JPH08155860A - 油圧工具のヘッドとそれを装着した油圧工具 - Google Patents
油圧工具のヘッドとそれを装着した油圧工具Info
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- JPH08155860A JPH08155860A JP6331885A JP33188594A JPH08155860A JP H08155860 A JPH08155860 A JP H08155860A JP 6331885 A JP6331885 A JP 6331885A JP 33188594 A JP33188594 A JP 33188594A JP H08155860 A JPH08155860 A JP H08155860A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】1つの油圧ポンプで、必要な出力の大きさや方
向の異なる多種類の対象を加工できるようにした油圧工
具のヘッドを提供する。 【構成】携帯用の油圧ポンプ2に脱着自在に連結され、
その油圧ポンプ2のラム2cから供給される出力を駆動
源とし、その出力によって切り刃4を駆動させる工具ヘ
ッド1において、油圧ポンプ2との連結部と切り刃4と
の間に、油圧ポンプのラム2cに直結するピストン6
と、そのピストン6によって加圧される油をためるシリ
ンダ7と、外径が前記ピストン6と異なり、シリンダ7
内の油を介してピストン6の加圧力を後端面で受ける作
動ラム8とを備え、ラム2cの出力を同方向に増減して
切り刃に伝達するブースター3を装着したことを特徴と
する。
向の異なる多種類の対象を加工できるようにした油圧工
具のヘッドを提供する。 【構成】携帯用の油圧ポンプ2に脱着自在に連結され、
その油圧ポンプ2のラム2cから供給される出力を駆動
源とし、その出力によって切り刃4を駆動させる工具ヘ
ッド1において、油圧ポンプ2との連結部と切り刃4と
の間に、油圧ポンプのラム2cに直結するピストン6
と、そのピストン6によって加圧される油をためるシリ
ンダ7と、外径が前記ピストン6と異なり、シリンダ7
内の油を介してピストン6の加圧力を後端面で受ける作
動ラム8とを備え、ラム2cの出力を同方向に増減して
切り刃に伝達するブースター3を装着したことを特徴と
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、油圧工具のヘッドと
それを装着した油圧工具に関する。この油圧工具は、1
つの油圧ポンプに他種類の工具ヘッドを脱着可能とし、
多機能加工を実現するために好適に利用されうる。
それを装着した油圧工具に関する。この油圧工具は、1
つの油圧ポンプに他種類の工具ヘッドを脱着可能とし、
多機能加工を実現するために好適に利用されうる。
【0002】
【従来の技術】油圧工具は、油圧ポンプと、その油圧ポ
ンプのラムから供給される出力を駆動源とし、その出力
によって可動刃又は可動型を駆動させてワークを加工す
る工具ヘッドとからなる。その種類は、アングルカッタ
ー、ハンガーレールカッター、バーカッター、バーベン
ダー、ケーブルカッター、ネジカッター、コネクタ圧縮
機、端子圧着機、パンチャーなど多種多様であり、加工
対象に応じた油圧工具が用いられる。従って、異なる種
類の作業を行う作業者は、複数の油圧工具を持ち歩かな
ければならず、肉体的且つ経済的な負担を担っていた。
そこで、1つの油圧ポンプに多種類の工具ヘッドを脱着
可能とし、油圧ポンプを共用して多機能加工を実現する
ようになった。
ンプのラムから供給される出力を駆動源とし、その出力
によって可動刃又は可動型を駆動させてワークを加工す
る工具ヘッドとからなる。その種類は、アングルカッタ
ー、ハンガーレールカッター、バーカッター、バーベン
ダー、ケーブルカッター、ネジカッター、コネクタ圧縮
機、端子圧着機、パンチャーなど多種多様であり、加工
対象に応じた油圧工具が用いられる。従って、異なる種
類の作業を行う作業者は、複数の油圧工具を持ち歩かな
ければならず、肉体的且つ経済的な負担を担っていた。
そこで、1つの油圧ポンプに多種類の工具ヘッドを脱着
可能とし、油圧ポンプを共用して多機能加工を実現する
ようになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、1つの油圧ポ
ンプの出力の大きさ及び方向は、その内部のプランジャ
ーや出力用ラムの直径などに依存して一定であるのに対
し、可動刃又は可動型に加えるために必要な力は、加工
対象によって様々である。
ンプの出力の大きさ及び方向は、その内部のプランジャ
ーや出力用ラムの直径などに依存して一定であるのに対
し、可動刃又は可動型に加えるために必要な力は、加工
対象によって様々である。
【0004】例えば、油圧ポンプの出力が13トンであ
るとすると、端子圧着、コネクタ圧縮、ネジカッターに
は、それで十分であるが、アングルの切断には20トン
を要するので、不十分である。従って、そのような共用
の油圧ポンプの先端にアングルカッターを連結して、ア
ングルを切断しようとする場合、アングルカッターの受
け刃の角度はアングルの角度と一致させるべく直角とす
るものの、切り刃の角度をアングルの角度よりも大きく
して、切り刃とアングルとを点接触させることにより、
油圧ポンプの出力をその接触点に集中させていた。この
ため、切断後に得られた受け刃側のアングルの切断面
は、変形することなく、直角形状をなしているが、切り
刃側のアングルの切断面は、切り刃の移動に連れられて
鈍角に変形してしまう。従って、切り刃側のアングルも
使用したいとすれば、切断して得られた切り刃側のアン
グルを180゜方向転換して受け刃側に固定し、再び切
断しなければならず、二度手間である。
るとすると、端子圧着、コネクタ圧縮、ネジカッターに
は、それで十分であるが、アングルの切断には20トン
を要するので、不十分である。従って、そのような共用
の油圧ポンプの先端にアングルカッターを連結して、ア
ングルを切断しようとする場合、アングルカッターの受
け刃の角度はアングルの角度と一致させるべく直角とす
るものの、切り刃の角度をアングルの角度よりも大きく
して、切り刃とアングルとを点接触させることにより、
油圧ポンプの出力をその接触点に集中させていた。この
ため、切断後に得られた受け刃側のアングルの切断面
は、変形することなく、直角形状をなしているが、切り
刃側のアングルの切断面は、切り刃の移動に連れられて
鈍角に変形してしまう。従って、切り刃側のアングルも
使用したいとすれば、切断して得られた切り刃側のアン
グルを180゜方向転換して受け刃側に固定し、再び切
断しなければならず、二度手間である。
【0005】また、アングル切断、ネジ切断に必要な油
圧ポンプの出力がそのラムを押す方向であるのに対し
て、それと反対に引く方向に可動刃又は可動型を移動さ
せなければならない作業例として穴空けパンチングがあ
る。すなわち、電線管を挿入するためにプルボックスな
どに空けられる穴は、通常、ドリルやホルソーで小径の
下穴をあけた後、工具ヘッドのネジ軸を凹パンチ刃、そ
の下穴、凸パンチ刃に挿入し、さらにそのネジ軸にチャ
ッカーを締結して凹凸パンチ刃でプルボックスの板を挟
み、油圧力で打ち抜くことによって形成される。この場
合、固定刃となる凹パンチ刃が油圧ポンプの手前で、可
動刃又は可動型となる凸パンチ刃が向こうに位置し、ネ
ジ軸に締結されたチャッカーとともに凸パンチ刃を引き
戻す方向に油圧が作用しなければならない。従って、共
用の油圧ポンプの出力がそのラムを押す方向に作用する
ものの場合、凹凸パンチ刃を挿入するネジ軸をその油圧
ポンプのラムにとりつけるだけでは、穴空け作業に適用
することはできない。
圧ポンプの出力がそのラムを押す方向であるのに対し
て、それと反対に引く方向に可動刃又は可動型を移動さ
せなければならない作業例として穴空けパンチングがあ
る。すなわち、電線管を挿入するためにプルボックスな
どに空けられる穴は、通常、ドリルやホルソーで小径の
下穴をあけた後、工具ヘッドのネジ軸を凹パンチ刃、そ
の下穴、凸パンチ刃に挿入し、さらにそのネジ軸にチャ
ッカーを締結して凹凸パンチ刃でプルボックスの板を挟
み、油圧力で打ち抜くことによって形成される。この場
合、固定刃となる凹パンチ刃が油圧ポンプの手前で、可
動刃又は可動型となる凸パンチ刃が向こうに位置し、ネ
ジ軸に締結されたチャッカーとともに凸パンチ刃を引き
戻す方向に油圧が作用しなければならない。従って、共
用の油圧ポンプの出力がそのラムを押す方向に作用する
ものの場合、凹凸パンチ刃を挿入するネジ軸をその油圧
ポンプのラムにとりつけるだけでは、穴空け作業に適用
することはできない。
【0006】それ故、この発明の目的は、1つの油圧ポ
ンプで、必要な出力の大きさや方向の異なる多種類の対
象を加工できるようにした油圧工具のヘッドを提供する
ことにある。
ンプで、必要な出力の大きさや方向の異なる多種類の対
象を加工できるようにした油圧工具のヘッドを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の油圧工具のヘッドは、携帯用の油圧ポン
プに連結され、その油圧ポンプのラムから供給される出
力を駆動源とし、その出力によって可動刃又は可動型を
駆動させてワークを加工する工具ヘッドにおいて、油圧
ポンプとの連結部と可動刃又は可動型との間に、ラムの
出力を変化させて可動刃又は可動型に伝達するブースタ
ーを装着したことを特徴とする。
に、この発明の油圧工具のヘッドは、携帯用の油圧ポン
プに連結され、その油圧ポンプのラムから供給される出
力を駆動源とし、その出力によって可動刃又は可動型を
駆動させてワークを加工する工具ヘッドにおいて、油圧
ポンプとの連結部と可動刃又は可動型との間に、ラムの
出力を変化させて可動刃又は可動型に伝達するブースタ
ーを装着したことを特徴とする。
【0008】前記ブースターとしては、例えば、油圧ポ
ンプのラムに直結するピストンと、そのピストンによっ
て加圧される油をためるシリンダと、外径が前記ピスト
ンと異なり、シリンダ内の油を介してピストンの加圧力
を後端面で受ける作動ラムとを備え、ポンプ側ラムの出
力を同方向に増減して可動刃又は可動型に伝達するよう
にしたものがある。
ンプのラムに直結するピストンと、そのピストンによっ
て加圧される油をためるシリンダと、外径が前記ピスト
ンと異なり、シリンダ内の油を介してピストンの加圧力
を後端面で受ける作動ラムとを備え、ポンプ側ラムの出
力を同方向に増減して可動刃又は可動型に伝達するよう
にしたものがある。
【0009】また、前記ブースターの他の例として、油
圧ポンプのラムに直結するピストンと、そのピストンに
よって加圧される油をためる第一シリンダと、第一シリ
ンダに連通する油路を有するとともに、第一シリンダの
軸線を中心として回転可能に第一シリンダに連結された
アームと、このアームに前記軸線と交差する他の軸線を
中心として回転可能に連結され、前記油路に連通する油
溜を有する第二シリンダと、第二シリンダ内に往復動可
能に内蔵され、後方にフランジを有し、第一シリンダか
ら油路を経て油溜に供給される油を介してピストンの加
圧力をフランジの前端面で受ける作動ラムとを備え、ポ
ンプ側ラムの出力を方向転換して可動刃又は可動型に伝
達するようにしたものがある。
圧ポンプのラムに直結するピストンと、そのピストンに
よって加圧される油をためる第一シリンダと、第一シリ
ンダに連通する油路を有するとともに、第一シリンダの
軸線を中心として回転可能に第一シリンダに連結された
アームと、このアームに前記軸線と交差する他の軸線を
中心として回転可能に連結され、前記油路に連通する油
溜を有する第二シリンダと、第二シリンダ内に往復動可
能に内蔵され、後方にフランジを有し、第一シリンダか
ら油路を経て油溜に供給される油を介してピストンの加
圧力をフランジの前端面で受ける作動ラムとを備え、ポ
ンプ側ラムの出力を方向転換して可動刃又は可動型に伝
達するようにしたものがある。
【0010】さらに、上記目的を達成するために、この
発明の油圧工具は、携帯用の油圧ポンプと、それに脱着
可能に連結され、その油圧ポンプのラムから供給される
出力を駆動源とし、その出力によって可動刃又は可動型
を駆動させてワークを加工する工具ヘッドとからなる油
圧工具において、工具ヘッドが、油圧ポンプとの連結部
と可動刃又は可動型との間に、ラムの出力を変化させて
可動刃又は可動型に伝達するブースターを装着したこと
を特徴とする。
発明の油圧工具は、携帯用の油圧ポンプと、それに脱着
可能に連結され、その油圧ポンプのラムから供給される
出力を駆動源とし、その出力によって可動刃又は可動型
を駆動させてワークを加工する工具ヘッドとからなる油
圧工具において、工具ヘッドが、油圧ポンプとの連結部
と可動刃又は可動型との間に、ラムの出力を変化させて
可動刃又は可動型に伝達するブースターを装着したこと
を特徴とする。
【0011】
【作用】油圧ポンプから発生する一定の大きさ及び方向
の出力が、ブースターによって増減又は方向転換させら
れて可動刃又は可動型に伝達される。
の出力が、ブースターによって増減又は方向転換させら
れて可動刃又は可動型に伝達される。
【0012】
−実施例1− この例は、アングルの切断に用いられる油圧工具であっ
て、請求項1、2及び4に対応する。以下、図1,2,
4とともに説明する。図1は、油圧ポンプに連結された
工具ヘッドを示す一部破断正面図、図2は、その斜視
図、図4は、油圧ポンプを示す斜視図である。
て、請求項1、2及び4に対応する。以下、図1,2,
4とともに説明する。図1は、油圧ポンプに連結された
工具ヘッドを示す一部破断正面図、図2は、その斜視
図、図4は、油圧ポンプを示す斜視図である。
【0013】工具ヘッド1は、携帯用の油圧ポンプ2に
連結され、その油圧ポンプ2のラムから供給される13
トンの出力を駆動源とし、その出力によって可動刃を付
勢してアングルを切断加工するものである。
連結され、その油圧ポンプ2のラムから供給される13
トンの出力を駆動源とし、その出力によって可動刃を付
勢してアングルを切断加工するものである。
【0014】工具ヘッド1は、油圧ポンプ2の先端の第
二シリンダ2aのピン穴2bと工具ヘッド1後部のピン
穴1aとにピン1bを挿入することによって、油圧ポン
プ2に脱着自在に固定されている。油圧ポンプ2は、電
動機を内蔵した充電式のもので、電動機の稼動とともに
ラム2cが前進するように構成されている。工具ヘッド
1は、主としてブースター3、直角凸状の切り刃(可動
刃)4及び直角凹状の受け刃(固定刃)5からなる。
二シリンダ2aのピン穴2bと工具ヘッド1後部のピン
穴1aとにピン1bを挿入することによって、油圧ポン
プ2に脱着自在に固定されている。油圧ポンプ2は、電
動機を内蔵した充電式のもので、電動機の稼動とともに
ラム2cが前進するように構成されている。工具ヘッド
1は、主としてブースター3、直角凸状の切り刃(可動
刃)4及び直角凹状の受け刃(固定刃)5からなる。
【0015】ブースター3は、油圧ポンプ2との連結部
と切り刃4との間に、ポンプ側ラム2cの出力を増大さ
せて切り刃4に伝達するもので、ピストン6、シリンダ
7及び作動ラム8を備えている。さらに詳しくは、ピス
トン6は、油圧ポンプ2のラム2cに直結し、シリンダ
7内上半部の径小空間を往復動する。シリンダ7は、そ
のピストン6によって加圧される油をためる油室7aを
形成し、下端外周に雄ねじ部7bを有する。作動ラム8
は、外径が前記ピストン6のそれに対して20/13倍
と大きく、シリンダ7内の油を介してピストン6の加圧
力を後端面で受け、シリンダ7内下半部の径大空間を往
復動する。
と切り刃4との間に、ポンプ側ラム2cの出力を増大さ
せて切り刃4に伝達するもので、ピストン6、シリンダ
7及び作動ラム8を備えている。さらに詳しくは、ピス
トン6は、油圧ポンプ2のラム2cに直結し、シリンダ
7内上半部の径小空間を往復動する。シリンダ7は、そ
のピストン6によって加圧される油をためる油室7aを
形成し、下端外周に雄ねじ部7bを有する。作動ラム8
は、外径が前記ピストン6のそれに対して20/13倍
と大きく、シリンダ7内の油を介してピストン6の加圧
力を後端面で受け、シリンダ7内下半部の径大空間を往
復動する。
【0016】切り刃4は、下端両側にガイド9a、中央
上面に雌ねじ穴9bを有する上ホルダー9にはめられ、
ガイド9aに案内されて上下動可能とされている。受け
刃5は、下ホルダー10に固定されている。そして、上
ホルダー9と下ホルダー10とは、両側に設けたそれぞ
れのピン穴を一致させて、ピン1cを挿入することによ
り固定されている。また、シリンダ7と上ホルダーと
は、シリンダー7と作動ラム8との環状の間隙にスプリ
ング8bを配した状態で、上ホルダー9の雌ねじ穴9b
にシリンダ7の雄ねじ部7bをネジ運動により嵌合し、
ロックナット1dで締結することにより固定されてい
る。なお、上ホルダー9の正面に固定された押さえボル
ト9cは、アングルの剪断中に、受け刃5側のアングル
部分が浮かないように固定するためのものである。
上面に雌ねじ穴9bを有する上ホルダー9にはめられ、
ガイド9aに案内されて上下動可能とされている。受け
刃5は、下ホルダー10に固定されている。そして、上
ホルダー9と下ホルダー10とは、両側に設けたそれぞ
れのピン穴を一致させて、ピン1cを挿入することによ
り固定されている。また、シリンダ7と上ホルダーと
は、シリンダー7と作動ラム8との環状の間隙にスプリ
ング8bを配した状態で、上ホルダー9の雌ねじ穴9b
にシリンダ7の雄ねじ部7bをネジ運動により嵌合し、
ロックナット1dで締結することにより固定されてい
る。なお、上ホルダー9の正面に固定された押さえボル
ト9cは、アングルの剪断中に、受け刃5側のアングル
部分が浮かないように固定するためのものである。
【0017】工具ヘッド1を製作する際には、油室7a
内のスプリング7cにてピストン6を持ち上げて、油室
7a内に油溜用の空間を確保しておき、上方の入り口よ
り油路7dを通じて油を注入し、蓋6aで閉じる。油室
7aは、ピストン6先端外周に配されたo−リング6b
及び作動ラム8の後端外周に配されたo−リング8aに
て液密が維持されている。
内のスプリング7cにてピストン6を持ち上げて、油室
7a内に油溜用の空間を確保しておき、上方の入り口よ
り油路7dを通じて油を注入し、蓋6aで閉じる。油室
7aは、ピストン6先端外周に配されたo−リング6b
及び作動ラム8の後端外周に配されたo−リング8aに
て液密が維持されている。
【0018】工具ヘッド1を使用してアングルを切断す
る際は、まず切り刃4と受け刃5との間にアングル(図
示省略)を置き、油圧ポンプ2の電動機を駆動させてラ
ム2cを前進させる。すると、ピストン6がラム2cと
ともに前進し、油室7a内の油圧が上がる。その油圧が
スプリング8bの弾性復元力以上になると、作動ラム8
が押されて切り刃4とともに前進する。このとき、ポン
プ側ラム2cの出力13トンは、ピストン6及び作動ラ
ム8を介して同方向の20トンに増大されて切り刃4に
伝達される。そして、切り刃4の刃先がアングルに当た
って剪断を開始し、受け刃5の刃先とかみ合ったところ
で剪断を終了するが、切り刃4は慣性によって受け刃5
と擦れ合いながら暫く前進して停止する。油圧ポンプ2
の出力が解除され、作動ラム8は、スプリング8bの復
元力に付勢されて後退し、切り刃4と受け刃5とが離れ
る。切り刃4及び受け刃5は、ともに刃先角度が90゜
であるので、アングルの切断面は、切り刃4側(図2左
上方側)も受け刃5側(図2右下側)も直角をなしてお
り、再切断しなくともそのまま使用することができる。
る際は、まず切り刃4と受け刃5との間にアングル(図
示省略)を置き、油圧ポンプ2の電動機を駆動させてラ
ム2cを前進させる。すると、ピストン6がラム2cと
ともに前進し、油室7a内の油圧が上がる。その油圧が
スプリング8bの弾性復元力以上になると、作動ラム8
が押されて切り刃4とともに前進する。このとき、ポン
プ側ラム2cの出力13トンは、ピストン6及び作動ラ
ム8を介して同方向の20トンに増大されて切り刃4に
伝達される。そして、切り刃4の刃先がアングルに当た
って剪断を開始し、受け刃5の刃先とかみ合ったところ
で剪断を終了するが、切り刃4は慣性によって受け刃5
と擦れ合いながら暫く前進して停止する。油圧ポンプ2
の出力が解除され、作動ラム8は、スプリング8bの復
元力に付勢されて後退し、切り刃4と受け刃5とが離れ
る。切り刃4及び受け刃5は、ともに刃先角度が90゜
であるので、アングルの切断面は、切り刃4側(図2左
上方側)も受け刃5側(図2右下側)も直角をなしてお
り、再切断しなくともそのまま使用することができる。
【0019】−実施例2− この例は、鉄板の穴空けに用いられる油圧工具であっ
て、請求項1、3及び4に対応する。以下、図3ととも
に説明する。図3は、油圧ポンプに連結された工具ヘッ
ドを示す断面図である。
て、請求項1、3及び4に対応する。以下、図3ととも
に説明する。図3は、油圧ポンプに連結された工具ヘッ
ドを示す断面図である。
【0020】工具ヘッド11は、携帯用の油圧ポンプ2
に連結され、その油圧ポンプ2のラムから供給される1
3トンの出力を駆動源とし、その出力によって可動刃を
駆動させて鉄板を穴空け加工するものである。
に連結され、その油圧ポンプ2のラムから供給される1
3トンの出力を駆動源とし、その出力によって可動刃を
駆動させて鉄板を穴空け加工するものである。
【0021】工具ヘッド11は、実施例1と同様に実施
例1のものと同じ油圧ポンプ2に脱着自在に固定され、
主としてブースター13からなる。ただし、ブースター
13の構造は、以下に詳述するように実施例1と異な
る。
例1のものと同じ油圧ポンプ2に脱着自在に固定され、
主としてブースター13からなる。ただし、ブースター
13の構造は、以下に詳述するように実施例1と異な
る。
【0022】すなわち、ブースター13は、ポンプ側ラ
ム2cの出力を方向転換して可動刃である凸パンチ刃
(図示省略)に伝達するもので、ピストン16、第一シ
リンダ17、アーム19、第二シリンダ20及び作動ラ
ム18を備えている。さらに詳しくは、ピストン16
は、油圧ポンプのラム2cに直結し、第一シリンダ17
内を往復動する。第一シリンダ17は、そのピストン1
6によって加圧される油をためる油室17aを形成し、
下端内周の径大部に円周方向の割溝17bを有する。
ム2cの出力を方向転換して可動刃である凸パンチ刃
(図示省略)に伝達するもので、ピストン16、第一シ
リンダ17、アーム19、第二シリンダ20及び作動ラ
ム18を備えている。さらに詳しくは、ピストン16
は、油圧ポンプのラム2cに直結し、第一シリンダ17
内を往復動する。第一シリンダ17は、そのピストン1
6によって加圧される油をためる油室17aを形成し、
下端内周の径大部に円周方向の割溝17bを有する。
【0023】アーム19は、第一シリンダ17の油室1
7aに連通する油路19aを有する。アーム19は、油
路19aの一端に第一シリンダ17の下端内周と嵌合
し、外周に上記割溝17bと対応する割溝(符号省略)
を有するジョイント19cと一体になっており、これら
割溝に囲まれた環状空間にピアノ線19bを挿入するこ
とによって、第一シリンダ17の軸線を中心として回転
可能に第一シリンダ17に連結されている。さらにアー
ム19には、第一シリンダ17の軸線とは交差する方向
を軸線とし、油路19aに連なる径大の油溜19dを有
するヒンジ孔が形成されており、そのヒンジ孔に軸回り
に回転可能にヒンジピン20aが固定されている。
7aに連通する油路19aを有する。アーム19は、油
路19aの一端に第一シリンダ17の下端内周と嵌合
し、外周に上記割溝17bと対応する割溝(符号省略)
を有するジョイント19cと一体になっており、これら
割溝に囲まれた環状空間にピアノ線19bを挿入するこ
とによって、第一シリンダ17の軸線を中心として回転
可能に第一シリンダ17に連結されている。さらにアー
ム19には、第一シリンダ17の軸線とは交差する方向
を軸線とし、油路19aに連なる径大の油溜19dを有
するヒンジ孔が形成されており、そのヒンジ孔に軸回り
に回転可能にヒンジピン20aが固定されている。
【0024】第二シリンダ20は、油溜20bを有し、
ヒンジピン20aと一体となって、アーム19に回転可
能に連結されている。そして、油溜20bは、油溜19
c及びヒンジピン20a内の連通孔(図示省略)を介し
て前記油路19aに連通している。
ヒンジピン20aと一体となって、アーム19に回転可
能に連結されている。そして、油溜20bは、油溜19
c及びヒンジピン20a内の連通孔(図示省略)を介し
て前記油路19aに連通している。
【0025】作動ラム18は、円筒形状で、第二シリン
ダ20内に往復動可能に内蔵され、後方にフランジ18
aを有し、第一シリンダから油路19aを経て油溜20
bに供給される油を介してピストン16の加圧力をフラ
ンジ18aの前端面で受ける。作動ラム18は、内周に
雌ねじ部18bが形成され、そこに長寸のネジ軸(図示
省略)をネジ運動により挿入して固定できるようになっ
ている。作動ラム18の後端面と第二シリンダ20内周
とで囲まれる空間には、スプリング18cが配され、作
動ラム18の後端面を付勢している。
ダ20内に往復動可能に内蔵され、後方にフランジ18
aを有し、第一シリンダから油路19aを経て油溜20
bに供給される油を介してピストン16の加圧力をフラ
ンジ18aの前端面で受ける。作動ラム18は、内周に
雌ねじ部18bが形成され、そこに長寸のネジ軸(図示
省略)をネジ運動により挿入して固定できるようになっ
ている。作動ラム18の後端面と第二シリンダ20内周
とで囲まれる空間には、スプリング18cが配され、作
動ラム18の後端面を付勢している。
【0026】工具ヘッド11を製作する際には、油室1
7a内のスプリング17cにてピストン16を持ち上げ
て、油室17a内に油溜用の空間を確保しておき、アー
ム19の一端又は中間の入り口より油を注入し、蓋19
e又は19fで閉じる。油室17a、油路19a、油溜
19d及び油溜20bは、o−リング16a,17d2
0c,18dにて液密が維持されている。
7a内のスプリング17cにてピストン16を持ち上げ
て、油室17a内に油溜用の空間を確保しておき、アー
ム19の一端又は中間の入り口より油を注入し、蓋19
e又は19fで閉じる。油室17a、油路19a、油溜
19d及び油溜20bは、o−リング16a,17d2
0c,18dにて液密が維持されている。
【0027】工具ヘッド11を使用して鉄板に孔を空け
る際は、まずドリルやホルソーで小径の下穴をあけた
後、工具ヘッド11の作動ラム18に固定したネジ軸を
凹パンチ刃、その下穴、凸パンチ刃の順に挿入し、さら
にそのネジ軸にチャッカーを締結して凹凸パンチ刃で鉄
板を挟む。そして、油圧ポンプ2の電動機を駆動させて
ラム2cを前進させる。すると、ピストン16がラム2
cとともに前進し、油室17a内の油圧が上がり、その
圧力が作動ラム18のフランジ18aの前端面に伝達さ
れる。その油圧がスプリング18cの弾性復元力以上に
なると、作動ラム18がスプリング18cの弾性力に抗
してネジ軸とともに後退し、ネジ軸に締結されたチャッ
カー及びその手前の凸パンチ刃も後退する。こうして、
ポンプ側ラム2cの出力は、方向転換されて凸パンチ刃
に伝達される。一方、凹パンチ刃は、第二シリンダ20
の前端面20dにて後退が阻止されている。従って、凹
凸パンチ刃のかみ合いにより、凸パンチ刃の外径と同じ
内径の孔が鉄板に打ち抜かれる。油圧ポンプ2の出力が
解除され、作動ラム18は、スプリング18cの復元力
に付勢されて前進し、凸パンチ刃と凹パンチ刃とが離れ
る。
る際は、まずドリルやホルソーで小径の下穴をあけた
後、工具ヘッド11の作動ラム18に固定したネジ軸を
凹パンチ刃、その下穴、凸パンチ刃の順に挿入し、さら
にそのネジ軸にチャッカーを締結して凹凸パンチ刃で鉄
板を挟む。そして、油圧ポンプ2の電動機を駆動させて
ラム2cを前進させる。すると、ピストン16がラム2
cとともに前進し、油室17a内の油圧が上がり、その
圧力が作動ラム18のフランジ18aの前端面に伝達さ
れる。その油圧がスプリング18cの弾性復元力以上に
なると、作動ラム18がスプリング18cの弾性力に抗
してネジ軸とともに後退し、ネジ軸に締結されたチャッ
カー及びその手前の凸パンチ刃も後退する。こうして、
ポンプ側ラム2cの出力は、方向転換されて凸パンチ刃
に伝達される。一方、凹パンチ刃は、第二シリンダ20
の前端面20dにて後退が阻止されている。従って、凹
凸パンチ刃のかみ合いにより、凸パンチ刃の外径と同じ
内径の孔が鉄板に打ち抜かれる。油圧ポンプ2の出力が
解除され、作動ラム18は、スプリング18cの復元力
に付勢されて前進し、凸パンチ刃と凹パンチ刃とが離れ
る。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明の工具ヘッドに
よれば、出力の大きさ及び方向に関わらず、1つの油圧
ポンプで多種多様の加工方法を施工することができる。
よれば、出力の大きさ及び方向に関わらず、1つの油圧
ポンプで多種多様の加工方法を施工することができる。
【図1】実施例1の工具ヘッドを示す一部破断正面図で
ある。
ある。
【図2】上記工具ヘッドの斜視図である。
【図3】実施例2の工具ヘッドを示す軸方向断面図であ
る。
る。
【図4】油圧ポンプの斜視図である。
1,11 工具ヘッド 1a ピン孔 1b,1c ピン 1d ロッ
クナット 2 油圧ポンプ 2a ブラケット 2b ピン孔 2c ラム 3,13 ブースター 4 切り刃 5 受け刃 6,16 ピストン 6a 蓋 6b,16a o−リング 7 シリンダ 7a 油室 7b 雄ねじ部 7c スプリン
グ 7d 油路 8 作動ラム 8a o−リング 8b スプリング 9 上ホルダー 9a ガイド 9b 雌ねじ部 10 下ホルダー 17 第一シリンダ 17a 油室 17b 割溝 17c スプリ
ング 17d o−リング 18 作動ラム 18a フランジ 18b 雌ねじ部 18c
スプリング 18d o−リング 19 アーム 19a 油路 19b ピアノ線 19c ジ
ョイント 19d 油溜 19e,19f 蓋 20 第二シリンダ 20a ヒンジピン 20b油溜 20c o
−リング 20d 前端面
クナット 2 油圧ポンプ 2a ブラケット 2b ピン孔 2c ラム 3,13 ブースター 4 切り刃 5 受け刃 6,16 ピストン 6a 蓋 6b,16a o−リング 7 シリンダ 7a 油室 7b 雄ねじ部 7c スプリン
グ 7d 油路 8 作動ラム 8a o−リング 8b スプリング 9 上ホルダー 9a ガイド 9b 雌ねじ部 10 下ホルダー 17 第一シリンダ 17a 油室 17b 割溝 17c スプリ
ング 17d o−リング 18 作動ラム 18a フランジ 18b 雌ねじ部 18c
スプリング 18d o−リング 19 アーム 19a 油路 19b ピアノ線 19c ジ
ョイント 19d 油溜 19e,19f 蓋 20 第二シリンダ 20a ヒンジピン 20b油溜 20c o
−リング 20d 前端面
Claims (4)
- 【請求項1】 携帯用の油圧ポンプに脱着自在に連結さ
れ、その油圧ポンプのラムから供給される出力を駆動源
とし、その出力によって可動刃又は可動型を駆動させて
ワークを加工する工具ヘッドにおいて、油圧ポンプとの
連結部と可動刃又は可動型との間に、ラムの出力を変化
させて可動刃又は可動型に伝達するブースターを装着し
たことを特徴とする油圧工具のヘッド。 - 【請求項2】 前記ブースターが、油圧ポンプのラムに
直結するピストンと、そのピストンによって加圧される
油をためるシリンダと、外径が前記ピストンと異なり、
シリンダ内の油を介してピストンの加圧力を後端面で受
ける作動ラムとを備え、ポンプ側ラムの出力を同方向に
増減して可動刃又は可動型に伝達するようにした請求項
1に記載の油圧工具のヘッド。 - 【請求項3】 前記ブースターが、油圧ポンプのラムに
直結するピストンと、そのピストンによって加圧される
油をためる第一シリンダと、第一シリンダに連通する油
路を有するとともに、第一シリンダの軸線を中心として
回転可能に第一シリンダに連結されたアームと、このア
ームに前記軸線と交差する他の軸線を中心として回転可
能に連結され、前記油路に連通する油溜を有する第二シ
リンダと、第二シリンダ内に往復動可能に内蔵され、後
方にフランジを有し、第一シリンダから油路を経て油溜
に供給される油を介してピストンの加圧力をフランジの
前端面で受ける作動ラムとを備え、ポンプ側ラムの出力
を方向転換して可動刃又は可動型に伝達するようにした
請求項1に記載の油圧工具のヘッド。 - 【請求項4】 携帯用の油圧ポンプと、それに脱着可能
に連結され、その油圧ポンプのラムから供給される出力
を駆動源とし、その出力によって可動刃又は可動型を駆
動させてワークを加工する工具ヘッドとからなる油圧工
具において、工具ヘッドが、油圧ポンプとの連結部と可
動刃又は可動型との間に、ラムの出力を変化させて可動
刃又は可動型に伝達するブースターを装着したことを特
徴とする油圧工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6331885A JP2976090B2 (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 油圧工具のヘッドとそれを装着した油圧工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6331885A JP2976090B2 (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 油圧工具のヘッドとそれを装着した油圧工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08155860A true JPH08155860A (ja) | 1996-06-18 |
JP2976090B2 JP2976090B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=18248717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6331885A Expired - Fee Related JP2976090B2 (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 油圧工具のヘッドとそれを装着した油圧工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2976090B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61173867A (ja) * | 1985-01-28 | 1986-08-05 | 株式会社泉精器製作所 | 油圧工具の接続装置 |
JPS6350673U (ja) * | 1986-09-18 | 1988-04-06 | ||
JPH02130769U (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-29 | ||
JPH069880U (ja) * | 1991-04-03 | 1994-02-08 | 株式会社泉精器製作所 | かしめ用油圧工具 |
-
1994
- 1994-12-09 JP JP6331885A patent/JP2976090B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61173867A (ja) * | 1985-01-28 | 1986-08-05 | 株式会社泉精器製作所 | 油圧工具の接続装置 |
JPS6350673U (ja) * | 1986-09-18 | 1988-04-06 | ||
JPH02130769U (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-29 | ||
JPH069880U (ja) * | 1991-04-03 | 1994-02-08 | 株式会社泉精器製作所 | かしめ用油圧工具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2976090B2 (ja) | 1999-11-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |