杆39の先端に取り付けら
れる外側円板38aの間に摩擦円板38bを設け、更に
これら外側円板38a及び摩擦円板38bの中心に回動
軸となるボルト38cを貫通状態に設けるとともに、こ
のボルト38cの頭部と一方の外側円板38aとの間に
は、前記摩擦円板38bと外側円板38aとの密着力を
増大させる押圧バネS2が設けられる。なお図6に示す
実施例にあっては、押圧バネS2として、さらバネを使
用した。また図6に示す実施例にあっては、二枚の外側
円板38aの間に摩擦円板38bを一枚挟んだものを一
組のみ設けているが、同一のボルト38cに対し、これ
らの組を複数組設けるようにすることももちろん可能で
ある。
【0037】次にこのようにして構成される本発明の走
行操作機構3Aの作動状態について説明する。まず出発
状態において操作レバー35が停止位置にある場合につ
いて説明する。この場合にはロックバー37は図2中、
実線で示すように係合溝36cに係合した状態にあり、
変速機32における制御軸34は確実に停止位置に保持
されている。そしてこのような状態から制御軸34を前
進位置あるいは後退位置に切り替えるには、操作レバー
35を手に持って回動軸35aを付勢スプリングS1を
圧縮させる方向に押し込み、回動軸35aの先端に設け
られるロックバー37と係合溝36cとの係合を解除す
る。
行操作機構3Aの作動状態について説明する。まず出発
状態において操作レバー35が停止位置にある場合につ
いて説明する。この場合にはロックバー37は図2中、
実線で示すように係合溝36cに係合した状態にあり、
変速機32における制御軸34は確実に停止位置に保持
されている。そしてこのような状態から制御軸34を前
進位置あるいは後退位置に切り替えるには、操作レバー
35を手に持って回動軸35aを付勢スプリングS1を
圧縮させる方向に押し込み、回動軸35aの先端に設け
られるロックバー37と係合溝36cとの係合を解除す
る。
【0038】次に操作レバー35を前進位置あるいは後
退位置に至るまで回動させる。なお前進位置及び後退位
置は前記ストッパ36eにロックバー37が当接するこ
とで定まるので、特に厳密な位置調整は必要としない。
またこの際、レバー戻り防止機構38が作用し、押圧バ
ネS2の押圧力と、これに伴う外側円板38aと、摩擦
円板38bとの摩擦力により前記制御軸34は前進位置
あるいは後退位置に保持されており、制御軸34の微動
に伴う走行機構3の速度のバラツキも生じない。
退位置に至るまで回動させる。なお前進位置及び後退位
置は前記ストッパ36eにロックバー37が当接するこ
とで定まるので、特に厳密な位置調整は必要としない。
またこの際、レバー戻り防止機構38が作用し、押圧バ
ネS2の押圧力と、これに伴う外側円板38aと、摩擦
円板38bとの摩擦力により前記制御軸34は前進位置
あるいは後退位置に保持されており、制御軸34の微動
に伴う走行機構3の速度のバラツキも生じない。
【0039】また本発明の走行操作機構3Aの構成は、
これに限るものではなく、種々の改変が可能である。そ
の一実施例を図11を用いて説明する。この実施例は走
行操作機構3Aを操作レバー35と、レバー位置保持機
構36と、レバー戻り防止機構38とにより構成し、上
記実施例の場合に設けた回動軸35a、ロックバー3
7、連結杆39を排した構成としたものである。
これに限るものではなく、種々の改変が可能である。そ
の一実施例を図11を用いて説明する。この実施例は走
行操作機構3Aを操作レバー35と、レバー位置保持機
構36と、レバー戻り防止機構38とにより構成し、上
記実施例の場合に設けた回動軸35a、ロックバー3
7、連結杆39を排した構成としたものである。
【0040】すなわち図11に示すように変速機32に
おける制御軸34に対し直接レバー戻り防止機構38の
一方の外側円板38aを取り付け、摩擦円板38bを挟
んで設けられる他の外側円板38aに対し、操作レバー
35を回動自在に接続する。そしてこの操作レバー35
の途中にはレバー位置保持機構36が設けられるもので
あって、以下このレバー位置保持機構36について説明
する。
おける制御軸34に対し直接レバー戻り防止機構38の
一方の外側円板38aを取り付け、摩擦円板38bを挟
んで設けられる他の外側円板38aに対し、操作レバー
35を回動自在に接続する。そしてこの操作レバー35
の途中にはレバー位置保持機構36が設けられるもので
あって、以下このレバー位置保持機構36について説明
する。
【0041】図11に示すレバー位置保持機構36は、
操作レバー35に対して設けられる延長ロッド351
と、その端部に設けられるロック片352と、このロッ
ク片352に係合し、操作レバー35を停止位置に確実
に保持する係合穴361及びこの係合穴361を通り、
更にその上下に連続形成される前記延長ロッド351に
係合する係合スリット362を有する保持ブラケット3
63と、この保持ブラケット363と操作レバー35と
の間に縮設される付勢スプリング364と、操作レバー
35に当接し、前進位置及び後退位置への位置出しをす
るストッパ36eとを具えることにより構成される。
操作レバー35に対して設けられる延長ロッド351
と、その端部に設けられるロック片352と、このロッ
ク片352に係合し、操作レバー35を停止位置に確実
に保持する係合穴361及びこの係合穴361を通り、
更にその上下に連続形成される前記延長ロッド351に
係合する係合スリット362を有する保持ブラケット3
63と、この保持ブラケット363と操作レバー35と
の間に縮設される付勢スプリング364と、操作レバー
35に当接し、前進位置及び後退位置への位置出しをす
るストッパ36eとを具えることにより構成される。
【0042】そしてこのような構成の走行操作機構3A
を操作するにあたっては、まず操作レバー35が停止位
置にあるときを考え、この状態ではロック片352は係
合穴361に係合している。そしてこの状態から付勢ス
プリング364に抗して操作レバー35を押し込めば、
前記ロック片352と係合穴361との係合状態が解除
され、操作レバー35の前進位置あるいは後退位置への
回動が可能となる。そしてストッパ36eに当接するま
で操作レバー35を回動させれば、操作レバー35の前
進位置あるいは後退位置への位置出しが完了する。また
この状態において操作レバー35の基部側には、レバー
戻り防止機構38が設けられているから、前進位置ある
いは後退位置における操作レバー35の保持も同時に図
られる。
を操作するにあたっては、まず操作レバー35が停止位
置にあるときを考え、この状態ではロック片352は係
合穴361に係合している。そしてこの状態から付勢ス
プリング364に抗して操作レバー35を押し込めば、
前記ロック片352と係合穴361との係合状態が解除
され、操作レバー35の前進位置あるいは後退位置への
回動が可能となる。そしてストッパ36eに当接するま
で操作レバー35を回動させれば、操作レバー35の前
進位置あるいは後退位置への位置出しが完了する。また
この状態において操作レバー35の基部側には、レバー
戻り防止機構38が設けられているから、前進位置ある
いは後退位置における操作レバー35の保持も同時に図
られる。
【0043】この他、図2中、符号Tに示すものはトル
クリミッタであり、図3に示すように変速機32は原動
機5に対しVベルト等を介して接続されているが、走行
駆動輪30に大きな抵抗がかかった場合に原動機5の出
力が変速機32の許容入力を上回って、変速機32を破
損することも予想されるので、このトルクリミッタTを
設けたものである。また図2中、符号Fに示すものは変
速機32を冷却するための冷却ファンである。
クリミッタであり、図3に示すように変速機32は原動
機5に対しVベルト等を介して接続されているが、走行
駆動輪30に大きな抵抗がかかった場合に原動機5の出
力が変速機32の許容入力を上回って、変速機32を破
損することも予想されるので、このトルクリミッタTを
設けたものである。また図2中、符号Fに示すものは変
速機32を冷却するための冷却ファンである。
【0044】次にバキューム装置4について説明する。
バキューム装置4は適宜のハウジングH内に吐出ポンプ
41及び吸引ブロア42を具えて成るバキュームユニッ
ト40と、吸引したエア、水、泥、切粉等をエアAi と
液分Li と固形分So とに分けるバキュームタンク43
と、これらバキュームユニット40とバキュームタンク
43との間、及びバキュームタンク43とブレードカバ
ー2との間に設けられる連絡管路45とを具えることに
より構成される。
バキューム装置4は適宜のハウジングH内に吐出ポンプ
41及び吸引ブロア42を具えて成るバキュームユニッ
ト40と、吸引したエア、水、泥、切粉等をエアAi と
液分Li と固形分So とに分けるバキュームタンク43
と、これらバキュームユニット40とバキュームタンク
43との間、及びバキュームタンク43とブレードカバ
ー2との間に設けられる連絡管路45とを具えることに
より構成される。
【0045】そしてこのようなバキューム装置4は、以
下述べるような駆動伝達機構46によって駆動される。
すなわち駆動源である原動機5の動力は原動機5の主力
軸に対して取り付けられる出力プーリ50により外部に
出力され、この出力プーリ50及びバキュームユニット
40におけるハウジングHに対して設けられる中間軸プ
ーリ47と、減速機プーリ48との間に伝達ベルトBV
を巻回することによりバキューム装置4に動力が伝達さ
れる。
下述べるような駆動伝達機構46によって駆動される。
すなわち駆動源である原動機5の動力は原動機5の主力
軸に対して取り付けられる出力プーリ50により外部に
出力され、この出力プーリ50及びバキュームユニット
40におけるハウジングHに対して設けられる中間軸プ
ーリ47と、減速機プーリ48との間に伝達ベルトBV
を巻回することによりバキューム装置4に動力が伝達さ
れる。
【0046】また前記中間軸プーリ47に伝達された動
力は、更に同一の軸に設けられる従動プーリ47aとブ
ロア駆動プーリ49との間に巻回される伝達平ベルトB
F によって吸引ブロア42にも伝達される。更に前記減
速機プーリ48に伝達された動力は図示しない減速機に
より減速され、この減速機の出力軸に対して接続される
吐出ポンプ41にも伝達され、これらにより駆動伝達機
構46は構成されているのである。なお図8中、符号P
T に示すものは伝達ベルトBV あるいは伝達平ベルトB
F の張り調整用のテンションプーリである。
力は、更に同一の軸に設けられる従動プーリ47aとブ
ロア駆動プーリ49との間に巻回される伝達平ベルトB
F によって吸引ブロア42にも伝達される。更に前記減
速機プーリ48に伝達された動力は図示しない減速機に
より減速され、この減速機の出力軸に対して接続される
吐出ポンプ41にも伝達され、これらにより駆動伝達機
構46は構成されているのである。なお図8中、符号P
T に示すものは伝達ベルトBV あるいは伝達平ベルトB
F の張り調整用のテンションプーリである。
【0047】また連絡管路45は、前記下部フレーム2
0における接続口20aとバキュームタンク43とを結
ぶ吸引管路45aと、バキュームタンク43と吸引ブロ
ア42とを結ぶ排気管路45bと、バキュームタンク4
3と吐出ポンプ41とを結ぶ排液管路45cとにより構
成され、バキュームタンク43内には固形分So 回収用
の集塵カゴ44が設けられる。
0における接続口20aとバキュームタンク43とを結
ぶ吸引管路45aと、バキュームタンク43と吸引ブロ
ア42とを結ぶ排気管路45bと、バキュームタンク4
3と吐出ポンプ41とを結ぶ排液管路45cとにより構
成され、バキュームタンク43内には固形分So 回収用
の集塵カゴ44が設けられる。
【0048】次にこのようにして成るバキューム装置4
の作動状態について説明する。まず原動機5を起動させ
ると、伝達ベルトBV を介して減速機プーリ48に伝え
られた動力は図示しない減速機により減速された状態で
吐出ポンプ41に伝達され、吐出ポンプ41が駆動する
ようになる。また中間軸プーリ47に伝えられた動力
は、従動プーリ47a、そして伝達平ベルトBF を介し
てブロア駆動プーリ49に伝達され、吸引ブロア42を
駆動する。
の作動状態について説明する。まず原動機5を起動させ
ると、伝達ベルトBV を介して減速機プーリ48に伝え
られた動力は図示しない減速機により減速された状態で
吐出ポンプ41に伝達され、吐出ポンプ41が駆動する
ようになる。また中間軸プーリ47に伝えられた動力
は、従動プーリ47a、そして伝達平ベルトBF を介し
てブロア駆動プーリ49に伝達され、吸引ブロア42を
駆動する。
【0049】これにより排液管路45c及び排気管路4
5bからバキュームタンク43を介して吸引管路45a
へと接続される連絡管路45内に吸引力が生じ、前記ブ
レードカバー2内のエア、水、泥、切粉等を吸引し、バ
キュームタンク43内へ至らせる。更にこれらはバキュ
ームタンク43内において、エアAi と液分Li と固形
分So とに分類され、このうちエアAi は排気管路45
bを経由して吸引ブロア42に送られ、排気口42aか
ら切断装置1の下方に向けて排気される。
5bからバキュームタンク43を介して吸引管路45a
へと接続される連絡管路45内に吸引力が生じ、前記ブ
レードカバー2内のエア、水、泥、切粉等を吸引し、バ
キュームタンク43内へ至らせる。更にこれらはバキュ
ームタンク43内において、エアAi と液分Li と固形
分So とに分類され、このうちエアAi は排気管路45
bを経由して吸引ブロア42に送られ、排気口42aか
ら切断装置1の下方に向けて排気される。
【0050】また液分Li は排液管路45cを経由して
吐出ポンプ41に送られ、清水として外部に排出される
か、図示しない別途の回収タンクに貯留回収される。更
に固形分So は透水構造の集塵カゴ44により回収さ
れ、バキュームタンク43の上蓋を開け、ここから集塵
カゴ44を取り出して廃棄する。
吐出ポンプ41に送られ、清水として外部に排出される
か、図示しない別途の回収タンクに貯留回収される。更
に固形分So は透水構造の集塵カゴ44により回収さ
れ、バキュームタンク43の上蓋を開け、ここから集塵
カゴ44を取り出して廃棄する。
【0051】因みにこのような構成とすれば、バキュー
ム装置4の構成を簡略化でき、組立作業の容易化、装置
の小型・軽量化に寄与し得るほか、伝達平ベルトBF の
脱落、破損、更には吐出ポンプ41と吸引ブロア42と
の同調がとれて、両者の能力バランスもとれるようにな
る。
ム装置4の構成を簡略化でき、組立作業の容易化、装置
の小型・軽量化に寄与し得るほか、伝達平ベルトBF の
脱落、破損、更には吐出ポンプ41と吸引ブロア42と
の同調がとれて、両者の能力バランスもとれるようにな
る。
【0052】次にゲージ6及びゲージ6の昇降駆動機構
60について説明する。ゲージ6は前述のようにブレー
ドBが被加工面Aに記された図示しない切断案内線に沿
って被加工物Wたる舗装路面を切断し得るようにする加
工案内部材である。そしてその構成は先端を斜めにカッ
トした短冊状のゲージ片6aに対し、その基端側に回動
軸受部6bを設けて成るものであって、以下述べるよう
な昇降駆動機構60によって昇降駆動され、案内作用位
置P1 と格納位置P2 との間を移動するように構成され
ている。
60について説明する。ゲージ6は前述のようにブレー
ドBが被加工面Aに記された図示しない切断案内線に沿
って被加工物Wたる舗装路面を切断し得るようにする加
工案内部材である。そしてその構成は先端を斜めにカッ
トした短冊状のゲージ片6aに対し、その基端側に回動
軸受部6bを設けて成るものであって、以下述べるよう
な昇降駆動機構60によって昇降駆動され、案内作用位
置P1 と格納位置P2 との間を移動するように構成され
ている。
【0053】昇降駆動機構60は、前記ゲージ6におけ
る回動軸受部6bに内嵌めし、ゲージ6を回動自在に保
持する回動軸61を先端に設けて成る回動アーム62
と、この回動アーム62の基端側に設けられ、この回動
アーム62と共に本体フレーム10に対し回動自在に取
り付けられる自在ブラケット63と、この自在ブラケッ
ト63に対して設けられ、前記回動アーム62に当接す
ることでゲージ6の下限位置を決めるストッパ64と、
一端を前記自在ブラケット63に固定し、他端を回動ア
ーム62に固定して成る復帰スプリングS3と、基端を
本体フレーム10に対し回動自在に軸支し、その摺動子
65aの先端を前記自在ブラケット63に回動自在に軸
支して成る例えば電動シリンダ等の昇降シフタ65とを
具えることにより構成されている。
る回動軸受部6bに内嵌めし、ゲージ6を回動自在に保
持する回動軸61を先端に設けて成る回動アーム62
と、この回動アーム62の基端側に設けられ、この回動
アーム62と共に本体フレーム10に対し回動自在に取
り付けられる自在ブラケット63と、この自在ブラケッ
ト63に対して設けられ、前記回動アーム62に当接す
ることでゲージ6の下限位置を決めるストッパ64と、
一端を前記自在ブラケット63に固定し、他端を回動ア
ーム62に固定して成る復帰スプリングS3と、基端を
本体フレーム10に対し回動自在に軸支し、その摺動子
65aの先端を前記自在ブラケット63に回動自在に軸
支して成る例えば電動シリンダ等の昇降シフタ65とを
具えることにより構成されている。
【0054】そしてこのような昇降駆動機構60により
ゲージ6を昇降駆動する様子を切断装置1による被加工
物Wたる舗装路面の切断作業の実際に照らして説明す
る。まず切断しようとする舗装路面の表面(すなわち被
加工面A)に切断案内線を画く。次にブレードBがこの
切断案内線上に位置するように位置合わせし、続いて昇
降シフタ65の摺動子65aを伸長させ、自在ブラケッ
ト63をほぼ90°回転させてゲージ6を案内作用位置
P1 に至らせる。因みにこの状態ではゲージ6の下端は
被加工面Aよりわずかに上方に位置している。
ゲージ6を昇降駆動する様子を切断装置1による被加工
物Wたる舗装路面の切断作業の実際に照らして説明す
る。まず切断しようとする舗装路面の表面(すなわち被
加工面A)に切断案内線を画く。次にブレードBがこの
切断案内線上に位置するように位置合わせし、続いて昇
降シフタ65の摺動子65aを伸長させ、自在ブラケッ
ト63をほぼ90°回転させてゲージ6を案内作用位置
P1 に至らせる。因みにこの状態ではゲージ6の下端は
被加工面Aよりわずかに上方に位置している。
【0055】そして作業者は操作ハンドル70を手に持
って上記ゲージ6が常に切断案内線上に位置するように
操作し、ブレードBにより舗装路面を切断していく。こ
の際、途中で切断案内線上に起伏の変化や異物による凹
凸が現れたとしても、それが小さいものであればゲージ
6が回動軸61を中心として回動するため、特に走行に
支障はない。
って上記ゲージ6が常に切断案内線上に位置するように
操作し、ブレードBにより舗装路面を切断していく。こ
の際、途中で切断案内線上に起伏の変化や異物による凹
凸が現れたとしても、それが小さいものであればゲージ
6が回動軸61を中心として回動するため、特に走行に
支障はない。
【0056】また前記起伏または凹凸が更に大きくな
り、前記ゲージ6の回動だけでは対処できない場合に
は、昇降シフタ65の摺動子65aを収縮させ、自在ブ
ラケット63及び回動アーム62を回動させてゲージ6
を大きく上方に回避させる。そして前記起伏または凹凸
を通過した後は、再び昇降シフタ65の摺動子65aを
伸長し、回動アーム62の先端に設けられるゲージ6を
案内作用位置P1 まで下降させる。
り、前記ゲージ6の回動だけでは対処できない場合に
は、昇降シフタ65の摺動子65aを収縮させ、自在ブ
ラケット63及び回動アーム62を回動させてゲージ6
を大きく上方に回避させる。そして前記起伏または凹凸
を通過した後は、再び昇降シフタ65の摺動子65aを
伸長し、回動アーム62の先端に設けられるゲージ6を
案内作用位置P1 まで下降させる。
【0057】そしてブレードBによる加工が終了した後
は、昇降シフタ65の摺動子65aをいっぱいまで収縮
させて、ゲージ6を格納位置P2 に至らせるのである。
なお回動アーム62の先端寄りには係止リング66が設
けられているが、これは必要に応じて、この係止リング
66にロープ等の一端を係止し、このロープ等の他端を
操作ハンドル70側まで延長して設けることにより前記
昇降シフタ65によるゲージ6の昇降駆動に加えて、こ
のロープ等を手元に引っ張り、そして緩めることによる
ゲージ6の昇降動をも併せて行えるようにしたものであ
る。
は、昇降シフタ65の摺動子65aをいっぱいまで収縮
させて、ゲージ6を格納位置P2 に至らせるのである。
なお回動アーム62の先端寄りには係止リング66が設
けられているが、これは必要に応じて、この係止リング
66にロープ等の一端を係止し、このロープ等の他端を
操作ハンドル70側まで延長して設けることにより前記
昇降シフタ65によるゲージ6の昇降駆動に加えて、こ
のロープ等を手元に引っ張り、そして緩めることによる
ゲージ6の昇降動をも併せて行えるようにしたものであ
る。
【0058】以上が本発明の走行操作機構3A及びこれ
を具えた切断装置1をコンクリートやアスファルト等に
より舗装された路面切断用に使用する場合の実施例であ
るが、本発明の走行操作機構3A及びこれを具えた切断
装置1は、これに限らずコンクリート製の基礎やブロッ
クの切断、あるいは前記走行駆動輪30及び補助輪31
に代えてガイドレールによって本体フレーム10を支承
し、これを例えばボールネジや台形ネジの刻設されたス
クリューシャフト及びこれに螺合するメネジブロックに
より駆動するとともに、ブレードBに代えて丸鋸刃や円
板状の砥石を取り付けることにより、木材や金属素材の
切断用の切断装置1として使用することも可能である。
を具えた切断装置1をコンクリートやアスファルト等に
より舗装された路面切断用に使用する場合の実施例であ
るが、本発明の走行操作機構3A及びこれを具えた切断
装置1は、これに限らずコンクリート製の基礎やブロッ
クの切断、あるいは前記走行駆動輪30及び補助輪31
に代えてガイドレールによって本体フレーム10を支承
し、これを例えばボールネジや台形ネジの刻設されたス
クリューシャフト及びこれに螺合するメネジブロックに
より駆動するとともに、ブレードBに代えて丸鋸刃や円
板状の砥石を取り付けることにより、木材や金属素材の
切断用の切断装置1として使用することも可能である。
【0059】
【発明の効果】本発明のコンクリート等の切断装置にお
ける走行操作機構は以上述べたような構成を有すること
により成るものであって、このような構成を有すること
によって以下のような効果が発揮される。請求項1記載
のコンクリート等の切断装置における走行操作機構は、
少なくとも操作レバー35と、この操作レバー35の停
止位置での確実な保持と前進位置及び後退位置への位置
出しをするレバー位置保持機構36と、操作レバー35
の前進位置または後退位置における保持を行うレバー戻
り防止機構38とを具えることにより構成される。これ
により確実な停止状態が保障され、安全性を向上させる
ほか、操作レバー35の前進位置または後退位置への位
置出しが容易となる。
ける走行操作機構は以上述べたような構成を有すること
により成るものであって、このような構成を有すること
によって以下のような効果が発揮される。請求項1記載
のコンクリート等の切断装置における走行操作機構は、
少なくとも操作レバー35と、この操作レバー35の停
止位置での確実な保持と前進位置及び後退位置への位置
出しをするレバー位置保持機構36と、操作レバー35
の前進位置または後退位置における保持を行うレバー戻
り防止機構38とを具えることにより構成される。これ
により確実な停止状態が保障され、安全性を向上させる
ほか、操作レバー35の前進位置または後退位置への位
置出しが容易となる。
【0060】請求項2記載のコンクリート等の切断装置
における走行操作機構は、操作レバー35と、回動軸3
5aと、この回動軸35aに設けられるレバー位置保持
機構36と、回動軸35aの先端に設けられるロックバ
ー37と、このロックバー37の先端に接続されるレバ
ー戻り防止機構38と、このレバー戻り防止機構38に
一端が接続され、他端が他のレバー戻り防止機構38に
接続される連結杆39と、前記他のレバー戻り防止機構
38に一端が接続され、他端が変速機32の制御軸34
に接続される他の連結杆39とを具えることにより構成
される。これにより本体フレーム10を固定リンクとす
る四節リンク機構が形成され、可動リンクとなるロック
バー37または連結杆39の長さを適宜調整することに
より微妙な制御軸34の調整を操作に適した最適の操作
レバー35のストロークによって行うことが可能とな
る。また二基のレバー戻り防止機構38を設けたことに
より操作レバー35の前進位置及び後退位置での保持力
が増大し、前進時及び後退時における安定走行性が更に
向上する。
における走行操作機構は、操作レバー35と、回動軸3
5aと、この回動軸35aに設けられるレバー位置保持
機構36と、回動軸35aの先端に設けられるロックバ
ー37と、このロックバー37の先端に接続されるレバ
ー戻り防止機構38と、このレバー戻り防止機構38に
一端が接続され、他端が他のレバー戻り防止機構38に
接続される連結杆39と、前記他のレバー戻り防止機構
38に一端が接続され、他端が変速機32の制御軸34
に接続される他の連結杆39とを具えることにより構成
される。これにより本体フレーム10を固定リンクとす
る四節リンク機構が形成され、可動リンクとなるロック
バー37または連結杆39の長さを適宜調整することに
より微妙な制御軸34の調整を操作に適した最適の操作
レバー35のストロークによって行うことが可能とな
る。また二基のレバー戻り防止機構38を設けたことに
より操作レバー35の前進位置及び後退位置での保持力
が増大し、前進時及び後退時における安定走行性が更に
向上する。
【0061】請求項3記載のコンクリート等の切断装置
における走行操作機構は、レバー位置保持機構36を保
持ブラケット363と、スプリングホルダ36dと、付
勢スプリング364とにより構成し、更に前記保持ブラ
ケット363には回動軸35aを受け入れる嵌合穴36
1と、ロックバー37に係合する係合溝36cとを設け
るとともに、その外側面にはロックバー37の回動角度
を設定するストッパ36eを設けるという構成をとる。
これによりロックバー37と係合溝36cとが係合する
位置を操作レバー35の停止位置に一致させておけば、
確実な停止状態が確約され、一方、ストッパ36eの配
置を操作レバー35における前進位置または後退位置に
対応するロックバー37の回動角度に合わせておけば、
操作レバー35の前進位置または後退位置への位置出し
の容易化につながる。
における走行操作機構は、レバー位置保持機構36を保
持ブラケット363と、スプリングホルダ36dと、付
勢スプリング364とにより構成し、更に前記保持ブラ
ケット363には回動軸35aを受け入れる嵌合穴36
1と、ロックバー37に係合する係合溝36cとを設け
るとともに、その外側面にはロックバー37の回動角度
を設定するストッパ36eを設けるという構成をとる。
これによりロックバー37と係合溝36cとが係合する
位置を操作レバー35の停止位置に一致させておけば、
確実な停止状態が確約され、一方、ストッパ36eの配
置を操作レバー35における前進位置または後退位置に
対応するロックバー37の回動角度に合わせておけば、
操作レバー35の前進位置または後退位置への位置出し
の容易化につながる。
【0062】請求項4記載のコンクリート等の切断装置
における走行操作機構は、レバー戻り防止機構を外側円
板と隣合う外側円板間に設けられる摩擦円板と、これら
の中心を通るボルトと、このボルトの頭部と一方の外側
円板間に設けられる押圧バネとにより構成している。こ
れにより、押圧バネの押圧力とこれに伴う外側円板と摩
擦円板との摩擦力により、操作レバー及び制御軸は前進
位置あるいは後退位置に保持されており、前進時及び後
退時における安定走行が向上する。
における走行操作機構は、レバー戻り防止機構を外側円
板と隣合う外側円板間に設けられる摩擦円板と、これら
の中心を通るボルトと、このボルトの頭部と一方の外側
円板間に設けられる押圧バネとにより構成している。こ
れにより、押圧バネの押圧力とこれに伴う外側円板と摩
擦円板との摩擦力により、操作レバー及び制御軸は前進
位置あるいは後退位置に保持されており、前進時及び後
退時における安定走行が向上する。
【図1】本発明の走行操作機構を適用したコンクリート
等の切断装置を示す縦断側面図である。
等の切断装置を示す縦断側面図である。
【図2】同上背面図である。
【図3】同上原動機と変速機との伝達機構及び本発明の
走行操作機構を透視して示す側面図である。
走行操作機構を透視して示す側面図である。
【図4】ブレードカバー取付部位周辺を示す分解斜視図
である。
である。
【図5】同上縦断正面図である。
【図6】レバー戻り防止機構を示す縦断側面図である。
【図7】操作レバー及びレバー位置保持機構を拡大して
示す縦断側面図並びに正面図である。
示す縦断側面図並びに正面図である。
【図8】バキューム装置の駆動伝達機構を示す側面図で
ある。
ある。
【図9】ゲージ及びその昇降駆動機構を示す分解斜視図
である。
である。
【図10】同上側面図である。
【図11】本発明の走行操作機構の他の実施例を示す背
面図並びに平面図である。
面図並びに平面図である。
1 切断装置 2 ブレードカバー 3 走行機構 3A 走行操作機構 4 バキューム装置 5 原動機 6 ゲージ 6a ゲージ片 6b 回動軸受部 10 本体フレーム 11 シャフトホルダ 12 回転軸 13 規制板 13a 係止ピン 13b 係合ピン 14 係合フック 15 閉塞シャッタ 16 耳部 17 係合長穴 18 回避穴 19 閉塞面 20 下部フレーム 20a 接続口 20b 吸引口 21 ブラシ 22 把手 23 係合ロッド 23a 回動軸部 24 軸逃げ部 25 カバー本体 26 側板 27 胴板 28 受入金具 29 軸逃げ部 30 走行駆動輪 31 補助輪 32 変速機 33 付勢アーム 34 制御軸 35 操作レバー 35a 回動軸 351 延長ロッド 352 ロック片 36 レバー位置保持機構 36a 保持ブラケット 36b 嵌合穴 36c 係合溝 36d スプリングホルダ 36e ストッパ 361 係合穴 362 係合スリット 363 保持ブラケット 364 付勢スプリング 37 ロックバー 38 レバー戻り防止機構 38a 外側円板 38b 摩擦円板 38c ボルト 39 連結杆 40 バキュームユニット 41 吐出ポンプ 42 吸引ブロア 42a 排気口 43 バキュームタンク 44 集塵カゴ 45 連絡管路 45a 吸引管路 45b 排気管路 45c 排液管路 46 駆動伝達機構 47 中間軸プーリ 47a 従動プーリ 48 減速機プーリ 49 ブロア駆動プーリ 50 出力プーリ 60 昇降駆動機構 61 回動軸 62 回動アーム 63 自在ブラケット 64 ストッパ 65 昇降シフタ 65a 摺動子 66 係止リング 70 操作ハンドル A 被加工面 Ai エア B ブレード BF 伝達平ベルト BV 伝達ベルト F 冷却ファン H ハウジング Li 液分 P1 案内作用位置 P2 格納位置 PT テンションプーリ S1 付勢スプリング S2 押圧バネ S3 復帰スプリング SO 固形分 T トルクリミッタ W 被加工物
Claims (4)
- 【請求項1】 本体フレーム下部に、直接被加工物に作
用して、これを切断するブレードと、このブレードを含
む切断装置を進行方向に移動させる走行機構とを設ける
とともに、更に前記本体フレームには、前記ブレード等
の駆動源となる原動機とが少なくとも搭載されて成るコ
ンクリート等の切断装置において、前記走行機構を操作
する機構は、少なくとも作業者が直接操作する操作レバ
ーと、この操作レバーが停止位置にあるとき、この操作
レバーを確実に保持するとともに、前進位置及び後退位
置への位置出しをするレバー位置保持機構と、前記操作
レバーが前進位置または後退位置にあるとき、前記操作
レバーが当該位置に存するように保持するレバー戻り防
止機構とを具えて成ることを特徴とするコンクリート等
の切断装置における走行操作機構。 - 【請求項2】 前記走行機構を操作する機構は、操作レ
バーと、その回動軸と、この回動軸に対して設けられる
レバー位置保持機構と、前記回動軸の先端に設けられる
ロックバーと、このロックバーの先端に接続されるレバ
ー戻り防止機構と、このレバー戻り防止機構に一端が接
続され、他端が他のレバー戻り防止機構に接続される連
結杆と、前記他のレバー戻り防止機構に一端が接続さ
れ、他端が前記原動機の出力を所望の大きさに変換して
前記走行機構に伝える変速機の制御軸に接続される他の
連結杆とを具えて成ることを特徴とする請求項1記載の
コンクリート等の切断装置における走行操作機構。 - 【請求項3】 前記レバー位置保持機構は、その保持部
材である保持ブラケットと、この保持ブラケットの内部
空間において、前記回動軸に固定状態に設けられるスプ
リングホルダと、このスプリングホルダと前記保持ブラ
ケットとの間に縮設される付勢スプリングとを具えて成
り、このうち保持ブラケットには、前記回動軸を受け入
れる嵌合穴と、前記ロックバーに係合する係合溝とが形
成されており、更に保持ブラケットの外側面にはロック
バーの回動角度を設定するストッパが設けられているこ
とを特徴とする請求項2記載のコンクリート等の切断装
置における走行操作機構。 - 【請求項4】 前記レバー戻り防止機構は、前記ロック
バーまたは連結杆の先端に固定状態に取り付けられる外
側円板と、隣り合う外側円板間に設けられる摩擦円板
と、これら外側円板及び摩擦円板の中心を通るボルト
と、このボルトの頭部と一方の外側円板との間に設けら
れる押圧バネとを具えて成ることを特徴とする請求項2
または3記載のコンクリート等の切断装置における走行
操作機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16588894A JPH081657A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | コンクリート等の切断装置における走行操作機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16588894A JPH081657A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | コンクリート等の切断装置における走行操作機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH081657A true JPH081657A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15820886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16588894A Pending JPH081657A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | コンクリート等の切断装置における走行操作機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH081657A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022065675A1 (ko) * | 2020-09-25 | 2022-03-31 | 주식회사 충청 | 도로안전시설물 설치를 위한 도로공사 장비 및 이를 이용한 노면 공사와 도로안전시설물의 설치 방법 |
-
1994
- 1994-06-24 JP JP16588894A patent/JPH081657A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022065675A1 (ko) * | 2020-09-25 | 2022-03-31 | 주식회사 충청 | 도로안전시설물 설치를 위한 도로공사 장비 및 이를 이용한 노면 공사와 도로안전시설물의 설치 방법 |
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