JPH08163483A - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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Publication number
JPH08163483A
JPH08163483A JP6329224A JP32922494A JPH08163483A JP H08163483 A JPH08163483 A JP H08163483A JP 6329224 A JP6329224 A JP 6329224A JP 32922494 A JP32922494 A JP 32922494A JP H08163483 A JPH08163483 A JP H08163483A
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JP
Japan
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video signal
image
memory
recorded
control circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP6329224A
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English (en)
Inventor
Yasushi Hiruumi
靖志 蛭海
Toru Tanigawa
徹 谷川
Ryuichi Tagawa
竜一 田川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】複数種類の画像を分解写真の形式で取り込むこ
とができる映像信号処理装置を提案する。 【構成】間欠的に画像を記録する記憶手段8に対して、
この記憶手段8のメモリ空間を分割し、各分割した領域
にそれぞれ間欠的に画像を記録することにより、複数種
類の画像を取り込んで保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号処理装置に関
し、例えば撮像装置、ビデオテープレコーダ等から出力
されるビデオ信号を取り込んで所望の画像をプリントす
るビデオプリンタに適用することができる。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のビデオプリンタにおいて
は、ビデオ信号により形成される画像をプリントするこ
とにより、銀塩写真の場合に比して、簡易に所望の画像
をプリントできるようになされている。
【0003】すなわちこの種のビデオプリンタは、ユー
ザーが選択した入力モードに従って撮像装置、ビデオテ
ープレコーダ等から出力されるビデオ信号をフレームメ
モリに記録する。ここで例えばユーザーがノーマルモー
ドを選択して所定の操作子を押圧操作した場合、ビデオ
プリンタは、この押圧操作のタイミングを基準にして、
1フレーム分、ビデオ信号をフレームメモリに記録す
る。これによりビデオプリンタは、続いてユーザーがモ
ニタ画面を確認してプリントの操作子を押圧操作する
と、このフレームメモリに記録した画像データによりサ
ーマルヘッドを駆動し、フレームメモリに記録した画像
をプリントする。
【0004】これに対してユーザーがストロボモードを
選択した後、所定の操作子を押圧操作した場合、ビデオ
プリンタは、規定のインターバルにより、ビデオテープ
レコーダ等から出力されるビデオ信号を間欠的にフレー
ムメモリに記録する。このフレームメモリに記録する
際、ビデオプリンタは、間引きして画像データを記録す
ることにより、複数枚の画像をフレームメモリに記録す
る。これによりビデオプリンタは、続いてユーザーがプ
リントの操作子を押圧操作すると、ノーマルモードの1
枚の画像に代えて、複数枚の画像を1枚の印画用紙にプ
リントして出力するようになされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種のスト
ロボモードは、例えばゴルフスィングの点検、テニスの
フォームの確認等に利用して便利である。すなわちゴル
フスィングを点検する場合ビデオプリンタにおいて、点
検対象でなるゴルフファーをビデオカメラで撮像し、こ
のゴルフファーがスィングするタイミングを見計らって
記録の操作子を押圧操作する。同様にテニスのフォーム
を確認する場合、テニスプレイヤーをビデオカメラで撮
像し、このテニスプレイヤーがボールを打つタイミング
を見計らって記録の操作子を押圧操作する。
【0006】これによりビデオプリンタでは、銀塩写真
でストロボ撮影したようなゴルフスィングの分解写真、
テニスフォームの分解写真をプリントすることができ
る。
【0007】このとき一枚のプリント結果上で、コーチ
のフォームと生徒のフォームとを同時に確認することが
できれば、便利であると考えられる。またこの様な機能
を実現することができれば、ゴルフスィング、テニスフ
ォームだけに限らず、2つの事象を比較確認することが
できることにより、この種のビデオプリンタの適用分野
を格段的に拡大できると考えられる。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、複数種類の画像を分解写真の形式で取り込むことが
できる映像信号処理装置を提案しようとするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、規定の時間間隔で、映像信号を記
憶手段に間欠的に取り込んで記録することにより、この
映像信号で形成される画像を先の時間間隔で記憶手段に
記録する映像信号処理装置において、この記憶手段のメ
モリ空間を複数の領域に分割し、分割した各領域毎に、
それぞれ映像信号で形成される画像を間欠的に取り込ん
で保持する。
【0010】このとき、先の映像信号に同期したトリガ
を基準にして、分割した各領域毎に、それぞれ先の映像
信号を間欠的に取り込んで保持することにより、分割し
た各領域に間欠的に記録する画像を、各映像信号のトリ
ガに対して、ほぼ同一のタイミングに保持する。
【0011】また、先の記憶手段に記録した画像を、所
定の表示手段に、順次循環的に出力する。
【0012】またこれに代え、各領域に記録した画像を
表示手段に分割表示するように、先の記憶手段に記録し
た映像信号を出力する。
【0013】さらに、各領域に記録した画像を対比し
て、1枚の用紙に各領域の画像をプリントする。
【0014】
【作用】規定の時間間隔で、映像信号で形成される画像
を記憶手段に記録する映像信号処理装置において、この
記憶手段のメモリ空間を複数の領域に分割し、分割した
各領域毎に、それぞれ映像信号を間欠的に取り込んで記
録すれば、この分割数に対応するチャンネル数だけ、そ
れぞれ分解写真の形式で映像信号を記録することができ
る。
【0015】このとき映像信号に同期したトリガを基準
にして、分割した各領域毎に、それぞれ先の映像信号を
間欠的に取り込んで保持することにより、分割した各領
域に間欠的に記録する画像を、各映像信号のトリガに対
して、ほぼ同一のタイミングに保持すれば、例えば打球
音をトリガにして複数の映像信号を記録して、各領域間
でテニスのフォーム等を対応して記録することができ
る。
【0016】さらに先の記憶手段に記録した画像を、所
定の表示手段に、順次循環的に出力すれば、この各領域
に記録した画像を、時系列で比較検討することができ
る。
【0017】またこれに代え、各領域に記録した画像を
表示手段に分割表示するように、先の記憶手段に記録し
た映像信号を出力すれば、各領域の対応する画像を同時
に表示して比較検討することができる。
【0018】さらに各領域に記録した画像を対比して、
1枚の用紙に各領域の画像をプリントすれば、必要に応
じて全コマプリントして、また対応するコマだけプリン
トして比較検討することができる。
【0019】
【実施例】以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施
例を詳述する。
【0020】(1)全体構成 図1において、1は全体としてビデオプリンタを示し、
この実施例ではビデオカメラ2で撮像したゴルファー3
の画像をプリントする。すなわちビデオプリンタ1は、
入力コネクタ4を介してビデオ信号SVを入力できるよ
うに形成され、この実施例では、ゴルファー3を撮像す
るビデオカメラ2がこの入力コネクタ4に接続される。
【0021】選択回路5は、この入力コネクタ4を介し
て入力されるビデオ信号SVを外部接続されたモニタ装
置6に出力し、これによりビデオプリンタ1では、入力
されたビデオ信号SVを直接モニタできるようになされ
ている。アナログディジタル変換回路(A/D)7は、
所定のサンプリングパルスを基準にして、入力コネクタ
4から入力されるビデオ信号SVをアナログディジタル
変換し、ディジタルビデオ信号DVを出力する。
【0022】フレームメモリ8は、汎用のD−RAM
(Dynamic-Random Access Memory)で形成された大容量
のメモリ回路であり、メモリ制御回路9で制御されて動
作し、書き込みモードにおいて、ディジタルビデオ信号
DVをフィールド単位で記録する。これによりビデオプ
リンタ1では、フィールド単位で画像を取り込んで、偶
数及び奇数フィールド間の画像のずれによって発生する
いわゆる像の2重写しを有効に回避できるようになされ
ている。
【0023】この記録の際、フレームメモリ8は、図2
に示すように、全体で32コマの画像をフィールド単位
で記録できるように容量が選定され、これにより連続し
て記録して約0.5秒(1/60〔秒〕×32コマ)
間、ディジタルビデオ信号DVを記録できるようになさ
れ、また20フィールド毎に間欠的に記録して約10秒
(20/60〔秒〕×32コマ)間、ディジタルビデオ
信号DVを記録できるようになされている。
【0024】さらにフレームメモリ8は、読み出しモー
ドにおいて、記録した画像データを所定の順序でディジ
タルアナログ変換回路(D/A)10に出力し、ディジ
タルアナログ変換回路10は、この画像データをアナロ
グ信号に変換し、選択回路5を介してモニタ装置6に出
力する。これによりビデオプリンタ1では、必要に応じ
て選択回路5、メモリ制御回路9の動作を切り換えて、
フレームメモリ8に記録した画像を確認できるようにな
されている。
【0025】さらにフレームメモリ8は、このビデオプ
リンタ1がプリントのモードに設定されると、メモリ制
御回路9で制御されて、記録した画像データをサーマル
ヘッド制御回路12に出力する。ここでこのサーマルヘ
ッド制御回路12は、この画像データに基づいてサーマ
ルヘッド13を駆動し、感熱紙でなるプリント用紙14
に白黒の画像をプリントする。これによりビデオプリン
タ1では、必要に応じてメモリ制御回路9、サーマルヘ
ッド制御回路12の動作を切り換えて、記録した画像を
プリントできるようになされている。
【0026】外部同期回路15は、入力コネクタ4を介
して入力されるビデオ信号SVから、水平同期信号、垂
直同期信号を抽出した後、これらの信号からビデオ信号
SVに同期したタイミング信号を生成する。これにより
ビデオプリンタ1では、選択回路16を介してこのタイ
ミング信号をメモリ制御回路9に出力すると共に、この
タイミング信号でアナログディジタル変換回路7を駆動
して、ビデオ信号SVに同期したタイミングでこのビデ
オ信号SVをディジタルビデオ信号DVに変換し、また
変換したディジタルビデオ信号DVをフィールド単位で
フレームメモリ8に記録する。
【0027】これに対して内部同期回路17は、所定の
基準信号を分周して内部同期のタイミング信号を生成
し、このタイミング信号を選択回路16に出力する。こ
れによりビデオプリンタ1では、必要に応じて外部同期
回路15のタイミング信号に代えて、この内部同期回路
17のタイミング信号でディジタルアナログ変換回路1
0、メモリ制御回路9を駆動し、ビデオ信号SVから独
立したタイミングで動作できるようになされている。ビ
デオプリンタ1では、フレームメモリ8への記録時以外
においては、この内部同期により動作するように動作が
切り換わり、これによりビデオカメラ2等の電源が遮断
された場合でも、動作できるようになされている。
【0028】メモリ制御回路9は、フレームメモリ8の
動作を制御し、システム制御回路18からの制御コマン
ドに従って、フレームメモリ8の動作モードを切り換
え、またこのフレームメモリ8に対して発行するアドレ
スを切り換える。これによりビデオプリンタ1では、シ
ステム制御回路18によりメモリ制御回路9で発行され
るアドレス等を切り換えて、種々のフォーマットでディ
ジタルビデオ信号DVを記録し、モニタし、プリントで
きるようになされている。
【0029】システム制御回路18は、演算処理回路で
形成され、内蔵のメモリ回路に記録された処理手順を実
行することにより、コントロールパネル19、ワイヤー
ドリモコン20に配置した操作子の操作に応動して、ま
たサウンドセンサー21の出力信号に応動して全体の動
作を制御する。
【0030】すなわちコントロールパネル19には、図
3に示すように操作子等が配置される。ここでコントロ
ールパネル19には、プリント結果を排出する排出口の
隣に、一時停止の操作子22、カットの操作子23、フ
ィードの操作子24、スタンバイの操作子25、プリン
トの操作子26が配置される。
【0031】ここでこのビデオプリンタ1では、レビュ
ーモードにおいて、フレームメモリ8に取り込んだ複数
コマの画像を所定のインターバルで順次循環的にモニタ
装置6に表示するようになされ、このとき一時停止の操
作子22を操作してこの循環動作の一時停止、循環動作
の開始を切り換えるようになされている。またこの一時
停止のとき、コントロールパネル19の下側、扉27内
に収納された左右のカーソル操作子28L又は28Rを
操作して、順方向又は逆方向にコマ送りできるようにな
されている。
【0032】これに対してビデオプリンタ1では、カッ
トの操作子23、フィードの操作子24がそれぞれ操作
されると、プリント用紙14をカットし、また用紙送り
する。さらにビデオプリンタ1では、画像の取り込みモ
ードとしてオートメモリモード(従来のストロボモード
に対応する)とマニュアルメモリモードの2種類を選択
できるように形成され、オートメモリモードでスタンバ
イの操作子25が操作されると、フレームメモリ8への
画像の取り込みを開始する。
【0033】これに対してこの状態でプリントの操作子
26が押圧操作されると、このタイミングを基準にして
即座に、又はユーザーが設定したコマ数だけ同様にして
画像を取り込んだ後、フレームメモリ8への画像の取り
込みを停止してレビューモードに切り換わり、続いてプ
リントの操作子26が押圧操作されるとフレームメモリ
8に記録した内容をプリントする。これに対してマニュ
アルメモリモードでは、プリントの操作子26が押圧操
作されると、フレームメモリ8に画像を取り込んだ後、
必要に応じて取り込んだ内容をプリントする。なおこの
プリントの操作子26に隣接して、コントロールパネル
19には、画像取り込み中であることを表す発光ダイオ
ード、プリント中であることをを表す発光ダイオードが
配置されるようになされている。
【0034】これに対して扉27の内側には、入力切り
換えの操作子29、メモリモード切り換えの操作子30
が配置され、ビデオプリンタ1では、入力切り換えの操
作子29を操作して、入力されるビデオ信号SVの形式
を、また入力チャンネル数を切り換えることができるよ
うになされ、またメモリモード切り換えの操作子30を
操作して、画像の取り込みモードをオートメモリモード
とマニュアルメモリモードとで切り換えることができる
ようになされている。
【0035】さらに扉27の内側には、画質調整用操作
子31、フォーマット設定の操作子32、トリガの操作
子33が、カーソル操作子28L、28R、28U、2
8Dと共に配置され、またコントロールパネル19の上
部には、液晶表示パネル34が配置されるようになされ
ている。これによりビデオプリンタ1では、画質調整用
操作子31を押圧操作した後、液晶表示パネル34に表
示されるメニューをカーソル操作子28L、28R、2
8U、28Dで選択して、画質調整の項目を選択できる
ようになされ、また続いて操作子31、カーソル操作子
28L、28R、28U、28Dを操作して調整量を設
定できるようになされている。かくするにつき、これに
よりプリント結果の画質を必要に応じて細かく調整でき
るようになされている。
【0036】これに対してビデオプリンタ1では、フォ
ーマット設定の操作子32を操作した後、液晶表示パネ
ル34に表示されるメニューをカーソル操作子28L、
28R、28U、28Dで選択して、画像の取り込み、
表示、プリントのフォーマットを細かく設定できるよう
になされ、また同様にしてトリガの操作子33を操作し
て、画像取り込みのタイミングを細かく設定できるよう
になされている。
【0037】これに対してワイヤードリモコン20は、
図4に示すように形成されている。すなわちワイヤード
リモコン20は、コネクタ35を介してビデオプリンタ
1に接続できるように形成され、プレイの操作子36、
一時停止の操作子37、コマ送りの操作子38L及び3
8R、スタンバイの操作子39、メモリの操作子40、
プリントの操作子41が配置されるようになされてい
る。ここでこのプレイの操作子36、一時停止の操作子
37は、コントロールパネルの一時停止の操作子22に
対応し、コマ送りの操作子38L及び38Rは、コント
ロールパネル19に配置されたカーソル操作子28L及
び28Rのコマ送り動作に対応するように機能が割り当
てられるようになされている。
【0038】またスタンバイの操作子39は、コントロ
ールパネル19のスタンバイの操作子25に、メモリの
操作子40及びプリントの操作子41は、コントロール
パネルのプリントの操作子26に対応するようになされ
ている。これによりビデオプリンタ1では、必要に応じ
てワイヤードリモコン20を接続して、プリント等の基
本的な機能については、遠隔制御できるようになされて
いる。
【0039】これに対してサウンドセンサー21は、内
蔵のマイクにより周囲の音を集音し、この音が規定レベ
ル以上に立ち上がるとトリガを出力する。これによりビ
デオプリンタ1では、このサウンドセンサー21を接続
して、例えばゴルフスィングをプリントする際に、この
ゴルフスィングによって発生する打球音を検出し、この
打球音のタイミングを基準にして確実に所望の分解写真
をプリントできるようになされている。
【0040】以上のコントロールパネル19、ワイヤー
ドリモコン20、サウンドセンサー21からの入力によ
り、システム制御回路18は、全体の動作を制御し、こ
れによりユーザーが設定した動作モードに従って、ビデ
オ信号SVの画像をフレームメモリ8に記録し、またユ
ーザーが設定した動作モードに従って記録した画像をプ
リントする。
【0041】(2)システム制御回路及びメモリ制御回
路 すなわちシステム制御回路18は、メモリモード切り換
えの操作子30を操作すると、この押圧操作に応動して
マニュアルメモリモードとオートメモリモードとの間で
順次交互に動作モードを切り換え、この動作モードを液
晶表示パネル34に表示する。
【0042】ここでユーザーがマニュアルメモリモード
を選択すると、システム制御回路18は、メモリ制御回
路9に制御コマンドを送出し、フレームメモリ8への書
き込みモードをマニュアルメモリモードに設定する。こ
の状態で続いてユーザーがプリントの操作子26又はメ
モリの操作子40を押圧操作すると、この押圧操作され
たタイミングによりメモリ制御回路9にトリガを送出
し、これによりディジタルビデオ信号DVを1フィール
ド分フレームメモリ8に記録する。
【0043】さらにシステム制御回路18は、ユーザー
が選択したプリントのフォーマットに従って、メモリ制
御回路9及びサーマルヘッド制御回路12に制御コマン
ドを発行し、これにより記録した画像をプリントし、又
は続く操作子26又は41の押圧操作によりメモリ制御
回路9にトリガを送出して2枚目の画像をフレームメモ
リ8に取り込んだ後、記録した画像をプリントする。
【0044】これによりビデオプリンタ1では、マニュ
アルメモリモードにセットした後、操作子26又は40
を押圧操作するだけで、簡易にビデオ信号SVをプリン
トできるようになされている。
【0045】これに対してユーザーがオートメモリモー
ドを選択すると、システム制御回路18は、動作モード
をオートメモリモードに切り換える。この状態でユーザ
ーが扉27を開いて、入力切り換えの操作子29を操作
すると、液晶表示パネル34に入力チャンネル数を表示
する。ここでユーザーが操作子28U、28Dを操作し
て1チャンネルを選択すると、システム制御回路18
は、シングルチャンネルのオートメモリモードに動作モ
ードを切り換えるのに対し、ユーザーが2チャンネル以
上の複数チャンネルを選択するとマルチチャンネルのオ
ートメモリモードに切り換わる。
【0046】ここでシングルチャンネルのオートメモリ
モードとは、フレームメモリ8の32コマ分の領域に、
ユーザーの設定した条件により連続して画像を取り込む
動作モードで、システム制御回路18は、ユーザーが続
いて操作する操作子の操作に応動してこの条件をメモリ
制御回路9に設定する。
【0047】これに対してマルチチャンネルのオートメ
モリモードとは、フレームメモリ8の32コマ分の領域
をユーザーが設定したチャンネル数(ここでは最大4チ
ャンネルでなる)に分割し、この各チャンネルにそれぞ
れオートメモリモードでユーザーの設定した条件により
画像を取り込む動作モードである。システム制御回路1
8は、ユーザーが続いて操作する操作子の操作に応動し
てこの動作モードの条件をメモリ制御回路9に設定し、
これによりビデオプリンタ1は、時間的に離間した最大
で4つの事象を、それぞれ連続写真として記録できるよ
うになされている。
【0048】このシングルチャンネルのオートメモリモ
ードにおいて、ユーザーがスタンバイの操作子25、3
9を押圧操作すると、システム制御回路18は、メモリ
制御回路9に書き込み開始の命令を発行し、フレームメ
モリ8の32コマ分のメモリ領域を順次循環的に使用し
て、ユーザーの設定したインターバルでディジタルビデ
オ信号DVを記録する。これによりシステム制御回路1
8は、フレームメモリ8に記録した画像を順次更新し、
現時点より過去に逆上って、最新の32コマ分の画像を
常に保持するようになされている。
【0049】この状態でシステム制御回路18は、続い
てプリントの操作子26、41が押圧操作されると、又
はサウンドセンサー21からトリガを受けると、このタ
イミングを基準にして、ユーザーの設定した条件により
メモリ制御回路9に書き込み停止の命令を発行する。こ
れによりビデオプリンタ1は、ユーザーの設定した条件
に従って、操作子26、41が押圧操作されるタイミン
グ、又はサウンドセンサー21からトリガが入力される
タイミングを境にして、前後32コマ分の画像をフレー
ムメモリ8に記録して保持するようになされている。
【0050】このときシステム制御回路18は、この押
圧操作又はトリガのタイミングから、フレームメモリ8
の書き込み動作を停止制御するまでのタイミングを、操
作子の操作に応動して可変し、これによりビデオプリン
タ1では、一連の素早い動作についても、確実に記録で
きるようになされている。
【0051】なおこのようなフレームメモリ8のメモリ
空間の切り換え、インターバルの切り換え等は、システ
ム制御回路18の制御コードにより、メモリ制御回路9
が発行するアドレスを切り換えて、又メモリ制御回路9
が発行するライトパルスのタイミングを切り換えて実行
される。
【0052】この一連の画像記録の条件は、スタンバイ
の操作子25、39を操作する前に、予めコントロール
パネル19に配置した操作子32等を操作することによ
り、システム制御回路18により設定される。
【0053】すなわちこのオートメモリモードにおい
て、システム制御回路18は、ユーザーが扉27を開い
てトリガの操作子30を押圧操作すると、液晶表示パネ
ル34にインターバル、レビュースピード、ポジション
のメニューを表示する。この状態でユーザーが操作子2
8U又は28Dを操作してインターバルのメニューを選
択すると、システム制御回路18は、液晶表示パネル3
4の表示をインターバル設定の表示に切り換え、この状
態で操作子28L又は28Rが操作されると、このメニ
ュー中に表示された時間表示を順次増加又は減少させ
る。
【0054】ビデオプリンタ1では、これによりオート
メモリモードにおけるインターバルを、1/60秒〜2
0/60秒の間で、1/60秒間隔で順次設定できるよ
うになされ、システム制御回路18は、このようにして
設定された時間表示に対応して、メモリ制御回路9に制
御コマンドを発行し、このインターバルにより順次画像
をフレームメモリ8に取り込むように、メモリ制御回路
9を制御する。
【0055】これに対してユーザーが操作子28U又は
28Dを操作してレビュースピードのメニューを選択す
ると、システム制御回路18は、液晶表示パネル34の
表示をレビュースピード設定の表示に切り換え、この状
態で操作子28L又は28Rが操作されると、このメニ
ュー中に表示された数字の表示を順次増加又は減少させ
る。
【0056】ビデオプリンタ1では、これによりレビュ
ー時の再生速度を設定できるようになされ、システム制
御回路18は、フレームメモリ8への画像の取り込みが
完了すると、全体の動作モードをレビューモードに切り
換え、このようにして設定された数字の表示に対応して
メモリ制御回路9に制御コマンドを発行する。これによ
りシステム制御回路18は、フレームメモリ8に記録さ
れた画像を、このユーザーの選択したスピードにより読
み出し、読み出した画像をモニタ装置6に出力する。
【0057】これに対してユーザーが操作子28U又は
28Dを操作してトリガポジションのメニューを選択す
ると、システム制御回路18は、液晶表示パネル34の
表示を図5に示すトリガポジション設定の表示に切り換
える。ここでこの図5に示すトリガポジション設定の表
示は、トリガポジション設定のメニューであることを表
す「POSITION:」の表示と、フレームメモリ8
に記録される一連の画像を、時間の経過方向と共に表す
矢印記号の記号列とで形成される。さらにこの表示にお
いて、記号Aで示すように、この矢印の表示の1つが反
転表示され、この反転表示の位置によりトリガのタイミ
ングから、フレームメモリ8に記録する一連の画像のコ
マ数を表示するようになされている。
【0058】図6に示すように、システム制御回路18
は、このトリガポジション設定の表示を表示した状態
で、ユーザーが操作子28L又は28Rを押圧操作する
と、この操作に対応して反転表示の位置を中央位置(図
6(B1))からそれぞれ右方向(図6(C1))又は
左方向(図6(D1))に移動させる。さらにシステム
制御回路18は、このようにしてユーザーが反転表示の
位置を設定すると、この反転表示の位置に対応してメモ
リ制御回路9に対して書き込み停止命令を発行するタイ
ミングを設定する。
【0059】すなわちこの実施例においては、32コマ
分のメモリ空間を順次循環的に使用してディジタルビデ
オ信号DVを記録することにより、現在時点より、32
コマ以上過去の画像については、新たな画像により更新
されることになる。これによりシステム制御回路18
は、棒グラフ状の矢印の表示をこの32コマのメモリ空
間と見立てて、操作子26、41が押圧されたタイミン
グより、またはサウンドセンサー21からトリガが入力
したタイミングより、反転表示の位置から矢印記号の右
端までの間隔Bの分だけディジタルビデオ信号DVをフ
レームメモリ8に取り込んで、画像の取り込みを停止制
御する。
【0060】これによりフレームメモリ8においては、
トリガが入力された後のユーザーが設定したコマ数の画
像と、トリガが入力される直前の、32コマからこのコ
マ数だけ減算したコマ数の画像とを、32コマ分フレー
ムメモリ8に保持する。従ってビデオプリンタ1では、
サウンドセンサー21で検出する打球音をトリガとし
て、ゴルファー3のスィング(図6(A))を撮像する
際に、トリガポジションをほぼ中央位置に設定した場
合、インパクトの瞬間を中心にしてアドレスからフォロ
ースルーにかけて分解写真を得ることができる(図6
(B))。
【0061】これに対して反転表示の位置を右側に設定
してトリガポジションを右側に設定した場合、インパク
トの瞬間を境にしてアドレスの部分に多くのコマ数を割
り当てて分解写真を得ることができる(図6(C))。
またこれとは逆に、反転表示の位置を左側に設定してト
リガポジションを左側に設定した場合、インパクトの瞬
間を境にしてフォロースルーの部分に多くのコマ数を割
り当てて分解写真を得ることができる(図6(D))。
【0062】またテニスのフォーム確認に利用すれば、
ボールを打つ瞬間を基準にして、その前後を必要なコマ
数だけ確実に記録することができる。またテロップを記
録する場合においては、プリントの操作子26、41を
押圧操作する直前の画像について、必要なコマ数だけ記
録することができる。
【0063】かくするにつき、ビデオプリンタ1では、
操作子25、39が操作された後のスタンバイ状態にお
いて、規定のインターバルで順次画像をフレームメモリ
8に循環的に取り込み、トリガが入力されるとユーザー
が設定したコマ数だけこのフレームメモリ8の内容を更
新することにより、トリガのタイミングを基準にして過
去の画像に逆上って確実に希望する画像を取り込むこと
ができる。従ってその分従来に比して使い勝手を向上す
ることができる。
【0064】このとき図5について上述したように、矢
印を棒状に配置してメモリ空間を表現し、さらにこの配
置の上で矢印を反転表示してトリガのタイミングを表示
したことにより、このビデオプリンタ1を操作するユー
ザーにおいては、分解写真の中で基準となるタイミング
をこの表示により把握することができ、これにより使い
勝手を向上することができる。
【0065】かくしてこのようにして32コマの画像を
記録すると、システム制御回路18は、メモリ制御回路
9に読み出し命令を発行し、また選択回路5の接点をデ
ィジタルアナログ変換回路10側に切り換え、これによ
りレビューモードに切り換わり、ユーザーの設定した再
生速度でフレームメモリ8の内容を表示することにな
る。
【0066】(2−2)マルチチャンネルのオートメモ
リモード これに対してマルチチャンネルのオートメモリモードに
設定されると、システム制御回路18は、ユーザーが選
択したチャンネル数の分だけ、フレームメモリ8のメモ
リ空間を分割し、各分割したメモリ空間毎に、上述した
シングルチャンネルのオートメモリモードの処理を実行
する。このときシステム制御回路18は、スタンバイの
操作子22の操作を受け付ける前に、液晶表示パネル3
4にチャンネルを表示し、ユーザーの選択操作を受け付
け、この選択操作に対応して順次メモリ空間に画像を記
録する。
【0067】これにより図7に示すように、例えばユー
ザーがチャンネル数を2に設定した場合、システム制御
回路18は、メモリ空間の先頭番地から半ばまでの領域
と残りの領域とにフレームメモリ8のメモリ空間を分割
し、各領域をそれぞれ第1及び第2チャンネルの記録領
域に設定する。なお図7では、フレームメモリ8に記録
した画像を間引きしてプリントする動作モードにおい
て、この間引きしてプリントされる画像を用いてフレー
ムメモリ8に記録保持されるコマを表している。従って
この場合でも、実際上、フレームメモリ8には、全体と
して32コマの画像が記録されることになる。
【0068】この状態でユーザーが第1チャンネルを選
択してスタンバイの操作子22を押圧操作すると、記号
A1〜A8で示すように、先頭番地から半ばまでの領域
を順次循環的に使用して、ユーザーの設定したインター
バルで、順次画像を記録し、トリガが入力されると、ユ
ーザーが設定したコマ数だけ記録して動作を停止する。
続いてシステム制御回路18は、メモリ制御回路9に読
み出し命令を出力すると共に、選択回路5の接点をディ
ジタルアナログ変換回路10側に切り換え、これにより
全体の動作モードをレビューモードに切り換えてフレー
ムメモリ8に記録した記号A1〜A8で示す領域の画像
を順次循環的に再生する。
【0069】さらにシステム制御回路18は、この状態
でユーザーが第2のチャンネルを選択してスタンバイ操
作子25、39、プリントの操作子26、41を押圧操
作すると、今度は記号B1〜B8で示すメモリ空間を使
用して、同様に8コマ分画像を記録する。これによりこ
のビデオプリンタ1では、例えば始めにコーチのフォー
ムを第1のチャンネルに記録した後、撮像対象を切り換
えて第2のチャンネルに生徒のフォームを記録すること
ができる。
【0070】このとき上述したように、順次循環的に画
像を記録し、この状態でトリガが入力されると、規定の
コマ数だけ記録して記録動作を停止することにより、コ
ーチのフォームと生徒のフォームとを、例えばインパク
トの瞬間を基準にして対応するように記録することがで
きる。すなわち時間的に異なる事象を、トリガを基準に
してこのトリガに対して同一のタイミングになるよう
に、フレームメモリ8に記録することができる。
【0071】システム制御回路18は、このようにして
フレームメモリ8にユーザーが設定したチャンネルの記
録が完了すると、続いてメモリ制御回路9に読み出し命
令を出力し、これにより符号A1〜A8、符号B1〜B
8で示す順序で、すなわち第1チャンネルから第2チャ
ンネルの順序で、ユーザーが設定した再生速度で順次循
環的にフレームメモリ8の内容を再生する。
【0072】これによりユーザーにおいては、記録した
内容を即座に比較検討することができる。また例えばこ
の状態で第2のチャンネルを選択して第2チャンネルだ
け記録し直して確認して、コーチのフォームを記録した
まま、第2チャンネル側の生徒のフォームだけ記録し直
すことができ、これにより欠点が矯正されたか否か判断
することもできる。また、1人のコーチのフォームに対
して、複数の生徒のフォームを順次記録し直して比較す
ることもできる。さらにレビューモードにおいて、一時
停止の操作子22を操作して一時停止することにより、
1コマの画像を詳細に検討することもできる。
【0073】またこのようにしてモニタ装置6を介して
フレームメモリ8の内容を表示する際に、メモリ制御回
路9で発生するアドレスを切り換えて、1つの画面上で
コーチのフォームと生徒のフォームを分解写真の形式
で、また対応するコマを単位にして、対比するように表
示することもできる。
【0074】これに対してサーマルヘッド制御回路12
にフレームメモリ8から画像データを出力する際に、こ
の2チャンネルに対応するように、メモリ制御回路9で
アドレスを順次発生することにより、図8に示すよう
に、2チャンネルの分解写真を対比するようにフレーム
メモリ8の内容をプリントして詳細に検討することもで
きる。またこれに代え対応するコーチと生徒の2コマを
1枚の用紙にプリントして、詳細に検討することもでき
る。
【0075】これにより例えば上達の程度をコーチのフ
ォームと対比して記録に残することができ、この種のビ
デオプリンタ1の使い勝手を向上することができる。
【0076】さらにこれらの場合において、スイッチヤ
等を介して複数のビデオ信号を選択的に入力し、かつこ
のように入力した複数チャンネルのビデオ信号をフレー
ムメモリ8に記録して、使い勝手を向上することができ
る。
【0077】(3)実施例の動作 以上の構成において、ビデオカメラ2から出力されるビ
デオ信号SVは、アナログディジタル変換回路7におい
て、ディジタルビデオ信号DVに変換され、所定のタイ
ミングでフレームメモリ8に記録される。このときビデ
オプリンタ1がオートメモリモードに設定された状態
で、スタンバイの操作子25、39が押圧操作される
と、このディジタルビデオ信号DVは、ユーザーが設定
したインターバルで、フレームメモリ8に順次循環的に
記録され、これによりフレームメモリ8に最新の画像が
所定コマ数だけ保持される。
【0078】このフレームメモリ8に対する記録動作
は、ユーザーがプリントの操作子26又は41を押圧操
作すると、これによりシステム制御回路18から出力さ
れるトリガにより、またはサウンドセンサー21から出
力されるトリガにより、このトリガが出力されてユーザ
ーが設定したコマ数だけ記録して停止制御される。従っ
て操作子28L又は28Rを操作して、このトリガから
停止制御されるまでのコマ数を設定することにより、希
望する画像を確実にフレームメモリ8に取り込むことが
できる。
【0079】またこのコマ数の設定は、液晶表示パネル
34上にて、メモリ空間に対応する矢印の列の中で、反
転表示の位置を移動させることにより実行され、これに
より簡易に、希望するタイミングにトリガのタイミング
を設定することができ、使い勝手を向上することができ
る。
【0080】これに対してマルチチャンネルのオートメ
モリモードに設定された場合、フレームメモリ8を複数
の領域に分割して、例えば2つの領域に分解した場合、
第1の領域に同様にして所定コマ数の画像が記録され
る。また続いてスタンバイの状態に設定されると、第2
の領域に同様にして所定コマ数の画像が記録され、これ
により第1及び第2の領域に対応するように、2種類の
画像が記録される。
【0081】この2種類の画像は、モニタ装置6を介し
て順次循環的に表示され、また対応するように画面分割
して、分解写真の形式で、また対応するコマ単位で表示
され、これにより2つの事象を対比観察することができ
る。
【0082】また同様にしてプリントされ、プリント結
果を介して、2つの事象を対比観察することができる。
さらに必要に応じて何れかの事象を記録し直して、対比
観察する対象を切り換えることができる。
【0083】(4)実施例の効果 以上の構成によれば、ユーザーが設定したインターバル
で順次間欠的に画像を記録するフレームメモリ8につい
て、このフレームメモリ8のメモリ空間を分割し、分割
した各領域にそれぞれ間欠的に画像を記録することによ
り、複数種類の画像を分解写真の形式で取り込むことが
でき、必要に応じてこの画像を種々の形態で比較検討す
ることができる。
【0084】さらにこの複数種類の画像を取り込む際
に、フレームメモリ8に順次循環的に画像を記録し、ト
リガが入力されると、このトリガから必要なコマ数だけ
画像を取り込んで停止制御することにより、このトリガ
のタイミングを設定して、希望する画像を確実にフレー
ムメモリ8に取り込むことができる。またこの2つの異
なる事象の画像について、このトリガを基準にして対応
する時間関係で取り込むことができ、これによりさらに
一段と簡易に比較検討することができる。
【0085】(5)他の実施例 なお上述の実施例においては、32コマ分のメモリ空間
を用意した場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、必要に応じてメモリ空間を自由に設定することがで
きる。
【0086】さらに上述の実施例においては、フレーム
メモリ8に記録される一連の画像を、その時間の経過方
向と共に表す矢印記号の記号列により、このフレームメ
モリ8のメモリ空間を表示した場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、単に棒状の表示上にマーカーを
表示することにより、トリガのタイミングを表す場合、
さらにはトリガのタイミングを境にして異なる色で棒グ
ラフを形成することにより、この色の境をマーカーにし
てトリガのタイミングを表す場合等、種々の表示方法を
広く適用することができる。
【0087】また上述の実施例においては、サウンドセ
ンサーにより打球音を検出して、又はプリントの操作子
の押圧操作により、トリガを生成する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、例えば光電スイッチを利
用して物理実験に利用する場合、さらには種々の警報装
置からの出力をトリガとして利用する場合等、種々のト
リガ生成方法を広く適用することができる。
【0088】さらに上述の実施例においては、対応する
トリガを基準にして異なる被写体を撮像する場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、例えばスタンバイ
のセットをタイマ等でセットするようにして、時間的に
離間した2つの事象を、何らかのトリガを基準にして取
り込むようにしてもよい。
【0089】また上述の実施例においては、ビデオ信号
を入力して白黒画像をプリントする場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、コンポーネントのビデオ信
号を入力してプリントする場合、さらには赤色、青色、
緑色の色信号を入力してプリントする場合等、種々の形
式で映像信号を入力する場合に広く適用することができ
る。またプリントについても、白黒画像に限らず、カラ
ー画像、さらには白黒反転画像等をプリントする場合に
広く適用することができる。
【0090】さらに上述の実施例においては、ビデオプ
リンタに適用してフレームメモリに取り込んだ画像を最
終的にプリントする場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、例えばテレビジョン受像機、ビデオテープ
レコーダ等に組み込んで、種々のレッスン等に利用する
場合に広く適用することができる。
【0091】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、間欠的に
画像を記録する記憶手段に対して、この記憶手段のメモ
リ空間を分割し、各分割した領域にそれぞれ間欠的に画
像を記録することにより、複数種類の画像を取り込んで
保持することができる。これによりこの取り込んだ画像
を種々の形態で比較検討して、使い勝手を向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるビデオプリンタを示す
ブロック図である。
【図2】図1のフレームメモリのメモリ空間を示す略線
図である。
【図3】図1のビデオプリンタのコントロールパネルを
示す正面図である。
【図4】図1のビデオプリンタのワイヤードリモコンを
示す平面図である。
【図5】トリガポジション設定時における図1の液晶表
示パネルの表示を示す平面図である。
【図6】トリガタイミングの設定と記録する画像との関
係を示す略線図である。
【図7】図2に対応してマルチチャンネルのオートメモ
リモードにおけるメモリ空間を示す略線図である。
【図8】図7の場合におけるプリント結果を示す平面図
ある。
【符号の説明】
1 ビデオプリンタ 2 ビデオカメラ 7 アナログディジタル変換回路 8 フレームメモリ 9 メモリ制御回路 10 ディジタルアナログ変換回路 18 システム制御回路 20 ワイヤードリモコン 21 サウンドセンサー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】規定の時間間隔で、映像信号を記憶手段に
    間欠的に取り込んで記録することにより、前記映像信号
    で形成される画像を前記時間間隔で前記記憶手段に記録
    する映像信号処理装置において、 前記記憶手段のメモリ空間を複数の領域に分割し、 分割した各領域毎に、それぞれ前記映像信号で形成され
    る前記画像を間欠的に取り込んで保持するようにしたこ
    とを特徴とする映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】前記映像信号に同期したトリガを基準にし
    て、前記分割した各領域毎に、それぞれ前記映像信号を
    間欠的に取り込んで保持することにより、前記分割した
    各領域に間欠的に記録する画像を、各映像信号のトリガ
    に対して、ほぼ同一のタイミングに保持することを特徴
    とする請求項1に記載の映像信号処理装置。
  3. 【請求項3】前記記憶手段に記録した画像を、所定の表
    示手段に、順次循環的に出力することを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載の映像信号処理装置。
  4. 【請求項4】前記各領域に記録した画像を表示手段に分
    割表示するように、前記記憶手段に記録した映像信号を
    出力することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の映像信号処理装置。
  5. 【請求項5】前記各領域に記録した画像を対比して、1
    枚の用紙に各領域の画像をプリントすることを特徴とす
    る請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に記載の
    映像信号処理装置。
JP6329224A 1994-12-05 1994-12-05 映像信号処理装置 Pending JPH08163483A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100618730B1 (ko) * 1998-02-02 2006-12-12 엘지전자 주식회사 광 기록매체 및 간헐영상 녹화방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100618730B1 (ko) * 1998-02-02 2006-12-12 엘지전자 주식회사 광 기록매체 및 간헐영상 녹화방법

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