JPH0815629A - 光偏向装置 - Google Patents
光偏向装置Info
- Publication number
- JPH0815629A JPH0815629A JP17170094A JP17170094A JPH0815629A JP H0815629 A JPH0815629 A JP H0815629A JP 17170094 A JP17170094 A JP 17170094A JP 17170094 A JP17170094 A JP 17170094A JP H0815629 A JPH0815629 A JP H0815629A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed shaft
- permanent magnet
- rotary sleeve
- air
- rotary
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- Pending
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大きな衝撃や外力による振動が加わった場合
にも、その衝撃や振動の影響を受け難くする。 【構成】 回転スリーブ4の下端に第1の永久磁石11
が取り付けられ、ハウジング1には、第2の永久磁石1
2が第1の永久磁石11と同種の磁極が上下方向に対向
するような向きに固定されて回転スリーブ4が磁気の反
発力により浮上し、回転スリーブ4上端のカバー3と固
定軸2との間に空気溜り13が形成されている駆動モー
タにおいて、固定軸2の外周面に環状の溝15、16が
上端近傍と第1の永久磁石11の上側位置とに設けられ
ている。そして、装置に大きな衝撃や振動が加わって空
気溜り13内の空気が固定軸2と回転スリーブ4との隙
間から流出しようとする、又は外部から空気溜り13内
へ流入しようとする時、その空気の流れを妨げてダンパ
効果の低下を防止する。
にも、その衝撃や振動の影響を受け難くする。 【構成】 回転スリーブ4の下端に第1の永久磁石11
が取り付けられ、ハウジング1には、第2の永久磁石1
2が第1の永久磁石11と同種の磁極が上下方向に対向
するような向きに固定されて回転スリーブ4が磁気の反
発力により浮上し、回転スリーブ4上端のカバー3と固
定軸2との間に空気溜り13が形成されている駆動モー
タにおいて、固定軸2の外周面に環状の溝15、16が
上端近傍と第1の永久磁石11の上側位置とに設けられ
ている。そして、装置に大きな衝撃や振動が加わって空
気溜り13内の空気が固定軸2と回転スリーブ4との隙
間から流出しようとする、又は外部から空気溜り13内
へ流入しようとする時、その空気の流れを妨げてダンパ
効果の低下を防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば画像記録装置な
どに用いられ、レーザービームを感光体上に走査するた
めの回転鏡を有する光偏向装置に関するものである。
どに用いられ、レーザービームを感光体上に走査するた
めの回転鏡を有する光偏向装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザービームプリンタなどに使用され
る光偏向装置であって、セラミック材から成る固定軸と
回転スリーブとを回転自在に嵌合し、回転スリーブに回
転鏡を取り付けると共に、これを永久磁石の反発力を利
用して浮上させ、回転スリーブ上端のカバー部材と固定
軸との間に空気溜りを設けて回転鏡を回転駆動するよう
にした光偏向装置は、本出願人による特願平5−145
755号において提案されている。
る光偏向装置であって、セラミック材から成る固定軸と
回転スリーブとを回転自在に嵌合し、回転スリーブに回
転鏡を取り付けると共に、これを永久磁石の反発力を利
用して浮上させ、回転スリーブ上端のカバー部材と固定
軸との間に空気溜りを設けて回転鏡を回転駆動するよう
にした光偏向装置は、本出願人による特願平5−145
755号において提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この光偏向
装置においては、回転鏡が取り付けられている回転部の
振動による上下動を、空気溜りによるダンパ効果によっ
て減衰させるものであるが、外力による大きな衝撃や振
動などが加わった場合には、ダンパ効果が低下してその
衝撃や振動などの影響を受け易いという問題点がある。
装置においては、回転鏡が取り付けられている回転部の
振動による上下動を、空気溜りによるダンパ効果によっ
て減衰させるものであるが、外力による大きな衝撃や振
動などが加わった場合には、ダンパ効果が低下してその
衝撃や振動などの影響を受け易いという問題点がある。
【0004】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
外力による大きな衝撃や振動などが加わった場合にも、
その衝撃や振動の影響を受け難い光偏向装置を提供する
ことにある。
外力による大きな衝撃や振動などが加わった場合にも、
その衝撃や振動の影響を受け難い光偏向装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1発明に係る光偏向装置は、回転鏡を回転駆動する
ことにより光束を偏向する光偏向装置において、セラミ
ック材から成る固定軸と、該固定軸に嵌合して回転可能
に保持したセラミック材から成る回転スリーブとを有
し、該回転スリーブの下端に第1の永久磁石を配し、該
第1の永久磁石に対向する位置に第2の永久磁石を配
し、前記固定軸の上端と前記回転スリーブの上部との間
に空気溜りを設け、前記固定軸の上端の近傍に少なくと
も1個の環状溝を形成したことを特徴とする。
の第1発明に係る光偏向装置は、回転鏡を回転駆動する
ことにより光束を偏向する光偏向装置において、セラミ
ック材から成る固定軸と、該固定軸に嵌合して回転可能
に保持したセラミック材から成る回転スリーブとを有
し、該回転スリーブの下端に第1の永久磁石を配し、該
第1の永久磁石に対向する位置に第2の永久磁石を配
し、前記固定軸の上端と前記回転スリーブの上部との間
に空気溜りを設け、前記固定軸の上端の近傍に少なくと
も1個の環状溝を形成したことを特徴とする。
【0006】第2発明に係る光偏向装置は、回転鏡を回
転駆動することにより光束を偏向する光偏向装置におい
て、セラミック材から成る固定軸と、該固定軸に嵌合し
て回転可能に保持したセラミック材から成る回転スリー
ブとを有し、該回転スリーブの下端に第1の永久磁石を
配し、該第1の永久磁石に対向する位置に第2の永久磁
石を配し、前記固定軸の上端と前記回転スリーブの上部
との間に空気溜りを設け、前記固定軸の第1の永久磁石
の近傍に少なくとも1個の環状溝を形成したことを特徴
とする。
転駆動することにより光束を偏向する光偏向装置におい
て、セラミック材から成る固定軸と、該固定軸に嵌合し
て回転可能に保持したセラミック材から成る回転スリー
ブとを有し、該回転スリーブの下端に第1の永久磁石を
配し、該第1の永久磁石に対向する位置に第2の永久磁
石を配し、前記固定軸の上端と前記回転スリーブの上部
との間に空気溜りを設け、前記固定軸の第1の永久磁石
の近傍に少なくとも1個の環状溝を形成したことを特徴
とする。
【0007】第3発明に係る光偏向装置は、回転鏡を回
転駆動することにより光束を偏向する光偏向装置におい
て、セラミック材から成る固定軸と、該固定軸に嵌合し
て回転可能に保持したセラミック材から成る回転スリー
ブとを有し、該回転スリーブの下端に第1の永久磁石を
配し、該第1の永久磁石に対向する位置に第2の永久磁
石を配し、前記固定軸の上端と前記回転スリーブの上部
との間に空気溜りを設け、前記回転スリーブの内径面で
前記空気溜りよりも下側に少なくとも1個の環状溝を形
成したことを特徴とする。
転駆動することにより光束を偏向する光偏向装置におい
て、セラミック材から成る固定軸と、該固定軸に嵌合し
て回転可能に保持したセラミック材から成る回転スリー
ブとを有し、該回転スリーブの下端に第1の永久磁石を
配し、該第1の永久磁石に対向する位置に第2の永久磁
石を配し、前記固定軸の上端と前記回転スリーブの上部
との間に空気溜りを設け、前記回転スリーブの内径面で
前記空気溜りよりも下側に少なくとも1個の環状溝を形
成したことを特徴とする。
【0008】
【作用】上述の構成を有する第1発明に係る光偏向装置
は、外力による大きな衝撃や振動などが加わって回転ス
リーブが押し下げられる場合に、固定軸の上端近傍に設
けた環状溝により、空気溜り内から回転スリーブと固定
軸の嵌合隙間を通って流出しようとする空気の流れを妨
げる。
は、外力による大きな衝撃や振動などが加わって回転ス
リーブが押し下げられる場合に、固定軸の上端近傍に設
けた環状溝により、空気溜り内から回転スリーブと固定
軸の嵌合隙間を通って流出しようとする空気の流れを妨
げる。
【0009】第2発明に係る光偏向装置は、外力による
大きな衝撃や振動などが加わって回転スリーブが押し上
げられる場合に、第1の永久磁石の近傍に設けられた環
状溝により、空気溜り内から回転スリーブと固定軸の嵌
合隙間を通って流入しようとする空気の流れを妨げる。
大きな衝撃や振動などが加わって回転スリーブが押し上
げられる場合に、第1の永久磁石の近傍に設けられた環
状溝により、空気溜り内から回転スリーブと固定軸の嵌
合隙間を通って流入しようとする空気の流れを妨げる。
【0010】第3発明に係る光偏向装置は、外力による
大きな衝撃や振動などが加わった場合に、回転スリーブ
の内周面の空気溜りよりも下側位置に設けられた環状溝
により、回転スリーブと固定軸の嵌合隙間を通って空気
溜り内へ流入、又は空気溜り内から流出しようとする空
気の流れを妨げる。
大きな衝撃や振動などが加わった場合に、回転スリーブ
の内周面の空気溜りよりも下側位置に設けられた環状溝
により、回転スリーブと固定軸の嵌合隙間を通って空気
溜り内へ流入、又は空気溜り内から流出しようとする空
気の流れを妨げる。
【0011】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は第1の実施例の概略構成図であり、駆動モ
ータのハウジング1にセラミック材から成る固定軸2が
下端を固定され、上端にカバー3を備えたセラミック材
から成る回転スリーブ4が、固定軸2に回転自在に嵌合
されている。
する。図1は第1の実施例の概略構成図であり、駆動モ
ータのハウジング1にセラミック材から成る固定軸2が
下端を固定され、上端にカバー3を備えたセラミック材
から成る回転スリーブ4が、固定軸2に回転自在に嵌合
されている。
【0012】回転スリーブ4の略中央部外周には、アル
ミニウム、黄銅などから成るフランジ5が焼き嵌めなど
により固定され、フランジ5の外周には、駆動マグネッ
ト6が接着などにより固定されている。更に、ハウジン
グ1に固定された基板7上に、ステータ8が駆動マグネ
ット6に対向するように配置されて駆動モータが構成さ
れており、フランジ5の上面には回転鏡9が取り付けら
れ、回転スリーブ4の上部に設けられたばね10により
下方に押圧固定されている。
ミニウム、黄銅などから成るフランジ5が焼き嵌めなど
により固定され、フランジ5の外周には、駆動マグネッ
ト6が接着などにより固定されている。更に、ハウジン
グ1に固定された基板7上に、ステータ8が駆動マグネ
ット6に対向するように配置されて駆動モータが構成さ
れており、フランジ5の上面には回転鏡9が取り付けら
れ、回転スリーブ4の上部に設けられたばね10により
下方に押圧固定されている。
【0013】また、回転スリーブ4の下端に第1の永久
磁石11が取り付けられており、ハウジング1には第2
の永久磁石12が第1の永久磁石11と同極の磁極が上
下方向に対向するような向きに固定されており、回転ス
リーブ4は磁気の反発力により浮上し、固定軸2の上端
とカバー3の間に空気溜り13が形成されている。カバ
ー3にはこの空気溜り13と外部とを連通する貫通孔3
aが設けられ、この貫通孔3aにプラグ14が着脱自在
に取り付けられている。
磁石11が取り付けられており、ハウジング1には第2
の永久磁石12が第1の永久磁石11と同極の磁極が上
下方向に対向するような向きに固定されており、回転ス
リーブ4は磁気の反発力により浮上し、固定軸2の上端
とカバー3の間に空気溜り13が形成されている。カバ
ー3にはこの空気溜り13と外部とを連通する貫通孔3
aが設けられ、この貫通孔3aにプラグ14が着脱自在
に取り付けられている。
【0014】更に、固定軸2の外周面には、全周に渡る
環状の溝15、16が上端近傍と第1の永久磁石11の
上側位置とに設けられている。溝15は図2に示すよう
に、コ字状溝の上側の内側面15aを底面15b側から
上方へ傾斜させた形状に形成され、他方の溝16はこれ
と上下逆向きに形成されている。
環状の溝15、16が上端近傍と第1の永久磁石11の
上側位置とに設けられている。溝15は図2に示すよう
に、コ字状溝の上側の内側面15aを底面15b側から
上方へ傾斜させた形状に形成され、他方の溝16はこれ
と上下逆向きに形成されている。
【0015】このような構成により、固定軸2を回転ス
リーブ4に嵌合した後に、貫通孔3aにプラグ14を取
り付けると、空気溜り13内の空気が閉じ込められて、
回転スリーブ4が振動や衝撃によって上下動した場合
に、空気溜り13にその動きを減衰させるエアダンパの
機能が生ずる。
リーブ4に嵌合した後に、貫通孔3aにプラグ14を取
り付けると、空気溜り13内の空気が閉じ込められて、
回転スリーブ4が振動や衝撃によって上下動した場合
に、空気溜り13にその動きを減衰させるエアダンパの
機能が生ずる。
【0016】そして、光偏向装置に大きな衝撃や振動な
どが加わって回転スリーブ4が押し下げられる場合に、
空気溜り13内の空気が固定軸2と回転スリーブ4の嵌
合隙間から流れ出すことがあるが、このとき流れ出た空
気の一部は上側の内側面15aに沿って溝15内に流れ
込む。この流れ込んだ空気は溝15の下側となっている
水平方向の内側面15cに沿って、回転スリーブ4の内
周面に直交方向に流れ、この流れによって回転スリーブ
4の内周面に沿って、下側に流れようとする空気の流れ
が妨げられ、空気溜り13内の空気が外部に漏れ難くな
る。
どが加わって回転スリーブ4が押し下げられる場合に、
空気溜り13内の空気が固定軸2と回転スリーブ4の嵌
合隙間から流れ出すことがあるが、このとき流れ出た空
気の一部は上側の内側面15aに沿って溝15内に流れ
込む。この流れ込んだ空気は溝15の下側となっている
水平方向の内側面15cに沿って、回転スリーブ4の内
周面に直交方向に流れ、この流れによって回転スリーブ
4の内周面に沿って、下側に流れようとする空気の流れ
が妨げられ、空気溜り13内の空気が外部に漏れ難くな
る。
【0017】また、衝撃や振動により回転スリーブ4が
押し上げられるとき、溝16で第1の永久磁石11の下
側と固定軸2との間から入り込む空気を、同様な流れを
起こさせることにより空気溜り13へ空気が流れ込み難
くする。
押し上げられるとき、溝16で第1の永久磁石11の下
側と固定軸2との間から入り込む空気を、同様な流れを
起こさせることにより空気溜り13へ空気が流れ込み難
くする。
【0018】なお、本実施例において上側の溝15は空
気溜り13の近傍へ、下側の溝16は第1の永久磁石1
1の近傍へと離して配設されているのは、回転スリーブ
4の回転によって、回転スリーブ4と固定軸2間に発生
する空気膜への影響を少なくして、安定した回転を得る
ためである。
気溜り13の近傍へ、下側の溝16は第1の永久磁石1
1の近傍へと離して配設されているのは、回転スリーブ
4の回転によって、回転スリーブ4と固定軸2間に発生
する空気膜への影響を少なくして、安定した回転を得る
ためである。
【0019】この第1の実施例においては、溝15、1
6断面形状を傾斜面と水平面を有するものとしたが、こ
の形状でなくとも上下に流れる空気の流れを乱す形状で
あればよい。更に、この溝15、16は必ずしも上下1
個ずつに限るものでなく、所望のダンパ効果が得られれ
ば、複数個設けても或いは上下の内の何れか一方に設け
てもよい。また固定軸2、回転スリーブ4の何れに設け
ても支障はない。
6断面形状を傾斜面と水平面を有するものとしたが、こ
の形状でなくとも上下に流れる空気の流れを乱す形状で
あればよい。更に、この溝15、16は必ずしも上下1
個ずつに限るものでなく、所望のダンパ効果が得られれ
ば、複数個設けても或いは上下の内の何れか一方に設け
てもよい。また固定軸2、回転スリーブ4の何れに設け
ても支障はない。
【0020】図3は第2の実施例を示し、第1の実施例
における溝15、16に代えて回転スリーブ4の内周面
に角形の環状溝21、22が形成されている。
における溝15、16に代えて回転スリーブ4の内周面
に角形の環状溝21、22が形成されている。
【0021】光偏向装置に大きな衝撃や振動などが加わ
った場合に、空気溜り13内から流出しようとする、又
は空気溜り13内へ流入しようとする空気の流れは、こ
の溝21又は22で妨げられることになる。
った場合に、空気溜り13内から流出しようとする、又
は空気溜り13内へ流入しようとする空気の流れは、こ
の溝21又は22で妨げられることになる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように第1発明に係る光偏
向装置は、固定軸の上端近傍に環状溝が設けられている
ので、装置に大きな衝撃や振動などが加わって回転スリ
ーブが押し下げられる場合に、空気溜りから回転スリー
ブと固定軸の嵌合隙間を通って流出しようとする空気の
流れを妨げてダンパ効果の低下を防止し、その衝撃や振
動の影響を受け難くする。
向装置は、固定軸の上端近傍に環状溝が設けられている
ので、装置に大きな衝撃や振動などが加わって回転スリ
ーブが押し下げられる場合に、空気溜りから回転スリー
ブと固定軸の嵌合隙間を通って流出しようとする空気の
流れを妨げてダンパ効果の低下を防止し、その衝撃や振
動の影響を受け難くする。
【0023】第2発明に係る光偏向装置は、第1の永久
磁石の近傍に環状溝が設けられているので、装置に大き
な衝撃や振動などが加わって回転スリーブが押し上げら
れる場合に、回転スリーブと固定軸の嵌合隙間から空気
溜りへ流入しようとする空気の流れを妨げてダンパ効果
の低下を防止し、その衝撃や振動の影響を受け難くす
る。
磁石の近傍に環状溝が設けられているので、装置に大き
な衝撃や振動などが加わって回転スリーブが押し上げら
れる場合に、回転スリーブと固定軸の嵌合隙間から空気
溜りへ流入しようとする空気の流れを妨げてダンパ効果
の低下を防止し、その衝撃や振動の影響を受け難くす
る。
【0024】第3発明に係る光偏向装置は、回転スリー
ブの内周面に空気溜りより下側の位置に環状溝が設けら
れているので、装置に大きな衝撃や振動などが加わった
場合に、回転スリーブと固定軸の嵌合隙間から空気溜り
へ流入、又は空気溜りから流出しようとする空気の流れ
を妨げてダンパ効果の低下を防止し、その衝撃や振動の
影響を受け難くする。
ブの内周面に空気溜りより下側の位置に環状溝が設けら
れているので、装置に大きな衝撃や振動などが加わった
場合に、回転スリーブと固定軸の嵌合隙間から空気溜り
へ流入、又は空気溜りから流出しようとする空気の流れ
を妨げてダンパ効果の低下を防止し、その衝撃や振動の
影響を受け難くする。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の構成図である。
【図2】溝の部分拡大図である。
【図3】第2の実施例の構成図である。
2 固定軸 4 回転スリーブ 11、12 永久磁石 13 空気溜り 15、16、21、22 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨田 健一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キャ ノン株式会社内 (72)発明者 齋川 静 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キャ ノン株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 回転鏡を回転駆動することにより光束を
偏向する光偏向装置において、セラミック材から成る固
定軸と、該固定軸に嵌合して回転可能に保持したセラミ
ック材から成る回転スリーブとを有し、該回転スリーブ
の下端に第1の永久磁石を配し、該第1の永久磁石に対
向する位置に第2の永久磁石を配し、前記固定軸の上端
と前記回転スリーブの上部との間に空気溜りを設け、前
記固定軸の上端の近傍に少なくとも1個の環状溝を形成
したことを特徴とする光偏向装置。 - 【請求項2】 回転鏡を回転駆動することにより光束を
偏向する光偏向装置において、セラミック材から成る固
定軸と、該固定軸に嵌合して回転可能に保持したセラミ
ック材から成る回転スリーブとを有し、該回転スリーブ
の下端に第1の永久磁石を配し、該第1の永久磁石に対
向する位置に第2の永久磁石を配し、前記固定軸の上端
と前記回転スリーブの上部との間に空気溜りを設け、前
記固定軸の第1の永久磁石の近傍に少なくとも1個の環
状溝を形成したことを特徴とする光偏向装置。 - 【請求項3】 回転鏡を回転駆動することにより光束を
偏向する光偏向装置において、セラミック材から成る固
定軸と、該固定軸に嵌合して回転可能に保持したセラミ
ック材から成る回転スリーブとを有し、該回転スリーブ
の下端に第1の永久磁石を配し、該第1の永久磁石に対
向する位置に第2の永久磁石を配し、前記固定軸の上端
と前記回転スリーブの上部との間に空気溜りを設け、前
記回転スリーブの内径面で前記空気溜りよりも下側に少
なくとも1個の環状溝を形成したことを特徴とする光偏
向装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17170094A JPH0815629A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 光偏向装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17170094A JPH0815629A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 光偏向装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0815629A true JPH0815629A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15928065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17170094A Pending JPH0815629A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 光偏向装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0815629A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6499833B2 (en) | 2000-08-04 | 2002-12-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet recording head and ink jet recording apparatus |
US6557975B2 (en) | 2000-08-04 | 2003-05-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet recording head, ink jet recording apparatus, and ink jet recording method |
US6582061B2 (en) | 2000-08-04 | 2003-06-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet recording head and ink jet recording apparatus |
US6634737B2 (en) | 2000-08-04 | 2003-10-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet recording head and ink jet recording apparatus |
US6736490B2 (en) | 2002-03-29 | 2004-05-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet recording head and non-linear electrical element |
CN107065122A (zh) * | 2017-06-05 | 2017-08-18 | 中国矿业大学 | 一种光学主镜电磁支承装置及其方法 |
-
1994
- 1994-06-30 JP JP17170094A patent/JPH0815629A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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