JPH08153697A - ポリッシング装置 - Google Patents
ポリッシング装置Info
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- JPH08153697A JPH08153697A JP29516394A JP29516394A JPH08153697A JP H08153697 A JPH08153697 A JP H08153697A JP 29516394 A JP29516394 A JP 29516394A JP 29516394 A JP29516394 A JP 29516394A JP H08153697 A JPH08153697 A JP H08153697A
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- JP
- Japan
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- compartment
- wafer
- polishing
- compartments
- gate
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Abstract
ッシング装置を提供する。 【構成】 作業室を仕切手段によって複数の区画室に区
分する。そして、前記区画室内部にポリッシングを被加
工物に施す手段を設置する。さらに、前記仕切手段によ
り区分された隣接する区画室間を連通状態にする連通手
段を設ける。なお、前記複数の区画室の内部圧力を個別
に制御する手段を設けることができる。また、前記区画
室内部に層流よりなる気流を発生させる手段を設けるこ
ともできる。
Description
り、特にクリーンルーム内への設置を可能としたポリッ
シング装置に関する。
り付けられた研磨布にウェハを押し付けて加工し、ウェ
ハ表面において高度の鏡面を得るための装置である。
から使用されていた片面ポリッシング技術が半導体のデ
バイス加工の分野に応用されており、この応用技術はケ
ミカル・メカニカル・ポリッシング(CMP)技術と呼
ばれ、このCMP技術を用いたポリッシング装置はCM
P装置と呼ばれている。
ハのポリッシング加工を行うと大量のパーティクルが発
生するため、ポリッシング装置を通常のクリーンルーム
内に設置することができなかった。
のクリーンルームよりもクリーン度の低い別室に設置さ
れていた。そして、この別室にクリーンルームからウェ
ハを運び込み、ポリッシング装置を用いてウェハを加工
・洗浄した後に再びクリーンルームへウェハを戻して次
の工程へと進めていた。
うにポリッシング装置を別室に設置した場合、半導体製
造工程の全体の流れがポリッシング装置のところで滞留
してしまい、ひいては製造工程全体を自動化する上で大
きな障害となっていた。また、別室を設けるための費用
が余計にかかるばかりでなく、クリーン度の低い別室か
らクリーン度の高いクリーンルームへウェハを搬入する
たびにウェハを洗浄する必要があった。
に設置することができるポリッシング装置を提供するこ
とにある。
に、本発明によるポリッシング装置は、仕切手段によっ
て複数の区画室に区分された作業室と、前記区画室内部
に設置されたポリッシングを被加工物に施す手段と、前
記仕切手段により区分された隣接する区画室間を連通状
態にする連通手段とを備えたことを特徴とする。
御する手段を設けることが好ましい。
を設けることもできる。
る。
こともできる。
こともできる。
す手段をケミカル・メカニカル・ポリッシングを被加工
物に施す手段とすることもできる。
し、区画室の内部にポリッシングを被加工物に施す手段
を設置したので、クリーン度の低い区画室、特にポリッ
シングを被加工物に施す手段を設置した区画室から、ク
リーン度の高い区画室へのパーティクルの移動が制限さ
れる。また、区画室間でウェハの移動を行う際には、前
記仕切部材に設けた連通手段を介して区画室間を連通状
態にしてウェハを移動させる。
圧力は前記各区画室内のクリーン度に応じて個別に制御
されるため、クリーン度の高い区画室ほど内部圧力を高
くすることができる。このようにすれば、区画室間が連
通状態にある場合でも、区画室間の空気の流れはクリー
ン度の高い区画室からクリーン度の低い区画室へと生じ
るため、クリーン度の低い区画室に存在する大量のパー
ティクルがクリーン度の高い区画室へと流れ込むことが
ない。
させることによってパーティクルの拡散を抑制すること
ができる。
クルの舞い上がりを抑制することができる。
構成すれば、区画室間の連通又は閉鎖状態を確実に制御
することができる。
構成すれば、稼働部が不要となって構造が単純なものと
なる。
す手段をケミカル・メカニカル・ポリッシングを被加工
物に施す手段により構成すれば、ポリッシングに際して
発生するパーティクルの拡散を防止しながらケミカル・
メカニカル・ポリッシングを行うことができる。
CMP装置の一実施例を図1及び図2を参照して説明す
る。図1及び図2において符号1は、クリーンルームA
の内部に配置されたCMP装置のクリーンベンチを示し
ている。このクリーンベンチ1は外壁2を有し、この外
壁2にはウェハ搬送用扉3が設けられている。これらの
外壁2及びウェハ搬送用扉3によってクリーンベンチ1
の作業室4は気密構造となっている。クリーンベンチ1
の上部には、図2に示されているようにクリーンユニッ
ト5が設けられており、このクリーンユニット5から下
方に向けて清浄な空気が流れている。このクリーンユニ
ット5からの気流は、クリーンベンチ1の下部に設けら
れた層流調整板6を通って排気エリア7へと流れ込む。
排気エリア7に流れ込んだ気流は排気ダクト(図示を省
略)を介してクリーンルームAの外部に排出される。な
お、排気ダクトを使用する替わりに、排気エリア7の空
気をフィルターを介して清浄化した後にクリーンベンチ
1の作業室4に循環させて再利用することもできる。こ
の場合のフィルターにはHEPAまたはULPAフィル
ターが使用され、また、これらのフィルターと共にケミ
カルフィルターを併用すればナトリウム(Na)汚染を
防止することもできる。
板8によって第1区画室9、第2区画室10、第3区画
室11及び第4区画室12に区分されており、これらの
区画室のうちの第1区画室9は上述のウェハ搬送用扉3
の付設位置に対応して形成されている。また、これらの
区画室は、図示を省略した風量調整装置によって、その
クリーン度に応じて内部圧力が個別に制御されている。
さらに、これらの区画室の内部圧力は、クリーンルーム
A内の圧力に対して負圧となるように排気エリア7の引
圧とクリーンユニット5の風量とが調整されている。
仕切る仕切板8には第1ゲートバルブ13が設けられて
おり、以下、第2及び第3区画室10、11を仕切る仕
切板8には第2ゲートバルブ14が、第2及び第4区画
室10、12を仕切る仕切板8には第3ゲートバルブ1
5が、第1及び第4区画室9、12を仕切る仕切板8に
は第4ゲートバルブ16がそれぞれ設けられている。な
お、これらのゲートバルブのかわりに、上記ゲートバル
ブの配置位置と同位置に開口部を設け、これらの開口部
をエアーカーテンによって閉鎖することもできる。この
場合のエアーカーテンは、仕切板に沿って高速で流れる
薄厚の気流とすることが好ましい。このようにエアーカ
ーテンを用いれば、ゲートバルブのような稼働部が不要
となって構造が単純となる。
ア17及び第2ウェハキャリア18と、第1ウェハキャ
リア17の内部のウェハを第2区画室10へ搬送する第
1ロボット19が設けられている。なお、この第1ロボ
ット19は、第4区画室12の内部のウェハを第1区画
室9に搬入する際にも使用される。また、第2区画室1
0にはウェハ受台20と、このウェハ受台20の上のウ
ェハを第3区画室11へ搬送する第2ロボット21が設
けられている。なお、この第2ロボット21は、第3区
画室11の内部のウェハを第2区画室10を経由して第
4区画室12に搬入する際にも使用される。さらに、第
3区画室11には、ローダ22と、このローダ22から
受け取ったウェハをポリッシングするポリッシング装置
23と、ドレッシング装置24とが設けられている。ま
た、第4区画室12には、ポリッシング装置23で処理
されたウェハを洗浄した後に乾燥させる洗浄・乾燥装置
25が設けられており、この洗浄・乾燥装置25は裏面
洗浄装置26と、表面洗浄装置27と、リンス/乾燥装
置28とからなっている。
置の運転時における各区画室のクリーン度に応じて制御
されている。すなわち、CMP装置の運転時における各
区画室のクリーン度は第1及び第4区画室9、12が最
も高く、ついで第2区画室10、第3区画室11の順と
なっている。特に、第3区画室11の内部においてはウ
ェハのポリッシング時に大量のパーティクルが発生する
ため、クリーン度が非常に低い。そして、各区画室の内
部圧力は、クリーン度の高い区画室ほど高くなるように
制御されている。
ウェハ搬送用扉3を介してクリーンベンチ1の第1区画
室9に搬入された第1ウェハキャリア17には加工前の
複数のウェハが収納されている。これらのウェハのうち
の一枚を第1ロボット19で取り出し、第1ゲートバル
ブ13を開放して第2区画室10へと搬入してウェハ受
台20の上に載置し、その後に第1ゲートバルブ13を
閉鎖する。
0へとウェハを移動させる際には第1ゲートバルブ13
を開放することになるが、第2区画室10の内部の圧力
は第1区画室9の内部の圧力よりも低いため、第1ゲー
トバルブ13を介した空気の流れは第1区画室9から第
2区画室10へと向かうことになる。このため、クリー
ン度の低い第2区画室10の内部の空気がクリーン度の
高い第1区画室9へと流れ込むことがない。
ンルームAの内部の圧力に対して負圧となるように排気
エリア7の引圧とクリーンユニット5の風量とが調整さ
れているので、クリーンベンチ1のウェハ搬送用扉3を
開放した際に作業室4の内部の汚れた空気がクリーンル
ームAの内部に流出することがない。
0の上のウェハを受けとり、第2ゲートバルブ14を開
放して第3区画室11へとウェハを搬入してローダ22
に渡し、その後に第2ゲートバルブ14を閉鎖する。な
お、第2ゲートバルブ14を開放しても、第3区画室1
1の内部の圧力は第2区画室10の内部の圧力よりも低
いため、第2ゲートバルブ14を介した空気の流れは第
2区画室10から第3区画室11へと向かうことにな
る。このため、クリーン度の極めて低い第3区画室11
の内部の汚染空気が第2区画室10へと流れ込むことが
ない。
23へ送られてポリッシングが施される。なお、ポリッ
シングにおいては大量のパーティクルが発生して第3区
画室11のクリーン度が低下する。しかしながら、クリ
ーンユニット5からの下降流がパーティクルを排気エリ
ア7に導くため、第3区画室11のクリーン度はある程
度回復する。なお、クリーンユニット5からの下降流は
第3区画室11のみならず第1、第2及び第4区画室
9、10、12にも提供されているため、各区画室内の
クリーン度が一時的に低下した場合でも、この下降流に
よってある程度クリーン度が回復する。
バルブ14を開放し、第2ロボット21によって加工済
みのウェハを受けとる。そして、第2ゲートバルブ14
を閉じた後に第3ゲートバルブ15を開放してウェハを
第4区画室12内の裏面洗浄装置26に搬入し、その後
に第3ゲートバルブ15を閉鎖する。なお、第3ゲート
バルブ15を開放しても、第4区画室12の内部の圧力
は第2区画室10の内部の圧力よりも高いため、第3ゲ
ートバルブ15を介した空気の流れは第4区画室12か
ら第2区画室10へと向かうことになる。このため、ク
リーン度の低い第2区画室10の内部の空気が第4区画
室12へと流れ込むことがない。
示しないウェハ搬送装置により裏面洗浄装置26から表
面洗浄装置27へ、さらにリンス/乾燥装置28へ順次
ウェハを搬送することによってウェハを洗浄して乾燥さ
せる。その後、第4ゲートバルブ16を開放して第1ロ
ボット19によって洗浄・乾燥済みのウェハを第1区画
室9に搬入し、第4ゲートバルブ16を閉鎖すると共に
第2ウェハキャリア18にウェハを収納する。
ア17の内部のすべてのウェハを処理して第2ウェハキ
ャリア18の内部に収納する。そして、最後にウェハ搬
送用扉3を開放して第2ウェハキャリア18を処理済み
のウェハと共に取り出す。
業室を仕切手段によって複数の区画室に区分し、区画室
の内部にポリッシングを被加工物に施す手段を設置した
ので、クリーン度の低い区画室、特にポリッシングを被
加工物に施す手段を設置した区画室から、クリーン度の
高い区画室へのパーティクルの移動が制限される。この
ため、ポリッシング装置をクリーンルーム内に設置した
場合でも、ポリッシング装置の運転に伴って発生したパ
ーティクルがクリーンルーム内へ拡散してクリーンルー
ムを汚染することを防止できると共に、クリーンベンチ
内の清浄なウェハがパーティクルによって汚染されるこ
とを防止できる。
を各区画室内のクリーン度に応じて個別に制御し、クリ
ーン度の高い区画室ほど内部圧力を高くすることができ
るので、このようにすれば、区画室間が連通状態にある
場合でも、区画室間の空気の流れはクリーン度の高い区
画室からクリーン度の低い区画室へと生じる。このた
め、クリーン度の低い区画室に存在する大量のパーティ
クルがクリーン度の高い区画室へと流れ込むことがな
く、これによって、ポリッシング装置の運転に伴って発
生したパーティクルがクリーンルーム内へ拡散してクリ
ーンルームを汚染することを確実に防止できると共に、
クリーンベンチ内の清浄なウェハがパーティクルによっ
て汚染されることを確実に防止できる。
ることができるので、この気流によってパーティクルの
拡散を抑制することができる。このため、ポリッシング
装置の運転に伴って発生したパーティクルがクリーンル
ーム内へ拡散してクリーンルームを汚染することをより
確実に防止できると共に、クリーンベンチ内の清浄なウ
ェハがパーティクルによって汚染されることをより確実
に防止できる。
の舞い上がりを抑制することができるので、クリーンル
ームの汚染および清浄なウェハの汚染がさらに確実に防
止される。
すれば、区画室間の連通又は閉鎖状態を確実に制御する
ことができる。
すれば、稼働部が不要となって構造が単純なものとな
る。
段をケミカル・メカニカル・ポリッシングを被加工物に
施す手段により構成すれば、ポリッシングに際して発生
するパーティクルの拡散を防止しながらケミカル・メカ
ニカル・ポリッシングを行うことができる。
部を示した横断面図。
面図。
Claims (7)
- 【請求項1】仕切手段によって複数の区画室に区分され
た作業室と、 前記区画室内部に設置されたポリッシングを被加工物に
施す手段と、 前記仕切手段により区分された隣接する区画室間を連通
状態にする連通手段と、を備えたことを特徴とするポリ
ッシング装置。 - 【請求項2】前記複数の区画室の内部圧力を個別に制御
する手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のポリ
ッシング装置。 - 【請求項3】前記区画室内部に気流を発生させる手段を
備えたことを特徴とする請求項1記載のポリッシング装
置。 - 【請求項4】前記気流が層流であることを特徴とする請
求項3記載のポリッシング装置。 - 【請求項5】前記連通手段がゲートバルブよりなること
を特徴とする請求項1記載のポリッシング装置。 - 【請求項6】前記連通手段がエアカーテンよりなること
を特徴とする請求項1記載のポリッシング装置。 - 【請求項7】前記ポリッシングを被加工物に施す手段が
ケミカル・メカニカル・ポリッシングを被加工物に施す
手段であることを特徴とする請求項1記載のポリッシン
グ装置。
Priority Applications (2)
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP29516394A Expired - Fee Related JP3556300B2 (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | ポリッシング装置 |
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Country | Link |
---|---|
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-
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- 1994-11-29 JP JP29516394A patent/JP3556300B2/ja not_active Expired - Fee Related
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