JP3002664U - へら竿用支持台 - Google Patents

へら竿用支持台

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JP3002664U
JP3002664U JP1994003218U JP321894U JP3002664U JP 3002664 U JP3002664 U JP 3002664U JP 1994003218 U JP1994003218 U JP 1994003218U JP 321894 U JP321894 U JP 321894U JP 3002664 U JP3002664 U JP 3002664U
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JP
Japan
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rod
support base
angle adjusting
stud
spatula
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Application number
JP1994003218U
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English (en)
Inventor
輝之助 林
Original Assignee
林輝工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 強度が大きくて作業が容易であり、外観の良
好なへら竿用支持台を提供する。 【構成】 万力21等の固定部分に取着される支持台2
2と、この支持台22の一方の端部に鉛直方向に取着さ
れ上方へ突出する固定部24及び固定部24の下方にね
じ部26を備え回転可能なスタッド23と、スタッド2
3の固定部24に固着されへら竿の基端部を保持する保
持部材27と、外周に係合部30を有しスタッド23の
ねじ部26に螺合する角度調整部材29と、中央部が支
持台22に回動可能に支承され一方の端部が角度調整部
材29の係合部30に係合して該角度調整部材29を回
転不能に保持し他方の端部が略水平に突出する竿受け取
付部材31とから構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、へら鮒を釣るときに釣り竿を支持するへら竿用支持台に関する。
【0002】
【従来の技術】
へら鮒を釣るときには、釣り竿をへら竿用支持台に支持させ、竿の先端を水中 に沈めるようにしている。 第1の従来例のへら竿用支持台1は、図5に示すように、上面にへら竿の基端 部を保持する保持部材2を設け、前面に竿受け取付部3を設け、後端部に円弧状 の摺動部4を設け、この摺動部4に長溝5を形成している。そして、万力6から 立設したスタッド7を長溝5に挿通し、締付部材8を回転させて摺動部4を圧接 し固定している。そして、竿受け取付部3に竿受けを取付け、竿受けと保持部材 2によりへら竿を支持させている。 へら竿の角度を変える場合には、摺動部4の固定を緩めて摺動部4の位置を前 後に移動し、適宜の位置で締付部材8により固定している。
【0003】 第2の従来例のへら竿用支持台11は図6に示すように、支持台11の一端部 に垂直方向にねじ孔12を形成し、これに保持部材2に一体に固定したスタッド 13を螺合させている。支持台11の他端部には、竿受け取付棒14の中央部を 回動可能に取付け、これの端部をスタッド13の下端部に当接させている。 この支持台11においては、保持部材2及びスタッド13を回転させると、保 持部材2が上下に移動するとともに竿受け取付棒14の端部が上下に移動し、こ れに応じて竿受け取付棒14の角度即ちへら竿の角度が変更される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
然しながら、第1の従来例のへら竿用支持台1は、摺動部4の固定を緩めると 釣り竿の重量が摺動部4を持ち上げるように作用する。従って、摺動部4を移動 させる場合は、釣り竿の重量を支えながら移動させなければならないので、釣り 竿の角度を変更する作業に時間を要し、特に寒期においては、手袋等を着用して いるので、作業がしにくいという問題がある。また、摺動部4に長溝5を形成し ているので、釣り竿が風等の影響で側方への力を受けたときには端部が破損する という問題がある。
【0005】 また、第2の従来例のへら竿用支持台11においては、釣り竿の角度を変更す ると、保持部材2とともにスタッド13が支持台11から突出するので、外観が 悪くなるという問題がある。
【0006】 本考案は、上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、強度が大きくて 作業が容易であり、外観の良好なへら竿用支持台を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案のへら竿用支持台は、実施例において使用する符号を付して説明すると 、 万力21等の固定部分に取着される支持台22と、 この支持台22の一方の端部に鉛直方向に取着され上方へ突出する固定部24 及び固定部24の下方にねじ部26を備え回転可能なスタッド23と、 前記スタッド23の固定部24に固着されへら竿28の基端部を保持する保持 部材27と、 外周に係合部30を有し前記スタッド23のねじ部26に螺合する角度調整部 材29と、 中央部が前記支持台22に回動可能に支承され一方の端部が前記角度調整部材 29の係合部30に係合して該角度調整部材29を回転不能に保持し他方の端部 が略水平に突出する竿受け取付部材31とから構成したことを特徴とする。
【0008】
【作用】
本考案のへら竿用支持台22によれば、保持部材27は、支持台22の上面に 接してスタッド23とともに回転する。 保持部材27を回転例えば右回転すると、保持部材27及びスタッド23が右 回転する。すると、角度調整部材29が上昇し、竿受け取付部材31及びこれに 取着された竿受け32の先端が下降する。 反対に、保持部材27を左回転すると、保持部材27及びスタッド23が左回 転して、角度調整部材29が下降し、竿受け取付部材31及びこれに取着された 竿受け32の先端が上昇する。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例につき図1〜図4を参照して説明する。 まず、図1,2において、万力21は船縁や建造物等に固定されるもので、こ の万力21の上面に支持台22が取着される。 この支持台22は、したん或は杜松材等から形成され、一方の端部に鉛直方向 に孔22aが形成され、ここにスタッド23の固定部24が回転可能に取着され ている。このスタッド23は、固定部24と鍔部25と、ねじ部26とから構成 されている。また、上方へ突出した固定部24に保持部材27が嵌合され、ピン 27aにより固着されており、この保持部材27と鍔部25が支持台22の上下 面に接している。保持部材27には上部が開放する円弧状部27bが形成されて おり、ここにへら鮒釣り用の釣り竿即ちへら竿28の基端部が保持される。
【0010】 角度調整部材29は、図3にも示すように円盤状をなしていて、内周部に形成 された雌ねじがスタッド23のねじ部26に螺合している。また、外周部両側に 溝状の係合部30が形成されている。 竿受け支持部材31は、棒状をなしていて、これに竿受け32の基端部が嵌合 して取付けられるもので、中央部が支持台22に取着されたピン33に枢着され て、略水平に且つ回動可能に支承されている。また、竿受け支持部材31の端部 には端部が開口する長溝部34aが形成された係合片34が取着されており、こ の係合片34の長溝部34aが角度調整部材29の係合部30に係合して、角度 調整部材29が回転不能に保持され且つ竿受け支持部材31の端部が角度調整部 材29と一体に上下動される。 そして、へら竿28は、基端部が保持部材27の円弧状部27bに嵌合し、中 間部が竿受け32の先端に支持される。
【0011】 上記実施例によれば、次の効果を奏する。 1,保持部材27を回転させるだけで、竿受け32即ちへら竿28の角度を調 整できるので、作業が著しく容易にできる。 2,保持部材27は、支持台22の上面に接して回転するので、スタッド23 が支持台22の上面から突出することがなく、外観を損ねる虞がない。 3,支持台22は、第1の従来例における長溝5を必要としないので、肉薄部 または応力の集中する部位が存在せず、強度を著しく増大させることができる。
【0012】
【考案の効果】
本考案のへら竿用支持台は、万力等の固定部分に取着される支持台と、 この支持台の一方の端部に鉛直方向に取着され上方へ突出する固定部及び固定 部の下方にねじ部を備え回転可能なスタッドと、 前記スタッドの固定部に固着されへら竿の基端部を保持する保持部材と、 外周に係合部を有し前記スタッドのねじ部に螺合する角度調整部材と、 中央部が前記支持台に回動可能に支承され一方の端部が前記角度調整部材の係 合部に係合して該角度調整部材を回転不能に保持し他方の端部が略水平に突出す る竿受け取付部材とから構成したので、強度を増大することができ、へら竿の角 度を変更する作業が著しく容易にでき、外観も良好にできるという効果を奏する ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】へら竿用支持台の一部を破断して示す正面図で
ある。
【図2】側面図である。
【図3】角度調整部材と竿受け取付部材の係合状態を示
す分解斜視図である。
【図4】へら竿を支持した状態を示す正面図である。
【図5】第1の従来例の正面図である。
【図6】第2の従来例の正面図である。
【符号の説明】
22 支持台 23 スタッド 24 固定部 26 ねじ部 28 へら竿 29 角度調整部材 30 係合部 31 竿受け取付部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 万力等の固定部分に取着される支持台
    と、 この支持台の一方の端部に鉛直方向に取着され上方へ突
    出する固定部及び固定部の下方にねじ部を備え回転可能
    なスタッドと、 前記スタッドの固定部に固着されへら竿の基端部を保持
    する保持部材と、 外周に係合部を有し前記スタッドのねじ部に螺合する角
    度調整部材と、 中央部が前記支持台に回動可能に支承され一方の端部が
    前記角度調整部材の係合部に係合して該角度調整部材を
    回転不能に保持し他方の端部が略水平に突出する竿受け
    取付部材とから構成したことを特徴とするへら竿用支持
    台。
JP1994003218U 1994-04-01 1994-04-01 へら竿用支持台 Expired - Lifetime JP3002664U (ja)

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JP1994003218U JP3002664U (ja) 1994-04-01 1994-04-01 へら竿用支持台

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JP1994003218U JP3002664U (ja) 1994-04-01 1994-04-01 へら竿用支持台

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Publication Number Publication Date
JP3002664U true JP3002664U (ja) 1994-09-27

Family

ID=43138626

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994003218U Expired - Lifetime JP3002664U (ja) 1994-04-01 1994-04-01 へら竿用支持台

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