JPH08154178A - 親展機能付きファクシミリ装置 - Google Patents

親展機能付きファクシミリ装置

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JPH08154178A
JPH08154178A JP6291874A JP29187494A JPH08154178A JP H08154178 A JPH08154178 A JP H08154178A JP 6291874 A JP6291874 A JP 6291874A JP 29187494 A JP29187494 A JP 29187494A JP H08154178 A JPH08154178 A JP H08154178A
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JP
Japan
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confidential
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facsimile
communication document
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Pending
Application number
JP6291874A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Takahashi
勇 高橋
Hiroshi Ogawa
博 小川
Hajime Mizumachi
肇 水町
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発信者の意志により着信側ファクシミリ端末
の受信口に通信文書を出力させる否かを選択できる親展
機能付きファクシミリ装置を提供する。 【構成】 着信側のファクシミリ端末において、発信者
が送信した通信文書1ページ目の親展記号14の有無を
チェックする。この親展記号14が検出された場合に
は、親展記号中の内容を認識し、着信した通信文書を個
人管理種別毎に蓄積しプリント出力をしない。蓄積され
た通信文書は、後にパスワードが入力された場合にプリ
ント出力する。親展記号が検出されない場合には、その
まま端末の受信口にプリント出力する。これらの判断お
よび処理は受信情報認識管理部で行う。以上により、発
信者の意志により着信側ファクシミリ端末の受信口に通
信文書を放置させるか否かを選択可能として、当事者以
外に見せたくない通信内容、秘密文書の通信を手間なく
操作性良く出来るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ通信にお
いて、親展通信を行うファクシミリ装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図5は、ファクシミリ通信における接続
方式をイメージした図である。図6はファクシミリ通信
文のイメージ例を示す図である。図に従って具体的に従
来技術の説明を行う。
【0003】図5において、ファクシミリ端末を使用し
て通信文書を送信する場合、ファクシミリ端末1に接続
されている電話機2を使用して、通信しようとする相手
の着信者電話番号をダイヤルして発信を行い、電話回線
6を介して伝達網3にて着信者電話番号によりファクシ
ミリ端末4および電話機5を有した着信者に接続する。
発信者ファクシミリ端末1と着信者ファクシミリ端末4
とで端末間の手順で同期をとった後に発信者ファクシミ
リ端末1より送られたファクシミリ通信文書を着信者フ
ァクシミリ端末4に送出する。着信者ファクシミリ端末
4は、ファクシミリ信号を受信すると、手順に従い通信
文書を受信紙に印字してファクシミリ端末4より送出す
る。送出されたファクシミリ通信文書は、ファクシミリ
端末4の受信用紙置き場にそのまま放置される。
【0004】図6は受信したファクシミリ通信文書の出
力例である。この出力例において、8は発信者が送出し
た通信文の1ページ目で、通常のファクシミリ通信にお
いては、ファクシミリ(FAX)送付票等として発信者
と着信者が明記してあり、通信内容の概略、通信ページ
数等が記載されている。9、10は通信文書の2ペー
ジ、Nページ目の出力例で、実際に通信したい内容であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記図5で説明したよ
うに、ファクシミリ文書を受信し、印字された通信文書
が、着信者ファクシミリ端末の受信紙置き場に放置され
ると、ファクシミリ端末の側を通る人や、他のファクシ
ミリ通信文書を発信または受信文書を取りに来た人の目
に触れることとなる問題点がある。
【0006】従って、他人に見せたくない通信内容、秘
密文書にしたいものを送信する場合には、ファクシミリ
通信文書発信者と着信者とが別途連絡を取り、着信者が
受信用ファクシミリ端末の側へ行って、該当ファクシミ
リ通信文書を受信中はずっと側にいて、他人の目に触れ
ないようにファクシミリ端末の受信口から出てきた受信
紙をずぐ取り上げなければならない等の手間や時間がか
かるという問題点があった。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的は、発信者の意志により着
信者ファクシミリ端末の受信口に通信文を放置させるか
否かすなわち親展とするか否かについて選択できる親展
機能付きファクシミリ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明では、着信した通信文書の1ページ目の特定
部分に親展記号が有るか無いかを検出する検出手段と、
指示により前記通信文書を出力する出力手段と、指示に
より前記通信文書を蓄積する蓄積手段と、前記検出手段
が前記親展記号を検出しない場合は前記出力手段に通信
文書の出力を指示し、前記検出手段が前記親展記号を検
出した場合は前記出力手段に通信文書の出力の禁止を指
示するとともに該親展記号の文字列を認識して該認識の
結果に対応する個人文書管理エリアへの前記通信文書の
蓄積を前記蓄積手段に指示し、後に個人用パスワードの
入力を受けた場合にそれに対応する前記個人文書管理エ
リアに蓄積された通信文書の出力を前記出力手段に指示
する受信情報認識管理手段と、を具備する構成の親展機
能付きファクシミリ装置を手段としている。
【0009】上記の親展機能付きファクシミリ装置にお
いては、出力手段が通信文書を印刷出力(ハードコピー
出力)するものである場合に効果が大である。
【0010】また、上記の親展記号として文字列を枠で
囲んだものを使用し、受信情報認識管理手段が前記枠を
検出しその枠内の文字認識を行う文字認識手段を有する
ように構成するのが、親展記号の記入が容易であり、既
存の文字認識技術が利用でき好適である。
【0011】また、上記の親展記号としてバーコードを
使用し、受信情報認識管理手段がバーコード読取手段を
有して前記バーコードで表された親展記号の文字列を認
識するように構成するのが、親展記号のチェックや認識
の誤りを低減する上で好適である。
【0012】
【作用】本発明の親展機能付きファクシミリ装置では、
着信側において、発信者が送信した通信文書1ページ目
の親展記号の有無と親展記号の内容によって、着信した
ファクシミリ通信文書を管理種別毎に蓄積し出力をしな
いか、またはそのまま通信文書の内容を出力するかの判
断および処理を行うことで、発信者の意志により例えば
着信側の受信口に通信文書を放置させるかさせないかを
選択出来るようにし、ファクシミリ通信文書が当事者以
外の目に触れることがなく、見せたくない通信内容、秘
密文書の通信に対して、発信者と連絡をしあってファク
シミリ端末の側にいて通信文受信と同時にプリントアウ
トされたファクシミリ通信文書を取るなどの必要をなく
し、時間の節約効果を得る。また、発信者は、発信文書
の第1ページ目に親展記号を入れるか入れないかの選択
で親展か、そのまま出力かの指定が容易に出来るように
し、操作性を良くする。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例を説明する図で、
ファクシミリ通信文書の1ページからNページ目の例、
図2はファクシミリ通信文書の1ページ目の親展記号の
詳細例を示す図、図3は本実施例のファクシミリ端末に
おける必要機能を示すブロック図、図4は本実施例にお
けるファクシミリ文書受信シーケンスを示す図である。
以下、これらの図を用いて具体的に本実施例の構成と動
作の例を説明する。
【0015】図1において、11、12、13はファク
シミリ通信文書の例で、14の親展記号はファクシミリ
通信文書第1ページ目の上部につけられたものである。
【0016】図2は通信文書第1ページ目に付けられた
親展記号14の詳細例を示し、この例の親展記号14
は、親展記号枠15と親展記号枠15の中の文字列であ
る親展番号16から成る例である。ファクシミリ文書送
信者は、親展通信にしたい場合は、図2に示す様に、フ
ァクシミリ通信文書の1ページ目に親展記号枠15を記
入し、その枠15の中に宛先に該当する親展番号16を
数桁(例:A123)さらに記入する。本実施例による
ファクシミリ端末は、ファクシミリ通信文書を受信した
時、通信文書第1ページ目の上部にある親展記号14の
有無をチェックする。親展記号14が有った場合は、親
展文書として解釈し、さらに親展記号14の中の親展番
号16を認識して、親展番号16に該当するメモリに蓄
積し管理する。親展文書の取り出しは、図4の説明で示
すシーケンスにて印字出力する。
【0017】図3において、19はファクシミリ端末を
示す。20は従来のファクシミリ端末の送受信機能部
で、具体的には、21の送信文書を読みとるスキャナ
部、22のファクシミリ送信機能部、23のファクシミ
リ信号変調機能部、24のファクシミリ受信機能部、2
5のファクシミリ信号復調機能部、26の送受信制御部
で構成される。27はファクシミリ文書蓄積部で、親展
受信した通信文書を蓄積管理する。28は受信したファ
クシミリ通信文書のうち親展の場合の親展番号認識およ
び親展文書取り出し時のパスワード処理等の制御を行う
受信情報認識管理機能部、29は受信したファクシミリ
通信文書を印字出力する印字機能部である。
【0018】図4において、ファクシミリ通信文書受信
から、印字出力までの概略シーケンスを説明する。
【0019】まず、ファクシミリ通信文書の第1ページ
目に親展記号が付いている場合の例を示す。図におい
て、30〜42の番号は各シーケンスに付した番号であ
る。30に示すようにファクシミリ送信端末からファク
シミリ受信端末へは電話網等の伝達網を介して呼出しを
行い、31に示すファクシミリプロトコル手順による接
続の確立を行う。その後、32で示すようにファクシミ
リ通信文書を送信端末より受信端末へ送出する。受信端
末は33で示す通信文書第1ページ目の親展記号チェッ
クを行い、親展記号を検出し、その後、親展記号の中の
親展番号の認識処理をする。34は、33で認識した結
果により通信文書をファクシミリ端末のファクシミリ文
書蓄積部に蓄積する。その後、ファクシミリ受信者はフ
ァクシミリ受信端末より通信文書を取り出す時は、35
で示す手順によりパスワードを受信端末に入力する事に
より、36に示す流れで通信文書を印字出力出来る。印
字出力が正常に行われた場合は、37で示す手順で蓄積
部に蓄積されている印字出力されたファクシミリ通信文
書を廃棄する。
【0020】次に、ファクシミリ通信文書の第1ページ
目に親展記号をついていない場合の例を示す。38に示
すようにファクシミリ送信端末からファクシミリ受信端
末へは電話網等の伝達網を介して呼出しを行い、39に
示すファクシミリプロトコル手順による接続の確立を行
い、その後40で示すようにファクシミリ通信文書を送
信端末より受信端末へ送出する。受信端末は41で示す
通信文書第1ページ目の親展記号チェックを行う。ここ
までは前述の親展記号付きの場合と同じである。41の
処理で親展記号を検出できないので、親展通信でないこ
とを判別し、通常の通信と解釈して受信したファクシミ
リ文書を42で示す手順でそのまま印字出力する。
【0021】尚、本発明では、親展記号は通信文書の1
ページ目の特定部分に枠で囲まれた文字列を記載するも
のとしたが、これは親展記号の一例を示したにすぎな
い。例えば、一般の通信文書には記載される可能性がき
わめて低い########123のような文字列を親
展記号としても良いし、バーコードを親展記号としても
良い。親展記号として通常の文字列を用いる場合は親展
記号の記入が容易であり、バーコードを用いる場合は文
字認識に比較して認識誤りが低い利点がある。
【0022】また、文字認識等には認識不能と誤認識が
つきものであるため、認識結果に不具合が生じた場合の
対策も必要であろう。この対策の一例を示せば、文字認
識結果に不具合が生じた場合に対応する文書管理メモリ
エリアを設けておき、統括的に管理行っているいわゆる
スーパユーザがこのメモリエリアの蓄積文書のハードコ
ピー出力を行えば良い。
【0023】本発明は、着信したファクシミリ通信文書
をプリント出力する場合に上記した作用効果が大である
が、ファクシミリ端末の種類によっては、例えば画面出
力のようにプリント出力によらない場合も想定され、そ
の場合に適用しても同様の効果が得られるのは明らかで
ある。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の親展機能
付きファクシミリ装置によれば、ファクシミリ通信文の
第1ページ目に親展記号を設けるかまたは設けないこと
により、発信者の意向で親展文書通信か一般通信かの選
択が出来、他のファクシミリ蓄積装置または関連装置の
親展機能を使用する時の手順や登録処理の省略、親展機
能使用料が不必要になる等の経済的効果が期待できる。
また、親展通信を指定したときは、通信文書をファクシ
ミリ端末の蓄積部に蓄積して、プリントせずに通信を終
了し、受信端末へ他のファクシミリ通信文を取りにくる
人や、同じ端末を使用してファクシミリ通信文書を発信
しようとする人の目に触れることがなくなる。よって、
他人に知られたくない様な通信文書、見られては不都合
な通信文書等の通信においては、ファクシミリ文書発信
者と受信者が別途電話で連絡をとることがなく、お互い
に同期を合わせて通信をする必要がなくなり、文書量が
多いほど送受信者の時間の効果的使用が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するファクシミリ通信
文書例を示す図
【図2】上記実施例における親展記号の詳細例を示す図
【図3】上記実施例におけるファクシミリ端末の必要機
能構成図
【図4】上記実施例におけるファクシミリ文書受信シー
ケンスを示す図
【図5】ファクシミリ通信における接続方式を説明する
【図6】従来のファクシミリ通信文書例を示す図
【符号の説明】
11…ファクシミリ通信文書1ページ目 12…ファクシミリ通信文書2ページ目 13…ファクシミリ通信文書Nページ目 14…親展記号 15…親展記号枠 16…枠内文字列 19…ファクシミリ端末 20…送受信機能部 21…スキャナ部 22…ファクシミリ送信機能部 23…ファクシミリ信号変調機能部 24…ファクシミリ受信機能部 25…ファクシミリ信号復調機能部 26…送受信制御部 27…ファクシミリ文書蓄積部 28…受信情報認識管理機能部 29…印字機能部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 9/10 9/12 H04N 1/00 B 1/32 Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信した通信文書の1ページ目の特定部
    分に親展記号が有るか無いかを検出する検出手段と、指
    示により前記通信文書を出力する出力手段と、指示によ
    り前記通信文書を蓄積する蓄積手段と、前記検出手段が
    前記親展記号を検出しない場合は前記出力手段に通信文
    書の出力を指示し、前記検出手段が前記親展記号を検出
    した場合は前記出力手段に通信文書の出力の禁止を指示
    するとともに該親展記号の文字列を認識して該認識の結
    果に対応する個人文書管理エリアへの前記通信文書の蓄
    積を前記蓄積手段に指示し、後に個人用パスワードの入
    力を受けた場合にそれに対応する前記個人文書管理エリ
    アに蓄積された通信文書の出力を前記出力手段に指示す
    る受信情報認識管理手段と、を具備することを特徴とす
    る親展機能付きファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 出力手段が通信文書を印刷出力するもの
    であることを特徴とする請求項1記載の親展機能付きフ
    ァクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 親展記号が文字列を枠で囲んだものであ
    り、受信情報認識管理手段が前記枠を検出しその枠内の
    文字認識を行う文字認識手段を有することを特徴とする
    請求項1または請求項2記載の親展機能付きファクシミ
    リ装置。
  4. 【請求項4】 親展記号としてバーコードを使用し、受
    信情報認識管理手段がバーコード読取手段を有して前記
    バーコードで表された親展記号の文字列を認識すること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の親展機能付
    きファクシミリ装置。
JP6291874A 1994-11-28 1994-11-28 親展機能付きファクシミリ装置 Pending JPH08154178A (ja)

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