JPH08156989A - テープカートリッジの保護ケース - Google Patents

テープカートリッジの保護ケース

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JPH08156989A
JPH08156989A JP6330527A JP33052794A JPH08156989A JP H08156989 A JPH08156989 A JP H08156989A JP 6330527 A JP6330527 A JP 6330527A JP 33052794 A JP33052794 A JP 33052794A JP H08156989 A JPH08156989 A JP H08156989A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape cartridge
case
remaining amount
window
opening
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6330527A
Other languages
English (en)
Inventor
Hikari Mizutani
光 水谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Maxell Ltd
Priority to JP6330527A priority Critical patent/JPH08156989A/ja
Publication of JPH08156989A publication Critical patent/JPH08156989A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブックケース型の不透明な保護ケースにおい
て、テープカートリッジを装填した状態のままでテープ
残量やインデックスカードの記入内容を視認できるよう
にする。しかも、その製作コストを減らす。 【構成】 不透明なポリプロピレンシートでケース本体
1を形成し、その素材コストを減少する。インデックス
カード18にシート窓21を通設し、このシート窓21
を通してテープ残量を視認できるようにする。シート窓
21の周縁に残量表示23を印刷する。シート窓21を
含むシート面19の余白部に内容記入欄22を印刷す
る。シート窓21、残量表示23、内容記入欄22を視
認するために、ケース本体1の主壁2に、第1〜第3開
口30〜32をそれぞれ内外貫通状に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内部にテープカートリ
ッジと共にインデックスカードが収納保管されるブック
ケース型の保護ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の保護ケースの従来例に実公平3
−39433号公報がある。そこでは、透明ないしは半
透明のプラスチックシートで保護ケースを形成するの
で、テープカートリッジを保護ケースに装填した状態の
ままで、テープカートリッジの外面に貼り付けたタイト
ルラベルや、テープ残量を確認できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】保護ケースは強靱で耐
久性に富むポリプロピレンシートで形成する事例が多い
が、元来ポリプロピレンは無色半透明であるため、透明
度の高いポリプロピレンシートで保護ケースを形成する
と、その素材コストが高く付く。半透明状態のポリプロ
ピレンシートの場合には、ケース内部のテープ残量表示
やタイトルラベルの視認が困難になることを避けられ
ず、薄暗い状況下では内部がよく視認できない。
【0004】透明なポリプロピレンシートに比べて、シ
ート材のコストが少なくて済む不透明のプラスチックシ
ートで形成した保護ケースも多用されてはいる。しか
し、不透明なシート材で形成した保護ケースは、テープ
カートリッジを保護ケースに装填した状態において、テ
ープカートリッジに貼付したタイトルラベルやインデッ
クスカードを視認できず、さらにテープカートリッジを
ケース外へ抜き出さない限りは、そのテープ残量を確認
できない不便がある。
【0005】本発明の目的は、素材コストが少なくて済
む不透明のシート材で形成した保護ケースでありなが
ら、ケース本体内に収めたテープカートリッジのテープ
残量を明確に知ることができるテープカートリッジの保
護ケースを提供するにある。本発明の目的は、テープ残
量からテープの使用可能な残り時間を正確に知ることが
でき、従って使用途中のテープカートリッジを無駄なく
有効に使用できる保護ケースを提供するにある。本発明
の目的は、テープカートリッジと共に収容されるインデ
ックスカードを利用して、テープ残量や収録内容を表示
できる保護ケース、つまりケース本体に対して印刷表示
を行う必要がなく、とくに印刷適性に劣るポリプロピレ
ンシートを形成素材とする場合に好適なものを得るにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ケース本体1
が不透明なシート材でブックケース状に形成され、ケー
ス本体1内にテープカートリッジ10とインデックスカ
ード18とが、それぞれ出し入れ自在に収容される保護
ケース1を対象とする。インデックスカード18は、ケ
ース本体1の主壁2の内面形状とほぼ同形で同大のシー
ト面19を有し、このシート面19にテープカートリッ
ジ10の窓板12を視認するためのシート窓21を内外
貫通状に設けてある。シート面19には、テープカート
リッジ10の収録内容を記入できる内容記入欄22と、
シート窓21の周縁に設けられてテープ残量を定量的に
表示する残量表示23とがそれぞれ印刷されている。イ
ンデックスカード18をケース本体1内に収めた状態に
おいて、シート窓21、および残量表示23のそれぞれ
と対向するケース本体1の主壁2に、第1開口30、お
よび第2開口32を形成する。具体的には、シート窓2
1に対応する第1開口30と、残量表示23に対応する
第2開口31を連続する1個の開口として形成し、内容
記入欄22と対向するケース本体1の主壁に第3開口3
2を形成する。四角形のインデックスカード18の隣接
する二辺部に、位置決め片33・34を折り曲げ形成す
る。
【0007】
【作用】テープカートリッジ10をインデックスカード
18と共にケース本体1に装填した状態において、テー
プカートリッジ10の窓板12はシート面19および主
壁2に設けたシート窓21および第1開口30を通して
見ることができる。シート面19に印刷した残量表示2
3は、主壁2に設けた第2開口31を通して見ることが
できる。インデックスカード18に残量表示23および
内容記入欄22を印刷してあるので、ケース本体1に印
刷表示を施す必要がない。第1開口30と第2開口31
が連続する1個の開口で形成されていると、シート窓2
1の周縁の近くに残量表示23を設けることにより、テ
ープ残量とテープ残量表示23との対応関係をより正確
に知ることができる。インデックスカード18に設けた
内容記入欄22は、その配置位置、形状、大きさ等をテ
ープカートリッジ10のケース構造とは無関係に任意に
設定できる。インデックスカード18の隣接する二辺部
に設けた位置決め片33・34は、保護ケースの内部に
おいて、シート窓21を窓板12に対して適正に位置決
めされた状態で位置させることができる。
【0008】
【発明の効果】本発明では、素材コストが少なくて済む
不透明なシート材でケース本体1を形成して、その製作
コストを削減した。そのうえで、ケース本体1の主壁2
に第1〜第2開口30・31を設け、さらにインデック
スカード18にシート窓21を設けて、ケース本体1内
のテープカートリッジ10のテープ残量を視認できるよ
うにした。また、インデックスカード18に残量表示2
3を印刷して、これもケース本体1の外から視認できる
ようにした。従って、本発明によれば、テープカートリ
ッジ10を装填した状態のままで、そのテープ残量を明
確に知ることができる保護ケースをより低コストで提供
できる。
【0009】インデックスカード18に内容記入欄22
を設け、これを第3開口32を通してケース外から視認
できるようにするので、内容記入欄22の位置や形状、
大きさ等に関してデザイン上の自由度が高く、多様な表
情および印象を持った保護ケースを形成するのに有利で
ある。残量表示23によってテープ残量を定量的に表示
するので、使用途中のテープカートリッジ10の使用可
能な残り時間を正確に知って、未使用のテープ部分を有
効に利用できる。必要な印刷表示を全てインデックスカ
ード18に設けるので、ケース本体1に印刷処理を施す
必要がなく、とくに印刷しにくいポリプロピレンシート
を形成素材とする保護ケースにおいて、その製作に要す
るコストを減少できる。
【0010】
【実施例】図1において、ケース本体1は、全体が不透
明なポリプロピレンシートを素材にしてブックケース型
に形成してある。詳しくは、対向する一対の主壁2・2
と、主壁2・2の三方周縁どうしを接続する上壁3と下
壁4と背壁5とで、前面に開口6を有する薄い角箱状に
形成する。上壁3と下壁4とは、各主壁2・2の短辺部
に連続するフラップを貼り合わせて形成する。つまり、
展開状態において、両主壁2・2間に背壁5を有する。
ケース本体1の開口縁のほぼ上下中央部位には、内部に
収納したテープカートリッジ10をつかんで抜き出し操
作するための切欠部7を台形状に切り欠き形成してあ
る。
【0011】ケース本体1内に装填されるテープカート
リッジ10はビデオ用であって、図1に示すごとく本体
ケース11の上面左右に、テープ残量を確認するための
透明な窓板12を有し、この窓板12を通してリール1
3に巻かれた磁気テープ14を視認できる。左右の窓板
12・12間には、四角形状の貼付部15を凹み形成し
てあり、そこにタイトルラベル16が貼り付けられる。
タイトルラベル16は、テープカートリッジ10と共に
ケース本体1に収容される取扱い説明書に剥離可能に設
けてある。
【0012】テープカートリッジ10はケース本体1に
装填した状態で、しかも上記の取扱い説明書およびイン
デックスカード18をケース本体1に同封した状態で販
売される。インデックスカード18は、ケース本体1の
主壁2の内面形状とほぼ同形で同大の長方形状のシート
面19を有し、シート面19の一方の長辺部に連続して
帯状の周側片20を直角に折り曲げた紙製品からなる。
テープカートリッジ10をインデックスカード18と共
にケース本体1に装填した状態において、窓板12と対
向するシート面19に、窓板12を視認するためのシー
ト窓21を内外貫通状に設ける。シート窓21は楕円形
に開口しており、その長軸をシート面19の長辺部に対
して傾斜させて、シート窓21が窓板12の外面を斜め
に横切るよう配置する。図3はシート窓21と窓板12
の位置関係を示す。
【0013】図2においてシート面19の外表面には、
テープカートリッジ10の収録内容を記入するための内
容記入欄22を印刷し、さらにシート窓21の周側片2
0側の縁に沿って、テープ残量を表示する残量表示23
を印刷する。内容記入欄22はシート窓21から遠い短
辺部の近傍に位置して設けてあり、長方形状の枠線24
内に長辺部と平行な罫線25を一定ピッチで形成する。
残量表示23は、シート窓21の周縁に沿って設けた目
盛線26と、主要な目盛線26に対応して設けた、テー
プの使用可能な残り時間を分単位で表す時間数字27、
および文字表示28などからなる。
【0014】インデックスカード18に設けたシート窓
21、残量表示23、および内容記入欄22のそれぞれ
をケース外面から視認できるようにするために、ケース
本体1の一方の主壁2に第1〜第3開口30〜32を内
外貫通状に設ける。図1および図3に示すごとく第1開
口30はシート窓21に対応して楕円状に設けてあり、
残量表示23に対応する扇形の第2開口31と第1開口
30とを連続する1個の開口として形成する。残量表示
23の目盛線26をシート窓21の周縁に位置させて、
テープ残量をより正確に読み取るためである。第3開口
32は内容記入欄22に対応して設けられており、枠線
24と同じかこれより僅かに大きな長方形状に形成して
ある。
【0015】使用時には、各開口30〜32が設けてあ
るケース本体1の主壁2の内面にインデックスカード1
8を差し入れ、窓板12がインデックスカード18に摺
接する状態でテープカートリッジ10をケース本体1に
装填する。テープカートリッジ10の装填によって、イ
ンデックスカード18の周側片20は背壁5と本体ケー
ス11の前蓋とに挟持される。つまり、インデックスカ
ード18はケース本体1の奥行方向に位置決めされ、さ
らにシート面19の短辺部を下壁4に接当することで上
下方向にも位置決めされる。これにより、シート窓21
を窓板12に対して正しく位置決めした状態で位置させ
て、テープ残量を正確に読み取ることができる。内容記
入欄22に記入されたテープカートリッジ10の収録内
容も、第3開口32を介して読み取ることができる。
【0016】図4は本発明の別実施例を示す。そこで
は、残量表示23用の第2開口31を第1開口30とは
別に、しかも4個の円形開口31a〜31dで形成し、
それぞれの円形開口31a〜31dを介して時間数字2
7を視認できるようにしてある。また第1開口30はシ
ート窓21より僅かに大きく形成して、シート窓21の
周縁に設けた目盛線26も第1開口30を介して視認で
きるようにした。
【0017】図5はインデックスカード18に関する本
発明の別実施例を示しており、周側片20とは別にシー
ト面19の短辺部に沿って帯状の位置決め片33を直角
に折り曲げてある。このインデックスカード18によれ
ば、テープカートリッジ10をケース本体1に装填する
とき、その前蓋と本体ケース11の側面とが周側片20
および位置決め片33に接当してインデックスカード1
8を正しく位置決めできる。つまり、周側片20は位置
決め片34として作用する。また、窓板12の前後中央
付近と対応する位置にシート窓21を開口し、その開口
形状を弧長の小さな扇形とした。そのうえで、一方の直
線周縁に沿ってテープ送り速度が標準モードである場合
の残量表示23を印刷し、他方の直線周縁に沿ってテー
プ送り速度が3倍速である場合の残量表示23aを印刷
した。
【0018】上記の実施例以外に、ケース本体1はポリ
プロピレン以外の不透明なプラスチックシート、あるい
は紙にプラスチックフィルムを貼り合わせた不透明な複
合シートで形成することができる。シート窓21は左右
の窓板12のそれぞれに対応して形成でき、その開口形
状は円形、多角形状などに変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープカートリッジ、インデックスカードおよ
び保護ケースをそれぞれ分離して示す斜視図である。
【図2】インデックスカードの平面図である。
【図3】テープカートリッジおよびインデックスカード
を装填した状態での保護ケースの平面図である。
【図4】インデックスカードおよび保護ケースの別実施
例を示す平面図である。
【図5】インデックスカードの更に別実施例を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 ケース本体 2 主壁 10 テープカートリッジ 12 窓板 18 インデックスカード 19 シート面 21 シート窓 22 内容記入欄 23 残量表示 30 第1開口 31 第2開口 32 第3開口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体1が不透明なシート材でブッ
    クケース状に形成され、ケース本体1内にテープカート
    リッジ10とインデックスカード18とが、それぞれ出
    し入れ自在に収容される保護ケースであって、 インデックスカード18は、ケース本体1の主壁2の内
    面形状とほぼ同形で同大のシート面19を有し、このシ
    ート面19にテープカートリッジ10の窓板12を視認
    するためのシート窓21が内外貫通状に設けられてお
    り、 シート面19には、テープカートリッジ10の収録内容
    を記入できる内容記入欄22と、シート窓21の周縁に
    設けられてテープ残量を定量的に表示する残量表示23
    とがそれぞれ印刷されており、 インデックスカード18をケース本体1内に収めた状態
    において、シート窓21、および残量表示23のそれぞ
    れと対向するケース本体1の主壁2に、第1開口30、
    および第2開口31が形成してあるテープカートリッジ
    の保護ケース。
  2. 【請求項2】 シート窓21に対応する第1開口30
    と、残量表示23に対応する第2開口31とが、連続す
    る1個の開口として形成してあり、内容記入欄22と対
    向するケース本体1の主壁2に第3開口32が形成して
    ある請求項1記載のテープカートリッジの保護ケース。
  3. 【請求項3】 四角形のインデックスカード18の隣接
    する二辺部に、位置決め片33・34が折り曲げ形成し
    てある請求項1又は2記載のテープカートリッジの保護
    ケース。
JP6330527A 1994-12-06 1994-12-06 テープカートリッジの保護ケース Withdrawn JPH08156989A (ja)

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020305