JPH08160050A - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置

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Publication number
JPH08160050A
JPH08160050A JP30590494A JP30590494A JPH08160050A JP H08160050 A JPH08160050 A JP H08160050A JP 30590494 A JP30590494 A JP 30590494A JP 30590494 A JP30590494 A JP 30590494A JP H08160050 A JPH08160050 A JP H08160050A
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JP
Japan
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reagent
reagent container
container
cam
containers
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JP30590494A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Asano
勉 浅野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】オペレータに負担をかけることなく、自動的か
つ確実に試薬庫に収納された各試薬容器を密封する。 【構成】カムモータ63,64により回転する外周辺部
分に凸部と凹部とが滑らかに形成されているカム31
と、このカム31の外周辺部分に鋼球を介してその下方
末端が当接し、その上方先端に複数個の試薬容器28が
載置されたテーブル27を固定した上下動自在に軸支さ
れている試薬庫回転軸23と、試薬庫蓋22の内側下面
の各試薬容器28の上面開口部に対向する位置に接着固
定されたシール部材33とを設け、スタートスイッチ4
4-1のON操作により、各試薬容器28を開放し、測定
・分析終了後、各試薬容器28を密封するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、試薬庫を備え、検査
対象の被検試料に試薬を注入攪拌し、被検試料の成分分
析を行う自動分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動分析装置は、検査対象の被検試料、
例えば患者の血液の糖やコレステロール等の各種成分を
分析する。各種成分を分析するための各種試薬が用意し
てあり、目的の成分を分析するときには、その成分を分
析するための試薬を空の反応セル( 反応管 )に分注して
からその反応セルに被検試料を分注し、又はすでに被検
試料が分注された反応セルに試薬を分注して、反応セル
に収容された被検試料と試薬とを攪拌し、その時の被検
試料の透光率の変化を検出して目的の分析成分の成分量
が測定される。
【0003】図11は、試薬庫を示す斜視図である。各
種試薬はそれぞれ複数本の試薬容器1-1〜1-nに収容さ
れ、これらの試薬容器1-1〜1-nが、自動分析装置( 図
示せず )に備えられた試薬庫蓋2-1と試薬庫ケース2-2
から構成された試薬庫2に収納される。前記試薬庫蓋2
-1には、この試薬庫2の中に収納された試薬容器1-1〜
1-nから試薬を分注( 吸引 )するため、試薬分注プロー
ブを挿入するための分注孔2-3が形成されている。
【0004】試薬庫は、通常冷蔵機能を有しており、被
検試料の測定・分析終了後も、試薬容器をそのまま冷蔵
保存する。そして、そのまま次回の被検試料の測定・分
析に使用できるようになっている。
【0005】自動分析装置の測定・分析中では、試薬の
吸引のため試薬容器の上部開口部が開いたままとなって
いるので、その測定・分析終了後には、その開口部を閉
じて密封して、試薬容器の中の試薬の空気による化学変
化を最小限に抑える必要がある。すなわち、試薬容器の
開口部を開いたままにしていると、外気中の2酸化炭素
等と化学反応を起こして試薬として劣化するという問題
が生じる。
【0006】そこで従来は、各試薬容器にその開口部を
塞ぐ試薬容器用蓋をそれぞれ設けておき、操作者は、被
検試料の測定・分析時には、各試薬容器から蓋を外し、
測定分析終了後には、蓋により再び各試薬容器を塞いで
密封していた。例えば蓋としては、図12( a )に示す
ように、1個の試薬容器( 1-2 )の開口部を塞ぐ単品試
薬容器用蓋3や、試薬庫2に収納された状態で、複数個
の試薬容器( 1-(K+1),…,1-(K+5) )の開口部をまと
めて同時に塞ぐ複数試薬容器用蓋4が知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
自動分析装置においては、複数個の試薬容器をまとめて
同時に塞ぐ複数試薬容器用蓋4を使用したとしても、オ
ペレータは、必ず測定開始前に試薬容器用蓋4を取外
し、測定終了時には試薬容器用蓋4を試薬容器1-1〜1
-nに取付けるという作業を行わなければならず、オペレ
ータの負担になるという問題があった。
【0008】また、オペレータが試薬容器用蓋3,4を
取付けるの忘れて、長時間放置しておくと、上述したよ
うに試薬容器に収容された試薬が劣化する虞があるとい
う問題があった。
【0009】さらに、オペレータが試薬容器用蓋3,4
を取外すのを忘れたまま、測定を開始してしまうと、試
薬容器に収容された試薬を反応セルに分注するための試
薬分注プローブのノズルがその試薬容器用蓋3,4に接
触して、測定動作異常が発生してしまうという問題があ
った。
【0010】そこでこの発明は、オペレータに負担をか
けることなく、自動的かつ確実に試薬庫に収納された各
試薬容器を密封することができる自動分析装置を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
それぞれ試薬が収容された複数個の試薬容器を保管する
試薬庫を備え、試薬容器の試薬を検査対象の被検試料に
注入攪拌し、被検試料の成分分析を行う自動分析装置に
おいて、試薬容器の上面に形成された開口部の配置に対
応して試薬容器の上方に蓋部に配置されたシール部材
と、試薬容器とシール部材とを相対的に移動させて開口
部をシール部材に当接して試薬容器を密封する密封手段
とを設けたものである。
【0012】請求項2対応の発明は、請求項1記載の発
明において、密封手段は、試薬容器を全て同時に上昇移
動させて、試薬容器の開口部をシール部材に当接して試
薬容器を密封するものである。
【0013】請求項3対応の発明は、請求項1記載の発
明において、密封手段は、試薬容器を全て同時に上昇移
動させて、試薬容器の開口部をシール部材に当接して試
薬容器を密封するものである。
【0014】
【作用】請求項1対応の発明においては、密封手段によ
り、試薬容器とシール部材とは相対的に移動して、試薬
容器の上面に形成された開口部がシール部材と当接し、
試薬容器は密封される。
【0015】請求項2対応の発明においては、密封手段
により、試薬容器は全て同時に上昇移動して、その上面
に形成された開口部が、シール部材に当接し、試薬容器
は密封される。請求項3対応の発明においては、密封手
段により、シール部材が下降移動して、全ての試薬容器
の上面に形成された開口部に当接し、試薬容器は密封さ
れる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の第1実施例を図1乃至図6
を参照して説明する。図1は、この発明を適用した自動
分析装置の分析部の概略の構成を示す図である。
【0017】円周上に複数個の反応セルが配列された円
板状の反応ディスク11は、ある一定のサイクルで所定
の角度だけ回転して停止する間欠的回転動作を行う。被
検試料が収容されたサンプルカップ( 又は採血管、図示
せず )がセットされるサンプルディスク12は、前記反
応ディスク11の近傍に所定間隔をおいて配置されてい
る。
【0018】各種成分と反応する試薬が収容された試薬
容器がセットされる第1試薬庫13は、前記反応ディス
ク11の内側に配置され、また、前記第1試薬庫13と
同様に試薬容器がセットされる第2試薬庫14は、前記
反応ディスク11の近傍に所定間隔をおいて配置されて
いる。
【0019】前記サンプルディスク12、第1試薬庫1
3及び第2試薬庫14は、それぞれ所定の指定制御によ
り前記サンプルディスク12にセットされた指定のサン
プルカップ( 採血管 )又は前記第1試薬庫及び前記第2
試薬庫14にセットされた指定の試薬容器が所定位置に
位置決めされるように回転動作する。
【0020】前記反応ディスク11と前記サンプルディ
スク12との間にはサンプルアーム15が配置され、そ
の先端にはサンプルノズルが取付けられている。このサ
ンプルアーム15は、そのサンプルノズルを前記サンプ
ルディスク12の所定位置にセットされているサンプル
カップ上に位置させて、そのサンプルカップ内のサンプ
ル( 被検試料 )を所定量だけ吸引し、この吸引が終了す
ると回動して、そのサンプルノズルを前記反応ディスク
11のサンプル分注位置上へ位置させて、そのサンプル
分注位置にセットされている反応セルに前記サンプルを
予め設定された量だけ分注する。
【0021】さらに前記サンプルアーム15は、サンプ
ルノズルを前記反応ディスク11の上清分注位置上に位
置させて、その上清分注位置にセットされている反応セ
ルの上清を吸引し、この吸引が終了すると回動して、そ
のサンプルノズルを前記サンプル分注位置上へ位置させ
て、そのサンプル分注位置にセットされている反応セル
に前記上清を分注する。
【0022】前記反応ディスク11の外周近傍には第1
試薬分注アーム16が配置され、その先端には第1試薬
分注ノズルが取付けられている。この第1試薬分注アー
ムは、その第1試薬分注ノズルを前記第1試薬庫13の
所定位置にセットされた試薬容器上に位置させて、その
試薬容器内の試薬を所定量だけ吸引し、この吸引が終了
すると回動して、その第1試薬分注ノズルを前記反応デ
ィスク11の第1試薬分注位置上へ位置させて、その第
1試薬分注位置にセットされている反応セルに前記試薬
を予め設定された量だけ分注する。
【0023】前記反応ディスク11と前記第2試薬庫1
4との間には第2試薬分注アーム17が配置され、その
先端には第2試薬分注ノズルが取付けられている。この
第2試薬分注アーム17は、その第2試薬分注ノズルを
前記第2試薬庫14の所定位置にセットされている試薬
容器上に位置させて、その試薬容器内の試薬を所定量だ
け吸引し、この吸引が終了すると回動して、その第2試
薬分注ノズルを前記反応ディスク11の第2試薬分注位
置上へ位置させて、その第1試薬分注位置にセットされ
ている反応セルに前記試薬を予め設定された量だけ分注
する。
【0024】なお、この図1においては図示しないが、
図2及び図3において図示するように、前記第1試薬庫
13及び前記第2試薬庫14には試薬庫蓋が設けられ、
その試薬庫蓋に形成された貫通孔( 図示せず )を介し
て、試薬分注アームによる試薬の分注が行われるように
なっている。
【0025】また、前記反応ディスク11の外周近傍に
は、第1攪拌アーム18及び第2攪拌アーム19が配置
され、それぞれの先端には攪拌子が取付けられている。
この第1攪拌アーム18及び第2攪拌アーム19は、そ
れぞれ前記反応ディスク11の第1攪拌位置及び第2攪
拌位置にセットされている反応セル内のサンプルを、攪
拌子により攪拌するようになっている。
【0026】さらに、前記反応ディスク11の外周近傍
には洗浄ユニット20が配置され、この洗浄ユニット2
0には、攪拌子と、複数本の洗浄ノズルと、乾燥ノズル
とが取付けられている。この洗浄ユニット20は、前記
反応ディスク11の洗浄位置にセットされている各反応
セルに対してそれぞれ攪拌子、洗浄ノズル又は乾燥ノズ
ルにより攪拌、洗浄又は乾燥を行うようになっている。
【0027】また、前記反応ディスク11の外周近傍に
は、オプションとして電極21が配置可能になってお
り、電解質の分析を行うことができる。前記反応ディス
ク11の1カ所には、測光部22が設けられている。こ
の測光部22は、発光部を備え、発光部からの光を前記
反応ディスク11の測光位置にセットされた反応セルに
照射し、その透過光の光量を測定して、反応セル内のサ
ンプルの試薬による変化量を測定するようになってい
る。この測定された変化量により、サンプルの成分分析
( 定量分析・定性分析 )が行える。
【0028】なお、前記反応ディスク11は、反応セル
の温度を予め設定された温度に保つため恒温槽( 恒温水
槽 )構造になっており、前記第1試薬庫13及び前記第
2試薬庫14は、試薬容器( 試薬 )の温度を予め設定さ
れた温度に保つための冷却構造となっている。
【0029】以上説明した分析部に対して、図1では図
示しないが、後述するデータ処理部( コンピュータ部 )
が接続されている。図2及び図3は、前記第1試薬庫1
3及び前記第2試薬庫14の概略の構成を示す側面断面
図である。ずなわち、図2は、前記試薬庫13,14の
各試薬容器が開放された状態を示す側面断面図であり、
図3は、前記試薬庫13,14の各試薬容器が密封され
た状態を示す側面断面図である。
【0030】21は、円筒形状の内周壁、底面、外周壁
から構成された試薬庫本体であり、この試薬庫本体21
の外周壁端に密着する蓋部としての試薬庫蓋22が設け
られている。
【0031】前記試薬庫本体21の内周壁の中心側の空
洞には試薬庫回転軸23が配置され、その下部には回転
軸ギア24及びモータ軸ギア25を介してディスクモー
タ26( 第1試薬庫13について第1ディスクモータ2
6-1、第2試薬庫14について第2ディスクモータ26
-2 )が設けられている。前記試薬庫回転軸23は、図示
しないベアリング等により回転自在にしかも上下動自在
に軸支され、前記ディスクモータ26の回転駆動により
前記試薬庫回転軸23が回転する。
【0032】この試薬庫回転軸23の上部先端には、前
記試薬庫本体21の内周壁を乗越えて底面近傍に到達し
て、その底面を覆うように形成されたテーブル27が固
定され、このテーブル27は、前記試薬庫回転軸23と
共に回転する。
【0033】前記テーブル27の前記試薬庫本体21の
底面を覆うように形成された部分の上面には、前記試薬
庫本体21の形状に沿って、複数個の試薬容器28-1〜
( 28-k )〜28-nが円状に1列に載置されている。
【0034】前記試薬庫本体21の内部は、図示しない
冷却構造となっており、前記試薬容器( 試薬 )28-1〜
28-nを所定範囲の温度で保存するようになっている。
前記試薬庫回転軸23の下部末端には、鋼球29を回転
自在にガイドする窪み部30が形成されており、前記試
薬庫回転軸23は、前記鋼球29を介して円板状のカム
31( 第1試薬庫13について第1カム31-1、第2試
薬庫14について第2カム31-2 )の上面の外周辺部分
に当接し、このカム31は円筒状のガイド32の中に回
転自在に収納され、前記カム31の上面の外周辺部分
は、その円周方向沿って凸部と凹部とが滑らかに形成さ
れている。従って、このカム31が回転すると、その外
周辺部分の凸部と凹部とにより前記試薬庫回転軸23が
上下方向に駆動する。なお、前記カム31は、図示しな
いカムモータ( 第1試薬庫13について第1カムモー
タ、第2試薬庫14について第2カムモータ )により回
転するようになっている。
【0035】前記試薬庫蓋22の内側下面の、前記テー
ブル27の上面に載置された前記各試薬容器28-1〜2
8-nの上面に形成された開口部に対向する位置には、そ
の開口部を密閉する形状に形成された( ゴム材やシリコ
ン等のプラスチック樹脂材等の弾性材からなる )シール
部材33-1〜( 31-k )〜33-nが接着固定されてい
る。
【0036】図4は、この自動分析装置の要部回路構成
を示すブロック図である。41は、制御部本体を構成す
るCPU(central processing unit) である。このCP
U41が行う処理のプログラムデータが記憶されたRO
M(read onlymemory ) 42、前記CPU41が処理を
行うときに使用する各種メモリのエリアが形成されたR
AM(random access memory)43、スタートスイッチ4
4-1及びマニュアルスイッチ44-2等の各種操作スイッ
チから構成された操作パネル44とのデータの伝送制御
を行う操作パネルインターフェイス45、前記測光部2
2を制御すると共にこの測光部22から出力信号をデジ
タルデータに変換する測光制御部46、前記反応ディス
ク11等の分析部の各種部品から構成されたメカニカル
部47を制御すると共に、このメカニカル部47に備え
られた各種センサからの検出信号を入力するメカニカル
制御部48、前記測光部22から得られたデータ処理す
るデータ処理部49とのデータの伝送制御を行う通信イ
ンターフェイス50等は、それぞれシステムバス51を
介して前記CPU41と接続されている。
【0037】図5は、前記メカニカル制御部48と前記
メカニカル部47の一部詳細な回路構成を示すブロック
図である。前記メカニカル部47の前記前記第1試薬庫
13及び前記第2試薬庫14は、それぞれ前記メカニカ
ル制御部48の第1試薬庫制御部61及び第2試薬庫制
御部62により制御されるようになっている。
【0038】前記第1試薬庫13には、前記第1ディス
クモータ26-1及び第1カムモータ63等が設けられて
おり、前記第2試薬庫14には、前記第2ディスクモー
タ26-2及び第2カムモータ64が設けられている。
【0039】前記カム31( 第1カム31-1,第2カム
31-2 )及び前記第1カムモータ63,前記第2カムモ
ータ64により試薬容器上下動手段が構成されている。
前記第1カムモータ63の回転駆動により、図示しない
回転連結機構を介して、前記第1試薬庫13の第1カム
31-1が回転し、前記第2カムモータ64の回転駆動に
より前記第2試薬庫14の第2カム31-2が回転する。
【0040】このような構成の第1実施例において、前
記CPU41は、図6に示すメイン処理を行う。なおこ
のメイン処理では、前記試薬庫13,14の各試薬容器
28-1〜28-nの開放/密封に関する部分を詳しく説明
し、他の部分についてはその詳細な説明を省略する。
【0041】まず、ステップ1( ST1 )の処理とし
て、スタートスイッチ44-1がON操作されるまでの待
機状態となり、スタートスイッチ44-1がON操作され
ると、ステップ2( ST2 )の処理として、カムモータ
63,64を駆動して、カム31の凹部部分を試薬庫回
転軸23の末端下へ回転移動させて、試薬庫回転軸23
を下降させる。
【0042】従って、テーブル27が下降し、図2に示
すように、全ての試薬容器28-1〜28-nが下降して、
各試薬容器28-1〜28-nの開口部が対向するシール部
材33-1〜33-nからに離間して、各試薬容器28-1〜
28-nは開放される。
【0043】次に、ステップ3( ST3 )の処理とし
て、指定された( 単数の又は複数の )被検試料につい
て、反応ディスク11に収納された反応セルに試薬と共
に分注し、攪拌して、測光部22による測定・分析の処
理を行う。
【0044】この指定された被検試料に対する測定・分
析の処理を終了すると、ステップ4( ST4 )の処理と
して、他の被検試料の指定がないか否かにより測定・分
析の処理が終了したか否かを判断し、他の被検試料の指
定があり、測定・分析処理は終了していないと判断する
と、再び前述ステップ3の処理に戻るようになってい
る。
【0045】また、他の被検試料の指定がなく、測定・
分析の処理が終了したと判断すると、この自動分析装置
は次の待機状態となる。ここで、ステップ5( ST5 )
の処理として、カムモータ63,64を駆動して、カム
31の凸部分を試薬庫回転軸23の末端下へ回転移動さ
せて、試薬庫回転軸23を上昇させる。
【0046】従って、テーブル27が上昇し、図3に示
すように、全ての試薬容器28-1〜28-nが上昇して、
各試薬容器28-1〜28-nの開口部が対向するシール部
材33-1〜33-nに当接して塞がれる。その結果、各試
薬容器28-1〜28-nが密封される。
【0047】そして、このメイン処理を終了するように
なっている。あるいは、再び前述のステップ1の処理に
戻るようにしても良いものである。従って、次の測定・
分析が行われるまで、試薬庫13,14の中で各試薬容
器28-1〜28-nは密封されたまま保存されることにな
る。
【0048】また、マニュアルスイッチ44-2を操作す
ることにより、カムモータ63,64が駆動して、カム
31の凹部分が試薬庫回転軸23の末端下へ回転移動し
て、試薬庫回転軸23が下降し、各試薬容器28-1〜2
8-nの開口部からシール部材33-1〜33-nが離間し
て、試薬容器28-1〜28-nが開放される。
【0049】従って、オペレータの所望の時にいつで
も、試薬容器28-1〜28-nを開放させることができ
る。このように第1実施例によれば、外周辺部分に凸部
と凹部とが滑らかに形成されているカム31と、このカ
ム31の外周辺部分に鋼球29を介してその下部末端が
当接し、その上部先端に複数個の試薬容器28-1〜28
-nが載置されたテーブル27を固定した上下動自在に固
定されている試薬庫回転軸23と、カム31を回転させ
るカムモータ63,64と、試薬庫蓋22の内側下面の
各試薬容器28-1〜28-nの上面開口部に対向する位置
に接着固定されたシール部材33-1〜33-nとを設け、
スタートスイッチ44-1のON操作により、カムモータ
63,64を駆動して、カム31を回転させ、試薬庫回
転軸23を下降させて、各試薬容器28-1〜28-nの開
口部をシール部材33-1〜33-nから離間させて、各試
薬容器28-1〜28-nを開放し、また、測定・分析が終
了すると、カムモータ63,64を駆動して、カム31
を回転させ、試薬庫回転軸23を上昇させて、各試薬容
器28-1〜28-nの開口部をシール部材33-1〜33-n
に当接させて、各試薬容器28-1〜28-nを密封するこ
とにより、自動的に測定・分析動作に入るときに、各試
薬容器28-1〜28-nの上面開口部が開放され、測定・
分析動作が終了すると、自動的に各試薬容器28-1〜2
8-nの開口部を塞いで密封することができる。
【0050】従って、オペレータに負担をかけることな
く、分析・測定動作ではない時に、例えば待機中など、
確実に試薬庫13,14に収納された各試薬容器28-1
〜28-nを密封して保存することができる。
【0051】その結果、各試薬容器28-1〜28-nに収
容された試薬の劣化を防止することができ、また測定・
分析動作時に、確実に試薬容器28-1〜28-nの開口部
が開放されているので、従来の試薬容器用の蓋の外し忘
れ等による動作異常が発生する虞がない。
【0052】この発明の第2実施例を図7乃至図10を
参照して説明する。この第2実施例と前述した第1実施
例と異なる点は、試薬庫13,14の構成及びこの構成
の違いに基づく処理の違いだけであるので、この発明を
適用した自動分析装置全体の構成については、同一部材
については同一符号を付して、その説明は省略する( 図
1及び図4参照 )。
【0053】図7及び図8は、第1試薬庫13及び第2
試薬庫14の概略の構成を示す側面断面図である。すな
わち、図7は、前記試薬庫13,14の各試薬容器が開
放された状態を示す側面断面図であり、図8は、前記試
薬庫13,14の各試薬容器が密封された状態を示す側
面断面図である。
【0054】試薬庫本体21には、その外周壁端に密着
する蓋部としての試薬庫蓋71が設けられている。前記
試薬庫本体21の中央の空洞には試薬庫回転軸72が配
置され、その下部には回転軸ギア73及びモータ軸ギア
74を介してディスクモータ26が設けられている。前
記試薬庫回転軸72は、図示しないベアリング等により
回転自在に軸支され、前記ディスクモータ26の回転駆
動により前記試薬庫回転軸72が回転する。
【0055】この試薬庫回転軸72の上部先端にはテー
ブル27が固定され、このテーブル27は前記試薬庫回
転軸72の回転と共に回転する。前記テーブル27の前
記試薬庫本体21の底面を覆うように形成された部分上
面には、前記試薬庫本体21の形状に沿って、複数個の
試薬容器28-1〜( 28-k )〜28-nが円状に1列に載
置されている。
【0056】前記試薬庫蓋71は、外蓋75と内蓋76
とから構成され、前記外蓋75の外周端と前記内蓋76
の外周端との間は、ゴム材又はプラスチック樹脂材で形
成されたリング状のシールカバー77で覆われている。
【0057】前記外蓋75の内側外周には、複数個のソ
レノイド78-1〜78-mがそのプランジャを下向きにし
て配置されており、各プランジャの先端部は、略中央が
回動自在に固定されたリンク79-1〜79-mを介して、
前記内蓋76の外周部と接続されている。前記ソレノイ
ド78-1〜78-mは、全て通電するとプランジャが伸び
( 突出し )、非通電にすると図示しない内蔵された復帰
スプリング等によりプランジャが縮む( 引く )ようにな
っている。
【0058】前記内蓋76の下面の、前記テーブル27
の上面に載置された前記各試薬容器28-1〜28-nの上
面に形成された開口部に対向する位置には、その開口部
を密閉する形状に形成された( ゴム材やシリコン等のプ
ラスチック樹脂材等の弾性材からなる )シール部材80
-1〜( 80-k )〜80-nが接着固定されている。
【0059】前記ソレノイド78-1〜78-mが通電状態
の時( ON状態の時 )、図7に示すように、プランジャ
は伸びた状態( プランジャの先端部が下がった状態 )と
なって、前記リンク79-1〜79-mの前記内蓋76との
接続端は上がった状態となり、前記シール部材80-1〜
80-nは前記各試薬容器28-1〜28-nから離間する。
その結果、各試薬容器28-1〜28-nは開放される。
【0060】また、前記ソレノイド78-1〜78-mに非
通電状態の時( OFF状態の時 )、図8に示すように、
プランジャは縮んだ状態( プランジャの先端部が上がっ
た状態 )となっており、前記リンク79-1〜79-mの前
記内蓋76との接続端は下がった状態となり、前記シー
ル部材80-1〜80-nが前記各試薬容器28-1〜28-n
の上面に形成された開口部に当接して、その開口部を塞
ぐ。その結果、各試薬容器28-1〜28-nは密封され
る。
【0061】図9は、メカニカル制御部48とメカニカ
ル部47の一部詳細な回路構成を示すブロック図であ
る。前記メカニカル部47の前記第1試薬庫13及び前
記第2試薬庫14は、それぞれ前記メカニカル制御部4
8の第1試薬庫制御部91及び第2試薬庫制御部92に
より制御されるようになっている。
【0062】前記第1試薬庫13には、前記第1ディス
クモータ26-1及び複数個の前記ソレノイド78-1〜7
8-mから構成された第1ソレノイド93等が設けられて
おり、前記第2試薬庫14には、前記第2ディスクモー
タ26-2及び複数個の前記第1ソレノイド93とは異な
るソレノイドから構成された第2ソレノイド94が設け
られている。
【0063】なお、それぞれ複数個のソレノイドから構
成された前記第1ソレノイド93及び前記第2ソレノイ
ド94は、構成する全てのソレノイドを全く同一駆動動
作させるようになっている。
【0064】前記ソレノイド78-1〜78-m、前記リン
ク79-1〜79-m及び内蓋76によりシール部材上下動
手段が構成されている。このような構成の第2実施例に
おいて、前記CPU41は、図10に示すメイン処理を
行う。なおこのメイン処理では、前記試薬庫13,14
の各試薬容器28-1〜28-nの開放/密封に関する部分
を詳しく説明し、他の部分についてはその説明を省略す
る。
【0065】まず、ステップ1( ST1 )の処理とし
て、スタートスイッチ44-1がON操作されるまでの待
機状態となり、スタートスイッチ44-1がON操作され
ると、ステップ2( ST2 )の処理として、ソレノイド
93,94をON( 通電 )操作を行って、リンク79-1
〜79-mを介して内蓋76を上昇させる。
【0066】従って、図7に示すように、内蓋76の下
面に接着された各シール部材80-1〜80-nが試薬容器
28-1〜28-nの開口部から離間して、各試薬容器28
-1〜28-nは開放される。
【0067】次に、ステップ3( ST3 )の処理とし
て、指定された( 単数の又は複数の )被検試料につい
て、反応ディスク11に収納された反応セルに試薬と共
に分注し、攪拌して、測光部22による測定・分析の処
理を行う。
【0068】この指定された被検試料に対する測定・分
析の処理を終了すると、ステップ4( ST4 )の処理と
して、他の被検試料の指定がないか否かにより測定・分
析の処理が終了したか否かを判断し、他の被検試料の指
定があり、測定・分析処理は終了していないと判断する
と、再び前述ステップ3の処理に戻るようになってい
る。
【0069】また、他の被検試料の指定がなく、測定・
分析の処理が終了したと判断すると、この自動分析装置
は次の待機状態となる。ここで、ステップ5( ST5 )
の処理として、ソレノイド93,94をOFF( 通電停
止 )操作を行って、リンク79-1〜79-mを介して内蓋
76を下降させる。
【0070】従って、図8に示すように、内蓋76の下
面に接着された各シール部材80-1〜80-nが試薬容器
28-1〜28-nの開口部に当接して、その各開口部を塞
ぎ、各試薬容器28-1〜28-nは密封される。
【0071】そして、このメイン処理を終了するように
なっている。あるいは、再び前述のステップ1の処理に
戻るようにしても良いものである。従って、次の測定・
分析が行われるまで、各試薬容器28-1〜28-nは密封
されたまま、試薬庫13,14の中で保存されることに
なる。
【0072】さらに、電源スイッチがOFFされた時、
あるいは停電時にも、ソレノイド93,94のプランジ
ャは復帰スプリング等により縮んだ状態に復帰するの
で、リンク79-1〜79-mを介して内蓋76が下降し、
内蓋76の下面のシール部材80-1〜80-nが試薬容器
28-1〜28-nの開口部に当接して、試薬容器28-1〜
28-nが密封される。
【0073】従って電源スイッチがOFFされている状
態及び停電中も、試薬庫13,14の中で各試薬容器2
8-1〜28-nは密封されたまま保存される。また、マニ
ュアルスイッチ44-2を操作することにより、ソレノイ
ド93,94がON( 通電 )状態となり、プランジャが
伸びた状態となり、リンク79-1〜79-mの内蓋76と
の接続端は上がった状態となり、シール部材80-1〜8
0-nが各試薬容器28-1〜28-nの上面開口部から離間
して、試薬容器28-1〜28-nが開放される。従って、
オペレータの所望の時にいつでも試薬容器28-1〜28
-nを開放させることができる。
【0074】このように第2実施例によれば、試薬庫蓋
71の外蓋75の内側に設けられたソレノイド78-1〜
78-mと、このソレノイド78-1〜78-mのプランジャ
の進退( 伸びた状態と縮んだ状態 )に応じてリンク79
-1〜79-mを介して上昇/下降する内蓋76と、この内
蓋76の下面の各試薬容器28-1〜28-nの上面開口部
に対向する位置に接着固定されたシール部材80-1〜8
0-nとを設け、スタートスイッチ44-1のON操作によ
り、ソレノイド78-1〜78-mを通電駆動して、リンク
79-1〜79-mを介して内蓋76を79-1〜79-mを上
昇させ、シール部材80-1〜80-nを各試薬容器28-1
〜28-nの開口部から離間させて各試薬容器28-1〜2
8-nを開放し、また、測定・分析が終了すると、ソレノ
イド78-1〜78-mへの通電を停止して、リンク79-1
〜79-mを介して内蓋76を下降させて、各試薬容器2
8-1〜28-nの開口部にシール部材80-1〜80-nが当
接して、各試薬容器28-1〜28-nを密封することによ
り、上述した第1実施例と同様な効果を得ることができ
る。
【0075】また、この第2実施例においては、ソレノ
イドを使用しているため、電源スイッチがOFF操作さ
れた時、あるいは停電時にも、自動的に試薬庫13,1
4に収納された試薬容器28-1〜28-nを密封すること
ができる。
【0076】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
オペレータに負担をかけることなく、自動的かつ確実に
試薬庫に収納された各試薬容器を密封することができる
自動分析装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の自動分析装置の分析部
の構成を示す図である。
【図2】同実施例の自動分析装置の各試薬容器が開放さ
れた状態での第1試薬庫及び第2試薬庫の概略構成を示
す側面断面図。
【図3】同実施例の自動分析装置の各試薬容器が密封さ
れた状態での第1試薬庫及び第2試薬庫の概略構成を示
す側面断面図。
【図4】同実施例の自動分析装置の要部回路構成を示す
ブロック図である。
【図5】同実施例の自動分析装置のメカニカル制御部及
メカニカル部の一部詳細な回路構成を示すブロック図で
ある。
【図6】同実施例の自動分析装置で行われるメイン処理
の流れを示す図。
【図7】この発明の第2実施例の自動分析装置の各試薬
容器が開放された状態での第1試薬庫及び第2試薬庫の
概略構成を示す側面断面図。
【図8】同実施例の自動分析装置の各試薬容器が密封さ
れた状態での第1試薬庫及び第2試薬庫の概略構成を示
す側面断面図。
【図9】同実施例の自動分析装置のメカニカル制御部及
メカニカル部の一部詳細な回路構成を示すブロック図で
ある。
【図10】同実施例の自動分析装置で行われるメイン処
理の流れを示す図。
【図11】試薬庫を示す斜視図。
【図12】試薬庫に収納された試薬容器を密封する方法
の2つの従来例を示す斜視図。
【符号の説明】
13,14…試薬庫、 22,71…試薬庫蓋、 23,72…試薬庫回転軸、 26…ディスクモータ、 27…テーブル、 28…試薬容器、 31…カム、 33,80…シール部材、 41…CPU、 44-1…スタートスイッチ、 44-2…マニュアルスイッチ、 63,64…カムモータ、 76…内蓋、 93,94( 78 )…ソレノイド、 79…リンク。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ試薬が収容された複数個の試薬
    容器を保管する試薬庫を備え、前記試薬容器の試薬を検
    査対象の被検試料に注入攪拌し、前記被検試料の成分分
    析を行う自動分析装置において、前記試薬容器の上面に
    形成された開口部の配置に対応して前記試薬容器の上方
    に前記蓋部に配置されたシール部材と、前記試薬容器と
    前記シール部材とを相対的に移動させて前記開口部を前
    記シール部材に当接して前記試薬容器を密封する密封手
    段とを設けたことを特徴とする自動分析装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動分析装置において、
    密封手段は、試薬容器を全て同時に上昇移動させて、試
    薬容器の開口部をシール部材に当接して前記試薬容器を
    密封することを特徴とする自動分析装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の自動分析装置において、
    密封手段は、シール部材を下降させて、試薬容器の開口
    部をシール部材に当接して前記試薬容器を密封すること
    を特徴とする自動分析装置。
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