JPH0815443B2 - 自動洗髪機 - Google Patents

自動洗髪機

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JPH0815443B2
JPH0815443B2 JP4155192A JP4155192A JPH0815443B2 JP H0815443 B2 JPH0815443 B2 JP H0815443B2 JP 4155192 A JP4155192 A JP 4155192A JP 4155192 A JP4155192 A JP 4155192A JP H0815443 B2 JPH0815443 B2 JP H0815443B2
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JP
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hot water
tank
hair
valve
hair washing
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JP4155192A
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英昭 松永
鐵男 坂根
武成 結城
勝 野呂
昭雄 西山
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Takara Belmont Corp
Sanyo Electric Co Ltd
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Takara Belmont Corp
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、理髪店、美容院等で
使用される業務用の自動洗髪機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】人手を介さずに、頭部や髪に洗浄用温水
を噴射して洗髪を行う自動洗髪機が知られている(たと
えば特公昭52−11248号公報参照)。このような
自動洗髪機には、一般に、貯湯タンクが備えられてい
て、貯湯タンクに温水を溜めた後、その溜めた温水を取
り出して洗髪を行う仕組みになっている。そして、従来
の自動洗髪機においては、 十分に大きな容量の貯湯タンクを備え、洗髪コースや
洗髪プログラム(たとえばショートヘアー洗髪,ロング
ヘアー洗髪,仕上げ洗い等の洗髪内容)が変わっても、
貯湯タンクの湯量が足りるようにし、1回の洗髪ごとに
貯湯タンクの温水を使い切る方式のもの、 取付スペース等の関係から貯湯タンクに大容量のタン
クを使用できないという制限から、1回の洗髪に必要な
湯量よりも少ない容量の貯湯タンクを備え、貯湯タンク
の温水を取り出して洗髪を開始した後、継続的に貯湯タ
ンクに温水を補給し続ける方式のもの、の2種類があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の自動洗
髪機における貯湯タンクの方式のうち、の場合、洗髪
する髪の長さや洗髪内容によって必要な湯量が大きく異
なるので、最大湯量を溜めるタンクを配置しようとすれ
ば、大きなスペースが必要であり、既存の洗髪台スペー
スの中に収められない等の欠点がある。また、ショート
ヘアー等の洗髪は、少ない湯量で済むから、大容量の貯
湯タンクに溜められた温水の多くが無駄な残水になり、
洗髪終了ごとに捨てなければならないという欠点もあっ
た。
【0004】一方、上述のの方式では、洗髪終了後も
貯湯タンク内にほぼ満杯の温水が残ることになる。そし
て貯湯タンク内に残った温水は、すぐに使用されればよ
いが、次に洗髪を行うまでにかなりの時間があくと、温
水は除々に冷めてしまう。それゆえの方式でも、次に
洗髪する場合は、貯湯タンクを一旦空にしてから温水を
溜めなければならず、不経済である等の欠点があった。
【0005】この発明は、このような従来技術の欠点を
解消して、貯湯タンクの温水を効率良く活用して、貯湯
タンクに無駄な残水をなくするとともに、貯湯タンクの
容量が比較的小さく、設置スペースが少なくてよい自動
洗髪機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、温水を溜め
るための予め定める容量のタンクと、タンクに溜まった
温水を取り出して洗髪を行う洗髪手段とを有する自動洗
髪機において、給湯源の温水をタンクへ供給し、または
供給を停止するための給湯制御手段と、給湯制御手段に
よりタンクへの温水の供給が開始された後、タンク内の
温水が所定量になるまでに要する時間を計測して、給湯
源の給湯能力を測定する測定手段と、前記洗髪手段が洗
髪時に必要とする湯量を出力する手段と、出力された湯
量とタンク容量とを比較し、タンク容量よりも出力され
た湯量の方が多いとき、不足量を出力する手段と、出力
手段から不足量が与えられたことに基づいて、測定手段
で測定された給湯能力で不足量の温水を補給するために
必要な時間を算出する手段と、洗髪手段により洗髪が行
われている期間中に、算出された時間だけ給湯制御手段
に温水の供給を行わせる手段と、を備えたことを特徴と
するものである。
【0007】
【作用】自動洗髪機は理髪店や美容院等に設置され、そ
の理髪店や美容院等に予め備えられている給湯源に接続
される。給湯源は、設置先ごとにその給湯能力がまちま
ちである。そこで、この発明では、タンクへの給湯が開
始された後、たとえばタンク内に温水が満杯になるまで
に要する時間を計測して、設置先における給湯源の給湯
能力を測定する。
【0008】タンクの容量は、必要湯量の少ない洗髪コ
ースの湯量とされている。たとえば、ショートヘアーの
洗髪コースに必要な湯量、たとえば40リットルを供給
できるように、その容量が40リットルとされている。
それゆえ、洗髪コースが必要湯量の多いたとえばロング
ヘアー洗髪コースの場合、タンク容量以上の温水、たと
えば60リットルの温水が必要になる。このような場
合、不足量が出力され、その出力される不足量を、設置
先における給湯源の給湯能力によって補給するために必
要な時間が算出される。
【0009】そして、洗髪開始後、洗髪終了までの間の
所定期間の中に、算出された時間だけタンクへの補給湯
が行われる。たとえば、不足湯量が20リットルの場合
で、給湯能力が10リットル/分とすれば、2分間の給
湯が、給湯能力が20リットル/分とすれば1分間の補
給湯が行われる。
【0010】
【実施例】以下には、図面を参照して、この発明の一実
施例にかかる自動洗髪機について詳細に説明する。図1
は、この発明の一実施例にかかる自動洗髪機の外観構成
を示す斜視図である。自動洗髪機は、キャビネット1に
よってその外観形状が形成されており、キャビネット1
の上面中央部には、頭部を収納するための受水ボール2
が配置されている。受水ボール2の内部は深く窪んでお
り、頭部および髪が収納され得るようにされている。ま
た受水ボール2の内部には洗髪時に洗浄水を噴射するた
めのノズルリンク55等が備えられている。
【0011】受水ボール2にはフード3が取り付けられ
ている。フード3は、図示の開成状態と、受水ボール2
の上部を覆う閉成状態とに開閉可能である。さらに、キ
ャビネット1の上面のたとえば右手前には操作パネル7
が配置されている。操作パネル7には、図示しないが種
々の操作ボタンや表示器が配列されている。キャビネッ
ト1の上面には、また、ハンドシャワー8が備えられて
いる。ハンドシャワー8は、この自動洗髪機を操作する
美容師等が受水ボール2を洗浄したり、洗髪の仕上げ時
等に用いるもので、キャビネット1の上面から引出し可
能である。キャビネット1の上面のたとえば右奥にはハ
ンドシャワー8のための冷水および温水の流出/停止な
らびに流量調整用のノブ9,10が備えられている。
【0012】図2は、この自動洗髪機の水路配管図であ
る。図2を参照して説明すると、この自動洗髪機が設置
される美容院等に備えられている給水源13から供給さ
れる水はストップバルブ81C、ストレーナ82Cおよ
び逆止弁83Cを経てミキシングバルブ84へ与えられ
る。また、この自動洗髪機が設置される美容院等に備え
られた給湯源14から供給される湯は、ストップバルブ
81H、ストレーナ82Hおよび逆止弁83Hを経てミ
キシングバルブ84へ与えられる。そしてミキシングバ
ルブ84において水と湯が混合され、ミキシングバルブ
84で設定された温度の温水にされる。この温水は、貯
湯バルブ85が開かれると、ストレーナ86および貯湯
バルブ85を介してタンク87へ供給される。また、ミ
キシングバルブ84の温水は、シャワーバルブ88が開
かれると、ハンドシャワー8から噴射される。
【0013】タンク87は、この実施例ではたとえば容
量40リットルのタンクである。後述するように、この
自動洗髪機によっていわゆるショートヘアーの洗髪を行
う場合、必要な温水量が40リットルである。また、い
わゆるロングヘアーの洗髪では、必要な温水の量は60
リットルである。したがって、タンク87の容量は、相
対的に温水量が少なくて済む洗髪コースに必要な温水を
貯湯可能な容量にされている。
【0014】タンク87内には、下限水位センサ89お
よび上限水位センサ90という2つの水位センサが備え
られていて、タンク87内の水量がほとんどなくなった
か、または一杯になったかの検出が可能にされている。
また、タンク87のたとえば下方位置には温度検出用の
サーミスタ91が備えられていて、タンク87内に貯留
された水(温水)の温度が検出可能にされている。
【0015】また、タンク87の上方位置には、溢水路
92が接続されており、タンク87に貯留限界以上の温
水が供給されると、溢水路92を通って温水は機外に排
出される。タンク87にはポンプ吸い込み路93が接続
され、ポンプ吸い込み路93はポンプ94に接続されて
いる。ポンプ94が駆動されると、タンク87に貯留さ
れた温水は吸い込み路93を通ってポンプ94に吸い込
まれる。ポンプ94の出力側には、ショート用バルブ9
5を介して頭頂部用ノズルリンク55および襟足用ノズ
ルリンク58が連結され、ロング用バルブ96を介して
主としてロングヘアーの先端部を洗浄するための固定ノ
ズル60が連結されている。また、排水バルブ97を介
して排水管98が接続されている。
【0016】それゆえ、ロング用バルブ96および排水
バルブ97が閉じ、ショート用バルブ95が開いている
場合には、ポンプ94に吸い込まれた温水はショート用
バルブ95を介して頭頂部用ノズルリンク55および襟
足用ノズルリンク58へ与えられ、各ノズルリンクに配
列された複数個のノズル58および59から勢い良く噴
射される。
【0017】一方、ショート用バルブ95および排水バ
ルブ97が閉じ、ロング用バルブ96が開いている場合
には、ポンプ94に吸い込まれた温水は固定ノズル60
からロングヘアーの先端部等を洗浄するために勢い良く
噴射される。なお、排水バルブ97が閉じられ、ショー
ト用バルブ95およびロング用バルブ96が開いている
場合には頭頂部用ノズルリンク55のノズル57、襟足
用ノズルリンク58のノズル59および固定ノズル60
の3種類のノズルから温水が噴射される。
【0018】一方、排水バルブ97が開いている場合に
は、ポンプ94に吸い込まれた温水は排水管96を経て
排水される。上記3種類のノズル57,59,60から
噴射された洗浄水は、受水ボール2の底で受け止めら
れ、受水ボール2の底面下方に接続された排水トラップ
99を経て排水管98へ排水される。なお、排水トラッ
プは、周知のように、受水ボール2内に悪臭の発生を防
止するとともに、受水ボール2内に落下した髪が排水管
98へ流れ出るのを阻止するためのものである。
【0019】ポンプ吸い込み路93には、枝管100が
形成されていて、枝管100にはシャンプーバルブ10
1および量調整バルブ102を介してシャンプー収納箱
11が接続されている。また、ポンプ吸い込み路93に
は枝管103が形成されていて、枝管103にはリンス
バルブ104および量調整バルブ105を介してリンス
収納箱12が接続されている。それゆえ、ポンプ94が
作動中に、シャンプーバルブ101が開かれると、枝管
100内は負圧となり、シャンプー収納箱11に収納さ
れたシャンプー液が枝管100からポンプ吸い込み路9
3内へ流れ込み、タンク87から取り出される温水にシ
ャンプー液が混入される。同様に、ポンプ94の作動中
にリンスバルブ104が開かれると、枝管103内は負
圧となり、リンス収納箱12に収納されたリンス液がポ
ンプ吸い込み路93を流れる温水中に混入される。
【0020】したがって、シャンプーバルブ101また
はリンスバルブ104を操作し、かつ、量調整バルブ1
02または105を調整することにより、3種類のノズ
ル57,59,60から噴射される洗浄水中に所望量の
シャンプー液またはリンス液を混入できる。なお、図2
において、ポンプ94はインバータ106にて駆動され
るようにされており、ポンプ94の仕事率はインバータ
106により所望の大きさに調整可能である。
【0021】図3は、この自動洗髪機の電気的な制御回
路の構成を示すブロック図である。制御回路には、制御
中枢としてのマイクロコンピュータ110が備えられて
いて、このマイクロコンピュータ110に洗髪機の運転
制御に関する各種信号やセンサの信号が与えられ、その
信号に基づいてマイクロコンピュータ110から種々の
素子や装置へ制御信号が出力される。
【0022】具体的には、操作パネル7(図1参照)に
備えられた種々のキースイッチ等111から運転制御に
関する信号がマイクロコンピュータ110へ与えられ
る。また、タンク87内に備えられたサーミスタ91の
検出温度、下限水位センサ89の出力、上限水位センサ
90の出力、フード3(図1参照)の開閉スイッチ11
2の出力、頭頂部用ノズルリンク55(図2参照)の揺
動位置検出スイッチ113,114の出力がマイクロコ
ンピュータ110へ与えられる。
【0023】さらに、モニタスイッチ115の出力およ
び停電検出回路116の出力もマイクロコンピュータ1
10へ与えられる。マイクロコンピュータ110では、
上述の各入力信号に基づいて、たとえば操作パネル7に
備えられたタンク温度表示器24および残り時間表示器
33へセグメント信号を与える。同時に、タンク温度表
示器24および残り時間表示器33ならびに工程および
状態表示用発光ダイオード117へコントロール信号を
与える。また、工程および状態表示用発光ダイオード1
17へは発光ダイオード出力を与える。
【0024】マイクロコンピュータ110は、また、図
2に示す給湯バルブ85、ショート用バルブ95、ロン
グ用バルブ96、シャンプーバルブ101、リンスバル
ブ104、排水バルブ97およびノズルリンク用のモー
タ71へ制御信号を与え、これらのバルブおよびモータ
を制御する。さらに、マイクロコンピュータ110は、
インバータ106を制御して、ポンプ94を所定の仕事
率で稼働させる。さらに、メロディICを制御して、所
望のメロディ音を必要に応じて出力させる。
【0025】図4、図5および図6は、この自動洗髪機
におけるタンク87への貯湯制御および洗髪運転中の制
御内容を表わすフローチャートである。このフローチャ
ートに示す制御は、マイクロコンピュータ110によっ
て行われる。次に、図4、図5および図6の流れに従っ
て、この自動洗髪機の制御について説明する。
【0026】この自動洗髪機では、洗髪開始に先立ち、
図4に示すように、タンク87への給湯が行われる。給
湯開始信号が与えられると、貯湯バルブ85がオンさ
れ、マイクロコンピュータ110に内蔵された図示しな
いタイマによって時間カウントが開始される(ステップ
S1)。貯湯バルブ85がオンされる前はタンク87内
はほぼ空であり、空のタンク87へ温水が供給される。
【0027】そしてタンク87の上限水位センサ90の
出力が与えられるのを待つ(ステップS2)。上限水位
センサ90の出力があると、貯湯バルブ85をオフし、
タイマの時間カウントを停止して、その時間t1を読取
る。時間t1は、タンク87内に温水を満たすのに要し
た時間、すなわち40リットルの温水を供給するのに要
した時間である。それゆえ、この自動洗髪機が設置され
た美容院等の給湯源の給湯能力Q1は、 Q1=40/t1 で算出することができる。
【0028】ステップS3では、上述の式に基づいて給
湯能力Q1を求める。なお、下限水位センサ89の出力
に応答してタイムカウントを開始し、上限水位センサ9
0の出力に応答してタイムカウントを停止してもよい。
また、上限水位センサ90の出力を利用せず、タンク8
7内のたとえば中間位置にタンク87内に20リットル
の湯水が貯ったときに出力を出す中間水位センサを設
け、その出力を利用して給湯能力を算出することもでき
る。
【0029】その後、マイクロコンピュータ110は洗
髪プログラムに入り、洗髪制御を行う。洗髪制御では、
インバータ106を制御してポンプ94をオンさせる。
次いで、ロングヘアー洗浄コースか否かの判別がされる
(ステップS5)。この実施例は、上述のようにタンク
87の容量がショートヘアー洗浄コースに適合されてい
る。それゆえ、ロングヘアー洗浄コースの場合、温水が
たとえば60リットル必要であり、このタンク87の容
量40リットルでは、温水が20リットル不足である。
このため、ロングヘアー洗浄コースの場合は、洗浄中に
タンク87内へ不足の20リットルの温水を補給する必
要がある。そのため、ステップS5で、ロングヘアー洗
浄コースか否かの判別がされる。
【0030】ロングヘアー洗浄コースであり(ステップ
S5でYES)、補給湯が終了していない場合(ステッ
プS6でNO)には、補給湯に必要な時間t2が算出さ
れる(ステップS7)。この実施例の場合、追加すべき
温水量は20リットルであるから、補給湯時間t2は、 t2=20/Q1 で求めることができる。
【0031】次に、上限水位センサ90の水位検出信号
の有無が判別される(ステップS8)。上限水位センサ
90の出力がある場合は、タンク87内には温水が満ち
ているから、かかる場合は、時間t3(時間t3はたと
えば2分)の間、貯湯バルブ85のオフ状態が保たれる
(ステップS9)。一方、上限水位センサ90の出力が
ない場合には、貯湯バルブ85がオンされて補給湯が開
始され、同時に、マイクロコンピュータ110内のタイ
マにより時間カウントが開始されて、貯湯バルブ85の
オン時間が計測される(ステップS10)。
【0032】そしてステップS7で算出された補給湯時
間t2が経過したか否かの判別がされ(ステップS1
1)、補給湯時間が経過した場合には、貯湯バルブ85
がオフされ、補給湯は終了される(ステップS12)。
一方、補給湯時間t2が経過していない場合や、補給湯
が終了した後には、洗髪制御が、シャンプー工程に入っ
たか否かの判別がされる(ステップS13)。シャンプ
ー工程に入っている場合には、シャンプーバルブ101
がオンされる(ステップS14)。
【0033】一方、シャンプー工程ではない場合、リン
ス工程に入ったか否かの判別がされ(ステップS1
5)、リンス工程であれば、リンスバルブ104がオン
される(ステップS16)。シャンプー工程でもリンス
工程でもない場合、すなわち濯ぎ工程等の場合には、シ
ャンプーバルブ101およびリンスバルブ104共にオ
フされる(ステップS17)。
【0034】次いで、各工程の設定時間が経過したか否
かの判別がされ(ステップS18)、各工程の設定時間
が経過したときには、順に次工程へ移る(ステップS1
9)。たとえば、工程としては、予備洗い→シャンプー
→濯ぎ→リンス→最終濯ぎというように進行する。そし
て、ステップS20で最終濯ぎ終了か否かの判別がさ
れ、最終濯ぎ終了でなければ、制御はステップS5へと
戻る。
【0035】最終濯ぎが終了した場合、ポンプ94をオ
フし、また他のバルブをオフして(ステップS21)、
洗髪制御が終了される。以上のような制御がなされるの
で、設置場所における給湯源の給湯能力を考慮して、温
水が相対的に多く必要なロングヘアー洗浄等を行う場合
には、洗浄作業中にタンク87に追加給湯がされる。追
加給湯では、タンク87内に予め貯湯されていた湯量で
は足りない分だけが補給されるから、洗髪工程が終了し
た時点では、タンク87内には残水がない。
【0036】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、自動洗髪機に備えられた貯湯タンクの容量をた
とえば最も少ない洗髪コースに必要な温水の容量に合わ
せることができ、貯湯タンクを小型化でき、全体として
装置の小型化が図れる。また、洗髪工程が終了したと
き、貯湯タンクに蓄えられた温水はすべて使い切られて
おり、残水がないから、無駄に温水を捨てる必要がな
く、いわゆる省エネ効果の高い装置とするとができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる自動洗髪機の外観
構成を示す斜視図である。
【図2】この発明の一実施例にかかる自動洗髪機の水路
配管図である。
【図3】この発明の一実施例にかかる自動洗髪機の電気
的な制御回路の構成を示すブロック図である。
【図4】この発明の一実施例にかかる自動洗髪機におけ
る制御動作を表わすフローチャートである。
【図5】この発明の一実施例にかかる自動洗髪機におけ
る制御動作を表わすフローチャートである。
【図6】この発明の一実施例にかかる自動洗髪機におけ
る制御動作を表わすフローチャートである。
【符号の説明】
85 給湯バルブ 87 タンク 90 上限水位センサ 94 ポンプ 57,59,60 ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 結城 武成 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 野呂 勝 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 西山 昭雄 大阪府大阪市中央区島之内2丁目13番22号 タカラベルモント株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−122805(JP,A) 特開 昭50−21854(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温水を溜めるための予め定める容量のタン
    クと、タンクに溜まった温水を取り出して洗髪を行う洗
    髪手段とを有する自動洗髪機において、 給湯源の温水をタンクへ供給し、または供給を停止する
    ための給湯制御手段と、 給湯制御手段によりタンクへの温水の供給が開始された
    後、タンク内の温水が所定量になるまでに要する時間を
    計測して、給湯源の給湯能力を測定する測定手段と、 前記洗髪手段が洗髪時に必要とする湯量を出力する手段
    と、 出力された湯量とタンク容量とを比較し、タンク容量よ
    りも出力された湯量の方が多いとき、不足量を出力する
    手段と、 出力手段から不足量が与えられたことに基づいて、測定
    手段で測定された給湯能力で不足量の温水を補給するた
    めに必要な時間を算出する手段と、 洗髪手段により洗髪が行われている期間中に、算出され
    た時間だけ給湯制御手段に温水の供給を行わせる手段
    と、を備えたことを特徴とする自動洗髪機。
JP4155192A 1992-02-27 1992-02-27 自動洗髪機 Expired - Lifetime JPH0815443B2 (ja)

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