JPH08159105A - 液圧制御弁装置 - Google Patents

液圧制御弁装置

Info

Publication number
JPH08159105A
JPH08159105A JP32391394A JP32391394A JPH08159105A JP H08159105 A JPH08159105 A JP H08159105A JP 32391394 A JP32391394 A JP 32391394A JP 32391394 A JP32391394 A JP 32391394A JP H08159105 A JPH08159105 A JP H08159105A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
pressure
valve body
passage
control valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32391394A
Other languages
English (en)
Inventor
Juichi Nakamura
寿一 中村
Yasuo Kato
靖夫 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyooki Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Toyooki Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyooki Kogyo Co Ltd filed Critical Toyooki Kogyo Co Ltd
Priority to JP32391394A priority Critical patent/JPH08159105A/ja
Publication of JPH08159105A publication Critical patent/JPH08159105A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 出口側の負荷圧力の増大に応じて液圧アクチ
ュエータへの供給流量を増大させるもので、小流量から
大流量への供給状態切り換わり時点が明確に得られるよ
うにする。 【構成】 液圧アクチュエータ供給径路にばねで閉じ方
向に付勢した弁体を有する弁機構を設け、この弁機構に
は、弁体前後を通じさせる絞り通路を設けるとともに、
弁体を開作動させるパイロット室を設け、パイロット室
を、弁体後の供給径路圧力が所定値に達すると開作動す
るシーケンス弁を設けたパイロット通路を介した供給径
路へ接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液圧アクチュエータの
負荷圧力の増大に応じて液圧アクチュエータへの供給流
量を増大させるようにした液圧制御弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】実公昭56−7681号公報の第1図に
記載された弁は、負荷圧力の増大に応じて小流量供給か
ら大流量供給に切り換えることができる。すなわち、こ
のものでは、ばねによって閉じ方向に付勢された弁体に
は出口側圧力と、入口側圧力とがそれぞれ開き方向に作
用しており、また、弁体にはこれが閉じているときに
も、入口側、出口側間を通じさせる絞り孔が設けてあ
る。このため、出口を液圧アクチュウエータに接続した
場合、その負荷圧力が小さいときには弁体が閉じてお
り、該アクチュエータへは絞り孔から小流量が供給さ
れ、負荷圧力が大きくなると、ばねの押圧に抗して弁体
が開き、供給流量が増大するのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このものでは、出口側
圧力(負荷圧力)とともに弁体に作用する入口側圧力は
実質的に一定に保つことが可能であるのでこれの影響を
受けることなく負荷圧力の増大をとらえ、負荷圧力の増
大に応じ供給流量を増大させることができるものの、次
のような問題点がある。
【0004】すなわち、開状態での弁体の開度は、負荷
圧力の増大に応じて大きくなるので、弁体はこれが開い
て十分大きな流量が供給できる開度に達するより小さい
負荷圧力の状態で既に開き始める。このため、負荷圧力
がステップ的に増大する場合では問題ないものの、負荷
圧力がより緩やかに増大する場合、弁体が開き始める時
点から少しずつ供給流量が増大していくので、小流量供
給から大流量供給への切り換わり時点を正確に定めるこ
とが困難であり、負荷圧力が所定値より小さいときの微
速作動状態から、負荷圧力が所定値より大きくなると増
速させるよう液圧アクチュエータを作動しようとすると
き、この所定値を境に正確に微速から増速に転じるよう
作動させることが困難となる問題点がある。
【0005】本発明は、負荷圧力の増大に応じた、小流
量供給から大流量供給への切り換わり時点を正確に定め
ることが可能な液圧制御弁装置を実現して、かかる問題
点の解決をはかるものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に記
載の発明では、液圧アクチュエータへの供給径路に介在
されてこの供給径路を開く方向となる軸方向の一方と供
給径路を閉じる方向となる軸方向の他方へ移動自在なス
プール形の弁体を有した弁機構を備え、弁機構には、弁
体を軸方向の一方へ押圧するばねと、導入するパイロッ
ト圧力の作用によって弁体を軸方向の他方へ押圧するた
めのパイロット室を設けるとともに、弁体がばねの押圧
による軸方向一方側移動端にあるとき弁体前後の供給径
路を通じさせる絞り通路を設け、供給径路と弁機構のパ
イロット室間を弁体より後の供給径路圧力が所定値に達
すると開くシーケンス弁が介在するパイロット通路で接
続するよう設けている。
【0007】また、請求項2に記載の発明では、液圧ア
クチュエータへの供給径路に介在されてこの供給径路を
開く方向となる軸方向の一方と供給径路を閉じる方向と
なる軸方向の他方へ移動自在なスプール形の弁体と、弁
体を軸方向の一方へ押圧するばねと、導入するパイロッ
ト圧力の作用によって弁体を軸方向の他方へ押圧するた
めのパイロット室と、弁体がばねの押圧よる軸方向一方
側移動端にあるとき弁体前後の供給径路を通じさせる絞
り通路とを備えた弁機構を設け、この弁機構の弁体前後
の供給経路圧力を相対向して受け両圧力の作用による押
圧力が設定ばねのばね力と平衡するよう軸方向へ移動す
ることで両圧力間の圧力差をこのばね力に対応させるよ
う供給径路を絞り制御する弁体を有した差圧制御弁を設
置し、供給径路と弁機構のパイロット室間を差圧制御弁
の弁体より後の供給径路圧力が所定値に達したとき開く
シーケンス弁が介在するパイロット通路で接続するよう
設けている。
【0008】さらに、請求項3に記載の発明では、上記
請求項2に記載の液圧制御弁装置に対し、シーケンス弁
を、差圧制御弁の弁体より後で、かつ弁機構の弁体より
後の供給径路圧力が所定値に達したとき開くようにする
とともに、差圧制御弁の弁体より後で、かつ弁機構の弁
体より後の供給径路から導く圧力によって押圧されるピ
ストンによって差圧制御弁の設定ばねのばね力を該圧力
の増大により増大させるばね力変更機構を設けている。
【0009】
【作用】請求項1に記載の液圧制御弁装置によると、シ
ーケンス弁が開くまでは弁体がばねの押圧により軸方向
一方側終端にあり、液圧アクチュエータへは絞り通路を
へて小流量が供給される。そして、負荷圧力が増大し、
これに応じて弁体後の供給径路圧力が所定値に達する
と、シーケンス弁が開き、パイロット室へは供給径路よ
り圧液が導入されその圧力により弁体が軸方向の他方へ
移動し、これにより、供給径路には弁体によって絞り通
路のみの場合より大きな流通開度を与えて、液圧アクチ
ュエータへの供給流量を増大することができる。
【0010】また、請求項2に記載の液圧制御弁装置に
よると、シーケンス弁が開くまでは弁機構の弁体がばね
の押圧により軸方向一方側終端にあり、液圧アクチュエ
ータへは絞り通路をへて小流量が供給される。負荷圧力
が増大し、これに応じて差圧制御弁の弁体後の供給径路
圧力が所定値に達すると、シーケンス弁が開き、パイロ
ット室へは供給径路より圧液が導入されその圧力により
弁機構の弁体が軸方向の他方へ移動し、これにより、供
給径路には弁体によって絞り通路のみの場合より大きな
流通開度が与えられて、液圧アクチュエータへの供給流
量が増大する。そして、弁機構の弁体前後の供給径路の
圧力差が差圧制御弁によりその設定ばねのばね力に対応
するよう制御されるので、絞り通路による小流量供給時
と、弁機構の弁体が開作動することによる大流量の供給
時には、これら絞り通路や弁機構の弁体による流通開度
と設定ばねのばね力に応じた、負荷圧力の増大に阻害さ
れない流量を供給することができる。
【0011】さらに、請求項3に記載の液圧制御弁装置
によると、前記同様にシーケンス弁が開くまでは液圧ア
クチュエータへは絞り通路をへて小流量が供給される。
負荷圧力が増大し、これに応じて差圧制御弁の弁体後で
あり、かつ、弁機構の弁体後の供給径路圧力が所定値に
達すると、シーケンス弁が開き、前記同様にパイロット
室へ導入される圧液の圧力により弁機構の弁体が軸方向
の他方へ移動し、これにより、供給径路には弁体によっ
て絞り通路のみの場合より大きな流通開度を与えて、液
圧アクチュエータへの供給流量を増大することができ
る。そして、弁機構の弁体が開作動した後さらに負荷圧
力が増大すると、これに応じた差圧制御弁の弁体後であ
り、かつ、弁機構の弁体後の供給径路圧力の増大により
差圧弁の設定ばねのばね力が増大するので、供給流量
を、この弁体前後の圧力差が設定ばねのばね力増大に応
じて増大することによって増大させることができる。
【0012】このようにいずれの請求項における液圧制
御弁装置であっても、小流量の供給から大流量の供給へ
の切り換えのための弁機構の弁体移動は、シーケンス弁
からのパイロット圧力によって行なわれ、弁機構の弁体
は、開作動するシーケンス弁からのパイロット圧力を受
けた時点で、絞り通路のみによる場合よりは一層大きい
流通開度を与えるよう移動されるので、従来例の場合と
比較して小流量の供給から大流量の供給への切り換え時
点を正確に定めることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1、図2において、1は制御弁で、2は弁孔3を
貫通形成したその本体である。本体2は、弁孔3の両端
を塞いだ端蓋4、5を備えている。弁孔3には環状の入
口溝6と出口溝7を、入口溝6を端蓋5側に位置させ
て、内周に隔設した一様な径の第1部分3Aと、この第
1部分3Aの端蓋5側により小径の第2部分3Bを有し
ており、両部分3A、3Bの間に環状のドレン溝8を設
けている。
【0014】弁孔3には、弁体9と弁体9に当接するば
ね受けピストン10が軸方向に移動自在に挿入されてい
る。弁体9は前記第1部分3A内面を摺動するランド1
1、12を有したスプール状である。ランド11は、そ
の端蓋5側端部を入口溝6とドレン溝8間の前記第1部
分3Aに嵌合して両溝6、8間をシールするとともに、
端蓋4側端部を、弁体9が図1に示した端蓋4側への移
動端にあるとき入口溝6と出口溝7間の第1部分3Aに
嵌合して両溝6、7間を閉じ、この位置より弁体9が端
蓋5側へ移動して行くとついには入口溝6と出口溝7間
の第1部分3A第1部分3Aから離脱して両溝6、7間
を開くようになっている。
【0015】そして、ランド11の端蓋4側端部外周面
には、周方向等間隔に複数の切欠溝11Aが形成されて
いる。この切欠溝11Aは、その幅と深さが入口溝6側
から出口溝7側にかけて漸次大きくなっており、ランド
11が両溝6、7間を開くまでの前記弁体9の移動過程
で、移動に応じて流通開度を漸次増加させつつ両溝6、
7間を通じさせるようになっている。
【0016】また、ランド12は、出口溝7より端蓋4
側の、弁孔3の第1部分に嵌合して、ランド12の出口
溝7側と端蓋4側の間をシールしている。ばね受けピス
トン10は、弁体9の端蓋5側に配置されて弁孔3の第
2部分3B内面を摺動するものであり、 ばね受けピス
トン10と端蓋5内に収容したばね受け13間にはラン
ド11が入口溝6、出口溝7間を閉じる方向に弁体9を
押圧するばね14が設置されている。そして、該ばね1
4のばね力は、端蓋5に螺着した調整ねじ15の回動操
作に伴うばね受け13の軸方向移動により、調整可能で
ある。
【0017】16は、端蓋4に凹設した孔部17とこれ
を塞ぐ栓体18によって形成したパイロット室であり、
端蓋4にはパイロット室16から弁孔3に達する孔19
が弁孔3と同軸に形成されている。そして、該孔19に
は、弁体9に設けた突起9Aが摺動自在に挿入されると
ともに、該突起9Aに内側端面が当接する受圧ピストン
20が摺動自在に挿入されている。
【0018】21は、内側端面が受圧ピストン20の外
側端面に当接可能な調整ねじであり、弁体9がばね14
の押圧力によって達する図1の端蓋4側移動端位置を、
受圧ピストン20との当接によって定めるようになって
いる。そして、調整ねじ21は、弁体9の端蓋4側移動
端位置を調整自在とするよう回動操作により軸方向に進
退自在に栓体18に螺着している。この弁体9の端蓋4
側移動端位置は、ランド11の切欠溝11Aが入口溝6
と出口溝7間を適度な流通開度の絞り通路22(図2に
シンボルで記載)を形成して通じさせるよう、予め選定
されている。
【0019】23、24は、それぞれ弁体9、ばね受け
ピストン10を同軸状に貫通し互いに連通してばね受け
ピストン10の通孔25によってドレン溝8に通じるド
レンのための通孔であり、弁体9の通孔23には、ラン
ド12の端蓋4側のドレンを導く通孔26が通じてい
る。
【0020】27は制御弁1の本体2に取り付けたシー
ケンス弁で、その入口通路28は本体2に設けたパイロ
ット入口通路29により出口溝7に通じており、シーケ
ンス弁27の出口通路30は本体2及び端蓋4に設けた
パイロット出口通路31によりパイロット室16に通じ
ており、また、シーケンス弁27のドレン通路32は、
本体2に設けたドレン通路33によりドレン溝8に通じ
ている。このシーケンス弁27は、その入口通路28か
ら導き弁体34に作用するパイロット圧力が、これに対
向して弁体34に作用する調圧ばね35のばね力によっ
て定まる設定値より小さいときには、入口、出口通路2
8、30間を閉じ、大きくなると入口、出口通路28、
30間を開く、周知の内部パイロット式のものである。
【0021】そして、この制御弁1は、液圧アクチュエ
ータである複動形の油圧シリンダ36の前進作動時の供
給径路中に弁体9を介在するよう、図2に油圧回路図を
示す如く、入口溝6に通じた入口通路37を切換弁38
に、出口溝7に通じた出口通路39を油圧シリンダ36
のボトム側の作動室にそれぞれ接続しており、また、ド
レン溝8に通じたドレン通路40をタンクTに接続して
いる。ここで、41は、油圧シリンダ36の後退作動時
に制御弁1をバイパスするよう別途設けた逆止め弁であ
り、制御弁1の出口通路39側から入口通路37側へ自
由流れとなるものである。
【0022】この実施例の作動を説明する。切換弁38
を左位置に切り換えて油圧シリンダ36を前進させる。
この作動の開始初期には、油圧シリンダ36の負荷圧力
は小さく、シーケンス弁27は閉じており、制御弁1の
弁体9は図1の如き端蓋4側移動端位置にあり、入口通
路37、出口通路39間は、切欠溝11Aによって形成
される絞り通路22で通じているので、油圧シリンダ3
6は、供給流量が、この絞り通路22によって小流量に
規制され、微速で前進作動する。
【0023】そして、油圧シリンダ36の前進作動が進
むにつれその負荷圧力が増大して行き、これが遂にはシ
ーケンス弁27の設定圧力に達するとシーケンス弁27
が開き、パイロット室16へは、前記負荷圧力を伴なっ
た出口溝7からの圧油が導入される。そして、この圧力
の作用を受ける受圧ピストン20は、突起9Aを介して
弁体9を押圧し、ばね14のばね力との平衡位置に達す
るまで、端蓋5側へ移動させる。
【0024】この平衡位置に達することで、切欠溝11
Aによる流通開度は、初期の絞り通路22の状態からス
テップ的に増大され、これにより大流量が供給され油圧
シリンダ36は増速して微速作動が解消される。そし
て、このシーケンス弁27が開いて後は、負荷圧力がさ
らに増大すると、端蓋5側へ、また、増大した負荷圧力
が減少すれば端蓋4側へと、パイロット室16に導かれ
る負荷圧力に応じて新たな平衡位置へ弁体9は連続的に
移動する。このため弁体9のランド11が、入口溝6と
出口溝7間の弁孔3第1部分3Aから完全に抜け出すま
での間では、負荷圧力の増大減少に応じて連続的に増大
減少する流通開度が切欠溝11Aによって得られ、増速
状態での油圧シリンダ36は負荷圧力に応じた速度で前
進するよう制御される。
【0025】負荷圧力が一層大きくなると、弁体9のラ
ンド11が、入口溝6と出口溝7間の弁孔3第1部分3
Aから完全に抜け出るので、これに伴ない入口溝6と出
口溝7間の流通開度がステップ的に増大し、切欠溝11
Aによる制御が終了する。そして、このランド11が抜
け出てからさらに若干端蓋5側へ弁体9が移動すると入
口溝6、出口溝7間は全開状態になり、以後、端蓋5側
へ弁体9が移動しても前記流通開度は実質的に一定とな
り、油圧シリンダ36は、全開した入口溝6、出口溝7
をへて大流量の供給を受け前進作動する。
【0026】油圧シリンダ36が前進端に達した後、切
換弁38を右位置へ切り換えると、逆止め弁41の流通
で油圧シリンダ36は後退作動する。このとき、制御弁
1の出口通路39側の圧力が低下してシーケンス弁27
は閉じ、パイロット室16の圧油は、孔19における受
圧ピストン20の嵌合隙間、通孔23、25をへてドレ
ン溝8へと流出するので、弁体9は、ばね14の押圧に
よって再び図1に示す端蓋4側移動端位置に移動する。
【0027】この作動で、絞り通路22による小流量の
供給状態から大流量への供給状態への切り換わりが、シ
ーケンス弁27が開くことに伴う弁体9の移動により入
口溝6と出口溝7間の流通開度がステップ的に増大して
行なわれるので、切り換わり時点が正確に得られて、油
圧シリンダ36をシーケンス弁27が開くその設定圧力
を境に微速状態から増速状態に転じるよう、正確に制御
できる。しかも、切り換わり時点は、シーケンス弁27
の設定圧力の調整で容易に変更調整できる。また、この
切り換わり時点での増大する流通開度は、調整ねじ15
の回動操作によるばね14のばね力調整によって容易に
調整できるとともに、絞り通路22の流通開度は、調整
ねじ22の回動操作により容易に調整できる。
【0028】なお、このような制御弁1によって制御さ
れる油圧シリンダ36は、一例として、ダイカスト機械
において、鋳巣の発生を防止するため凝固しつつある溶
湯を局部的に押圧する加圧ピンの駆動に好適に用いるこ
とができる。すなわち、加圧ピンは、鋳巣が発生しやす
個所を溶湯が完全に凝固する前に押圧して鋳巣を圧壊さ
せようとするものであるが、凝固が進みすぎた時点や、
凝固が不十分な時点での押圧は効果がない。ところが、
前記油圧シリンダ36で加圧ピンを駆動すると、凝固が
未だ不十分な負荷圧力の小さいときには微速で加圧ピン
を駆動して加圧ピンの実質的な押圧を行なわず、負荷圧
力がシーケンス弁27の設定圧に達する凝固が適当な状
態となったとき油圧シリンダ36へ大流量を供給して加
圧ピンによる押圧作動を得ることで、タイミングを逃さ
ない有効的な駆動ができる。
【0029】図3、図4は別の実施例を示す。先の実施
例との相違点を説明すると、制御弁1では、弁体9が端
蓋4側移動端に位置するとき、ランド11の切欠溝11
Aは入口溝6と出口溝7間を連通していない。そして、
入口通路37と出口通路39間を通じる通路42にニー
ドル状の絞り弁22Aが設置され、該弁22Aによって
絞り通路22が形成されている。
【0030】そして、弁体9の端蓋4側のパイロット室
16Aとともに端蓋5側にもパイロット室16Bが形成
され、両者間は、弁体9を貫通した通孔23で通じてお
り、弁体9のパイロット室16A側よりパイロット室1
6B側が小径、小受圧面積であり、また、ばね14のば
ね力調整のための調整ねじは有していない。
【0031】43は制御弁1の本体に取り付けた差圧制
御弁である。該弁43の本体44には、制御弁1の入口
通路37に通じた入口路45と、制御弁1Aの出口通路
39に通じた出口路46と、制御弁1Aのドレン25に
通じたドレン路47が形成されている。
【0032】48は差圧制御弁43の弁体であり、出口
路46から通孔49で導く制御弁1の出口通路39側の
圧力と設定ばね50のばね力により、入口路45を開く
方向に押圧されるとともに、自身に設けた通孔51によ
り導く制御弁1の入口通路37側の圧力により、入口路
45を閉じる方向に押圧されてている。そして、該弁体
48は、これら作用力が平衡する位置へ移動してそのラ
ンド48Aの内側端で適宜な絞りを形成して、制御弁1
の前後である前記入口通路37側、出口通路39側の圧
力を設定ばねのばね力に対応させるよう制御するもので
ある。また、逆流時のための逆止め弁41は、入口路4
5の弁体48前と出口路46間を通じる通路52に設置
されている。
【0033】このものでは、入口路45、出口路46を
図示略の切換弁、油圧シリンダにそれぞれ接続して、油
圧シリンダを前進作動するとき、該油圧シリンダの負荷
圧力がシーケンス弁27の設定圧力に達しないときに
は、先の実施例同様、制御弁1Aの弁体9は入口、出口
溝6、7間を閉じていて絞り弁22Aによる小流量の供
給が行なわれ油圧シリンダは微速作動する。負荷圧力が
設定圧力を越えると、開作動するシーケンス弁27から
の圧油がパイロット室16A、16Bに導入され、両パ
イロット室16A、16Bでの受圧面積差に基づく作用
力とばね14のばね力が平衡する位置へ弁体9が移動し
て、切欠溝11Aにより、出口溝6、7間がスッテプ的
に通じられ、そして、これ以後の負荷圧力増大に応じて
は、ランド11が入口溝6側へ抜け出るまでは、切欠溝
11Aにより負荷圧力に応じた流通開度が得られて負荷
圧力増大に応じて増大する供給流量が得られ、先の実施
例同様の大流量の供給がなされる。
【0034】このため、小流量から大流量への切り換わ
り時点が正確に得られて先の実施例と同様にな効果が得
られるとともに、この小流量と、大流量の供給時に、差
圧制御弁43により、絞り弁22Aと弁体9による流通
個所の前後差圧が設定ばね50のばね力に対応するよう
略一定制御されるので、供給流量は、負荷圧力の増大で
阻害されることなく、これらの流通開度と、設定ばね5
0のばね力により定まって、正確な流量を供給できる。
【0035】図5、図6は、さらに他の実施例を示し、
このものでは、制御弁1が図1、図2の場合と同じであ
り、差圧制御弁43が、ばね力変更機構53を有する点
を除いて図3、図4のものと同じであり、図示略の油圧
シリンダや切換弁と、図3、図4のものと同様に接続さ
れるものである。
【0036】すなわち、この差圧制御弁43の設定ばね
50は、シリンダ体54に収容した片ロッド形のピスト
ン55にばね受け56を介し支持されている。そして、
シリンダ体54内のボトム側室57は、該ピストン55
の通路58により、差圧制御弁43の弁体48に作用さ
せるよう出口路46から導かれた圧力が導かれ、シリン
ダ体53内のロッド側室59は、通路60によりドレン
路47に通じていて、ボトム側室57の圧力が、シーケ
ンス弁27の設定圧力をある程度越えると図示の初期位
置から設定ばね50のばね力と平衡する位置へと、該ば
ね50を圧縮するようピストン55が前進するようにな
っている。
【0037】このため、このものでは、小流量供給から
大流量供給への切り換わり時点が正確に得られて先の各
実施例と同様な効果が得られるとともに、絞り通路22
による小流量の供給と、シーケンス弁27が開いて得ら
れる大流量の供給の際には、図3、図4のものと同様
に、供給流量は、負荷圧力の増大で阻害されることな
く、流通開度と、設定ばね50のばね力により定まり、
正確な流量を供給できる。さらにまた、大流量の供給に
切り換わってから、負荷圧力が、ピストン55が前進し
始める値を越えて増大するとこれに応じてピストン55
が前進し、設定ばね50のばね力を大きくする。このた
め供給流量は、負荷圧力増大に伴い移動する制御弁1の
弁体1による流通開度の増大で増大するとともに、設定
ばね50のばね力増大により前記流通開度前後差圧が大
きくなることによっても増大し、これにより、負荷圧力
の増大に対する供給流量の増大の態様を、きめ細かく定
めることができる。
【0038】図7、図8は、さらに他の実施例を示す。
このものでは、差圧制御弁43が、その弁体48を、出
口路46に介在させる点で図3、図4のものとは異なっ
ている。また、制御弁1は、シーケンス弁27のパイロ
ット入口通路29を差圧制御弁43の出口路46におけ
る弁体48通過後の個所へ通じさせるように設ける点を
除いて図1、図2のものと全く同じであり、出口路46
を油圧シリンダ等の液圧アクチュエータへ、入口路45
を切換弁へそれぞれ接続するものである。
【0039】この差圧制御弁43では、弁体48が、入
口路45から通孔49Aで導く制御弁1の入口通路37
側の圧力により出口路46を閉じる方向に押圧されると
ともに、自身の設けた通孔51Aにより導く制御弁1の
出口通路39側の圧力と設定ばね50のばね力により、
出口路46を開く方向に押圧されるようになっている。
そして、これら作用力が平衡する位置へ該弁体48が移
動し、そのランド48Bの内側端で適宜な絞りを形成し
て、制御弁1の前後である前記入口通路37側、出口通
路39側の圧力を設定ばね50のばね力に対応させるよ
う制御するものである。
【0040】このものにおいても、シーケンス弁27が
開くことにより制御弁1の弁体9の移動で小流量供給か
ら大流量供給に切り換えられて小流量供給から大流量供
給への切り換わり時点が正確に得られて先の各実施例と
同様な効果が得られるとともに、これら小流量、大流量
の供給時に、差圧制御弁43により、制御弁1の弁体9
による流通個所の前後差圧が設定ばね50のばね力に対
応するよう略一定制御されるので、供給流量は、流通開
度と、設定ばね50のばね力により定まり、正確な流量
を供給できて図3、図4のものとほぼ同様な効果が得ら
れる。
【0041】また、図9、図10に示す例は、差圧制御
弁43がばね力変更機構53を有する点を除き、図7、
図8のものと同じである。なお、図9では差圧制御弁4
3を主に示して、他は省略してある。すなわち、ばね力
変更機構53は、差圧制御弁43弁体48の調圧ばね5
0側にシリンダ体54を備え、シリンダ体54内には、
両ロッド形のピストン55が摺動自在に設置され、該ピ
ストン55のシリンダ体54から突出した内側のロッド
55Aは設定ばね50のばね受け56を支持するととも
に、外側にロッド55Bは、シリンダ体54を閉じる端
蓋61へ摺動自在に嵌入している。
【0042】この、シリンダ体54内にピストン55両
側に形成される室のうち、設定ばね48側の内側室59
は通路60を介しドレン路47に通じていて、外側室5
7は、通路62を介し出口路46の差圧制御弁43弁体
48通過後の個所に通じている。また、63は両ロッド
55A、55B端を通じさせて該両端での圧力平衡をは
かるための通路である。
【0043】そして、この図9、図10のものも、前述
の図5、図6に示したものと同様に作動して、ほぼ同様
な効果が得られる。
【0044】図11、図12、図13は、制御弁1の前
位にばね力変更機構を有さない差圧制御弁43を配置す
る場合のそれぞれさらに異なった実施例を示す。なお、
いずれの場合も、制御弁1の後へ油圧シリンダ等の液圧
アクチュエータが接続されるものである。この、図11
と図12のものでは、差圧制御弁43と制御弁1の間か
らパイロット入口通路29を分岐させるとともに、図1
3のものでは、制御弁1の後からこのパイロット入口通
路29を分岐させている。そして、図11のものではシ
ーケンス弁27を内部パイロット式とし、また、図1
2、図13のものでは、シーケンス弁27を外部パイロ
ット式とするとともに、図12では、このシーケンス弁
27を開閉させるためのパイロット路64を制御弁1の
後から導いており、図13では、このパイロット通路6
4を制御弁1と差圧制御弁43の間から導いている。
【0045】これらのものでは、負荷圧力が得られる制
御弁1後と、差圧制御弁43と制御弁1の間の圧力の差
が差圧制御弁43に略一定に定められるので、差圧制御
弁43と制御弁1の間の圧力が、負荷圧力を十分正確に
反映することとなる。このためこれらのものでは、負荷
圧力が所定値に達したとき、シーケンス弁27を開いて
制御弁1の弁体を移動するので、絞り通路22による小
流量の供給から大流量の供給への切り換わり時点が正確
に得られて先の各実施例と同様な効果が得られるととも
に、この大流量供給時においては、負荷圧力の変化に応
じて制御弁1の弁体を移動させ流通開度を変化させて、
負荷圧力に応じた供給流量を得ることができ、さらに、
小流量と大流量の供給流量は、差圧制御弁43により、
負荷圧力の増大で阻害されることなく、流通開度と、設
定ばね50のばね力により定まり正確な流量を供給でき
て、前述の図3、図4に示した実施例と同様の効果が得
られる。
【0046】図14、図15は、外部パイロット式のシ
ーケンス弁27を、ばね力変更機構53を備える差圧制
御弁43を用いる場合に適用した、それぞれ別の実施例
を示す。なお、これらはいずれも、出口Aが油圧シリン
ダ等の液圧アクチュエータへ接続され、入口Bが液圧源
側へ接続されるものである。そして、制御弁1の前位に
差圧制御弁43を設ける図14の場合では、パイロット
入口通路29を差圧制御弁43の前から分岐し、シーケ
ンス弁27を開閉するためのパイロット通路64を、負
荷圧力が得られる制御弁1の後から分岐させている。そ
して、制御弁1の後位に差圧制御弁43を設ける図15
の場合は、パイロット入口通路29を制御弁1の前から
分岐し、シーケンス弁27を開閉するためのパイロット
通路64を、負荷圧力が得られる差圧制御弁43後から
分岐させている。
【0047】これらのものの制御弁1は、以上に説明し
た各種の例とは異なり、負荷圧力が所定値に達しシーケ
ンス弁27が開いてパイロット圧力を受けると、弁体が
全開位置へ移動するようにばね14のばね力を調整して
おり、これにより、絞り通路22による小さい流通開度
と、前記弁体全開による大きい流通開度の二つの状態が
得られるようになっている。
【0048】そして、これらのものでも、絞り通路22
による小流量の供給から大流量の供給への切り換えが、
負荷圧力が所定値に達したときシーケンス弁27を開い
て制御弁1の弁体が全開位置へ移動することによって行
なわれるので、前述の各実施例同様に切り換わり時点を
正確に得ることができるとともに、これらの供給時に
は、負荷圧力の増大で阻害されることなく、絞り通路2
2や、制御弁1弁体によって得られる流通開度と差圧制
御弁43の設定ばねのばね力に応じた流量を正確に供給
できる。そして、この大流量の供給時には、ばね力変更
機構53により負荷圧力の増大に応じて設定ばねのばね
力が増大し、これによって負荷圧力の増大に応じ供給流
量を増大させることができ、図3、図4や、図7、図8
に記載のものとほぼ同様な効果が得られる。
【0049】なお、図14、図15の場合、パイロット
入口通路29をそれぞれ制御弁1と差圧制御弁43の間
から分岐させることもできる。
【0050】
【発明の効果】このように本発明では、シーケンス弁が
開くことによる弁機構の弁体の移動で、供給経路の流通
開度を絞り通路による場合から一層大きく変更できて、
小流量の供給から大流量の供給への切り換わり時点を正
確にでき、液圧アクチュエータを良好に作動させること
ができる。
【0051】また、請求項2に記載の如く、差圧制御弁
を設ける場合には、負荷圧力の増大で阻害されることな
く、絞り通路や、弁機構の弁体によって得られる流通開
度と差圧制御弁の設定ばねのばね力に応じた流量を供給
でき、液圧アクチュエータへの供給流量を正確に得るこ
とができて、液圧アクチュエータの速度を正確に制御で
きる。
【0052】さらに、請求項3に記載の如く、差圧制御
弁にばね力変更機構を設ける場合には、差圧制御弁によ
って、前述の如く、負荷圧力の増大で阻害されることな
く、絞り通路や、弁機構の弁体によって得られる流通開
度と差圧制御弁の設定ばねのばね力に応じた流量を供給
できるとともに、負荷圧力の増大に応じて供給流量を増
大でき、液圧アクチュエータの作動をきめ細かく制御で
きる。
【図面の簡単な説明】
図1 本発明の第1実施例を示す断面図。 図2 本発明の第1実施例を使用状態とともに示した油圧回路
図。 図3 本発明の第2実施例を示す断面図。 図4 本発明の第2実施例を示す油圧回路図。 図5 本発明の第3実施例を示す断面図。 図6 本発明の第3実施例を示す油圧回路図。 図7 本発明の第4実施例を示す断面図。 図8 本発明の第4実施例を示す油圧回路図。 図9 本発明の第5実施例を示す一部省略断面図。 図10 本発明の第5実施例を示す油圧回路図。 図11 本発明の第6実施例を示す油圧回路図。 図12 本発明の第7実施例を示す油圧回路図。 図13 本発明の第8実施例を示す油圧回路図。 図14 本発明の第9実施例を示す油圧回路図。 図15 本発明の第10実施例を示す油圧回路図。
【符号の説明】
9 弁体 14 ばね 16、16A、16B パイロット室 22 絞り通路 27 シーケンス弁 29、31 パイロット通路 43 差圧制御弁 48 弁体 50 設定ばね 53 ばね力変更機構 55 ピストン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液圧アクチュエータへの供給径路に介在さ
    れてこの供給径路を開く方向となる軸方向の一方と供給
    径路を閉じる方向となる軸方向の他方へ移動自在なスプ
    ール形の弁体を有した弁機構を備え、弁機構には、弁体
    を軸方向の一方へ押圧するばねと、導入するパイロット
    圧力の作用によって弁体を軸方向の他方へ押圧するため
    のパイロット室を設けるとともに、弁体がばねの押圧に
    よる軸方向一方側移動端にあるとき弁体前後の供給径路
    を通じさせる絞り通路を設け、供給径路と弁機構のパイ
    ロット室間を弁体より後の供給径路圧力が所定値に達す
    ると開くシーケンス弁が介在するパイロット通路で接続
    した液圧制御弁装置。
  2. 【請求項2】液圧アクチュエータへの供給径路に介在さ
    れてこの供給径路を開く方向となる軸方向の一方と供給
    径路を閉じる方向となる軸方向の他方へ移動自在なスプ
    ール形の弁体と、弁体を軸方向の一方へ押圧するばね
    と、導入するパイロット圧力の作用によって弁体を軸方
    向の他方へ押圧するためのパイロット室と、弁体がばね
    の押圧よる軸方向一方側移動端にあるとき弁体前後の供
    給径路を通じさせる絞り通路とを備えた弁機構を設け、
    この弁機構の弁体前後の供給経路圧力を相対向して受け
    両圧力の作用による押圧力が設定ばねのばね力と平衡す
    るよう軸方向へ移動することで両圧力間の圧力差をこの
    ばね力に対応させるよう供給径路を絞り制御する弁体を
    有した差圧制御弁を設置し、供給径路と弁機構のパイロ
    ット室間を差圧制御弁の弁体より後の供給径路圧力が所
    定値に達したとき開くシーケンス弁が介在するパイロッ
    ト通路で接続した液圧制御弁装置。
  3. 【請求項3】シーケンス弁が、差圧制御弁の弁体より後
    で、かつ弁機構の弁体より後の供給径路圧力が所定値に
    達したとき開くものであり、さらに、差圧制御弁の弁体
    より後で、かつ弁機構の弁体より後の供給径路から導く
    圧力によって押圧されるピストンによって差圧制御弁の
    設定ばねのばね力を該圧力の増大により増大させるばね
    力変更機構を設けた請求項2に記載の液圧制御弁装置。
JP32391394A 1994-11-30 1994-11-30 液圧制御弁装置 Pending JPH08159105A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32391394A JPH08159105A (ja) 1994-11-30 1994-11-30 液圧制御弁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32391394A JPH08159105A (ja) 1994-11-30 1994-11-30 液圧制御弁装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08159105A true JPH08159105A (ja) 1996-06-18

Family

ID=18160023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32391394A Pending JPH08159105A (ja) 1994-11-30 1994-11-30 液圧制御弁装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08159105A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100505351B1 (ko) * 1998-09-30 2005-09-26 볼보 컨스트럭션 이키프먼트 홀딩 스웨덴 에이비 중장비용 유압 제어 밸브 장치
US8109198B2 (en) 2006-03-27 2012-02-07 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Hydraulic control apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100505351B1 (ko) * 1998-09-30 2005-09-26 볼보 컨스트럭션 이키프먼트 홀딩 스웨덴 에이비 중장비용 유압 제어 밸브 장치
US8109198B2 (en) 2006-03-27 2012-02-07 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Hydraulic control apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3792715A (en) Single seat holding valve
US4590968A (en) Pilot valve operated pressure reducing valve
US4348159A (en) Convertible pump servo-valve control
US6357276B1 (en) System and method for calibrating a independent metering valve
JPH01250687A (ja) 油圧パイロットバルブ装置
JPS62147101A (ja) 負荷を戻し通知される方向制御弁
JPH08159105A (ja) 液圧制御弁装置
JP3338531B2 (ja) 減衰力調整式ダンパ
JP3144914B2 (ja) 油圧制御弁装置
CA1127046A (en) Hydraulic precussion apparatus
US5052896A (en) Regulating valve for a hydraulically adjustable control pump
US4258610A (en) Control apparatus for a hydraulic power consumer
KR100211324B1 (ko) 연료분사펌프의 서어보밸브식 타이머
KR20040019008A (ko) 엔진의 전기 유압식 밸브 제어 장치의 작동 방법, 엔진작동을 위한 컴퓨터 프로그램 및 제어 및 조절 장치
US4236690A (en) Electrohydraulic flow control apparatus
JPH045870B2 (ja)
JP2001003905A (ja) 流体圧アクチュエータの制御装置
US3872883A (en) Spool-type relief valve
JP2507819Y2 (ja) 定流量弁
JPH0224961Y2 (ja)
JPS5927972Y2 (ja) ダイカストマシンの射出装置
US3949649A (en) Adjusting apparatus for hydraulic pumps or motors
SU1113784A1 (ru) Регул тор расхода жидкости
JPH11132353A (ja) 電磁比例圧力制御弁
JP2514159Y2 (ja) 流量調整弁

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20040730

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040824

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041004

A02 Decision of refusal

Effective date: 20050118

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02