JPH08156870A - 電動モータ付き自転車 - Google Patents

電動モータ付き自転車

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JPH08156870A
JPH08156870A JP30375594A JP30375594A JPH08156870A JP H08156870 A JPH08156870 A JP H08156870A JP 30375594 A JP30375594 A JP 30375594A JP 30375594 A JP30375594 A JP 30375594A JP H08156870 A JPH08156870 A JP H08156870A
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Japan
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pedal
side member
light
drive system
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JP30375594A
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Tomizou Yoshikawa
登美藏 吉川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造でペダルに作用する負荷の変化を
検出できて、安価に、しかも、故障がすくなくて、保守
も行い易い自転車を提供できるようにする。 【構成】 ペダル31の駆動力で回転するペダル側部材
7と、該ペダル側部材7の回転が捩りばね10を介して
伝達される駆動輪側部材9とに多数の透光孔12、13
を設けると共に、車体静止部材1に、前記透光孔12、
13に向って光を照射する発光素子14aと、該発光素
子14aの光を前記透光孔12、13を介して受光する
受光素子14bとから成る負荷検出センサ14を設け
て、ペダル31に作用する負荷が所定以上に増大したと
き前記モータを駆動するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動モータ付き自転車、
詳しくは、登坂走行時などペダルに作用する負荷が所定
以上に増大したとき、ペダルの踏込みによる人力駆動系
と、電動モータによる動力駆動系との合力により駆動輪
を駆動する電動モータ付き自転車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、此種電動モータ付き自転車とし
て、特開平5ー310175号公報に記載されているよ
うに、ペダルとクランク軸とをもったクランク装置にお
ける前記クランク軸の外周りに駆動筒軸を回転自由に支
持し、この駆動筒軸と駆動輪との間にロッドを設け、こ
のロッドの一端部と前記駆動筒軸との間及びロッドの他
端部と駆動輪との間にそれぞれ一対の傘歯車を設けて、
これらクランク装置と駆動筒軸とロッドと傘歯車とによ
り人力駆動系を形成すると共に、車体に電動モータを保
持し、このモータと前記駆動筒軸との間に傘歯車をもっ
た動力伝達機構を設けて、これらモータと動力伝達機構
とで動力駆動系を形成する一方、前記ロッドを二つに分
割して、ペダル側ロッドと駆動輪側ロッドとの間に、前
記ペダル側ロッドから駆動輪側ロッドに、前記ペダルの
駆動力を伝達する捩り棒ばねと、前記ペダル側ロッドと
駆動輪側ロッドとの相対角度変化を求めるポテンショメ
ータとを設けると共に、このポテンショメータの信号を
取り出すスリップリングを設けて、例えば平坦路から登
り傾斜路を走行する場合など、ペダルに作用する負荷が
所定以上に増大したとき、前記電動モータを駆動し、ペ
ダルの踏込みによる人力駆動系と、電動モータによる動
力駆動系との合力により駆動輪を駆動するようにしたも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】所が、この従来の電動
モータ付き自転車は、前記ペダル側ロッドと、駆動輪側
ロッドとの間に、前記捩り棒ばねと、ポテンショメータ
とを設け、更に、このポテンショメータの信号を取り出
すスリップリングを設けているから、前記負荷を検出す
るための負荷検出構造が複雑であるし、しかも、これら
負荷検出器自体のコストも高いため、自転車のコストが
高くなる問題があり、また、保守も行い難い不具合があ
る。
【0004】本発明の目的は、簡単な構造でペダルに作
用する負荷の変化を検出できて、安価に、しかも、故障
がすくなくて、保守も行い易い自転車を提供できるよう
にする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、請求項1記載の発明は、ペダル31を
もったクランク装置3による人力駆動系と、電動モータ
5による動力駆動系とを備え、前記ペダル31に作用す
る負荷の変化に応じて前記動力駆動系の出力を制御し、
人力駆動系の駆動力及びこの人力駆動系と動力駆動系と
の合力により駆動輪2を駆動する電動モータ付き自転車
において、前記人力駆動系におけるペダル側部材7と、
駆動輪側部材9との間に、前記ペダル側部材7から動輪
側部材9に、前記ペダル31の駆動力を伝達する捩りば
ね10を介装すると共に、前記ペダル側部材7と駆動輪
側部材9とに、これら各部材7、9の相対角度変化で符
合する多数の透光孔12、13を、前記各部材7、9の
回転中心と同心状に周設する一方、前記ペダル側部材7
と駆動輪側部材9との軸方向一側に配置され、前記透光
孔12、13に向って光を照射する発光素子14aと、
軸方向他側に配置され、前記発光素子14aの光を前記
透光孔12、13を介して受光する受光素子14bとか
ら成る負荷検出センサ14を設けて、この負荷検出セン
サ14を車体静止部材1に設けたのである。
【0006】
【作用】ペダル31の駆動力で回転するペダル側部材7
と、該ペダル側部材7の回転が捩りばね10を介して伝
達される駆動輪側部材9とに多数の透光孔12、13を
設けると共に、車体静止部材1に、前記透光孔12、1
3に向って光を照射する発光素子14aと、該発光素子
14aの光を前記透光孔12、13を介して受光する受
光素子14bとから成る負荷検出センサ14を設けたか
ら、例えば平坦路から登り傾斜路を走行する場合など、
ペダル31に作用する負荷が増大したとき、前記捩りば
ね10が捩れて前記ペダル側部材7と駆動輪側部材9と
の相対角度が変化し、前記発光素子14aから照射され
た光が、前記ペダル側部材7と駆動輪側部材9との透光
孔12、13を通過して受光素子14bに受光され、こ
の受光により前記負荷を検出することができるのであ
る。このように、ペダル側部材7と駆動輪側部材9とに
透光孔12、13を設けると共に、発光素子14aと受
光素子14bとから成るセンサ14を設け、このセンサ
14を車体静止部材1に設けたから、前記した従来例の
ようにポテンショメータを用いるものに比べて負荷検出
構造を簡単にできて、この負荷検出器、ひいては自転車
全体のコストを低減できるのであり、また、発光素子1
4aと受光素子14bとから成る負荷検出センサ14を
車体静止部材1に設けるから、負荷検出機構の故障を少
なくでき、保守も行い易いのである。
【0007】
【実施例】図3に示した自転車は、前端部にヘッドパイ
プ1aをもち、後端部にシートチューブ1bとボトムブ
ラケット1cとをもったボディ本体1dと、前記ボトム
ブラケット1cから後方に向かって延びる1対のリヤス
テー1eと1対のバックホーク1fとを備えた車体1に
おける前記リヤステー1eとバックホーク1fとの後端
部にリヤギヤ21をもったハブ22を介して駆動輪2を
回転自由に支持すると共に、前記ボトムブラケット1c
に、一対のペダル31とこれらペダル31を保持するク
ランク軸32とをもったクランク装置3を回転自由に支
持し、このクランク装置3と駆動輪2との間に主として
チェンから成る伝動帯4を掛設して、これらクランク装
置3と伝動帯4とにより人力駆動系を形成する一方、前
記ボディ本体1dの後端部に、駆動軸が下向きに指向す
る直流電動モータ5を取付け、図1に示すようにこのモ
ータ5と前記伝動帯4との間に、一方向にのみ回転を伝
達する一方向クラッチ61と、複数の傘歯車から成る伝
動ギヤ62とを備えた動力伝達機構6を設けて、これら
モータ5と動力伝達機構6とにより動力駆動系を形成し
ている。
【0008】しかして、図1、図2に示した実施例で
は、前記クランク装置3におけるクランク軸32の一端
側外周に円板状の第1ばね受け7を設けると共に、前記
クランク軸32の他端側外周に駆動筒軸8を回転自由に
支持し、該駆動筒軸8の一端部に、前記第1ばね受け7
と軸方向に対向する円板状の第2ばね受け9を設け、前
記第1ばね受け7から成るペダル側部材[以下第1ばね
受けと称する]と、前記第2ばね受け9から成る駆動輪
側部材[以下第2ばね受けと称する]との間に、前記ペ
ダル31の駆動力をクランク軸32から第1ばね受け7
を介して第2ばね受け9に伝達する複数個の捩りばね1
0を介装し、更に前記駆動筒軸8の中間に、フロントギ
ヤ11と前記動力伝達機構6における伝動ギヤ62の一
つとを設ける一方、前記第1ばね受け7と第2ばね受け
9とに、前記ペダル31に作用する負荷が増大して前記
各ばね受け7、9の相対角度が変化したときに符合する
多数の第1及び第2透光孔12、13を、前記各ばね受
け7、9の回転中心と同心状に周設すると共に、車体1
の前記ボトムブラケット1c側部分に、前記第1及び第
2ばね受け7、9の軸方向一側に配置され、前記第1及
び第2透光孔12、13に向って光を照射する発光素子
14aと、前記第1及び第2ばね受け7、9の軸方向他
側に配置され、前記発光素子14aの光を前記第1及び
第2透光孔12、13を介して受光する受光素子14b
とから成る負荷検出センサ14を設けたのである。
【0009】図1に示した前記捩りばね10は、コイル
ばねから成り、この捩りばね10を前記各ばね受け7、
9の周方向に所定間隔を置いて配置し、その両端部を前
記各ばね受け7、9に係止して、平坦路を走行する場合
など、前記ペダル31に作用する負荷が所定未満の場合
には、捩じれないか、または捩れ量が少ない状態でペダ
ルの駆動力を第1ばね受け7から第2ばね受け9に伝達
するようにし、登坂路などペダル31に作用する負荷が
所定以上に増大したとき、所定以上に捩れて、この捩れ
状態でペダル31の駆動力を第1ばね受け7から第2ば
ね受け9に伝達するように成している。
【0010】また、図2に示した前記第1及び第2透光
孔12、13は、長孔状の貫通孔から成り、前記捩りば
ね10の捩り量が所定未満の場合、第1透光孔12と第
2透光孔13とは符合せず、前記捩りばね10の捩り量
が所定以上になったとき、第1透光孔12と第2透光孔
13とが符合して前記発光素子14aから照射された光
が各透光孔12、13を通過し、前記負荷検出センサ1
4がオン動作し、また、前記捩りばね10の捩り量が所
定未満になって第1透光孔12と第2透光孔13とが符
合しなくなったとき前記負荷検出センサ14がオフ動作
するようにしている。尚、前記第1及び第2透光孔1
2、13は、図2に示すように長孔状に形成する他、円
孔であってもよいし、また、各ばね受け7、9の外周面
から半径方向中心に向かって凹入する凹入孔であつても
よい。
【0011】また、この負荷検出センサ14から出力さ
れた検出信号は、前記ボディ本体1dに保持したコント
ローラ15に入力され、このコントローラ15からの出
力信号により前記電動モータ5の駆動を制御するのであ
って、前記負荷検出センサ14のオン動作により前記モ
ータ5を駆動して、ペダル31の駆動力と、モータ5の
駆動力との合力により前記駆動輪2を駆動し、また、前
記負荷検出センサ14のオフ動作により前記モータ5の
駆動を停止して、ペダル31の駆動力のみで駆動輪2を
駆動するのである。尚、前記コントローラ15は、ペダ
ル31に作用する負荷が継続して大きくなる場合など、
前記負荷検出センサ14からのオン信号を所定時間に亘
って入力または所定のパルス数入力した場合にのみ前記
モータ5を駆動し、前記負荷が瞬時に小さくなる場合な
ど、前記負荷検出センサ14がオン動作後、瞬時にオフ
動作する場合には前記モータ5を駆動させないようにし
ている。
【0012】また、前記動力駆動系の動力伝達機構6
は、前記モータ5の回転を一方向クラッチ61と伝動ギ
ヤ62とを介して前記駆動筒軸8に伝達し、また、前記
ペダル31の駆動力は、前記一方向クラッチ61の作用
により前記モータ5に伝達されないようにしている。
【0013】尚、図1において16は充電可能な電池で
ある。
【0014】次に以上のごとく構成した自転車の作動に
ついて説明する。
【0015】基本的には、ペダル31を踏み込んでクラ
ンク軸32を駆動すると、その駆動力が、第1ばね受け
7、捩りばね10、第2ばね受け9、駆動筒軸8、フロ
ントギヤ11及び伝動帯4を介して駆動輪2に伝達さ
れ、該駆動輪2が駆動されて走行することができる。
【0016】しかして、平坦路を走行する場合などペダ
ル31に作用する負荷が小さい場合、前記捩りばね10
は捩じれないか、または捩れ量が少ないので、前記第1
透光孔12と第2透光孔13とは符合しないのであり、
従って、発光素子14aから第1透光孔12に向かって
照射された光は第2ばね受け9の内側面に当たって第2
透光孔13を通過しないのである。この結果、ペダル3
1の駆動力のみで前記駆動輪2を駆動して走行できるの
である。
【0017】そして、平坦路から登り傾斜路を走行する
場合などペダル31に作用する負荷が所定以上に増大し
たとき、ペダル31の駆動力により前記捩りばね10が
所定以上に捩れて、第1ばね受け7が第2ばね受け9に
対し所定角度周方向に変位し、前記第1透光孔12と第
2透光孔13とが符合して、発光素子14aから第1透
光孔12に向かって照射された光は第2透光孔13を通
過し、受光素子14bで受光され、負荷検出センサ14
からオン動作信号が出力されるのである。この結果、前
記モータ5が駆動され、該モータ5の駆動力が、動力伝
達機構6から駆動筒軸8に伝達され、この駆動筒軸8か
ら、前記ペダル31の駆動力と、モータ5の駆動力との
合力が、フロントギヤ11及び伝動帯4を介して駆動輪
2に伝達され、該駆動輪2を駆動することができるので
ある。
【0018】以上のように、クランク軸32と共回りす
る第1ばね受け7と、クランク軸に対し回転自由に支持
する第2ばね受け9とに透光孔12、13を設けると共
に、発光素子14aと受光素子14bとから成る負荷検
出センサ14を設けて、ペダル31に作用する負荷の変
化に応じて前記動力駆動系の出力を制御するようにした
から、従来例のようにスリップリングを用いるものに比
べて負荷検出機構を簡単にできて、この負荷検出機構、
ひいては自転車全体のコストを低減できるのである。し
かも、発光素子14aと受光素子14bとから成る負荷
検出センサ14を車体1に設けるから、負荷検出機構の
故障を少なくでき、耐久性を高めることができるのであ
る。
【0019】尚、以上説明した実施例では、左右のペダ
ル31の駆動力を、一つのクランク軸32を介して駆動
筒軸8に伝達するようにしたが、その他、図4に示すよ
うにクランク軸32を左右に分割して、前記ペダル31
の駆動力を左右のクランク軸32a、32bから前記駆
動筒軸8に伝達するようにしてもよい。
【0020】図4に示した第2実施例は、分割したクラ
ンク軸32a、32bを独立して前記ボトムブラケット
1cに回転自由に支持し、これらクランク軸32a、3
2bに前記第1ばね受け7を設けると共に、前記各クラ
ンク軸32a、32bまたは前記ボトムブラケット1c
に前記駆動筒軸8を回転自由に支持し、この駆動筒軸8
の両端側に、前記各第1ばね受け7と対向する第2ばね
受け9を設け、これら各第1ばね受け7と第2ばね受け
9との間に前記捩りばね10を介在させる一方、前記各
第1及び第2ばね受け7、9の軸方向一方側に前記発光
素子14aを、また、軸方向他方側に前記受光素子14
bを配設したものであって、図1と共通する部品につい
ては同一符号を用いた。
【0021】また、以上説明した第1、第2実施例で
は、クランク装置3におけるクランク軸32の周りに負
荷検出機構を設けたが、その他、この負荷検出機構は図
5に示すように前記クランク装置3と駆動輪2との間に
設けてもよいし、また、図6に示すように前記駆動輪2
のハブ22部分に設けてもよい。
【0022】図5に示した第3実施例では、前記クラン
ク軸32に、前記動力伝達機構6における伝動ギヤ62
の一つを取付けると共に、前記伝動帯4に代えて2本の
ロッド40、41を用い、一方側ロッド40の一端部と
前記クランク軸32との間及び他方側ロッド41の一端
部と前記ハブ22との間にそれぞれ一対の傘歯車42、
43を設ける一方、前記各ロッド40、41の対向端部
間に前記第1ばね受け7と第2ばね受け9とを設け、こ
れらばね受け7、9間に前記捩りばね10を複数個介装
すると共に、各ばね受け7、9に前記第1及び第2透光
孔12、13を設け、前記車体1におけるリヤステー1
eに、前記発光素子14aと受光素子14bとから成る
負荷検出センサ14を図1の場合と同様に配設したもの
で、図1と共通する部品については同一符号を用いた。
【0023】また、図6に示した第4実施例では、前記
クランク軸32に、前記動力伝達機構6における伝動ギ
ヤ62の一つと前記フロントギヤ11とを取付けると共
に、前記駆動輪2におけるハブ軸23周りに、リヤギヤ
21をもった中継体24を回転自由に支持し、前記フロ
ントギヤ11とリヤギヤ21との間に前記伝動帯4を掛
設する一方、前記中継体24に前記第1ばね受け7を設
け、また、前記ハブ22に第2ばね受け9を設け、これ
らばね受け7、9間に前記捩りばね10を複数個介装す
ると共に、各ばね受け7、9に前記第1及び第2透光孔
12、13を設け、前記車体1におけるホークエンド1
gに、前記発光素子14aと受光素子14bとから成る
負荷検出センサ14を図1の場合と同様に配設したもの
で、図1と共通する部品については同一符号を用いた。
【0024】
【発明の効果】以上のごとく請求項1記載の発明によれ
ば、ペダル31の駆動力で回転するペダル側部材7と、
該ペダル側部材7の回転が捩りばね10を介して伝達さ
れる駆動輪側部材9とに多数の透光孔12、13を設け
ると共に、車体静止部材1に、前記透光孔12、13に
向って光を照射する発光素子14aと、該発光素子14
aの光を前記透光孔12、13を介して受光する受光素
子14bとから成る負荷検出センサ14を設けたから、
例えば平坦路から登り傾斜路を走行する場合など、ペダ
ル31に作用する負荷が増大したとき、前記捩りばね1
0が捩れて前記ペダル側部材7と駆動輪側部材9との相
対角度が変化し、前記発光素子14aから照射された光
が、前記ペダル側部材7と駆動輪側部材9との透光孔1
2、13を通過して受光素子14bに受光され、この受
光により前記負荷を検出することができるのである。こ
のように、ペダル側部材7と駆動輪側部材9とに透光孔
12、13を設けると共に、発光素子14aと受光素子
14bとから成るセンサ14を設け、このセンサ14を
車体静止部材1に設けたから、前記した従来例のように
ポテンショメータを用いるものに比べて負荷検出構造を
簡単にできて、この負荷検出器、ひいては自転車全体の
コストを低減できるのであり、また、発光素子14aと
受光素子14bとから成る負荷検出センサ14を車体静
止部材1に設けるから、負荷検出機構の故障を少なくで
き、保守も行い易いのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明自転車の動力系を示す説明図。
【図2】同図1の縦断側面図。
【図3】同自転車全体の側面図。
【図4】別の実施例を示す動力系の説明図。
【図5】同別の実施例を示す動力系の説明図。
【図6】更に別の実施例を示す動力系の説明図。
【符号の説明】
1 車体 2 駆動輪 3 クランク装置 31 ペダル 5 電動モータ 7 ペダル側部材 9 駆動輪側部材 10 捩りばね 12 透光孔 13 透光孔 14 負荷検出センサ 14a 発光素子 14b 受光素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペダル(31)をもったクランク装置
    (3)による人力駆動系と、電動モータ(5)による動
    力駆動系とを備え、前記ペダル(31)に作用する負荷
    の変化に応じて前記動力駆動系の出力を制御し、人力駆
    動系の駆動力及びこの人力駆動系と動力駆動系との合力
    により駆動輪(2)を駆動する電動モータ付き自転車に
    おいて、前記人力駆動系におけるペダル側部材(7)
    と、駆動輪側部材(9)との間に、前記ペダル側部材
    (7)から駆動輪側部材(9)に、前記ペダル(31)
    の駆動力を伝達する捩りばね(10)を介装すると共
    に、前記ペダル側部材(7)と駆動輪側部材(9)と
    に、これら各部材(7、9)の相対角度変化で符合する
    多数の透光孔(12、13)を、前記各部材(7、9)
    の回転中心と同心状に周設する一方、前記ペダル側部材
    (7)と駆動輪側部材(9)との軸方向一側に配置さ
    れ、前記透光孔(12、13)に向って光を照射する発
    光素子(14a)と、軸方向他側に配置され、前記発光
    素子(14a)の光を前記透光孔(12、13)を介し
    て受光する受光素子(14b)とから成る負荷検出セン
    サ(14)を設けて、この負荷検出センサ(14)を車
    体静止部材(1)に設けていることを特徴とする電動モ
    ータ付き自転車。
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Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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