JPH08157818A - セメント系固化材 - Google Patents
セメント系固化材Info
- Publication number
- JPH08157818A JPH08157818A JP30053594A JP30053594A JPH08157818A JP H08157818 A JPH08157818 A JP H08157818A JP 30053594 A JP30053594 A JP 30053594A JP 30053594 A JP30053594 A JP 30053594A JP H08157818 A JPH08157818 A JP H08157818A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cement
- incinerated ash
- weight
- sewage sludge
- added
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B18/00—Use of agglomerated or waste materials or refuse as fillers for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of agglomerated or waste materials or refuse, specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
- C04B18/04—Waste materials; Refuse
- C04B18/06—Combustion residues, e.g. purification products of smoke, fumes or exhaust gases
- C04B18/10—Burned or pyrolised refuse
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
- C04B2111/00474—Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00
- C04B2111/00732—Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00 for soil stabilisation
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
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- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
- Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は下水汚泥の多量の焼却灰を土地改良
材として利用するセメント系固化材を得ることを目的と
するものである。 【構成】 下水汚泥を脱水燃焼させて残存する焼却灰で
あって、CaOの含有量が該焼却灰100重量%中の約
55〜30重量%程度であり、該焼却灰を、石膏粉加入
セメントに添加し、上記焼却灰が石膏粉加入セメントと
焼却灰との全体の10〜30重量%程度であるセメント
系固化材。
材として利用するセメント系固化材を得ることを目的と
するものである。 【構成】 下水汚泥を脱水燃焼させて残存する焼却灰で
あって、CaOの含有量が該焼却灰100重量%中の約
55〜30重量%程度であり、該焼却灰を、石膏粉加入
セメントに添加し、上記焼却灰が石膏粉加入セメントと
焼却灰との全体の10〜30重量%程度であるセメント
系固化材。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は下水汚泥を利用したセメ
ント系固化材に関するものである。
ント系固化材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来廃棄処分されている莫大な量の都市
下水汚泥は埋立等に利用されているに過ぎず埋立地の減
少や環境への影響等が問題となっている。
下水汚泥は埋立等に利用されているに過ぎず埋立地の減
少や環境への影響等が問題となっている。
【0003】上記下水汚泥の一部を脱水焼却して焼却灰
を土地改良材として用いている程度に過ぎない。
を土地改良材として用いている程度に過ぎない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は多量に廃棄処
分されている下水汚泥焼却灰をセメント系固化材に利用
し、より高い強度発現を期待できる固化材を得てこれを
土地改良材とすることを目的とする。
分されている下水汚泥焼却灰をセメント系固化材に利用
し、より高い強度発現を期待できる固化材を得てこれを
土地改良材とすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は下水汚泥を脱水燃焼させて残存する焼却灰で
あって、CaOの含有量が該焼却灰100重量%中の約
55〜30重量%程度であり、該焼却灰を、石膏粉加入
セメントに添加し、上記焼却灰が石膏粉加入セメントと
焼却灰との全体の10〜30重量%程度であるセメント
系固化材によって構成される。
め本発明は下水汚泥を脱水燃焼させて残存する焼却灰で
あって、CaOの含有量が該焼却灰100重量%中の約
55〜30重量%程度であり、該焼却灰を、石膏粉加入
セメントに添加し、上記焼却灰が石膏粉加入セメントと
焼却灰との全体の10〜30重量%程度であるセメント
系固化材によって構成される。
【0006】
【作用】本発明では下水汚泥を脱水燃焼させた残滓焼却
灰にはCaOが含まれる。その量は該焼却灰を100重
量%として約55〜30重量%程度であって、これを石
膏粉加入セメントに添加混合するものであって、上記焼
却灰は全体の10〜30重量%程度である。
灰にはCaOが含まれる。その量は該焼却灰を100重
量%として約55〜30重量%程度であって、これを石
膏粉加入セメントに添加混合するものであって、上記焼
却灰は全体の10〜30重量%程度である。
【0007】このようにした混合材に水を添加して硬化
させる際、上記CaOが吸水発熱反応やポゾラン反応等
が起り、CaOの吸水によって硬化する石膏粉加入セメ
ントの強度を発現しかつ促進させる。
させる際、上記CaOが吸水発熱反応やポゾラン反応等
が起り、CaOの吸水によって硬化する石膏粉加入セメ
ントの強度を発現しかつ促進させる。
【0008】
【実施例】下水汚泥焼却灰は脱水した下水汚泥を焼却炉
で800℃程度で燃焼させることによって、有機分が燃
焼したのちに残存する無機分であって、脱水時の凝集剤
の違いにより、石灰系と高分子系に分けられる(表1、
表2)。
で800℃程度で燃焼させることによって、有機分が燃
焼したのちに残存する無機分であって、脱水時の凝集剤
の違いにより、石灰系と高分子系に分けられる(表1、
表2)。
【0009】石灰系焼却灰は、消石灰、塩化第二鉄等を
凝集剤として使っており、55重量%前後のカルシウム
を含んでいる。又高分子系では30重量%前後のカルシ
ウムを含んでいる。このカルシウム分による吸水発熱反
応やポゾラン反応等が強度発現を促進させる。成分分析
を次に示す。
凝集剤として使っており、55重量%前後のカルシウム
を含んでいる。又高分子系では30重量%前後のカルシ
ウムを含んでいる。このカルシウム分による吸水発熱反
応やポゾラン反応等が強度発現を促進させる。成分分析
を次に示す。
【0010】
【表1】
【0011】
【表2】
【0012】ブレーン値は石灰系で8200(cm2/
g)、高分子系で5900(cm2/g)を示す。
g)、高分子系で5900(cm2/g)を示す。
【0013】上記下水汚泥焼却灰を石膏粉加入ポルトラ
ンドセメントに10〜30重量%混合してセメント系固
化材となすものである。上記石膏粉は2水石膏又は無水
石膏であって全量の5〜30重量%加入される。又ポル
トランドセメントに代り高炉セメントを用いることがで
きる。
ンドセメントに10〜30重量%混合してセメント系固
化材となすものである。上記石膏粉は2水石膏又は無水
石膏であって全量の5〜30重量%加入される。又ポル
トランドセメントに代り高炉セメントを用いることがで
きる。
【0014】(試験結果)
【0015】
【表3】
【0016】
【表4】
【0017】
【発明の効果】本発明は上述のようにCaOを約55〜
30重量%含む焼却灰を全体の10〜30重量%程度含
むセメントとの混合物であるから、これを地盤改良材と
して用いて水和反応を促進し、反応性が高いばかりでな
く、CaOは吸水率が高いため地盤改良に好適に利用し
得る効果がある。又従来の固化材に比べ、安価でより高
強度が期待できるし、多量の下水汚泥焼却灰を廃棄せず
に活用でき、かつ水質汚染、PHの影響等は認められな
い。
30重量%含む焼却灰を全体の10〜30重量%程度含
むセメントとの混合物であるから、これを地盤改良材と
して用いて水和反応を促進し、反応性が高いばかりでな
く、CaOは吸水率が高いため地盤改良に好適に利用し
得る効果がある。又従来の固化材に比べ、安価でより高
強度が期待できるし、多量の下水汚泥焼却灰を廃棄せず
に活用でき、かつ水質汚染、PHの影響等は認められな
い。
【図1】表4の試験表である。
Claims (1)
- 【請求項1】 下水汚泥を脱水燃焼させて残存する焼却
灰であって、CaOの含有量が該焼却灰100重量%中
の約55〜30重量%程度であり、該焼却灰を、石膏粉
加入セメントに添加し、上記焼却灰が石膏粉加入セメン
トと焼却灰との全体の10〜30重量%程度であるセメ
ント系固化材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30053594A JPH08157818A (ja) | 1994-12-05 | 1994-12-05 | セメント系固化材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30053594A JPH08157818A (ja) | 1994-12-05 | 1994-12-05 | セメント系固化材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08157818A true JPH08157818A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=17885999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30053594A Pending JPH08157818A (ja) | 1994-12-05 | 1994-12-05 | セメント系固化材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08157818A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009285590A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Toa Grout Kogyo Co Ltd | 泥土の中性固化工法及び新規石コウ系固化改良材 |
JP2011122017A (ja) * | 2009-12-09 | 2011-06-23 | Tokyo Metropolitan Sewerage Service Corp | 裏込め注入材 |
-
1994
- 1994-12-05 JP JP30053594A patent/JPH08157818A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009285590A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Toa Grout Kogyo Co Ltd | 泥土の中性固化工法及び新規石コウ系固化改良材 |
JP2011122017A (ja) * | 2009-12-09 | 2011-06-23 | Tokyo Metropolitan Sewerage Service Corp | 裏込め注入材 |
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