JPH08158323A - 道路標識 - Google Patents
道路標識Info
- Publication number
- JPH08158323A JPH08158323A JP6329966A JP32996694A JPH08158323A JP H08158323 A JPH08158323 A JP H08158323A JP 6329966 A JP6329966 A JP 6329966A JP 32996694 A JP32996694 A JP 32996694A JP H08158323 A JPH08158323 A JP H08158323A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blinking
- road sign
- duty
- operation time
- cpu rom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Road Signs Or Road Markings (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】必要な視認性を損なうことなしにＥＬ素子の消
費電力の低減化を図った道路標識を提供する。 【構成】表示部（１）と、当該表示部を発光させるＥＬ
素子（２）と、当該ＥＬ素子に給電するソーラ電池シス
テム（３）と、当該ソーラ電池システムによる前記ＥＬ
素子の発光を制御するＣＰＵロム（４）とを備えて成
る。
費電力の低減化を図った道路標識を提供する。 【構成】表示部（１）と、当該表示部を発光させるＥＬ
素子（２）と、当該ＥＬ素子に給電するソーラ電池シス
テム（３）と、当該ソーラ電池システムによる前記ＥＬ
素子の発光を制御するＣＰＵロム（４）とを備えて成
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、道路標識に関するもの
であり、詳しくは、ＥＬ素子を利用することにより視認
性を高めて交通違反や事故の発生を未然に防止すること
が出来、しかも、ＥＬ素子の消費電力の低減化を図った
道路標識に関するものである。
であり、詳しくは、ＥＬ素子を利用することにより視認
性を高めて交通違反や事故の発生を未然に防止すること
が出来、しかも、ＥＬ素子の消費電力の低減化を図った
道路標識に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近時、視認性を高めて交通違反や事故の
発生を未然に防止するため、自発光性機能を付与した道
路標識が注目されている。そして、例えば、実開平１−
１７８６９６号公報には、概略的に言えば、表示部分の
裏面側にＥＬ素子を配置し、当該ＥＬ素子をソーラ電池
システムで発光させる様にした道路標識が提案されてい
る。
発生を未然に防止するため、自発光性機能を付与した道
路標識が注目されている。そして、例えば、実開平１−
１７８６９６号公報には、概略的に言えば、表示部分の
裏面側にＥＬ素子を配置し、当該ＥＬ素子をソーラ電池
システムで発光させる様にした道路標識が提案されてい
る。
【０００３】また、同様にソーラ電池システムを利用し
た道路標識であって、夜間常時点滅する赤色ＬＥＤ素子
とセンサーの働きで走行体の接近時に点滅する白色ＥＬ
素子を組み合わせた道路標識も提案されている（平成５
年４月２０日発行化学工業日刊紙）。
た道路標識であって、夜間常時点滅する赤色ＬＥＤ素子
とセンサーの働きで走行体の接近時に点滅する白色ＥＬ
素子を組み合わせた道路標識も提案されている（平成５
年４月２０日発行化学工業日刊紙）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ソーラ
電池システムを利用した上記の様な自発光道路標識にお
いては、ＥＬ素子の消費電力の低減化が重要であるが、
未だ、斯かる課題を解決するための提案はなされていな
い様である。本発明は、斯かる実情に鑑みなされたもの
であり、その目的は、必要な視認性を損なうことなしに
ＥＬ素子の消費電力の低減化を図った道路標識を提供す
ることにある。
電池システムを利用した上記の様な自発光道路標識にお
いては、ＥＬ素子の消費電力の低減化が重要であるが、
未だ、斯かる課題を解決するための提案はなされていな
い様である。本発明は、斯かる実情に鑑みなされたもの
であり、その目的は、必要な視認性を損なうことなしに
ＥＬ素子の消費電力の低減化を図った道路標識を提供す
ることにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の要旨
は、表示部と、当該表示部を発光させるＥＬ素子と、当
該ＥＬ素子に給電するソーラ電池システムと、当該ソー
ラ電池システムによる前記ＥＬ素子の発光を制御するＣ
ＰＵロムとを備えて成ることを特徴とする道路標識に存
する。
は、表示部と、当該表示部を発光させるＥＬ素子と、当
該ＥＬ素子に給電するソーラ電池システムと、当該ソー
ラ電池システムによる前記ＥＬ素子の発光を制御するＣ
ＰＵロムとを備えて成ることを特徴とする道路標識に存
する。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基いて説
明する。図１は、本発明の表示装置の一例の立面説明
図、図２は、本発明の表示装置の配置状態の一例の平面
説明図である。
明する。図１は、本発明の表示装置の一例の立面説明
図、図２は、本発明の表示装置の配置状態の一例の平面
説明図である。
【０００７】本発明の表示装置は、主として、表示部
（１）、ＥＬ素子（２）、ソーラ電池システム（３）、
ＣＰＵロム（４）とから構成される。これらは、通常、
１本の支柱（５）の上に適宜の手段で設置される。
（１）、ＥＬ素子（２）、ソーラ電池システム（３）、
ＣＰＵロム（４）とから構成される。これらは、通常、
１本の支柱（５）の上に適宜の手段で設置される。
【０００８】表示部（１）は、例えばアクリル樹脂板な
どの透明板にて構成され、それぞれの道路標識の規定に
従って必要な表示が施されている。ＥＬ素子（２）は、
防湿フイルムの内部に有機分散フイルム型ＥＬ素子を収
納して構成され、そして、有機分散フイルム型ＥＬ素子
は、背面電極と透明電極の間に発光層を配置して構成さ
れるが、背面電極と発光層の間には、反射絶縁層を介在
させるのが好ましい。斯かる構造のパッケージドＥＬ素
子は、例えば、特開平６−２１５８７２号公報によって
公知である。ＥＬ素子（２）は、表示部（１）の背面に
その発光面（透明電極面）を位置させて配置される。通
常、両者は、適宜の枠体を利用して一体化される。
どの透明板にて構成され、それぞれの道路標識の規定に
従って必要な表示が施されている。ＥＬ素子（２）は、
防湿フイルムの内部に有機分散フイルム型ＥＬ素子を収
納して構成され、そして、有機分散フイルム型ＥＬ素子
は、背面電極と透明電極の間に発光層を配置して構成さ
れるが、背面電極と発光層の間には、反射絶縁層を介在
させるのが好ましい。斯かる構造のパッケージドＥＬ素
子は、例えば、特開平６−２１５８７２号公報によって
公知である。ＥＬ素子（２）は、表示部（１）の背面に
その発光面（透明電極面）を位置させて配置される。通
常、両者は、適宜の枠体を利用して一体化される。
【０００９】ソーラ電池システム（３）は、ソーラ電
池、バッテリー及び必要な電源回路（（充電回路、過充
電防止回路、過放電防止回路、Ｄ／Ａ変換回路など）に
て構成される。
池、バッテリー及び必要な電源回路（（充電回路、過充
電防止回路、過放電防止回路、Ｄ／Ａ変換回路など）に
て構成される。
【００１０】本発明の道路標識において、ＥＬ素子
（２）の発光はＣＰＵロム（４）によって制御される。
すなわち、ＥＬ素子（２）の発光は、ＥＬ素子の消費電
力の低減化の観点および歩行者のアイキャッチ性を高め
る観点から、点滅点灯給電方式が好ましく採用されるた
め、ＣＰＵロム（４）によってＥＬ素子の点滅点灯作動
時間、点滅デューティー、点滅回数を制御する。
（２）の発光はＣＰＵロム（４）によって制御される。
すなわち、ＥＬ素子（２）の発光は、ＥＬ素子の消費電
力の低減化の観点および歩行者のアイキャッチ性を高め
る観点から、点滅点灯給電方式が好ましく採用されるた
め、ＣＰＵロム（４）によってＥＬ素子の点滅点灯作動
時間、点滅デューティー、点滅回数を制御する。
【００１１】そして、通常は、照度計を備え、ＣＰＵロ
ムにより、一定の照度以下となった時点にＥＬ素子の点
滅を開始し、一定の照度以上になった時点に点滅を終了
し、ソーラ電池システムの蓄電残留量に基づき、ＥＬ素
子の点滅点灯作動時間、点滅デューティー、点滅回数の
パターンを変更させてＥＬ素子の点滅を持続させる。
ムにより、一定の照度以下となった時点にＥＬ素子の点
滅を開始し、一定の照度以上になった時点に点滅を終了
し、ソーラ電池システムの蓄電残留量に基づき、ＥＬ素
子の点滅点灯作動時間、点滅デューティー、点滅回数の
パターンを変更させてＥＬ素子の点滅を持続させる。
【００１２】ソーラ電池システム（３）への充電が昼間
のみに行われるため、ＣＰＵロム（４）によるＥＬ素子
（２）の発光制御は、次の充電時期までの間にＥＬ素子
の点滅を持続させ得る制御パターンによって行われる。
具体的には、ＥＬ素子の点滅点灯作動時間、点滅デュー
ティー、点滅回数の何れかを短縮させるパターンによっ
て制御を行う。
のみに行われるため、ＣＰＵロム（４）によるＥＬ素子
（２）の発光制御は、次の充電時期までの間にＥＬ素子
の点滅を持続させ得る制御パターンによって行われる。
具体的には、ＥＬ素子の点滅点灯作動時間、点滅デュー
ティー、点滅回数の何れかを短縮させるパターンによっ
て制御を行う。
【００１３】上記の場合、好ましくは、ＥＬ素子の点滅
点灯作動時間が６０秒、点滅回数が３０〜４０回／分、
点滅デューティーが１：３．５〜５の範囲の初期条件を
採用し、例えば、６０秒、５５秒、５０秒…と点滅点灯
作動時間を短縮させ、また、３０回／分、２５回／分、
２０／分…と点滅回数を短縮減少させる。
点灯作動時間が６０秒、点滅回数が３０〜４０回／分、
点滅デューティーが１：３．５〜５の範囲の初期条件を
採用し、例えば、６０秒、５５秒、５０秒…と点滅点灯
作動時間を短縮させ、また、３０回／分、２５回／分、
２０／分…と点滅回数を短縮減少させる。
【００１４】点滅点灯作動時間、点滅回数、点滅デュー
ティーの何れかを優先的に短縮減少させることも出来、
また、例えば、ＥＬ素子の点滅点灯作動時間に下限値を
設定することも出来る。これらの具体的な制御パターン
は、ソーラ電池システム（３）への充電量およびＥＬ素
子の消費電力を考慮して決定される。
ティーの何れかを優先的に短縮減少させることも出来、
また、例えば、ＥＬ素子の点滅点灯作動時間に下限値を
設定することも出来る。これらの具体的な制御パターン
は、ソーラ電池システム（３）への充電量およびＥＬ素
子の消費電力を考慮して決定される。
【００１５】本発明の道路標識（例えば「歩行者横断禁
止」の道路標識）において、表示部（１）は、車道隣接
歩道に対向配置させられる。そして、特に、そのサイド
に位置する歩行者が車道を渡らんとする違反行為を防止
して交通事故を未然に防止するために使用される。多く
の場合、上記の様な違反行為者は、車道に侵入せんとし
た場合、保身のために左右を振り向きつつ車道を渡らん
とする。斯かる場合、本発明の道路標識によれば、その
自発光性機能により、違反者の視覚に発光を認識させそ
の違反行為を思い止まらせる効果が期待される。特に、
斯かる効果は、違反行為を起こし易い夜間において大き
く期待出来る。
止」の道路標識）において、表示部（１）は、車道隣接
歩道に対向配置させられる。そして、特に、そのサイド
に位置する歩行者が車道を渡らんとする違反行為を防止
して交通事故を未然に防止するために使用される。多く
の場合、上記の様な違反行為者は、車道に侵入せんとし
た場合、保身のために左右を振り向きつつ車道を渡らん
とする。斯かる場合、本発明の道路標識によれば、その
自発光性機能により、違反者の視覚に発光を認識させそ
の違反行為を思い止まらせる効果が期待される。特に、
斯かる効果は、違反行為を起こし易い夜間において大き
く期待出来る。
【００１６】本発明においては、ＥＬ素子（２）とし
て、両面発光型ＥＬ素子（２枚の透明電極の間に発光層
を配置したＥＬ素子）を使用し、車道隣接歩道に対向配
置させられる表示部（１）の裏面にも適当な表示部を設
けて両面に自発光性機能を付与することも出来る。斯か
る両面自発光道路標識によれば、違反行為を思い止まら
せる確率を一層高めることが出来る。
て、両面発光型ＥＬ素子（２枚の透明電極の間に発光層
を配置したＥＬ素子）を使用し、車道隣接歩道に対向配
置させられる表示部（１）の裏面にも適当な表示部を設
けて両面に自発光性機能を付与することも出来る。斯か
る両面自発光道路標識によれば、違反行為を思い止まら
せる確率を一層高めることが出来る。
【００１７】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、必要な視
認性を損なうことなしにＥＬ素子の消費電力の低減化を
図った道路標識が提供され、本発明は、ソーラ電池シス
テムを利用した自発光道路標識の実用化に寄与するとこ
ろが大きい。
認性を損なうことなしにＥＬ素子の消費電力の低減化を
図った道路標識が提供され、本発明は、ソーラ電池シス
テムを利用した自発光道路標識の実用化に寄与するとこ
ろが大きい。
【図１】本発明の表示装置の一例の立面説明図である。
１：表示部 ２：ＥＬ素子 ３：ソーラ電池システム ４：ＣＰＵロム ５：支柱
Claims (5)
- 【請求項１】 表示部と、当該表示部を発光させるＥＬ
素子と、当該ＥＬ素子に給電するソーラ電池システム
と、当該ソーラ電池システムによる前記ＥＬ素子の発光
を制御するＣＰＵロムとを備えて成ることを特徴とする
道路標識。 - 【請求項２】 ＣＰＵロムによってＥＬ素子の点滅点灯
作動時間、点滅デューティー、点滅回数を制御する請求
項１に記載の道路標識。 - 【請求項３】 照度計を備え、ＣＰＵロムにより、一定
の照度以下となった時点にＥＬ素子の点滅を開始し、一
定の照度以上になった時点に点滅を終了し、ソーラ電池
システムの蓄電残留量に基づき、ＥＬ素子の点滅点灯作
動時間、点滅回数、点滅デューティーのパターンを変更
させてＥＬ素子の点滅を持続させる請求項２に記載の道
路標識。 - 【請求項４】 ＥＬ素子の点滅点灯作動時間、点滅回
数、点滅デューティーの何れかを短縮させるパターンに
よって制御を行う請求項３に記載の道路標識。 - 【請求項５】 ＥＬ素子の点滅点灯作動時間が６０秒、
点滅回数が３０〜４０回／分、点滅デューティーが１：
３．５〜５の範囲の初期条件で制御を行う請求項４に記
載の道路標識。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6329966A JPH08158323A (ja) | 1994-12-05 | 1994-12-05 | 道路標識 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6329966A JPH08158323A (ja) | 1994-12-05 | 1994-12-05 | 道路標識 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08158323A true JPH08158323A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=18227264
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6329966A Withdrawn JPH08158323A (ja) | 1994-12-05 | 1994-12-05 | 道路標識 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08158323A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101030397B1 (ko) * | 2010-12-20 | 2011-04-20 | 오충봉 | 태양광 발전 이엘 표지판 시스템 |
-
1994
- 1994-12-05 JP JP6329966A patent/JPH08158323A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101030397B1 (ko) * | 2010-12-20 | 2011-04-20 | 오충봉 | 태양광 발전 이엘 표지판 시스템 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7746247B2 (en) | Wearable, attachable, or hand-held, super-bright, led based, textual, safety alert sign and portable emergency/work light | |
| US4993868A (en) | Continuous prefabricated road-marking tape with composite structure and passive and active optical effect completely independent from outside investment and external energy source | |
| KR20120038622A (ko) | 횡단보도용 엘이디 조명장치 | |
| KR20200073477A (ko) | 횡단보도 안전 조명 시스템 | |
| US20090320340A1 (en) | Illuminated road sign and a method for illuminating a road sign | |
| JP3832955B2 (ja) | 交通安全システム | |
| WO2012074201A2 (ko) | 도로 표지병 | |
| JP2003108052A (ja) | 防災用避難誘導案内表示機 | |
| JPH08158323A (ja) | 道路標識 | |
| JP2015001919A (ja) | 誘導機能付き道路視認装置 | |
| EP1171737B1 (en) | Road lighting device | |
| JP2011214361A (ja) | 発光機能付きコンクリート二次製品 | |
| KR101009918B1 (ko) | 태양 전지를 이용한 도로 표지병 | |
| JPH08120627A (ja) | 道路標識 | |
| JP2002275839A (ja) | 内部発光保安用表示具 | |
| JPH08120626A (ja) | 道路標識 | |
| KR200195736Y1 (ko) | 차선 표시 점등기 | |
| JP2003119732A (ja) | 車両進入防止システム | |
| TWM552510U (zh) | 道路凸起指示照明裝置 | |
| CN209118674U (zh) | 一种交通警示牌 | |
| KR200259948Y1 (ko) | 카운트형 안전신호등 | |
| CN2483790Y (zh) | 自体发光装置 | |
| KR200180635Y1 (ko) | 쏠라 도로 표지병 | |
| KR20160095351A (ko) | Led를 이용한 안전 신호등 | |
| KR100345372B1 (ko) | 도로발광표지병장치 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020205 |