JPH08165677A - パワーショベルのバケット位置制御方法及び装置 - Google Patents
パワーショベルのバケット位置制御方法及び装置Info
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- JPH08165677A JPH08165677A JP30913194A JP30913194A JPH08165677A JP H08165677 A JPH08165677 A JP H08165677A JP 30913194 A JP30913194 A JP 30913194A JP 30913194 A JP30913194 A JP 30913194A JP H08165677 A JPH08165677 A JP H08165677A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はパワーショベルのバケット位置制御
方法及び装置に関し、特に、パワーショベルのバケット
で地面を水平にならす場合のバケットの位置を自動的に
油圧制御することを目的とする。 【構成】 本発明によるパワーショベルのバケット位置
制御方法及び装置は、パワーショベル(2)の第1アーム
(3)の第1関接(3a)と地面の基準面(30)との間の第1高
さ(hA)を求め、バケット(5)の先端と基準面(30)との間
の第2高さ(hB)を求め、バケット(5)の先端と基準面(3
0)との間の第3高さ(H)をHA−HBで得るようにした構
成である。
方法及び装置に関し、特に、パワーショベルのバケット
で地面を水平にならす場合のバケットの位置を自動的に
油圧制御することを目的とする。 【構成】 本発明によるパワーショベルのバケット位置
制御方法及び装置は、パワーショベル(2)の第1アーム
(3)の第1関接(3a)と地面の基準面(30)との間の第1高
さ(hA)を求め、バケット(5)の先端と基準面(30)との間
の第2高さ(hB)を求め、バケット(5)の先端と基準面(3
0)との間の第3高さ(H)をHA−HBで得るようにした構
成である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パワーショベルのバケ
ット位置制御方法及び装置に関し、特に、パワーショベ
ルのバケットで地面を水平にならす場合のバケットの位
置を自動的に油圧制御するための新規な改良に関する。
ット位置制御方法及び装置に関し、特に、パワーショベ
ルのバケットで地面を水平にならす場合のバケットの位
置を自動的に油圧制御するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたパワーショベルの
バケット位置を制御するための方法としては、図7で示
すように、バケット5が地面の基準面30に対して一定
の高さ位置となるようにパワーショベル本体1のパワー
ショベル2のピッチ角度θを固定し、この状態下で、パ
ワーショベル本体1を矢印Aのように前後に走行させて
基準面30の整地を行っていた。
バケット位置を制御するための方法としては、図7で示
すように、バケット5が地面の基準面30に対して一定
の高さ位置となるようにパワーショベル本体1のパワー
ショベル2のピッチ角度θを固定し、この状態下で、パ
ワーショベル本体1を矢印Aのように前後に走行させて
基準面30の整地を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法は、以上の
ように構成されていたため、次のような課題が存在して
いた。すなわち、パワーショベル本体を前後に走行させ
ている時に、地面に大きい凹凸があったような場合に
は、バケットの位置を迅速に変えなければ、整地面にも
凹凸が形成されることになり、その制御には多大の熟練
を必要とすると共に、作業効率が大幅に低下することに
なっていた。
ように構成されていたため、次のような課題が存在して
いた。すなわち、パワーショベル本体を前後に走行させ
ている時に、地面に大きい凹凸があったような場合に
は、バケットの位置を迅速に変えなければ、整地面にも
凹凸が形成されることになり、その制御には多大の熟練
を必要とすると共に、作業効率が大幅に低下することに
なっていた。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、パワーショベルのバケット
で地面を水平にならす場合のバケットの位置を自動的に
油圧制御するようにしたパワーショベルのバケット位置
制御方法及び装置を提供することを目的とする。
めになされたもので、特に、パワーショベルのバケット
で地面を水平にならす場合のバケットの位置を自動的に
油圧制御するようにしたパワーショベルのバケット位置
制御方法及び装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるパワーショ
ベルのバケット位置制御方法は、第1〜第2アーム及び
バケットを有するパワーショベルに直接設けた前記第1
アームの第1関接の軸線と地面の基準面との間の第1高
さ(hA)を下記第1式で求め、前記パワーショベルのバケ
ット先端と前記第1関接との間の第2高さ(hB)を下記第
2式で求め、前記バケットの先端と前記基準面との間の
第3高さ(H)を下記第3式で求め、前記第3高さ(H)を設
定した設定値に保つことにより、前記基準面に対する前
記バケット先端の位置を前記設定値に保つように制御す
る方法である。
ベルのバケット位置制御方法は、第1〜第2アーム及び
バケットを有するパワーショベルに直接設けた前記第1
アームの第1関接の軸線と地面の基準面との間の第1高
さ(hA)を下記第1式で求め、前記パワーショベルのバケ
ット先端と前記第1関接との間の第2高さ(hB)を下記第
2式で求め、前記バケットの先端と前記基準面との間の
第3高さ(H)を下記第3式で求め、前記第3高さ(H)を設
定した設定値に保つことにより、前記基準面に対する前
記バケット先端の位置を前記設定値に保つように制御す
る方法である。
【0006】
【数1】
【0007】但し、vは、パワーショベルの任意の時刻
での対地速度 θは、パワーショベル本体の任意の時刻でのパワーショ
ベルのピッチ角 hB=L1 sin(θ0+θ1)+L2 sin θ2+L3 sinθ3 ・・・・・・・・ 第2式 但し、L1は第1アームの長さ L2は第2アームの長さ L3は第3アームの長さ θ0は基準面に対するパワーショベル本体の傾き θ1はパワーショベル本体に対する第1アームの傾き θ2は第1アームに対する第2アームの傾き θ3は第2アームに対するバケットの傾き H=hA+hB =∫v sin θdt+L1sin(θ0+θ1)+L2sinθ2+L3sinθ3 ・・・・・・ 第3式
での対地速度 θは、パワーショベル本体の任意の時刻でのパワーショ
ベルのピッチ角 hB=L1 sin(θ0+θ1)+L2 sin θ2+L3 sinθ3 ・・・・・・・・ 第2式 但し、L1は第1アームの長さ L2は第2アームの長さ L3は第3アームの長さ θ0は基準面に対するパワーショベル本体の傾き θ1はパワーショベル本体に対する第1アームの傾き θ2は第1アームに対する第2アームの傾き θ3は第2アームに対するバケットの傾き H=hA+hB =∫v sin θdt+L1sin(θ0+θ1)+L2sinθ2+L3sinθ3 ・・・・・・ 第3式
【0008】本発明によるパワーショベルのバケット位
置制御装置は、第1〜第3アーム及びバケットを有する
パワーショベルを有するパワーショベル本体と、前記各
アーム及びバケットの関接の回転角度を検出する第1〜
第3関接角度検出器と、前記パワーショベル本体の対地
速度を検出するための対地速度計と、前記パワーショベ
ルのピッチ角を検出するためのジャイロと、前記各角度
検出器、対地速度計及びジャイロからの各信号を入力す
ると共にバケットの軌跡を制御するための指令を入力す
るための演算手段と、前記演算手段からの制御信号によ
り油圧が制御される複数の油圧シリンダと、を備え、前
記指令に基づき前記各油圧シリンダを介して前記各アー
ム及びバケットの角度を制御するようにした構成であ
る。
置制御装置は、第1〜第3アーム及びバケットを有する
パワーショベルを有するパワーショベル本体と、前記各
アーム及びバケットの関接の回転角度を検出する第1〜
第3関接角度検出器と、前記パワーショベル本体の対地
速度を検出するための対地速度計と、前記パワーショベ
ルのピッチ角を検出するためのジャイロと、前記各角度
検出器、対地速度計及びジャイロからの各信号を入力す
ると共にバケットの軌跡を制御するための指令を入力す
るための演算手段と、前記演算手段からの制御信号によ
り油圧が制御される複数の油圧シリンダと、を備え、前
記指令に基づき前記各油圧シリンダを介して前記各アー
ム及びバケットの角度を制御するようにした構成であ
る。
【0009】
【作用】本発明によるパワーショベルのバケット位置制
御方法及び装置においては、第1〜第3アーム及びバケ
ットを有するパワーショベルに直接設けた前記第1アー
ムの第1関接の軸線と地面の基準面との間の第1高さ(h
A)を下記第1式で求め、前記パワーショベルのバケット
先端と前記第1関接との間の第2高さ(hB)を下記第2式
で求め、前記バケットの先端と前記基準面との間の第3
高さ(H)を下記第3式で求め、前記第3高さ(H)を設定し
た設定値に保つことにより、前記基準面に対する前記バ
ケット先端の位置を前記設定値に保つように制御するこ
とができる。
御方法及び装置においては、第1〜第3アーム及びバケ
ットを有するパワーショベルに直接設けた前記第1アー
ムの第1関接の軸線と地面の基準面との間の第1高さ(h
A)を下記第1式で求め、前記パワーショベルのバケット
先端と前記第1関接との間の第2高さ(hB)を下記第2式
で求め、前記バケットの先端と前記基準面との間の第3
高さ(H)を下記第3式で求め、前記第3高さ(H)を設定し
た設定値に保つことにより、前記基準面に対する前記バ
ケット先端の位置を前記設定値に保つように制御するこ
とができる。
【0010】
【数2】
【0011】但し、vは、パワーショベルの任意の時刻
での対地速度 θは、パワーショベル本体の任意の時刻でのパワーショ
ベルのピッチ角 hB=L1 sin(θ0+θ1)+L2 sin θ2+L3 sinθ3 ・・・・・・・・ 第2式 但し、L1は第1アームの長さ L2は第2アームの長さ L3は第3アームの長さ θ0は基準面に対するパワーショベル本体の傾き θ1はパワーショベル本体に対する第1アームの傾き θ2は第1アームに対する第2アームの傾き θ3は第2アームに対するバケットの傾き H=hA+hB =∫v sin θdt+L1sin(θ0+θ1)+L2sinθ2+L3sinθ3 ・・・・・・ 第3式
での対地速度 θは、パワーショベル本体の任意の時刻でのパワーショ
ベルのピッチ角 hB=L1 sin(θ0+θ1)+L2 sin θ2+L3 sinθ3 ・・・・・・・・ 第2式 但し、L1は第1アームの長さ L2は第2アームの長さ L3は第3アームの長さ θ0は基準面に対するパワーショベル本体の傾き θ1はパワーショベル本体に対する第1アームの傾き θ2は第1アームに対する第2アームの傾き θ3は第2アームに対するバケットの傾き H=hA+hB =∫v sin θdt+L1sin(θ0+θ1)+L2sinθ2+L3sinθ3 ・・・・・・ 第3式
【0012】
【実施例】以下、図面と共に本発明によるパワーショベ
ルのバケット位置制御方法及び装置の好適な実施例につ
いて詳細に説明する。図2において符号1で示されるも
のは、キャタピラー2で駆動されるパワーショベル本体
であり、このパワーショベル本体1の前部1aには、パ
ワーショベル2を構成する第1アーム3が第1関接3a
及び第1油圧シリンダ3bを介して作動自在に設けら
れ、この第1アーム3は、第2関接4a及び第2油圧シ
リンダ4bを介して第2アーム4が接続されている。
ルのバケット位置制御方法及び装置の好適な実施例につ
いて詳細に説明する。図2において符号1で示されるも
のは、キャタピラー2で駆動されるパワーショベル本体
であり、このパワーショベル本体1の前部1aには、パ
ワーショベル2を構成する第1アーム3が第1関接3a
及び第1油圧シリンダ3bを介して作動自在に設けら
れ、この第1アーム3は、第2関接4a及び第2油圧シ
リンダ4bを介して第2アーム4が接続されている。
【0013】前記第2アーム4は、第3関接5a及び第
3油圧シリンダ5bを介してバケット5が接続されてお
り、前記各関接3a,4a,5aには、周知のシンクロ
又はレゾルバ、エンコーダ、ポテンショメータ等の何れ
かからなる第1、第2、第3角度検出器10,11,1
2が、図3に示すように設けられている。
3油圧シリンダ5bを介してバケット5が接続されてお
り、前記各関接3a,4a,5aには、周知のシンクロ
又はレゾルバ、エンコーダ、ポテンショメータ等の何れ
かからなる第1、第2、第3角度検出器10,11,1
2が、図3に示すように設けられている。
【0014】前記第1関接3aには、前記第1アーム3
すなわちパワーショベル2自体のピッチ角θ(図6で示
す)を検出するためのジャイロ13が配設されており、
このパワーショベル2自体すなわちパワーショベル本体
1の走行を検出する対地速度計14が前記パワーショベ
ル本体1に設けられている。
すなわちパワーショベル2自体のピッチ角θ(図6で示
す)を検出するためのジャイロ13が配設されており、
このパワーショベル2自体すなわちパワーショベル本体
1の走行を検出する対地速度計14が前記パワーショベ
ル本体1に設けられている。
【0015】前記第1〜第3角度検出器10〜12、ジ
ャイロ13及び対地速度計14の各出力10a〜14a
は、演算回路部20に入力され、この演算回路部20の
演算出力20aは、前記バケット5の軌跡を制御するた
めの指令21が入力される比較演算回路部22に入力さ
れ、前記演算回路部20と比較演算回路部22とにより
演算手段22を構成している。
ャイロ13及び対地速度計14の各出力10a〜14a
は、演算回路部20に入力され、この演算回路部20の
演算出力20aは、前記バケット5の軌跡を制御するた
めの指令21が入力される比較演算回路部22に入力さ
れ、前記演算回路部20と比較演算回路部22とにより
演算手段22を構成している。
【0016】前記比較演算回路部22から得られた第1
アーム指令22a、第2アーム指令22b及び第3アー
ム指令22cは、前記第1〜第3油圧シリンダ3b,4
b及び5bを制御するための油圧ポンプ23が接続され
たサーボバルブ制御部24に入力されている。
アーム指令22a、第2アーム指令22b及び第3アー
ム指令22cは、前記第1〜第3油圧シリンダ3b,4
b及び5bを制御するための油圧ポンプ23が接続され
たサーボバルブ制御部24に入力されている。
【0017】次に、動作について述べる。まず、第1関
接3aの軸線と地面(ならし工事をしようとする土地の
面)の基準面30(図2及び図5に示す)との間の第1
高さhA(図5で示す)は、
接3aの軸線と地面(ならし工事をしようとする土地の
面)の基準面30(図2及び図5に示す)との間の第1
高さhA(図5で示す)は、
【0018】
【数3】
【0019】 =∫v・sin θdt ・・・・・・・・ (1)式 で求めることができる。但し、vは任意の時刻でのパワ
ーショベル本体1の対地速度、θはパワーショベルのピ
ッチ角である。
ーショベル本体1の対地速度、θはパワーショベルのピ
ッチ角である。
【0020】次に、パワーショベル2のバケット5の先
端と第1関接3aの軸線との間の第2高さhB(図2で
示す)は、 hB=L1 sin(θ0+θ1)+L2 sin θ2+L3 sinθ3 ・・・・・・・・ (2)式 但し、L1は第1アーム3の長さ L2は第2アーム4の長さ L3は第3アーム5の長さ θ0は基準面30に対するパワーショベル本体1の傾き θ1はパワーショベル本体1に対する第1アーム3の傾
き θ2は第1アーム3に対する第2アーム4の傾き θ3は第2アーム4に対するバケット5の傾き よって、バケット5の先端と基準面30との間の第3高
さHは、 H=hA+hB=∫v sin θdt+L1sin(θ0+θ1)+L2sinθ2+L
3sinθ3 で求めることができる。従って、要求される第
3高さHの数値に基づいて設定値を設定し前述の各アー
ム3,4,5の各傾きθ1,θ2,θ3を各油圧シリンダ
3b,4b,5bにより設定することにより、パワーシ
ョベル本体1が水平方向に前後動して作業を行い、凹凸
があった場合でも、常に一定の水平整地作業を行うこと
ができるものである。
端と第1関接3aの軸線との間の第2高さhB(図2で
示す)は、 hB=L1 sin(θ0+θ1)+L2 sin θ2+L3 sinθ3 ・・・・・・・・ (2)式 但し、L1は第1アーム3の長さ L2は第2アーム4の長さ L3は第3アーム5の長さ θ0は基準面30に対するパワーショベル本体1の傾き θ1はパワーショベル本体1に対する第1アーム3の傾
き θ2は第1アーム3に対する第2アーム4の傾き θ3は第2アーム4に対するバケット5の傾き よって、バケット5の先端と基準面30との間の第3高
さHは、 H=hA+hB=∫v sin θdt+L1sin(θ0+θ1)+L2sinθ2+L
3sinθ3 で求めることができる。従って、要求される第
3高さHの数値に基づいて設定値を設定し前述の各アー
ム3,4,5の各傾きθ1,θ2,θ3を各油圧シリンダ
3b,4b,5bにより設定することにより、パワーシ
ョベル本体1が水平方向に前後動して作業を行い、凹凸
があった場合でも、常に一定の水平整地作業を行うこと
ができるものである。
【0021】
【発明の効果】本発明によるパワーショベルのバケット
位置制御方法及び装置は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を得ることができる。すなわち、
パワーショベル本体が地面の凹凸によりその姿勢及び高
さを変化した場合でも、前述の第1式及び第2式によっ
てバケットの高さを制御するように各油圧シリンダを制
御するため、バケットの高さ及び位置は常に一定に制御
され、常に安定した水平状態の地ならしを行うことがで
きる。
位置制御方法及び装置は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を得ることができる。すなわち、
パワーショベル本体が地面の凹凸によりその姿勢及び高
さを変化した場合でも、前述の第1式及び第2式によっ
てバケットの高さを制御するように各油圧シリンダを制
御するため、バケットの高さ及び位置は常に一定に制御
され、常に安定した水平状態の地ならしを行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパワーショベルのバケット位置制
御装置を示すブロック図である。
御装置を示すブロック図である。
【図2】パワーショベル本体を示す構成図である。
【図3】図1の要部の構成図である。
【図4】図1の要部の構成図である。
【図5】作業状態を示す構成図である。
【図6】ピッチ角を示す特性図である。
【図7】従来の方法を示す構成図である。
1 パワーショベル本体 2 パワーショベル 3 第1アーム 3a 第1関接 3b 第1油圧シリンダ 4 第2アーム 4a 第2関接 4b 第2油圧シリンダ 5 バケット 5a 第3関接 5b 第3油圧シリンダ θ ピッチ角 10 第1角度検出器 11 第2角度検出器 12 第3角度検出器 13 ジャイロ 14 対地速度計 21 指令 22 演算手段 30 基準面
Claims (2)
- 【請求項1】 第1、第2アーム(3,4)及びバケット(5)
を有するパワーショベル(2)に直接設けた前記第1アー
ム(3)の第1関接(3a)の軸線と地面の基準面(30)との間
の第1高さ(hA)を下記第1式で求め、前記パワーショベ
ル(2)のバケット(5)の先端と前記第1関接(3a)との間の
第2高さ(hB)を下記第2式で求め、前記バケット(5)の
先端と前記基準面(30)との間の第3高さ(H)を下記第3
式で求め、前記第3高さ(H)を設定した設定値に保つこ
とにより、前記基準面(30)に対する前記バケット(5)の
先端の位置を前記設定値に保つように制御することを特
徴とするパワーショベルのバケット位置制御方法。 第1式 但し、vは、パワーショベルの任意の時刻での対地速度 θは、パワーショベル本体の任意の時刻でのパワーショ
ベルのピッチ角 hB=L1 sin(θ0+θ1)+L2 sin θ2+L3 sinθ3 ・・・・・・・・ 第2式 但し、L1は第1アームの長さ L2は第2アームの長さ L3は第3アームの長さ θ0は基準面に対するパワーショベル本体の傾き θ1はパワーショベル本体に対する第1アームの傾き θ2は第1アームに対する第2アームの傾き θ3は第2アームに対するバケットの傾き H=hA+hB =∫v sin θdt+L1sin(θ0+θ1)+L2sinθ2+L3sinθ3 ・・・・・・ 第3式 - 【請求項2】 第1、第2アーム(3,4)及びバケット(5)
を備えたパワーショベル(2)を有するパワーショベル本
体(1)と、前記各アーム(3,4)及びバケット(5)の関接の
回転角度を検出する第1〜第3関接角度検出器(10〜12)
と、前記パワーショベル本体(1)の対地速度を検出する
ための対地速度計(14)と、前記パワーショベル(2)のピ
ッチ角(θ)を検出するためのジャイロ(13)と、前記各角
度検出器(10〜12)、対地速度計(14)及びジャイロ(13)か
らの各信号を入力すると共にバケット(5)の軌跡を制御
するための指令(21)を入力するための演算手段(22)と、
前記演算手段(22)からの制御信号により油圧が制御され
る複数の油圧シリンダ(3b,4b,5b)と、を備え、前記指令
に基づき前記各油圧シリンダ(3b,4b,5b)を介して前記各
アーム(3,4)及びバケット(5)の角度を制御するように構
成したことを特徴とするパワーショベルのバケット位置
制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30913194A JPH08165677A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | パワーショベルのバケット位置制御方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30913194A JPH08165677A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | パワーショベルのバケット位置制御方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08165677A true JPH08165677A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=17989275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30913194A Pending JPH08165677A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | パワーショベルのバケット位置制御方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08165677A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10183675A (ja) * | 1996-12-04 | 1998-07-14 | Caterpillar Inc | モービル機械に取付けられ、該モービル機械に対し可動な作業具上の点の位置を求めるための装置と方法 |
WO2023067898A1 (ja) * | 2021-10-22 | 2023-04-27 | 株式会社小松製作所 | 作業機械、及び、作業機械を制御するための方法 |
-
1994
- 1994-12-13 JP JP30913194A patent/JPH08165677A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10183675A (ja) * | 1996-12-04 | 1998-07-14 | Caterpillar Inc | モービル機械に取付けられ、該モービル機械に対し可動な作業具上の点の位置を求めるための装置と方法 |
WO2023067898A1 (ja) * | 2021-10-22 | 2023-04-27 | 株式会社小松製作所 | 作業機械、及び、作業機械を制御するための方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031216 |