JPH0816340B2 - 流体発振洗浄ノズル - Google Patents

流体発振洗浄ノズル

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JPH0816340B2
JPH0816340B2 JP2405287A JP2405287A JPH0816340B2 JP H0816340 B2 JPH0816340 B2 JP H0816340B2 JP 2405287 A JP2405287 A JP 2405287A JP 2405287 A JP2405287 A JP 2405287A JP H0816340 B2 JPH0816340 B2 JP H0816340B2
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JP
Japan
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packing
fluid
lid
cleaning nozzle
main body
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JP2405287A
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JPS63194039A (ja
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正仁 上村
富夫 有川
豊 高橋
和明 藤田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、洗浄水の噴射により、人体の局部を洗浄す
る衛生洗浄装置に利用される流体発振洗浄ノズルに関す
るものである。
従来の技術 従来の衛生温水洗浄装置の給水方式は、ポンプ給水式
と水道直結給水式に分類される。
国内での衛生洗浄装置は水道直結給水式のものが多く
使用されている。日本国内の水道圧の平均は3.5kg/cm2
程度で1kg/cm2以下の地域も、まだ多い。従って、給水
口から洗浄ノズルまでの圧損が低くければ低い程、衛生
温水洗浄装置の最低使用水圧を下げることができ、使用
水圧範囲が広くなる。従って、洗浄ノズルの圧損は極力
低いものが望まれる。又、ポンプ給水式の場合も同じく
給水口から洗浄ノズルまでの圧損が低くければ低い程、
ポンプは小型化で低能力のものが使用できる。従って、
洗浄ノズルの圧損は極力、低いものが望まれる。
従来の流体発振洗浄ノズルの構造を第3図に示す。こ
の流体発振洗浄ノズルは、上流より供給流路管21、流入
路22、以下流体素子部32は供給ノズル23、前記供給ノズ
ル下流両側に変圧溝24、さらに下流両側に付着側壁25で
なる出力口26で構成された本体20と、圧力伝達溝27を構
成した止水用パッキン28及び円状の凸部29(第4図に示
す)を構成した蓋30を当接して構成されている。
本従来例は、ポンプ給水式衛生温水洗浄便に使用され
ている流体発振洗浄ノズルの構造を示すものであり、前
記構成において、その動作を説明する。
供給流路管21、流入路22より流入した流体は、供給ノ
ズル23より噴出する。この噴流31は左右の付着側壁25に
沿って分流するが、あるきっかけにより、噴流31が出力
口26の右側付着側壁25aに沿って流れるとパッキン28の
圧力伝達溝27aを通り、左側変圧溝24aの部分が負圧室と
なり、パッキン28の圧力伝達溝27bを通り、右側変圧溝2
4bが大気と連通するため、流体が圧力の高い供給ノズル
23下流の右側変圧溝24bの大気圧で押され噴流31は出力
口26の左側付着側25bに沿って流れるようになり、出力
口26の付着側壁25に沿って噴流31が交互に繰り返えさ
れ、発振を起すことになる。通常の衛生温水洗浄装置の
洗浄圧力は1kg/cm2程度、流量1/min程度が一般的な
洗浄性能であり、その為、流路の圧損を低く押さえる為
には、流路を広く取る必要がある。且つ、流体発振洗浄
ノズルは左右の圧力バランスを交互に変えて噴流31が繰
り返えされる為、特に流体素子部32の流路間のパッキン
シールが重要である。
上記流体発振洗浄ノズルは、本体20側に供給流路管21
流入口22と流体素子部32とで構成されており、圧損を低
くする為に流入口22,流体素子部32の流路を広く取る必
要がある。その為、パッキンシール面が狭くなり、パッ
キンのシール性を向上する為、第4図に示す様に円状の
凸部29を設け、凸部29は第3図に示す供給ノズル23を中
心にパッキン28を押し付けているが、他の流路溝や圧力
伝達溝27間が、シール出来ない、その為、水漏れ空気漏
れが発生しやすく、発振しなくなったりする欠点があ
る。また、パッキンシール面を広く取ろうとするとノズ
ル自体が大きなものになり、洗浄ノズルとしての大きさ
にも限度がある。洗浄ノズルは出来る限りコンパクトな
ものが望ましい。
発明が解決しようとする問題点 ところが、本体20側に供給流路管21、流入口、流体素
子部を設けている為、流路を大きくするにも限度があり
又圧損を低くする為流路を大きく取ると、パッキンシー
ル面が狭くなりシール性がそこなわれる。それの対策と
して、蓋30側に凸部を設けているが、単に円状の凸部の
為に、流路間のシールが確実に押えることが出来ない。
本発明は上記従来例の欠点を解消するもので、圧損を
低くコンパクトで且つ、確実にシールが出来ることを目
的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の流体発振洗浄ノ
ズルは洗浄水の供給流路管と連通する流入路からなる本
体と、前記本体の流入路と連通する連通孔を有するパッ
キンと、流体発振素子部を設けた蓋とからなり、前記蓋
の流体素子部に沿ってパッキンを介して本体に複数の凸
起部を設け、前記パッキンを介して本体と蓋を当接させ
てなる構成である。
作用 上記構成により、流体発振素子部を蓋に設けることに
より、本体側の流入路にとれる体積が大きくとることが
出来、且つ、凸起部を設けたことにより、蓋側の流体素
子部流路間のシール性(パッキンズレ防止性)の向上を
図ることが出来る。
実施例 以下本発明の流体発振洗浄ノズルの一実施例を第1
図,第2図に基づいて説明する。
第1,2図において、上流に位置するノズルシリンダー
及びノズルピスト部(図示せず)と連結し着脱自在とし
た供給流路管2と、洗浄水を流体発振素子部18へ導入す
るための流入口3′,流入路3及びパッキン4の収納部
19を有する本体1と、流体発振素子部18を有する蓋6と
の流体的連結をさせるための連通孔5を有し、かつ漏れ
防止のためのパッキン4と前記蓋6を相互に当接したも
のである。
本発明においては、本体1と蓋6は超音波溶着にて固
定したものであるが、その他、相互の固定手段として
は、ねじ止めや、はさみ込む方式や、さらにそれらを専
用ケースへ挿入する方法等いろいろ考えられる。第2図
は蓋6に設けた流体発振素子部18の構成を示す。パッキ
ン連通孔から導入された洗浄水は、パッキン連通孔相当
部7′を含む供給流路7を通り、供給ノズル8に達す
る。供給ノズル8より噴出した噴流16は、出力口15を目
がけ直噴するが、噴流16の一部が、あるきっかけにより
出力口15の上流に位置する絞り部12の左右のどちらかに
当たり分流し、さらにその上流に位置する噴流16で仕切
られた左右の渦室9,10の分流した噴流のどちらかが先に
噴流渦17を形成し、噴流渦を先に巻い方が今、右渦室10
側であるとすると右側へ誘引され、噴流16が出力口15の
右側壁14へ沿って流れ曲げられるが、しばらくたつと、
右側渦室10が左側渦室9の大気圧(大気連通孔11のた
め)より高圧になるため、噴流16は、低圧側、即ち左へ
曲げられ左側壁13に沿って噴出する。
この状態が繰り返し起こるので噴流16が発振状態とな
る。
この様な構成により、本体1の流入路及び流入口部の
体積を大きくとれるのである。なお、本体1側に蓋6側
に設けた流体素子部18に沿って設けた複数の凸起部33に
よってパッキンシール性(パッキンズレ防止性)の向上
が図れる。
発明の効果 (1)流入路及び流入口の体積が大きくとれる且つ、複
数の凸起部を設けることにより、流路圧損の極めて低く
且つ、パッキンシール性(パッキンズレ防止性)の良い
洗浄ノズルにすることができるため、水道直結給水式の
衛生洗浄器等の低水圧地域やポンプ給水式のポンプ能力
の低いものでも使用が可能となり、洗浄感のすぐれた、
流体発振洗浄ノズルとなる。
(2)人の好み例えば痔症や便秘症など相反する洗浄感
の人へも、蓋に形成した流体発振素子部の形状の一部を
変更することで、洗浄感の違ったノズルを提供すること
が簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す流体発振洗浄ノズル分
解斜視図、第2図Aは同流体発振洗浄ノズルの蓋の平面
図、第2図Bは同蓋の正面図、第3図は従来例を示す流
体発振洗浄ノズルの分解斜視図、第4図Aは、同流体発
振洗浄ノズルの蓋の平面図、第4図Bは同蓋の正面図で
ある。 1……本体、2……供給流路管、3……流入路、4……
パッキン、5……連通口、6……蓋、7……供給流路、
8……供給ノズル、9,10……渦室、11……大気連通孔、
12……絞り部、13,14……側壁、15……出力口、16,17…
…噴流、18……流体発振素子部、33……凸起部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 和明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−47137(JP,A) 特開 昭58−110731(JP,A) 実開 昭63−1078(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄水の供給流路管と連通する流入路を有
    する本体と、前記本体の流入路と連通する連通孔を有す
    るパッキンと、このパッキンの連通孔と連通する流体発
    振素子部を有した蓋とからなり、前記蓋の流体素子部に
    沿ってパッキンを介して本体に複数の凸起部を設け、前
    記パッキンを介して本体と蓋を当接させてなる流体発振
    洗浄ノズル。
JP2405287A 1987-02-04 1987-02-04 流体発振洗浄ノズル Expired - Lifetime JPH0816340B2 (ja)

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JPS63194039A JPS63194039A (ja) 1988-08-11
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JP4827247B2 (ja) * 2006-06-30 2011-11-30 正宏 福庭 船舶の移動用車輪装置
JP5556187B2 (ja) * 2010-01-15 2014-07-23 Toto株式会社 吐水装置

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