JPH08164351A - 塗装用ブース - Google Patents

塗装用ブース

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JPH08164351A
JPH08164351A JP6332666A JP33266694A JPH08164351A JP H08164351 A JPH08164351 A JP H08164351A JP 6332666 A JP6332666 A JP 6332666A JP 33266694 A JP33266694 A JP 33266694A JP H08164351 A JPH08164351 A JP H08164351A
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JP
Japan
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booth
frame
members
air
framework
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JP6332666A
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English (en)
Inventor
Yorozu Ochi
万 越智
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OCHI KOGYOSHO KK
Original Assignee
OCHI KOGYOSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】内部に被塗装体を収納して塗装作業を行う塗装
用ブースにおいて、ブース内の汚れたエアーを効率よく
排出できるようにする。 【構成】ブース用骨組の骨組部材10は略逆U字形状を有
し、これらを略平行に並列させ、脚部13間の全てにX字
形状に杆体15を軸着する。これによりブース用骨組の全
体が水平方向に伸縮する。この骨組の内側にシート部材
20を吊設し、前面の扉部とによって内部に1つの閉空間
が形成される。骨組部材の脚部間にはテンションアーム
35を取り付け、このテンションアーム35が骨組部材10の
脚部間の間隔を拡幅する方向に作用する。これによりシ
ート部材20はブース骨組の内側にピンと張設される。エ
アー吸入口及びエアー排出口を適宜箇所に設け、それら
にはフィルターを備え、エアー排出口には排気用ファン
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、自動車等の焼付け塗
装作業に当たり、塗料ミストや臭気等の周辺に及ぼす弊
害を防止するために使用される塗装用ブースの改良に関
するものである。また、この塗装用ブースは、特に自動
車の塗装用としてばかりでなく、家具やその他の各種製
品の塗装作業に際しても、塗料等から発生する塗料ミス
トや臭気等から生じる弊害を防止するために使用するこ
とができるものである。ここで言うブースとは、小室又
は小部屋等を意味し、その内部に被塗装体を収納できる
一定の内容積を有する閉空間を形成しうるものを意味す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の塗装用ブースは、略逆U字形状の
パイプから成るブース用骨組部材の多数を略平行に並列
させ、これらが蛇腹のように水平方向に伸縮するよう
に、即ち、それぞれの脚部間を2本のパイプをX字形状
に掛け渡して軸着し、脚部間が伸縮するように構成し、
これらのブース用骨組の外側に合成樹脂製のシート部材
を被覆して、内部に被塗装体である自動車等を収め得る
閉空間を形成したものである。これによって塗装作業中
に発生する塗料ミストや臭気等が外部に漏れないように
することができるのである。また、この塗装用ブースに
は、内部に被塗装体等を入れるための入口部、外気を吸
入するためのエアー吸入口、及び室内の汚れた空気を排
出するためのエアー排出口が設けられ、エアー吸入口及
びエアー排出口にはフィルターが設備され、更に、エア
ー排出口には排気用ファン等が接続され、ブース内の汚
れた空気を強制的に排出することができるように構成さ
れている。エアー吸入口にフィルターを設置しているの
は、ブース内に塵芥等が侵入しないようにするためであ
る。塗装中、塗装面に塵芥等が付着することは、出荷さ
れる製品にとって致命傷になるからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の塗装用ブー
スにおいては、ブース用骨組の外側にシート部材を被覆
してブースを形成しているため、ブース用骨組の内部方
向への出っ張り、及び、シート部材の弛み等によってブ
ースの内面がデコボコになっている。通常、自動車等の
塗装作業中においては、ブース内のエアーをクリーンに
しておく必要があるため、また、塗料ミスト等から受け
る被塗装体への悪影響を防止するために、常にクリーン
な外気を導入し、且つ、ブース内の汚れたエアーを効率
よく排出しなければならないのである。従って、ブース
内面にデコボコがあるということは、ブース内部の流体
の流れを考慮すれば、ブース内部のエアーを効率よく排
出することができない。この効率のよい排出が行われな
いと、極端な場合には、塗料ミスト等がブース内面に付
着して、この塗料の滴下による弊害が生じるのである。
そこで、本願発明は、従来の塗装用ブースを改良し、ブ
ース内面を平滑にすることによって、ブース内のエアー
を効率よく排出できるものを提供することをその課題と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願発明の第1のものは、複数の骨組部材から成
り、被塗装体を内部に収納可能な全体形状を有するブー
ス用骨組と、このブース用骨組に取り付けられるシート
部材とから成り、シート部材の適宜位置には入口部、エ
アー吸入口、及び、エアー排出口が設けられた塗装用ブ
ースにおいて、シート部材をブース用骨組の内側に吊設
し、ブース用骨組の骨組部材間の適宜位置に骨組の間隔
を一定に維持する間隔維持手段を介在させたものであ
る。本願発明の第2のものは、複数の骨組部材から成
り、被塗装体を内部に収納可能な全体形状を有するブー
ス用骨組と、このブース用骨組に取り付けられるシート
部材とから成るブースであって、蛇腹式に水平方向に伸
縮自在に構成され、シート部材の適宜位置には入口部、
エアー吸入口、及び、エアー排出口が設けられた塗装用
ブースにおいて、シート部材をブース用骨組の内側に吊
設し、ブース用骨組の骨組部材間の適宜位置に骨組の間
隔を拡幅する方向に付勢力が働くテンションアームを介
在させたものである。
【0005】本願発明の第3のものは、複数の骨組部材
から成り、被塗装体を内部に収納可能な全体形状を有す
るブース用骨組と、このブース用骨組に取り付けられる
パネル部材とから成り、パネル部材の適宜位置には入口
部、エアー吸入口、及び、エアー排出口が設けられ、ブ
ース用骨組が水平方向に伸縮自在に構成され、パネル部
材が伸張されたブース用骨組の骨組部材間に嵌め込まれ
たものである。本願発明の第4のものは、上記の第3の
発明において、パネル部材が伸張されたブース用骨組の
内側に取り付けられたものである。
【0006】
【作用】本願発明の第1又は第2のものにおいては、ブ
ース用骨組に取り付けられるシート部材は、ブース用骨
組の内面に吊設されており、且つ、ブース用骨組の骨組
部材間には、骨組部材間の間隔を一定に維持する間隔維
持手段を介在させ、又は、骨組部材間の間隔を拡幅する
方向に付勢されたテンションアームを介在させているた
め、ブース用骨組の骨組部材間の間隔を一定に維持する
ように、又は、その間隔を広げるようにテンションアー
ムが作用して、これによりシート部材に張力が付加され
ることになり、シート部材がブース用骨組の内部にピン
と張られた状態となる。これによって、塗装用ブースの
内面は、平滑となり、完全にデコボコがなくなり、ブー
ス内部のエアーが効率よく、ブース外部に排出され、塗
装作業が塗料ミスト等の悪影響を全く受けることなく、
効率よく行われるのである。また、本願発明の第3及び
第4のものにおいては、ブース用骨組の骨組間にパネル
部材が嵌め込まれ、又は、ブース用骨組の内側にパネル
部材が取り付けられるため、上記の発明同様、ブース内
面が平滑となり、ブース内部のエアーが効率よく、ブー
ス外部に排出され、塗装作業が塗料ミスト等の悪影響を
全く受けることなく、効率よく行われるのである。
【0007】
【実施例】以下、添付の図面に従って実施例について説
明する。添付の図面は全て本願発明の実施例を図示して
いる。図1は、本願発明にかかる塗装用ブースにおい
て、前面の入口部を取り除いた状態の全体斜視説明図で
ある。ブース用骨組の骨組部材10は、水平の天部11
と、コーナー部12、12と、このコーナー部から下方
に延びる脚部13、13とから構成された略逆U字形状
の管体からなる。この骨組部材10の必要本数を略平行
に並列させ、それぞれの脚部間の全てにX字形状に杆体
15、15を軸着する。杆体15は簡単のため図中実線
で図示している。これらの杆体15の軸着により、それ
ぞれの脚部13の間隔は、小さくなったり、大きくなっ
たりして、骨組部材の全体が水平方向に伸縮することに
なる。
【0008】シート部材20は、天部面21、側部面2
2、22、後部面23、及びコーナー部面24、24の
各面を有し、このシート部材20と前面の扉部(図示し
ていない。)とによって内部に1つの閉空間が形成され
る。シート部材20の下端部の全体には、外気が完全に
遮断されるように、床面に接する接地面25が設けられ
ている。このシート部材20が骨組部材10に吊設され
る部分には、後に詳しく説明するが、支持杆を挿通する
ための挿通部26が形成されている。この挿通部26に
支持杆を挿通させ、支持杆が露出している部分でジョイ
ント40によって支持杆が骨組部材10に取り付けられ
る。これによりシート部材20が骨組部材10の内面に
取り付けられる。更に、骨組部材10のそれぞれの脚部
13間には、テンションアーム35を取り付ける。この
テンションアーム35は、脚部13間の間隔を拡幅する
方向に作用するものである。50は、エアー排出口を示
しており、このエアー排出口50には、フィルターが備
えつけられており、その外部には排気用ファンが設備さ
れる。
【0009】図2は、ブース前面の入口部に取り付けら
れる扉部17、17を図示する説明図であり、これらの
扉部17、17は、観音開きとなっており、手前側に引
き開けることができ、更に、各扉部17の中央部は手前
側に折れ曲がるように構成されている。扉部17の枠は
金属製であって、この金属製の枠に金網(図中格子状の
線で示す。)を取り付け、この金網の内面にフィルター
を設備し、この金網部が同時に外気の取り入れ口の機能
を果たすエアー吸入口18となる。この扉部17の下端
には、必要に応じてキャスターを取り付けたり、外気を
遮断するためのシートを取り付ける。
【0010】図3は、本願発明に係るブースの平面説明
図である。骨組部材10は、略一定間隔で並列され、各
骨組部材10の脚部間は、杆体15によって軸着され、
更に脚部間にはテンションアーム35が張り渡されてい
る。シート部材20は、これら骨組部材10の内部側に
取り付けられている。扉部17、17は、図示の通り、
両側に開くように構成され、それぞれの扉部17は、そ
の略中央部で2つに折れ曲がる。扉部17の内側には、
フィルター19が取り付けられている。また、扉部17
と対向する側のシート部材20の後部面には、2箇所に
エアー排出口が設けられ、このエアー排出口に排気ファ
ン27、27が取り付けられている。
【0011】図4は、本願発明に係るブースの側面説明
図である。実線で示した杆体15は、各脚部13間の全
てにX字形状に軸着されており、また、テンションアー
ム35も各脚部13間の全てに取り付けられている。外
気は、図中左側の扉部側から矢印の通りブース内に取り
入れられ、ブース内の汚れたエアーは、図中右側の排気
ファン27から矢印の通りブース外部へと送り出され
る。エアー吸入口及びエアー排出口には、それぞれフィ
ルターが取り付けられているため、クリーンな外気がブ
ース内に取り入れられ、ブース内の塗料ミストを含む汚
れたエアーは、濾過されてクリーンなものとして外部に
排出される。
【0012】図5が、本願発明の実施例において使用さ
れるテンションアーム35の説明図である。そのテンシ
ョンアーム35の構造は、2本の管体36、37におい
て、一方の管体37を他方の管体36の内部に摺動可能
に挿入し、管体36の内部にスプリング38を配備し
て、管体37を外側方向に付勢するように形成する。テ
ンションアーム35の両端部には骨組部材の脚部13を
受ける受部を設けておく。このような構成により、骨組
部材の脚部13、13間にテンションアーム35を掛け
渡すことによって、脚部13、13間の間隔が拡幅され
るような力が作用し、骨組部材の内部に取り付けられた
シート部材がピンと張り渡されることになる。
【0013】図6は、シート部材20の一部を図示する
斜視説明図である。シート部材20は、扉部側を除き、
全ての面が閉鎖されるように、天部面21、側部面2
2、コーナー部面24、後部面、及び接地面25とから
構成され、骨組部材が位置する部分に沿って、支持杆を
挿通させるための挿通部26が多数形成されている。こ
の挿通部26内に支持杆を挿通し、この支持杆を骨組部
材に取り付けることになる。シート部材20の天部面2
1、コーナー部面24、側部面22のそれぞれに位置す
る挿通部26の一方端に位置するものの端部を有底とし
て袋状に形成して、支持杆が抜けてしまわないようにす
ることもできる。シート部材の材質は、透明の合成樹脂
を使用して、内部が透視できるようにしている。
【0014】図7は、シート部材20が骨組部材10に
取り付けられる状態を示す斜視説明図である。シート部
材20に設けられた挿通部26に支持杆30を挿通す
る。支持杆30は、シート部材20の天部面、コーナー
部面及び側部面の長さにそれぞれ応じたものをそれぞれ
使用する。この支持杆30を複数のジョイント40によ
って骨組部材10に吊り下げるように、また側部におい
ては横方向に引っ張るように取り付ける。ジョイント4
0の構造については後述する。これによって、シート部
材20が骨組部材10に取り付けられる。
【0015】図8は、図7の一部断面説明図であり、そ
の(A)が図7のA−A断面説明図であり、その(B)
が図7のB−B断面説明図であって、ジョイント40の
構造を示している。ジョイント40は、2つの管体を包
持できる部分からなり、上方部41は、骨組部材の天部
11を包持でき、天部11にこの上方部41を嵌め込む
ことができる。下方部42は、支持管30を挿通させう
る環状形状を有している。図8(A)においては、シー
ト部材の天部面21に設けられた挿通部26に支持杆3
0が挿通され、この挿通と同時にジョイント40の下方
部42にも支持杆30が挿通され、その後ジョイント4
0の上方部41が骨組部材の天部11に嵌め込まれ、取
り付けられる。図8(B)においては、シート部材の天
部面21と後部面23との境界線に設けられた挿通部2
6に支持杆30が挿通され、その挿通と同時にジョイン
ト40の下方部42にも支持杆30が挿通され、その後
ジョイント40の上方部41が骨組部材の天部11に嵌
め込まれ、取り付けられる。各図において、Rはブース
の室内部分を示している。骨組部材の天部以外の他の部
分である、コーナー部及び脚部へのシート部材の取り付
けも上記とどうようである。
【0016】以上、一実施例について説明したが、各構
成部材の形状、大きさ、断面形状、材質等は、全く自由
に設計することができる。扉部についても、上記実施例
のように金属製のものを使用しなくとも、これをシート
部材によって後部面と同様に連続的に形成することもで
きる。この場合には、シート部材の前面部に入口部とエ
アー吸入口を設け、上記実施例と同様にエアー吸入口に
はフィルターを設備する。テンションアームの取り付け
位置や数も全く自由であり、骨組部材の脚部間のみでな
く、コーナー部間や天部間に適宜数取り付けることもで
きる。フィルターは、エアー吸入口及びエアー排出口の
それぞれの内面又は外面のいずれの面に設けてもよい。
排気ファンも種々のブロアー等を使用することもでき
る。
【0017】更に、ブース用骨組は、上記実施例におい
て杆体15をX字形状に軸着して水平方向に蛇腹式に伸
縮自在のものとして実施したが、ブース用骨組の具体的
構成は、このような構成に限られず、骨組部材を適宜組
み合わせ、シート部材を取り付けた後に、このシート部
材に張力を付加できるようなものであれば、どの様な骨
組構造でもよい。要するに、シート部材をブース用骨組
の内側に吊設でき、シート部材をピンと張れるように張
力を付加できるものであればよい。他方、テンションア
ームに関しても、付勢力が備わったものでなくともよ
く、ブース用骨組間の間隔を一定間隔に維持できるよう
な間隔維持手段を利用することもできる。このような間
隔維持手段としては、例えば、2本のパイプ等を相互に
螺合しておき、この螺合を緩める方向に回転させること
によりその長さが長くなる管体を利用して、ブース用骨
組間にこれを掛け渡し、間隔を一定広さに維持すること
によって、テンションアームの代わりに使用することも
可能である。また、本願発明においては、上記実施例に
おいてシート部材の代わりに合成樹脂製の板状体のもの
からなるパネル部材を使用して実施することも可能であ
る。この場合には、骨組部材に溝部を設けたり、取付金
具等を使用して、骨組部材間に適宜パネル部材を嵌め込
んでブースを形成することもでき、また、骨組部材の内
側に適宜パネル部材を取り付けて塗装用ブースを完成さ
せることができる。このパネル嵌め込み式の場合には、
パネル部材自体が、水平方向に伸縮自在な骨組部材を伸
張させ、骨組部材間の間隔を一定に維持する働きをも兼
ねるため、特にテンションアームを使用しなくとも実施
可能である。
【0018】
【発明の効果】以上の構成から成る本願発明は以下の効
果を有する。本願発明の第1及び第2のものにおいて
は、骨組部材に取り付けられるシート部材は、骨組部材
の内面に吊設されており、且つ、骨組部材間には、これ
らの間隔を一定に維持する間隔維持手段や、間隔を拡幅
する方向に付勢されたテンションアームを介在させてい
るため、骨組部材間を広げるようにこれらが作用して、
これによりシート部材に張力が付加されることになり、
シート部材が骨組部材の内部にピンと張られた状態とな
る。これによって、塗装用ブースの内面は、完全にデコ
ボコがなくなり、平滑となり、ブース内部のエアーが効
率よくブース外部に排出され、塗料ミストがブース内面
に付着することがなく、エアー排出口のフィルターに吸
着されるため、ブース内での塗装作業が塗料ミスト等の
悪影響を全く受けることなく、効率よく行われるのであ
る。また、本願発明の第3及び第4のものにおいては、
ブース用骨組の骨組間にパネル部材が嵌め込まれ、又
は、ブース用骨組の内側にパネル部材が取り付けられる
ため、上記の発明同様、ブース内面が平滑となり、ブー
ス内部のエアーが効率よくブース外部に排出され、塗料
ミストがブース内面に付着ことがなく、エアー排出口の
フィルターに吸着される。このためブース内での塗装作
業が塗料ミスト等の悪影響を全く受けることなく、効率
よく行われるのである。以上、本願発明は多大な効果を
発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施例の入口部を除いた斜視説明
図である。
【図2】本願発明の一実施例の扉部の正面説明図であ
る。
【図3】本願発明の一実施例の平面説明図である。
【図4】本願発明の一実施例の側面説明図である。
【図5】本願発明の一実施例におけるテンションアーム
の説明図である。
【図6】本願発明の一実施例におけるシート部材の一部
斜視説明図である。
【図7】本願発明の一実施例におけるシート部材を骨組
部材に取り付ける状態を示す斜視説明図である。
【図8】図7の一部断面説明図であって、その(A)が
図7のA−A断面図であり、その(B)が図7のB−B
断面図である。
【符号の説明】
10 骨組部材 15 杆体 17 扉部 18 エアー吸入口 20 シート部材 26 挿通部 30 支持杆、 35 テンションアーム 40 ジョイント 50 エアー排出口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の骨組部材から成り、被塗装体を内
    部に収納可能な全体形状を有するブース用骨組と、この
    ブース用骨組に取り付けられるシート部材とから成り、
    シート部材の適宜位置には入口部、エアー吸入口、及
    び、エアー排出口が設けられた塗装用ブースにおいて、
    シート部材をブース用骨組の内側に吊設し、ブース用骨
    組の骨組部材間の適宜位置に骨組の間隔を一定に維持す
    る間隔維持手段を介在させたことを特徴とする塗装用ブ
    ース。
  2. 【請求項2】 複数の骨組部材から成り、被塗装体を内
    部に収納可能な全体形状を有するブース用骨組と、この
    ブース用骨組に取り付けられるシート部材とから成るブ
    ースであって、蛇腹式に水平方向に伸縮自在に構成さ
    れ、シート部材の適宜位置には入口部、エアー吸入口、
    及び、エアー排出口が設けられた塗装用ブースにおい
    て、シート部材をブース用骨組の内側に吊設し、ブース
    用骨組の骨組部材間の適宜位置に骨組の間隔を拡幅する
    方向に付勢力が働くテンションアームを介在させたこと
    を特徴とする塗装用ブース。
  3. 【請求項3】 複数の骨組部材から成り、被塗装体を内
    部に収納可能な全体形状を有するブース用骨組と、この
    ブース用骨組に取り付けられるパネル部材とから成り、
    パネル部材の適宜位置には入口部、エアー吸入口、及
    び、エアー排出口が設けられ、ブース用骨組が水平方向
    に伸縮自在に構成され、パネル部材が伸張されたブース
    用骨組の骨組部材間に嵌め込まれたことを特徴とする塗
    装用ブース。
  4. 【請求項4】 請求項3において、パネル部材が伸張さ
    れたブース用骨組の内側に取り付けられたことを特徴と
    する塗装用ブース。
JP6332666A 1994-12-12 1994-12-12 塗装用ブース Pending JPH08164351A (ja)

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