JPH08162347A - 整流器付トランス装置 - Google Patents
整流器付トランス装置Info
- Publication number
- JPH08162347A JPH08162347A JP6299948A JP29994894A JPH08162347A JP H08162347 A JPH08162347 A JP H08162347A JP 6299948 A JP6299948 A JP 6299948A JP 29994894 A JP29994894 A JP 29994894A JP H08162347 A JPH08162347 A JP H08162347A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rectifier
- secondary coil
- input terminal
- transformer device
- conductive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Rectifiers (AREA)
Abstract
ともに、整流器の交換作業を効率的に遂行可能にする。 【構成】2次コイル14の両端部16、18に接続され
絶縁材26が介装された導電板22、24と、整流器5
0、52が配設されるとともに出力端子板44と入力端
子板46、48を有する整流器ユニット36と、前記整
流器ユニット36の入力端子板46、48をそれぞれ導
電板22、24を介して前記端部16、18に接続する
位置決め部材32、34とを備える。
Description
整流器が接続される一方、前記2次コイルの中間部より
センタタップ端子が導出された整流器付トランス装置に
関する。
に整流器を介装したトランス装置が、例えば、抵抗溶接
装置に組み込まれて使用される場合が多い。このトラン
ス装置は、通常、2次コイルの巻始め端部と巻終わり端
部に、複数の整流器が介装された導電部材が直接接続さ
れており、前記2次コイルの中間部より導出されたセン
タタップ端子が一方の溶接ガンアームに接続されるとと
もに、前記導電部材が他方の溶接ガンアームに接続され
ている。そして、これらの溶接ガンアームに直流電流が
供給されることにより、溶接作業が遂行される。
構造では、整流器を介装した導電部材が2次コイルの各
端部に直接接続されている。このため、接触面抵抗等を
考慮した精度を確保すべく、2次コイルの導電部材取付
面の加工作業が困難でかつ手間のかかるものとなるとい
う問題が指摘されている。
換する際に、2次コイルまたは前記導電部材自体の製造
誤差に影響されて修正や調整作業が必要になり、前記交
換作業の効率化が遂行されないという問題が指摘されて
いる。しかも、導電部材の取付時および交換時にこの導
電部材の整流器取付面に無理な力がかかり易く、接触面
抵抗が増加してトランス装置の品質低下を惹起するおそ
れがある。
あり、装置全体の取付性および加工性の向上を図るとと
もに、整流器の交換作業を効率的に遂行可能な整流器付
トランス装置を提供することを目的とする。
めに、本発明は、変圧器の2次コイルに整流器が接続さ
れる一方、前記2次コイルの中間部よりセンタタップ端
子が導出された整流器付トランス装置であって、前記2
次コイルの巻始め端部と巻終わり端部にそれぞれ接続さ
れ、前記各端部の出力を絶縁する絶縁材が介装された一
対の導体部材と、複数の整流器が配設されるとともに、
出力端子と2以上の入力端子を有する整流器ユニット
と、前記2以上の入力端子をそれぞれ前記各端部のいず
れかに接続するために、前記2以上の入力端子と前記導
体部材とに接続される2以上の導電性位置決め部材と、
を備えることを特徴とする。
コイルの巻始め端部と巻終わり端部にそれぞれ導体部材
が接続され、複数の整流器が配設された整流器ユニット
の各入力端子が、導電性位置決め部材を介して前記導体
部材に接続される。このため、整流器ユニットの入力端
子と2次コイルの各端部とが直接接続されることがな
く、前記2次コイルの加工作業が簡素化する。しかも、
位置決め部材が設けられるため、整流器ユニット自体の
加工精度を低減させかつこの整流器ユニットの取付性を
向上させることができるとともに、前記整流器ユニット
の取付時や交換時に整流器取付面に無理な力がかから
ず、接触面抵抗の増加を防止することが可能になる。
実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
本実施例に係る整流器付トランス装置を示す。このトラ
ンス装置10は、ケーシング12を備え、このケーシン
グ12内には、図示しない1次コイルに対応して2ター
ンの巻数を有する2次コイル14が配設されている。
巻終わり端部である両端部16、18を有するととも
に、各ターンの接続部、すなわち、中間部からセンタタ
ップ端子板20が導出される。2次コイル14の端部1
6、18には、それぞれ導電板22、24が接続されて
おり、この導電板22、24の間には各端部16、18
の出力を絶縁する絶縁材26が介装される。導電板2
2、24とセンタタップ端子板20の間には、エポキシ
樹脂の樹脂層27が形成されている。
水を導入するための通路28aが形成され、この通路2
8aは、2次コイル14の端部16からセンタタップ端
子板20を通りさらに端部18に至る通路30に連通す
る。この通路30は、導電板24に形成された冷却水排
出用の通路28bに連通している。
材32、34を介して整流器ユニット36が接続され
る。位置決め部材32、34は、略L字状を有する導電
板からなり、導電板22、24に形成されたそれぞれ一
対のねじ穴38に対応してそれぞれ一対の孔部40が一
方の面部に形成される。位置決め部材32、34の他方
の面部には、同様に、一対の孔部42が形成されてい
る。
と、複数、例えば、2つの入力端子板46、48とを有
し、この出力端子板44とこれらの入力端子板46、4
8との間には、整流器50、52が整流器保護板54、
56を介して介装される。入力端子板46、48は、互
いに逆方向に突出しており、それぞれの突出端部には一
対のねじ穴58が形成されている。入力端子板48側に
図示しない皿ばねを介して押さえ板60が配設されると
ともに、入力端子板46側に締め板62が配設され、こ
の締め板62側から前記押さえ板60を貫通して4本の
ボルト64が挿入されることにより、整流器ユニット3
6が一体的に構成される。
4には、入力端子板46、48の冷却水用通路70a、
70bに連通する冷却水用通路72a、72bが形成さ
れるとともに、出力端子板44には、冷却水用通路74
が形成されている。
10を組み立てる作業について説明する。
0、52が整流器保護板54、56を介して介装された
出力端子板44と入力端子板46、48とが、押さえ板
60と締め板62に挟持された状態でボルト64を介し
て一体的に固定される。一方、2次コイル14側では、
導電板22、24に位置決め部材32、34が固定さ
れ、この位置決め部材32、34に整流器ユニット36
の各入力端子板46、48が接続される。
ルト66が孔部40を貫通してねじ穴38にねじ込まれ
ることにより、それぞれ導電板22、24に固定され
る。この孔部40の直径は、ボルト66の直径よりも大
きく設定されており、位置決め部材32、34は、前記
孔部40のクリアランスを介して位置調整可能である。
にボルト68が貫通し、このボルト68が入力端子板4
6、48のねじ穴58にねじ込まれる。これにより、入
力端子板46は、位置決め部材32および導電板22を
介して2次コイル14の端部16に接続される一方、入
力端子板48は、位置決め部材34および導電板24を
介して前記2次コイル14の端部18に接続される。な
お、孔部42とボルト68の間には、所定のクリアラン
スが設けられている。
抗溶接装置に組み込まれる場合、センタタップ端子板2
0が一方の溶接ガンアーム(図示せず)に接続されると
ともに、出力端子板44が他方の溶接ガンアーム(図示
せず)に接続され、これらの溶接ガンアームに直流電流
が供給されて溶接作業が遂行される。
の端部16、18に導電板22、24が接続され、この
導電板22、24に位置決め部材32、34を介して入
力端子板46、48が接続されている。このため、2次
コイル14の端部16、18に、直接、入力端子板4
6、48を接続する際に必要であった前記端部16、1
8における高精度な取付面加工が不要となり、該2次コ
イル14の加工作業が簡素化するという利点が得られ
る。
れ、この位置決め部材32、34に形成された孔部4
0、42のクリアランスを介して導電板22、24と入
力端子板46、48との相対的な位置調整が可能にな
る。これによって、整流器ユニット36自体の加工精度
を有効に低減させ得るとともに、この整流器ユニット3
6の取付性を一挙に向上させることが可能になる。
して整流器ユニット36を交換する際には、入力端子板
46、48と導電板22、24との相対位置が位置決め
部材32、34を介して容易に調整されるため、前記整
流器ユニット36の交換作業が迅速に遂行される。ま
た、整流器ユニット36の取付時および交換時に、入力
端子板46、48が位置決め部材32、34の一方の面
部にボルト68を介して固定されるとともに、この位置
決め部材32、34の他方の面部がボルト66を介して
導電板22、24に固定される。これにより、入力端子
板46、48の整流器取付面に無理な力が作用すること
がなく、整流器50、52の接触面抵抗の増加を確実に
防止することができ、トランス装置10の品質向上が容
易に図られるという効果が得られる。
6、48を用いて説明したが、整流器50、52の数が
増加される際には、これに対応して入力端子板46、4
8の数および位置決め部材32、34の数を増加させれ
ばよい。
ランス装置によれば、以下の効果乃至利点が得られる。
の入力端子と2次コイルの巻始め端部および巻終わり端
部とが直接接続されることがなく、前記2次コイルの加
工作業が簡素化する。しかも、位置決め部材が設けられ
るため、整流器ユニット自体の加工精度を低減させかつ
この整流器ユニットの取付性を向上させることができる
とともに、前記整流器ユニットの取付時や交換時に整流
器取付面に無理な力がかからず、接触面抵抗の増加を防
止することが可能になる。これにより、整流器の交換作
業が効率的に遂行される他、トランス装置の品質の向上
が容易に図られる。
斜視図である。
却水回路図である。
ル 16、18…端部 20…センタタ
ップ端子板 22、24…導電板 26…絶縁材 32、34…位置決め部材 36…整流器ユ
ニット 44…出力端子板 46、48…入
力端子板 50、52…整流器
Claims (1)
- 【請求項1】変圧器の2次コイルに整流器が接続される
一方、前記2次コイルの中間部よりセンタタップ端子が
導出された整流器付トランス装置であって、 前記2次コイルの巻始め端部と巻終わり端部にそれぞれ
接続され、前記各端部の出力を絶縁する絶縁材が介装さ
れた一対の導体部材と、 複数の整流器が配設されるとともに、出力端子と2以上
の入力端子を有する整流器ユニットと、 前記2以上の入力端子をそれぞれ前記各端部のいずれか
に接続するために、前記2以上の入力端子と前記導体部
材とに接続される2以上の導電性位置決め部材と、 を備えることを特徴とする整流器付トランス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29994894A JP3535906B2 (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 整流器付トランス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29994894A JP3535906B2 (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 整流器付トランス装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08162347A true JPH08162347A (ja) | 1996-06-21 |
JP3535906B2 JP3535906B2 (ja) | 2004-06-07 |
Family
ID=17878896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29994894A Expired - Lifetime JP3535906B2 (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 整流器付トランス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3535906B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003332147A (ja) * | 2002-05-17 | 2003-11-21 | Cosel Co Ltd | スイッチング電源用トランス |
CN103949766A (zh) * | 2014-04-30 | 2014-07-30 | 锦州市圣合科技电子有限责任公司 | 电阻焊机用中频大功率组件 |
-
1994
- 1994-12-02 JP JP29994894A patent/JP3535906B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003332147A (ja) * | 2002-05-17 | 2003-11-21 | Cosel Co Ltd | スイッチング電源用トランス |
CN103949766A (zh) * | 2014-04-30 | 2014-07-30 | 锦州市圣合科技电子有限责任公司 | 电阻焊机用中频大功率组件 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3535906B2 (ja) | 2004-06-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6104116A (en) | Generator stator keybar compliant clamp and current shunt | |
US6305991B1 (en) | Method of connecting metallic conductors, and a line-bar connection produced in accordance with the method | |
US20070132537A1 (en) | Transformer and method of assembly | |
EP0164293B1 (en) | Flexible current feeding post | |
JPH06302932A (ja) | プリント配線基板 | |
JPH06151211A (ja) | 溶接機用トランス | |
JP3535906B2 (ja) | 整流器付トランス装置 | |
KR101058888B1 (ko) | 플렉시블 터미널 단자 및 그 제조방법 | |
EP0199456B1 (en) | Electric transformer, possibly in combination with a rectifier | |
US4074161A (en) | Pole assembly of a dynamoelectric machine | |
US4750101A (en) | Transformer apparatus with rectifier | |
JPS6119109A (ja) | トランス | |
JP2519988Y2 (ja) | 抵抗溶接機における整流器付変圧器 | |
JPS6246255Y2 (ja) | ||
JPH02278705A (ja) | 整流器付トランス装置 | |
JP2000228311A (ja) | ブッシング | |
JPH0314951Y2 (ja) | ||
JPH07298465A (ja) | 電線の固定方法 | |
WO2023176158A1 (ja) | 端子台及びその製造方法 | |
DE102019206263B4 (de) | Halbleiterbauteil, Kraftfahrzeug und Verfahren zur Herstellung eines Halbleiterbauteils | |
DE102022124196A1 (de) | Leistungswandlungsvorrichtung, magnetische Komponente, und Herstellungsverfahren für eine Leistungswandlungsvorrichtung | |
JPH0780657A (ja) | スポット溶接装置の電極固定構造 | |
JPH0325414Y2 (ja) | ||
JPH11178317A (ja) | サイリスタスタックおよびサイリスタ素子交換治具 | |
JPH09181233A (ja) | 平形半導体素子スタック |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040226 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040309 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040315 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080319 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110319 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110319 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319 Year of fee payment: 9 |