JPH08157139A - 通孔自動変動調節機構 - Google Patents

通孔自動変動調節機構

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JPH08157139A
JPH08157139A JP32993994A JP32993994A JPH08157139A JP H08157139 A JPH08157139 A JP H08157139A JP 32993994 A JP32993994 A JP 32993994A JP 32993994 A JP32993994 A JP 32993994A JP H08157139 A JPH08157139 A JP H08157139A
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JP
Japan
Prior art keywords
hole
outer ring
inner ring
linear body
passing
Prior art date
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Pending
Application number
JP32993994A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Mikami
正貴 三上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08157139A publication Critical patent/JPH08157139A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外径寸法の各種異なる線条体に対し、これを
搬送させながら各種作業を行う。 【構成】 同心状に配設され、少なくとも何れか一方が
回動自在の内輪1及び外輪2と、この内輪1及び外輪2
の夫々適宜位置に回動自在に設けた支持部材1A〜1D
・2A〜2Dと、内輪1に設けた支持部材1A〜1Dと
外輪2に設けた支持部材2A〜2Dとのうち、何れか一
方に対し進退可能な状態で、何れか他方に対し進退不可
の状態で、これら内輪1及び外輪2に設けた支持部材1
A〜1D及び2A〜2Dの間を連結する、少なくとも3
個以上からなり互いに立体交叉する拘束ガイド部材3A
乃至3Dとを備え、これらの拘束ガイド部材3A乃至3
Dで形成される通孔内を通過する線条体や長尺物の通過
断面積を変更可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、通過孔を通過する線
条体や長尺棒状物などの外径寸法に応じてその通過孔を
変化させ、通過中の線条体や長尺棒状物などに所定作業
を行う通孔自動変動調節機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種の線材に様々な作業を行うため、こ
れに応じた作業装置が各種提案され、開発されている。
【0003】即ち、このような作業装置の一つとして、
例えば、冷却用の水槽内をくぐり抜けてきた線材に付着
する液体を除去して乾燥させる乾燥装置として、図5及
び図6に記載のものが知られている。この乾燥装置は、
上下一対の開閉部材100,101から構成されてお
り、これらを閉じた状態の場合に形成される中央部の通
過孔102には通風孔(図略)が適宜の間隔で形成され
ているとともに、これらの開閉部材100,101に
は、各通風孔に向けて放射状に通気路103が埋設され
ている。図示外のコンプレッサから送り出されてくる圧
縮ガスは、先の通気路103を通過して通風孔に送り出
され、この通過孔を通過中の線材に向けてそのガスを吹
きつけて乾燥させるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
乾燥装置では、線材を通す通過孔の大きさが一定である
から、外径寸法の異なる線材、つまり通過孔よりも大き
な外径の線材は勿論使用できないので、不都合を生じて
いる。
【0005】このような事情は、勿論この乾燥作業に限
定されるものではなく、例えば、線材を搬送させなが
ら、その線材の外周面に塗装を行ったり、紫外線等を照
射したりする場合にも、勿論同様である。
【0006】そこで、この発明は、上記した事情に鑑
み、外径寸法の各種異なる線条体や長尺物などに対し搬
送中に各種作業を行うことが可能な線条体の作業装置を
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明の請
求項1に記載の通孔自動変動調節機構は、同心状に配設
され、少なくとも何れか一方が回動自在の内輪及び外輪
と、この内輪及び外輪の夫々適宜位置に回動自在に設け
た支持部材と、前記内輪に設けた支持部材と外輪に設け
た支持部材とのうち、何れか一方に対し進退可能な状態
で、何れか他方に対し進退不可の状態で、これら内輪及
び外輪に設けた支持部材の間を連結する、少なくとも3
個以上からなり互いに立体交叉する拘束ガイド部材とを
備え、これらの拘束ガイド部材で形成される通孔内を通
過する線条体の通過断面積を変更可能としたものであ
る。
【0008】
【作用】この発明では、内輪若しくは外輪の少なくとも
何れかを回動させることによって拘束ガイド部材を移動
変移させ、これらの拘束ガイド部材で形成される通孔の
通過面積を自在に変動させ、この通孔を通過する線条体
や長尺物が各種外形寸法の異なるものであっても自由に
対応することができる。
【0009】
【実施例】以下この発明について添付図面を参照しなが
ら説明する。図1はこの発明にかかる長尺物の通孔自動
変動調節機構を示す概略構成図であり、この通孔自動変
動調節機構は、内輪1と、外輪2と、これら内外輪1,
2にそれぞれ一箇所ずつ回動自在に支持された4個の拘
束ガイド部材3A乃至3Dと、これら拘束ガイド部材3
A乃至3Dが形成する通孔H(図3、4参照)の開口断
面積を変更させる変更手段4とを備えている。
【0010】内輪1は、基台11に対して回動不能の状
態で取りつけられており、またこの基台11の内方側に
は半径Rの円形状の開口部11A(図2参照)が形成さ
れている。なおこの基台11は、特に形状や構成が特定
のものに限定されているものではなく、使用する用途に
合わせて適宜のものが可能である。
【0011】外輪2は、基台11に対して回動可能状態
に取りつけられており、変更手段4を操作することによ
り、つまり図1において基台11に対し時計方向若しく
は反時計方向に回動させることにより、拘束ガイド部材
3A乃至3Dを移動させて通孔Hの開口断面積を変更さ
せることができるようになっている。
【0012】拘束ガイド部材3Aは、棒状若しくは長尺
板状に形成されており、基端部が外輪2に設けた支持部
材2Aに対して回動自在に固定されているとともに、先
端部が内輪1に設けた支持部材1Aに対して長手方向に
スライド可能に支持されている。拘束ガイド部材3Bも
拘束ガイド部材3Aと同様の構成であるが、拘束ガイド
部材3Aとは異なり、内外輪1,2に対して図2及び図
3に示すように、拘束ガイド部材3Aよりも上部に配置
されており、立体交叉するようになっている。また、拘
束ガイド部材3Cは拘束ガイド部材3Aと同様に拘束ガ
イド部材3B,3Dの下方をくぐり抜けるような状態に
配置されており、一方拘束ガイド部材3Dは拘束ガイド
部材3Bと同様に、これら拘束ガイド部材3Cや拘束ガ
イド部材3Aを上から跨ぐような状態で配置されてい
る。
【0013】変更手段4は、この実施例では外輪2の一
部に固着したはすば歯車41と、このはすば歯車41に
噛合する傘歯車42とから構成されており、この傘歯車
42の回転軸42Aと一体に固着したつまみ42Bを回
転操作して通孔Hの開口断面積を変更させるようになっ
ている。
【0014】従って、この実施例によれば、例えば図1
に示す状態から、図3に示す状態へ通孔Hの開口断面積
を変更させる場合には、つまみ42Bを回転操作して、
つまり図1において、つまみ42Bを時計方向に適宜回
転させることにより、外輪2を時計方向に適宜回動させ
る。これにより、例えば拘束ガイド部材3Aについて説
明すると、図1において拘束ガイド部材3Aの先端側の
支持部材2Aが外輪2の反時計方向の回動動作とともに
同方向に移動し、図3においてその支持部材2Aが左側
上部に変移するから、拘束ガイド部材3Aの先端側も同
位置へ移動することとなる。同様に他の3個の拘束ガイ
ド部材3B乃至3Dも同時に移動し、その結果図1の状
態では最大に開放されていた通孔Hが、図3に示すよう
に、通孔Hの開口面積が大幅に狭められるのである。
【0015】なおこの実施例では、4個の拘束ガイド部
材を使用して通孔面積の変更動作を行うように構成した
が、例えば図4に示すように、3個の拘束ガイド部材3
A乃至3Cを使用することも勿論可能であり、さらに5
個以上の拘束ガイド部材を使用してもよい。またこの実
施例の通孔機構では、各種長尺物を固定把持するための
手段として使用してあるが、勿論これに限定されるもの
ではなく、各種様々な用途に使用することが可能であ
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、内輪若しくは外輪の少なくとも何れかを回動させ
ることによって拘束ガイド部材を移動変移させ、これら
の拘束ガイド部材で拘束・挟持される通孔の通過面積を
自在に変動させることができるので、各種様々な外径寸
法の線条体や長尺物に対して各種の作業を行うことがで
き、各種分野での用途が大きく期待できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる第1実施例の通孔自動変動調
節機構を示す概略構成図。
【図2】図1におけるA−A矢視断面図。
【図3】第1実施例の通孔自動変動調節機構の作用を示
す説明図。
【図4】この発明にかかる変形例の通孔自動変動調節機
構を示す概略構成図。
【図5】従来例を示す断面図。
【図6】図5のB−B矢視断面図。
【符号の説明】
1 内輪 1A,1B,1C,1D 支持部材 2 外輪 2A,2B,2C,2D 支持部材 3A,3B,3C 拘束ガイド部材 4 変更手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同心状に配設され、少なくとも何れか一
    方が回動自在の内輪(1)及び外輪(2)と、 この内輪(1)及び外輪(2)の夫々適宜位置に回動自
    在に設けた支持部材(1A〜1D・2A〜2D)と、 前記内輪(1)に設けた支持部材(1A〜1D)と外輪
    (2)に設けた支持部材(2A〜2D)とのうち、何れ
    か一方に対し進退可能な状態で、何れか他方に対し進退
    不可の状態で、これら内輪(1)及び外輪(2)に設け
    た支持部材(1A〜1D)及び(2A〜2D)の間を連
    結する、少なくとも3個以上からなり互いに立体交叉す
    る拘束ガイド部材(3A乃至3D)とを備え、これらの
    拘束ガイド部材(3A乃至3D)で形成される通孔内を
    通過する線条体や長尺物の通過断面積を変更可能とした
    ことを特徴とする通孔自動変動調節機構。
JP32993994A 1994-12-05 1994-12-05 通孔自動変動調節機構 Pending JPH08157139A (ja)

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