JPH0816166B2 - 包装用フイルムおよびシート - Google Patents
包装用フイルムおよびシートInfo
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- JPH0816166B2 JPH0816166B2 JP63112709A JP11270988A JPH0816166B2 JP H0816166 B2 JPH0816166 B2 JP H0816166B2 JP 63112709 A JP63112709 A JP 63112709A JP 11270988 A JP11270988 A JP 11270988A JP H0816166 B2 JPH0816166 B2 JP H0816166B2
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- JP
- Japan
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- copolymer
- homopolymer
- weight
- film
- butene
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L23/00—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L23/02—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C08L23/18—Homopolymers or copolymers of hydrocarbons having four or more carbon atoms
- C08L23/20—Homopolymers or copolymers of hydrocarbons having four or more carbon atoms having four to nine carbon atoms
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Wrappers (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は剥離可能な（peelable）シールを生成し得る
熱シール可能な包装または充てん用（packing）フイル
ムに関するものである。シールはこのフイルム及びポリ
プロピレン間に接着剤を必要とせずにこの種の２枚のフ
イルム間、またはこの種の１枚のフイルム及びポリプロ
ピレン充てんフイルム間のいずれかで達成し得る。
熱シール可能な包装または充てん用（packing）フイル
ムに関するものである。シールはこのフイルム及びポリ
プロピレン間に接着剤を必要とせずにこの種の２枚のフ
イルム間、またはこの種の１枚のフイルム及びポリプロ
ピレン充てんフイルム間のいずれかで達成し得る。
剥離可能なシールは熱シールまたは衝撃シールにより
生成される２枚のフイルム間のシールまたは結合と定義
され、かくて生じる接合は接合を行うために用いる２枚
のフイルムの物質中で生じるねじ切り（wrenching of
f）または引裂をせずに引張力の作用により２枚のフイ
ルムの結合の元の面を開け得る特性を有する。本発明の
目的のために、剥離可能なシールは充てんまたは包装が
製品の使用者によって開けられるまで、貯蔵及び輸送中
に充てん及び包装の完全性及びタイト（tight）−シー
ル特性を維持するに十分な耐機械性を持たなければなら
ない。剥離可能なシールの耐機械性は接合を手で容易
に、即ちいずれかの補助器具を用いずに開けるに十分に
低くなければならない。
生成される２枚のフイルム間のシールまたは結合と定義
され、かくて生じる接合は接合を行うために用いる２枚
のフイルムの物質中で生じるねじ切り（wrenching of
f）または引裂をせずに引張力の作用により２枚のフイ
ルムの結合の元の面を開け得る特性を有する。本発明の
目的のために、剥離可能なシールは充てんまたは包装が
製品の使用者によって開けられるまで、貯蔵及び輸送中
に充てん及び包装の完全性及びタイト（tight）−シー
ル特性を維持するに十分な耐機械性を持たなければなら
ない。剥離可能なシールの耐機械性は接合を手で容易
に、即ちいずれかの補助器具を用いずに開けるに十分に
低くなければならない。
従来、多くの種類の熱可塑性物質が剥離可能なシール
を生成し得るフイルムの製造に用いられてきた。例えば
（１）エチレン約80〜96重量％及びエチレン性不飽和エ
ステル約４〜20重量％の共重合体約50〜90重量％、及び
（２）結晶性アイソタックチツクポリブチレン約10〜50
重量％からなる剥離可能な熱シールを製造するための配
合物を開示するアメリカン・カン（American Can）によ
る米国特許第4,189,519号参照。剥離シールを生成し得
る一方、該特許のフイルムは少量成分としてポリブチレ
ンを開示している。該特許の配合物は接着剤を用いずに
高密度ポリエチレン（HDPE）に結合するが、接着剤なし
ではポリプロピレンに結合しない。
を生成し得るフイルムの製造に用いられてきた。例えば
（１）エチレン約80〜96重量％及びエチレン性不飽和エ
ステル約４〜20重量％の共重合体約50〜90重量％、及び
（２）結晶性アイソタックチツクポリブチレン約10〜50
重量％からなる剥離可能な熱シールを製造するための配
合物を開示するアメリカン・カン（American Can）によ
る米国特許第4,189,519号参照。剥離シールを生成し得
る一方、該特許のフイルムは少量成分としてポリブチレ
ンを開示している。該特許の配合物は接着剤を用いずに
高密度ポリエチレン（HDPE）に結合するが、接着剤なし
ではポリプロピレンに結合しない。
モービル・オイル社（Mobil Oil Corporation）によ
る米国特許第3,900,534号に良好な熱シール特性及び良
好な光学的特性を有する熱可塑性収縮フイルムが開示さ
れているが、該特許は剥離シールフイルムに対する必要
性を表わしていない。
る米国特許第3,900,534号に良好な熱シール特性及び良
好な光学的特性を有する熱可塑性収縮フイルムが開示さ
れているが、該特許は剥離シールフイルムに対する必要
性を表わしていない。
E.I.デユポン・デ・ネムアズ社（Dupont de Nemours
＆Co.）による米国特許第3,817,821号にEVAと20〜40重
量％でのポリブチレンとの配合物が開示されているが、
該特許は配合物中にポリプロピレンを含んでいない。
＆Co.）による米国特許第3,817,821号にEVAと20〜40重
量％でのポリブチレンとの配合物が開示されているが、
該特許は配合物中にポリプロピレンを含んでいない。
UCB S.A.ベルギー（Belgium）による米国特許第3,87
9,492号にポリブチレン＋スチレン−ブタジエン共重合
体＋LDPE＋HDPE＋ポリイソブチレンの配合物が開示され
ているが、該特許は配合物中にポリプロピレンを含んで
いない。
9,492号にポリブチレン＋スチレン−ブタジエン共重合
体＋LDPE＋HDPE＋ポリイソブチレンの配合物が開示され
ているが、該特許は配合物中にポリプロピレンを含んで
いない。
E.I.デユポン・デ・ネムアズ社による米国特許第4,53
9,263号にコモノマー及びプロピレン／α−オレフイン
共重合体の配合物をベースとする剥離シールが開示され
ているが、該特許はポリブチレンに関する開示を与えて
いない。
9,263号にコモノマー及びプロピレン／α−オレフイン
共重合体の配合物をベースとする剥離シールが開示され
ているが、該特許はポリブチレンに関する開示を与えて
いない。
米国特許出願第750,342号にポリブチレン＋EVA（また
はポリエチレン）＋ポリプロピレンの配合物が開示さ
れ、その際にポリプロピレンは配合物中に15重量％より
少ない。しかしながら、これらの参考例は新規な発明を
示していない。
はポリエチレン）＋ポリプロピレンの配合物が開示さ
れ、その際にポリプロピレンは配合物中に15重量％より
少ない。しかしながら、これらの参考例は新規な発明を
示していない。
シール時に容易に剥離することができ、そしてまた接
着剤を用いずにポリプロピレンに結合し、且つ250゜Fま
たはそれ以上の温度でレトルト加工できる（retortabl
e）包装または充てん材料に対する長年の必要性があ
る。
着剤を用いずにポリプロピレンに結合し、且つ250゜Fま
たはそれ以上の温度でレトルト加工できる（retortabl
e）包装または充てん材料に対する長年の必要性があ
る。
250゜Fまたはそれ以上でフイルムレトルト加工性（re
tortability）、熱シール強さ及び包装用フイルムまた
はシートの剥離シール特性を含むある特性が大含有量の
ブテン−１均質重合体または共重合体（＞50重量％）、
少含有量のエチレン均質重合体または共重合体（＜25重
量％）及びプロピレンの量が25重量％に等しいか、また
はそれ以上であるプロピレン均質重合体または共重合体
の配合物からフイルムまたはシートを製造することによ
り改善し得ることが見い出された。かかるフイルムまた
はシートは共押出または押出積層によりポリプロピレン
基体に結合される。フイルムに対する参考例を本明細書
に挙げるが、シートも同様に製造し得る。
tortability）、熱シール強さ及び包装用フイルムまた
はシートの剥離シール特性を含むある特性が大含有量の
ブテン−１均質重合体または共重合体（＞50重量％）、
少含有量のエチレン均質重合体または共重合体（＜25重
量％）及びプロピレンの量が25重量％に等しいか、また
はそれ以上であるプロピレン均質重合体または共重合体
の配合物からフイルムまたはシートを製造することによ
り改善し得ることが見い出された。かかるフイルムまた
はシートは共押出または押出積層によりポリプロピレン
基体に結合される。フイルムに対する参考例を本明細書
に挙げるが、シートも同様に製造し得る。
本発明において、フイルムは25重量％以下のエチレン
性均質重合体または共重合体（例えばポリエチレンまた
はEVA）、70重量％に等しいか、またはそれ以下のポリ
ブチレン及び少なくとも25重量％のポリプロピレンを含
む混合物からなる。重合体の混合物は約５〜約25重量％
のエチレン性均質重合体または共重合体、約50〜約70重
量％のブテン−１均質重合体または共重合体及び約25〜
約45重量％のプロピレン均質重合体または共重合体の範
囲であり得る。
性均質重合体または共重合体（例えばポリエチレンまた
はEVA）、70重量％に等しいか、またはそれ以下のポリ
ブチレン及び少なくとも25重量％のポリプロピレンを含
む混合物からなる。重合体の混合物は約５〜約25重量％
のエチレン性均質重合体または共重合体、約50〜約70重
量％のブテン−１均質重合体または共重合体及び約25〜
約45重量％のプロピレン均質重合体または共重合体の範
囲であり得る。
本出願者は剥離シールを生成させることができ、且つ
エチレン性均質重合体または共重合体約５〜約25重量
％、ブテン−１均質重合体または共重合体約50〜約70重
量％、及びプロピレン均質重合体または共重合体約25〜
約45重量％を含む混合物からなる包装可能なフイルムを
製造し得ることを見い出した。
エチレン性均質重合体または共重合体約５〜約25重量
％、ブテン−１均質重合体または共重合体約50〜約70重
量％、及びプロピレン均質重合体または共重合体約25〜
約45重量％を含む混合物からなる包装可能なフイルムを
製造し得ることを見い出した。
より好ましくは、フイルム組成物はエチレン性均質重
合体または共重合体約10〜約20重量％、ブテン−１均質
重合体または共重合体約55〜約60重量％、及びプロピレ
ン均質重合体または共重合体約25〜約45重量％を含む混
合物からなる。
合体または共重合体約10〜約20重量％、ブテン−１均質
重合体または共重合体約55〜約60重量％、及びプロピレ
ン均質重合体または共重合体約25〜約45重量％を含む混
合物からなる。
最も好ましくは、フイルム組成物はエチレン性均質重
合体または共重合体約10重量％、ブテン−１均質重合体
または共重合体約65重量％、及びプロピレン均質重合体
または共重合体約25重量％を含む混合物からなる。
合体または共重合体約10重量％、ブテン−１均質重合体
または共重合体約65重量％、及びプロピレン均質重合体
または共重合体約25重量％を含む混合物からなる。
エチレン性均質重合体または共重合体は直鎖状低密度
ポリエチレン（LLDPE）、低密度ポリエチレン（LDP
E）、中密度ポリエチレン（MDPE）、エチレン酢酸ビニ
ル共重合体（EVA）、エチレン−アクリル酸メチル共重
合体（EMA）、エチレン−アクリル酸エチル共重合体（E
EA）、エチレン−アクリル酸ブチル共重合体（EBA）ま
たは高密度ポリエチレン（HDPE）であってもよく、そし
て最も好ましくは低密度ポリエチレンまたはエチレン酢
酸ビニル共重合体である。
ポリエチレン（LLDPE）、低密度ポリエチレン（LDP
E）、中密度ポリエチレン（MDPE）、エチレン酢酸ビニ
ル共重合体（EVA）、エチレン−アクリル酸メチル共重
合体（EMA）、エチレン−アクリル酸エチル共重合体（E
EA）、エチレン−アクリル酸ブチル共重合体（EBA）ま
たは高密度ポリエチレン（HDPE）であってもよく、そし
て最も好ましくは低密度ポリエチレンまたはエチレン酢
酸ビニル共重合体である。
プロピレン均質重合体または共重合体は混合物の処理
性及びレトルト加工性（レトルトの耐熱性）を改善する
ために配合する。
性及びレトルト加工性（レトルトの耐熱性）を改善する
ために配合する。
新規な重合体配合物はキヤステイングまたはフイルム
ブローイング（blowing）法により配向されるか、また
は非配向性のフイルムに生成させ得る。製造後にフイル
ムを所定の温度、圧力及び滞留時間（dwell）でシール
用アゴ（jaw）により熱シールし得る。シール強さは1
0″／分のクロスヘツド（crosshead）速度でインストロ
ン（instron）試験機により試験する。巾１インチのス
トリツプ上での最大強さを剥離シール強さとして表わ
す。
ブローイング（blowing）法により配向されるか、また
は非配向性のフイルムに生成させ得る。製造後にフイル
ムを所定の温度、圧力及び滞留時間（dwell）でシール
用アゴ（jaw）により熱シールし得る。シール強さは1
0″／分のクロスヘツド（crosshead）速度でインストロ
ン（instron）試験機により試験する。巾１インチのス
トリツプ上での最大強さを剥離シール強さとして表わ
す。
これらの製造技術はフイルムに応用されるが、本発明
はシート類にも応用し得る。フイルムは比較的薄く、且
つ0.010インチ（10ミル）の最大厚さを有する成形され
たプラスチツクを表わす。シート類は0.010インチより
厚い厚さを有する成形されたプラスチツクである。
はシート類にも応用し得る。フイルムは比較的薄く、且
つ0.010インチ（10ミル）の最大厚さを有する成形され
たプラスチツクを表わす。シート類は0.010インチより
厚い厚さを有する成形されたプラスチツクである。
また本発明は基体としてポリプロピレンからなる積層
された構造体のコーテイング層からなり得る。高含有量
ポリブチレン、ポリプロピレン及びポリエチレンまたは
EVAのいずれかからなる剥離シールコートを選ばれた基
体上に被覆するか、または積層する。
された構造体のコーテイング層からなり得る。高含有量
ポリブチレン、ポリプロピレン及びポリエチレンまたは
EVAのいずれかからなる剥離シールコートを選ばれた基
体上に被覆するか、または積層する。
積層構造体は次に積層される２枚の分離したフイルム
を製造することにより製造し得る。積層はフイルムブロ
ーイング（円形のダイを用いる溶融押出）またはキヤス
テイング法（フラツトダイ−溶融押出法）のいずれかに
より予備製造された別々のフイルムから製造し得る。
を製造することにより製造し得る。積層はフイルムブロ
ーイング（円形のダイを用いる溶融押出）またはキヤス
テイング法（フラツトダイ−溶融押出法）のいずれかに
より予備製造された別々のフイルムから製造し得る。
フラツトダイキヤステイングを用いる溶融押出をフラ
ツトダイまたはスロツトダイを用いることにより熱可塑
性重合体に対して行い得る。押出工程はスクリユーまた
はガスチユーブにより押出機中に連続的に供給し得る状
態で重合体を用いて出発する。しばしば重合体はバンバ
リー混合機を用いて可塑剤、潤滑剤、安定剤及び着色剤
の如き物質と一緒にする。生じた混合物を棒状ダイを通
して押し出し、そしてペレツト状に削る。ペレツト化さ
れた重合体をスクリユー運搬機中でスクリユータイプの
押出機の末端中に供給し、加熱し、そして回転するらせ
ん形のスクリユーによりシリンダー中で粘性液に調製す
る。ダイから出て来るシートを温度調節した冷却ローラ
ー上で冷却する。加工したフイルムを二軸的に配向され
た連続的テンター・フレーム（tenter frame）操作を用
いて２方向（two−way）延伸することができる。
ツトダイまたはスロツトダイを用いることにより熱可塑
性重合体に対して行い得る。押出工程はスクリユーまた
はガスチユーブにより押出機中に連続的に供給し得る状
態で重合体を用いて出発する。しばしば重合体はバンバ
リー混合機を用いて可塑剤、潤滑剤、安定剤及び着色剤
の如き物質と一緒にする。生じた混合物を棒状ダイを通
して押し出し、そしてペレツト状に削る。ペレツト化さ
れた重合体をスクリユー運搬機中でスクリユータイプの
押出機の末端中に供給し、加熱し、そして回転するらせ
ん形のスクリユーによりシリンダー中で粘性液に調製す
る。ダイから出て来るシートを温度調節した冷却ローラ
ー上で冷却する。加工したフイルムを二軸的に配向され
た連続的テンター・フレーム（tenter frame）操作を用
いて２方向（two−way）延伸することができる。
実施例１ キヤストフイルム 約2.0dg/分のメルト・インデツクス（ASTM法Ｄ−1238
条件「Ｅ」）及び約0.901の密度を有するDURAFLEX ポ
リブチレンPB8240をタンブラー（tumbler）混合機中でE
VA（USI UE632）12重量％及びポリプロピレン（Shell P
P5820）20重量％または35重量％と別々に乾燥配合し
た。生じた配合物を約220℃のダイ温度でフラツトダイ
を用いてポリプロピレン（Shell PP DX5097）と共に
厚さ約5.25ミルのフイルムに共押し出しした。剥離試料
強さを試験した。共押出しされたフイルムを１平方イン
チ当り40ポンドの圧力及び約0.5秒間の滞留時間を用い
て面対面接触で一緒に積層した。フイルムを冷却した
後、巾１インチのストリツプをそのシール強さを試験す
るためにその巾にわたる場所でフイルムから切り取っ
た。種々のフイルムに対する物理特性を示す。
条件「Ｅ」）及び約0.901の密度を有するDURAFLEX ポ
リブチレンPB8240をタンブラー（tumbler）混合機中でE
VA（USI UE632）12重量％及びポリプロピレン（Shell P
P5820）20重量％または35重量％と別々に乾燥配合し
た。生じた配合物を約220℃のダイ温度でフラツトダイ
を用いてポリプロピレン（Shell PP DX5097）と共に
厚さ約5.25ミルのフイルムに共押し出しした。剥離試料
強さを試験した。共押出しされたフイルムを１平方イン
チ当り40ポンドの圧力及び約0.5秒間の滞留時間を用い
て面対面接触で一緒に積層した。フイルムを冷却した
後、巾１インチのストリツプをそのシール強さを試験す
るためにその巾にわたる場所でフイルムから切り取っ
た。種々のフイルムに対する物理特性を示す。
第１表から知り得るように、260、270、280及び290゜
Fのシール温度で１インチ当りのポンド数におけるシー
ル強さに対して試験した。満足できる剥離シール値は1.
5ポンド／インチまたはそれ以上である。この第１表の
実施例から、プロピレン均質重合体または共重合体約20
〜35重量％、ブテン−１均質重合体または共重合体約50
〜70重量％、及びエチレン性均質重合体または共重合体
約５重量％の混合物が良好な剥離シール強さ、良好な処
理性を有する独特のフイルムを生じさせ、そしてかかる
結合を達成させる接着を必要とせずに積層構造体中での
ポリプロピレン基体への共押出または押出積層により結
合することが予期せずに本出願者により見い出された。
Fのシール温度で１インチ当りのポンド数におけるシー
ル強さに対して試験した。満足できる剥離シール値は1.
5ポンド／インチまたはそれ以上である。この第１表の
実施例から、プロピレン均質重合体または共重合体約20
〜35重量％、ブテン−１均質重合体または共重合体約50
〜70重量％、及びエチレン性均質重合体または共重合体
約５重量％の混合物が良好な剥離シール強さ、良好な処
理性を有する独特のフイルムを生じさせ、そしてかかる
結合を達成させる接着を必要とせずに積層構造体中での
ポリプロピレン基体への共押出または押出積層により結
合することが予期せずに本出願者により見い出された。
PPI/（PB＋10重量％EVA＋25重量％PP）をそのオート
クレーブ加工性（autoclavability）に対して250゜Fで
更に試験した。この上記フイルムをそれ自体280゜Fのア
ゴ温度で0.5秒間の滞留時間及び40psiの圧力でシールし
た。シールしたフイルムに水を充てんし、そしてオート
クレーブ［圧力クツカー（cooker）］中に250゜Fで30分
間置いた。オートクレーブサイクルの終了時に、シール
された袋は未開放のままであり、オートクレーブ条件に
耐える能力を示した。
クレーブ加工性（autoclavability）に対して250゜Fで
更に試験した。この上記フイルムをそれ自体280゜Fのア
ゴ温度で0.5秒間の滞留時間及び40psiの圧力でシールし
た。シールしたフイルムに水を充てんし、そしてオート
クレーブ［圧力クツカー（cooker）］中に250゜Fで30分
間置いた。オートクレーブサイクルの終了時に、シール
された袋は未開放のままであり、オートクレーブ条件に
耐える能力を示した。
本発明の主なる特徴及び態様は以下のとおりである。
1.ブテン−１均質重合体または共重合体約50〜約755重
量％；エチレン性均質重合体または共重合体約５〜約25
重量％；及びプロピレン均質重合体または共重合体約25
〜約45重量％を含む混合物からなり、剥離シールを生成
し得る包装用フイルムまたはシート。
量％；エチレン性均質重合体または共重合体約５〜約25
重量％；及びプロピレン均質重合体または共重合体約25
〜約45重量％を含む混合物からなり、剥離シールを生成
し得る包装用フイルムまたはシート。
2.該エチレン性均質重合体または共重合体約10〜約20重
量％；該ブテン−１均質重合体または共重合体約55〜約
65重量％；及び該プロピレン均質重合体または共重合体
約25〜約35重量％を含む上記第１項記載の包装用フイル
ムまたはシート。
量％；該ブテン−１均質重合体または共重合体約55〜約
65重量％；及び該プロピレン均質重合体または共重合体
約25〜約35重量％を含む上記第１項記載の包装用フイル
ムまたはシート。
3.該エチレン性均質重合体または共重合体約10重量％；
該ブテン−１均質重合体または共重合体約65重量％；及
び該プロピレン均質重合体または共重合体約25重量％を
含む上記第１項記載の包装用フイルムまたはシート。
該ブテン−１均質重合体または共重合体約65重量％；及
び該プロピレン均質重合体または共重合体約25重量％を
含む上記第１項記載の包装用フイルムまたはシート。
4.該エチレン性均質重合体または共重合体が直鎖状低密
度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチ
レン、エチレン酢酸ビニル共重合体（EVA）、エチレン
−アクリル酸メチル共重合体（EMA）、エチレン−アク
リル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸ブチル共
重合体（EBA）及び高密度ポリエチレンよりなる群から
選らばれる上記第１項記載の包装用フイルムまたはシー
ト。
度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチ
レン、エチレン酢酸ビニル共重合体（EVA）、エチレン
−アクリル酸メチル共重合体（EMA）、エチレン−アク
リル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸ブチル共
重合体（EBA）及び高密度ポリエチレンよりなる群から
選らばれる上記第１項記載の包装用フイルムまたはシー
ト。
5.非配向性または配向性フイルムからなる上記第１項記
載の包装用フイルムまたはシート。
載の包装用フイルムまたはシート。
6.エチレン性均質重合体または共重合体約10〜約15重量
％；ブテン−１均質重合体または共重合体約55〜約60重
量％；及びプロピレン均質重合体または共重合体約25〜
約45重量％を含む混合物からなる剥離シートを生成し得
る包装用フイルムまたはシート。
％；ブテン−１均質重合体または共重合体約55〜約60重
量％；及びプロピレン均質重合体または共重合体約25〜
約45重量％を含む混合物からなる剥離シートを生成し得
る包装用フイルムまたはシート。
7.該エチレン性均質重合体または共重合体約10重量％；
該ブテン−１均質重合体または共重合体約65重量％；及
び該プロピレン均質重合体または共重合体約25重量％を
含む上記第６項記載の包装用フイルムまたはシート。
該ブテン−１均質重合体または共重合体約65重量％；及
び該プロピレン均質重合体または共重合体約25重量％を
含む上記第６項記載の包装用フイルムまたはシート。
8.該エチレン性均質重合体または共重合体が直鎖状低密
度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチ
レン、エチレン酢酸ビニル共重合体（EVA）、エチレン
−アクリル酸メチル共重合体（EMA）、エチレン−アク
リル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸ブチル共
重合体（EBA）及び高密度ポリエチレンよりなる群から
選らばれる上記第６項記載の包装用フイルムまたはシー
ト。
度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチ
レン、エチレン酢酸ビニル共重合体（EVA）、エチレン
−アクリル酸メチル共重合体（EMA）、エチレン−アク
リル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸ブチル共
重合体（EBA）及び高密度ポリエチレンよりなる群から
選らばれる上記第６項記載の包装用フイルムまたはシー
ト。
9.二軸的に配向されたフイルムまたはシートからなる上
記第６項記載の包装用フイルムまたはシート。
記第６項記載の包装用フイルムまたはシート。
10.エチレン性均質重合体または共重合体約10重量％；
ブテン−１均質重合体または共重合体約65重量％；及び
プロピレン均質重合体または共重合体約25重量％を含む
混合物からなる剥離シールを生成し得る包装用フイルム
またはシート。
ブテン−１均質重合体または共重合体約65重量％；及び
プロピレン均質重合体または共重合体約25重量％を含む
混合物からなる剥離シールを生成し得る包装用フイルム
またはシート。
11.該エチレン性均質重合体または共重合体が直鎖状低
密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、中密度ポリエ
チレン、エチレン酢酸ビニル共重合体（EVA）、エチレ
ン−アクリル酸メチル共重合体（EMA）、エチレン−ア
クリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸ブチル
共重合体（EBA）及び高密度ポリエチレンよりなる群か
ら選らばれる上記第10項記載の包装用フイルムまたはシ
ート。
密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、中密度ポリエ
チレン、エチレン酢酸ビニル共重合体（EVA）、エチレ
ン−アクリル酸メチル共重合体（EMA）、エチレン−ア
クリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸ブチル
共重合体（EBA）及び高密度ポリエチレンよりなる群か
ら選らばれる上記第10項記載の包装用フイルムまたはシ
ート。
12.非配向性または配向性フイルムからなる上記第10項
記載の包装用フイルムまたはシート。
記載の包装用フイルムまたはシート。
13.エチレン性均質重合体または共重合体約５〜約25重
量％；ブテン−１均質重合体または共重合体約50〜約75
重量％；及びプロピレン均質重合体または共重合体約25
〜約45重量％を含む混合物からなる剥離シールを生成し
得る包装用フイルムを製造するための配合物。
量％；ブテン−１均質重合体または共重合体約50〜約75
重量％；及びプロピレン均質重合体または共重合体約25
〜約45重量％を含む混合物からなる剥離シールを生成し
得る包装用フイルムを製造するための配合物。
14.該エチレン性均質重合体または共重合体約10〜約20
重量％；該ブテン−１均質重合体または共重合体約55〜
約60重量％；及び該プロピレン均質重合体または共重合
体約25〜約35重量％を含む上記第13項記載の配合物。
重量％；該ブテン−１均質重合体または共重合体約55〜
約60重量％；及び該プロピレン均質重合体または共重合
体約25〜約35重量％を含む上記第13項記載の配合物。
15.該エチレン性均質重合体または共重合体約10重量
％；該ブテン−１均質重合体または共重合体約65重量
％；及び該プロピレン均質重合体または共重合体約25重
量％を含む上記第13項記載の配合物。
％；該ブテン−１均質重合体または共重合体約65重量
％；及び該プロピレン均質重合体または共重合体約25重
量％を含む上記第13項記載の配合物。
16.該エチレン性均質重合体または共重合体が直鎖状低
密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、中密度ポリエ
チレン、エチレン酢酸ビニル共重合体（EVA）、エチレ
ン−アクリル酸メチル共重合体（EMA）、エチレン−ア
クリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸ブチル
共重合体（EBA）及び高密度ポリエチレンよりなる群か
ら選らばれる上記第13項記載の配合物。
密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、中密度ポリエ
チレン、エチレン酢酸ビニル共重合体（EVA）、エチレ
ン−アクリル酸メチル共重合体（EMA）、エチレン−ア
クリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸ブチル
共重合体（EBA）及び高密度ポリエチレンよりなる群か
ら選らばれる上記第13項記載の配合物。
17.エチレン性均質重合体または共重合体約10〜約15重
量％；ブテン−１均質重合体または共重合体約55〜約60
重量％；及びプロピレン均質重合体または共重合体約25
〜約35重量％を含む混合物からなる剥離シールを生成し
得る包装用フイルムを製造するための配合物。
量％；ブテン−１均質重合体または共重合体約55〜約60
重量％；及びプロピレン均質重合体または共重合体約25
〜約35重量％を含む混合物からなる剥離シールを生成し
得る包装用フイルムを製造するための配合物。
18.該エチレン性均質重合体または共重合体約10重量
％；該ブテン−１均質重合体または共重合体約65重量
％；及び該プロピレン均質重合体または共重合体約25重
量％を含む上記第17項記載の配合物。
％；該ブテン−１均質重合体または共重合体約65重量
％；及び該プロピレン均質重合体または共重合体約25重
量％を含む上記第17項記載の配合物。
19.該エチレン性均質重合体または共重合体が直鎖状低
密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、中密度ポリエ
チレン、エチレン酢酸ビニル共重合体（EVA）、エチレ
ン−アクリル酸メチル共重合体（EMA）、エチレン−ア
クリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸ブチル
共重合体（EBA）及び高密度ポリエチレンよりなる群か
ら選らばれる上記第17項記載の配合物。
密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、中密度ポリエ
チレン、エチレン酢酸ビニル共重合体（EVA）、エチレ
ン−アクリル酸メチル共重合体（EMA）、エチレン−ア
クリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸ブチル
共重合体（EBA）及び高密度ポリエチレンよりなる群か
ら選らばれる上記第17項記載の配合物。
20.エチレン性均質重合体または共重合体約５〜約25重
量％；ブテン−１均質重合体または共重合体約50〜約75
重量％；及びプロピレン均質重合体または共重合体約25
〜約45重量％を含む混合物からなる、剥離シールを生成
し得るフイルムまたはシートを押出積層により結合させ
るポリプロピレン基体を有する積層構造体。
量％；ブテン−１均質重合体または共重合体約50〜約75
重量％；及びプロピレン均質重合体または共重合体約25
〜約45重量％を含む混合物からなる、剥離シールを生成
し得るフイルムまたはシートを押出積層により結合させ
るポリプロピレン基体を有する積層構造体。
21.該エチレン性均質重合体または共重合体約10〜約15
重量％；ブテン−１均質重合体または共重合体約55〜約
60重量％；及び該プロピレン均質重合体または共重合体
約25〜約35重量％を含む上記第22項記載の積層構造体。
重量％；ブテン−１均質重合体または共重合体約55〜約
60重量％；及び該プロピレン均質重合体または共重合体
約25〜約35重量％を含む上記第22項記載の積層構造体。
22.該エチレン性均質重合体または共重合体約10重量
％；該ブテン−１均質重合体または共重合体約65重量
％；及び該プロピレン均質重合体または共重合体約25重
量％を含む上記第20項記載の積層構造体。
％；該ブテン−１均質重合体または共重合体約65重量
％；及び該プロピレン均質重合体または共重合体約25重
量％を含む上記第20項記載の積層構造体。
23.該エチレン性均質重合体または共重合体が直鎖状低
密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、中密度ポリエ
チレン、エチレン酢酸ビニル共重合体（EVA）、エチレ
ン−アクリル酸メチル共重合体（EMA）、エチレン−ア
クリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸ブチル
共重合体（EBA）及び高密度ポリエチレンよりなる群か
ら選らばれる上記第20項記載の積層構造体。
密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、中密度ポリエ
チレン、エチレン酢酸ビニル共重合体（EVA）、エチレ
ン−アクリル酸メチル共重合体（EMA）、エチレン−ア
クリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸ブチル
共重合体（EBA）及び高密度ポリエチレンよりなる群か
ら選らばれる上記第20項記載の積層構造体。
24.該フイルムまたはシートが非配向性または配向性で
ある上記第20項記載の積層構造体。
ある上記第20項記載の積層構造体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ０８Ｌ 23:12 23:08）
Claims (3)
- 【請求項１】ブテン−１均質重合体または共重合体約50
〜約75重量％；エチレン性均質重合体または共重合体約
５〜約25重量％；及びプロピレン均質重合体または共重
合体約25〜約45重量％を含む混合物からなる、剥離シー
ルを生成し得る包装用フイルムまたはシート。 - 【請求項２】エチレン性均質重合体または共重合体約５
〜約25重量％；ブテン−１均質重合体または共重合体約
50〜約75重量％；及びプロピレン均質重合体または共重
合体約25〜約45重量％を含む混合物からなる剥離シール
を生成し得る包装用フイルムを製造するための配合物。 - 【請求項３】エチレン性均質重合体または共重合体約５
〜約25重量％；ブテン−１均質重合体または共重合体約
50〜約75重量％；及びプロピレン均質重合体または共重
合体約25〜約45重量％を含む混合物からなる、剥離シー
ルを生成し得るフイルムまたはシートを押出積層により
結合させるポリプロピレン基体を有する積層構造体。
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