JPH08154535A - 鑑賞魚水槽の浄化装置 - Google Patents
鑑賞魚水槽の浄化装置Info
- Publication number
- JPH08154535A JPH08154535A JP32399694A JP32399694A JPH08154535A JP H08154535 A JPH08154535 A JP H08154535A JP 32399694 A JP32399694 A JP 32399694A JP 32399694 A JP32399694 A JP 32399694A JP H08154535 A JPH08154535 A JP H08154535A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- discharge tube
- case
- ozone
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
- Physical Water Treatments (AREA)
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡易な構成により、鑑賞魚用水槽内の水の濁
りを防止し、充分な紫外線照射効果を得る。 【構成】 下方に散気部材６を設けた筒状のケース１を
もって、外部よりの送気により発生させた気泡群による
揚水通路を構成し、このケース内にはその内壁と僅少な
間隔をもって紫外線ランプの放電管７を、放電管に気泡
群が接触しオゾンが発生するように露出状態で配するの
で、オゾンの発生と紫外線の照射による殺菌により水の
効果的な浄化作用が生じる。
りを防止し、充分な紫外線照射効果を得る。 【構成】 下方に散気部材６を設けた筒状のケース１を
もって、外部よりの送気により発生させた気泡群による
揚水通路を構成し、このケース内にはその内壁と僅少な
間隔をもって紫外線ランプの放電管７を、放電管に気泡
群が接触しオゾンが発生するように露出状態で配するの
で、オゾンの発生と紫外線の照射による殺菌により水の
効果的な浄化作用が生じる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は鑑賞魚用水槽内の水の
浄化を行うための浄化装置に関する。
浄化を行うための浄化装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】鑑賞魚用水槽において、餌の食べ残しや
魚の排泄物、魚の体液が微細な夾雑物となって残留した
り、魚に有害なバクテリアやウイルスが往々にして発生
することは良く知られている。
魚の排泄物、魚の体液が微細な夾雑物となって残留した
り、魚に有害なバクテリアやウイルスが往々にして発生
することは良く知られている。
【０００３】一方、水処理技術一般において水中のバク
テリアやウイルスを殺菌するために紫外線ランプを使用
することは周知のところである。
テリアやウイルスを殺菌するために紫外線ランプを使用
することは周知のところである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】よって、鑑賞魚用水槽
においても殺菌のために紫外線ランプを使用することは
当業者であれば容易に推考可能な事柄である。
においても殺菌のために紫外線ランプを使用することは
当業者であれば容易に推考可能な事柄である。
【０００５】しかしながら、現実の鑑賞魚用水槽におい
ては上記のように餌の食べ残しや魚の排泄物、魚の体液
が微細な夾雑物となり水中に残留し、これにより水が濁
り紫外線の照射が妨げられて充分な殺菌効果が得られな
い問題が生じた。
ては上記のように餌の食べ残しや魚の排泄物、魚の体液
が微細な夾雑物となり水中に残留し、これにより水が濁
り紫外線の照射が妨げられて充分な殺菌効果が得られな
い問題が生じた。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は以上の如き問
題点を解消した浄化装置を提供することを目的に創作さ
れたものであり、下方に散気部材を設けた筒状のケース
をもって、外部よりの送気により発生させた気泡群によ
る揚水通路を構成し、このケース内にはその内壁と僅少
な間隔をもって紫外線ランプの放電管を、放電管に気泡
群が接触しオゾンが発生するように露出状態で配したこ
とを特徴とする。
題点を解消した浄化装置を提供することを目的に創作さ
れたものであり、下方に散気部材を設けた筒状のケース
をもって、外部よりの送気により発生させた気泡群によ
る揚水通路を構成し、このケース内にはその内壁と僅少
な間隔をもって紫外線ランプの放電管を、放電管に気泡
群が接触しオゾンが発生するように露出状態で配したこ
とを特徴とする。
【０００７】
【作用】この発明によれば、外部よりの送気による気泡
により揚水するので、ケース内には気泡が充満し、一
方、このケース内にその内壁と僅少な間隔をもって紫外
線ランプの放電管が、放電管に気泡群が接触しオゾンが
発生するように露出状態で配されるので、ケース内壁と
放電管を通過する水に対し、気泡の酸素が紫外線と反応
してオゾン化する作用が先ず生じる。
により揚水するので、ケース内には気泡が充満し、一
方、このケース内にその内壁と僅少な間隔をもって紫外
線ランプの放電管が、放電管に気泡群が接触しオゾンが
発生するように露出状態で配されるので、ケース内壁と
放電管を通過する水に対し、気泡の酸素が紫外線と反応
してオゾン化する作用が先ず生じる。
【０００８】尚、この点において若干の説明を加えれ
ば、本願発明においては放電管に気泡群が接触しオゾン
が発生するように露出状態で配される放電管であること
が必須の要件となる。即ち、通常の紫外線ランプは放電
管をガラス管に封入しているので（例えば、特開平３−
５２６８８号等）、仮に本願発明のような構成をとって
も気泡が放電管に接触せずオゾンが発生しない。
ば、本願発明においては放電管に気泡群が接触しオゾン
が発生するように露出状態で配される放電管であること
が必須の要件となる。即ち、通常の紫外線ランプは放電
管をガラス管に封入しているので（例えば、特開平３−
５２６８８号等）、仮に本願発明のような構成をとって
も気泡が放電管に接触せずオゾンが発生しない。
【０００９】次いで、上記のオゾン化により水中の微細
な夾雑物を構成する有機物はオゾンにより酸化分解する
作用を生じる。
な夾雑物を構成する有機物はオゾンにより酸化分解する
作用を生じる。
【００１０】そして、上記の作用は取りも直さず水の濁
りを構成する夾雑物が分解処理されることを意味するの
で、紫外線ランプからの紫外線の照射を遮るものが除去
され充分な殺菌作用を生じることとなる。
りを構成する夾雑物が分解処理されることを意味するの
で、紫外線ランプからの紫外線の照射を遮るものが除去
され充分な殺菌作用を生じることとなる。
【００１１】これを言い換えれば、本願発明においては
オゾンの発生と紫外線の照射による殺菌により水の効果
的な浄化作用が生じることとなる。
オゾンの発生と紫外線の照射による殺菌により水の効果
的な浄化作用が生じることとなる。
【００１２】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例を添付図面に
基づいて説明する。この実施例における浄化装置は筒状
のケース内にその内壁と僅少な間隔をもって設置される
紫外線ランプの放電管を配し、このケースの下端に水の
入口を設けると共に、ケースの上方に水の出口を設け、
この水の入口付近に散気部材を設けた構成よりなる。
基づいて説明する。この実施例における浄化装置は筒状
のケース内にその内壁と僅少な間隔をもって設置される
紫外線ランプの放電管を配し、このケースの下端に水の
入口を設けると共に、ケースの上方に水の出口を設け、
この水の入口付近に散気部材を設けた構成よりなる。
【００１３】図中符号１はケースである。このケース１
は筒状にして下端に水の入口となるべきストレーナー２
を有し、上方に吐水管３が連結されることにより水の出
口を構成している。尚、図中符号４は吐出口である。
又、図中符号８、８はこのケースを水槽（図示せず）の
壁面に固定するためのケースに取り付けられる吸盤であ
る。
は筒状にして下端に水の入口となるべきストレーナー２
を有し、上方に吐水管３が連結されることにより水の出
口を構成している。尚、図中符号４は吐出口である。
又、図中符号８、８はこのケースを水槽（図示せず）の
壁面に固定するためのケースに取り付けられる吸盤であ
る。
【００１４】上記のケース１の下端付近には気泡群によ
る上昇水流を発生させるための送気管５が挿入され、こ
の送気管５先端には気泡を発生するための散気部材６
（ここでは多孔質体からなるエアーストーンを採用して
いる。）が連結される。
る上昇水流を発生させるための送気管５が挿入され、こ
の送気管５先端には気泡を発生するための散気部材６
（ここでは多孔質体からなるエアーストーンを採用して
いる。）が連結される。
【００１５】この発明においてはポンプ等より送気管５
に加圧空気を送ると、送気管先端に接続された散気部材
６より気泡が発生し、その結果ケース１内の比重が低下
することにより上昇水流が発生し、ケース１内の水は吐
出口４に向かって揚水されることとなる。
に加圧空気を送ると、送気管先端に接続された散気部材
６より気泡が発生し、その結果ケース１内の比重が低下
することにより上昇水流が発生し、ケース１内の水は吐
出口４に向かって揚水されることとなる。
【００１６】図中符号７は紫外線ランプの放電管であ
り、ケース１内にその内壁と僅少な間隔をもって設置さ
れる。上記放電管７には、この発明においてはマイクロ
波により励起される無電極石英紫外線放電管が使用され
る。
り、ケース１内にその内壁と僅少な間隔をもって設置さ
れる。上記放電管７には、この発明においてはマイクロ
波により励起される無電極石英紫外線放電管が使用され
る。
【００１７】尚、この実施例で使用する放電管の仕様の
一例を挙げれば次の通りである。 使用電源／ＤＣ２４Ｖ・１２Ｖ・６Ｖ 使用電力／２．５Ｗ（100mmA) ・５Ｗ（200mmA) ・８Ｗ
（300mmA) 波長 ／オゾン波長１８５ナノメーター・オゾン濃度
０．１ppm/vol 紫外線波長２５３．７ナノメーター・紫外線濃度３００
マイクロＷ 寸法 ／太さ３mm管から８mm管・長さ１００mmから４
００mm 測定方法／北川検知管で、毎分１０００cc風量にオゾン
発生、４ストロング吸引したオゾン量は０．１ppm から
０．０８ppm
一例を挙げれば次の通りである。 使用電源／ＤＣ２４Ｖ・１２Ｖ・６Ｖ 使用電力／２．５Ｗ（100mmA) ・５Ｗ（200mmA) ・８Ｗ
（300mmA) 波長 ／オゾン波長１８５ナノメーター・オゾン濃度
０．１ppm/vol 紫外線波長２５３．７ナノメーター・紫外線濃度３００
マイクロＷ 寸法 ／太さ３mm管から８mm管・長さ１００mmから４
００mm 測定方法／北川検知管で、毎分１０００cc風量にオゾン
発生、４ストロング吸引したオゾン量は０．１ppm から
０．０８ppm
【００１８】
【発明の効果】以上の構成よりなるこの発明は次の特有
の効果を奏する。 紫外線による殺菌だけでなくオゾンによる処理を併用
して水槽内の浄化を行うので効果的な浄化が期待でき
る。即ち、この発明においては発生したオゾンとの接触
により夾雑物を構成する有機物を酸化分解して水の透明
度を高め、殺菌のための紫外線の照射効果をより高める
という相乗効果を利用している。
の効果を奏する。 紫外線による殺菌だけでなくオゾンによる処理を併用
して水槽内の浄化を行うので効果的な浄化が期待でき
る。即ち、この発明においては発生したオゾンとの接触
により夾雑物を構成する有機物を酸化分解して水の透明
度を高め、殺菌のための紫外線の照射効果をより高める
という相乗効果を利用している。
【００１９】上記相乗効果はオゾン発生装置を別途用
意するのでなく、気泡群による上昇水流による揚水通路
内にその内壁と僅少な間隔をもって紫外線ランプの放電
管を露出状態で配することにより実現しているものであ
り、構成に無駄がなく極めて簡易な構成で済む。
意するのでなく、気泡群による上昇水流による揚水通路
内にその内壁と僅少な間隔をもって紫外線ランプの放電
管を露出状態で配することにより実現しているものであ
り、構成に無駄がなく極めて簡易な構成で済む。
【００２０】
【図１】この発明の浄化装置の断面図。
１ ケース ２ ストレーナー ５ 送気管 ６ 散気部材 ７ 放電管
Claims (2)
- 【請求項１】 下方に散気部材を設けた筒状のケースを
もって、外部よりの送気により発生させた気泡群による
揚水通路を構成し、このケース内にはその内壁と僅少な
間隔をもって紫外線ランプの放電管を、放電管に気泡群
が接触しオゾンが発生するように露出状態で配したこと
を特徴とする鑑賞魚水槽の浄化装置。 - 【請求項２】 放電管は無電極石英紫外線放電管である
請求項１記載の鑑賞魚水槽の浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32399694A JPH08154535A (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 鑑賞魚水槽の浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32399694A JPH08154535A (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 鑑賞魚水槽の浄化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08154535A true JPH08154535A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=18160965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32399694A Pending JPH08154535A (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 鑑賞魚水槽の浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08154535A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6824693B1 (en) * | 2002-05-08 | 2004-11-30 | Light Sources, Inc. | Ozone generator and germicidal device using an ultraviolet lamp |
| KR100797027B1 (ko) * | 2006-09-29 | 2008-01-22 | 제주대학교 산학협력단 | 유전체장벽 방전관에서 발생되는 자외선 및 산화성 물질을이용한 폐수처리 장치 및 이를 이용한 폐수처리 방법 |
| SG169226A1 (en) * | 2001-09-12 | 2011-03-30 | Cumminscorp Ltd | Water treatment apparatus |
| JP2018030117A (ja) * | 2016-08-26 | 2018-03-01 | オルガノ株式会社 | 飲料供給装置および飲料供給方法 |
-
1994
- 1994-12-02 JP JP32399694A patent/JPH08154535A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SG169226A1 (en) * | 2001-09-12 | 2011-03-30 | Cumminscorp Ltd | Water treatment apparatus |
| US6824693B1 (en) * | 2002-05-08 | 2004-11-30 | Light Sources, Inc. | Ozone generator and germicidal device using an ultraviolet lamp |
| KR100797027B1 (ko) * | 2006-09-29 | 2008-01-22 | 제주대학교 산학협력단 | 유전체장벽 방전관에서 발생되는 자외선 및 산화성 물질을이용한 폐수처리 장치 및 이를 이용한 폐수처리 방법 |
| JP2018030117A (ja) * | 2016-08-26 | 2018-03-01 | オルガノ株式会社 | 飲料供給装置および飲料供給方法 |
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