JPH08159163A - プランマブロック - Google Patents
プランマブロックInfo
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- JPH08159163A JPH08159163A JP6323592A JP32359294A JPH08159163A JP H08159163 A JPH08159163 A JP H08159163A JP 6323592 A JP6323592 A JP 6323592A JP 32359294 A JP32359294 A JP 32359294A JP H08159163 A JPH08159163 A JP H08159163A
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- seal
- bearing box
- roll
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
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- F16C33/72—Sealings
- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
- F16C33/78—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C35/00—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
- F16C35/04—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
- F16C35/042—Housings for rolling element bearings for rotary movement
- F16C35/047—Housings for rolling element bearings for rotary movement with a base plate substantially parallel to the axis of rotation, e.g. horizontally mounted pillow blocks
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/22—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
- F16C19/34—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load
- F16C19/38—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C23/00—Bearings for exclusively rotary movement adjustable for aligning or positioning
- F16C23/06—Ball or roller bearings
- F16C23/08—Ball or roller bearings self-adjusting
- F16C23/082—Ball or roller bearings self-adjusting by means of at least one substantially spherical surface
- F16C23/086—Ball or roller bearings self-adjusting by means of at least one substantially spherical surface forming a track for rolling elements
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/32—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製品を搬送するロール側へのグリース漏れを
防止する。 【構成】 軸受箱１内に複列の転がり軸受２を設けた標
準形式のプランマブロックにおいて、軸受箱１の内部空
間を仕切る中間部シール３を設ける。中間部シール３
は、ロール軸１１のロール取付部１１ａ側に設け、軸受
箱１の内周に形成した取付溝２０に嵌合させる。中間部
シール３には接触型のゴムシールを用いる。軸受箱２
は、両側にシール１４Ａ，１４Ｂを有し、上面中央に給
油口１５を有する。また、ロール取付部１１ａと反対側
における軸受箱側壁１ｃに排脂口１６Ｂを設ける。
防止する。 【構成】 軸受箱１内に複列の転がり軸受２を設けた標
準形式のプランマブロックにおいて、軸受箱１の内部空
間を仕切る中間部シール３を設ける。中間部シール３
は、ロール軸１１のロール取付部１１ａ側に設け、軸受
箱１の内周に形成した取付溝２０に嵌合させる。中間部
シール３には接触型のゴムシールを用いる。軸受箱２
は、両側にシール１４Ａ，１４Ｂを有し、上面中央に給
油口１５を有する。また、ロール取付部１１ａと反対側
における軸受箱側壁１ｃに排脂口１６Ｂを設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、グリース漏れによる
環境汚染や製品への付着を嫌う箇所、例えば連続焼鈍設
備等の鉄鋼設備における搬送用ロールの支持に使用され
るプランマブロックに関する。
環境汚染や製品への付着を嫌う箇所、例えば連続焼鈍設
備等の鉄鋼設備における搬送用ロールの支持に使用され
るプランマブロックに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、鉄鋼設備の搬送用ロール列におけ
る各ロールの支持に、図７に示すプランマブロックが用
いられている。このプランマブロックは、自動調心ころ
軸受５１を軸受箱５２内に設置し、ロール軸５３の支持
を行うものである。軸受箱５２は、軸受潤滑用グリース
の給脂口５５と排脂口５６とを有し、水や塵埃の進入防
止用のシール５４が軸挿通孔に設けられている。給脂口
５５は、軸受５１の外輪の中央を貫通して軸受内に開口
し、一対の排脂口５６は軸箱の底部で両側壁に各々開口
している。グリースは、グリース寿命およびグリースの
シールの観点から、給脂口５５から定期的に給脂され
る。給脂口５５から給脂されたグリースは、軸受５１の
内部に流入した後、軸受箱５２内を満たして両側の排脂
口５６から流出する。このように、排脂口５６からグリ
ース流出が生じるまでグリースを注入することで、古い
グリースが新しいグリースと入れ替わる。
る各ロールの支持に、図７に示すプランマブロックが用
いられている。このプランマブロックは、自動調心ころ
軸受５１を軸受箱５２内に設置し、ロール軸５３の支持
を行うものである。軸受箱５２は、軸受潤滑用グリース
の給脂口５５と排脂口５６とを有し、水や塵埃の進入防
止用のシール５４が軸挿通孔に設けられている。給脂口
５５は、軸受５１の外輪の中央を貫通して軸受内に開口
し、一対の排脂口５６は軸箱の底部で両側壁に各々開口
している。グリースは、グリース寿命およびグリースの
シールの観点から、給脂口５５から定期的に給脂され
る。給脂口５５から給脂されたグリースは、軸受５１の
内部に流入した後、軸受箱５２内を満たして両側の排脂
口５６から流出する。このように、排脂口５６からグリ
ース流出が生じるまでグリースを注入することで、古い
グリースが新しいグリースと入れ替わる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、給脂中にお
いて、軸受箱５２内のグリース圧のため、シール５４に
よる密封部分からグリースが外部に漏れ、周辺部を汚す
ことがある。そのため、搬送される鋼板等の鉄鋼製品に
グリースが付着する恐れがある。このため、シール５４
として、グリース漏れ防止効果の高いスプリング入り特
殊シールを用いる等の対策が施されているが、長期間の
使用では、十分なグリース漏れ防止効果を得ることが難
しい。
いて、軸受箱５２内のグリース圧のため、シール５４に
よる密封部分からグリースが外部に漏れ、周辺部を汚す
ことがある。そのため、搬送される鋼板等の鉄鋼製品に
グリースが付着する恐れがある。このため、シール５４
として、グリース漏れ防止効果の高いスプリング入り特
殊シールを用いる等の対策が施されているが、長期間の
使用では、十分なグリース漏れ防止効果を得ることが難
しい。
【０００４】この発明の目的は、製品を搬送するロール
側へのグリース漏れを防止できるプランマブロックを提
供することである。
側へのグリース漏れを防止できるプランマブロックを提
供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明のプランマブロ
ックは、軸受箱の内部空間を仕切る中間部シールを設け
たものである。プランマブロックの基本構造は、次の標
準的な形式のものである。すなわち、軸受箱内に転がり
軸受を設け、軸受箱の側壁の軸挿通孔に、前記軸受に支
持されたロール軸と前記軸挿通孔との間を密閉するシー
ルを設け、また、軸受箱の外面から軸受の外輪を貫通し
て軸受内に開口する給脂口を設ける。この構成におい
て、軸受箱内の軸受で仕切られた両側の空間のうち、ロ
ール軸のロール取付部側の空間を軸受側と側壁側とに仕
切る中間部シールを軸受箱に取付ける。また、軸受箱の
ロール取付部側と反対側の側壁に排脂口を設ける。中間
部シールは、接触型のゴムシールまたはラビリンスプレ
ート等が使用できる。
ックは、軸受箱の内部空間を仕切る中間部シールを設け
たものである。プランマブロックの基本構造は、次の標
準的な形式のものである。すなわち、軸受箱内に転がり
軸受を設け、軸受箱の側壁の軸挿通孔に、前記軸受に支
持されたロール軸と前記軸挿通孔との間を密閉するシー
ルを設け、また、軸受箱の外面から軸受の外輪を貫通し
て軸受内に開口する給脂口を設ける。この構成におい
て、軸受箱内の軸受で仕切られた両側の空間のうち、ロ
ール軸のロール取付部側の空間を軸受側と側壁側とに仕
切る中間部シールを軸受箱に取付ける。また、軸受箱の
ロール取付部側と反対側の側壁に排脂口を設ける。中間
部シールは、接触型のゴムシールまたはラビリンスプレ
ート等が使用できる。
【０００６】
【作用】中間部シールが設けられることで、軸受箱内の
中間部シール側の空間が２つに仕切られる。給脂口から
グリースを給脂すると、軸受内部を通過したグリース
は、中間部シール側の空間における軸受側仕切り空間
と、排脂口側の空間とを満杯にした後に、排脂口から排
出される。このとき、中間部シールが接触型のゴムシー
ルであると、密封性が高いために、中間部シールよりも
側壁部側の仕切り空間にはグリースは全く入らない。そ
のため、軸受使用時においても、プランマブロック内
で、両側壁のシールに作用するグリース圧には圧力差が
生じ、グリースの流れは一定方向となって排脂口側の空
間から排脂口へ排出する流れのみとなり、反排脂側とな
るロール側のシールには内圧がかからない。したがって
ロール側のシールからの漏れが防止され、ロール周辺や
ロール上の製品をグリースで汚すことが防止される。中
間部シールがラビリンスプレートであっても、中間部シ
ールよりも側壁部側の仕切り空間へのグリースの流入量
が少なく、前記と同様にロール側の側壁部のシールに作
用する内圧が小さくなって、このシールからの漏れが防
止される。
中間部シール側の空間が２つに仕切られる。給脂口から
グリースを給脂すると、軸受内部を通過したグリース
は、中間部シール側の空間における軸受側仕切り空間
と、排脂口側の空間とを満杯にした後に、排脂口から排
出される。このとき、中間部シールが接触型のゴムシー
ルであると、密封性が高いために、中間部シールよりも
側壁部側の仕切り空間にはグリースは全く入らない。そ
のため、軸受使用時においても、プランマブロック内
で、両側壁のシールに作用するグリース圧には圧力差が
生じ、グリースの流れは一定方向となって排脂口側の空
間から排脂口へ排出する流れのみとなり、反排脂側とな
るロール側のシールには内圧がかからない。したがって
ロール側のシールからの漏れが防止され、ロール周辺や
ロール上の製品をグリースで汚すことが防止される。中
間部シールがラビリンスプレートであっても、中間部シ
ールよりも側壁部側の仕切り空間へのグリースの流入量
が少なく、前記と同様にロール側の側壁部のシールに作
用する内圧が小さくなって、このシールからの漏れが防
止される。
【０００７】
【実施例】この発明の一実施例を図１ないし図４に基づ
いて説明する。このプランマブロックは、軸受箱１内に
自動調心ころ軸受からなる複列の転がり軸受２を設けた
標準形式のプランマブロックにおいて、軸受箱１の内部
空間を仕切る中間部シール３を設けたものである。軸受
箱１は、図２のように上下の軸受箱分割体１Ａ，１Ｂに
分割され、ボルト８で相互に接合される。下側の軸受箱
分割体１Ｂは、ボルト孔９の設けられた取付座１０を有
する。図１に示すように、軸受２の外輪４は、軸受箱１
の中央の円筒状内径面部１ａに嵌合し、かつ前記円筒面
部１ａの両側に形成された環状突条１ｂ，１ｂ間に間座
７を介して挟み込まれている。内輪５は、内径面がロー
ル軸１１に嵌合し、一側の幅面がロール軸１１の段部１
１ｃに係合すると共に、他側の幅面がロール軸１１に螺
合したナット１２で締め付けられる。ロール軸１１は、
図の左側が搬送用ロール（図示せず）の取付けられるロ
ール取付部１１ａとなり、右側が駆動側部１１ｂとな
る。軸受箱１の両側壁１ｃ，１ｃの軸挿通孔１３には、
ゴム等の弾性体からなるシール１４Ａ，１４Ｂが内径面
の溝に装着して設けられ、ロール軸１１の外周に接触し
ている。
いて説明する。このプランマブロックは、軸受箱１内に
自動調心ころ軸受からなる複列の転がり軸受２を設けた
標準形式のプランマブロックにおいて、軸受箱１の内部
空間を仕切る中間部シール３を設けたものである。軸受
箱１は、図２のように上下の軸受箱分割体１Ａ，１Ｂに
分割され、ボルト８で相互に接合される。下側の軸受箱
分割体１Ｂは、ボルト孔９の設けられた取付座１０を有
する。図１に示すように、軸受２の外輪４は、軸受箱１
の中央の円筒状内径面部１ａに嵌合し、かつ前記円筒面
部１ａの両側に形成された環状突条１ｂ，１ｂ間に間座
７を介して挟み込まれている。内輪５は、内径面がロー
ル軸１１に嵌合し、一側の幅面がロール軸１１の段部１
１ｃに係合すると共に、他側の幅面がロール軸１１に螺
合したナット１２で締め付けられる。ロール軸１１は、
図の左側が搬送用ロール（図示せず）の取付けられるロ
ール取付部１１ａとなり、右側が駆動側部１１ｂとな
る。軸受箱１の両側壁１ｃ，１ｃの軸挿通孔１３には、
ゴム等の弾性体からなるシール１４Ａ，１４Ｂが内径面
の溝に装着して設けられ、ロール軸１１の外周に接触し
ている。
【０００８】軸受箱１の上端の中央部には給脂口１５が
設けられ、かつ底部において両側壁１ｃ，１ｃに排脂口
１６Ａ，１６Ｂが設けられている。給脂口１５は、軸受
箱１の内周に設けた油溝１７から、軸受外輪４の中央に
貫通した給脂孔１８に連通し、軸受２内の両列のころ
６，６間に開通している。なお、給脂口１５は通常は栓
が取付けられている。各排脂口１６Ａ，１６Ｂのうち、
中間部シール３と反対側の側壁１ｃにおける排脂口１６
Ｂには排脂管２１が接続され、中間部シール３側の排脂
口１６Ａは栓２２で閉じられて通常は使用されない。使
用側の排脂口１６Ｂは、軸受箱１内の底部に設けた排脂
溝１９Ｂに開口している。この排脂溝１９Ｂは、軸受箱
１の前記円筒面部の近傍から側壁１ｃに渡って軸方向に
形成したものであり、前記環状突条１ｂを通過して形成
されている。
設けられ、かつ底部において両側壁１ｃ，１ｃに排脂口
１６Ａ，１６Ｂが設けられている。給脂口１５は、軸受
箱１の内周に設けた油溝１７から、軸受外輪４の中央に
貫通した給脂孔１８に連通し、軸受２内の両列のころ
６，６間に開通している。なお、給脂口１５は通常は栓
が取付けられている。各排脂口１６Ａ，１６Ｂのうち、
中間部シール３と反対側の側壁１ｃにおける排脂口１６
Ｂには排脂管２１が接続され、中間部シール３側の排脂
口１６Ａは栓２２で閉じられて通常は使用されない。使
用側の排脂口１６Ｂは、軸受箱１内の底部に設けた排脂
溝１９Ｂに開口している。この排脂溝１９Ｂは、軸受箱
１の前記円筒面部の近傍から側壁１ｃに渡って軸方向に
形成したものであり、前記環状突条１ｂを通過して形成
されている。
【０００９】中間部シール３は、接触型のゴムシールで
あり、軸受箱１内の軸受２で仕切られた両側の空間Ａ，
Ｂのうち、ロール軸１１のロール取付部１１ａ側の空間
Ａを軸受側仕切り空間Ａａと側壁側仕切り空間Ａｂとに
仕切っている。中間部シール３は、軸受箱１の前記環状
突条１ｂの内径面に形成した嵌合溝２０内に外周縁を嵌
め込むことで軸受箱１に取付けてある。中間部シール３
は、具体的には図３（Ａ）に示すように鋼板製のリング
状の芯金３ａにゴム材３ｂを一体に成形した円形の薄い
リング状のものであり、ゴム材３ｂには芯金３ａから内
径側へ突出するリップ部３ｂａが形成されている。リッ
プ部３ｂａは先端が軸受２側へ近づくように傾斜してい
る。中間部シール３の外径部の厚さＬは、軸受箱１の前
記嵌合溝２０の溝幅Ｌ１よりも厚くし、この締め代によ
って中間部シール３と嵌合溝２０との嵌合部からのグリ
ース漏れが生じないようにしてある。また、図４のよう
に中間部シール３の外径面における一部に係合切欠２３
を設け、軸受箱１の嵌合溝２０の底面から突出させたピ
ン等の回り止め突部２４を係合切欠２３に係合させるこ
とで、接触型の中間部シール３の回り止めを行ってい
る。
あり、軸受箱１内の軸受２で仕切られた両側の空間Ａ，
Ｂのうち、ロール軸１１のロール取付部１１ａ側の空間
Ａを軸受側仕切り空間Ａａと側壁側仕切り空間Ａｂとに
仕切っている。中間部シール３は、軸受箱１の前記環状
突条１ｂの内径面に形成した嵌合溝２０内に外周縁を嵌
め込むことで軸受箱１に取付けてある。中間部シール３
は、具体的には図３（Ａ）に示すように鋼板製のリング
状の芯金３ａにゴム材３ｂを一体に成形した円形の薄い
リング状のものであり、ゴム材３ｂには芯金３ａから内
径側へ突出するリップ部３ｂａが形成されている。リッ
プ部３ｂａは先端が軸受２側へ近づくように傾斜してい
る。中間部シール３の外径部の厚さＬは、軸受箱１の前
記嵌合溝２０の溝幅Ｌ１よりも厚くし、この締め代によ
って中間部シール３と嵌合溝２０との嵌合部からのグリ
ース漏れが生じないようにしてある。また、図４のよう
に中間部シール３の外径面における一部に係合切欠２３
を設け、軸受箱１の嵌合溝２０の底面から突出させたピ
ン等の回り止め突部２４を係合切欠２３に係合させるこ
とで、接触型の中間部シール３の回り止めを行ってい
る。
【００１０】この構成のプランマブロックによると、接
触型の中間部シール３が設けられることで、軸受箱１内
の中間部シール３側の空間Ａが２つの仕切り空間Ａａ，
Ａｂに密封状態に仕切られる。給脂口１５からグリース
を給脂すると、軸受２の内部を通過したグリースは、中
間部シール３側の空間Ａにおける軸受側仕切り空間Ａａ
と、排脂口１６Ｂ側の空間Ｂとを満杯とした後に、排脂
口１６Ｂから排出される。このとき、中間部シール３よ
りも側壁部側の仕切り空間Ａｂにはグリースは全く入ら
ない。そのため、軸受使用時においても、プランマブロ
ック内で両側壁１ｃ，１ｃのシール１４Ａ，１４Ｂに作
用するグリース圧には圧力差が生じ、グリースの流れは
一定方向となって排脂口１６Ｂ側の空間Ｂから排脂口１
６Ｂへ排出する流れのみとなり、反排脂側となるロール
側のシール１４Ａには内圧がかからない。したがってロ
ール側のシール１４Ａからの漏れが防止され、ロール周
辺やロール上の製品をグリースで汚すことが防止され
る。このように二重シールによってロール側へのグリー
ス漏れが確実に防止される。
触型の中間部シール３が設けられることで、軸受箱１内
の中間部シール３側の空間Ａが２つの仕切り空間Ａａ，
Ａｂに密封状態に仕切られる。給脂口１５からグリース
を給脂すると、軸受２の内部を通過したグリースは、中
間部シール３側の空間Ａにおける軸受側仕切り空間Ａａ
と、排脂口１６Ｂ側の空間Ｂとを満杯とした後に、排脂
口１６Ｂから排出される。このとき、中間部シール３よ
りも側壁部側の仕切り空間Ａｂにはグリースは全く入ら
ない。そのため、軸受使用時においても、プランマブロ
ック内で両側壁１ｃ，１ｃのシール１４Ａ，１４Ｂに作
用するグリース圧には圧力差が生じ、グリースの流れは
一定方向となって排脂口１６Ｂ側の空間Ｂから排脂口１
６Ｂへ排出する流れのみとなり、反排脂側となるロール
側のシール１４Ａには内圧がかからない。したがってロ
ール側のシール１４Ａからの漏れが防止され、ロール周
辺やロール上の製品をグリースで汚すことが防止され
る。このように二重シールによってロール側へのグリー
ス漏れが確実に防止される。
【００１１】図５はこの発明の他の実施例を示す。この
例は、図１の例において、中間部シール３につき、接触
型のゴムシールを用いる代わりに、ラビリンスプレート
からなる中間部シール３Ａを用いたものである。中間部
シール３Ａは、鉄板等の金属板、または樹脂板で形成し
たリング板状のものであり、軸受箱１の前記環状突条１
ｂの内径面に形成した嵌合溝２０内に外周縁を嵌め込む
ことで軸受箱１に取付けてある。中間部シール３Ａの内
径は、ロール軸１１の外周面との間に僅かな隙間が生じ
る径としてある。また、この例では、ロール側の排脂口
１６Ａにも排脂管２１を接続し、かつ排脂溝１９Ａを軸
受箱１内の底部に設けてある。中間部シール３Ａで仕切
られた軸受側仕切り空間Ａａは、連通路となる底部の排
脂溝１９Ａから排脂口１６Ａに連通している。図１の例
の回り止め突部２４（図４）および係合切欠２３は設け
ない。その他の構成は図１の例と同じである。
例は、図１の例において、中間部シール３につき、接触
型のゴムシールを用いる代わりに、ラビリンスプレート
からなる中間部シール３Ａを用いたものである。中間部
シール３Ａは、鉄板等の金属板、または樹脂板で形成し
たリング板状のものであり、軸受箱１の前記環状突条１
ｂの内径面に形成した嵌合溝２０内に外周縁を嵌め込む
ことで軸受箱１に取付けてある。中間部シール３Ａの内
径は、ロール軸１１の外周面との間に僅かな隙間が生じ
る径としてある。また、この例では、ロール側の排脂口
１６Ａにも排脂管２１を接続し、かつ排脂溝１９Ａを軸
受箱１内の底部に設けてある。中間部シール３Ａで仕切
られた軸受側仕切り空間Ａａは、連通路となる底部の排
脂溝１９Ａから排脂口１６Ａに連通している。図１の例
の回り止め突部２４（図４）および係合切欠２３は設け
ない。その他の構成は図１の例と同じである。
【００１２】このように中間部シール３Ａとしてラビリ
ンスプレートを用いた場合も、二重シールによってロー
ル側のシール１４Ａからのグリース漏れが防止される。
ラビリンスプレートの場合、接触型シールに比べるとシ
ール性能は低いが、非接触であるため、中間部シール３
Ａの摩耗の問題がなく、長期間にわたり初期のシール性
能が維持される。また、接触型シールの場合の回り止め
突部２４（図４）や係合凹部２３が不要となる。
ンスプレートを用いた場合も、二重シールによってロー
ル側のシール１４Ａからのグリース漏れが防止される。
ラビリンスプレートの場合、接触型シールに比べるとシ
ール性能は低いが、非接触であるため、中間部シール３
Ａの摩耗の問題がなく、長期間にわたり初期のシール性
能が維持される。また、接触型シールの場合の回り止め
突部２４（図４）や係合凹部２３が不要となる。
【００１３】以上、駆動側のプランマブロックについて
述べたが、この発明は図６に示すように、非駆動側とな
る軸端側のプランマブロックにも適用できる。同図の例
は、図１の例と左右対称になっているが、次の構成を除
き、図１の例と同じである。すなわち、同図の例は、図
１の実施例において、ロール軸１１の軸端が軸受箱１内
の軸受２と側壁１ｃとの間に納まるようにし、かつ側壁
１ｃの軸挿通孔１３を蓋２５で閉じたものである。蓋２
５を設ける代りに、側壁１ｃに軸挿通孔１３を有しない
ものとして軸受箱１を構成しても良い。中間シール３を
ラビリンスプレートとする場合も、前記と同様に軸端側
のプランマブロックに適用できる。
述べたが、この発明は図６に示すように、非駆動側とな
る軸端側のプランマブロックにも適用できる。同図の例
は、図１の例と左右対称になっているが、次の構成を除
き、図１の例と同じである。すなわち、同図の例は、図
１の実施例において、ロール軸１１の軸端が軸受箱１内
の軸受２と側壁１ｃとの間に納まるようにし、かつ側壁
１ｃの軸挿通孔１３を蓋２５で閉じたものである。蓋２
５を設ける代りに、側壁１ｃに軸挿通孔１３を有しない
ものとして軸受箱１を構成しても良い。中間シール３を
ラビリンスプレートとする場合も、前記と同様に軸端側
のプランマブロックに適用できる。
【００１４】
【発明の効果】この発明のプランマブロックは、軸受箱
内の軸受両側の空間のうち、ロール軸のロール取付部側
の空間を軸受側と側壁側とに仕切る中間部シールを設
け、排脂口を中間部シールと反対側の軸受箱側壁に設け
たため、プランマブロック内において圧力差が発生し、
両側の側壁に設けられるシールのうち、ロール側のシー
ルに作用するグリース圧が低減する。そのため、製品を
搬送するロール側へのグリース漏れが防止される。中間
部シールを接触型のゴムシールとした場合は、密封性が
高いため、上記のロール側のシールからの漏れ防止効果
が一層確実となる。中間部シールをラビリンスプレート
とした場合は、非接触であるため、中間部シールの摩耗
の問題がなく、長期間にわたり初期のシール性能が維持
される。
内の軸受両側の空間のうち、ロール軸のロール取付部側
の空間を軸受側と側壁側とに仕切る中間部シールを設
け、排脂口を中間部シールと反対側の軸受箱側壁に設け
たため、プランマブロック内において圧力差が発生し、
両側の側壁に設けられるシールのうち、ロール側のシー
ルに作用するグリース圧が低減する。そのため、製品を
搬送するロール側へのグリース漏れが防止される。中間
部シールを接触型のゴムシールとした場合は、密封性が
高いため、上記のロール側のシールからの漏れ防止効果
が一層確実となる。中間部シールをラビリンスプレート
とした場合は、非接触であるため、中間部シールの摩耗
の問題がなく、長期間にわたり初期のシール性能が維持
される。
【図１】この発明の一実施例の破断側面図である。
【図２】その縮小正面図である。
【図３】（Ａ）はその中間部シールの断面図、（Ｂ）は
軸受箱における中間部シールの取付部分の拡大断面図で
ある。
軸受箱における中間部シールの取付部分の拡大断面図で
ある。
【図４】（Ａ）は中間部シールの正面図、（Ｂ）は同中
間部シールと軸受箱との回転止め部分の拡大断面図であ
る。
間部シールと軸受箱との回転止め部分の拡大断面図であ
る。
【図５】この発明の他の実施例の破断側面図である。
【図６】この発明のさらに他の実施例の破断側面図であ
る。
る。
【図７】従来例の破断側面図である。
１…軸受箱、２…軸受、３，３Ａ…中間部シール、１１
…ロール軸、１１ａ…ロール取付部、１４Ａ，１４Ｂ…
シール、１５…給脂口、１６Ｂ…排脂口、Ａ，Ｂ…空
間、Ａａ…軸受側仕切り空間
…ロール軸、１１ａ…ロール取付部、１４Ａ，１４Ｂ…
シール、１５…給脂口、１６Ｂ…排脂口、Ａ，Ｂ…空
間、Ａａ…軸受側仕切り空間
Claims (3)
- 【請求項１】 軸受箱内に転がり軸受を設け、前記軸受
箱の側壁の軸挿通孔に、前記軸受に支持されたロール軸
と前記軸挿通孔との間を密閉するシールを設け、前記軸
受箱の外面から前記軸受の外輪を貫通して軸受内に開口
する給脂口を設けたプランマブロックにおいて、軸受箱
内の軸受で仕切られた両側の空間のうち、ロール軸のロ
ール取付部側の空間を軸受側と側壁側とに仕切る中間部
シールを軸受箱に取付け、ロール取付部側と反対側の側
壁に排脂口を設けたプランマブロック。 - 【請求項２】 前記中間部シールが接触型のゴムシール
である請求項１記載のプランマブロック。 - 【請求項３】 前記中間部シールがラビリンスプレート
である請求項１記載のプランマブロック。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6323592A JPH08159163A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | プランマブロック |
| KR1019950042952A KR960017011A (ko) | 1994-11-30 | 1995-11-22 | 플러머 블록 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6323592A JPH08159163A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | プランマブロック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08159163A true JPH08159163A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=18156431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6323592A Pending JPH08159163A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | プランマブロック |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08159163A (ja) |
| KR (1) | KR960017011A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010091005A (ja) * | 2008-10-08 | 2010-04-22 | Ntn Corp | 転がり軸受ユニット及びそのグリース排脂方法 |
| US7976687B2 (en) | 2006-12-28 | 2011-07-12 | Jx Nippon Mining & Metals Corporation | Roll unit dipped in surface treatment liquid |
| US8276420B2 (en) | 2006-12-28 | 2012-10-02 | Jx Nippon Mining & Metals Corporation | Roll unit for use in surface treatment of copper foil |
| CN103775619A (zh) * | 2014-01-24 | 2014-05-07 | 江苏大卫精工科技有限公司 | 一种防止轴承润滑油污染螺杆的甩水甩油装置 |
| CN104747731A (zh) * | 2013-12-27 | 2015-07-01 | 四川省鼓风机制造有限责任公司 | 一种轴油密封装置 |
| JP2016128701A (ja) * | 2015-01-09 | 2016-07-14 | 住友金属鉱山株式会社 | プランマブロック軸受 |
| JP2019052719A (ja) * | 2017-09-15 | 2019-04-04 | Ｉｈｉ運搬機械株式会社 | プランマブロック |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP6323592A patent/JPH08159163A/ja active Pending
-
1995
- 1995-11-22 KR KR1019950042952A patent/KR960017011A/ko not_active Application Discontinuation
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7976687B2 (en) | 2006-12-28 | 2011-07-12 | Jx Nippon Mining & Metals Corporation | Roll unit dipped in surface treatment liquid |
| US8276420B2 (en) | 2006-12-28 | 2012-10-02 | Jx Nippon Mining & Metals Corporation | Roll unit for use in surface treatment of copper foil |
| JP2010091005A (ja) * | 2008-10-08 | 2010-04-22 | Ntn Corp | 転がり軸受ユニット及びそのグリース排脂方法 |
| CN104747731A (zh) * | 2013-12-27 | 2015-07-01 | 四川省鼓风机制造有限责任公司 | 一种轴油密封装置 |
| CN103775619A (zh) * | 2014-01-24 | 2014-05-07 | 江苏大卫精工科技有限公司 | 一种防止轴承润滑油污染螺杆的甩水甩油装置 |
| JP2016128701A (ja) * | 2015-01-09 | 2016-07-14 | 住友金属鉱山株式会社 | プランマブロック軸受 |
| JP2019052719A (ja) * | 2017-09-15 | 2019-04-04 | Ｉｈｉ運搬機械株式会社 | プランマブロック |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR960017011A (ko) | 1996-06-17 |
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