JPH08158716A - 鍵管理装置 - Google Patents

鍵管理装置

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JPH08158716A
JPH08158716A JP32963194A JP32963194A JPH08158716A JP H08158716 A JPH08158716 A JP H08158716A JP 32963194 A JP32963194 A JP 32963194A JP 32963194 A JP32963194 A JP 32963194A JP H08158716 A JPH08158716 A JP H08158716A
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Miwa Lock Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成する部品点数を少なくし、また電気錠の
複雑な機構を採用しないで済むこと。 【構成】 箱状の装置本体1と、この装置本体1の前面
パネル2に格子状に形成された複数個の開口部3と、こ
れらの各開口部3を閉鎖できるように装置本体1内に設
けられ、かつ、前面パネル2と略同一垂直面となる前壁
4aを有する複数個の鍵収納体4と、これら各鍵収納体
4の後方に配設され、適宜箇所に設けられた制御装置5
からの制御命令信号に基づき駆動し、前記各鍵収納体4
をそれぞれ個別的に開閉する複数個の駆動装置6とから
成る鍵管理装置に於いて、前記駆動装置6は縦方向に配
設されたマグネットモータであり、鍵収納体4の後壁4
bに連結された作動杆19がモータ本体15の軸芯方向
に進退動することを特徴とする鍵管理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マンション、オフィス
ビル等で各部屋の出入りに使用する鍵を玄関などで集中
管理するための鍵管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の管理装置としては、実開
平5−14437号公報に開示された一例がある。そこ
で、この実施例の主要部を図11に示して説明すると次
の通りである。
【0003】すなわち、51はケース状の枠体52の内
部フレーム53に水平軸54を介して回動可能に設けら
れた鍵収納体である。この鍵収納体51は、枠体52の
前面部と略同一垂直面となる前面パネル51aと、この
前面パネル51aの裏面に一体的に設けられたキー収納
ポケット部51bとから構成され、前記前面パネル51
aの下部が水平軸54に軸支されている。したがって、
鍵収納体51は次に説明する駆動源により、水平軸54
を中心にして前面パネル51aの手前側へ回転する。
【0004】55はゼンマイなどの駆動源を内蔵した駆
動装置で、この駆動装置55の駆動歯車55aは、鍵収
納体51のキー収納ポケット部51bに一体的に設けら
れた扇状部材56の従動歯車56aに噛合している。
【0005】57は扇状部材56の後方に位置するよう
に内部フレーム53の中央部に横設されたロック手段と
しての電気錠である。この電気錠57は普通一般のソレ
ノイドが使用され、その作動杆58は水平方向へ伸縮動
し、扇状部材56の中央部に固設された係合孔を有する
係合板59と係脱する。
【0006】しかしながら、上記構成に於いては、次に
列挙するような欠点があった。 電気錠57を単にロック手段として採用しているの
で、鍵収納体51を回動させるための駆動装置55やそ
の動力を受ける扇状部材56が必要となる。したがっ
て、構成する部品点数が多い。それ故に、製作乃至コス
ト上の観点から解決すべき問題点がある。 電気錠として、いわゆるソレノイドを使用しているの
で、その作動杆58が係合するための係合板59を設け
たり、また作動杆58が係合板59と係合(施錠)した
状態を検知するための検知手段60を設けたりしなけれ
ばならない。したがって、結果的に電気錠の複雑な機構
を採用せざるを得ない。 電気錠57を内部フレーム53内に横設しているの
で、枠体52(内部フレーム53)の奥行きDが深くな
る。したがって、管理装置の設置スペースを少なくする
と言う発明の課題を十分に達成することができない。 駆動装置55の一例としてゼンマイを使用している
が、故障の要因となる。したがって、修理乃至耐久性の
観点から問題が生じ易い。 鍵収納体51は前面パネル51aと、この前面パネル
の裏側に設けられたキー収納ポケット部51bとから成
るが、前記キー収納ポケット部にゴミが溜まるのみなら
ず、悪戯により異物が投入されると、キーKそのものを
収納することができなくなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
従来の欠点に鑑み、構成する部品点数を少なくし、また
電気錠の複雑な機構を採用しないで済み、さらに、管理
装置の設置スペースを少なくすることができ、加えて、
鍵収納体にゴミが溜まらないと共に、悪戯により鍵収納
体に異物が投入されても、使用上問題がない鍵管理装置
を得ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の鍵管理装置は、
箱状の装置本体1と、この装置本体1の前面パネル2に
格子状に形成された複数個の開口部3と、これらの各開
口部3を閉鎖できるように装置本体1内に設けられ、か
つ、前面パネル2と略同一垂直面となる前壁4aを有す
る複数個の鍵収納体4と、これら各鍵収納体4の後方に
配設され、適宜箇所に設けられた制御装置5からの制御
命令信号に基づき駆動し、前記各鍵収納体4をそれぞれ
個別的に開閉する複数個の駆動装置6とから成る鍵管理
装置に於いて、前記駆動装置6は縦方向又は横方向に配
設されたマグネットモータであり、鍵収納体4の後壁4
bに連結された作動杆19がモータ本体15の軸芯方向
に進退動することを特徴とする。
【0009】上記構成に於いては、鍵収納体の底壁が開
口4dしているのが望ましい。また鍵収納体4の上壁4
eに所定の鍵Kのみを差し込みし得る鍵穴13を形成し
ても良い。
【0010】
【作用】使用者が識別カードを装置本体のカード挿入口
に差し込むと、入力装置は識別カードのカード内容を制
御装置に送る。制御装置は送られてきた情報信号を判断
部に出力する。判断部は当該識別カードが正しければ照
合一致が得られたカード内容に対応する鍵収納体を判別
し、その判断結果を制御装置に通知する。制御装置はこ
の判断結果に基づき選定された駆動装置側に駆動信号を
出力する。
【0011】そうすると、当該駆動装置の当該電源を介
して極性が変化して作動杆が伸長し、その結果、鍵収納
体は装置本体の外側に所要量回転して前面パネルの開口
部が開口する。
【0012】そこで、鍵収納体に収納されている鍵を鍵
孔から摘み出すことができる。鍵を鍵収納体から取り出
すと、鍵収納体は自動的に閉鎖位置へと戻る。
【0013】
【実施例】以下、図面に示す実施例により本発明を詳細
に説明する。図1ないし図8に示す第1実施例に於い
て、1は箱状の装置本体である。この装置本体の奥行き
は、概してこの種の装置本体より浅い。2は装置本体1
の前面パネルである。この前面パネル2には、右側の一
部分を除き、縦長状の開口部3が縦横整列状態(格子
状)に形成されている。開口部3の数は、合計50個あ
るが、この数は必要に応じて増減可能である。
【0014】しかして、装置本体1には、前記各開口部
3を閉鎖し、かつ、前面パネル2と略同一垂直面となる
前壁を有する複数個の鍵収納体4がそれぞれ回動可能に
軸支されている。また装置本体1には、各鍵収納体4を
前面パネル2を基準にして当該開口部3を開閉させるた
めに制御命令信号を出力する制御装置5、この制御装置
5からの制御命令信号に基づき駆動し、かつ、前記各鍵
収納体4をそれぞれ直接又は間接的に開閉する複数個の
駆動装置6などが組み込まれている。さらに、前記制御
装置5には、鍵の使用者によって入力(識別カードの挿
入、暗証番号の入力操作など)される入力装置の一例と
してのカードリーダー7、使用者の当該鍵をどの鍵収納
体4に収納すべきかなどを表示する表示部8などが電気
的に接続している。
【0015】そこで、まず本発明の主要部である鍵収納
体4及び駆動装置6について説明する。鍵収納体4は、
図1ないし図4で示すように、個々的には縦方向に配設
され、いわば前面パネル2に設けられた各鍵収納部用の
扉の一部を構成している。
【0016】すなわち、鍵収納体4は前面パネル2と略
同一垂直面となる前壁4aを有する縦長状に形成されて
いる。この鍵収納体4は、装置本体1の縦長状開口部3
に横軸11を介して回動可能に軸支されている。鍵収納
体4の後壁4bは後述する上壁4eと連設しながら垂直
方向に延設されているが、前壁4aより多少短い。また
鍵収納体4の左右の側壁4cは後壁4bよりもさらに短
く形成されている。また鍵収納体4の底壁に相当する部
分は開口4dし、さらに、鍵収納体4の上壁4eには所
定の鍵Kを差し込みし得る鍵穴13が形成されている。
この鍵穴13は、鍵Kの摘み部14aと連設する差し込
み部14bをガイドする機能を有し、当該鍵Kの差し込
み部14bの形状(ブレード、ミゾ)が一致しない限り
鍵Kを通さない。したがって、当該鍵Kの差し込み部1
4bが鍵穴13と一致すると、鍵Kはその摘み部14a
が鍵収納体4の上壁4eから突出するような格好で鍵収
納体4に収納される。
【0017】駆動装置6は、図2で示すように鍵収納体
4の後方に配設され、当該鍵収納体4を回動させるだけ
ではなく、ロックする機能も有する。この駆動装置6の
一例としては、作動杆が制御装置にコントロールされな
がらモータ本体の軸芯方向に進退動するマグネットモー
タが使用されている。
【0018】ところで、このマグネットモータ6の構造
を図5を参照に簡単に説明すると、15は鍵収納体4の
後方に位置するように内部フレーム12に固定的に縦設
されたモータ本体である。このモータ本体15の内周部
にはマグネット16が固定的に内装され、またマグネッ
ト16の内側には筒状の回転子17が設けられている。
18は回転子17を支承する中心案内筒で、この中心案
内筒18にはモータ本体15の軸芯方向に進退動する作
動杆19がスライド可能に嵌挿されている。作動杆19
は、その先端部19aが鍵収納体4の後壁4bの下部に
設けられた突起状のアーム部4fを介して適宜に枢着
し、駆動装置用電源の極性が切り替わると進退動する。
したがって、このマグネットモータ6は、出力軸が回転
する一般のモータとは相違し、本来「モータ」と言うべ
きではないかも知れないが、本明細書では出力軸(作動
杆)がモータ本体の軸芯方向に進退動するマグネットタ
イプの駆動装置を便宜上「マグネットモータ」と称す
る。なお、前記内部フレーム12の底壁にはゴミ落下用
の開口部12aが形成されている。
【0019】次に制御装置5について説明する。この制
御装置5は、本実施例では装置本体1に適宜に組み込ま
れているが、必ずしも装置本体1に装着する必要はな
く、例えば管理人室などに配設しても良い。
【0020】しかして、装置本体1には図7で示すよう
に鍵の使用者によって入力(識別カードの挿入、暗証番
号の入力操作など)される入力装置の一例としてのカー
ドリーダー7が電気的に接続している。したがって、装
置本体1の前面パネル2の適宜箇所には、入力装置7の
位置に対応して識別カード(IDカード、バーコードを
有するカードなど)用のカード挿入口20が設けられて
いる。もちろん、入力装置7の他の例としては、いわゆ
るテンキーを別個又は併用して設けても良い。
【0021】また制御装置5には使用者の当該鍵をどの
鍵収納体4に収納すべきか、どの鍵収納体4に収納され
ているかなどを表示する表示部8などが電気的に接続し
ている。したがって、装置本体1の前面パネル2の適宜
箇所には、点灯ランプ21が鍵収納体4の数に対応して
設けられている。さらに、制御装置5には装置本体1の
各開口部内3にそれぞれ縦設された各マグネットモータ
6が極性変換用の各電源22を介して電気的に接続して
いる。なお、23は本装置の作動に必要なプログラムを
備えたメモリー部、24は入力装置7からの入力信号を
前記メモリー部の登録情報と比較照合して判別する判断
部、25は使用者が鍵を鍵収納体4から取り出す時当該
鍵収納体4を所要時間開いた状態にするタイマー回路で
ある。
【0022】次に装置本体1の適宜箇所に設けられた複
数個の検知器について説明する。これらの検知器はいず
れも前述した制御装置5と電気的に接続している。
【0023】まず31は駆動装置6の作動杆19の軌道
に臨むように内部フレーム12の上部に配設され、か
つ、鍵収納体4の開閉位置を検出する位置検出器であ
る。この位置検出器31は、本実施例では作動杆19の
突出後端部(図では上部側)19bと接触する2個の接
点型のスイッチが採用され、下部位置検出器31aは鍵
収納体4の閉鎖位置を、一方、上部位置検出器31bは
鍵収納体4の開放位置をそれぞれ検出する。
【0024】次に32は鍵収納体4の後壁4bの下部側
に設けられ、かつ、鍵収納体4に鍵Kが入っているか否
かを検知する光センサー型の内部検知器である。この内
部検知器32は、本実施例では鍵収納体4の後壁4bに
形成された縦方向のガイド切欠部33に臨むように該後
壁4bの外面に対向的に固定された発光部34並びに受
光部35と、前記後壁4bに適宜に枢支され、かつ、発
光部34並びに受光部35の間に位置する遮蔽板36と
から成る。そして、前記遮蔽板36は、その自重により
常時鍵収納体4の内部に突出し、かつ、鍵Kの差し込み
部14bの先端と当接可能な当接片部36aと、発光部
34からの光を遮る遮蔽片部36bとから成る。
【0025】したがって、この光センサー型の内部検知
器32に於いては、図8で示すように今仮に鍵Kを鍵収
納体4の鍵穴に差し込むと、遮蔽板36は鍵Kの差し込
み部14bの先端に押されながら外方向に回転し、遮蔽
板36の遮蔽片部36bが発光部34並びに受光部35
から離れる。その結果、スイッチが「ON」となる。そ
れ故に鍵Kを鍵収納体4から抜き取った時は、遮蔽板3
6は自重で元の位置に回転して発光部34並びに受光部
35の間に位置し、スイッチが「OFF」になる。な
お、位置検出器31及び内部検出器32は、接点型、磁
気感応型、光センサー型など公知のスイッチ手段を自由
に選択することができる。
【0026】上記構成に於いて、使用者が鍵収納体4に
収納されている鍵Kを取り出す一態様について説明す
る。
【0027】まず使用者は識別カードを装置本体1のカ
ード挿入口20に差し込む。そうすると、入力装置7は
識別カードのカード内容(識別情報)を制御装置5に送
る。制御装置5は送られてきた情報信号を判断部24に
出力する。判断部24は各鍵収納体4に対応して予めメ
モリー部23に設定登録された登録情報と入力装置とし
てのカードリーダー7により読み取られたカード内容
(識別情報)とを比較照合し、当該識別カードが正しけ
れば照合一致が得られたカード内容に対応する鍵収納体
4を判別し、その判断結果を制御装置5に通知する。制
御装置5はこの判断結果に基づき選定されたマグネット
モータ6側に駆動信号を出力する。そうすると、当該マ
グネットモータ6は当該電源22を介して極性が変化
し、その作動杆19は伸長する。
【0028】次にマグネットモータ6の作動杆19が伸
長すると、図6で示すように鍵収納体4は横軸11を支
点に装置本体1の外側に所要量(実施例では25度)回
転する。これにより前面パネル1の開口部3が開口す
る。この時当該鍵収納体4を所要時間開いた状態にする
タイマー回路25がスタートする。
【0029】そこで、使用者は鍵収納体4の鍵穴13か
らから指で鍵Kを摘み出すように抜く。この様に使用者
が鍵Kを鍵収納体4から取り出した後、制御装置5はタ
イマー回路25のタイマーが終了後に駆動装置側に信号
を送る。そうすると、当該電源22の極性が切り替わ
り、マグネットモータ6の作動杆19が伸縮し、鍵収納
体4は元の位置に戻る。鍵収納体4は元の位置に戻る
と、その前壁4aが前面パネル2と同一垂直面になる。
【0030】なお、上記実施例に於いて、鍵収納体4は
タイマー回路25のタイマーが終了後に元の閉鎖位置に
戻ることについて説明したが、必ずしもタイマー回路2
5を用いる必要はなく、例えば装置本体1の前面パネル
2に押しボタンなどの鍵収納体4閉鎖用スイッチを設
け、このスイッチを制御装置に電気的に接続したり、ま
た前述した内部検知器32の検出信号を利用して直ちに
鍵収納体4を閉鎖し得るようにしても良い。
【0031】
【異なる実施例】次に図9及び図10に示す本発明の第
2実施例につき説明する。なお、この第2実施例の説明
にあたって前記本発明の第1実施例と同一の部分には同
一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0032】この第2実施例の装置本体1Aに於いて、
前記実施例と主に異なる点は、駆動装置6Aのモータ本
体15Aを横設し、鍵収納体4Aの後壁4bの中央部に
その作動杆19Aの先端部19aを適宜に枢着したこと
である。
【0033】また装置本体1Aに鍵収納体4Aに関連
し、制御装置と電気的に接続する複数個の検知器を設け
た点では同様であるが、鍵収納体4Aの位置を検知する
位置検知器31Aは装置本体1Aの内部フレーム12A
の上部側に固定的に設けられていることである。したが
って、この位置検知器31Aに於いては、例えばその接
片に鍵収納体4Aの後壁4bの上部が触れると、鍵収納
体4Aが前面パネル2Aの開口部3Aを閉鎖した旨の信
号が制御装置に送られる。
【0034】上記構成に於いては、駆動装置6Aを横設
するので、「管理装置の設置スペースを少なくする」と
言う発明の目的を十分に達成することができないが、い
わゆる電気錠ではなく、第1実施例と同じくマグネット
モータ6Aを採用しているので、構成する部品点数を少
なくすることができ、また鍵収納体4Aの底壁が開口4
dしているので、鍵収納体4Aにゴミが溜まらないと共
に、悪戯により鍵収納体4Aに異物が投入されても使用
上問題が生じないという効果がある。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙するような効果がある。 (1)従来の技術の欄で説明した「実開平5−1443
7号公報の実施例の有する欠点、例えば乃至の少な
くとも1つ」を解消することができる。 (2)鍵収納体に鍵を入れる時は鍵を単に鍵収納体の鍵
穴に差し込むだけで良く、一方、鍵を鍵収納体から取出
す時は鍵収納体に収納されいる鍵をそのまま摘み出すだ
けで良い。したがって、使用者に取って非常に使い易
い。 (3)しかも、鍵収納体の一側壁には、所定の鍵のみを
差し込みし得る鍵穴が形成されている実施例の場合は、
誤って、別の鍵を当該鍵収納体に入れてしまう心配もな
い。 (4)鍵収納体の前壁が、いわば前面パネルの一部を構
成するので、鍵収納体のスペースを有効的に活用するこ
とができる。したがって、装置本体の奥行きを少しでも
浅くすることができる(装置本体のコンパクト化)。 (5)鍵収納体は前面パネルに形成された開口部を閉鎖
できるように装置本体に内装されているので、所定の大
きさの前面パネルを有効的に活用しながら装置本体に多
数の鍵収納体を設けることができる。
【図面の簡単な説明】
図1ないし図8は本発明の第1実施例の各説明図。図9
及び図10は本発明の第2実施例の各説明図。
【図1】第1実施例の装置本体の外観を示す斜視図。
【図2】要部の概略縦断面説明図。
【図3】要部の概略説明図(要部を裏側から見た。)。
【図4】要部の斜視図。
【図5】要部(駆動装置)の説明図。
【図6】要部の作動状態の説明図。
【図7】制御装置の一例の電気的構成を示すブロック
図。
【図8】内部検知器の説明図。
【図9】第2実施例の要部の概略縦断面説明図。
【図10】要部の作動状態の説明図。
【図11】従来の一実施例を示す概略説明図。
【符号の説明】
1、1A…装置本体、2、2A…前面パネル、3、3A
…開口部、4、4A…鍵収納体、4a…前壁、4b…後
壁、4c…側壁、4d…開口、4e…上壁、4f…アー
ム部、5…制御装置、6、6A…駆動装置、7…入力装
置、8…表示部、12、12B…内部フレーム、13…
鍵穴、K…鍵、14a…摘み部、14b…差し込み部、
15、15A…モータ本体、19、19A…作動杆、2
0…カード挿入口、21…点灯ランプ、22…駆動装置
用電源、25…タイマー回路、31…位置検出器、32
…内部検出器、36…遮蔽板。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱状の装置本体1と、この装置本体1の
    前面パネル2に格子状に形成された複数個の開口部3
    と、これらの各開口部3を閉鎖できるように装置本体1
    内に設けられ、かつ、前面パネル2と略同一垂直面とな
    る前壁4aを有する複数個の鍵収納体4と、これら各鍵
    収納体4の後方に配設され、適宜箇所に設けられた制御
    装置5からの制御命令信号に基づき駆動し、前記各鍵収
    納体4をそれぞれ個別的に開閉する複数個の駆動装置6
    とから成る鍵管理装置に於いて、前記駆動装置6は縦方
    向に配設されたマグネットモータであり、鍵収納体4の
    後壁4bに連結された作動杆19がモータ本体15の軸
    芯方向に進退動することを特徴とする鍵管理装置。
  2. 【請求項2】 箱状の装置本体1と、この装置本体1の
    前面パネル2に格子状に形成された複数個の開口部3
    と、これらの各開口部3を閉鎖できるように装置本体1
    内に設けられ、かつ、前面パネル2と略同一垂直面とな
    る前壁4aを有する複数個の鍵収納体4と、これら各鍵
    収納体4の後方に配設され、適宜箇所に設けられた制御
    装置5からの制御命令信号に基づき駆動し、前記各鍵収
    納体4をそれぞれ個別的に開閉する複数個の駆動装置6
    とから成る鍵管理装置に於いて、前記駆動装置6は縦方
    向に配設されたマグネットモータであり、鍵収納体4の
    後壁4bに連結された作動杆19がモータ本体15の軸
    芯方向に進退動すると共に、前記鍵収納体の底壁が開口
    4dしていることを特徴とする鍵管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に於いて、鍵収納体4の上壁4
    eに所定の鍵Kのみを差し込みし得る鍵穴13を形成し
    たことを特徴とする鍵管理装置。
  4. 【請求項4】 箱状の装置本体1Aと、この装置本体1
    Aの前面パネル2Aに格子状に形成された複数個の開口
    部3Aと、これらの各開口部3Aを閉鎖できるように装
    置本体1A内に設けられ、かつ、前面パネル2Aと略同
    一垂直面となる前壁4aを有する複数個の鍵収納体4A
    と、これら各鍵収納体4Aの後方に配設され、適宜箇所
    に設けられた制御装置5からの制御命令信号に基づき駆
    動し、前記各鍵収納体4Aをそれぞれ個別的に開閉する
    複数個の駆動装置6Aとから成る鍵管理装置に於いて、
    前記駆動装置6Aは横方向に配設されたマグネットモー
    タであり、鍵収納体4Aの後壁4bに連結された作動杆
    19Aがモータ本体15Aの軸芯方向に進退動すると共
    に、前記鍵収納体4Aの底壁が開口4dしていることを
    特徴とする鍵管理装置。
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