JPH08153214A - 3次元直交格子データの生成方法 - Google Patents

3次元直交格子データの生成方法

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JPH08153214A
JPH08153214A JP6314311A JP31431194A JPH08153214A JP H08153214 A JPH08153214 A JP H08153214A JP 6314311 A JP6314311 A JP 6314311A JP 31431194 A JP31431194 A JP 31431194A JP H08153214 A JPH08153214 A JP H08153214A
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直幸 冨田
Katsuro Fujitani
克郎 藤谷
Yu Onda
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計算手順が簡単であり、CADデータのよう
な形状データ(形状領域が完全に閉鎖されない形状デー
タの場合を含む)から複雑3次元形状に対応した差分法
回折格子を自動生成し得る3次元直交格子の生成方法の
提供。 【構成】 ブロック1で形状モデルに関する既存のCA
Dデータのファセット(微細多角形)データを読み込
み、モデル全体を囲む領域を算出しボクセルを発生さ
せ、次に、ブロック2で全てのファセットデータに対し
てそれと交差するボクセルに数値データを格納すること
によりモデルの形状表面に対応した表面ボクセルを発生
させる。最後に、ブロック3で表面ボクセルを境界とす
る所定領域の反転を行い形状モデルの3次元直交格子を
得る。所定領域の反転は対象領域の最外層のボクセルを
一つ選び、これをスタートとして順次再帰的にデータの
格納されていないボクセル全てに数値データを格納し、
全領域の値を反転する。ファセットデータは多角形の点
数と各点の座標値からなる数値群である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は差分解析等に用いる3次
元直交格子データの生成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】3次元直交格子の生成方法に関する文献
として、M.S.Shephard,K.R.Gric
e,J.A.Lo,及びW.J.Schroederの
「TREDS IN AUTOMATIC TREE−
DIMENSIONAL MESH GENERATI
ON」(Computer&Structers(VO
L30 No.1/2(1988)421ページ))が
ある。
【0003】従来、差分解析等に必要な三次元直交格子
(以下、ボクセルという)を自動的に生成する場合、形
状の内外を判定する必要があり以下の方法((1)また
は(2))がとられていた。
【0004】(1) 内外判定容易なプリミティブ(基
本形状)あるいは多角形板形状を積み上げて形状近似
し、格子位置の内外判定でボクセルを生成する。 (2) FEMソリッド、シェル要素から内外判定しボ
クセルを生成する。
【0005】なお、内外判定には交点法(後述)あるい
は法線ベクトル法(後述)が用いられ、また、有限要素
解析法用非直交格子発生法としてはOCTREE法等が
用いられている。
【0006】図11は交点法による内部外部判定法の説
明図であり、図11(a)にはN状の形状をなすモデル
(以下、Nモデル)が示されており、Nモデルを含む領
域はメッシュ(格子)で区分されている。このとき、点
X1,X2,X3がNモデルの内部の点か否かを判定す
るため、交点法では図のようにモデルNの外部の点X
1’,X2’,X3’と点X1,X2,X3を結ぶ線分
X1’ーX1,X2’ーX2,X3’ーX3とモデルN
の面(ファセット)との交差回数で内部と外部を判定す
る(交差回数が1回である点X1は内部と判定され、交
差回数が2回である点X2は外部部と判定される)。こ
のように、交点法では内部外部の判定対象点とモデル外
部の点を結ぶ線分とファセットとの交差回数が奇数であ
るか偶数であるかによって判定対象点がモデルの内部に
あるか外部にあるかを判定する。
【0007】図12は法線ベクトル法による内部外部判
定法の説明図である。法線ベクトル法は3次元空間内の
任意の点Pが立体領域の内部にあるか外部にあるかを判
定する方法の一つであり、図12(a)に示すように平
面A上の任意の点から点Pに向うベクトルaと平面の法
線ベクトルnの内積をとりその値によって点Pと平面A
との位置関係(内積値>0なら点Pは平面の裏側領域に
存在、内積値=0なら点Pは平面A上に存在、内積値<
0なら点Pは平面の裏側領域に存在)が求められる。法
線ベクトル法ではこのように内積値により位置関係が判
定できることを利用して立体領域を囲む全平面について
上述の判定を行い最終的に内外判定を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のボクセル自
動生成法においては次のような問題点があった。 前記(1)のプリミティブから形状近似する方法で
は複雑形状を作成するためには多大な工数を必要とし処
理が複雑となるので、複雑形状の作成が困難である。 前記(2)のFEM要素分割からボクセルを生成す
る方法ではFEM要素自体の生成に工数及び時間を要し
効率が悪い。 任意のCADデータを用いる交点法では、前記
(1),(2)の方法ではいずれも領域が完全に閉鎖さ
れないような不完全なデータからは格子を発生すること
ができないので任意のCADデータを直接利用できな
い。 内外判定法として用いている交点法は、 a.稜線(または頂点)を通過する時計算が不安定にな
るという問題点(例えば、図11(a)で頂点を通過す
る線分X3’ーX3の場合についていえば交差回数=4
と計算されれば点X3は内部にあることになるが、交差
回数=5と計算されれば点X3は外部にあることにな
り、線分がどのように頂点を通過するかによって計算結
果が異なる(計算結果の不安定さ))があり、 b.また、判定に用いる立体領域は全て閉じられている
必要があり、モデルのファセット面が図11(b)のよ
うに完全な場合には作成できるが、図11(c)のよう
に不完全な場合(隙間があったり、面が張れていない場
合)には作成できない場合が多い。 また、法線ベクトル法では法線ベクトルの向きは多
角形のそれぞれの面に対し全て表側、或いは裏側に統一
されている必要がある。図12(b)は4面体のそれぞ
れの面から表側に向う法線131〜144を示す。ま
た、図13(a)の例に示すように形状領域を含む全微
小平面と全格子点の間で内外判定を行い、その結果を用
いてその点が形状領域内にあるか否かの計算手順を繰返
して図13(b)に示すようなボクセルを得ることがで
きるが、形状が複雑な場合や大規模な場合には計算量が
膨大となり計算効率が悪い。また、有限要素メッシュを
用いることができるが、図14に示すような大規模複雑
形状については計算量が膨大となり計算効率が悪いので
有限要素メッシュを用いた3次元直交格子の発生には不
適当である。
【0009】本発明は従来技術の上記問題点を解決する
ためになされたものであり、交点法や法線ベクトル法に
比べて計算手順が簡単であり、CADデータのような形
状データ(形状領域が完全に閉鎖されない形状データの
場合を含む)から複雑3次元形状に対応した差分法回折
格子を自動生成し得る3次元直交格子の生成方法を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに第1の発明の3次元直交格子データの生成方法は、
形状モデルのCADデータから多角形の点数と各点の座
標値からなるファセットデータを読み込みモデル全体を
囲む領域を算出して空きボクセルを発生させる第1の工
程と、全てのファセットに対してそれぞれのファセット
と交差する空きボクセルに数値データを格納することに
よりモデルの形状表面に対応した表面ボクセルを生成す
る第2の工程と、該表面ボクセルを境界とする領域の一
方に対応したボクセルを自動生成して形状モデルに対応
した3次元直交格子データを生成する第3の工程と、を
有することを特徴とする。
【0011】第2の発明は上記第1の発明の3次元直交
格子データの生成方法において、第3の工程が、表面ボ
クセルを基に形状領域外側に対応したボクセルを自動生
成して得られたボクセルを形状領域全体にわたって反転
して、形状モデルに対応した3次元直交格子データを生
成する工程であることを特徴とする。
【0012】第3の発明は上記第1の発明の3次元直交
格子データの生成方法において、第3の工程が、表面ボ
クセルを基に形状領域内に対応したボクセルを自動生成
し、形状モデルに対応した3次元直交格子データを生成
する工程であることを特徴とする。
【0013】第4の発明は上記第1の発明ないし第3の
発明のいずれかの3次元直交格子データの生成方法にお
いて、ファセットとして3角形を用いることを特徴とす
る。
【0014】第5の発明は上記第1の発明ないし第3の
発明のいずれかの3次元直交格子データの生成方法にお
いて、形状モデルのCADデータに代えて製品の型デー
タを用いることにより、製品形状に対応した3次元直交
格子データを生成することを特徴とする。
【0015】第6の発明は上記第1の発明ないし第3の
発明のいずれかの3次元直交格子データの生成方法にお
いて、製品の複数の型データを用い、第1の工程でそれ
ぞれの型データ毎にファセットデータを読み込みそれぞ
れ対応の空きボクセルを発生させてそれらの空きボクセ
ルを組合せることを特徴とする。
【0016】第7の発明は上記第1の発明の3次元直交
格子データの生成方法において、上記の第2の発明、第
3の発明、第5の発明に記載の3次元直交格子データの
生成方法のうちいずれか、または2つ以上によって生成
した複数の3次元直交格子データを所定の位置に配置し
て単一の3次元直交格子データとすることを特徴とす
る。
【0017】
【作用】上記構成により第1ないし第7の発明の3次元
直交格子データの生成方法によれば、第2の工程におい
て、ファセットに交差する空きボクセルから表面ボクセ
ルを発生させる際、ファセット間の隙間がボクセルの大
きさで吸収できる。
【0018】第2,第5,及び第6の発明の3次元直交
格子データの生成方法によれば、形状領域の外部を埋め
るための始点情報は自動設定ができ、オペレータによる
入力を要しない。また、反転操作により形状内外の指定
なしで2つ以上のモデルを同時に自動発生できる。
【0019】第3,第5,及び第6の発明の3次元直交
格子データの生成方法は、中空形状の3次元直交格子デ
ータの生成に適しており、また、第2の発明に比較して
処理スピードが速くなる。
【0020】第4の発明の3次元直交格子データの生成
方法では、第2の工程でファセットとして微細自由曲面
または微細多角形を用いる場合と比べ3角形を用いるこ
とにより比較ステップが簡略化され空きボクセルとの交
差判定速度が速くなる。
【0021】第5及び第6の発明の3次元直交格子デー
タの生成方法は、外側を埋めたあと反転することにより
見切り面等を持つ型データについても修正なしにボクセ
ル化ができる。
【0022】第6の発明では3次元直交格子データの生
成方法は、従来工数や記憶容量の関係上なされなかった
複雑形状のモデルについても、型データを組合せて空き
ボクセルを得て表面ボクセルを発生させることができ、
3次元直交データの作成が短時間でできる。
【0023】第7の発明の3次元直交格子データの生成
方法によれば、夫々のパートに都合の良い方法を使って
効率良い演算ができる。
【0024】
【実施例】図1は本発明の3次元直交格子の生成方法の
基本プロセスを示すブロック図であり、ブロック1は形
状モデルに関する既存のCADデータのファセット(微
細多角形)データを読み込み、モデル全体を囲む領域を
算出し空きボクセルを発生させる空きボクセル発生ブロ
ックである。なお、ここで、ファセットデータは多角形
の点数と各点の座標値からなる数値群である。
【0025】ブロック2は全てのファセットに対してそ
れと交差する空きボクセルに数値データを格納すること
によりモデルの形状表面に対応したボクセル(表面ボク
セル)を発生させる表面ボクセル発生ブロックである。
【0026】ブロック3は表面ボクセルを境界とする領
域の一方にボクセルを自動生成してから形状領域全体に
わたってボクセル値の反転を行い、形状モデルの3次元
直交格子を得るボクセル反転ブロックである。
【0027】図2は本発明の3次元直交格子の生成方法
により得られた3次元直交格子データの生成実施したシ
ステムの一構成例を示すブロック図であり、システムは
イーサネットのようなローカルエリアネットワーク(L
AN)7を介して対象物体の形状モデルデータを生成す
るCADシステム5,本発明により生成される3次元直
交格子データに基づいて差分解析等を実行する解析シス
テム6,ファセットデータのピッチ等の各種設定値や操
作情報を入力するためのキーボード8,ディスプレイ
9,及び本発明の3次元直交格子の生成方法を実行する
ため構成を備えたワークステーション10が接続してい
る。
【0028】ワークステーション10はCADシステム
からのファセットデータを格納するファセットデータ格
納部11,本発明により生成される3次元直交格子デー
タを格納する解析用直交格子データ格納部,作業用主記
憶部(メモリ)13,及びワークステーション全体を制
御し3次元直交格子の生成方法を実行するCPU14を
有している。
【0029】CPU14は、また、ファセットデータに
基づいて3次元直交格子を発生する解析用直交格子発生
部15及びディスプレイ9にデータ表示を行うためのデ
ータ表示操作部16を含んでいる。また、解析用直交格
子発生部15は図1の空きボクセル発生ブロック1,表
面ボクセル発生ブロック2,及びボクセル反転ブロック
3の動作に相当する処理を行う。
【0030】図3は図2のシステムを用いた本発明の3
次元直交格子生成法の一実施例を示すフローチャートで
あり、図4はその各プロセスにおける説明図である。以
下、図2,図3,図4,及び図15ないし図22により
説明する。
【0031】図15は鋳造法により鋳造部品を製造する
場合に用いる金型をNC加工するときに必要なNCデー
タを自動生成するためのCADデータの例をディスプレ
イ9上に描画した画像の写真である。また、図16は図
15の金型表面を組合せて一部を切断したもののCAD
データのディスプレイ画像の写真であり、図16の下方
には製品形状が空間となって表面で囲まれている様子が
示されている。本実施例ではこれらの製品(以下、モデ
ル(図15または図16))に相当する3次元直交格子
を生成した(図21,図22参照)。
【0032】図17は図15の金型のCADデータのフ
ァセットデータ(微細多角形)をディスプレイ9上に描
画した画像の写真であり、図18はその一部拡大像の写
真であり、本来はシェーディング処理に必要なデータで
ある。本実施例ではこのファセットデータを用いる。
【0033】図3のステップS1で、ファセットデータ
は多角形の点数と各点の座標からなる数値群として図2
のCADシステム5からイーサネット7を介してワーク
ステーション10に取り込まれファセットデータ格納部
11に格納される。
【0034】ステップS2で、ファセットデータ格納部
11から数値データ(座標値)を作業用主記憶部13に
読み込む。
【0035】このあと、ステップS2で発生させるボク
セルの大きさ情報を得るためオペレータによるキーボー
ド8からのボクセルの大きさ(x,y,z方向へのピッ
チ)の入力を待ち、キーボード入力があった後はステッ
プS3に移行する。
【0036】ステップS3では、x,y,z方向へのピ
ッチデータ及び作業用主記憶部13に読み込んだ座標値
からモデル全体を囲む領域(x,y,zの最大,最小に
対応)を算出し空きボクセルを発生させる。空きボクセ
ルは対象領域全体をボクセル微小6面体に分割したもの
で後述(ステップS4)するように各空きボクセルには
データ(値)が格納される。なお、上記ステップS1〜
S3は図1の空きボクセル発生ブロック(ブロック1)
に相当するプロセスである。
【0037】ここで、図4(a)には上型形状のファセ
ット41と下型形状のファセト42で規定される閉鎖形
状のモデルが示されステップS3でその内外形状領域全
体に発生した格子(空きボクセル)が示されている。
【0038】ステップS4では、全てのファセットに対
してそれと交差する空きボクセルに数値データ’1’を
格納する。この数値データは’0’がoff、’1’が
onに対応する。この操作によって図4(b)に示すよ
うに形状表面に対応したボクセル(表面ボクセル)44
を発生する。なお、図19,図20は図15,図16に
対応するサーフェイスボクセルをディスプレイ9上に描
画した画像の写真である。
【0039】また、上記ステップS4は図1の表面ボク
セル発生ブロック(ブロック2)に相当するプロセスで
ある。更にまた、上記表面ボクセル生成ステップにおい
てなされるファセットと空きボクセルとの交差判定法に
ついては後述するが(図5〜図7の説明参照)、空きボ
クセルと交差するファセットの形状は3角形が望ましい
(後述)。
【0040】ステップS5では、オペレータの手を経る
ことなく、対象領域の最外層のボクセルを自動的に一つ
選ぶことができるので、これをスタート点として順次再
帰的にデータの格納されていない隣接する空きボクセル
に数値データを格納する(空きボクセルを数値データ’
1’で埋める)。このようにして図4(c)に示すよう
に形状外側の空きボクセルにすべて数値データ’1’を
格納する。
【0041】なお、実施例では上述の、空きボクセルを
数値データ’1’で埋める操作、を図10に示すような
プログラムによる再帰関数を用いて実現している。ここ
で、図10はC言語(プログラム言語の一種)で表現さ
れたソースプログラムとして示されており、センテンス
1010は以下の操作を行うための関数である。現在の
ボクセル位置(i,j,k)に対してそのボクセルがo
nでなければそのボクセルをonにして埋め、センテン
ス1021で領域を調べ、センテンス1022,102
3で再度埋めるか否かを判断し、センテンス1024〜
1029で前後左右上下のボクセルに順次移動して、こ
の操作(センテンス1020〜1029)を繰返す。こ
のように、再帰アルゴリズムによる隣接格子判定を実行
するボクセル発生方法を行うことにより交点法に比べて
安定し、計算手順が簡単になる。
【0042】最後に、ステップS6では、領域全体にわ
たって数値データ’0’を格納しているボクセルには数
値データ’1’を格納し、数値データ’1’を格納して
いるボクセルには数値データ’0’を格納することで図
4(d)に示すように領域全体にわたってボクセルのo
n,offを反転する。なお、上記ステップS5,S6
は図1のボクセル反転ブロック(ブロック3)に相当す
るプロセスである。
【0043】これら一連の手順(ステップS1〜S6)
によって、モデルの形状部分に対応したボクセルはon
となり、形状外側に対応したボクセルはoffとなった
目的の3次元直交格子を生成できる。図21,図22は
一連の手順によって生成した3次元直交格子をディスプ
レイ9上に描画した画像の写真である。
【0044】上記実施例の方法により、 a.ステップS4における変換(ファセットに交差する
空きボクセルに数値データ’1’を格納して表面ボクセ
ルを発生させる操作)の際、ファセット間の隙間がボク
セルの大きさで吸収できるので安定的であり、 b.外側を埋めたあと反転することにより見切り面等を
持つ型データについてもボクセル化が可能であり従来5
0〜100時間を要していた作成が1%以下の時間で行
えるようになり、 c.更に、従来工数の関係上なされなかった複雑形状の
モデルについても3次元直交データの作成が短時間で可
能になり、 d.内部を埋めるための始点情報が不要であるため自動
化が可能であり、また形状内外の指定なしで2つ以上の
モデルを同時に自動発生可能、となった。
【0045】なお、上記ステップS5において、対象領
域の内側のボクセルを一つ選びこれをスタート点として
順次再帰的にデータの格納されていない隣接する空きボ
クセルに数値データを格納することもできる。
【0046】すなわち、形状内側の空きボクセルにすべ
て数値データ’1’を格納するようにし、上記ステップ
S6を省略してもモデルの形状部分に対応したボクセル
はonとなり、形状外に対応したボクセルはoffとな
った目的の3次元直交格子を生成できる。なお、この場
合には対象領域の内側のボクセルを一つ指定する必要が
あるが、この方法は中空形状の3次元直交格子の生成に
適しており、また、前述の形状外側を埋めてから反転す
る方法に比べ処理スピードが早くなる。
【0047】また、上記図3の実施例では形状モデルの
CADデータを用いて3次元直交格子を得ているが、本
発明の方法を用いて製品の型データを使い、製品の3次
元直交格子を得ることができる。
【0048】この場合、反転により製品の型の見切面が
カットされるので製品の形状にそった3次元直交格子が
得られる。また、製品の型データはNC加工データとし
て高精度に作られるので、一般の形状モデルのCADデ
ータより精度の高い3次元直交格子を得ることができ
る。
【0049】また、図3の実施例では製品形状が複雑な
時にはデータ量が膨大になることがあり、この様な場合
には一度にファセットデータを扱うことができないが、
製品の型データをファセットデータとして用いる場合に
は、型データは数枚の型データからなっているので、そ
れぞれの型データ毎にファセットデータから空きボクセ
ルを発生させてそれらをそれぞれ組合せて表面ボクセル
を得て、反転操作により3次元直交格子を得るようにす
ることができる。
【0050】このように型データを用いることにより製
品形状の3次元直交格子を効率よく得るようにすること
ができる。
【0051】図5は表面ボクセル生成(図3のステップ
S4参照)におけるファセットと空きボクセルとの交差
判定フローチャートの一例である。
【0052】交差判定は図5のステップS51で交差の
対象となるボクセルを選び、ステップS52で交差の対
象とする3角形を選んでから、ステップS53で3角形
(ファセットデータ)とボクセルが交点を持つか否かを
調べる。ここで、交点を持つ場合はステップS55に移
行しそのボクセルをonとしてステップS56に移行す
る。
【0053】交点を持たない場合はステップS54に移
行し全ての3角形について交差判定を行ったかを調べ
る。交差判定を全ての3角形について行っていればステ
ップS56に移行し、交差判定を行っていない3角形あ
る場合にはステップS52に移行する。
【0054】ステップS56では、全てのボクセルにつ
いて交差判定を行ったかを調べ全てのボクセルについて
交差判定を行っていれば処理を終了し、交差判定を行っ
ていないボクセルがある場合にはステップS51に戻
る。
【0055】ここで、ステップS52,S53で交差の
対象として任意の多角形ファセットデータあるいは自由
曲面を用いることができるが、これは後述するように3
角形で行うほうが処理が簡単であるため実施例では空き
ボクセルとの交差判定に3角形を用いている。
【0056】図6及び図7は、図5においてファセット
として3角形を用いることの利点の説明図である。
【0057】図6は、交差対象として自由曲面を用いる
場合と3角形ファセットデータを用いる場合の比較図で
あり、曲面は各種のCADシステムにおいて表現式が異
なるため(例えば、ナーブス(nurvs )、ベジエ曲線
等)、図6(a)に示すように表現式に応じた交差判定
を用いることになりプログラムが複雑になる。これに対
し、3角形を用いる場合には図6(b)に示すように表
現式に応じた交差判定を要せず、簡単なステップでどの
ようなCADデータにも対応できる。
【0058】すなわち、図6(a)ではステップ61で
交差の対象となる曲面を選び、ステップS62で当該曲
面の表現式を調べ、ステップ63で表現式に応じた交差
判定を用いる必要があるが、図6(b)ではステップS
52で交差の対象となる3角形を選び、3角形とボクセ
ルが交差するか否かを調べるだけでよい。
【0059】図7は、ファセットとして多角形を用いる
場合と3角形を用いる場合の比較図であり、n角形の場
合は図7(a)に示すようにnの値に応じてnー2回の
交差判定を繰返す必要がありプログラムが複雑になる。
これに対し、3角形を用いる場合には図7(b)に示す
ように簡単なステップでどのようなCADデータにも対
応できる。
【0060】すなわち、図7(a)ではステップ71で
交差の対象となる多角形を選び、ステップS72で当該
n角形が何角形であるか調べ、ステップ73でnー2回
の交差判定を用いる必要があるが、図6(b)ではステ
ップS52で交差の対象となる3角形を選び、3角形と
ボクセルが交差するか否かを調べるだけでよい。
【0061】図8及び図9は、不完全なファセットを含
む形状モデルへの本発明の適用例の説明図である。
【0062】図8でファセットの抜け82のある不完全
な形状モデルに対して交点法(前述)と本発明による直
交格子生成法を適用したところ、交点法では基準点から
ファセットの抜けているところを結ぶ領域で3次元格子
の欠落が生じたが、本発明による直交格子生成法ではフ
ァセットのサイズより大きな格子サイズを設定した場合
に欠落のない完全な3次元格子が得られた。
【0063】図9は、2次元直交格子の場合を例とした
ファセットの抜けのある不完全な形状モデルに対する交
点法と本発明による直交格子生成法による結果の説明図
であり、図9(a)には完全なファセットにより生成さ
れる直交格子91を、図9(b)には交点法によって不
完全なファセットから生成された直交格子92を、図9
(c)には本発明によって不完全なファセットをから生
成された直交格子96が示されている。交点法では空き
セルにファセットの一部93,94が交差していても完
全な格子は生成されないが、本発明では空きセルにファ
セットの一部93,94が交差していれば図9(a)に
示すような完全な直交格子91と同様な直交格子96が
生成される。
【0064】また、図2では本発明の3次元直交格子の
生成方法を実行するためのハードウエア構成として、イ
ーサネットのようなローカルエリアネットワーク7を介
して、CADシステム,解析システム,キーボード,デ
ィスプレイ,及び本発明の方法を実行する構成を備えた
ワークステーションが接続するシステムを例としたが、
ワークステーションをスタンドアローンとし、型データ
や製品データを格納媒体を介して取込むよう構成しても
よく、また、CADシステムあるいは解析システム構成
する装置に本発明の3次元直交格子の生成方法を実行す
るための手段(プログラム)を組込んでもよい。
【0065】また、鋳造部品としてロードホイールのデ
ィスク面の型の放電加工用のCADデータを用いて、上
記第5の発明の方法でディスク部についての第1の3次
元直交格子データを生成し、続いてリム部形状データを
用いて、上記第2の発明の方法でリム部についての第2
の3次元直交格子データを生成し、さらに鋳造方案部形
状データを用いて、上記第3の発明の方法で、方案部に
ついての第3の3次元直交格子データを生成する。
【0066】しかる後に、上記第1ないし第3の3次元
直交格子データを所定の位置に配置し、鋳造方法を含む
ロードホイール全体の3次元直交格子データとして生成
することができる。このように夫々のパートに都合の良
い方法を使うことにより、効率良い演算を行える。
【0067】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種
々の変形実施が可能であることはいうまでもない。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、第1ないし第7の
発明の3次元直交格子データの生成方法によれば、ファ
セットに交差する空きボクセルから表面ボクセルを発生
させる際、ファセット間の隙間がボクセルの大きさで吸
収できるので、交点法によっては生成できない(閉鎖し
ていない)不完全なな形状データ(または型データ)に
対しても3次元直交格子を生成し得る。
【0069】また、再帰アルゴリズムによる隣接格子判
定を実行するボクセル発生方法により交点法に比べて安
定的であり計算手順が簡単である。更に、法線ベクトル
法のように形状表面と全格子点との間で内外判定を行う
必要がなく計算手順が簡単である。更に、面の向きが統
一されている必要がなくなる。
【0070】第2,第5,及び第6の発明の3次元直交
格子データの生成方法によれば、形状領域の内部を埋め
るための始点情報が自動設定ができ、また、形状領域外
側を反転してボクセルを発生させるので、個々のモデル
の形状内外の指定なしで2つ以上のモデルを同時に自動
発生できる。
【0071】第3,第5,及び第6の発明の3次元直交
格子データの生成方法は、中空形状の3次元直交格子デ
ータの生成に適しており、また、第2の発明に比較して
処理スピードが早くなる。
【0072】第4の発明の3次元直交格子データの生成
方法では、第2の工程でファセットとして微細自由曲面
または微細多角形を用いる場合と比べ3角形を用いるこ
とにより比較ステップが簡略化され空きボクセルとの交
差判定速度が早くなる。
【0073】第5及び第6の発明の3次元直交格子デー
タの生成方法は、外側を埋めたあと反転することにより
見切り面等を持つ型データについても修正なしにボクセ
ル化ができるので、従来に比較して1%以下の時間で3
次元直交格子データの生成を行うことができる。
【0074】第6の発明では3次元直交格子データの生
成方法は、従来工数や記憶容量の関係上なされなかった
複雑形状のモデルについても、型データを組合せて空き
ボクセルを得て表面ボクセルを発生させることができ、
複雑な形状の3次元直交データの作成が短時間ででき
る。
【0075】第7の発明の3次元直交格子データの生成
方法によれば、夫々のパートに都合の良い方法を使って
効率良い演算ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の3次元直交格子の生成方法の基本プロ
セスを示すブロック図である。
【図2】本発明の3次元直交格子の生成方法により得ら
れた3次元直交格子データの生成を実施したシステムの
一構成例を示すブロック図である。
【図3】図2のシステムを用いた本発明の3次元直交格
子生成法の一実施例を示すフローチャートである。
【図4】本発明に基づく3次元直交格子生成法の各プロ
セスの説明図である。
【図5】表面ボクセル生成におけるファセットとボクセ
ルとの交差判定フローチャートの一例である。
【図6】図5においてファセットとして3角形を用いる
ことの利点の説明図である。
【図7】図5においてファセットとして3角形を用いる
ことの利点の説明図である。
【図8】不完全なファセットを含む形状モデルへの本発
明の適用例の説明図である。
【図9】不完全なファセットを含む形状モデルへの本発
明の適用例の説明図である。
【図10】C言語で表現された、再帰関数(プログラ
ム)の例である。
【図11】交点法による内部外部判定法の説明図であ
る。
【図12】法線ベクトル法による内部外部判定法の説明
図である。
【図13】法線ベクトル法の判定点及び法線ベクトル法
によって得られるボクセルの例である。
【図14】複雑な有限要素メッシュの例である。
【図15】鋳造部品の金型のCADデータの例をディス
プレイに描画したディスプレイ画像の写真である。
【図16】図15の金型表面の一部を切断したもののC
ADデータのディスプレイ画像の写真である。
【図17】図15の金型のCADデータのファセットデ
ータのディスプレイ画像の写真である。
【図18】図17の一部拡大像の写真である。
【図19】図15に対応する表面ボクセルのディスプレ
イ画像の写真である。
【図20】図16に対応する表面ボクセルのディスプレ
イ画像の写真である。
【図21】図3の実施例により生成され3次元直交格子
のディスプレイ画像の写真である。
【図22】図3の実施例により生成され3次元直交格子
のディスプレイ画像の写真である。
【符号の説明】
1 空きボクセル発生ブロック 2 表面ボクセル発生ブロック 3 ボクセル反転ブロック 5 CADシステム 6 解析システム 8 キーボード 9 ディスプレイ 11 ファセットデータ格納部 12 解析用直交格子データ格納部 13 作業用主記憶部(メモリ) 14 CPU 15 解析用直交格子発生部 16 データ表示操作部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 形状モデルのCADデータから多角形の
    点数と各点の座標値からなるファセットデータを読み込
    みモデル全体を囲む領域を算出して空きボクセルを発生
    させる第1の工程と、全てのファセットに対してそれぞ
    れのファセットと交差する空きボクセルに数値データを
    格納することによりモデルの形状表面に対応した表面ボ
    クセルを生成する第2の工程と、該表面ボクセルを境界
    とする領域の一方に対応したボクセルを自動生成して形
    状モデルに対応した3次元直交格子データを生成する第
    3の工程と、を有することを特徴とする3次元直交格子
    データの生成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の3次元直交格子データ
    の生成方法において、第3の工程が、表面ボクセルを基
    に形状領域外側に対応したボクセルを自動生成して得ら
    れたボクセルを形状領域全体にわたって反転して、形状
    モデルに対応した3次元直交格子データを生成する工程
    であることを特徴とする3次元直交格子データの生成方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の3次元直交格子データ
    の生成方法において、第3の工程が、表面ボクセルを基
    に形状領域内に対応したボクセルを自動生成し、形状モ
    デルに対応した3次元直交格子データを生成する工程で
    あることを特徴とする3次元直交格子データの生成方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項に記載
    の3次元直交格子データの生成方法において、ファセッ
    トとして3角形を用いることを特徴とする3次元直交格
    子データの生成方法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれか1項に記載
    の3次元直交格子データの生成方法において、形状モデ
    ルのCADデータに代えて製品の型データを用いること
    により、製品形状に対応した3次元直交格子データを生
    成することを特徴とする3次元直交格子データの生成方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の3次元直交格子データ
    の生成方法において、製品の複数の型データを用い、第
    1の工程でそれぞれの型データ毎にファセットデータを
    読み込みそれぞれ対応の空きボクセルを発生させてそれ
    らの空きボクセルを組合せることを特徴とする3次元直
    交格子データの生成方法。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の3次元直交格子データ
    の生成方法において、請求項2,3,5に記載の3次元
    直交格子データの生成方法のうちいずれか、または2つ
    以上によって生成した複数の3次元直交格子データを所
    定の位置に配置して単一の3次元直交格子データとする
    ことを特徴とする請求項1に記載の3次元直交格子デー
    タの生成方法。
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