JPH08152874A - 鍵盤楽器の鍵盤蓋 - Google Patents
鍵盤楽器の鍵盤蓋Info
- Publication number
- JPH08152874A JPH08152874A JP6296651A JP29665194A JPH08152874A JP H08152874 A JPH08152874 A JP H08152874A JP 6296651 A JP6296651 A JP 6296651A JP 29665194 A JP29665194 A JP 29665194A JP H08152874 A JPH08152874 A JP H08152874A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- keyboard
- lid
- keyboard lid
- end faces
- musical instrument
- Prior art date
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- Pending
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- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鍵盤蓋を倒して誤って指等を鍵盤蓋と楽器本
体との間に挟んでも衝撃を緩和することができる。 【構成】 ポリプロピレン等の中空押出し成形材から成
る蓋本体1の後方端部に回転軸3を取り付けた軸取り付
け部2が、前方端部に操作部4がそれぞれ結着された鍵
盤蓋の左右両端部に弾性部材5が取り付けられている。
この弾性部材5は、一方の面に鍵盤蓋の左右両端部が嵌
合する凹部6が形成され、この凹部6に蓋本体1、軸取
り付け部2及び操作部4の両端面の穴71 、72 、74
に嵌合する突起81 、82 、84 が形成されている。こ
の弾性部材5の鍵盤蓋への取り付けにより鍵盤蓋の左右
両端面の穴71 、72 、74 が隠れ、外観が向上する。
体との間に挟んでも衝撃を緩和することができる。 【構成】 ポリプロピレン等の中空押出し成形材から成
る蓋本体1の後方端部に回転軸3を取り付けた軸取り付
け部2が、前方端部に操作部4がそれぞれ結着された鍵
盤蓋の左右両端部に弾性部材5が取り付けられている。
この弾性部材5は、一方の面に鍵盤蓋の左右両端部が嵌
合する凹部6が形成され、この凹部6に蓋本体1、軸取
り付け部2及び操作部4の両端面の穴71 、72 、74
に嵌合する突起81 、82 、84 が形成されている。こ
の弾性部材5の鍵盤蓋への取り付けにより鍵盤蓋の左右
両端面の穴71 、72 、74 が隠れ、外観が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子ピアノ等の鍵盤楽
器の鍵盤蓋に関する。
器の鍵盤蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すような従来の鍵盤楽器の鍵盤
蓋Aは、例えば、図6に示すように、アクリル樹脂等の
樹脂板を切断し、その左右両端部を切断面を露出させた
ままにして鍵盤蓋Aの蓋本体aを構成していた。なお、
図6において、bは、蓋本体aに軸cを取り付けるため
の塩化ビニール又はアルミ製押出成形材から成る軸着
部、dは軸着部bと同じ成形材から成る操作部である。
蓋Aは、例えば、図6に示すように、アクリル樹脂等の
樹脂板を切断し、その左右両端部を切断面を露出させた
ままにして鍵盤蓋Aの蓋本体aを構成していた。なお、
図6において、bは、蓋本体aに軸cを取り付けるため
の塩化ビニール又はアルミ製押出成形材から成る軸着
部、dは軸着部bと同じ成形材から成る操作部である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の鍵盤蓋によれ
ば、誤って鍵盤蓋を倒した場合、指が鍵盤蓋と楽器本体
との間に挟まれることがあった。本発明は、指に加わる
衝撃を緩和することをその目的とするものである。
ば、誤って鍵盤蓋を倒した場合、指が鍵盤蓋と楽器本体
との間に挟まれることがあった。本発明は、指に加わる
衝撃を緩和することをその目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、鍵盤楽器の回転式鍵盤蓋において、左
右両端面及びそれに連なる少なくとも下方端面を覆う弾
性部材を左右両端部に装着したことを特徴とする。
達成するために、鍵盤楽器の回転式鍵盤蓋において、左
右両端面及びそれに連なる少なくとも下方端面を覆う弾
性部材を左右両端部に装着したことを特徴とする。
【0005】
【作用】上記のように鍵盤蓋の左右両端部に弾性部材が
装着されているので、鍵盤蓋が倒れて誤って指等が鍵盤
蓋左右端部と楽器本体に挟まれた場合、弾性部材の弾力
性によって衝撃が緩和される。蓋本体が押出し成形材で
あるときは、外観が向上する。
装着されているので、鍵盤蓋が倒れて誤って指等が鍵盤
蓋左右端部と楽器本体に挟まれた場合、弾性部材の弾力
性によって衝撃が緩和される。蓋本体が押出し成形材で
あるときは、外観が向上する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0007】図1及び図2は、本発明の一実施例を示
す。同図において、1はポリプロピレンの中空押出成形
材から成る蓋本体、2は蓋本体1の後方端部に結着され
回転軸3を取り付けた同成形材から成る軸取り付け部、
4は蓋本体1の前方端部に結着された同成形材から成る
操作部である。
す。同図において、1はポリプロピレンの中空押出成形
材から成る蓋本体、2は蓋本体1の後方端部に結着され
回転軸3を取り付けた同成形材から成る軸取り付け部、
4は蓋本体1の前方端部に結着された同成形材から成る
操作部である。
【0008】5は前記鍵盤蓋の左右両端部に取り付けら
れる例えばゴムから成る弾性部材で、これは、鍵盤蓋の
奥行き長さにほぼ等しい長さを有し、その一方の面に
は、鍵盤蓋の左又は右の端面及びこれに連なる上下端面
を覆う凹部6を有し、この凹部6には、蓋本体1、軸取
り付け部2及び操作部4の端面の穴71 、72 、74 に
嵌合する複数の突起81 、82 、84 が一体に形成され
ており、凹部6を鍵盤蓋の両端部に、突起81 、82 、
84 を穴71 、72 、74 にそれぞれ嵌合することによ
り、鍵盤蓋の両端部に取り付けられる。鍵盤蓋の操作部
4は、その下面に例えばゴム等から成る弾性板9が接着
されている。
れる例えばゴムから成る弾性部材で、これは、鍵盤蓋の
奥行き長さにほぼ等しい長さを有し、その一方の面に
は、鍵盤蓋の左又は右の端面及びこれに連なる上下端面
を覆う凹部6を有し、この凹部6には、蓋本体1、軸取
り付け部2及び操作部4の端面の穴71 、72 、74 に
嵌合する複数の突起81 、82 、84 が一体に形成され
ており、凹部6を鍵盤蓋の両端部に、突起81 、82 、
84 を穴71 、72 、74 にそれぞれ嵌合することによ
り、鍵盤蓋の両端部に取り付けられる。鍵盤蓋の操作部
4は、その下面に例えばゴム等から成る弾性板9が接着
されている。
【0009】かくして、弾性部材5を取り付けた鍵盤蓋
を倒して誤って指等が鍵盤蓋と楽器本体との間に挟まれ
たとき、弾性部材5の弾力性により指等が傷付けられな
い。又、穴71 、72 、74 が露出する鍵盤蓋の両端面
が弾性部材5により覆われるので、外観が損なわれな
い。
を倒して誤って指等が鍵盤蓋と楽器本体との間に挟まれ
たとき、弾性部材5の弾力性により指等が傷付けられな
い。又、穴71 、72 、74 が露出する鍵盤蓋の両端面
が弾性部材5により覆われるので、外観が損なわれな
い。
【0010】図3及び図4は、例えばアクリル樹脂のよ
うな板材から成る蓋本体1aと、この後方端部に結着さ
れ回転軸3を取り付けた中空押出成形材から成る軸取り
付け部2aと、蓋本体1aの前方端部に結着された同成
形材から成る操作部4aとから成る鍵盤蓋に適用された
本発明の他の実施例を示す。
うな板材から成る蓋本体1aと、この後方端部に結着さ
れ回転軸3を取り付けた中空押出成形材から成る軸取り
付け部2aと、蓋本体1aの前方端部に結着された同成
形材から成る操作部4aとから成る鍵盤蓋に適用された
本発明の他の実施例を示す。
【0011】この鍵盤蓋の左右両端部に取り付けられる
弾性部材5aは、その一方の面には、鍵盤蓋の左右両端
面及びこれに連なる上下端面を覆う凹部6aを有し、こ
の凹部6aには、軸取り付け部2a及び操作部4aの端
面の穴72 ,74 に嵌合する突起82 、84 が一体に形
成されており、鍵盤蓋の両端部を凹部6aに、突起8
2 、84 を穴72 ,74 にそれぞれ嵌合することによ
り、鍵盤蓋の両端部に取り付けられる。
弾性部材5aは、その一方の面には、鍵盤蓋の左右両端
面及びこれに連なる上下端面を覆う凹部6aを有し、こ
の凹部6aには、軸取り付け部2a及び操作部4aの端
面の穴72 ,74 に嵌合する突起82 、84 が一体に形
成されており、鍵盤蓋の両端部を凹部6aに、突起8
2 、84 を穴72 ,74 にそれぞれ嵌合することによ
り、鍵盤蓋の両端部に取り付けられる。
【0012】この鍵盤蓋の操作部4aにも弾性板9aが
接着されている。
接着されている。
【0013】
【発明の効果】本発明は、上述のような構成を有するの
で、鍵盤蓋を倒して誤って指等が鍵盤蓋と楽器本体との
間に挟まれても衝撃を緩和することができ、又、請求項
2記載の鍵盤蓋では、更に簡単な構成で外観が向上する
という効果を有する。
で、鍵盤蓋を倒して誤って指等が鍵盤蓋と楽器本体との
間に挟まれても衝撃を緩和することができ、又、請求項
2記載の鍵盤蓋では、更に簡単な構成で外観が向上する
という効果を有する。
【図1】本発明の一実施例の分解斜視図。
【図2】図1に示す実施例の要部断面図。
【図3】本発明の他の実施例の分解斜視図。
【図4】図3に示す実施例の要部断面図。
【図5】鍵盤楽器の要部の斜視図。
【図6】従来の鍵盤蓋の要部の斜視図。
1、1a 蓋本体 2,2a
軸取り付け部 5,5a 弾性部材 6,6a
凹部 71 、72 、74 穴 81 、82 、8
4 突起 9,9a 弾性板
軸取り付け部 5,5a 弾性部材 6,6a
凹部 71 、72 、74 穴 81 、82 、8
4 突起 9,9a 弾性板
Claims (2)
- 【請求項1】 鍵盤楽器の回転式鍵盤蓋において、左右
両端面及びそれに連なる少なくとも下方端面を覆う弾性
部材を左右両端部に装着したことを特徴とする鍵盤楽器
の鍵盤蓋。 - 【請求項2】 合成樹脂の中空押出成形材から成る請求
項1記載の鍵盤楽器の鍵盤蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6296651A JPH08152874A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 鍵盤楽器の鍵盤蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6296651A JPH08152874A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 鍵盤楽器の鍵盤蓋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08152874A true JPH08152874A (ja) | 1996-06-11 |
Family
ID=17836310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6296651A Pending JPH08152874A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 鍵盤楽器の鍵盤蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08152874A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2846325A1 (en) * | 2013-09-10 | 2015-03-11 | Yamaha Corporation | Keyboard musical instrument |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP6296651A patent/JPH08152874A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2846325A1 (en) * | 2013-09-10 | 2015-03-11 | Yamaha Corporation | Keyboard musical instrument |
CN104424917A (zh) * | 2013-09-10 | 2015-03-18 | 雅马哈株式会社 | 键盘乐器 |
JP2015055667A (ja) * | 2013-09-10 | 2015-03-23 | ヤマハ株式会社 | 鍵盤楽器 |
US9520107B2 (en) | 2013-09-10 | 2016-12-13 | Yamaha Corporation | Keyboard musical instrument |
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