JPH08157073A - 飛散粉塵の集塵機能を有するホッパー - Google Patents

飛散粉塵の集塵機能を有するホッパー

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Publication number
JPH08157073A
JPH08157073A JP6329834A JP32983494A JPH08157073A JP H08157073 A JPH08157073 A JP H08157073A JP 6329834 A JP6329834 A JP 6329834A JP 32983494 A JP32983494 A JP 32983494A JP H08157073 A JPH08157073 A JP H08157073A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hopper
dust
plates
scattered
dust collecting
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6329834A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Matsumoto
正則 松本
Katsunobu Ide
勝伸 井出
Harumichi Maekawa
春道 前川
Tadashi Kasagi
正 笠置
Katsuhiko Sasaki
勝彦 佐々木
Tetsuya Ono
哲也 小野
Naoyuki Ito
直行 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Publication of JPH08157073A publication Critical patent/JPH08157073A/ja
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  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、鉄鉱石等粉粒状体の荷扱い時に使
用し、環境汚染の防止と飛散原料を有利に回収する飛散
粉塵の集塵機能を有するホッパーを提供する。 【構成】 粉粒状の原料を貯留するホッパー7の側壁8
A〜8Dを一方側で低く他方側で高く構成し、側壁上端
部から側壁内方へ下向きに傾斜して突出する邪魔板2A
〜2Dを四周に設け、ホッパーの中央開口部5に該邪魔
板の先端から垂下させて防風板3A〜3Dを設け、前記
一方側の邪魔板に2枚の板4A,4Dを対向させて断面
y形またはv形とした集塵口4を設け、該対向させた2
枚の板の少なくとも片方を開閉自在に構成したホッパー
である。 【効果】 粉粒状体の荷扱いにおいて環境を汚染するこ
とはなく、また飛散した原料を有利に回収することがで
きて歩留りの向上を図り得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、石炭や鉄鉱石等粉粒状
体の荷扱い時に使用する飛散粉塵の集塵機能を有するホ
ッパーに関する。
【0002】
【従来の技術】石炭や鉄鉱石等粉粒状の製鉄原料(以下
単に原料という)を船舶で輸送した後その原料をベルト
コンベヤを介して陸揚げする場合は、これら原料を一旦
ホッパー内へ落下させ、このホッパー下方に設けたベル
トコンベヤにより陸上の所定の場所へ搬送される。
【0003】この場合、原料をホッパー内へそのまま落
下させると粉塵が舞い上がるため、ホッパー自体に粉塵
の飛散を防止する工夫がなされている。
【0004】例えば、ホッパーの内部側面に上昇気流を
案内する案内カバーを設け、ホッパーの上部四周に上昇
気流の巻返しカバーを設けて上昇気流を下降気流に変更
させ、粉塵の飛散を防止する防塵ホッパーが特公昭36
−11365号公報に開示されており、またホッパーの
防塵用側壁とその内方へ撒水して、ホッパーの上面開口
部に撒水膜を形成させる防塵装置が実開昭55−124
26号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記特公昭36−11
365号公報に開示された防塵ホッパーは、構造が簡単
で、飛散しようとする粉塵の上昇気流を下降気流に変更
させ、粉塵をホッパー内に閉じ込めることはできるが、
飛散した粉塵の一部がホッパーの上面に堆積するので、
この堆積した粉塵による再飛散は避けられないという解
決すべき課題があった。
【0006】また前記実開昭55−12426号公報に
開示されている防塵ホッパーは、撒水膜による粉塵の飛
散防止効果はあるものの、撒水のための設備費が嵩み、
原料に不必要な水分を与えるという解決すべき課題があ
った。
【0007】本発明は、前記従来技術の課題を有利に解
決するためになされたもので、環境汚染の防止と飛散し
た原料を有利に回収する飛散粉塵の集塵機能を有するホ
ッパーを提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記従来技術の課題を有
利に解決する本発明は、粉粒状の原料を貯留するホッパ
ーの側壁を一方側で低く他方側で高く構成するととも
に、側壁上端部から側壁内方へ下向きに傾斜して突出す
る邪魔板を四周に設け、ホッパーの中央開口部に該邪魔
板の先端から垂下させて防風板を設け、前記一方側の邪
魔板に2枚の板を対向させて断面y形またはv形とした
集塵口を設け、該対向させた2枚の板の少なくとも片方
を開閉自在に構成したことを特徴とする飛散粉塵の集塵
機能を有するホッパーである。
【0009】
【実施例】以下本発明を、実施例を示す図面により詳細
に説明する。図1は本発明を例示する斜視図、図2は本
発明にかかる集塵口を例示する断面図である。
【0010】本発明に係るホッパーは、図1,図2に示
すように、例えば陸上に設けた搬送用ベルトコンベヤ6
の下流側上方に設置するホッパー7であって、このホッ
パー7は一方側(海側を指し、図では左側)の側壁8A
を低く、他方側(陸側を指し、図では右側)の側壁8B
を高くしてあり、他の側壁8C,8Dとで四周を囲って
構成している。
【0011】側壁8A〜8Dの上端部からは、側壁内方
へ突出する邪魔板2A〜2Dを図示のように内側が低く
なるように傾斜を付けて四周に設け、ホッパー7の中央
開口部5に、これら邪魔板2A〜2Dの先端から垂下さ
せて防風板3A〜3Dを設けている。
【0012】図中4は、海側の邪魔板2Aに設けた集塵
口であって、2枚の板4Aおよび4Bを対向させて漏斗
状の断面をy形またはv形とし、その下方は該邪魔板2
Aを貫通してホッパー7に連通している。2枚の板4A
および4Bの下方は、何れか一方または両方を開閉自在
に構成する必要がある。
【0013】その開閉機構はピン12a,12bを介し
て回動可能とし、スプリングで閉塞する方向に引張りま
たは押圧力を付与させるものであってよいが、ゴム板の
弾性を利用して開閉させるように構成してもよい。図2
では板4Aおよび4Bを例えばゴム板で構成し、板4A
の下端部を堆積した粉塵10の重みによって開き、粉塵
10がホッパー7内へ落下した後は元に戻るようにして
ある。図中11は粉塵の飛散方向を示している。
【0014】このホッパー7の側壁8A〜8Dの内周
面,および邪魔板2A〜2Dの上面には、セラミックス
などの超高分子ライナーをライニングすることが望まし
く、特に陸側の邪魔板2Bは海側より高い位置に設けて
あるので、その上面に落下した粉塵を堆積させずにホッ
パー7内へ落下させるために、その表面に超高分子ライ
ナーをライニングしておくのは有効である。
【0015】本発明のホッパーにおいて、一方側(海
側)の側壁8Aを他方側(陸側)のそれよりも低くして
あるのは、例えば船舶からの原料の搬入のためのバケッ
ト,ベルトコンベヤまたは円筒状のシュート1を、ホッ
パー7の中央開口部5へ臨ませるのに有利だからであ
る。
【0016】また図2に示すように海側からの風による
原料の飛散を防止するために、板4Aの上端を高くする
ことは有効である。陸側からの風による原料の飛散は陸
側の側壁8Bを高くしたことにより防止し得る。
【0017】以下、上記のように構成したホッパーの作
用について説明する。
【0018】例えば船舶(図示せず)で運搬してきた原
料を、テレスコピックウィンチと称する円筒状のシュー
ト1により陸に設置したホッパー7内へ落下させ、ベル
トコンベヤ6により所定の場所へ搬送する過程で、微粉
原料の一部が飛散して、ホッパー7の周囲,特に陸側よ
りも低くして設置した海側の邪魔板2Aの上面に堆積し
易い。
【0019】その状態を図2に示すが、集塵口4内の凹
部に堆積した粉塵10は、その自重により板4Aの下端
部を開きホッパー7内へ落下する。堆積した粉塵10が
ホッパー内へ落下した後は、板4Aの下端部が自身の弾
性により元の位置に戻り、板4Aと4Bとの間の隙間を
塞ぎホッパー7内からの粉塵の飛散を防ぐと同時に集塵
口4を形成し、海側の邪魔板2Aの上面に堆積する粉塵
を集める。
【0020】そしてこの粉塵が堆積すると前述のように
板4Aの下端部が開いてホッパー7内へ落下するという
作用を繰返す。防風板3A〜3Dはホッパー7内で発生
する粉塵をホッパー内に閉じ込める作用をする。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明のホッパー
は、粉粒状の原料をホッパーを介してベルトコンベヤに
より搬送する際、集塵口に2枚の板を漏斗状に対向させ
てy形またはv形断面を形成させることにより、ホッパ
ーからの粉塵の飛散を防止するとともに飛散した粉塵の
うちホッパー上面に落下した粉塵を集塵口に集めてそれ
をホッパー内へ戻すことができるので、粉粒状体の荷扱
いにおいて環境を汚染することはなく、また飛散した原
料を有利に回収することができて歩留りの向上を図り得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のホッパーの一例を示す斜視図である。
【図2】本発明に係るホッパーの集塵口の一例を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 シュート 2A〜2D 邪魔板 3A〜3D 防風板 4 集塵口 4A,4B 板 5 中央開口部 6 ベルトコンベヤ 7 ホッパー 8A〜8B 側壁 10 粉塵 11 粉塵の飛散方向 12a,12b ピン
フロントページの続き (72)発明者 笠置 正 千葉県君津市君津1 新日本製鐵株式会社 君津製鐵所内 (72)発明者 佐々木 勝彦 千葉県君津市君津1 新日本製鐵株式会社 君津製鐵所内 (72)発明者 小野 哲也 千葉県君津市君津1 新日本製鐵株式会社 君津製鐵所内 (72)発明者 伊藤 直行 千葉県君津市君津1 新日本製鐵株式会社 君津製鐵所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒状の原料を貯留するホッパーの側壁
    を一方側で低く他方側で高く構成するとともに、側壁上
    端部から側壁内方へ下向きに傾斜して突出する邪魔板を
    四周に設け、ホッパーの中央開口部に該邪魔板の先端か
    ら垂下させて防風板を設け、前記一方側の邪魔板に2枚
    の板を対向させて断面y形またはv形とした集塵口を設
    け、該対向させた2枚の板の少なくとも片方を開閉自在
    に構成したことを特徴とする飛散粉塵の集塵機能を有す
    るホッパー。
JP6329834A 1994-12-06 1994-12-06 飛散粉塵の集塵機能を有するホッパー Withdrawn JPH08157073A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6329834A JPH08157073A (ja) 1994-12-06 1994-12-06 飛散粉塵の集塵機能を有するホッパー

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JP6329834A JPH08157073A (ja) 1994-12-06 1994-12-06 飛散粉塵の集塵機能を有するホッパー

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JPH08157073A true JPH08157073A (ja) 1996-06-18

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JP6329834A Withdrawn JPH08157073A (ja) 1994-12-06 1994-12-06 飛散粉塵の集塵機能を有するホッパー

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JP (1) JPH08157073A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008053760A1 (fr) * 2006-10-31 2008-05-08 Mitsubishi Materials Corporation Appareil de production de trichlorosilane
CN115465647A (zh) * 2022-09-09 2022-12-13 北京科技大学 一种棒料分拣下料装置及棒料分拣下料装置

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WO2008053760A1 (fr) * 2006-10-31 2008-05-08 Mitsubishi Materials Corporation Appareil de production de trichlorosilane
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