JPH08156351A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH08156351A JPH08156351A JP30620994A JP30620994A JPH08156351A JP H08156351 A JPH08156351 A JP H08156351A JP 30620994 A JP30620994 A JP 30620994A JP 30620994 A JP30620994 A JP 30620994A JP H08156351 A JPH08156351 A JP H08156351A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- image forming
- forming apparatus
- recording
- sheet material
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 記録ヘッドとシートとの接触によるシートの
汚れや、記録ヘッドの破損等を防止すること。 【構成】 記録後のシートの伸びにより生じた凸部をプ
ラテンのシート支持面下方に侵入させるように構成する
ことにより、具体的にはプラテンのシート支持面にシー
ト侵入用の第一の穴及びシート吸着用の第二の穴を多数
設け、或いはプラテンのシート支持面にシート侵入用の
窪み及びシート吸着用の穴を多数設けた構成とすること
により、記録ヘッドのインク吐出面とシートの接触を防
ぐことができ、依って該接触によるシートの汚れや皺、
記録ヘッドのインク吐出口の破損やそれによりインク吐
出不良の発生等を防止することができる。
汚れや、記録ヘッドの破損等を防止すること。 【構成】 記録後のシートの伸びにより生じた凸部をプ
ラテンのシート支持面下方に侵入させるように構成する
ことにより、具体的にはプラテンのシート支持面にシー
ト侵入用の第一の穴及びシート吸着用の第二の穴を多数
設け、或いはプラテンのシート支持面にシート侵入用の
窪み及びシート吸着用の穴を多数設けた構成とすること
により、記録ヘッドのインク吐出面とシートの接触を防
ぐことができ、依って該接触によるシートの汚れや皺、
記録ヘッドのインク吐出口の破損やそれによりインク吐
出不良の発生等を防止することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、記録手段によりシート
材に画像を形成する画像形成装置に関するものである。
材に画像を形成する画像形成装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、様々な記録方式を備えた画像
形成装置が実用化されており、中でも、インクジェット
記録方式、感熱記録方式等が比較的安価で小型化、静音
化が可能なため、パーソナルユースからオフィスユース
まで多岐にわたって用いられている。これらの記録方式
を備えた画像形成装置では、装置内の記録部（記録ヘッ
ド）に対して記録媒体を相対的に移動させて画像記録を
行うのが一般的である。例えば、インクジェット記録方
式等を用いたシリアルスキャン方式のプリンタでは、図
９に示すように、ピックアップローラ51により送り出さ
れたシートＳが、プラテン52上の前後で搬送ローラ対53
と排出ローラ54とで挟持され、記録ヘッド55を搭載した
キャリッジ56がシート幅方向にスキャンして記録が行わ
れる。そして、上記シートＳは上記ローラ対53，54によ
り定量送りされて順次記録され、記録が終了すると排出
ローラ対54により装置外へ排出される。
形成装置が実用化されており、中でも、インクジェット
記録方式、感熱記録方式等が比較的安価で小型化、静音
化が可能なため、パーソナルユースからオフィスユース
まで多岐にわたって用いられている。これらの記録方式
を備えた画像形成装置では、装置内の記録部（記録ヘッ
ド）に対して記録媒体を相対的に移動させて画像記録を
行うのが一般的である。例えば、インクジェット記録方
式等を用いたシリアルスキャン方式のプリンタでは、図
９に示すように、ピックアップローラ51により送り出さ
れたシートＳが、プラテン52上の前後で搬送ローラ対53
と排出ローラ54とで挟持され、記録ヘッド55を搭載した
キャリッジ56がシート幅方向にスキャンして記録が行わ
れる。そして、上記シートＳは上記ローラ対53，54によ
り定量送りされて順次記録され、記録が終了すると排出
ローラ対54により装置外へ排出される。
【０００３】上記シートＳは記録後に記録部で伸びが生
じて搬送ローラ対53と排出ローラ対54との間Ｌで弛む。
この弛みによるシートＳの浮き量（シートの厚さを含
む）が、記録部における記録ヘッド55とプラテン52上面
との間隔ｔ（通常は１ｍｍ以下に設定）より大きくなる
と、該シートＳと記録ヘッド55とが接触して、シートＳ
が汚れてしまったり、或いは記録ヘッド55が破損してし
まったりするという問題が生ずる。尚、この問題はカラ
ープリントのように記録量が多い（シートの伸びが大き
い）場合に起きやすい。
じて搬送ローラ対53と排出ローラ対54との間Ｌで弛む。
この弛みによるシートＳの浮き量（シートの厚さを含
む）が、記録部における記録ヘッド55とプラテン52上面
との間隔ｔ（通常は１ｍｍ以下に設定）より大きくなる
と、該シートＳと記録ヘッド55とが接触して、シートＳ
が汚れてしまったり、或いは記録ヘッド55が破損してし
まったりするという問題が生ずる。尚、この問題はカラ
ープリントのように記録量が多い（シートの伸びが大き
い）場合に起きやすい。
【０００４】そこで、従来、上記問題を解決するための
方法として、プラテン52上面にシートＳを密着させるた
めに、プラテン52にファンやポンプ等の吸着手段57を設
けたもの（図10参照）、或いは記録部の前後にシート押
さえ部材58を設けたもの（図11参照）等が実施されてい
る。更には記録ヘッド55とプラテン52上面との間隔ｔを
大きくする、或いは記録量が大きくても伸び量が小さい
コート紙等の吸水層を持つ特殊紙を使用する等の方法が
ある。
方法として、プラテン52上面にシートＳを密着させるた
めに、プラテン52にファンやポンプ等の吸着手段57を設
けたもの（図10参照）、或いは記録部の前後にシート押
さえ部材58を設けたもの（図11参照）等が実施されてい
る。更には記録ヘッド55とプラテン52上面との間隔ｔを
大きくする、或いは記録量が大きくても伸び量が小さい
コート紙等の吸水層を持つ特殊紙を使用する等の方法が
ある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のように吸着手段57やシート押さえ部材58を使用し
ても、吸水層を持たない普通紙等の伸び量の大きいシー
トの場合、該シートの記録後の伸びにより生ずる凸部
（シートの浮き）が図12に示すように複数個形成されて
しまい、中には記録ヘッドとプラテン上面との間隔ｔ
（図12ではｔ＝0.7 ｍｍ）以上の高さの凸部（図12では
最大値が0.74ｍｍ）があり、該シートの凸部と記録ヘッ
ドとが接触し、シートが汚れてしまったり、記録ヘッド
が破損してしまったりするおそれがある。
来例のように吸着手段57やシート押さえ部材58を使用し
ても、吸水層を持たない普通紙等の伸び量の大きいシー
トの場合、該シートの記録後の伸びにより生ずる凸部
（シートの浮き）が図12に示すように複数個形成されて
しまい、中には記録ヘッドとプラテン上面との間隔ｔ
（図12ではｔ＝0.7 ｍｍ）以上の高さの凸部（図12では
最大値が0.74ｍｍ）があり、該シートの凸部と記録ヘッ
ドとが接触し、シートが汚れてしまったり、記録ヘッド
が破損してしまったりするおそれがある。
【０００６】更に、上記接触が生じないように記録ヘッ
ドとプラテン上面との間隔ｔを大きく設定したとして
も、上記シートは記録後の伸びによる凹凸部（図12参
照）が存在するため、該凹凸部により記録ヘッドから吐
出されたインクがシートの記録面上において不均一とな
ってしまい、画質の低下が生じる。
ドとプラテン上面との間隔ｔを大きく設定したとして
も、上記シートは記録後の伸びによる凹凸部（図12参
照）が存在するため、該凹凸部により記録ヘッドから吐
出されたインクがシートの記録面上において不均一とな
ってしまい、画質の低下が生じる。
【０００７】また、１スキャンの記録幅（シート搬送方
向の記録幅）が大きいプリンタの場合には、記録部前後
のシート押さえ部材の間隔が大きくなってしまうため、
記録部中央付近のシートの浮きを押さえることができな
くなり、上述問題が同様に生じる。
向の記録幅）が大きいプリンタの場合には、記録部前後
のシート押さえ部材の間隔が大きくなってしまうため、
記録部中央付近のシートの浮きを押さえることができな
くなり、上述問題が同様に生じる。
【０００８】また、コート紙等の特殊紙を使用すると、
ランニングコストが高くなるという問題がある。
ランニングコストが高くなるという問題がある。
【０００９】そこで、本発明の目的は、記録部における
記録ヘッドとシートとの接触によるシートの汚れや、ヘ
ッドの破損を防止することにある。
記録ヘッドとシートとの接触によるシートの汚れや、ヘ
ッドの破損を防止することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の代表的な構成は、シート材の搬送を行う搬送
手段と、該シート材に画像を形成する記録手段と、該記
録手段の対向位置においてシート材を支持する支持手段
とを有する画像形成装置において、画像形成後のシート
材の伸びにより生じた凸部を前記支持手段のシート支持
面下方に侵入させるように構成したことを特徴とし、更
に詳しくは前記支持手段のシート支持面に、前記シート
材の伸びにより生じた凸部をシート支持面下方に侵入さ
せるための第一の穴と、前記シート材を吸着させるため
の第二の穴を多数設け、或いは前記支持手段のシート支
持面に、前記シート材の伸びにより生じた凸部をシート
支持面下方に侵入させるための窪みと、前記シート材を
吸着させるための穴を多数設けたことを特徴とする。
の本発明の代表的な構成は、シート材の搬送を行う搬送
手段と、該シート材に画像を形成する記録手段と、該記
録手段の対向位置においてシート材を支持する支持手段
とを有する画像形成装置において、画像形成後のシート
材の伸びにより生じた凸部を前記支持手段のシート支持
面下方に侵入させるように構成したことを特徴とし、更
に詳しくは前記支持手段のシート支持面に、前記シート
材の伸びにより生じた凸部をシート支持面下方に侵入さ
せるための第一の穴と、前記シート材を吸着させるため
の第二の穴を多数設け、或いは前記支持手段のシート支
持面に、前記シート材の伸びにより生じた凸部をシート
支持面下方に侵入させるための窪みと、前記シート材を
吸着させるための穴を多数設けたことを特徴とする。
【００１１】
【作用】上記構成にあっては、画像形成後のシート材の
伸びにより生じた凸部を前記支持手段のシート支持面下
方に侵入させるようにし、具体的には支持手段のシート
支持面に上記第一の穴及び第二の穴を多数設け、或いは
支持手段のシート支持面に上記窪み及び穴を多数設けて
いるため、記録手段とシート材の接触を防ぐことがで
き、依って該接触によるシート材の汚れや、記録手段の
破損等を防止することができる。
伸びにより生じた凸部を前記支持手段のシート支持面下
方に侵入させるようにし、具体的には支持手段のシート
支持面に上記第一の穴及び第二の穴を多数設け、或いは
支持手段のシート支持面に上記窪み及び穴を多数設けて
いるため、記録手段とシート材の接触を防ぐことがで
き、依って該接触によるシート材の汚れや、記録手段の
破損等を防止することができる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明を適用した画像形成装置の一実
施例について図面を参照して具体的に説明する。
施例について図面を参照して具体的に説明する。
【００１３】〔第１実施例〕本発明に係る画像形成装置
の第１実施例について図面を参照して説明する。尚、本
実施例では、画像形成装置として、フルカラー画像形成
が可能なインクジェット方式のプリンタを例示してい
る。図１はプリンタの概略構成を示す断面図、図２は同
プリンタの斜視図である。
の第１実施例について図面を参照して説明する。尚、本
実施例では、画像形成装置として、フルカラー画像形成
が可能なインクジェット方式のプリンタを例示してい
る。図１はプリンタの概略構成を示す断面図、図２は同
プリンタの斜視図である。
【００１４】図１及び図２に示すように、プリンタ底部
には種々のサイズのシートＳを積載収容することが可能
なカセット１が着脱自在に装着されている。該カセット
１内に積載されたシートＳは、ピックアップローラ２に
よって最上部の一枚だけがシートガイド３ａ，３ｂ間へ
送り込まれる。該ピックアップローラ２は一回転すると
図１に示す如き状態で停止し搬送力を失うが、その前に
シートＳの先端が搬送ローラ対４，５に挟持されるよう
になっており、以降は該搬送ローラ対４，５によって搬
送される。搬送上ローラ４は軸６を支点とする加圧板７
を介してバネ８によって加圧され、駆動回転する搬送下
ローラ５の回転に伴って従動的に回転するようになって
いる。該搬送下ローラ５はシートセンサ９がシート先端
を検知すると回転が開始されるようになっている。
には種々のサイズのシートＳを積載収容することが可能
なカセット１が着脱自在に装着されている。該カセット
１内に積載されたシートＳは、ピックアップローラ２に
よって最上部の一枚だけがシートガイド３ａ，３ｂ間へ
送り込まれる。該ピックアップローラ２は一回転すると
図１に示す如き状態で停止し搬送力を失うが、その前に
シートＳの先端が搬送ローラ対４，５に挟持されるよう
になっており、以降は該搬送ローラ対４，５によって搬
送される。搬送上ローラ４は軸６を支点とする加圧板７
を介してバネ８によって加圧され、駆動回転する搬送下
ローラ５の回転に伴って従動的に回転するようになって
いる。該搬送下ローラ５はシートセンサ９がシート先端
を検知すると回転が開始されるようになっている。
【００１５】また、後述する支持手段としてのプラテン
10の下流側には、排出ローラ対11，12が配設されてお
り、上記搬送ローラ対４，５によってプラテン10上を送
られてくるシートＳを挟持し搬送する。排出上ローラ11
は軸13を支点とする加圧板14を介してバネ15によって加
圧され、駆動回転する排出下ローラ12の回転に伴って従
動的に回転するようになっている。また、排出下ローラ
12の周速は、上記搬送下ローラ５の周速に対して数％増
速された状態に設定されているため、プラテン10上のシ
ートＳには常に適度なテンションが付与されて弛まない
ようになっている。
10の下流側には、排出ローラ対11，12が配設されてお
り、上記搬送ローラ対４，５によってプラテン10上を送
られてくるシートＳを挟持し搬送する。排出上ローラ11
は軸13を支点とする加圧板14を介してバネ15によって加
圧され、駆動回転する排出下ローラ12の回転に伴って従
動的に回転するようになっている。また、排出下ローラ
12の周速は、上記搬送下ローラ５の周速に対して数％増
速された状態に設定されているため、プラテン10上のシ
ートＳには常に適度なテンションが付与されて弛まない
ようになっている。
【００１６】上記プラテン10の上方にはシート搬送方向
と交差する方向に架設されたガイドレール16ａ，16ｂに
沿って移動可能なキャリッジ17が設けられており、該キ
ャリッジ17には記録手段としての記録ヘッド18が搭載さ
れている。尚、本実施例における記録ヘッド18は、信号
に応じてインクを吐出して記録を行うインクジェット方
式の記録ヘッドであり、且つフルカラー画像形成を行う
ためにシアン（Ｃ）、マゼンタ（Ｍ）、イエロー
（Ｙ）、ブラック（Ｂ）の４色の記録ヘッド18Ｃ，18
Ｍ，18Ｙ，18Ｂが走査方向（図中矢印方向）に並設され
た構成となっている。
と交差する方向に架設されたガイドレール16ａ，16ｂに
沿って移動可能なキャリッジ17が設けられており、該キ
ャリッジ17には記録手段としての記録ヘッド18が搭載さ
れている。尚、本実施例における記録ヘッド18は、信号
に応じてインクを吐出して記録を行うインクジェット方
式の記録ヘッドであり、且つフルカラー画像形成を行う
ためにシアン（Ｃ）、マゼンタ（Ｍ）、イエロー
（Ｙ）、ブラック（Ｂ）の４色の記録ヘッド18Ｃ，18
Ｍ，18Ｙ，18Ｂが走査方向（図中矢印方向）に並設され
た構成となっている。
【００１７】また、上記プラテン10の下方にはシートＳ
をプラテン10に密着させるための吸着手段として、吸引
ファン19が設けられている。尚、吸着手段は吸引ファン
に限定されるものではなく、例えば吸引ポンプであって
も良い。
をプラテン10に密着させるための吸着手段として、吸引
ファン19が設けられている。尚、吸着手段は吸引ファン
に限定されるものではなく、例えば吸引ポンプであって
も良い。
【００１８】次に、図３及び図４を参照して上記プラテ
ン10について詳しく説明する。図３は本実施例に係るプ
ラテンの上視図、図４は同プラテンに支持されたシート
の浮き量の測定結果を示す図である。
ン10について詳しく説明する。図３は本実施例に係るプ
ラテンの上視図、図４は同プラテンに支持されたシート
の浮き量の測定結果を示す図である。
【００１９】図３に示すように、上記プラテン10のシー
ト支持面（上面）には、シート搬送方向及びシート幅方
向にわたって２種類の穴10ａ，10ｂが多数個設けられて
おり、記録後のシートの伸びにより生じた凸部を下方に
侵入させるように構成されている。
ト支持面（上面）には、シート搬送方向及びシート幅方
向にわたって２種類の穴10ａ，10ｂが多数個設けられて
おり、記録後のシートの伸びにより生じた凸部を下方に
侵入させるように構成されている。
【００２０】上記第一の穴10ａはシート搬送方向と平行
な方向に長く形成されており、その形状はシート搬送方
向と平行な線に対して対称な六角形に形成されている。
また、該第一の穴10ａはシート幅方向（シート搬送方向
と垂直な方向）に等ピッチ（図中ｐ1 、本実施例ではｐ
1 ＝18ｍｍ）で配設されている。これは記録後のシート
Ｓの伸びにより生じた凸部が記録幅全域にわたってシー
ト搬送方向と平行に形成されるためである。尚、本実施
例では第一の穴10ａのシート搬送方向の長さＬ 1 及び幅
Ｈ1 を記録ヘッドのインク吐出口のそれと略等しく設定
しており、Ｌ1＝32ｍｍ（最大長Ｌ2 は46ｍｍ），Ｈ1
＝９ｍｍとしている。
な方向に長く形成されており、その形状はシート搬送方
向と平行な線に対して対称な六角形に形成されている。
また、該第一の穴10ａはシート幅方向（シート搬送方向
と垂直な方向）に等ピッチ（図中ｐ1 、本実施例ではｐ
1 ＝18ｍｍ）で配設されている。これは記録後のシート
Ｓの伸びにより生じた凸部が記録幅全域にわたってシー
ト搬送方向と平行に形成されるためである。尚、本実施
例では第一の穴10ａのシート搬送方向の長さＬ 1 及び幅
Ｈ1 を記録ヘッドのインク吐出口のそれと略等しく設定
しており、Ｌ1＝32ｍｍ（最大長Ｌ2 は46ｍｍ），Ｈ1
＝９ｍｍとしている。
【００２１】また第一の穴10ａはシートＳのサイズによ
らず、シートＳの側縁Ｓ1 〜Ｓ4 と同位置とならないよ
うに配設されている。これはシートの角部が第一の穴10
ａに入り込んでシート搬送不良が起きるのを防止するた
めと、浮きが生じ易いシート側縁Ｓ1 〜Ｓ4 付近の吸引
力を強くするためである。
らず、シートＳの側縁Ｓ1 〜Ｓ4 と同位置とならないよ
うに配設されている。これはシートの角部が第一の穴10
ａに入り込んでシート搬送不良が起きるのを防止するた
めと、浮きが生じ易いシート側縁Ｓ1 〜Ｓ4 付近の吸引
力を強くするためである。
【００２２】上述の如く第一の穴10ａを形成することに
よってシートＳの記録後の伸びによる上方への浮き（凸
部）をプラテン10の下方に逃がすことが可能となる。
よってシートＳの記録後の伸びによる上方への浮き（凸
部）をプラテン10の下方に逃がすことが可能となる。
【００２３】また第二の穴10ｂは上記吸引ファン19によ
る吸引専用の円形の穴であり、第一の穴10ａより小さ
く、シート搬送方向に等ピッチ（図中ｐ2 、本実施例で
はｐ2＝5.2 ｍｍ）で、且つシート幅方向に等ピッチ
（図中ｐ3 、本実施例ではｐ3 ＝18ｍｍ）で配設されて
いる。
る吸引専用の円形の穴であり、第一の穴10ａより小さ
く、シート搬送方向に等ピッチ（図中ｐ2 、本実施例で
はｐ2＝5.2 ｍｍ）で、且つシート幅方向に等ピッチ
（図中ｐ3 、本実施例ではｐ3 ＝18ｍｍ）で配設されて
いる。
【００２４】更に上記第一の穴10ａと上記第二の穴10ｂ
は、シート幅方向に等ピッチ（図中ｐ4 、本実施例では
ｐ4 ＝９ｍｍ）で交互に配設されている。
は、シート幅方向に等ピッチ（図中ｐ4 、本実施例では
ｐ4 ＝９ｍｍ）で交互に配設されている。
【００２５】図４は上記プラテン10を有する画像形成装
置によって記録を行った場合のシートの浮き量を測定し
た結果である。記録後のシートの伸びにより生じた複数
個の凸部が、略同じ大きさでかつ略等ピッチでプラテン
10の下方に並んでいる。該プラテン10の下方の凸部のピ
ッチは約18ｍｍであり、第一の穴10ａに逃げ込んでいる
ことがわかる。このため、プラテン10の上方の凸部の大
きさは小さく、最大値は約0.04ｍｍ程度である。
置によって記録を行った場合のシートの浮き量を測定し
た結果である。記録後のシートの伸びにより生じた複数
個の凸部が、略同じ大きさでかつ略等ピッチでプラテン
10の下方に並んでいる。該プラテン10の下方の凸部のピ
ッチは約18ｍｍであり、第一の穴10ａに逃げ込んでいる
ことがわかる。このため、プラテン10の上方の凸部の大
きさは小さく、最大値は約0.04ｍｍ程度である。
【００２６】上述の如く複数の穴10ａ，10ｂを有するプ
ラテン10を使用することによって、記録部において記録
ヘッド18とシートＳとの接触を回避することができ、依
ってシートの汚れや皺、記録ヘッドのインク吐出口の破
損、それによるインク吐出不良の発生を防止することが
できる。
ラテン10を使用することによって、記録部において記録
ヘッド18とシートＳとの接触を回避することができ、依
ってシートの汚れや皺、記録ヘッドのインク吐出口の破
損、それによるインク吐出不良の発生を防止することが
できる。
【００２７】〔第２実施例〕次に、本発明に係る画像形
成装置の第２実施例について図５を参照して説明する。
尚、プラテンを除く画像形成装置の概略構成は前述した
実施例と同様であるので、ここでは詳しい説明は省略す
る。図５は本実施例に係るプラテンの上視図及びＸ−Ｘ
断面図である。
成装置の第２実施例について図５を参照して説明する。
尚、プラテンを除く画像形成装置の概略構成は前述した
実施例と同様であるので、ここでは詳しい説明は省略す
る。図５は本実施例に係るプラテンの上視図及びＸ−Ｘ
断面図である。
【００２８】図５に示すように、本実施例に係る支持手
段としてのプラテン20は、前述した実施例と同様にして
シート支持面に２種類の穴20ａ，20ｂが多数個設けられ
ており、該プラテン20の下方から上記穴20ａ，20ｂを塞
ぐようにスポンジ20ｃが接着されている。尚、上記穴20
ａ，20ｂのピッチ，幅，長さ，配設位置等の条件は前述
した実施例と略同様であるため、ここでは詳しい説明は
省略する。
段としてのプラテン20は、前述した実施例と同様にして
シート支持面に２種類の穴20ａ，20ｂが多数個設けられ
ており、該プラテン20の下方から上記穴20ａ，20ｂを塞
ぐようにスポンジ20ｃが接着されている。尚、上記穴20
ａ，20ｂのピッチ，幅，長さ，配設位置等の条件は前述
した実施例と略同様であるため、ここでは詳しい説明は
省略する。
【００２９】上記プラテン20に設けられた穴20ａ，20ｂ
は、前述したように記録後のシートＳの伸びにより生ず
る凸部を下方に逃がしたり、或いはシートＳを吸着する
ために必要であるが、記録時に発生するミスト状態のイ
ンクが吸着手段に達する入口にもなってしまうため、該
吸着手段に悪影響を与えるおそれがある。例えば、吸着
手段として吸引ファン19（図１及び図２参照）を用いて
いる場合、ミスト状態のインクが吸引ファン19に達する
と、該ファン19の駆動軸の軸受部にミスト状態のインク
が侵入し、吸引ファン19の正常な動作や耐久性を損なう
ことになる。尚、この吸着手段が吸引ポンプの場合も同
様のことが言える。
は、前述したように記録後のシートＳの伸びにより生ず
る凸部を下方に逃がしたり、或いはシートＳを吸着する
ために必要であるが、記録時に発生するミスト状態のイ
ンクが吸着手段に達する入口にもなってしまうため、該
吸着手段に悪影響を与えるおそれがある。例えば、吸着
手段として吸引ファン19（図１及び図２参照）を用いて
いる場合、ミスト状態のインクが吸引ファン19に達する
と、該ファン19の駆動軸の軸受部にミスト状態のインク
が侵入し、吸引ファン19の正常な動作や耐久性を損なう
ことになる。尚、この吸着手段が吸引ポンプの場合も同
様のことが言える。
【００３０】そこで、上記プラテン20に設けた複数の穴
20ａ，20ｂからのミスト状態のインクの侵入を防ぐため
に、上記スポンジ20ｃをプラテン20の下方から上記穴20
ａ，20ｂを塞ぐように接着している。該スポンジ20ｃは
多くの空隙がランダムに配置されており、インクが通過
しにくくなっているため、空気が通過してインクを捕獲
するインク捕獲部材として適している。尚、前述インク
捕獲部材はスポンジに限定されるものではない。
20ａ，20ｂからのミスト状態のインクの侵入を防ぐため
に、上記スポンジ20ｃをプラテン20の下方から上記穴20
ａ，20ｂを塞ぐように接着している。該スポンジ20ｃは
多くの空隙がランダムに配置されており、インクが通過
しにくくなっているため、空気が通過してインクを捕獲
するインク捕獲部材として適している。尚、前述インク
捕獲部材はスポンジに限定されるものではない。
【００３１】また、本実施例のプラテン20によっても、
シートの浮き防止に対する効果は前述した実施例と同様
であった。
シートの浮き防止に対する効果は前述した実施例と同様
であった。
【００３２】〔第３実施例〕次に、本発明に係る画像形
成装置の第３実施例について図６を参照して説明する。
尚、プラテンを除く画像形成装置の概略構成は前述した
実施例と同様であるので、ここでは詳しい説明は省略す
る。図６は本実施例に係るプラテンの上視図及びＹ−Ｙ
断面図である。
成装置の第３実施例について図６を参照して説明する。
尚、プラテンを除く画像形成装置の概略構成は前述した
実施例と同様であるので、ここでは詳しい説明は省略す
る。図６は本実施例に係るプラテンの上視図及びＹ−Ｙ
断面図である。
【００３３】図６に示すように、本実施例に係る支持手
段としてのプラテン21は、シート支持面に多数の穴21ｂ
と、該シート支持面下方に窪んだ多数の窪み21ａを設け
た構成としており、更に前記窪み21ａの底面に多数の穴
21a1を設けた構成としている。尚、上記窪み及び穴のピ
ッチ，幅，長さ，配設位置等の条件は前述した実施例と
略同様であるため、ここでは詳しい説明は省略する。
段としてのプラテン21は、シート支持面に多数の穴21ｂ
と、該シート支持面下方に窪んだ多数の窪み21ａを設け
た構成としており、更に前記窪み21ａの底面に多数の穴
21a1を設けた構成としている。尚、上記窪み及び穴のピ
ッチ，幅，長さ，配設位置等の条件は前述した実施例と
略同様であるため、ここでは詳しい説明は省略する。
【００３４】上記プラテン21に窪み21ａを設けたのは記
録時にミスト状態のインクが吸着手段に侵入してしまう
のを低減するためであり、該窪み21ａの底面に穴21a1を
設けたのは前記吸着手段によるシート吸引力の低下を防
止するためである。
録時にミスト状態のインクが吸着手段に侵入してしまう
のを低減するためであり、該窪み21ａの底面に穴21a1を
設けたのは前記吸着手段によるシート吸引力の低下を防
止するためである。
【００３５】尚、上記窪み21ａの形成は、絞り加工や別
部材の溶接，接着等を行うのが良い。また、本実施例の
プラテン21によっても、シートの浮き防止に対する効果
は前述した実施例と同様であった。
部材の溶接，接着等を行うのが良い。また、本実施例の
プラテン21によっても、シートの浮き防止に対する効果
は前述した実施例と同様であった。
【００３６】〔第４実施例〕次に、本発明に係る画像形
成装置の第４実施例について図７及び図８を参照して説
明する。尚、プラテンを含む画像形成装置の概略構成は
前述した実施例と同様であるので、ここでは詳しい説明
は省略する。図７は薄手のシート（普通紙等）の記録後
の浮き量を測定した結果を示す図、図８は厚手のシート
（葉書等）の記録後の浮き量を測定した結果を示す図で
ある。
成装置の第４実施例について図７及び図８を参照して説
明する。尚、プラテンを含む画像形成装置の概略構成は
前述した実施例と同様であるので、ここでは詳しい説明
は省略する。図７は薄手のシート（普通紙等）の記録後
の浮き量を測定した結果を示す図、図８は厚手のシート
（葉書等）の記録後の浮き量を測定した結果を示す図で
ある。
【００３７】図７及び図８を見てもわかるように、薄手
のシート（図７参照）の方が厚手のシート（図８参照）
に比べて、プラテンのシート支持面下方への浮き量（プ
ラテンのシート支持面下方へシートが引き込まれた量）
が大きいことがわかる。従って、薄手のシートの搬送時
に、吸着手段のシート吸引力を強いままにしてシート搬
送（次の回の定量送り）を行うと、上記シートの下方へ
の浮きがそのままの大きさで穴の外形部分に接触しなが
ら移動するので、厚手のシートに比べて搬送負荷が増大
する。即ち、吸着手段によるシート吸引力をシートの厚
さに関わらず同じ状態にしたままシート搬送を行うと、
薄手のシートと厚手のシートの送り量に差が生じる。こ
の問題を解消する方法として、シートの厚さに応じて送
り量を変換できる機構を設けることも考えられるが、コ
ストアップになるという問題がある。
のシート（図７参照）の方が厚手のシート（図８参照）
に比べて、プラテンのシート支持面下方への浮き量（プ
ラテンのシート支持面下方へシートが引き込まれた量）
が大きいことがわかる。従って、薄手のシートの搬送時
に、吸着手段のシート吸引力を強いままにしてシート搬
送（次の回の定量送り）を行うと、上記シートの下方へ
の浮きがそのままの大きさで穴の外形部分に接触しなが
ら移動するので、厚手のシートに比べて搬送負荷が増大
する。即ち、吸着手段によるシート吸引力をシートの厚
さに関わらず同じ状態にしたままシート搬送を行うと、
薄手のシートと厚手のシートの送り量に差が生じる。こ
の問題を解消する方法として、シートの厚さに応じて送
り量を変換できる機構を設けることも考えられるが、コ
ストアップになるという問題がある。
【００３８】そこで、本実施例では、シート搬送時と記
録時とで吸着手段のシート吸引力を変化させて上記シー
トの下方への浮き量を変化させ、薄手のシートと厚手の
シートとのシート搬送時の送り量の差を小さくするよう
にしている。具体的には、吸着手段としての吸引ファン
を駆動させる電流値を記録時には大きくし、シート搬送
時には小さくするようにしている。これにより、シート
搬送時の送り量が該シートの厚さに関わらず、略一定と
なる。
録時とで吸着手段のシート吸引力を変化させて上記シー
トの下方への浮き量を変化させ、薄手のシートと厚手の
シートとのシート搬送時の送り量の差を小さくするよう
にしている。具体的には、吸着手段としての吸引ファン
を駆動させる電流値を記録時には大きくし、シート搬送
時には小さくするようにしている。これにより、シート
搬送時の送り量が該シートの厚さに関わらず、略一定と
なる。
【００３９】
【発明の効果】以上説明したように、記録後のシートの
伸びにより生じた凸部をプラテンのシート支持面下方に
侵入させるように構成することにより、具体的にはプラ
テンのシート支持面にシート侵入用の第一の穴及びシー
ト吸着用の第二の穴を多数設け、或いはプラテンのシー
ト支持面にシート侵入用の窪み及びシート吸着用の穴を
多数設けた構成とすることにより、記録ヘッドのインク
吐出面とシートの接触を防ぐことができ、依って該接触
によるシートの汚れや皺、記録ヘッドのインク吐出口の
破損やそれによりインク吐出不良の発生等を防止するこ
とができる。
伸びにより生じた凸部をプラテンのシート支持面下方に
侵入させるように構成することにより、具体的にはプラ
テンのシート支持面にシート侵入用の第一の穴及びシー
ト吸着用の第二の穴を多数設け、或いはプラテンのシー
ト支持面にシート侵入用の窪み及びシート吸着用の穴を
多数設けた構成とすることにより、記録ヘッドのインク
吐出面とシートの接触を防ぐことができ、依って該接触
によるシートの汚れや皺、記録ヘッドのインク吐出口の
破損やそれによりインク吐出不良の発生等を防止するこ
とができる。
【００４０】また、前記プラテンのシート支持面に設け
られた複数の穴を、空気を通してインク滴を捕獲するイ
ンク捕獲部材（例えば、スポンジ等）で下方側から塞ぐ
ことにより、シートをプラテンへ密着させるための吸着
手段のシート吸引力を低下させることなく、インクミス
トの侵入を防止することができる。
られた複数の穴を、空気を通してインク滴を捕獲するイ
ンク捕獲部材（例えば、スポンジ等）で下方側から塞ぐ
ことにより、シートをプラテンへ密着させるための吸着
手段のシート吸引力を低下させることなく、インクミス
トの侵入を防止することができる。
【００４１】また、前記吸着手段（例えば、吸引ファ
ン，吸引ポンプ等）はシート搬送時には吸引力を弱め、
記録時には吸引力を強めることにより、高い吸着能力が
必要とされるシートの浮き防止と高精度の定量送りの両
立を実現することができ、更に普通紙の使用が可能にな
り、ランニングコストを低減することができる。
ン，吸引ポンプ等）はシート搬送時には吸引力を弱め、
記録時には吸引力を強めることにより、高い吸着能力が
必要とされるシートの浮き防止と高精度の定量送りの両
立を実現することができ、更に普通紙の使用が可能にな
り、ランニングコストを低減することができる。
【図１】プリンタの概略構成を示す断面図である。
【図２】同プリンタの斜視図である。
【図３】第１実施例に係るプラテンの上視図である。
【図４】同プラテンに支持されたシートの浮き量の測定
結果を示す図である。
結果を示す図である。
【図５】第２実施例に係るプラテンの上視図及びＸ−Ｘ
断面図である。
断面図である。
【図６】第３実施例に係るプラテンの上視図及びＹ−Ｙ
断面図である。
断面図である。
【図７】薄手のシートの記録後の浮き量を測定した結果
を示す図である。
を示す図である。
【図８】厚手のシートの記録後の浮き量を測定した結果
を示す図である。
を示す図である。
【図９】従来のプリンタの概略図である。
【図１０】従来のプリンタの斜視図である。
【図１１】従来のプリンタの斜視図である。
【図１２】従来のプリンタにおけるプラテンに支持され
たシートの浮き量の測定結果、及びその状態を示す図で
ある。
たシートの浮き量の測定結果、及びその状態を示す図で
ある。
１…カセット ２…ピックアップローラ ３ａ，３ｂ…シートガイド ４…搬送上ローラ ５…搬送下ローラ ６，13…軸 ７，14…加圧板 ８，15…バネ ９…シートセンサ 10…プラテン 10ａ，10ｂ…穴 11…排出上ローラ 12…排出上ローラ 16ａ，16ｂ…ガイドレール 17…キャリッジ 18…記録ヘッド 19…吸引ファン 20…プラテン 20ａ，20ｂ…穴 20ｃ…スポンジ 21…プラテン 21ａ…窪み 21a1，20ｂ…穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ４１Ｊ 2/185 Ｂ６５Ｈ 29/24 Ｂ 29/52
Claims (14)
- 【請求項１】 シート材の搬送を行う搬送手段と、該シ
ート材に画像を形成する記録手段と、該記録手段の対向
位置においてシート材を支持する支持手段とを有する画
像形成装置において、 画像形成後のシート材の伸びにより生じた凸部を前記支
持手段のシート支持面下方に侵入させるように構成した
ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項２】 前記支持手段のシート支持面に、前記シ
ート材の伸びにより生じた凸部をシート支持面下方に侵
入させるための第一の穴と、前記シート材を吸着させる
ための第二の穴を多数設けたことを特徴とする請求項１
に記載の画像形成装置。 - 【請求項３】 前記支持手段のシート支持面に、前記シ
ート材の伸びにより生じた凸部をシート支持面下方に侵
入させるための窪みと、前記シート材を吸着させるため
の穴を多数設けたことを特徴とする請求項１に記載の画
像形成装置。 - 【請求項４】 前記窪みの底面に、前記シート材を吸着
させるための穴を多数設けたことを特徴とする請求項３
に記載の画像形成装置。 - 【請求項５】 前記第一の穴或いは窪みはシート搬送方
向と平行な方向に長く形成されていることを特徴とする
請求項２〜請求項４のいずれかに記載の画像形成装置。 - 【請求項６】 前記第一の穴或いは窪みはシート搬送方
向と垂直な方向に等ピッチで配設されていることを特徴
とする請求項５に記載の画像形成装置。 - 【請求項７】 前記第一の穴或いは窪みは支持手段のシ
ート支持面における記録幅全域に設けられていることを
特徴とする請求項６に記載の画像形成装置。 - 【請求項８】 前記第一の穴或いは窪みはシート搬送方
向と平行なシート材の両端縁が同位置とならないように
配設されていることを特徴とする請求項２〜請求項４の
いずれかに記載の画像形成装置。 - 【請求項９】 前記画像形成装置は、前記支持手段のシ
ート支持面にシート材を引き込むための吸着手段を備え
ていることを特徴とする請求項２〜請求項４のいずれか
に記載の画像形成装置。 - 【請求項１０】 前記吸着手段はシート搬送時には吸着
力を弱め、画像形成時には吸着力を強めることを特徴と
する請求項９に記載の画像形成装置。 - 【請求項１１】 前記吸着手段として吸引ファン又は吸
引ポンプを用いていることを特徴とする請求項１０に記
載の画像形成装置。 - 【請求項１２】 前記支持手段のシート支持面に設けら
れた複数の穴を、空気を通してインク滴を捕獲するイン
ク捕獲部材で下方側から塞いでいることを特徴とする請
求項９〜請求項１１のいずれかに記載の画像形成装置。 - 【請求項１３】 インク捕獲部材としてスポンジを用い
ていることを特徴とする請求項１２に記載の画像形成装
置。 - 【請求項１４】 前記記録手段が信号に応じてインクを
吐出して記録を行うインクジェット記録方式であること
を特徴とする請求項１〜請求項１３のいずれかに記載の
画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30620994A JPH08156351A (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30620994A JPH08156351A (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08156351A true JPH08156351A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=17954312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30620994A Pending JPH08156351A (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08156351A (ja) |
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000034049A1 (fr) * | 1998-12-07 | 2000-06-15 | Copyer Co., Ltd. | Dispositif de formation d'image de type a jet d'encre |
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| JP2001171188A (ja) * | 1999-12-20 | 2001-06-26 | Olympus Optical Co Ltd | 画像形成装置 |
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-
1994
- 1994-12-09 JP JP30620994A patent/JPH08156351A/ja active Pending
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