JPH08152320A - 距離測定装置及び距離測定装置用ホログラム素子の製造方法 - Google Patents

距離測定装置及び距離測定装置用ホログラム素子の製造方法

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JPH08152320A
JPH08152320A JP6294637A JP29463794A JPH08152320A JP H08152320 A JPH08152320 A JP H08152320A JP 6294637 A JP6294637 A JP 6294637A JP 29463794 A JP29463794 A JP 29463794A JP H08152320 A JPH08152320 A JP H08152320A
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JP
Japan
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light
obstacle
distance
hologram
laser
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JP6294637A
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English (en)
Inventor
Masaya Sugita
昌弥 杉田
Hidenobu Korenaga
英伸 是永
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で近距離から遠距離まで障害物を
確実に検出することが出来ると共に、製造コストを低減
することが出来る距離測定装置、及び距離測定装置用ホ
ログラム光学素子の製造方法を提供する。 【構成】 本発明は、レーザ光23を照射し、障害物1
1、45から反射されてくる反射光を受けることにより
障害物11、45までの距離を測定する距離測定装置7
において、前記レーザ光23を異なる広がり角θ1、θ
2の複数の光に分割するホログラム光学素子29を有す
ることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ光を照射し、障
害物から反射されてくる反射光を受けて障害物の位置を
測定する距離測定装置及び、この距離測定装置に用いら
れてレーザ光を複数の光束に分割するホログラムの製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ光を照射し、障害物から反射され
てくる反射光を受けて障害物までの距離を測定する距離
測定装置が提案されている。この距離測定装置として、
例えば図7(a)に示すように、自動車1の前部に設け
られて、前方の障害物Aとの距離を検知するものが提案
されている。このような距離測定装置では、レーザ光3
は、約100m先の障害物Aに到達するような広がり角
に設定されている。
【0003】ところが、レーザ光3の広がり角α1を約
100m先の障害物Aに到達するように設定すると、自
動車の近傍の約10m程度では、側方部分の障害物(例
えば、オートバイ等)Bを捕捉することが出来ず、見落
としてしまう。
【0004】このため、約10m先の障害物に到達する
ような広がり角α2のレーザ光束5を発光するレーザ
と、約100先の障害物に到達するような広がり角α1
のレーザ光束3を発光するレーザとを用いて、自動車の
前部の近距離から、遠距離までの障害物を確実に検知す
るようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記距
離測定装置において、光源として2つのレーザを用いる
場合、各レーザ用の光学系(主としてレンズ)が必要と
なり、部品点数が多くなって製造コストが高くつくとい
う問題がある。また、これらのレーザと光学系を自動車
に搭載する場合に、広いスペースを必要とするという問
題がある。
【0006】そこで、本発明は、簡単な構成で近距離か
ら遠距離まで障害物を確実に検出することが出来ると共
に、製造コストを低減することが出来る距離測定装置、
及び距離測定装置用ホログラム光学素子の製造方法の提
供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、レーザ光を照射し、障害物から
反射されてくる反射光を受けることにより障害物までの
距離を測定する距離測定装置において、レーザ光を異な
る広がり角の複数の光に分割するホログラム光学素子を
有することを特徴としている。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の距
離測定装置であって、ホログラム光学素子が、レーザ光
の中心部を遠距離の障害物まで到達する広がり角の中心
光束と、この中心光束の周囲の光束を近距離の障害物ま
で到達する広がり角の周囲光束とに分割することを特徴
としている。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の距
離測定装置であって、ホログラフ光学素子が、レーザ光
の一部を遠距離の障害物まで到達する広がり角の遠距離
用光束と、レーザ光の他側を近距離の障害物まで到達す
る広がり角の近距離用光束とに分割することを特徴とし
ている請求項4記載の発明は、レーザ光を照射し、障害
物から反射されてくる反射光を受けることにより障害物
までの距離を測定する距離測定装置に用いられ、レーザ
光源から出射された光を異なる広がり角の複数の光に分
割するホログラム光学素子の製造方法であって、光透過
型のホログラム乾板の一部をマスキングしてレーザ光源
から出射された光を所定の広がり角で照射すると共に、
この光と同一の前記レーザ光源から出射された光を照射
して干渉により形成したホログラムを記録した後に、前
記ホログラム乾板に記録された部分をマスキングして前
記レーザ光源から出射された光を前記所定の広がり角と
異なる広がり角で照射すると共に、この光と同一の前記
レーザ光源からの光を照射して干渉により形成したホロ
グラムを記録することを特徴としている。
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば、レーザ光源から出射
されたレーザ光は、ホログラム光学素子により異なる広
がり角の複数の光に分割される。この場合、分割された
光束のなかで広がり角が大きい光束は到達距離が短く、
自動車の前方の近距離に広い範囲に到達するので、近距
離の障害物を検知することが出来、広がり角が小さい光
束は到達距離が長く、遠距離の障害物を検知することが
出来る。従って、一つのレーザ光を異なる広がり角の複
数の光に分割することにより、近距離の障害物や遠距離
の障害物までの距離を確実に検出することが出来る。
【0011】請求項2の発明によれば、レーザ光源から
出射されたレーザ光が分割された中心光束は、広がり角
が小さいので、到達距離が長く遠距離の障害物を検知す
ることが出来る。また、周囲の光束は、広がり角が大き
いので、自動車の前方近距離に広い範囲に到達するの
で、近距離の障害物を検知することが出来る。
【0012】請求項3の発明によれば、レーザ光から分
割された遠距離用光束は広がり角が小さいので、到達距
離が長く、遠距離の障害物を検出することが出来る。ま
た近距離用光束は広がり角が大きいので、近距離に広い
範囲で到達するので近距離の障害物を検出することが出
来る。
【0013】請求項4の発明によれば、光透過型のホロ
グラム乾板の一部をマスキングして、レーザ光源から出
射された光を所定の広がり角で照射する。これと同時
に、この光と同一のレーザ光源からの光をホログラム乾
板に照射して干渉により形成したホログラムをホログラ
ム乾板に記録する。
【0014】次に、ホログラムが記録された部分をマス
キングして、レーザ光源から出射された光を前記所定の
広がり角と異なる広がり角で照射する。これと同時に、
この光と同一のレーザ光源からの光をホログラム乾板に
照射して干渉により形成したホログラムをホログラム乾
板に記録する。
【0015】そして、ホログラム乾板に、レーザ光源か
らの光を照射すると、所定の広がり角の光束と、この光
束と異なる広がり角の光束が出射される。従って、一つ
のレーザ光を異なる広がり角の複数の光束に分割するこ
とが出来る。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係る距離測定装置及び距離測
定装置用ホログラム素子の製造方法の実施例について説
明する。なお、図1は実施例の距離測定装置7の送光部
9と出射された光を示す側面図、図2は距離測定装置7
の構成を示すブロック図である。また、図3(a)、
(b)は距離測定装置用のホログラム素子の製造方法の
手順を示す側面図である。
【0017】図2に示すように、距離測定装置7は、レ
ーザ光10を障害物11に送光する送光部9と、この送
光部9を駆動する駆動部13と、障害物11から反射さ
れてくる反射光12を受ける受光部15と、この受光部
15が受光した光12に対応した電気信号波形を整形す
る波形整形部17と、駆動部13及び波形整形部17と
が接続された制御部19とを有している。また、制御部
19には、測定した距離を表示する表示部21が接続さ
れている。そして、制御部19は、駆動部13を制御す
ることにより送光部9からレーザ光を障害物11に向け
て照射させると共に、反射光を受光部15で検知するこ
とにより、障害物11までの距離を演算し、その結果を
表示部21で表示する。なお、上記レーザ光の発振波長
としては近赤外領域(800〜1000μm)のものが
用いられる。
【0018】上記送光部9は、図1に示すように、レー
ザ光23を出射する半導体レーザ27と、レーザ光23
を異なる広がり角の複数の光に分割するホログラム光学
素子29とを有している。このホログラム光学素子29
は、ホログラム乾板31に、異なる広がり角のレーザ光
を出射する2種類のホログラム33、35が記録されて
いる。
【0019】すなわち、ホログラム乾板31の中央部分
には、広がり角θ1の光束37を出射するホログラム3
3が記録されている。また、このホログラム33の周囲
には、広がり角θ2の光束39を出射するホログラム3
5が記録されている。従って、再生照明光として半導体
レーザ27からレーザ光23をホログラム乾板31に照
射すると、ホログラム33部分に入射されると、広がり
角θ1の光束37として出射され、ホログラム35部分
に入射されると、広がり角θ2の光束39として出射さ
れる。この場合、ホログラム31から出射される光束1
0は、中心部の光束37の到達距離が長く、周囲の光束
39の到達距離は短い。
【0020】ここで、上記ホログラム乾板31の製造方
法について説明する。図3(a)に示すように、光透過
型のホログラム乾板31上に中心部のみ残して外周部分
をマスク47により覆う。そして、ガスレーザ25から
のレーザ光49をハーフミラー51で分割し、一方のレ
ーザ光53を全反射ミラー41で反射した後に対物レン
ズ43を介してホログラム乾板31に照射する。このと
き、対物レンズ43によりレーザ光53の広がり角が所
定の広がり角θ1に設定される。これと同時に、他方の
レーザ光55を対物レンズ57を介してホログラム乾板
31に照射する。これにより、ホログラム乾板31の中
央部分には干渉により形成されたホログラム33が記録
される。
【0021】次に、上記ホログラム乾板31の周囲部分
を残して中央部分をマスク59により覆う。そして、ガ
スレーザ25からのレーザ光49をハーフミラー51で
分割し、一方のレーザ光53を全反射ミラー41で反射
した後に対物レンズ43を介してホログラム乾板31に
照射する。このとき、対物レンズ43により、レーザ光
53の広がり角度が所定の広がり角θ1より大きい広が
り角θ2に設定される。これと同時に、他方のレーザ光
55を対物レンズ57を介してホログラム乾板31に照
射する。これにより、ホログラム乾板31の外周部分に
は干渉により形成されたホログラム35が記録される。
【0022】そして、図1に示すように、このホログラ
ム乾板31に再生照明光としてのレーザ光23を照射す
ることにより、レーザ光23が広がり角θ1の光束37
と、広がり角θ2のの光束39との分割される。広がり
角θ1の光束37は到達距離が長く、遠距離の障害物を
検知することが出来、広がり角θ2の光束39は到達距
離が短く、近距離の障害物を検知することが出来る。
【0023】距離測定装置7により障害物までの距離を
測定するには、送光部9からレーザ光を自動車の前方側
に照射する。この場合、半導体レーザ27から再生照明
光としてのレーザ光23をホログラム乾板31に照射す
ると、広がり角θ1の光束37と、広がり角θ2の光束
39とに分割され、光束39は光束37の周囲にリング
状に広がる。そして、図4に示すように、広がり角θ1
の光束37は、到達距離が長いので自動車の遠方の障害
物11に照射される。また、広がり角θ2は、到達距離
は短いが広がり角θ2が大きいので自動車に近い側方部
分に照射され障害物45に照射される。
【0024】遠方の障害物11、側方の障害物45に照
射された光の反射光12が、受光部15により受光され
ると、受光部15は、反射光に対応した信号を波形整形
部17に伝達し、波形を整形した後に制御部19に受光
した光に対応する信号を伝達する。制御部19では、障
害物11、45に照射して反射してくるまでの時間から
障害物11、45での距離を演算する。この演算結果を
表示部21により表示する。
【0025】本実施例によれば、レーザ光を異なる広が
り角θ1、θ2の複数の光束に分割するホログラム光学
素子29を用いたことにより、一つのレーザ光源で遠距
離から近距離までの障害物を検出することが出来、装置
が簡単な構成となり、製造コストを低減することが出来
る。また、自動車に搭載する場合にも、広いスペースを
必要とせず省スペースで搭載することが出来る。
【0026】さらに、本実施例では、遠距離用の光束3
7として、波面のきれいなレーザ光の中心部を用いるこ
とが出来る上に、記録時の光学系も近軸理論から類推さ
れるように通常発散光の主光線付近での収差が最も少な
くホログラムから出射する波面が周辺部に比べてきれい
に作りやすい。
【0027】次に図5(a)、(b)を用いて他の実施
例について説明する。図5(a)、(b)に示す実施例
は、レーザ光を広がり角の異なる複数の光束に分割する
分割方法が上記実施例と異なる。本実施例では、ホログ
ラム乾板59の上半分に、広がり角θ1の光束63を出
射するホログラム61を記録し、下半分に、広がり角θ
2の光束65を出射するホログラム67を記録した例で
ある。
【0028】従って、このホログラム乾板59に再生照
明光としてのレーザ光を照射すると、上半分からは広が
り角θ1の比較的小さい角度の光束63が出射され、下
半分からは広がり角θ2の比較的大きい角度の光束67
が出射される。これにより、上半分から出射された広が
り角θ1の光束63は、遠距離の障害物を検出すること
が出来、下半分から出射された広がり角θ2の光束67
は、自動車に近い側方の障害物を検出することが出来
る。
【0029】本実施例においても、レーザ光を異なる広
がり角θ1、θ2の複数の光に分割するホログラム光学
素子59を用いたことにより、簡単な構成で近距離から
遠距離まで障害物を検出することが出来、製造コストを
低減することが出来る。
【0030】次に図6に示す他の実施例について説明す
る。本実施例では、ホログラム乾板に、レーザ光を3種
類の広がり角θ1、θ2、θ3の光束67、69、71
に分割するホログラムを記録した例である。このホログ
ラム乾板は、3種類のマスクを用いることにより、3種
類のホログラムをそれぞれ記録することで簡単に製造す
ることが出来る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、レーザ光を異なる広がり角の複数の光に分割する
ホログラム光学素子を用いたことにより、広がり角が大
きい光束は到達距離が短く、近距離の障害物を検知する
ことが出来、広がり角が小さい光束は到達距離が長く、
遠距離の障害物を検知することが出来るので、近距離の
障害物や遠距離の障害物までの距離を確実に検出するこ
とが出来る。従って、簡単な構成で近距離から遠距離ま
で障害物を確実に検出することが出来ると共に、製造コ
ストを低減することが出来る。
【0032】請求項2の発明によれば、ホログラム光学
素子がレーザ光の中心部を遠距離の障害物まで到達する
広がり角の中心光束と、この中心光束の周囲の光束を近
距離の障害物まで到達する広がり角の周囲光束とに分割
するので、簡単な構成で近距離から遠距離まで障害物を
確実に検出することが出来ると共に、製造コストを低減
することが出来る。
【0033】請求項3の発明によれば、ホログラム光学
素子が、レーザ光の一部を遠距離の障害物まで到達する
広がり角の遠距離用光束と、レーザ光の他側を近距離の
障害物まで到達する広がり角の近距離用光束とに分割す
るので、簡単な構成で近距離から遠距離まで障害物を確
実に検出することが出来ると共に、製造コストを低減す
ることが出来る。
【0034】請求項4の発明によれば、光透過型のホロ
グラム乾板の一部をマスキングしてレーザ光源から出射
された光を所定の広がり角で照射すると共に、この光と
同一の前記レーザ光源から出射された光を照射して干渉
により形成したホログラムを記録した後に、前記ホログ
ラム乾板に記録された部分をマスキングして前記レーザ
光源から出射された光を前記所定の広がり角と異なる広
がり角で照射すると共に、この光と同一の前記レーザ光
源からの光を照射して干渉により形成したホログラムを
記録することにより、簡単な構成のホログラム光学素子
を製造することが出来、距離測定装置のコストを低減す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る距離測定装置の送光部を示す側面
図である。
【図2】本発明に係る距離測定装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】送光部に用いられるホログラム光学素子の製造
手順を示し、(a)は広がり角の小さい光束を出射する
ホログラムを記録する状態を示す側面図、(b)は広が
り角の大きい光束を出射するホログラムを記録する状態
を示す側面図である。
【図4】本発明に係る距離測定装置の送光部から出射さ
れた光束を示し、(a)は平面図、(b)は側面図であ
る。
【図5】他の実施例のホログラム光学素子の製造手順を
示し、(a)は広がり角の小さい光束を出射するホログ
ラムを記録する状態を示す側面図、(b)は広がり角の
大きい光束を出射するホログラムを記録する状態を示す
側面図である。
【図6】他の実施例のホログラム光学素子が分割する光
束を示す側面図である。
【図7】従来の距離測定装置による障害物へのレーザ光
の照射状態を示し、(a)は遠距離の障害物にレーザ光
を照射した状態を示す平面図、(b)は2つのレーザ光
源を用いた場合のレーザ光の照射状態を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
7 距離測定装置 9 送光部 11、45 障害物 23 レーザ光 27 半導体レーザ 29 ホログラム素子 31、59 ホログラム乾板 33、35、61 ホログラム 37、39、63、65 光束
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02B 5/32 G03H 1/26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を照射し、障害物から反射され
    てくる反射光を受けることにより障害物までの距離を測
    定する距離測定装置において、前記レーザ光を異なる広
    がり角の複数の光束に分割するホログラム光学素子を有
    することを特徴とする距離測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の距離測定装置であって、
    前記ホログラム光学素子が、前記レーザ光の中心部を遠
    距離の障害物まで到達する広がり角の中心光束と、この
    中心光束の周囲の光束を近距離の障害物まで到達する広
    がり角の周囲光束とに分割することを特徴とする距離測
    定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の距離測定装置であって、
    前記ホログラフ光学素子が、前記レーザ光の一部を遠距
    離の障害物まで到達する広がり角の遠距離用光束と、レ
    ーザ光の他側を近距離の障害物まで到達する広がり角の
    近距離用光束とに分割することを特徴とする距離測定装
    置。
  4. 【請求項4】 レーザ光を照射し、障害物から反射され
    てくる反射光を受けることにより障害物までの距離を測
    定する距離測定装置に用いられ、レーザ光源から出射さ
    れた光を異なる広がり角の複数の光束に分割するホログ
    ラム光学素子の製造方法であって、透過型のホログラム
    乾板の一部をマスキングして前記レーザ光源から出射さ
    れた光を所定の広がり角で照射すると共に、この光と同
    一の前記レーザ光源から出射された光を照射して干渉に
    より形成したホログラムを記録した後に、前記ホログラ
    ム乾板に記録された部分をマスキングして前記レーザ光
    源から出射された光を前記所定の広がり角と異なる広が
    り角で照射すると共に、この光と同一の前記レーザ光源
    からの光を照射して干渉により形成したホログラムを記
    録することを特徴とする距離測定装置用ホログラム素子
    の製造方法。
JP6294637A 1994-11-29 1994-11-29 距離測定装置及び距離測定装置用ホログラム素子の製造方法 Pending JPH08152320A (ja)

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