JPH08163663A - 遠隔データ収集子局装置,遠隔データ収集システム,及び遠隔データ収集方法 - Google Patents

遠隔データ収集子局装置,遠隔データ収集システム,及び遠隔データ収集方法

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JPH08163663A
JPH08163663A JP6329320A JP32932094A JPH08163663A JP H08163663 A JPH08163663 A JP H08163663A JP 6329320 A JP6329320 A JP 6329320A JP 32932094 A JP32932094 A JP 32932094A JP H08163663 A JPH08163663 A JP H08163663A
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Application number
JP6329320A
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English (en)
Inventor
Masanori Sato
正典 佐藤
Keiichi Hayashi
啓一 林
Kazuhiro Itohara
和浩 糸原
Kazuo Nakaoka
一男 中岡
Norimichi Murai
則通 村井
Ichiro Sugimoto
一郎 杉本
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NEC Corp
Osaka Gas Co Ltd
NEC Mobile Communications Ltd
Original Assignee
NEC Corp
Osaka Gas Co Ltd
NEC Mobile Communications Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/52Heat recovery pumps, i.e. heat pump based systems or units able to transfer the thermal energy from one area of the premises or part of the facilities to a different one, improving the overall efficiency

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 データ制御部11の定型形式変換部20が、
ガスヒートポンプ装置200の稼働状態データDを定型
形式データレコードFに変換した後、圧縮部30が、圧
縮データレコードPにする。蓄積/抽出部40は、一定
時間分の圧縮データレコードPと、所定時間間隔で抽出
し且つ上記一定時間よりも長い時間分の圧縮データレコ
ードPとをデータメモリ部12に蓄積する。親局からの
転送要求信号があると、その信号が示す時間分の圧縮デ
ータレコードPをデータメモリ部12からテレターミナ
ル送受信モデム部13を介して親局に転送する。 【効果】 一つの親局で空調機に関する多量のデータを
一元管理できると共に空調機の任意の時間の稼働状態の
詳細を知ることができ、通信プロトコルが異なる空調機
でも対応することができ、自動的にリセットさせること
ができ、さらに、各種の空調機に取り付けることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスヒートポンプ装置
等の空調機の稼働状態データを収集する遠隔データ収集
子局装置,遠隔データ収集システム,及び遠隔データ収
集システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の遠隔データ収集子局装置
を示すブロック図である。図9において、符号100が
遠隔データ収集子局装置であり、データ入出力部101
とデータ制御部102とデータメモリ部103とテレタ
ーミナル送受信モデム部104とを備え、収集した稼働
状態データDをアンテナ105を介して図示しない親局
に無線通信するようになっている。
【0003】すなわち、データ入出力部101でガスヒ
ートポンプ装置200から稼働状態データDを収集し、
データ制御部102の制御によって、その稼働状態デー
タDをデータメモリ部103に一定時間蓄積する。そし
て、図示しない親局からの支持により、蓄積した稼働状
態データDをテレターミナル送受信モデム部104でア
ンテナ105から親局に無線送信する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の遠隔データ収集子局装置では、次のような問題があ
る。遠隔データ収集子局装置100は、ある特定の通信
プロトコルを持つ機種のガスヒートポンプ装置200に
のみ対応させて、稼働状態データをフォーマットする専
用処理の構造になっているので、通信プロトコルが異な
る他の機種のガスヒートポンプ装置に使用することがで
きない。このため、通信プロトコルが異なる他の機種の
ガスヒートポンプ装置には、その機種専用のフォーマッ
ト処理を行う遠隔データ収集子局装置を設けなければな
らず、また、その機種の稼働状態データを収集可能な専
用の親局を別に設けなければならなかった。
【0005】また、稼働状態データDを1分間隔で30
分程度しかデータメモリ部103に蓄積することができ
なかったので、親局がガスヒートポンプ装置200の稼
働状況を詳細に把握することは困難であった。このた
め、親局が詳細な稼働状況を知りたい場合には、遠隔デ
ータ収集子局装置100との間で頻繁に通信しなければ
ならなかった。
【0006】さらに、テレターミナル送受信モデム部1
04をリセットする場合には、わざわざその遠隔データ
収集子局装置100まで出向いてリセットしなければな
らなかった。また、遠隔データ収集子局装置100をガ
スヒートポンプ装置200に取り付ける際には、各機種
の遠隔データ収集子局装置に対応した取付金具を用意
し、その取付金具を用いて取り付けなければならなかっ
た。上記従来の技術と類似する技術として、実開昭63
−196189号公報に記載されたものがあるが、この
技術も上記課題を解決するものではない。
【0007】本発明は上記問題点にかんがみてなされた
もので、一つの親局で空調機に関する多量のデータを一
元管理できると共に空調機の任意の時間の稼働状態の詳
細を知ることができ、しかも、通信プロトコルが異なる
空調機でも対応することができると共に自動的にリセッ
トさせることができ、さらに、各種の空調機に取り付け
ることができる遠隔データ収集子局装置,遠隔データ収
集システム,及び遠隔データ収集方法を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の遠隔データ収集子局装置は、空調機から出
力される稼働状態データを定型形式のデータに変換した
後、圧縮する変換/圧縮手段,一定時間分の上記圧縮デ
ータをデータメモリ部内の第1の領域に蓄積すると共
に、上記圧縮データを所定時間間隔で抽出して、上記一
定時間よりも長い時間分、上記データメモリ部の第2の
領域に蓄積する蓄積手段,及び、親局からの転送要求信
号が示す時間分の圧縮データを上記データメモリ部から
抽出する抽出手段を有するデータ制御部と、上記抽出し
た圧縮データ及び転送要求信号を無線回線で送受信する
テレターミナル送受信モデム部とを備える構成としてあ
る。
【0009】請求項2記載の遠隔データ収集子局装置
は、上記空調機の稼働状態の異常を検出し、検出時から
一定時間前の圧縮データを上記データメモリ部から抽出
させて、上記親局に転送させるアラーム検出部を備える
構成としてある。
【0010】請求項3記載の遠隔データ収集子局装置
は、上記空調機の通信プロトコルに対応した制御プログ
ラムと上記テレターミナル送受信モデム部を予め設定し
た時間にリセットさせるプログラムとを読み込むICカ
ード読取部を備える構成としてある。
【0011】請求項4記載の遠隔データ収集子局装置
は、筺体に取り付けられたメインパネル金具と、このメ
インパネル金具にスライド可能に仮止めされ、各々が上
記空調機の筺体に穿設された一対のネジ孔に対応したネ
ジ孔を有する一対のサブパネル金具とを備える構成とし
てある。
【0012】また、本発明の遠隔データ収集システム
は、空調機に取り付けられ、この空調機の稼動状態デー
タを収集し、圧縮データとして蓄積する上記遠隔データ
収集子局装置のいずれかと、転送要求信号を上記遠隔デ
ータ収集子局装置に無線送信し、遠隔データ収集子局装
置から送信されてきた上記収縮データレコードを無線受
信する親局とを備える構成としてある。
【0013】さらに、本発明の遠隔データ収集方法は、
空調機から出力される稼働状態データを定型形式のデー
タに変換した後、圧縮する変換/圧縮処理と、一定時間
分の上記圧縮データを蓄積すると共に、上記圧縮データ
を所定時間間隔で抽出して、上記一定時間よりも長い時
間分、蓄積する蓄積処理と、親局が指示した時間分の圧
縮データを抽出する抽出処理と、抽出した上記圧縮デー
タを無線回線で上記親局に送信する送信処理とを備える
方法としてある。
【0014】請求項7記載の遠隔データ収集方法は、上
記空調機の稼働状態の異常を検出し、検出時から一定時
間前の圧縮データを抽出して、上記親局に転送させるア
ラーム検出処理を備える方法としてある。
【0015】請求項8記載の遠隔データ収集方法は、請
求項6または請求項7において、上記空調機の通信プロ
トコルに対応した制御プログラムと上記テレターミナル
送受信モデム部を予め設定した時間にリセットさせるプ
ログラムとを読み込むICカード読取処理を備える方法
としてある。
【0016】
【作用】本発明の遠隔データ収集子局装置によれば、変
換/圧縮手段において、データ制御部の空調機から出力
される稼働状態データが定型形式のデータに変換された
後、圧縮される。しかる後、蓄積手段において、一定時
間分の圧縮データがデータメモリ部内の第1の領域に蓄
積されると共に、圧縮データが所定時間間隔で抽出さ
れ、一定時間よりも長い時間分、データメモリ部の第2
の領域に蓄積される。そして、親局からの転送要求信号
があると、抽出手段において、転送要求信号が示す時間
分の圧縮データがデータメモリ部から抽出され、テレタ
ーミナル送受信モデム部において、無線回線で親局に転
送される。
【0017】請求項2記載の遠隔データ収集子局装置に
よれば、アラーム検出部において、空調機の稼働状態の
異常が検出され、その検出時から一定時間前の圧縮デー
タがデータメモリ部から抽出され、親局に転送される。
【0018】請求項3記載の遠隔データ収集子局装置に
よれば、ICカード読取部において、空調機の通信プロ
トコルに対応した制御プログラムとテレターミナル送受
信モデム部を予め設定した時間にリセットさせるプログ
ラムとが読み込まれる。
【0019】請求項4記載の遠隔データ収集子局装置に
よれば、メインパネル金具に仮止されたサブパネル金具
をスライドさせ、そのネジ孔を空調機の筺体に穿設され
た一対のネジ孔に合せて、空調機の筺体のネジ孔にサブ
パネル金具をネジ止すると共に、サブパネル金具をメイ
ンパネル金具に本止することにより、遠隔データ収集子
局装置をガスヒートポンプ装置に取り付けることができ
る。
【0020】また、本発明の遠隔データ収集システムに
よれば、遠隔データ収集子局装置において、空調機の稼
働状態データが収集されて、圧縮データとして蓄積さ
れ、親局からの転送要求信号によって、遠隔データ収集
子局装置から親局に圧縮データが転送される。
【0021】さらに、本発明の遠隔データ収集方法によ
れば、変換/圧縮処理によって、空調機から出力される
稼働状態データが定型形式のデータに変換された後、圧
縮される。しかる後、蓄積処理によって、一定時間分の
圧縮データが蓄積されると共に、圧縮データが所定時間
間隔で抽出されて、一定時間よりも長い時間分、蓄積さ
れる。そして、親局からの指示があると、抽出処理によ
って、指示された時間分の圧縮データが抽出され、送信
処理によって、抽出した圧縮データが無線回線で親局に
送信される。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の一実施例に係る遠隔デー
タ収集子局装置を用いた遠隔データ収集システムと遠隔
データ収集方法を示す概略ブロック図であり、図2は本
実施例の適用される遠隔データ収集子局装置のブロック
図である。図1に示すように、本実施例の遠隔データ収
集子局装置を用いたデータ収集システムとデータ収集方
法では、遠隔データ収集子局装置1において、ガスヒー
トポンプ装置200からの稼働状態データDを定型形式
のデータレコードに変換した後、圧縮して所定時間蓄積
し、その圧縮データレコードPを無線通信ネットワーク
2を介して親局3に無線送信するようになっている。
【0023】遠隔データ収集子局装置1は、図2に示す
ように、データ入出力部10とデータ制御部11とデー
タメモリ部12とテレターミナル送受信モデム部13と
ICカード読取部14と送受信アンテナ15とを備えて
いる。データ制御部11は、ガスヒートポンプ装置20
0の稼働情報である稼働状態データDをデータ入出力部
10を介して入力し、データメモリ部12に圧縮データ
レコードPとして蓄積する機能を有している。また、親
局3からの転送指示に従ってデータメモリ部12内の圧
縮データレコードPを転送する機能をも有している。具
体的には、データ制御部11は、図3に示すように、変
換/圧縮手段としての定型形式変換部20及び圧縮部3
0と、蓄積手段及び抽出手段としての蓄積/抽出部40
と、アラーム検出部50と、監視部51とを有してい
る。
【0024】定型形式変換部20は、データ入出力部1
0で入力した稼働状態データDを定型形式データレコー
ドFに変換する機能を有している。すなわち、図4に示
すように、ガスヒートポンプ装置200の稼働状態を把
握するために必要な項目である「時間データ」,「室内
機設定台数」,「室外機アナログデータ」,「室内機ア
ナログデータ」,「室外機デジタルデータ」,「室内機
デジタルデータ」,「異常関連データ」,「外部デー
タ」を整理して形成した定型形式データレコードFに変
換する。
【0025】圧縮部30は、定型形式変換部20で形成
された定型形式データレコードFを圧縮データレコード
Pにする検索/登録部31と、番号に対応させて文字又
は文字列を格納した辞書格納部32とを有している。
【0026】検索/登録部31は、定型形式変換部20
から入力した定型形式データレコードF内の各種データ
を文字と見なし、定型形式データレコードF内の文字又
は文字列が辞書格納部32に既に格納されているか否か
を検索する。そして、既に格納されている場合には、こ
れらの文字又は文字列を辞書格納部32内の同文字又は
同文字列の番号に置換することにより、定型形式データ
レコードFを、圧縮データレコードPに圧縮する。圧縮
データレコードPは、図5に示すように、時間データT
Dと1つ前の稼働状態データDを示すポインタPDと圧
縮後のデータ長DLと圧縮後の定型形式データFDとで
構成されている。
【0027】また、定型形式データレコードF内の文字
又は文字列が辞書格納部32に格納されていない場合に
は、これらの文字又は文字列を番号を付けた状態で辞書
格納部32内に新規に格納することにより、これらの文
字又は文字列の登録を行う。この登録は、前回一致文字
列と今回一致文字列とからなる文字列を登録しておき、
辞書が満杯になった場合には、長時間未使用の項目から
破棄するようになっている。また、辞書格納部32に格
納されている辞書は各項目を待ち行列で管理し、項目を
使う毎に待ち行列の最後尾に項目を配置することにより
行う。このように形成された圧縮データレコードPは、
図3に示す蓄積/抽出部40の制御によってデータメモ
リ部12に蓄積されるようになっている。
【0028】データメモリ部12は、ガスヒートポンプ
装置200から出力される間隔でデータ入出力部10が
収集した稼働状態データDに対応する圧縮データレコー
ドPを1.5時間分蓄積する第1の領域(図示省略)
と、ガスヒートポンプ装置200から収集した稼働状態
データDを1分間隔で抽出し、その圧縮データレコード
Pを24時間分蓄積する第2の領域(図示省略)とに分
割されており、これらの第1及び第2の領域は蓄積/抽
出部40によって管理されるようになっている。
【0029】このデータメモリ部12内では、圧縮デー
タレコードPは、稼働状態データDを収集した時間順で
管理される。すなわち、この圧縮データレコードPは、
図6に示すように、収集した時間順に低い番地から高い
番地に向かって蓄積される。このように蓄積された圧縮
データレコードPは時間データTDとポインタPDによ
って管理されるようになっている。
【0030】具体的には、データメモリ部12の第1及
び第2の領域は、環状系に管理されるようになってお
り、このため、図6に示すA点とD点とで第1及び第2
の領域全体を管理し、B点とC点とで、現在格納されて
いる圧縮データレコードPの先頭と最後尾とを管理す
る。
【0031】例えば、データメモリ部12の第1又は第
2領域より、T1時間(新時間)からT2時間(古時間)
の間の圧縮データレコードPを抽出する場合には、デー
タ制御部11の蓄積/抽出部40が、図6に示すC点か
らB点に向かって、各圧縮データレコードPの時間デー
タTDを検索する。そして、T1時間に近似する時間を
有する圧縮データレコードPを先ず発見し、この地点か
らT2時間に近似する時間を有する圧縮データレコード
Pを発見するまで、時間データTDとポインタPDとを
利用して検索しながら、T1時間からT2時間の間の圧縮
データレコードPを抽出し、抽出した圧縮データレコー
ドPをテレターミナル送受信モデム部13に送出する。
【0032】図3において、アラーム検出部50は、定
型形式データレコードFの「異常関連データ」に基づい
てガスヒートポンプ装置200のアラームデータを検出
すると、アラーム発生時点から5分間だけ監視し、この
5分経過後に、無線回線を接続して、1.5時間前まで
の蓄積圧縮データレコードPを転送するよう、蓄積/抽
出部40に指示する機能を有している。
【0033】また、監視部51は、無線回線の断状態の
有無を監視するためのもので、無線回線が断状態になっ
た場合には、親局3に対する無線回線を再接続し、未転
送分の圧縮データレコードPを転送するように蓄積/抽
出部40を制御するようになっている。
【0034】一方、図2において、ICカード読取部1
4は、ガスヒートポンプ装置200の通信プロトコルに
対応した制御プログラムが書き込まれた図示しないIC
カードを読み取り、この制御プログラムに従ってデータ
制御部11の定型形式変換部20が動作するようになっ
ている。また、制御プログラム内には、テレターミナル
送受信モデム部13を予め設定した時間にリセットさせ
るプログラムが入っており、データ制御部11は、この
設定時間に達したときに、テレターミナル送受信モデム
部13のリセット制御を行うようになっている。
【0035】このような遠隔データ収集子局装置1は、
図7に示すように、パネルを介して、各ガスヒートポン
プ装置200のネジ孔201に取り付けられる構造にな
っている。具体的には、π状のメインパネル金具60が
遠隔データ収集子局装置1の筺体背面に固着されてお
り、このメインパネル金具60に穿設された2本のスラ
イド溝61の両側に、各サブパネル金具70が2本のネ
ジ67にて仮止されている。
【0036】次に、本実施例の動作について説明する。
図7に示すように、まず、各ガスヒートポンプ装置20
0に、メインパネル金具60にサブパネル金具70が仮
止された遠隔データ収集子局装置1を近付け、一対のサ
ブパネル金具70をスライド溝61に沿ってスライドさ
せる。そして、サブパネル金具70の外側の孔をガスヒ
ートポンプ装置200の筺体に穿設された一対のネジ孔
201,201に一致させる。しかる後、固定ネジ68
をネジ孔201に螺入して、遠隔データ収集子局装置1
をガスヒートポンプ装置200に固定する。そして、ネ
ジ67にてメインパネル金具60とサブパネル金具70
とを本止めする。
【0037】従来の遠隔データ収集子局装置100で
は、各ガスヒートポンプ装置200によってネジ孔20
1,201の間隔が異なる場合には、その間隔に合う専
用の取付金具を用意して、遠隔データ収集子局装置10
0をガスヒートポンプ装置200に取り付けなけらばな
らなかった。しかし、本実施例の遠隔データ収集子局装
置1によれば、一種類のメインパネル金具60とサブパ
ネル金具70とによって、各種のガスヒートポンプ装置
200に遠隔データ収集子局装置1を取り付けることが
できる。
【0038】このように、ガスヒートポンプ装置200
に遠隔データ収集子局装置1を取り付けた後(又は取り
付け前)、ガスヒートポンプ装置200の通信プロトコ
ルに対応した制御プログラムが書き込まれた図示しない
ICカードをICカード読取部14で読み取っておく。
これにより、このガスヒートポンプ装置200の通信プ
ロトコルに対応した制御プログラムに従って遠隔データ
収集子局装置1の定型形式変換部20が動作することと
なる。
【0039】すなわち、本実施例の遠隔データ収集子局
装置1によれば、通信プロトコルが異なるガスヒートポ
ンプ装置200でも一種類の遠隔データ収集子局装置1
で対応することができる。そして、取り付け後、設定時
間が経過すると、制御プログラムによって、テレターミ
ナル送受信モデム部13がその時間にリセットさせるの
で、わざわざ遠隔データ収集子局装置1まで来て、テレ
ターミナル送受信モデム部13をリセットする必要がな
く、保守作業の省力化を図ることができる。
【0040】このような遠隔データ収集子局装置1にお
けるガスヒートポンプ装置200からのデータ収集,転
送動作は以下のようにして行われる。図8は、本動作を
示すフローチャート図である。ガスヒートポンプ装置2
00から稼働状態データDが出力されると、稼働状態デ
ータDは、データ入出力部10を介してデータ制御部1
1に入力される(図8のステップS1,S2)。そし
て、稼働状態データDは、データ制御部11の定型形式
変換部20において、定型形式データレコードFに変換
された後、圧縮部30に出力される(図8のステップS
3)。
【0041】定型形式データレコードFが圧縮部30の
検索/登録部31に入力されると、定型形式データレコ
ードF内の文字又は文字列が辞書格納部32に既に格納
されているか否かが検索された後、圧縮データレコード
Pに圧縮されて、データ制御部11からデータメモリ部
12の第1及び第2の領域に蓄積される(図8のステッ
プS4,S5)。
【0042】すなわち、本実施例の遠隔データ収集子局
装置1によれば、稼働状態データDを定型形式データレ
コードFに統一して変換しているので、一つの親局3に
よって一元管理することができる。また、圧縮している
ので、多量の圧縮データレコードPをデータメモリ部1
2に蓄積することができる。
【0043】親局3からの転送要求信号Cが無線通信ネ
ットワーク2,送受信アンテナ15を介して遠隔データ
収集子局装置1に受信されると、転送要求信号Cが、テ
レターミナル送受信モデム部13で復調されて、データ
信号に変換され、データ制御部11に入力される。
【0044】転送要求信号Cが、24時間分の圧縮デー
タレコードPを転送することを要求する信号である場合
には、第2の領域に蓄積されている全ての圧縮データレ
コードPがデータ制御部11の蓄積/抽出部40によっ
て抽出され、テレターミナル送受信モデム部13,送受
信アンテナ15を介して、親局3に転送される(図8の
ステップS6のYES,S7)。
【0045】また、転送要求信号Cが、1時間分の圧縮
データレコードPを転送することを要求する信号である
場合には、データ制御部11の蓄積/抽出部40が、第
1の領域に蓄積されている圧縮データレコードPのう
ち、当該1時間の間隔にある圧縮データレコードPを抽
出して、親局3に転送する(図8のステップS6のYE
S,S7)。
【0046】また、転送要求信号Cが、2時間分の圧縮
データレコードPを転送することを要求する信号である
場合には、データ制御部11の蓄積/抽出部40が、第
1の領域に蓄積されている1.5時間分の圧縮データレ
コードPを抽出すると共に、第2の領域に蓄積されてい
る残りの0.5時間の間隔の圧縮データレコードPを抽
出して、親局3に転送する(図8のステップS6のYE
S,S7)。このように、本実施例によれば、親局3
が、必要な時に、ガスヒートポンプ装置200の24時
間の稼働状態や任意の時間の稼働状態を詳細に知ること
ができる。
【0047】また、親局3へ圧縮データレコードPを転
送していない通常の状態で、アラーム検出部50は、定
型形式データレコードFの「異常関連データ」に基づい
て、ガスヒートポンプ装置200にアラームが発生して
いるか否かを監視している(図8のステップS8)。ア
ラームが発生していない場合には、上記の処理が繰り返
される(図8のステップS8のNO)。
【0048】逆に、アラームが発生している場合には、
アラーム検出部50がアラーム発生時点から5分間だけ
監視し、この5分経過後に、無線回線を接続して、1.
5時間前までの蓄積圧縮データレコードPを転送するよ
う、蓄積/抽出部40に指示する(図8のステップS8
のYES,S9)。
【0049】したがって、親局3では、転送されてきた
圧縮データレコードPによって、アラームがどのように
発生したかを知ることができる。そして、アラーム発生
の詳細をさらに知りたい場合には、例えば24時間分の
圧縮データレコードPを転送するよう要求することによ
り、その転送されてきた詳細圧縮データレコードPに基
づいて、ガスヒートポンプ装置200の稼働状態の解析
を行うことができる。
【0050】また、転送中に、無線回線が障害によって
断状態になった場合には、データ制御部11の監視部5
1がその事実を検出し、親局3に対する無線回線を再接
続し、未転送分の圧縮データレコードPを転送するよう
に蓄積/抽出部40を制御する。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、空調機か
ら出力される稼働状態データを定型形式のデータに変換
した後、圧縮し、しかる後、一定時間分の圧縮データを
データメモリ部内の第1の領域に蓄積すると共に、圧縮
データを所定時間間隔で抽出して、一定時間よりも長い
時間分、蓄積するので、多量の圧縮データを蓄積するこ
とができ、しかも、その多量の圧縮データを一つの親局
によって一元管理することができる。さらに、親局で、
必要な時に、空調機の1日の稼働状態や任意の時間の稼
働状態の詳細を知ることができるという効果がある。
【0052】特に、請求項2及び請求項7記載の発明に
よれば、空調機の稼働状態の異常が検出され、その検出
時から一定時間前の圧縮データがデータメモリ部から抽
出され、親局に転送されるので、親局において、異常の
事実を知ることができる。したがって、親局が遠隔デー
タ収集子局装置から詳細な多時間分のデータを転送して
もらうことで、アラーム発生時の空調機の稼働状態の解
析を行うことができるという効果がある。
【0053】また、請求項3及び請求項8記載の発明に
よれば、空調機の通信プロトコルに対応した制御プログ
ラムとテレターミナル送受信モデム部を予め設定した時
間にリセットさせるプログラムとを読み込むことができ
るので、通信プロトコルが異なる空調機でも一種類の遠
隔データ収集子局装置で対応することができると共に、
わざわざ遠隔データ収集子局装置まで来て、テレターミ
ナル送受信モデム部をリセットする必要がなく、保守作
業の省力化を図ることができるという効果がある。
【0054】さらに、請求項4記載の発明によれば、サ
ブパネル金具をスライドさせ、空調機のネジ孔に合せ
て、空調機にサブパネル金具をネジ止することができ
る。したがって、従来の遠隔データ収集子局装置では、
各空調機によって一対のネジ孔間隔が異なる場合には、
その間隔に合う専用の取付金具を用意して、遠隔データ
収集子局装置100を空調機に取り付けなけらばならな
かったが、本発明では、一種類のメインパネル金具及び
サブパネル金具で、各種の空調機に遠隔データ収集子局
装置を取り付けることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る遠隔データ収集子局装
置を用いた遠隔データ収集システムと遠隔データ収集方
法を示す概略ブロック図である。
【図2】遠隔データ収集子局装置のブロック図である。
【図3】データ制御部のブロック図である。
【図4】定型形式データレコードの構成図である。
【図5】圧縮データレコードの構成図である。
【図6】データメモリ部内のデータ抽出を示す概略説明
図である。
【図7】遠隔データ収集子局装置のガスヒートポンプ装
置への取付方法を示す斜視図である。
【図8】本実施例の動作フローチャート図である。
【図9】従来の遠隔データ収集子局装置を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 遠隔データ収集子局装置 3 親局 11 データ制御部 12 データメモリ部 13 テレターミナル送受信モデム部 14 ICカード読取部 20 定型形式変換部 30 圧縮部 40 蓄積/抽出部 50 アラーム検出部 200 ガスヒートポンプ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 正典 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 林 啓一 神奈川県横浜市港北区新横浜三丁目16番8 号 日本電気移動通信株式会社内 (72)発明者 糸原 和浩 神奈川県横浜市港北区新横浜三丁目16番8 号 日本電気移動通信株式会社内 (72)発明者 中岡 一男 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 村井 則通 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 杉本 一郎 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調機から出力される稼働状態データを
    定型形式のデータに変換した後、圧縮する変換/圧縮手
    段,一定時間分の上記圧縮データをデータメモリ部内の
    第1の領域に蓄積すると共に、上記圧縮データを所定時
    間間隔で抽出して、上記一定時間よりも長い時間分、上
    記データメモリ部の第2の領域に蓄積する蓄積手段,及
    び、親局からの転送要求信号が示す時間分の圧縮データ
    を上記データメモリ部から抽出する抽出手段を有するデ
    ータ制御部と、 上記抽出した圧縮データ及び転送要求信号を無線回線で
    送受信するテレターミナル送受信モデム部と、 を備えることを特徴とした遠隔データ収集子局装置。
  2. 【請求項2】 上記空調機の稼働状態の異常を検出し、
    検出時から一定時間前の圧縮データを上記データメモリ
    部から抽出させて、上記親局に転送させるアラーム検出
    部を備える請求項1記載の遠隔データ収集子局装置。
  3. 【請求項3】 上記空調機の通信プロトコルに対応した
    制御プログラムと上記テレターミナル送受信モデム部を
    予め設定した時間にリセットさせるプログラムとを読み
    込むICカード読取部を備える請求項1または請求項2
    記載の遠隔データ収集子局装置。
  4. 【請求項4】 筺体に取り付けられたメインパネル金具
    と、このメインパネル金具にスライド可能に仮止めさ
    れ、各々が上記空調機の筺体に穿設された一対のネジ孔
    に対応したネジ孔を有する一対のサブパネル金具とを備
    える請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の遠隔デ
    ータ収集子局装置。
  5. 【請求項5】 空調機に取り付けられ、この空調機の稼
    動状態データを収集し、圧縮データとして蓄積する請求
    項1ないし請求項4のいずれかに記載の遠隔データ収集
    子局装置と、 転送要求記号を上記遠隔データ収集子局装置に無線送信
    し、遠隔データ収集子局装置から送信されてきた上記圧
    縮データレコードを無線受信する親局と、 を備えることを特徴とした遠隔データ収集システム。
  6. 【請求項6】 空調機から出力される稼働状態データを
    定型形式のデータに変換した後、圧縮する変換/圧縮処
    理と、 一定時間分の上記圧縮データを蓄積すると共に、上記圧
    縮データを所定時間間隔で抽出して、上記一定時間より
    も長い時間分、蓄積する蓄積処理と、 親局が指示した時間分の圧縮データを抽出する抽出処理
    と、 抽出した上記圧縮データを無線回線で上記親局に送信す
    る送信処理と、 を備えることを特徴とした遠隔データ収集方法。
  7. 【請求項7】 上記空調機の稼働状態の異常を検出し、
    検出時から一定時間前の圧縮データを抽出して、上記親
    局に転送させるアラーム検出処理を備える請求項6記載
    の遠隔データ収集方法。
  8. 【請求項8】 上記空調機の通信プロトコルに対応した
    制御プログラムと上記テレターミナル送受信モデム部を
    予め設定した時間にリセットさせるプログラムとを読み
    込むICカード読取処理を備える請求項6または請求項
    7記載の遠隔データ収集方法。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03182965A (ja) * 1989-12-12 1991-08-08 Omron Corp 住居内機器の総合制御システム
JPH03226023A (ja) * 1990-01-30 1991-10-07 Meidensha Corp ビル群管理装置
JPH061556A (ja) * 1992-03-26 1994-01-11 Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd エレベータの遠隔故障診断装置

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