JPH08159667A - 不定形耐火物施工用の型枠装置 - Google Patents
不定形耐火物施工用の型枠装置Info
- Publication number
- JPH08159667A JPH08159667A JP29932594A JP29932594A JPH08159667A JP H08159667 A JPH08159667 A JP H08159667A JP 29932594 A JP29932594 A JP 29932594A JP 29932594 A JP29932594 A JP 29932594A JP H08159667 A JPH08159667 A JP H08159667A
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- JP
- Japan
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- frame plate
- formwork
- construction
- frame
- opposite sides
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- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、溶鋼容器の不定形耐火物の流し込
み成形用の型枠で必要に応じて型枠の形状を所望に変更
でき、さらに部分的に型枠の一部を用いて不定形耐火物
の補修用などの部分的型枠を形成できるようにした不定
形耐火物施工用の型枠装置を得ようとするものである。 【構成】缶体の内側に間隔を設けて装着して缶体との間
に不定形耐火物を施工する内側型枠装置で、架台の上に
支柱を固定し、この支柱の周囲に円筒体を縦方向に複数
の分割した形状で内側を長幅とし外幅は短幅とした二枚
重ねの部材でその両側に段部を形成した枠板と一枚の部
材からなる枠板とを円周方向に交互に配列し、かつ一枚
からなる枠板の両側が二枚重ねの枠板の両側の段部の上
に位置するようにし、この各枠板と前記支柱とを各枠板
の上下方向で少なくとも2個以上の伸縮可動装置で接続
することを特徴とする。
み成形用の型枠で必要に応じて型枠の形状を所望に変更
でき、さらに部分的に型枠の一部を用いて不定形耐火物
の補修用などの部分的型枠を形成できるようにした不定
形耐火物施工用の型枠装置を得ようとするものである。 【構成】缶体の内側に間隔を設けて装着して缶体との間
に不定形耐火物を施工する内側型枠装置で、架台の上に
支柱を固定し、この支柱の周囲に円筒体を縦方向に複数
の分割した形状で内側を長幅とし外幅は短幅とした二枚
重ねの部材でその両側に段部を形成した枠板と一枚の部
材からなる枠板とを円周方向に交互に配列し、かつ一枚
からなる枠板の両側が二枚重ねの枠板の両側の段部の上
に位置するようにし、この各枠板と前記支柱とを各枠板
の上下方向で少なくとも2個以上の伸縮可動装置で接続
することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、不定形耐火物の施工
に用いられる型枠装置に関し、必要に応じ所定の形に変
えられるようにした型枠装置に関する。
に用いられる型枠装置に関し、必要に応じ所定の形に変
えられるようにした型枠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】取鍋、誘導炉などの円筒炉またはダクト
などの内張施工を不定形耐火物の流し込みで行う場合に
は型枠が使用される。例えば、取鍋などの内張施工で
は、図7に示すように、容器30内のほぼ中央に内張耐
火物の厚さに対応する間隙を設けて円筒形の型枠31を
設置し、この間隙に不定形耐火物を流し込む方法が従来
から広く行われている。
などの内張施工を不定形耐火物の流し込みで行う場合に
は型枠が使用される。例えば、取鍋などの内張施工で
は、図7に示すように、容器30内のほぼ中央に内張耐
火物の厚さに対応する間隙を設けて円筒形の型枠31を
設置し、この間隙に不定形耐火物を流し込む方法が従来
から広く行われている。
【0003】こうした従来の流し込み用の型枠は、従来
一体構造でしかも堅固な限定型枠であるため、これを用
いて成形される溶鋼容器の形状は定まっていて、異なっ
た溶鋼容器の内張施工には別のサイズの型枠を用意しな
ければならず、コストの面で非常に不利であった。この
ために大きさの異なった各種溶鋼容器の流し込み成形に
共用出来る型枠が以前から望まれていた。
一体構造でしかも堅固な限定型枠であるため、これを用
いて成形される溶鋼容器の形状は定まっていて、異なっ
た溶鋼容器の内張施工には別のサイズの型枠を用意しな
ければならず、コストの面で非常に不利であった。この
ために大きさの異なった各種溶鋼容器の流し込み成形に
共用出来る型枠が以前から望まれていた。
【0004】また、耐火物容器に内張りした不定形耐火
物が部分的に溶損したような場合の補修に際しては、こ
れまでその都度それに応じた部分的な型枠が必要とされ
てきた。こうした場合にも一つの型枠で任意に対応でき
るものが望まれていたが、これまではこうした場合に対
応できる好適なものがなく、そのため当業者はかかる部
分補修では型枠の成形に多くの手数を必要としていた。
物が部分的に溶損したような場合の補修に際しては、こ
れまでその都度それに応じた部分的な型枠が必要とされ
てきた。こうした場合にも一つの型枠で任意に対応でき
るものが望まれていたが、これまではこうした場合に対
応できる好適なものがなく、そのため当業者はかかる部
分補修では型枠の成形に多くの手数を必要としていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、溶鋼容器
の不定形耐火物の流し込み成形用の型枠で必要に応じて
型枠の形状を所望に変更でき、さらに部分的に型枠の一
部を用いて不定形耐火物の補修用などの部分的型枠を形
成できるようにした不定形耐火物施工用の型枠装置を得
ようとするものである。
の不定形耐火物の流し込み成形用の型枠で必要に応じて
型枠の形状を所望に変更でき、さらに部分的に型枠の一
部を用いて不定形耐火物の補修用などの部分的型枠を形
成できるようにした不定形耐火物施工用の型枠装置を得
ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、缶体の内側
に施工する耐火物の厚みに相当する間隔を設けて装着し
て缶体との間に不定形耐火物を施工する型枠装置で、架
台の上に支柱を固定し、この支柱の周囲に円筒体を縦方
向に複数に分割した形状で内側を長幅とし外側は短幅と
した二枚重ねの部材でその両側に段部を形成した枠板と
一枚の部材からなる枠板とを円周方向に交互に配列し、
かつ一枚からなる枠板の両側が二枚重ねの枠板の両側の
段部の上に位置するようにし、この各枠板と前記支柱と
を伸縮可動装置によって上下方向の少なくとも2箇所以
上で接続することを特徴とする不定形耐火物施工用の型
枠装置(請求項1)、伸縮可動装置がスクリューシリン
ダである請求項1記載の不定形耐火物施工用の型枠装置
(請求項2)、伸縮可動装置が遠隔装置で操作されるも
のであることを特徴とする請求項1記載の不定形耐火物
施工用の型枠装置(請求項3)、一枚からなる枠板が周
方向に一直線、一角形または多角形であることを特徴と
する請求項1記載の不定形耐火物施工用の型枠装置(請
求項4)及び支柱が上下に移動可能であることを特徴と
する請求項1記載の不定形耐火物施工用の型枠装置(請
求項5)である。
に施工する耐火物の厚みに相当する間隔を設けて装着し
て缶体との間に不定形耐火物を施工する型枠装置で、架
台の上に支柱を固定し、この支柱の周囲に円筒体を縦方
向に複数に分割した形状で内側を長幅とし外側は短幅と
した二枚重ねの部材でその両側に段部を形成した枠板と
一枚の部材からなる枠板とを円周方向に交互に配列し、
かつ一枚からなる枠板の両側が二枚重ねの枠板の両側の
段部の上に位置するようにし、この各枠板と前記支柱と
を伸縮可動装置によって上下方向の少なくとも2箇所以
上で接続することを特徴とする不定形耐火物施工用の型
枠装置(請求項1)、伸縮可動装置がスクリューシリン
ダである請求項1記載の不定形耐火物施工用の型枠装置
(請求項2)、伸縮可動装置が遠隔装置で操作されるも
のであることを特徴とする請求項1記載の不定形耐火物
施工用の型枠装置(請求項3)、一枚からなる枠板が周
方向に一直線、一角形または多角形であることを特徴と
する請求項1記載の不定形耐火物施工用の型枠装置(請
求項4)及び支柱が上下に移動可能であることを特徴と
する請求項1記載の不定形耐火物施工用の型枠装置(請
求項5)である。
【0007】
【作用】この発明によれば、架台上の支柱の周囲に、円
筒体と縦方向に複数に分割した形状で内側を長幅とし外
側は短幅とした二枚重ねの部材でその両側に段部を形成
した枠板と一枚の部材からなる枠板とを円周方向に交互
に配列し、かつ一枚からなる枠板の両側が二枚重ねの枠
板の両側の段部の上に位置するようにし、この各枠板と
前記支柱とを各枠板とを伸縮可動装置によって上下方向
の少なくとも2箇所以上で接続したので、これにより一
つの型枠装置で形状の異なる各種の型枠を構成すること
ができるとともに、部分的に枠板を伸張させて部分施工
をも可能になったものである。
筒体と縦方向に複数に分割した形状で内側を長幅とし外
側は短幅とした二枚重ねの部材でその両側に段部を形成
した枠板と一枚の部材からなる枠板とを円周方向に交互
に配列し、かつ一枚からなる枠板の両側が二枚重ねの枠
板の両側の段部の上に位置するようにし、この各枠板と
前記支柱とを各枠板とを伸縮可動装置によって上下方向
の少なくとも2箇所以上で接続したので、これにより一
つの型枠装置で形状の異なる各種の型枠を構成すること
ができるとともに、部分的に枠板を伸張させて部分施工
をも可能になったものである。
【0008】
【実施例】以下に図示した実施例に基いてこの発明をさ
らに説明する。図1は、この発明の型枠装置の基本構造
を示した説明図である。図1で1は型枠装置、2はその
架台である。架台2の上には円筒状の支柱3が固定され
ている。支柱3の周囲には、図にその一部が示されてい
るように伸縮可動装置4…が複数固着されている。同時
に、この伸縮可動装置4は支柱3の軸方向にも3段装着
されている。なお、この伸縮可動装置4は軸方向に少な
くとも2段は設けることが必要である。
らに説明する。図1は、この発明の型枠装置の基本構造
を示した説明図である。図1で1は型枠装置、2はその
架台である。架台2の上には円筒状の支柱3が固定され
ている。支柱3の周囲には、図にその一部が示されてい
るように伸縮可動装置4…が複数固着されている。同時
に、この伸縮可動装置4は支柱3の軸方向にも3段装着
されている。なお、この伸縮可動装置4は軸方向に少な
くとも2段は設けることが必要である。
【0009】伸縮可動装置4は、その基端部が支柱3の
取付具5にピン6で枢着されて、軸方向に所定の範囲で
回動出来るようになっている。伸縮可動装置4は、シリ
ンダ部7と伸縮アーム8とでその主要部を構成し、必要
に応じて伸張し或いは短縮出来るようになっている。な
お、必要に応じて支柱3を上下移動可能にするとよい。
このようにすれば、さらに施工部の各種形状に容易に合
わせることができる。
取付具5にピン6で枢着されて、軸方向に所定の範囲で
回動出来るようになっている。伸縮可動装置4は、シリ
ンダ部7と伸縮アーム8とでその主要部を構成し、必要
に応じて伸張し或いは短縮出来るようになっている。な
お、必要に応じて支柱3を上下移動可能にするとよい。
このようにすれば、さらに施工部の各種形状に容易に合
わせることができる。
【0010】伸縮可動装置4の伸縮機構はねじ機構の電
動式のスクリュウ形式を用いる。この伸縮機構は外に油
圧機構とすることも出来るが、油のリークによる圧力変
動により枠板のゆるみが生じる恐れがあり、前記のスク
リュウ形式の方が好適である。さらに、この伸縮可動装
置4は、遠隔操作で操作されるものを用いることが好ま
しい。伸縮可動装置4の先端は、いずれも型枠1の枠板
9、枠板10と連結金具11で連結されている。
動式のスクリュウ形式を用いる。この伸縮機構は外に油
圧機構とすることも出来るが、油のリークによる圧力変
動により枠板のゆるみが生じる恐れがあり、前記のスク
リュウ形式の方が好適である。さらに、この伸縮可動装
置4は、遠隔操作で操作されるものを用いることが好ま
しい。伸縮可動装置4の先端は、いずれも型枠1の枠板
9、枠板10と連結金具11で連結されている。
【0011】即ち、図2に示すように伸縮可動装置4と
枠板9又は10の連結は、伸縮アーム8の先端に取付け
られたフック状の継手金具12の溝に、枠板9又は10
の内側に接続された継手ピン13を挿入しこれを止めピ
ン14で接続することによって行われる。
枠板9又は10の連結は、伸縮アーム8の先端に取付け
られたフック状の継手金具12の溝に、枠板9又は10
の内側に接続された継手ピン13を挿入しこれを止めピ
ン14で接続することによって行われる。
【0012】枠板9は円筒体を縦方向に複数に分割した
形状の部材を2枚重ねたもので構成され、その内側を長
幅とし外側は短幅とし、しかも長手方向の両側に図示の
ように段部15を形成する。また、枠板10は枠板9と
同様に円筒体を縦方向に複数に分割した形状の部材と
し、これは一枚の部材で構成する。この枠板10の長手
方向の両側は、これと隣接する枠板9の両側の段部15
の上に載置するようにして、枠板9及び枠板10で形成
される外周面が平滑な型枠面を形成するようにする。
形状の部材を2枚重ねたもので構成され、その内側を長
幅とし外側は短幅とし、しかも長手方向の両側に図示の
ように段部15を形成する。また、枠板10は枠板9と
同様に円筒体を縦方向に複数に分割した形状の部材と
し、これは一枚の部材で構成する。この枠板10の長手
方向の両側は、これと隣接する枠板9の両側の段部15
の上に載置するようにして、枠板9及び枠板10で形成
される外周面が平滑な型枠面を形成するようにする。
【0013】さらに、枠板10は図3に示すように必要
に応じて部分的に伸張することが出来るようにもなって
いる。支柱3と枠板9又は10とを接続する伸縮可動装
置4は、枠板9又は10の1個につき上下方向で2つ以
上とする。このようにすれば、側壁の傾きに枠板9の傾
きを合わせることが容易となる。
に応じて部分的に伸張することが出来るようにもなって
いる。支柱3と枠板9又は10とを接続する伸縮可動装
置4は、枠板9又は10の1個につき上下方向で2つ以
上とする。このようにすれば、側壁の傾きに枠板9の傾
きを合わせることが容易となる。
【0014】図3は、炉壁の一部を補修するための型枠
を形成する場合を示したものである。同図に示されてい
るようにして、枠板10をその両隣の型枠9,9よりも
大きく前進させ、炉壁16のウエアライニング21の一
部の欠損部17を補修することが出来る。このように、
この型枠装置によれば内張耐火物の部分補修もこの型枠
一つで行うことが出来る。
を形成する場合を示したものである。同図に示されてい
るようにして、枠板10をその両隣の型枠9,9よりも
大きく前進させ、炉壁16のウエアライニング21の一
部の欠損部17を補修することが出来る。このように、
この型枠装置によれば内張耐火物の部分補修もこの型枠
一つで行うことが出来る。
【0015】図4は枠板10として特殊なものを用いた
事例を示したものである。図4の(A)は角型の枠板、
同図(B)は平板の枠板、同図(C)は多角形の枠板を
示したものである。枠板10をこれらの特殊なものに替
えることによって特殊形状の型枠を構成することができ
る。
事例を示したものである。図4の(A)は角型の枠板、
同図(B)は平板の枠板、同図(C)は多角形の枠板を
示したものである。枠板10をこれらの特殊なものに替
えることによって特殊形状の型枠を構成することができ
る。
【0016】図5は取鍋内張施工に再してのパーマライ
ニングの施工状態の一部を示したものである。図5にお
いて18は缶体を構成する取鍋外殻で、その内側にこの
発明の内側型枠装置1を据える。この状態で架台2に固
定された支柱3の周囲に装着された伸縮可動装置4の伸
縮アーム8,8…をそれぞれ同時的に伸長して、取鍋外
殻18と枠板9との間に所定の間隔を設けたところで一
たん固定する。この状態で最下段の伸縮アームの伸張は
止めておき、上段のアーム8,8だけを伸張して取鍋外
殻17との間に所定の間隔を形成する。
ニングの施工状態の一部を示したものである。図5にお
いて18は缶体を構成する取鍋外殻で、その内側にこの
発明の内側型枠装置1を据える。この状態で架台2に固
定された支柱3の周囲に装着された伸縮可動装置4の伸
縮アーム8,8…をそれぞれ同時的に伸長して、取鍋外
殻18と枠板9との間に所定の間隔を設けたところで一
たん固定する。この状態で最下段の伸縮アームの伸張は
止めておき、上段のアーム8,8だけを伸張して取鍋外
殻17との間に所定の間隔を形成する。
【0017】この状態で枠板9と取鍋外殻18との間に
耐火物スラリーを流し込みこれを固化してパーマライニ
ング19を形成する。図5では枠板右側の一部を示すの
みであるが、実際には同じようにして缶体の周方向に全
周にわたってパーマライニングが形成される。
耐火物スラリーを流し込みこれを固化してパーマライニ
ング19を形成する。図5では枠板右側の一部を示すの
みであるが、実際には同じようにして缶体の周方向に全
周にわたってパーマライニングが形成される。
【0018】図6は、図5に示したのと同様にしてウエ
アライニング21を形成する状態を示したものである。
即ち、型枠装置1のそれぞれの伸縮可動装置4,4…の
伸縮アーム8,8…を所定の長さだけ伸縮して固定し、
これによって取鍋外殻18の内側に形成されたパーマラ
イニング19と枠板9と間に所定の間隔を形成し、この
間隙ウエアライニングを形成する耐火物スラリーを流し
込みこれを固化してウエアライニング21を形成する。
アライニング21を形成する状態を示したものである。
即ち、型枠装置1のそれぞれの伸縮可動装置4,4…の
伸縮アーム8,8…を所定の長さだけ伸縮して固定し、
これによって取鍋外殻18の内側に形成されたパーマラ
イニング19と枠板9と間に所定の間隔を形成し、この
間隙ウエアライニングを形成する耐火物スラリーを流し
込みこれを固化してウエアライニング21を形成する。
【0019】パーマライニング19、ウエアライニング
21の成形が終了したところで、型枠装置1の最上段の
伸縮可動装置4,4…の伸縮アーム8,8…を縮めるこ
とによって枠板を垂直にし、その後は伸縮アームを同時
的に縮めることによって脱型し、最終的には型枠装置を
取鍋外に取り外して作業を終了する。
21の成形が終了したところで、型枠装置1の最上段の
伸縮可動装置4,4…の伸縮アーム8,8…を縮めるこ
とによって枠板を垂直にし、その後は伸縮アームを同時
的に縮めることによって脱型し、最終的には型枠装置を
取鍋外に取り外して作業を終了する。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、架台
の上に支柱を固定し、この支柱の周囲に円筒体を縦方向
に複数に分割した形状で内側を長幅とし外側は短幅とし
た二枚重ねの部材でその両側に段部を形成した枠板と一
枚の部材からなる枠板とを円周方向に交互に配列し、一
枚からなる枠板の両側が二枚重ねの枠板の両側の段部の
上に位置するようにしたので、一つの型枠で各種の大き
さ、形状の溶鋼容器、炉、ダクトなどの内張施工の型枠
として共用することができ経済的であるとともに、これ
が同時に部分補修様の型枠としても使用することが出来
るようになった。
の上に支柱を固定し、この支柱の周囲に円筒体を縦方向
に複数に分割した形状で内側を長幅とし外側は短幅とし
た二枚重ねの部材でその両側に段部を形成した枠板と一
枚の部材からなる枠板とを円周方向に交互に配列し、一
枚からなる枠板の両側が二枚重ねの枠板の両側の段部の
上に位置するようにしたので、一つの型枠で各種の大き
さ、形状の溶鋼容器、炉、ダクトなどの内張施工の型枠
として共用することができ経済的であるとともに、これ
が同時に部分補修様の型枠としても使用することが出来
るようになった。
【0021】さらにこの発明の型枠装置は、使用済み後
は収縮することが可能なために保管場所も少なくて済む
ことが出来る。この型枠は、外に混銑車などのように内
部が狭い箇所でも内部組立てで使用することが可能であ
る。
は収縮することが可能なために保管場所も少なくて済む
ことが出来る。この型枠は、外に混銑車などのように内
部が狭い箇所でも内部組立てで使用することが可能であ
る。
【図1】この発明の型枠装置の基本構造を示す説明図。
【図2】この発明の型枠装置の可動体と分割型枠の連結
状態を示す説明図。
状態を示す説明図。
【図3】この発明の型枠装置を用いて炉壁の一部を修理
する状態を示す説明図。
する状態を示す説明図。
【図4】この発明の型枠装置に用いられる型枠の他の事
例を示した説明図。
例を示した説明図。
【図5】この発明の型枠装置を用いた取鍋のパーマライ
ニングの施工の説明図。
ニングの施工の説明図。
【図6】この発明の型枠装置を用いた取鍋のウエアライ
ニングの施工説明図。
ニングの施工説明図。
【図7】従来の型枠装置を用いた取鍋の炉壁の説明図。
1…型枠装置、2…架台、3…支柱、4…伸縮可動装
置、7…シリンダ部、8…伸縮アーム、9,10…枠
板、15…段部、19…パーマライニング、21…ウエ
アライニング。
置、7…シリンダ部、8…伸縮アーム、9,10…枠
板、15…段部、19…パーマライニング、21…ウエ
アライニング。
フロントページの続き (72)発明者 上本 英雄 愛知県刈谷市小垣江町南藤1番地 東芝セ ラミックス株式会社刈谷製造所内 (72)発明者 桑原 明夫 茨城県鹿島郡鹿島町大字光3番地 住友金 属工業株式会社鹿島製鉄所内 (72)発明者 城口 弘 茨城県鹿島郡鹿島町大字光3番地 住友金 属工業株式会社鹿島製鉄所内
Claims (5)
- 【請求項1】 缶体の内側に施工する耐火物の厚みに相
当する間隔を設けて装着して缶体との間に不定形耐火物
を施工する形枠装置で、架台の上に支柱を固定し、この
支給の周囲に円筒体を縦方向に複数に分割した形状で内
側を長幅とし外側は短幅とした二枚重ねの部材でその両
側に段部を形成した枠板と一枚の部材からなる枠板とを
円周方向に交互に配列し、かつ一枚からなる枠板の両側
が二枚重ねの枠板の両側の段部の上に位置するように
し、この各枠板と前記支柱とを伸縮可動装置によって上
下方向の少なくとも2箇所以上で接続することを特徴と
する不定形耐火物施工用の型枠装置。 - 【請求項2】 伸縮可動装置がスクリューシリンダであ
る請求項1記載の不定形耐火物施工用の型枠装置。 - 【請求項3】 伸縮可動装置が遠隔装置で操作されるこ
とを特徴とする請求項1記載の不定形耐火物施工用の型
枠装置。 - 【請求項4】 一枚からなる枠板が周方向に一直線、一
角形又は多角形であることを特徴とする請求項1記載の
不定形耐火物施工用の型枠装置。 - 【請求項5】 支柱が上下に移動可能であることを特徴
とする請求項1記載の不定形耐火物施工用の型枠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29932594A JPH08159667A (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 不定形耐火物施工用の型枠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29932594A JPH08159667A (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 不定形耐火物施工用の型枠装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08159667A true JPH08159667A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=17871087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29932594A Pending JPH08159667A (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 不定形耐火物施工用の型枠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08159667A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101858694A (zh) * | 2010-06-22 | 2010-10-13 | 武汉科技大学 | 一种用于感应炉预制炉衬的成型模具 |
JP2012093029A (ja) * | 2010-10-27 | 2012-05-17 | Nippon Steel Corp | 不定形耐火物の施工装置および施工方法 |
JP2014522474A (ja) * | 2011-05-23 | 2014-09-04 | インダクトサーム・コーポレイション | ライニング損耗検出システムを備える電気的誘導炉 |
US10598439B2 (en) | 2011-05-23 | 2020-03-24 | Inductotherm Corp. | Electric induction furnace lining wear detection system |
-
1994
- 1994-12-02 JP JP29932594A patent/JPH08159667A/ja active Pending
Cited By (4)
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