JPH08154002A - 高周波スイッチ - Google Patents

高周波スイッチ

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JPH08154002A
JPH08154002A JP6293166A JP29316694A JPH08154002A JP H08154002 A JPH08154002 A JP H08154002A JP 6293166 A JP6293166 A JP 6293166A JP 29316694 A JP29316694 A JP 29316694A JP H08154002 A JPH08154002 A JP H08154002A
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diode
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capacitor
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充英 加藤
Teruhisa Tsuru
輝久 鶴
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    • H03KPULSE TECHNIQUE
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    • H03K17/51Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
    • H03K17/74Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of diodes
    • H03K17/76Switching arrangements with several input- or output-terminals, e.g. multiplexers, distributors
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/40Circuits
    • H04B1/44Transmit/receive switching

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  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Microwave Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 挿入損失を低減することができ、第1,第2
のポートを第3,第4のポートに切り換えることを可能
とする高周波スイッチを提供する。 【構成】 第1,第2のポートP1 ,P2 に対して同じ
向きとなるように、第1,第3のポート間、第1,第4
のポート間、第2,第3のポート間及び第2,第4のポ
ート間に第1〜第4のダイオード3,4,23,24を
接続し、各ダイオードの第3または第4のポート側端
と、接地電位との間に第1の分布定数線路6,10,2
6,30と第1のコンデンサ7,11,27,31とか
らなる直列回路を接続し、第1の分布定数線路と第1の
コンデンサとの間の接続点D,F,H,Jと、制御電圧
端子V1 〜V4 との間に抵抗8,12,28,32を接
続し、第1,第2のポートと接地電位との間に第2の分
布定数線路33,34を接続してなる高周波スイッチ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば携帯電話器など
の高周波回路において信号経路を切り換えるための高周
波スイッチに関し、特に、4つのポートを有し、かつダ
イオードを利用した高周波スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話器においては、2本のアンテナ
と、あるいは1本のアンテナ及び1つの外部端子を、送
信部及び受信部で共用することがある。このような構成
では、例えば図5に示すスイッチ回路が従来より用いら
れている。
【0003】スイッチ回路51は、3ポートのスイッチ
52,53を接続した構成を有する。スイッチ52は、
第1のポートP21、第2のポートP22及び第3のポート
23を有する。同様に、スイッチ53は第1〜第3のポ
ートP31,P32及びP33を有する。スイッチ52の第2
のポートP22には、アンテナANTが接続され、第3の
ポートP23は、外部接続端子EXTとされている。な
お、第3のポートP23には、第 2のアンテナが接続され
ることもある。すなわち、車載用携帯電話器などにおい
ては、第2のアンテナとして車両に装備されたアンテナ
を接続して使用することも可能である。また、外部端子
として使用する例としては、スイッチ回路51が内蔵さ
れた携帯電話器の受信部の電気的特性を測定する際に、
外部端子から所定の信号を入力する場合などが挙げられ
る。
【0004】スイッチ52においては、第1のポートP
21が、上記第2のポートP22または第3のポートP23
対して切り換えられるように構成されている。第1のポ
ートP21は、スイッチ53の第1のポートP31に接続さ
れている。
【0005】スイッチ53の第1のポートP31は、第2
のポートP32と、第3のポートP33との間で接続が切り
換えられるように構成されている。第2のポートP
32は、送信部Txに接続され、第3のポートP33は、受
信部Rxに接続される。
【0006】上記スイッチ回路51を用いることによ
り、アンテナANT及び外部端子EXTのいずれかを、
送信部Txまたは受信部Rxに接続した状態を実現する
ことができる。
【0007】ところで、上記3ポート型のスイッチ5
2,53を構成するための部品としては、図6に示すダ
イオードを用いた高周波スイッチが知られている。高周
波スイッチ61は、上記第1〜第3のポートP21
23,P31〜P33に相当する第1〜第3のポートP61
63を有する。ポートP61は、コンデンサ64を介して
ダイオード65aのカソードに接続されている。ダイオ
ード65aのアノードは、コンデンサ66aを介して第
2のポートP62に接続されている。また、ダイオード6
5aのアノードとコンデンサ66aとの間の接続点Aに
は、分布定数線路67aの一端が電気的に接続されてい
る。分布定数線路67aは、このスイッチ61に流れる
高周波信号の波長をλとしたときに、λ/4以下の長さ
を有するストリップラインで構成されている。分布定数
線路67aの他端は、コンデンサ68aを介して接地電
位に接続されている。また、分布定数線路67aと、コ
ンデンサ68aとの間の接続点に抵抗69aの一端が接
続されており、抵抗69aの他端が制御電圧端子Vc1
接続されている。
【0008】また、第1のポートP61は、コンデンサ6
4を介して、分布定数線路67aと同様に構成された分
布定数線路71に接続されている。分布定数線路71の
他端は接地電位に接続されている。
【0009】さらに、第1のポートP61には、コンデン
サ64を介してダイオード65bのカソードが接続され
ている。ダイオード65bのアノードは、コンデンサ6
6bを介して第3のポートP63に接続されている。ま
た、ダイオード65a側と同様に、ダイオード65bの
アノードにも、分布定数線路67b及びコンデンサ68
bからなる直列回路が接地電位との間に接続されてい
る。また、分布定数線路67bと、コンデンサ68bと
の間の接続点に抵抗69bの一端が接続されており、抵
抗69bの他端が制御電圧端子Vc2に接続されている。
【0010】高周波スイッチ61では、制御電圧端子V
c1と、第2の制御電圧端子Vc2とに、異なる制御電圧を
印加することにより、ポートP61を、第2のポートP62
に接続した状態あるいは第3のポートP63に接続した状
態を実現することができる。例えば、制御電圧端子Vc1
に正の制御電圧が印加され、他方、制御電圧端子Vc2
負の制御電圧が印加されると、ダイオード65aに対し
ては順方向のバイアス電圧が印加され、ダイオード65
bに対しては逆方向のバイアス電圧が印加されることに
なる。すなわち、コンデンサ66a,68a,64,6
6b,68bが直流の流れる部分を制限するため、制御
電圧端子Vc1から与えられる制御電流は、カットされ、
分布定数線路67a、ダイオード65a及び分布定数線
路71を含む回路部分に流れ、ダイオード65aがオン
状態とされる。他方、ダイオード65b側においては、
ダイオード65bに逆方向のバイアス電圧が印加される
ことになり、ダイオード65bがオフ状態とされる。
【0011】また、第2のポートP62から供給される高
周波信号については、分布定数線路67aが上記のよう
に構成されているため、容量68aの大きさを大きく設
定しておくことで、高周波的に接続点Aから見た分布定
数線路67a側の直列回路のインピーダンスが無限大と
なる。そのため、第2のポートP62から供給された高周
波信号は、第1のポートP61に流れる。
【0012】他方、第1の制御電圧端子Vc1に負の制御
電圧が印加され、第2の制御電圧端子Vc2に正の制御電
圧が印加された場合には、上記とは逆にダイオード65
aに逆方向のバイアス電圧が印加され、ダイオード65
bに順方向のバイアス電圧が印加されることになる。従
って、ダイオード65aがオフ状態とされ、ダイオード
65bがオン状態とされる。従って、第2のポートP62
と、第1のポートP61との間には信号が流れず、第1の
ポートP61と第3のポートP63との間に信号が流れるこ
とになる。この場合においても、接続点Bからみた分布
定数線路67b及びコンデンサ68bからなる直列回路
のインピーダンスが無限大となるため、高周波信号は分
布定数線路67b側には流れない。
【0013】分布定数線路67a,67bは、制御電流
をダイオード65a,65bに流すための電流経路を構
成するとともに、高周波信号に対しては、接続点A,B
から見た分布定数線路67a,67b側のインピーダン
スを高め、挿入損失及び反射損失を低減する機能を果た
す。
【0014】上記のように、高周波スイッチ61では、
制御電圧端子Vc1,Vc2に、正及び負の制御電圧を印加
することにより、第1のポートP61を、第2のポートP
62または第3のポートP63に切り換えた状態を実現する
ことができる。
【0015】また、図5に示したスイッチ回路51は、
上記高周波スイッチ61を、スイッチ52,53として
使用することにより構成されている。すなわち、3ポー
ト高周波スイッチを2個使用し、互いの第1のポートを
相互に接続することにより構成されていた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】スイッチ回路51は、
上記のように、2個のスイッチ52,53を接続するこ
とにより構成されていたため、高周波信号が2つのスイ
ッチを通過することになる。例えば、送信部Txから与
えられた送信出力は、アンテナANTに与えられるまで
に、2個のスイッチ53,52を通過する。同様に、ア
ンテナANTから入力された高周波信号は、スイッチ5
2,53を通過して受信部Rxに与えられる。そのた
め、挿入損失が大きくならざるを得ず、その低減が強く
求められていた。また、挿入損失が大きくならざるを得
ないため、送信に際しては、送信出力を増大させる必要
があり、かつ受信に際しては利得の低下を招くという問
題があった。
【0017】また、上記スイッチ回路51では、高周波
スイッチ61を用いてスイッチ52,53が構成されて
いるため、各スイッチ52,53において第1,第2の
制御電圧端子に制御電圧を印加しなければならず、従っ
て、各スイッチ52,53において2つの制御電圧供給
用電源を必要としていた。その結果、電源用の複雑な配
線パターンを回路基板上に形成しなければならなかっ
た。
【0018】本発明の目的は、4つのポートを有し、2
つのポートの一方または他方を、残りの2つのポートの
いずれかに接続した状態を実現し得ることを可能とする
スイッチであり、かつ挿入損失が小さく、構成部品点数
を低減し得る高周波スイッチを提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1〜第4の
ポートを有し、第1,第2のポートを、それぞれ、第
3,第4のポートに切り換える高周波スイッチであっ
て、下記の構成を備えることを特徴とする。
【0020】すなわち、本発明では、第1のポート及び
第2のポートに対して同じ向きとなるように、第1,第
3のポート間、第1,第4のポート間、第2,第3のポ
ート間及び第2,第4のポート間にそれぞれ接続された
第1〜第4のダイオードと、前記各ダイオードの第3ま
たは第4のポート側端と、基準電位との間に接続されて
おり、かつ互いに直列に接続された第1の分布定数線路
及び第1のコンデンサと、前記第1の分布定数線路と第
1のコンデンサとの間の接続点に一端が接続された抵抗
と、前記抵抗の他端に接続された制御電圧端子と、第
1,第2のポートと、基準電位との間に接続された第2
の分布定数線路とを備えることを特徴とする。
【0021】また、本発明の高周波スイッチでは、好ま
しくは、上記第1〜第4のダイオードのうち、少なくと
も1つのダイオードに並列に接続されており、かつ互い
に直列に接続された第3の分布定数線路と第2のコンデ
ンサとがさらに備えられる。
【0022】また、本発明の別の好ましい例では、上記
第1〜第4のダイオードのうち、少なくとも1つのダイ
オードの両端と、基準電位との間に接続された第3のコ
ンデンサがさらに備えられる。
【0023】また、本発明のさらに他の好ましい例で
は、上記第1〜第4のダイオードのうち、少なくとも1
つのダイオードに並列に接続された第2の抵抗がさらに
備えられる。
【0024】
【作用】本発明の高周波スイッチではスイッチを動作さ
せた状態において1つのダイオードをオン状態とさせる
だけでよい。すなわち、第1,第2のポート間に高周波
信号を流す場合には、第1のダイオードのみをオン状態
とすればよく、同様に、第1のポートと第4のポートと
の間に高周波信号を流す場合には、第2のダイオードの
みをオン状態とすればよい。さらに、第2のポートと、
第3のポートとの間に高周波信号を流す必要がある場合
には、第3のダイオードのみをオン状態とすればよく、
第2のポートと第4のポートとの間で高周波信号を流す
場合にも、第4のダイオードのみをオン状態とすればよ
い。すなわち、動作時に、1つのダイオードのみをオン
状態とすればよい。
【0025】しかも、上記第1〜第4のダイオードを有
する単一の高周波スイッチにより、上記切り換えが行わ
れるため、挿入損失を2個のスイッチを使った場合に比
べて半減することができる。
【0026】すなわち、本発明は、上記のように第1〜
第4のポート間において、ループ状に第1〜第4のダイ
オードを接続し、かつ第1のポート及び第2のポートに
対して同じ向きとなるように上記第1〜第4のダイオー
ドを配置してスイッチ回路を構成することにより、第1
のポート、または第2のポートのいずれかを、第3のポ
ートまたは第4のポートに切り換えることを可能とし、
それによってスイッチの数の低減及び動作に際してオン
状態とされるダイオードの数を低減したことに特徴を有
する。第2のコンデンサは直流カットが目的だが、共振
周波数にも少々影響する。
【0027】また、第1〜第4のダイオードのうち、少
なくとも1つのダイオードに、互いに直列に接続された
第3の分布定数線路と第2のコンデンサとを並列に接続
した構成では、ダイオードのオフ状態の静電容量と、第
3の分布定数線路のインピーダンス第2のコンデンサと
により並列共振回路が構成される。従って、この並列共
振回路の共振周波数を、スイッチに流れる高周波信号の
周波数と一致させるように構成することにより、ダイオ
ードのオフ状態のインピーダンスを高めることができ、
それによってアイソレーション特性を高めることができ
る。なお、この場合、第2のコンデンサは、上記ダイオ
ードに並列に接続された第3の分布定数線路を含む回路
部分への直流のバイパスを防止するように機能する。
【0028】また、上記第1〜第4のダイオードのう
ち、少なくとも1つのダイオードの両端と、上記基準電
位との間に第3のコンデンサを接続した場合には、該第
3のコンデンサにより特性インピーダンスを調整するこ
とができ、それによって挿入損失や反射損失の低減を図
ることができる。また、上記第1の分布定数線路の長さ
を短縮することができ、高周波スイッチの小型化に寄与
することができる。
【0029】さらに、上記第1〜第4のダイオードのう
ち、少なくとも1つのダイオードに並列に第2の抵抗を
接続した構成では、ダイオードのオフ状態にあるときの
静電容量に蓄積された電荷がオン状態となると同時に該
第2の抵抗に放電される。そのため、ダイオードのオフ
状態からオン状態へのスイッチング動作を円滑化するこ
とができる。
【0030】
【実施例の説明】以下、図面を参照しつつ実施例を説明
することにより、本発明を明らかにする。
【0031】図1は、本発明の一実施例にかかる高周波
スイッチの回路図である。高周波スイッチ1は、第1〜
第4のポートP1 〜P4 を有する。スイッチ1では、第
1のポートP1 −第3のポートP3 間が接続された状
態、第1のポートP 1 −第4のポートP4 間が接続され
た状態、第2のポートP2 −第3のポートP 3 間が接続
された状態、及び第2のポートP2 −第4のポートP4
間が接続された状態のいずれかをとり得るように構成さ
れている。言い換えれば、第1のポートP1 または第2
のポートP2 を、残りの2つのポートP3 及びP4 のい
ずれかに接続した状態を取り得るように構成されてい
る。
【0032】このような高周波スイッチ1は、例えば、
図5に示した従来のスイッチ回路51に用いることがで
きる。スイッチ回路51では、実際の使用に際しては、
アンテナANTと、送信部Txまたは受信部Rxとが接
続される。あるいは、外部端子EXTが、送信部Txま
たは受信部Rxに接続される。
【0033】すなわち、使用にあたっては、アンテナA
NT−送信部Txが接続された状態(送信時)、アンテ
ナANT−受信部Rxが接続された状態(受信時)、外
部端子EXT−送信部Txが接続された状態(外部アン
テナを利用して送信する場合や送信部の特性を測定する
場合)、外部端子EXT−受信部Rxが接続された状態
(外部アンテナを利用した受信時あるいは受信部の受信
性能を測定する場合など)の何れかが採用される。よっ
て、本実施例のスイッチ1の第1のポートP1及び第2
のポートP2 を、アンテナANTまたは外部端子EXT
に接続し、第3のポートP3 及び第4のポートP4 、そ
れぞれ送信部Txまたは受信部Rxに接続することによ
り、スイッチ回路51と同様に機能させることができ
る。
【0034】以下、高周波スイッチ1の構成の詳細及び
動作につき説明する。高周波スイッチ1では、第1のポ
ートP1 にコンデンサ2を介して第1,第2のダイオー
ド3,4のカソードが接続されている。第2のダイオー
ド3のアノードは、コンデンサ5を介して第3のポート
3 に接続されている。また、第1のダイオード3のア
ノードとコンデンサ5との間の接続点Cと接地電位との
間に、分布定数線路6及びコンデンサ7が接続されてい
る。この分布定数線路6は、ストリップラインにより構
成されており、高周波スイッチ1に流れる高周波信号の
波長の1/4以下の長さを有する90°位相シフターま
たはハイインピーダンス線路である。また、分布定数線
路6とコンデンサ7との間の接続点Dには、抵抗8の一
端が接続されており、抵抗8の他端が第1の制御電圧端
子V1 に接続されている。
【0035】同様に、第1のポートP1 ,第4のポート
4 間においては、第2のダイオード4のアノードと第
4のポートP4 とがコンデンサ9を介して接続されてい
る。さらに、ダイオード4のアノードとコンデンサ9と
の間の接続点Eと基準電位との間に分布定数線路6と同
様に構成された分布定数線路10と、コンデンサ11と
が接続されている。分布定数線路10とコンデンサ11
との間の接続点Fには、抵抗12の一端が接続されてお
り、抵抗12の他端が第2の制御電圧端子V2に接続さ
れている。
【0036】他方、第2のポートP2 には、コンデンサ
22を介して第3,第4のダイオード23,24のカソ
ードが接続されている。この第2のポートP2 −第3の
ポート3 間の回路構成、並びに第2のポートP2 −第4
のポートP4 間の回路構成は、上記第1のポートP1
第3のポートP3 間及び第1のポートP1 −第4のポー
トP4 間と同様に構成されている。従って、相当の部分
については、相当の参照番号を付することにより、詳細
な説明は省略する。
【0037】すなわち、第3のダイオード23のアノー
ドには、コンデンサ25及び分布定数線路26が接続さ
れている。また、ダイオード23のアノードとコンデン
サ25との間の接続点Gと基準電位との間に、上記分布
定数線路26及びコンデンサ27が互いに直列に接続さ
れており、分布定数線路26とコンデンサ27との間の
接続点Hが第3の制御電圧端子V3 に抵抗28を介して
接続されている。
【0038】同様に、第4のダイオード24のアノード
は、コンデンサ29を介して第4のポートP4 に接続さ
れている。また、第4のダイオード24のアノードとコ
ンデンサ29との間の接続点Iが、分布定数線路30及
びコンデンサ31を介して接地電位に接続されており、
他方、分布定数線路30とコンデンサ31との間の接続
点Jが抵抗32を介して第4の制御電圧端子V4 に接続
されている。
【0039】また、第1のポートP1 と、第2のポート
2 とは、コンデンサ2,22を間に介して、分布定数
線路33,34により接続されている。分布定数線路3
3,34は、分布定数線路6と同様に構成されており、
かつ両者の間の接続点Kが接地電位に接続されている。
【0040】次に、高周波スイッチ1の動作を説明す
る。まず、第1のポートP1 と第3のポートP3 との間
に高周波信号を流す場合につき説明する。この場合、下
記の表1に示すように、第1の制御電圧端子V1 に正の
制御電圧を印加する。他方第2〜第4の制御電圧端子V
2 〜V4 には、負の制御電圧を印加する。この結果、制
御電流は、抵抗8、分布定数線路6及びダイオード3を
含む回路部分に流れ、第1のダイオード3に順方向のバ
イアス電圧が印加され、第1のダイオード3がオン状態
とされる。従って、第1のポートP1 と第3のポートP
3 との間に、高周波信号が流れる。この場合、接続点C
から分布定数線路6側を見た場合、分布定数線路6とコ
ンデンサ7とで構成される直列回路のインピーダンスが
無限大となるため、接続点Cから分布定数線路6側には
流れない。
【0041】他方、第2のダイオード4には、第2の制
御電圧端子V2 に負の制御電圧を印加することにより、
第2のダイオード4には逆方向のバイアス電圧が印加さ
れことになる。従って、第2のダイオード4はオフ状態
とされ、第1のポートP1 −第4のポートP4 間には、
信号は流れなくなる。同様に、第3のダイオード23及
び第4のダイオード24についても、それぞれ、逆方向
のバイアス電圧が印加されることになり、オフ状態とさ
れるため、第2のポートP2 −第3のポートP 3 間及び
第2のポートP2 −第4のポートP4 間においても信号
は流れないことになる。
【0042】なお、第1のポートP1 と第2のポートP
2 との間にも高周波信号は流れない。これは、第1のポ
ートP1 に対して、コンデンサ2を介して、接地電位と
の間に上記分布定数線路33が接続されているからであ
る。
【0043】上記のように、第1の制御電圧端子V1
正の制御電圧を印加し、残りの第2〜第4の制御電圧端
子V2 〜V4 に負の制御電圧を印加することにより、第
1の接続状態すなわち、第1のポートP1 と第3のポー
トP3 間に信号を流すことが可能となる。
【0044】同様に下記の表1に示すように第2の制御
電圧端子V2 に正の制御電圧を印加し、第2のダイオー
ド4をオン状態とし、他方、第1,第3及び第4の制御
電圧端子V1 ,V3 ,V4 に負の制御電圧を印加して残
りの第1,第3,第4のダイオード3,23,24をオ
フ状態とすることにより、第1のポートP1 と第4のポ
ートP4 との間に高周波信号を流すことができる。
【0045】さらに、下記の表1に示すように、第3の
制御電圧端子V3 に正の制御電圧を印加し、残りの制御
電圧端子V1 ,V2 ,V4 に負の制御電圧を印加するこ
とにより、第2のポートP2 と第3のポートP3 との間
に高周波信号を流すことができる。さらに、第4の制御
電圧端子V4 に正の制御電圧を印加し、残りの制御電圧
端子V1 ,V2 ,V3 に負の制御電圧を印加することに
より、第2のポートP 2 と第4のポートP4 との間に高
周波信号を流すことができる。
【0046】
【表1】
【0047】すなわち、本実施例の高周波スイッチ1で
は、上記のように、4個のダイオード3,4,23,2
4を用いて、上記各接続状態を実現し得るスイッチ回路
が構成される。単一のスイッチ回路で構成されているた
め、従来のスイッチ52,53を用いたスイッチ回路5
1に比べ、挿入損失を半減することが可能となる。
【0048】加えて、高周波スイッチ1では、各接続状
態において、1つのダイオードのみがオン状態とされ、
バイアス回路についても、1個のバイアス回路が動作す
るだけである。よって、ダイオードやバイアス回路の寿
命を長くすることができ、高周波スイッチ1を内蔵した
携帯電話器などの通信機器の使用可能期間を延ばすこと
が可能となる。
【0049】なお、好ましくは、第1〜第4のダイオー
ド3,4,23,24の両端に、図示の破線で接続状態
を示すように、接地電位との間にコンデンサ35〜38
を接続してもよい。この場合には、コンデンサ35〜3
8の静電容量を選択することにより、特性インピーダン
スを補正することができ、それによって高周波スイッチ
1の挿入損失や反射損失を効果的に低減することができ
る。加えて、分布定数線路6,10,26,30の長さ
を短くすることかでき、それによって高周波スイッチ1
の小型化を図ることができる。
【0050】なお、図1では、破線でコンデンサ35〜
38を示したが、いずれか1つのダイオードの両側にお
いてのみダイオードと接地電位との間にコンデンサを接
続してもよい。
【0051】また、図1において、第1〜第4のダイオ
ードの全てを、図示の方向とは逆向きに接続してスイッ
チ1を構成してもよい。その場合には、表2のように制
御電圧を印加することにより、上記と同様に各接続状態
を実現し得る。
【0052】
【表2】
【0053】さらに、第1,第2のダイオード3,4の
み、または第3,第4のダイオード23,24のみを図
示の方向とは逆方向に接続してもよく、ダイオードの向
きに応じて制御電圧を印加すれば上記実施例と同様に各
接続状態を実現し得る。
【0054】次に、図2〜図4を参照して上記実施例の
高周波スイッチ1の変形例を説明する。図2〜図4に示
す変形例では、上記第1〜第4のダイオード3,4,2
3,24に後述の各回路素子が接続されるが、図2〜図
4においては、第1のダイオード3を例にとり説明する
ことにする。
【0055】図2に示すように、好ましくは、第1のダ
イオード3に並列に、本発明の第2の抵抗として、放電
抵抗41が接続されている。ダイオード3は、オフ状態
にあるとき、直流的には、コンデンサとして機能する。
従って、オフ状態にあるときに蓄積された電荷が、ダイ
オード3がオン状態になると同時に流れることになる
が、図2に示す構成では、放電抵抗41に蓄積電荷が放
電され、従って、ダイオード3のオフ状態からオン状態
へのスイッチング動作が円滑化される。
【0056】また、図3に示す変形例では、ダイオード
3に並列に、互いに直列に接続された分布定数線路42
及びコンデンサ43が接続される。この構成では、ダイ
オード3のオフ状態における静電容量と、分布定数線路
42のインダクタンス分とコンデンサ43の容量とによ
り、並列共振回路が構成されることになる。従って、こ
の並列共振回路の共振周波数が、伝送される高周波信号
の周波数と一致するように、上記分布定数線路42のイ
ンダクタンス分を調整することにより、ダイオード3の
オフ状態のインピーダンスを高めることができる。その
結果、オフ状態にあるときの第1のポートP1 と、第3
のポートP3 との間のアイソレーションを高めることが
できる。なお、コンデンサ43は、分布定数線路42に
より、直流がバイパスすることを防止するために設けら
れているものである。
【0057】また、上記分布定数線路42は、ストリッ
プライン、マイクロストリップライン、コプレーナライ
ン等により構成され得るが、その長さ及びインピーダン
スは、上記のように、並列共振回路の共振周波数を高周
波信号の周波数と一致させるように選ばれる。
【0058】図4に示す変形例では、第1のダイオード
3に並列に、図3に示した構成と同様に、並列共振回路
を構成するための分布定数線路42が並列に接続されて
おり、分布定数線路42と直列にコンデンサ43が接続
されている。加えて、コンデンサ44がダイオード3に
並列に、かつ分布定数線路42とコンデンサ43とから
なる回路部分に並列に接続されている。図3に示す構成
において、ダイオード3のオフ状態の静電容量が小さい
場合には、図4に示すように、コンデンサ44を付加す
ることにより、ダイオード3のオフ状態の静電容量とコ
ンデンサ44の静電容量との合成静電容量と、分布定数
線路42のインダクタンス分とにより並列共振回路を構
成することができ、それによって上記並列共振回路の共
振周波数を容易に高周波信号の周波数と一致させること
ができる。
【0059】
【発明の効果】以上のように、本発明では、上記4個の
ダイオードを用いて構成された第1〜第4のポートを有
する4ポート型の高周波スイッチが提供される。従っ
て、第1,第2のポートを、第3,第4のポートに切り
換えるにあたり、本発明の高周波スイッチを1個使用す
るだけでよいため、例えば携帯電話器において2本のア
ンテナを使用する場合や、1本のアンテナと外部端子と
を、受信部及び送信部に切り換える用途に用いた場合、
高周波スイッチの使用数を従来に比べて1/2にするこ
とができる。よって、挿入損失をほぼ半減することが可
能となる。
【0060】しかも、動作時には、オン状態とされるダ
イオードが1つだけであるため、ダイオードの寿命を長
くすることができ、引いては、高周波スイッチや高周波
スイッチを内蔵した通信機器の使用可能期間を延ばすこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる高周波スイッチの回
路図。
【図2】実施例の高周波スイッチの変形例を説明するた
めの回路図。
【図3】実施例の高周波スイッチの他の変形例を説明す
るための回路図。
【図4】実施例の高周波スイッチのさらに他の変形例を
説明するための回路図。
【図5】従来の高周波スイッチ回路を説明するための略
図的構成図。
【図6】従来の3ポート型高周波スイッチの一例を示す
回路図。
【符号の説明】
1…高周波スイッチ 3,4,23,24…第1〜第4のダイオード 6,10,26,30…第1の分布定数線路 7,11,27,31…第1のコンデンサ 8,12,28,32…抵抗 V1 〜V4 …制御電圧端子 33,34…第2の分布定数線路 35,36,37,38…第3のコンデンサ 41…第2の抵抗 42…第3の分布定数線路 43…第2のコンデンサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1〜第4のポートを有し、第1,第2
    のポートを、それぞれ、第3,第4のポートに切り換え
    る高周波スイッチであって、 第1のポート及び第2のポートに対して同じ向きとなる
    ように、第1,第3のポート間、第1,第4のポート
    間、第2,第3のポート間及び第2,第4のポート間に
    それぞれ接続された第1〜第4のダイオードと、 前記各ダイオードの第3または第4のポート側端と、基
    準電位との間に接続されており、かつ互いに直列に接続
    された第1の分布定数線路及び第1のコンデンサと、 前記第1の分布定数線路と第1のコンデンサとの間の接
    続点に一端が接続された抵抗と、 前記抵抗の他端に接続された制御電圧端子と、 第1,第2のポートと、基準電位との間に接続された第
    2の分布定数線路とを備えることを特徴とする、高周波
    スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記第1〜第4のダイオードの内、少な
    くとも1つのダイオードに並列に接続されており、かつ
    互いに直列に接続された第3の分布定数線路と第2のコ
    ンデンサとをさらに備えることを特徴とする、請求項1
    に記載の高周波スイッチ。
  3. 【請求項3】 前記第1〜第4のダイオードの内、少な
    くとも1つのダイオードの両端と、前記基準電位との間
    に接続された第3のコンデンサをさらに備えることを特
    徴とする、請求項1または2に記載の高周波スイッチ。
  4. 【請求項4】 前記第1〜第4のダイオードの内、少な
    くとも1つのダイオードに並列に接続された第2の抵抗
    をさらに備えることを特徴とする、請求項1〜3にいず
    れかに記載の高周波スイッチ。
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