JPH08150599A - プリント配線板の孔加工方法及びこのプリント配線板の孔加工方法を使用した孔加工装置 - Google Patents
プリント配線板の孔加工方法及びこのプリント配線板の孔加工方法を使用した孔加工装置Info
- Publication number
- JPH08150599A JPH08150599A JP29488794A JP29488794A JPH08150599A JP H08150599 A JPH08150599 A JP H08150599A JP 29488794 A JP29488794 A JP 29488794A JP 29488794 A JP29488794 A JP 29488794A JP H08150599 A JPH08150599 A JP H08150599A
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- Japan
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- printed wiring
- wiring board
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- drilling
- hole machining
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 導通信頼性が高く、安定してブラインドバイ
アホールを形成することができるプリント配線板の孔加
工方法及びこのプリント配線板の孔加工方法を使用した
孔加工装置を提供することにある。 【構成】 本発明のプリント配線板の孔加工方法は、プ
リント配線板1を平らなテーブル2の上に保持し、保持
されたプリント配線板1の任意の点の上面3とテーブル
面4との高さを予め計測し、計測した高さを基に孔明け
箇所でのドリル5の送り量を変化させて孔明けすること
を特徴とする。
アホールを形成することができるプリント配線板の孔加
工方法及びこのプリント配線板の孔加工方法を使用した
孔加工装置を提供することにある。 【構成】 本発明のプリント配線板の孔加工方法は、プ
リント配線板1を平らなテーブル2の上に保持し、保持
されたプリント配線板1の任意の点の上面3とテーブル
面4との高さを予め計測し、計測した高さを基に孔明け
箇所でのドリル5の送り量を変化させて孔明けすること
を特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント配線板の多層
回路を形成する時に用いられるバイアホール等の孔加工
の加工方法及び、孔加工に用いられる孔加工装置に関す
るものである。
回路を形成する時に用いられるバイアホール等の孔加工
の加工方法及び、孔加工に用いられる孔加工装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】プリント配線板を多層に積層成形して多
層プリント配線板を作成するにあたって、高密度回路形
成を可能にするため、多層プリント配線板の層間を電気
的に接続するバイアホールが設けられている。
層プリント配線板を作成するにあたって、高密度回路形
成を可能にするため、多層プリント配線板の層間を電気
的に接続するバイアホールが設けられている。
【0003】このバイアホールには、プリント配線板を
貫通するスルーホールと貫通しない内層バイアホール、
さらに、ブラインドバイアホール等がある。
貫通するスルーホールと貫通しない内層バイアホール、
さらに、ブラインドバイアホール等がある。
【0004】上記バイアホールのなかのブラインドバイ
アホールの加工方法は、プリント配線板を多層に積層成
形して多層プリント配線板を作成したのち、多層プリン
ト配線板の表面よりドリル加工により未貫通孔を穿設
し、この未貫通孔にめっきを施すことにより形成され
る。このブラインドバイアホールは、図3に示す如く、
プリント配線板1の上面3より一定の深さdを有するバ
イアホール12で、この深さdが設定値より大きくなる
と、下層の回路パターン13と上面の回路パターン14
と接続したブラインドバイアホール、つまり、他の回路
パターンと短絡したブラインドバイアホールが形成さ
れ、また逆に、上記深さdが設定値より小さくなると、
内層の回路パターン15と上面の回路パターン14との
導通が図れないブラインドバイアホールが形成される。
アホールの加工方法は、プリント配線板を多層に積層成
形して多層プリント配線板を作成したのち、多層プリン
ト配線板の表面よりドリル加工により未貫通孔を穿設
し、この未貫通孔にめっきを施すことにより形成され
る。このブラインドバイアホールは、図3に示す如く、
プリント配線板1の上面3より一定の深さdを有するバ
イアホール12で、この深さdが設定値より大きくなる
と、下層の回路パターン13と上面の回路パターン14
と接続したブラインドバイアホール、つまり、他の回路
パターンと短絡したブラインドバイアホールが形成さ
れ、また逆に、上記深さdが設定値より小さくなると、
内層の回路パターン15と上面の回路パターン14との
導通が図れないブラインドバイアホールが形成される。
【0005】このようなブラインドバイアホール12a
を形成する孔加工装置は、図5に示す如く、ドリル5
と、プリント配線板1を保持するテーブル2と、プリン
ト配線板1を上方より押さえるプレッシャーフット8と
を備えたものがある。この孔加工装置は、所定の孔明け
する位置にドリル5が移動すると、ドリル5とともにプ
レッシャーフット8が下降し、プレッシャーフット8と
プリント配線板1とが接触した点3aを零点として検出
し、この零点より、設定値となる孔明けの送り量分だけ
ドリル5を下降するので、反りを有するプリント配線板
1に対しては、設定値より浅い孔明け加工が行われてい
た。そして、このようにして孔加工された多層プリント
配線板は、上下の層間が導通していない導通不良が多発
していた。
を形成する孔加工装置は、図5に示す如く、ドリル5
と、プリント配線板1を保持するテーブル2と、プリン
ト配線板1を上方より押さえるプレッシャーフット8と
を備えたものがある。この孔加工装置は、所定の孔明け
する位置にドリル5が移動すると、ドリル5とともにプ
レッシャーフット8が下降し、プレッシャーフット8と
プリント配線板1とが接触した点3aを零点として検出
し、この零点より、設定値となる孔明けの送り量分だけ
ドリル5を下降するので、反りを有するプリント配線板
1に対しては、設定値より浅い孔明け加工が行われてい
た。そして、このようにして孔加工された多層プリント
配線板は、上下の層間が導通していない導通不良が多発
していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、
導通信頼性が高く、安定してブラインドバイアホールを
形成することができるプリント配線板の孔加工方法及び
このプリント配線板の孔加工方法を使用した孔加工装置
を提供することにある。
鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、
導通信頼性が高く、安定してブラインドバイアホールを
形成することができるプリント配線板の孔加工方法及び
このプリント配線板の孔加工方法を使用した孔加工装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
プリント配線板の孔加工方法は、プリント配線板1を平
らなテーブル2の上に保持し、保持されたプリント配線
板1の任意の点の上面3とテーブル面4との高さを予め
計測し、計測した高さを基に孔明け箇所でのドリル5の
送り量を変化させて孔明けすることを特徴とする。
プリント配線板の孔加工方法は、プリント配線板1を平
らなテーブル2の上に保持し、保持されたプリント配線
板1の任意の点の上面3とテーブル面4との高さを予め
計測し、計測した高さを基に孔明け箇所でのドリル5の
送り量を変化させて孔明けすることを特徴とする。
【0008】本発明の請求項2に係るプリント配線板の
孔加工装置は、プリント配線板1を保持する平らなテー
ブル2と、テーブル2の上に保持されたプリント配線板
1の上面3とテーブル面4との高さを計測する計測手段
6と、この計測手段6で計測した計測結果を記憶して演
算する演算手段7と、演算手段7により得られた送り量
で孔明け加工するドリル5とを備えたことを特徴とす
る。
孔加工装置は、プリント配線板1を保持する平らなテー
ブル2と、テーブル2の上に保持されたプリント配線板
1の上面3とテーブル面4との高さを計測する計測手段
6と、この計測手段6で計測した計測結果を記憶して演
算する演算手段7と、演算手段7により得られた送り量
で孔明け加工するドリル5とを備えたことを特徴とす
る。
【0009】
【作用】本発明に係るプリント配線板の孔加工方法によ
ると、プリント配線板1を平らなテーブル2の上に保持
し、保持されたプリント配線板1の任意の点の上面3と
テーブル面4との高さを予め計測し、計測した高さを基
に孔明け箇所でのドリル5の送り量を変化させて孔明け
するので、テーブル2上に保持したプリント配線板1の
上面3とテーブル面4との高さに変化が生じても、プリ
ント配線板1の上面3より一定の送り量のドリル送りを
することができる。
ると、プリント配線板1を平らなテーブル2の上に保持
し、保持されたプリント配線板1の任意の点の上面3と
テーブル面4との高さを予め計測し、計測した高さを基
に孔明け箇所でのドリル5の送り量を変化させて孔明け
するので、テーブル2上に保持したプリント配線板1の
上面3とテーブル面4との高さに変化が生じても、プリ
ント配線板1の上面3より一定の送り量のドリル送りを
することができる。
【0010】また、本発明に係るプリント配線板の孔加
装置によると、プリント配線板1を保持する平らなテー
ブル2と、テーブル2の上に保持されたプリント配線板
1の上面3とテーブル面4との高さを計測する計測手段
6と、この計測手段6で計測した計測結果を記憶して演
算する演算手段7と、演算手段7により得られた送り量
で孔明け加工するドリル5とを備えているので、テーブ
ル2に保持したプリント配線板1の上面3とテーブル面
4との高さを計測し、予め設定された送り量に演算手段
7を用いてこの計測結果を付加することにより、プリン
ト配線板1の上面3とテーブル面4との高さに応じた送
り量を算出し、この送り量に応じてドリル加工すること
ができる。
装置によると、プリント配線板1を保持する平らなテー
ブル2と、テーブル2の上に保持されたプリント配線板
1の上面3とテーブル面4との高さを計測する計測手段
6と、この計測手段6で計測した計測結果を記憶して演
算する演算手段7と、演算手段7により得られた送り量
で孔明け加工するドリル5とを備えているので、テーブ
ル2に保持したプリント配線板1の上面3とテーブル面
4との高さを計測し、予め設定された送り量に演算手段
7を用いてこの計測結果を付加することにより、プリン
ト配線板1の上面3とテーブル面4との高さに応じた送
り量を算出し、この送り量に応じてドリル加工すること
ができる。
【0011】以下、本発明の詳細に説明する。本発明の
プリント配線板の孔加工方法を使用したプリント配線板
の孔加工装置を用いて説明する。 (実施例)図1は本発明の一実施例であるプリント配線
板の孔加工装置の説明図であり、図2は他の一実施例の
プリント配線板の孔加工装置の要部拡大図である。
プリント配線板の孔加工方法を使用したプリント配線板
の孔加工装置を用いて説明する。 (実施例)図1は本発明の一実施例であるプリント配線
板の孔加工装置の説明図であり、図2は他の一実施例の
プリント配線板の孔加工装置の要部拡大図である。
【0012】図1に示す如く、本実施例のプリント配線
板の孔加工装置体板は、プリント配線板1を保持するテ
ーブル2と、テーブル2の上に保持されたプリント配線
板1の上面3とテーブル面4との高さを計測する計測手
段6として使用される距離センサ6aと、この距離セン
サ6aで計測した計測結果を演算処理する演算手段7
と、演算手段7により得られた送り量で孔明け加工する
ドリル5と、プリント配線板1を上方から押さえるプレ
ッシャーフット8とから構成されている。
板の孔加工装置体板は、プリント配線板1を保持するテ
ーブル2と、テーブル2の上に保持されたプリント配線
板1の上面3とテーブル面4との高さを計測する計測手
段6として使用される距離センサ6aと、この距離セン
サ6aで計測した計測結果を演算処理する演算手段7
と、演算手段7により得られた送り量で孔明け加工する
ドリル5と、プリント配線板1を上方から押さえるプレ
ッシャーフット8とから構成されている。
【0013】このプリント配線板1を保持するテーブル
2は、表面が平なテーブル2を使用するのが好ましく、
金属テーブル2aが一般に使用される。また、計測手段
6として使用される距離センサ6aは、非接触型の距離
センサ6aが好ましく、光電式距離センサ、レーザ式距
離センサ、超音波式距離センサ等が使用される。
2は、表面が平なテーブル2を使用するのが好ましく、
金属テーブル2aが一般に使用される。また、計測手段
6として使用される距離センサ6aは、非接触型の距離
センサ6aが好ましく、光電式距離センサ、レーザ式距
離センサ、超音波式距離センサ等が使用される。
【0014】さらに、演算手段7としては、上記計測手
段6より送られる結果を演算できるものであれば特に限
定はしないが、マイクロコンピューター等の記憶装置を
有するものが好ましい。また、ドリル5は、送り量、回
転数等、一般に使用されている数値制御できるドリル5
であればよい。
段6より送られる結果を演算できるものであれば特に限
定はしないが、マイクロコンピューター等の記憶装置を
有するものが好ましい。また、ドリル5は、送り量、回
転数等、一般に使用されている数値制御できるドリル5
であればよい。
【0015】以下に、上記プリント配線板の孔加工装置
を用いてプリント配線板に孔加工する加工手順1、2を
説明する。
を用いてプリント配線板に孔加工する加工手順1、2を
説明する。
【0016】まず、ドリル5の側面に付設された距離セ
ンサ6aの零点を、金属テーブル2aのテーブル面4に
なるように調節する。
ンサ6aの零点を、金属テーブル2aのテーブル面4に
なるように調節する。
【0017】次に、図4に示すように、プリント配線板
1に穿設された基準穴9を、テーブル2に立設されたス
タックピン10に嵌合し、プリント配線板1をテーブル
2にセットする。 (加工手順1)図4中の破線に示す如く、プリント配線
板1の加工寸法に応じて、プリント配線板1を縦横格子
状に領域11を仮想的に分割し、分割された領域11の
中心位置でのプリント配線板1の高さをドリル5の側面
に付設された距離センサ6aで測定する。
1に穿設された基準穴9を、テーブル2に立設されたス
タックピン10に嵌合し、プリント配線板1をテーブル
2にセットする。 (加工手順1)図4中の破線に示す如く、プリント配線
板1の加工寸法に応じて、プリント配線板1を縦横格子
状に領域11を仮想的に分割し、分割された領域11の
中心位置でのプリント配線板1の高さをドリル5の側面
に付設された距離センサ6aで測定する。
【0018】この測定した高さを、領域11の位置とと
もに演算手段7の記憶装置にデータとして蓄積する。こ
の領域11の測定は、多ければ多いほど測定精度が向上
するため、分割数を多くして多数の箇所を測定するのが
好ましい。
もに演算手段7の記憶装置にデータとして蓄積する。こ
の領域11の測定は、多ければ多いほど測定精度が向上
するため、分割数を多くして多数の箇所を測定するのが
好ましい。
【0019】そして、全ての領域11のデータを演算手
段7に取り込んだ後、演算手段7により、孔明け位置で
のプリント配線板1の高さを算出する。
段7に取り込んだ後、演算手段7により、孔明け位置で
のプリント配線板1の高さを算出する。
【0020】さらに、演算手段7により、この算出した
値と、図3に示すプリント配線板1の上面3より孔明け
する加工寸法dとでそれぞれの孔明け位置でのドリル5
の送り量を算出する。
値と、図3に示すプリント配線板1の上面3より孔明け
する加工寸法dとでそれぞれの孔明け位置でのドリル5
の送り量を算出する。
【0021】ドリル5を孔明け位置に移動し、演算手段
7で算出した値をドリル5に送り、プレッシャーフット
8でプリント配線板1を押圧しながら、ドリル5を下降
して孔明け加工を行う。そして、順次孔明け加工を行
う。
7で算出した値をドリル5に送り、プレッシャーフット
8でプリント配線板1を押圧しながら、ドリル5を下降
して孔明け加工を行う。そして、順次孔明け加工を行
う。
【0022】また、孔明け加工の対象となるプリント配
線板を交換すると、その度に上記プリント配線板の高さ
測定を繰り返し、同様にして孔明け加工を行う。
線板を交換すると、その度に上記プリント配線板の高さ
測定を繰り返し、同様にして孔明け加工を行う。
【0023】上記のように孔明け加工を行うと、プリン
ト配線板の反りに関係なく、図3に示すように、プリン
ト配線板の上面より一定の深さdを有するバイアホール
の孔明け加工をすることができる。 (加工手順2)上述と同様に、プリント配線板1をテー
ブル2にセットした後、ドリル5を孔明け加工する位置
まで移動する。
ト配線板の反りに関係なく、図3に示すように、プリン
ト配線板の上面より一定の深さdを有するバイアホール
の孔明け加工をすることができる。 (加工手順2)上述と同様に、プリント配線板1をテー
ブル2にセットした後、ドリル5を孔明け加工する位置
まで移動する。
【0024】移動が終了したら、テーブル2上のプリン
ト配線板1の高さをドリル5の側面に付設された距離セ
ンサ6aで測定する。
ト配線板1の高さをドリル5の側面に付設された距離セ
ンサ6aで測定する。
【0025】この測定した高さと、図3に示すプリント
配線板1の上面3より孔明けする加工寸法dとでドリル
5の送り量を算出し、算出した値をドリル5に送り、プ
レッシャーフット8でプリント配線板1を押圧しながら
ドリル5を下降して孔明け加工を行う。
配線板1の上面3より孔明けする加工寸法dとでドリル
5の送り量を算出し、算出した値をドリル5に送り、プ
レッシャーフット8でプリント配線板1を押圧しながら
ドリル5を下降して孔明け加工を行う。
【0026】しかしながら、図1に示すような距離セン
サ6aが1つのものであれば、プリント配線板上の一点
のみの距離を測定することとなり、プリント配線板の傾
斜を求めることは難しい、そこで、加工手順2を使用す
る場合は、図2のドリルの下面図及び側面図に示す如
く、ドリル5の側面に付設されていた距離センサ6aを
ドリル5を中心として四方の位置に距離センサB〜Eを
配する。この4つのセンサで得られた測定距離を使用し
て、ドリル5の中心位置でのプリント配線板の距離を算
出し、その算出結果でドリル5の送り量を決定し、孔明
け加工するのが好ましい。
サ6aが1つのものであれば、プリント配線板上の一点
のみの距離を測定することとなり、プリント配線板の傾
斜を求めることは難しい、そこで、加工手順2を使用す
る場合は、図2のドリルの下面図及び側面図に示す如
く、ドリル5の側面に付設されていた距離センサ6aを
ドリル5を中心として四方の位置に距離センサB〜Eを
配する。この4つのセンサで得られた測定距離を使用し
て、ドリル5の中心位置でのプリント配線板の距離を算
出し、その算出結果でドリル5の送り量を決定し、孔明
け加工するのが好ましい。
【0027】そして、他の孔明け位置にドリル5を移動
し、同様にして順次孔明け加工を行う。
し、同様にして順次孔明け加工を行う。
【0028】上述のように孔明け加工を行うと、プリン
ト配線板の反りの割合や反りの方向に関係なく、図3に
示すように、一定の深さdを有するバイアホールの孔明
け加工をすることができ、さらに、距離測定と略同時に
孔明け加工をすることができるので、効率良く孔明け加
工をすることができる。
ト配線板の反りの割合や反りの方向に関係なく、図3に
示すように、一定の深さdを有するバイアホールの孔明
け加工をすることができ、さらに、距離測定と略同時に
孔明け加工をすることができるので、効率良く孔明け加
工をすることができる。
【0029】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明のプリント
配線板の孔加工方法及びこのプリント配線板の孔加工方
法を使用した孔加工装置によると、孔明け加工用のテー
ブルに保持されたプリント配線板の上面の高さを測定し
て孔明け加工をするので、プリント配線板に反りが生じ
ていても、プリント配線板の上面より常に一定の送り量
で孔明け加工を行い、高寸法精度で、信頼性の高いバイ
アホールの孔明け加工をすることができる。
配線板の孔加工方法及びこのプリント配線板の孔加工方
法を使用した孔加工装置によると、孔明け加工用のテー
ブルに保持されたプリント配線板の上面の高さを測定し
て孔明け加工をするので、プリント配線板に反りが生じ
ていても、プリント配線板の上面より常に一定の送り量
で孔明け加工を行い、高寸法精度で、信頼性の高いバイ
アホールの孔明け加工をすることができる。
【図1】本発明に係る一実施例のプリント配線板の孔加
工装置の説明図である。
工装置の説明図である。
【図2】本発明に係る他の一実施例のプリント配線板の
孔加工装置の下面図及び一部側面図である。
孔加工装置の下面図及び一部側面図である。
【図3】孔明け加工を行ったプリント配線板の断面図で
ある。
ある。
【図4】プリント配線板の孔加工方法の説明図である。
【図5】従来のプリント配線板の孔加工装置の側面面で
ある。
ある。
1 プリント配線板 2 テーブル 3 表面 4 テーブル面 5 ドリル 6 計測手段 7 演算手段 8 プレッシャーフット
Claims (2)
- 【請求項1】 プリント配線板(1)を平らなテーブル
(2)の上に保持し、保持されたプリント配線板(1)
の任意の上面(3)とテーブル面(4)との高さを予め
計測し、計測した高さを基に孔明け箇所でのドリル
(5)の送り量を変化させて孔明けすることを特徴とす
るプリント配線板の孔加工方法。 - 【請求項2】 プリント配線板(1)を保持する平らな
テーブル(2)と、テーブル(2)の上に保持されたプ
リント配線板(1)の上面(3)とテーブル面(4)と
の高さを計測する計測手段(6)と、この計測手段
(6)で計測した計測結果を記憶して演算する演算手段
(7)と、演算手段(7)により得られた送り量で孔明
け加工するドリル(5)とを備えたことを特徴とするプ
リント配線板の孔加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29488794A JPH08150599A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | プリント配線板の孔加工方法及びこのプリント配線板の孔加工方法を使用した孔加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29488794A JPH08150599A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | プリント配線板の孔加工方法及びこのプリント配線板の孔加工方法を使用した孔加工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08150599A true JPH08150599A (ja) | 1996-06-11 |
Family
ID=17813543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29488794A Withdrawn JPH08150599A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | プリント配線板の孔加工方法及びこのプリント配線板の孔加工方法を使用した孔加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08150599A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014054647A (ja) * | 2012-09-11 | 2014-03-27 | Rezakku:Kk | 抜き型の製造方法 |
KR101399533B1 (ko) * | 2006-09-21 | 2014-05-30 | 비아 메카닉스 가부시키가이샤 | 구멍뚫기 가공 방법 및 레이저 가공기 |
CN114189994A (zh) * | 2021-11-25 | 2022-03-15 | 高德(苏州)电子有限公司 | 一种具有阶梯凹槽pcb的制作方法 |
-
1994
- 1994-11-29 JP JP29488794A patent/JPH08150599A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101399533B1 (ko) * | 2006-09-21 | 2014-05-30 | 비아 메카닉스 가부시키가이샤 | 구멍뚫기 가공 방법 및 레이저 가공기 |
JP2014054647A (ja) * | 2012-09-11 | 2014-03-27 | Rezakku:Kk | 抜き型の製造方法 |
CN114189994A (zh) * | 2021-11-25 | 2022-03-15 | 高德(苏州)电子有限公司 | 一种具有阶梯凹槽pcb的制作方法 |
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Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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