JPH081569B2 - 温度センサ入力装置 - Google Patents

温度センサ入力装置

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JPH081569B2
JPH081569B2 JP62030111A JP3011187A JPH081569B2 JP H081569 B2 JPH081569 B2 JP H081569B2 JP 62030111 A JP62030111 A JP 62030111A JP 3011187 A JP3011187 A JP 3011187A JP H081569 B2 JPH081569 B2 JP H081569B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はプログラマブルコントローラ等を用いた温
度制御装置に関し、特に温度センサからの熱起電力信号
より温度制御に用いる温度範囲データを自動設定すると
共に直線近似補正を行なう温度センサ入力装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
一般にプログラマブルコントローラ(以下、PCとい
う)等の制御装置が、熱電対等の温度センサより制御対
象物の温度データを入力し、この温度データに基づいて
一定の使用温度範囲で温度制御を行なう場合、使用する
温度センサの温度−熱起電力特性に従って、温度制御を
行なう使用温度範囲に対する熱起電力信号の補正、及び
温度−熱起電力特性の直線近似補正を行ない、補正され
た温度−熱起電力特性データを得ることが必要である。
第2図は、補正された温度−熱起電力特性データを得
るための従来の温度センサ入力装置の構成図である。図
において、(1)は熱電対、(2)は熱電対(1)の温
度−熱起電力特性に応じた電圧を発生させる可変電圧発
生回路、(3)は熱電対(1)からの信号の可変電圧発
生回路(2)からの信号とを切り換える切換回路、
(4)は温度制御を行なう使用温度範囲に対する熱切電
力信号のオフセット調整及びゲイン調整を行なう熱起電
力補正回路、(5)はアナログの熱起電力信号をデジタ
ル量に変換するアナログ−デジタル変換回路(以下、A/
D変換器という)、(6)はデジタルの熱起電力信号
(温度データ)に基づいて温度制御を行なうと共に、入
力されたデジタルの熱起電力信号を用いて温度−熱起電
力特性データを直線近似補正する直線近似補正回路(6
a)を有するPCである。
次に上記構成の温度センサ入力装置の動作を第3図
(a)及び(b)に参照して説明する。第3図(a)は
熱電対(1)の温度−熱起電力特性を示す特性曲線図、
第3図(b)は第3図(a)に示された温度制御を行な
う使用温度範囲(T1〜T2[℃])に対する熱起電力範囲
(V1〜V2[v])について、オフセット調整、ゲイン調
整及び直線近似補正を行なった直線近似補正の特性曲線
図である。
PC(6)が、熱電対(1)によって制御対象物より検
出した温度データに基づいて温度制御を行なう場合にお
いて、第3図(a)に示す温度−熱起電力特性を用いる
と、温度制御を行なう使用温度範囲(T1〜T2[℃])以
外の部分である温度範囲(0〜T1[℃])が不必要とな
る。従って、まず温度制御を行なう使用温度範囲(T1〜
T2[℃])の部分だけを取り出すために、T1[℃]を最
低温度、T2[℃]を最高温度に設定し、かつ熱起電力V1
[v]を0[v]に熱起電力V2[v]を増幅して例えば
5[v]に設定する。その後PC(6)が温度制御に使用
し易いように第3図(b)に示す直線近似補正データを
作成する。
この第3図(b)に示す直線近似補正データを作成す
るためには、まず使用する熱電対(1)の温度−熱起電
力特性表から温度T1、T2[℃]に対する熱起電力V1、V2
[v]を得て、これらの電圧値に相当する電圧を熱電対
(1)に代わって可変電圧発生回路(2)より切換回路
(3)を介して熱起電力補正回路(4)へ入力する。そ
して熱起電力補正回路(4)は電圧V1[v]の入力に対
してその出力が0[v]となるようにオフセット調整を
し、かつ電圧V2[v]の入力に対してその出力が例えば
5[v]のなるようにゲイン調整をする。
以上のように熱起電力補正回路(4)のオフセット調
整(即ち、第3図(a)に示すT1[℃]でV1[v]であ
る熱起電力値が、第3図(b)に示すようにT1[℃]で
0[v]となるように座標原点を移動すること。)及び
ゲイン調整(即ち、第3図(a)に示すT2[℃]でV2
[v]である熱起電力値が、第3図(b)に示すように
T2[℃]で5[v]となるように座標の尺度を変更する
こと。)が終了した後、切換回路(3)により熱起電力
補正回路(4)の入力を熱電対(1)に切り換える。そ
の結果、熱電対(1)の測定対象物の温度がT1[℃]の
時には熱起電力補正回路(4)の出力は0[v]とな
り、また熱電対(1)の測定対象物の温度がT2[℃]の
時には熱起電力補正回路(4)の出力は5[v]とな
る。そして、熱起電力補正回路(4)の出力はA/D変換
器(5)によってデジタル信号となり、PC(6)内にあ
る直線近似補正回路(6a)によって第3図(b)に示す
直線近似補正データ(即ち、第3図(b)に示すように
座標点(T1、0)と(T2、5)とを直線を結び、T1〜T2
の間の温度に対する熱起電力値はこの直線上の値から読
み取る。)が得られる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の温度センサ入力装置は以上のように構成されて
いるため、実際に熱電対から得られた熱起電力信号を、
ある使用温度範囲で温度制御を行なうのに使用し易い電
圧信号とするためには、使用する熱電対の温度−熱起電
力特性表から使用温度範囲に対する熱起電力を調べ、外
部の可変電圧発生回路を用いてT1[℃]の時の熱起電力
値であるV1[v]及びT2[℃]の時の熱起電力値である
V2[v]を実際に発生させ、これらの熱起電力に対応す
る電圧を熱起電力補正回路へ供給し、オフセット調整や
ゲイン調整をし、その後にディジタル信号へ変換する必
要があった。従って、熱電対の特性が異なる毎にわざわ
ざ外部の可変電圧発生回路を用いて実際の熱起電力に対
応するアナログ電圧を発生させて補正作業を行なわなけ
ればならないという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、特性の異なる熱電対の交換毎に外部の可変
電圧発生回路を用いて、温度制御を行なう使用温度範囲
に対して熱起電力信号を調整することの必要でない温度
センサ入力装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕 この発明に係わる温度センサ入力装置においては、温
度センサからの熱起電力信号をデジタル量に変換するア
ナログ・デジタル変換器と、温度制御に用いる温度範囲
における最低温度及び最高温度のそれそれに対応する熱
起電力信号の値を予め設定する使用温度範囲設定手段
と、前記アナログ・デジタル変換器からの信号を前記使
用温度範囲設定手段で設定された最低温度または最高温
度に対応した熱起電力信号の値と比較する温度判定手段
と、この温度判定手段からの信号により最低温度に対応
する熱起電力信号の値を所定値にオフセット補正すると
共に最高温度に対応する熱起電力信号の値を所定値にゲ
イン補正する熱起電力値設定手段と、この熱起電力値設
定手段から最低温度に対するオフセット補正された値と
最高温度に対するゲイン補正された値との2点間を直線
近似補正すると共にこの直線近似補正特性に沿って各温
度に対する熱起電力のデジタルデータを生成する熱起電
力データ生成手段と、を備え、前記温度センサより出力
される熱起電力信号のデジタル量を用いて、最低温度に
対する熱起電力値と最高温度に対する熱起電力値とを備
えた熱起電力特性を、前記熱起電力値設定手段によりオ
フセット補正及びゲイン補正し、前記熱起電力データ生
成手段により直線近似補正すると共に最低温度と最高温
度内の各温度に対する熱起電力データを所定の範囲内の
デジタルデータに変換するものである。
〔作用〕
この発明に係わる温度センサ入力装置においては、温
度センサからの熱起電力信号をデジタル量に変換するア
ナログ・デジタル変換器と、温度制御に用いる温度範囲
における最低温度及び最高温度のそれぞれに対応する熱
起電力信号の値を予め設定する使用温度範囲設定手段
と、前記アナログ・デジタル変換器からの信号を前記使
用温度範囲設定手段で設定された最低温度または最高温
度に対応した熱起電力信号の値と比較する温度判定手段
と、この温度判定手段からの信号により最低温度に対応
する熱起電力信号の値を所定値にオフセット補正すると
共に最高温度に対応する熱起電力信号の値を所定値のゲ
イン補正する熱起電力値設定手段と、この熱起電力値設
定手段からの最低温度に対するオフセット補正された値
と最高温度に対するゲイン補正された値との2点間を直
線近似補正すると共にこの直線近似補正特性に沿って各
温度に対する熱起電力のデジタルデータを生成する熱起
電力データ生成手段と、を備え、前記温度センサより出
力される熱起電力信号のデジタル量を用いて、最低温度
に対する熱起電力値と最高温度に対する熱起電力値とを
備えた熱起電力特性を、前記熱起電力値設定手段により
オフセット補正及びゲイ補正し、前記熱起電力データ生
成手段により直線近似補正すると共に最低温度と最高温
度内の各温度に対する熱起電力データを所定の範囲内の
デジタルデータに変換するので、実際の温度制御に用い
る温度センサからの熱起電力信号をデジタル化した後
に、これを予めデータとして格納している温度制御に用
いる温度範囲における最低温度及び最高温度に対応する
熱起電力信号の値と比較し、最低温度においてオフセッ
ト補正された所定値と最高温度においてゲイン補正され
た所定値とを設定し、これらの2点間を直線近似補正す
ると共にこの直線近似補正特性に沿って最低温度と最高
温度内の各温度に対する熱起電力データを所定の範囲内
のデジタルデータとして生成することになる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例による温度センサ入力装
置の全体構成を示すブロック図である。図において、
(1)は温度センサである熱電対、(5)は熱電対から
の熱起電力信号をデジタル化するA/D変換器、(7)は
温度制御を行なう使用温度範囲における最低温度及び最
高温度のそれぞれに対応する熱起電力の値を予め設定す
る使用温度範囲設定手段、(8)はA/D変換器(5)か
らの熱起電力に対応する信号が使用温度範囲設定手段
(7)で設定された最低温度或は最高温度に対応する熱
起電力の値に至ったかどうかを判定し温度判定信号(8
a)を出力する温度判定手段、(9)は温度判定手段
(8)から得られた最低温度と最高温度及び後述の熱起
電力値設定手段(10)から得られる最低熱起電力と最高
熱起電力から形成される範囲に対する熱起電力を直線近
似補正すると共に直線近似補正特性に沿った熱起電力デ
ータを生成する熱起電力データ生成手段、(10)は熱起
電力データ生成手段(9)に対して最低温度に対する最
低熱起電力と最高温度に対する最高熱起電力を使用する
熱電対に応じて設定する熱起電力値設定手段、(11)は
発生した各熱起電力データを順次記憶する熱起電力デー
タ記憶部である。
次に本実施例の動作を上記構成に基づいて説明する。
今、第3図(a)に示す温度−熱起電力特性を持ってい
る熱電対(1)を用いたとする。この熱電対(1)の温
度−熱起電力特性は予め判っているので、使用温度範囲
における最低温度(T1[℃])、最高温度(T2[℃])
及びそれぞれ対応する熱起電力の値V1[v]、V2[v]
は前もってデータとして使用温度範囲設定手段(7)に
格納されている。
一方、測温対象物の温度が上昇するに伴って、熱電対
(1)の出力端子に現れアナログ値である熱起電力はA/
D変換器(5)により所定の電圧に昇圧された後デジタ
ル値に変換されて温度判定手段(8)に入力される。そ
して、この温度判定手段(8)には現在使用されている
熱電対が第3図(a)に示す温度−熱起電力特性が持っ
ている熱電対(1)であることの情報が何らかの手段
(図示せず)により与えられているので、この温度判定
手段(8)はA/D変換器(5)から入力されるデジタル
値と使用温度範囲設定手段(7)のデータとを比較する
ことになる。
今、A/D変換器(5)からの信号が電圧値V1[v]に
なったとすると、温度判定手段(8)は最低温度である
と判断して温度判定信号(8a)を熱起電力データ生成手
段(9)及び熱起電力値設定手段(10)へ出力する。そ
して、この熱起電力値設定手段(10)はV1[v]を例え
ば0[v]にオフセット調整するためのオフセット値
(例えば0[v])を熱起電力データ生成手段(9)へ
出力する。
次に、A/D変換器(5)からの信号が電圧値V2[v]
になったとすると、温度判定手段(8)は最高温度であ
ると判定して温度判定信号(8a)を熱起電力データ生成
手段(9)及び熱起電力値設定手段(10)へ出力し、こ
の熱起電力値設定手段(10)はV2[v]を例えば5
[v]にゲイン調整するための最高熱起電力設定値を熱
起電力データ生成手段(9)へ出力する。
そして、熱起電力データ生成手段(9)においては、
最低温度T1[℃]で0[v]、最高温度T2[℃]で5
[v]となる直線近似補正された第3図(b)に示す温
度−電圧特性を生成する。また、温度制御を行なう使用
温度範囲における最低温度(T1[℃])から最高温度
(T2[℃])までの間における各温度に対応する熱電対
(1)の出力、すなわちA/D変換起(5)からのデジタ
ル信号(1a)に対しては、V1[v]のときに0[v]、
V2[v]のときに5[v]になるように設定された直線
近似補正特性に従って、0[v]から5[v]までの値
を有する熱起電力(9a)が出力され、V1〜V2[v]を入
力として0〜5[v]を出力とする関係が熱起電力デー
タ記憶部(11)に記憶される。
そして、PC(6)はこの熱起電力データ記憶部(11)
に記憶されたデジタルデータである温度制御信号(11
a)を用いて温度制御を行うことになる。
また、熱電対の種類を変えた場合においては、その熱
電対に関する使用温度範囲における最低温度(T1
[℃])、最高温度(T2[℃])及びそれぞれ対応する
熱起電力の値V1[v]、V2[v]をデータとして使用温
度範囲設定手段(7)に格納してあるので、上述と同様
にして、種々の熱電対に対してV1〜V2[v]を入力とし
て0〜5[v]を出力とするデータを生成し、これらを
熱起電力データ記憶部(11)に記憶させることができ
る。
以上のように、使用温度範囲設定手段(7)に格納し
た対象とする熱電対の種類とその熱電対に関する4つの
データである使用温度範囲における最低温度(T1
[℃])、最高温度(T2[℃])及びそれぞれ対応する
熱起電力の値V1[v]、V2[v]と、対象とする熱電対
を実際に加熱してA/D変換器(5)から入手した最低温
度(T1[℃])と最高温度(T2[℃])に対応する熱起
電力の値V1[v]とV2[v]のデジタル信号(1a)とを
用いて、熱超電力データ記憶部(11)にV1〜V2[v]と
0〜5[v]との関係をデジタルデータとして記憶する
ので、従来のように可変電圧発生回路(2)を用いて熱
電対の熱起電力の値V1[v]、V2[v]に相当するアナ
ログ電圧を作り、それをオフセット調整、ゲイン調整、
及び直線近似補正を行った後にデジタル信号に変換する
ということは不必要となり、ユーザは単に所望の熱電対
を接続してこの熱電対を所定の温度に過熱するだけで、
PC(6)の温度制御に必要なV1〜V2[v]と0〜5
[v]との関係を有するデジタルデータを得ることがで
きる。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、温度センサからの熱
起電力信号をデジタル量に変換するアナログ・デジタル
変換器と、温度制御に用いる温度範囲における最低温度
及び最高温度のそれぞれに対応する熱起電力信号の値を
予め設定する使用温度範囲設定手段と、前記アナログ・
デジタル変換器からの信号を前記使用温度範囲設定手段
で設定された最低温度または最高温度に対応した熱起電
力信号の値と比較する温度判定手段と、この温度判定手
段からの信号により最低温度に対応する熱起電力信号の
値を所定値にオフセット補正すると共に最高温度に対応
する熱起電力信号の値を所定値にゲイン補正する熱起電
力値設定手段と、この熱起電力値設定手段からの最低温
度に対するオフセット補正された値と最高温度に対する
ゲイン補正された値との2点間を直線近似補正すると共
にこの直線近似補正特性に沿って各温度に対する熱起電
力のデジタルデータを生成する熱起電力データ生成手段
と、を備え、前記温度センサより出力される熱起電力信
号のデジタル量を用いて、最低温度に対する熱起電力と
最高温度に対する熱起電力値とを備えた熱起電力特性
を、前記熱起電力値設定手段によりオフセット補正及び
ゲイン補正し、前記熱起電力データ生成手段により直線
近似補正すると共に最低温度と最高温度内の各温度に対
する熱起電力データを所定の範囲内のデジタルデータに
変換するので、実際の温度制御に用いる温度センサから
の熱起電力信号をデジタル化した後に、これを予めデー
タとして格納している温度制御に用いる温度範囲におけ
る最低温度及び最高温度に対応する熱起電力信号の値と
比較し、最低温度においてオフセット補正された所定値
と最高温度においてゲイン補正された所定値とを設定
し、これらの2点間を直線近似補正すると共にこの直線
近似補正特性に沿って最低温度と最高温度内に各温度に
対する熱起電力データを所定の範囲内のデジタルデータ
として生成することになり、特性の異なる温度センサの
交換毎に外部の可変電圧発生回路を用いて、温度制御を
行なう使用温度範囲に対して熱起電力信号に相当するア
ナログ電圧を作り、それをオフセット調整、ゲイン調
整、及び直線近似補正を行った後にデジタル信号に変換
するということは不必要となり、単に使用する温度セン
サを接続して所定の温度に加熱するだけで、短時間で容
易に使用温度範囲を再設定できる温度センサ入力装置を
提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による温度センサ入力装置
の全体構成を示すブロック図、第2図は従来の温度セン
サ入力装置の構成図、第3図(a)は熱電対の温度−熱
起電力特性を示す特性曲線図、第3図(b)は第3図
(a)に示された温度制御を行なう使用温度範囲に対す
る熱起電力特性を直線近似補正した特性曲線図である。 図において、(1)は熱電対、(5)はA/D変換器、
(6)はPC、(7)は使用温度範囲設定手段、(8)は
温度判定手段、(8a)は温度判定信号、(9)は熱起電
力データ生成手段、(10)は熱起電力値設定手段、(1
1)は熱起電力データ記憶部、 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−226818(JP,A) 特開 昭61−203710(JP,A) 特開 昭61−287308(JP,A) 特開 昭57−139631(JP,A) 特開 昭52−60645(JP,A) 特開 昭48−9778(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温度センサより出力される熱起電力信号を
    入力し、この熱起電力信号より温度制御に用いる温度範
    囲データを生成し制御装置へ出力する温度センサ入力装
    置において、前記温度センサからの熱起電力信号をデジ
    タル量に変換するアナログ・デジタル変換器と、温度制
    御に用いる温度範囲における最低温度及び最高温度のそ
    れぞれに対応する熱起電力信号の値を予め設定する使用
    温度範囲設定手段と、前記アナログ・デジタル変換器か
    らの信号を前記使用温度範囲設定手段で設定された最低
    温度または最高温度に対応した熱起電力信号の値と比較
    する温度判定手段と、この温度判定手段からの信号によ
    り最低温度に対応する熱起電力信号の値を所定値にオフ
    セット補正すると共に最高温度に対応する熱起電力信号
    の値を所定値にゲイン補正する熱起電力値設定手段と、
    この熱起電力設定手段からの最低温度に対するオフセッ
    ト補正された値と最高温度に対するゲイン補正された値
    との2点間を直線近似補正すると共にこの直線近似補正
    特性に沿って各温度に対する熱起電力のデジタルデータ
    を生成する熱起電力データ生成手段と、を備え、前記温
    度センサより出力される熱起電力信号のデジタル量を用
    いて、最低温度に対する熱起電力値と最高温度に対する
    熱起電力値とを備えた熱起電力特性を、前記熱起電力値
    設定手段によりオフセット補正及びゲイン補正し、前記
    熱起電力データ生成手段により直線近似補正すると共に
    最低温度と最高温度内の各温度に対する熱起電力データ
    を所定の範囲内のデジタルデータに変換することを特徴
    とする温度センサ入力装置。
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