JPH08164022A - 整髪練習用人形首の取付台 - Google Patents

整髪練習用人形首の取付台

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JPH08164022A
JPH08164022A JP31158694A JP31158694A JPH08164022A JP H08164022 A JPH08164022 A JP H08164022A JP 31158694 A JP31158694 A JP 31158694A JP 31158694 A JP31158694 A JP 31158694A JP H08164022 A JPH08164022 A JP H08164022A
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JP
Japan
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support
head
rod
fixed
support head
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JP31158694A
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Inventor
Akira Saito
晃 斉藤
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Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 支持ヘッドを多方向且つ深い角度で特定方向
に傾倒し、容易に固定することができる整髪練習用人形
首の取付台を提供する。 【構成】 上部に窄まり部2aを備えた円筒支持部2が
設けられた支承ケーシング3と、窄まり部2aより大径
を成して丸穴2b内に収容された球状体4、支持ヘッド
5と、支承ケーシング3内にて球状体4を支持した状態
で固着された受部材7と、調整ボルト8の垂下部に締結
される回動棒付きナット9と、受部材の下端に固着され
て垂下された支持ロッド10と、上受部11aと下受部
11bとを備える支持部11cの長手方向に穿設された
貫通孔12に支持ロッド10が挿着されると共に、棒ネ
ジ13が下受部11bに螺着される固定アーム11と、
円筒支持部2の複数箇所に支持棒4aを傾倒して嵌合し
得る切欠溝15が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、整髪練習用の人形首の
取付台に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の人形首の取付台としては、例え
ば実公平1−31135号公報に開示されている。
【0003】この人形首の取付台は、図10に示すよう
に、球状部30が一体化され、人形首を挿着可能な支持
ヘッド31を有した支持体32と、前記支持ヘッド31
を挿通可能に設けられ前記球状部30より小径の丸穴3
3を有し、長ネジ34がその自由端を内部にば延伸する
ように挿着され且前記長ネジ34の延伸位置と反対位置
に短ネジ35が螺結された収容ケーシング36と、前記
短ネジ35を係入する係止孔37を具備し、前記係止孔
37の穿設位置と反対位置に前記長ネジ34を挿通する
耳部38が上端部に延設され、且上縁部が前記球状部3
0と当接可能な取付本体39と、前記長ネジ34の自由
端に螺結され、前記耳部38に対し緊結される緊結体4
0とを備え、収容ケーシング36は支持体32の球状部
30並びに取付本体39の上部を収容する主室43を区
画する主部44と、耳部38並びに緊結体40の一部を
収容する副室45を区画する膨出部46を有し、取付本
体39は上縁部が球状部30と当接可能な中空筒状の受
部47を有し、且前記受部47と一体化され下部に前記
受部47に対し進退する締付ロッド48が装着された締
付アーム49を有し、緊結体40はその下部に滑動自在
に回し棒50が装着されてなるものである。
【0004】このような従来の人形首の取付台によれ
ば、収容ケーシング36と受部47とで支持体32の球
状部30を挟持し、受部47の一側を短ネジ35の固定
端で支持すると共に他側を緊締体40の締付力によって
球状部30を緊締し固定するようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような整髪練習
用の人形首を装着する取付台においては、使用者が整髪
練習を行う際に、支持ヘッド31に装着した人形首を仰
向けたり、使用者の手前側に人形首を傾けたりする必要
があるため、支持ヘッド31を所望方向に傾倒すること
が強く要望されている。
【0006】ところが、上記の取付台は、収容ケーシン
グ36の丸穴33の上縁が円周状に形成されただけであ
り、支持ヘッド31は丸穴33の上縁に沿って自由方向
に回動するが、支持ヘッド31の首部31aが丸穴33
の上縁に当接した状態を限度とするものであるから、そ
の傾倒角度は非常に浅く、使用者にとって不十分なもの
であった。
【0007】本発明は、上記の事情に鑑みて成されたも
ので、支持ヘッドを多方向且つ深い角度で特定方向に傾
倒し、容易に固定することができる整髪練習用人形首の
取付台を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに、本発明の整髪練習用人形首の取付台は、上部に窄
まり部を備えた丸穴を有する円筒支持部が設けられた支
承ケーシングと、前記窄まり部より大径を成して前記丸
穴内に収容された球状体に突設した支持棒に固設された
支持ヘッドと、前記支承ケーシング内にて前記球状体を
支持した状態で一端が前記支承ケーシングの一側に固着
された受部材と、前記支承ケーシングの他側に固定され
た調整ボルトの垂下部に前記受部材の他端を介して締結
される回動棒付きナットと、該受部材の下端に固着され
て垂下された支持ロッドと、上下に所定間隔をおいて設
けた上受部と下受部とを備える支持部の長手方向に穿設
された貫通孔に前記支持ロッドが固定状態に挿着される
と共に、前記上受部に対して進退する棒ネジが前記下受
部に螺着されて成る固定アームとを備え、前記円筒支持
部の上端周部の複数箇所に前記支持棒を傾倒して嵌合し
得る切欠溝が設けられたことを特徴としている。
【0009】また、前記切欠溝が前記支持ヘッドを略6
0°に傾倒し得る溝深さに形成されるのが好ましい。
【0010】さらに、前記切欠溝が前記支持ヘッドを略
直角に傾倒し得る溝深さに形成されてもよい。
【0011】また、前記切欠溝が前記支承ケーシングの
円筒支持部の上端周部の前後二方向に設けられるのが好
ましい。
【0012】さらに、前記切欠溝が前記支承ケーシング
の円筒支持部の上端周部の四方向に設けられてもよい。
また、前記支持ヘッドが前記支持棒の上端に螺着されて
交換可能とされるのが好ましい。
【0013】また、前記支持ヘッドが前記支持棒の上端
に一体的に固定されてもよい。
【0014】また、前記支持棒が前記球状体に対してイ
ンサート加工によって固定されてもよい。
【0015】さらに、前記球状体と前記支持棒と前記支
持ヘッドとが一体成型により形成されてもよい。
【0016】
【作用】本発明の整髪練習用人形首の取付台において
は、固定アームに設けられた棒ネジの締付け操作によっ
て上受部と下受部との間に机等の縁部を挟圧し固定する
ことができる。この状態で支持ロッドは固定アームに支
持され、支承ケーシングの上方に突出された状態とな
る。
【0017】支承ケーシングの一側に固着された受部材
の他側を締付自在に締結した回動棒付きナットを緩める
と、支承ケーシングと受部材との隙間が広げられるた
め、支持ヘッドの球状体が周方向に回動自在とされる。
この支持ヘッドを円筒支持部の上端周部に設けられた切
欠溝に倒し込んで支持棒をこの切欠溝に対して収嵌する
ことにより、支持ヘッドを所定方向に傾倒することがで
きる。
【0018】また、回動棒付きナットを締付けると、支
承ケーシングと受部材との隙間が縮小され、受部材が球
状体を支承ケーシングに対して押圧し、これによって支
持ヘッドの球状体が固定され、支持ヘッドが固定状態に
される。
【0019】上記の構成においては、支持ヘッドの傾倒
角度は円筒支持部の上端周部の切欠溝の深さによって決
定され、支持ヘッドの傾倒方向は切欠溝の穿設位置によ
って決定される。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0021】図1は本発明による整髪練習用人形首の取
付台の縦断面図である。図2は図1の側方外観図であ
る。図3は本発明の一実施例による支持ヘッドと球状体
と支承ケーシングと受部材等の分解斜視図である。図4
は図3の支持ヘッド及び支承ケーシングを上方から見た
平面図である。図5は図3の支承ケーシングにおいて支
持ヘッドを直立した状態を示す全体斜視図である。図6
は図5の支持ヘッドを切欠溝内に傾倒した状態を示す全
体斜視図である。図7は本発明の他の実施例による支持
ヘッドと球状体と支承ケーシングと受部材等の分解斜視
図である。図8は図7の支持ヘッド及び支承ケーシング
を上方から見た平面図である。図9は図7の支承ケーシ
ングにおいて支持ヘッドを切欠溝内に傾倒した状態を示
す全体斜視図である。
【0022】本発明による整髪練習用人形首の取付台の
概略構成を示すと、図1に示すように、球状体4の支持
棒4aに固設された支持ヘッド5と、球状体4を支承し
て支持ヘッド5を突出させた支承ケーシング3と、球状
体4を下方から支持する受部材7と、支承ケーシング3
と受部材7との隙間を調整して球状体4を固定したり回
動自在にする回動棒付きナット9と、受部材7に対して
垂下状に固定された支持ロッド10と、支持ロッド10
を固定状態に挿着した固定アーム11とを主な構成部材
とするものである。
【0023】上記のような取付台は、支承ケーシング3
の円筒支持部2の上端周部に穿設された切欠溝15の深
さと位置によって種々の形態を有するものである。以下
に示す実施例においては、支持ヘッド5を略60°に二
方向に傾倒可能とした実施例と、支持ヘッド5を略直角
に四方向に傾倒可能とした実施例とが示してある。
【0024】まず、支持ヘッド5を略60°に二方向に
傾倒可能とした実施例は、図3乃至図6に示す通りであ
る。
【0025】この実施例において、支承ケーシング3
は、図3に示す通り、円筒支持部2と該円筒支持部2の
下部にて両側に突出された裾部3a、3bとを備え、円
筒支持部2の中央には丸穴2bが貫通され、この丸穴2
bの上部には丸穴2bよりも小径の窄まり部2aが形成
されている。支承ケーシング3の裾部3a、3bの内部
は、図1に示すように円筒支持部2の丸穴2bに連続し
た空洞とされている。
【0026】また、図3又は図4に示すように、支承ケ
ーシング3の円筒支持部2の上端周部の複数箇所には支
持ヘッド5の支持棒4aを傾倒して嵌合し得る切欠溝1
5が前後二方向に穿設されている。この切欠溝15の溝
深さは、支持ヘッド5を略60°に傾倒し得る深さであ
る。
【0027】支承ケーシング3の丸穴2b内には、球状
体4が収容されている。この球状体4の外径は、丸穴2
bの内径と略同様であって、窄まり部2aよりも大径を
有し、丸穴2bに対して回動自在に嵌合されてたもので
ある。この球状体4は後述する受部材7の上端の縁取り
7cによって支承され、この支承状態で球状体4は窄ま
り部2aによって上方への抜け出しが防止されると共
に、丸穴2b内にて自在に回動することができる。
【0028】球状体4には支持棒4aが突設され、該支
持棒4aの上端には丸穴2b上に突出された支持ヘッド
5が結合されている。支持ヘッド5は上方に向かってテ
ーパ状に窄まった形状を成し、その外周には整髪練習用
人形首(不図示)を挿嵌して回り止めとする複数の凹凸
5aが縦状に形成されている。
【0029】これらの構成においては、図1に示すよう
に、支持ヘッド5の底部に雌ネジ5bを設け、この雌ネ
ジ5bに対して支持棒4aの上部に形成された雄ネジ4
bを螺合することにより、球状体4を支承ケーシング3
内に収納した状態で支持ヘッド5を交換可能とすること
ができる。
【0030】さらに、このように支持ヘッド5を支持棒
4aに螺合した後、両者を接着することにより支持ヘッ
ド5を支持棒4aに対して強固に固着することができ
る。
【0031】また、図1においては、支持棒4aと球状
体4とは一体的に形成されているが、両者を別材料で別
体に形成することより、支持棒4aの下端を球状体4に
設けた穿孔に挿入して結合するようにしたインサート加
工によって固定するようにしてもよい。
【0032】さらに、球状体4と支持棒4aと支持ヘッ
ド5とを予め一体成型により形成してもよい。この場
合、支持ヘッド5を窄まり部2aよりも小径に形成する
ことにより、丸穴2bの下方から支持ヘッド5を挿入し
て窄まり部2aを挿通させることができる。
【0033】受部材7は、図1に示すように、底部にネ
ジ穴7dが穿設された円筒体を成し、図3に示すよう
に、受部材7の上端面に沿う両側に腕部7a、7bが突
設されている。受部材7の上端内縁には上記の球状体4
を支持してその回動性を円滑にする縁取り7cが加工さ
れている。
【0034】また、図1に示すように、受部材7の腕部
7a、7bにはボルト挿通孔7e、7eが穿設され、こ
れらのボルト挿通孔7e、7eに対応して、支承ケーシ
ング3の裾部3a、3bには雌ネジ3c、3cが設けら
れている。そして、受部材7が球状体4を支持した状態
で支承ケーシング3内に収納されると、受部材7の腕部
7a、7bの上端面が支承ケーシング3の裾部3a、3
bの内部上面に多少の間隙を空けて当接する。
【0035】なお、後述する回動棒付きナット9で受部
材7を締め付けると、支承ケーシング3の窄まり部2a
と受部材7の縁取り7c間に収容された球状体4が受部
材7によって圧迫されると共に、腕部7a、7bの上端
面が裾部3a、3bの内部上面に密着される。
【0036】さらに、受部材7の腕部7a側のボルト挿
通孔7eに対して座金21を介して固定ボルト6が挿通
され、この固定ボルト6が支承ケーシング3の裾部3a
側の雌ネジ3cに対して締着されることにより、受部材
7の腕部7a側が支承ケーシング3の裾部3aに対して
固定状態に結合されている。
【0037】また、支承ケーシング3のもう片側の裾部
3bの雌ネジ3cに対して頭部のない調整ボルト8が締
着されると共に、この調整ボルト8の垂下部が受部材7
の他端の腕部7bのボルト挿通孔7eに挿通され、座金
22を介して回動棒付きナット9で螺着されている。
【0038】このナット9に対して回動棒9aはピン9
bによって回動自在に枢着され、回動棒9aは自然状態
において垂下された状態にあるが、ナット9を調整ボル
ト8に対して締付けたり緩めたりする際には、回動棒9
aをピン9b周りに直角方向に移動して手動操作の手掛
りとすることができる。
【0039】このような構成により、球状体4は支承ケ
ーシング3の窄まり部2aと受部材7の上端の縁取り7
cとの間で支持されると共に、固定ボルト6側を支点と
して、他端の回動棒付きナット9の回動によって支承ケ
ーシング3の窄まり部2aと受部材7の上端の縁取り7
cとの間隙を調整して、球状体4を固定したり回動自在
にすることができる。
【0040】また、受部材7の下端に設けられたネジ穴
7dには支持ロッド10の上端に設けられた雄ネジ10
aがナット23で固定され、支持ロッド10が受部材7
に対して垂下状態に固設されている。
【0041】固定アーム11は、図1に示すように、上
下に所定間隔をおいて設けた上受部11aと下受部11
bとを備える支持部11cによってコ字形を成し、支持
部11cの長手方向には上記の支持ロッド10を挿通す
るための貫通孔12が穿設されている。この貫通孔12
に支持ロッド10が挿通され、該支持ロッド10の側部
に形成された螺孔19に止めネジ18等を固着すること
によって支持ロッド10を所定の高さに固定するように
してある。
【0042】固定アーム11の上受部11aには、その
下面にゴムパッド20が固着されている。また、固定ア
ーム11の下受部11bに設けられた雌ネジ11eに
は、上受部11aに対して進退する棒ネジ13が螺合さ
れている。この棒ネジ13の下端にはハンドル13bが
固着され、上端には締着板13aが回動自在に設けられ
ている。
【0043】このような固定アーム11の上受部11a
と棒ネジ13の締着板13aとの間に、図2に示す机2
5等の縁部を挟んでハンドル13bを締付け方向に回動
することにより、固定アーム11が固定状態に取り付け
られる。
【0044】上記の実施例において、支持ヘッド5を回
動したり傾倒したりするには、図5の矢印で示すよう
に、回動棒付きナット9の回動棒9aを水平方向に回動
して緩め操作を行う。
【0045】そして、支持ヘッド5を図5に示すような
直立状態から、図6に示すような所望する切欠溝15の
一個に傾倒し、回動棒付きナット9を締付けると、図1
に示すように、球状体4が支承ケーシング3の窄まり部
2aと受部材7の上端の縁取り7c間で挟圧され、支持
ヘッド5が固定状態にされる。
【0046】ただし、支持ヘッド5を略60°に傾倒せ
ず、それよりも浅く倒した状態で回動棒付きナット9を
締めつけることにより、支持ヘッド5を略60°内の自
由角度で傾倒して固定状態にすることも可能である。
【0047】また、支持ヘッド5を略直角に四方向に傾
倒可能とした実施例としては、図7乃至図9に示す通り
である。この実施例においては、図7又は図8に示すよ
うに、支承ケーシング3の円筒支持部2の上端周部に、
支持ヘッド5の支持棒4aを傾倒して嵌合し得る切欠溝
15が四方向に穿設されている。この切欠溝15の溝深
さは、支持ヘッド5を略直角に傾倒し得る深さである。
【0048】この実施例において、他の構成は上記の実
施例と同様であり、図9に示すように、支持ヘッド5を
四方向の切欠溝15のうち所望方向の直角に傾倒した
後、回動棒付きナット9の締付けによって支承ケーシン
グ3の窄まり部2aと受部材7の上端の縁取り7c間の
隙間を調整して、支持ヘッド5を固定したり回動自在に
することができる。
【0049】また、この実施例においても、支持ヘッド
5を直角方向に傾倒せず、それよりも浅く倒した状態で
回動棒付きナット9を締付けることにより、直角の範囲
内で自由角度に傾倒して固定状態にすることも可能であ
る。
【0050】なお、本発明の取付台においては、支承ケ
ーシング3の切欠溝15の深さと位置とは、上記の二つ
の実施例のように、支持ヘッド5を略60°に二方向に
傾倒し、又は支持ヘッド5を略直角に四方向に傾倒する
ことに限定されるものではなく、それ以外にも支持ヘッ
ド5をそれ以外の角度として、例えば三方向に傾倒可能
とすることも可能である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の整髪練習
用人形首の取付台は机等の縁部に容易に取り付けること
ができ、支持ヘッドに人形首を装着した状態でナットの
回動棒を緩めると、支持ヘッドを多方向且つ自由方向に
回動することができる。
【0052】また、支持ヘッドを所望の切欠溝内に傾倒
して嵌合することにより、略60°或は直角方向等に傾
倒することができ、ナットの回動棒を締め付けることに
より、この支持ヘッドを固定状態にすることができる。
【0053】従って、使用者は支持ヘッドに挿着した人
形首を直立させるのみならず、支持ヘッドを所望方向及
び所望角度に傾倒して固定した状態で整髪練習を行うこ
とができる。
【0054】なお、球状体と支持棒と支持ヘッドとを一
体構成とすることにより、これらを一体成型により加工
することができる。
【0055】また、支持ヘッドを支持棒に対して交換可
能に螺着した場合、支持ヘッドを整髪練習用人形首の男
性用と女性用とで区別して自由に取り替えることが可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による整髪練習用人形首の取付台
の縦断面図である。
【図2】図2は図1の側方外観図である。
【図3】図3は本発明の一実施例による支持ヘッドと球
状体と支承ケーシングと受部材等の分解斜視図である。
【図4】図4は図3の支持ヘッド及び支承ケーシングを
上方から見た平面図である。
【図5】図5は図3の支承ケーシングにおいて支持ヘッ
ドを直立した状態を示す全体斜視図である。
【図6】図6は図5の支持ヘッドを切欠溝内に傾倒した
状態を示す全体斜視図である。
【図7】図7は本発明の他の実施例による支持ヘッドと
球状体と支承ケーシングと受部材等の分解斜視図であ
る。
【図8】図8は図7の支持ヘッド及び支承ケーシングを
上方から見た平面図である。
【図9】図9は図7の支承ケーシングにおいて支持ヘッ
ドを切欠溝内に傾倒した状態を示す全体斜視図である。
【図10】図10は従来の整髪練習用人形首の取付台の
縦断面図である。
【符合の説明】
2…円筒支持部 2a…窄まり部 2b…丸穴 3…支承ケーシング 3a、3b…支承ケーシングの裾部 4…球状体 4a…支持棒 5…支持ヘッド 6…固定ボルト 7…受部材 8…調整ボルト 9…回動棒付きナット 10…支持ロッド 11…固定アーム 11a…上受部 11b…下受部 11c…支持部 12…貫通孔 13…棒ネジ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に窄まり部(2a)を備えた丸穴
    (2b)を有する円筒支持部(2)が設けられた支承ケ
    ーシング(3)と、前記窄まり部(2a)より大径を成
    して前記丸穴(2b)内に収容された球状体(4)に突
    設した支持棒(4a)に固設された支持ヘッド(5)
    と、前記支承ケーシング(3)内にて前記球状体(4)
    を支持した状態で一端が前記支承ケーシング(3)の一
    側に固着された受部材(7)と、前記支承ケーシング
    (3)の他側に固定された調整ボルト(8)の垂下部に
    前記受部材(7)の他端を介して締結される回動棒付き
    ナット(9)と、該受部材(7)の下端に固着されて垂
    下された支持ロッド(10)と、上下に所定間隔をおい
    て設けた上受部(11a)と下受部(11b)とを備え
    る支持部(11c)の長手方向に穿設された貫通孔(1
    2)に前記支持ロッド(10)が固定状態に挿着される
    と共に、前記上受部(11a)に対して進退する棒ネジ
    (13)が前記下受部(11b)に螺着されて成る固定
    アーム(11)とを備え、前記円筒支持部(2)の上端
    周部の複数箇所に前記支持棒(4a)を傾倒して嵌合し
    得る切欠溝(15)が設けられたことを特徴とする整髪
    練習用人形首の取付台。
  2. 【請求項2】 前記切欠溝(15)が前記支持ヘッド
    (5)を略60°に傾倒し得る溝深さに形成されたこと
    を特徴とする請求項1記載の整髪練習用人形首の取付
    台。
  3. 【請求項3】 前記切欠溝(15)が前記支持ヘッド
    (5)を略直角に傾倒し得る溝深さに形成されたことを
    特徴とする請求項1記載の整髪練習用人形首の取付台。
  4. 【請求項4】 前記切欠溝(15)が前記支承ケーシン
    グ(3)の円筒支持部(2)の上端周部の前後二方向に
    設けられたことを特徴とする請求項1記載の整髪練習用
    人形首の取付台。
  5. 【請求項5】 前記切欠溝(15)が前記支承ケーシン
    グ(3)の円筒支持部(2)の上端周部の四方向に設け
    られたことを特徴とする請求項1記載の整髪練習用人形
    首の取付台。
  6. 【請求項6】 前記支持ヘッド(5)が前記支持棒(4
    a)の上端に螺着されて交換可能とされたことを特徴と
    する請求項1記載の整髪練習用人形首の取付台。
  7. 【請求項7】 前記支持ヘッド(5)が前記支持棒(4
    a)の上端に一体的に固定されたことを特徴とする請求
    項1記載の整髪練習用人形首の取付台。
  8. 【請求項8】 前記支持棒(4a)が前記球状体(4)
    に対してインサート加工によって固定されたことを特徴
    とする請求項1記載の整髪練習用人形首の取付台。
  9. 【請求項9】 前記球状体(4)と前記支持棒(4a)
    と前記支持ヘッド(5)とが一体成型により形成された
    ことを特徴とする請求項1記載の整髪練習用人形首の取
    付台。
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