JPH08150352A - 回転霧化頭型塗装装置 - Google Patents

回転霧化頭型塗装装置

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JPH08150352A
JPH08150352A JP33713594A JP33713594A JPH08150352A JP H08150352 A JPH08150352 A JP H08150352A JP 33713594 A JP33713594 A JP 33713594A JP 33713594 A JP33713594 A JP 33713594A JP H08150352 A JPH08150352 A JP H08150352A
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rotary
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    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B3/00Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements
    • B05B3/02Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements
    • B05B3/10Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements discharging over substantially the whole periphery of the rotating member, i.e. the spraying being effected by centrifugal forces
    • B05B3/1064Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements discharging over substantially the whole periphery of the rotating member, i.e. the spraying being effected by centrifugal forces the liquid or other fluent material to be sprayed being axially supplied to the rotating member through a hollow rotating shaft

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直接帯電式の回転霧化頭型塗装機において、
回転霧化頭が被塗物に異常接近したとき等に発生する火
花放電を抑え、火災事故を防止する。 【構成】 回転霧化頭31を絶縁樹脂材料によって形成
し、取付部31Aから塗料放出端縁31Dまで外周面3
1Bに半導電性膜34を成膜する。そして、この半導電
性膜34の抵抗値を107 〜109 程度にする。塗装装
置を構成する部品の浮遊容量をこの抵抗により分布容量
とし、放電時には塗料放出端縁31D側の分布容量から
順次放電させることにより、回転霧化頭の被塗物への異
常接近時に浮遊容量に蓄えられた電荷が一気に放出され
るのを阻止し、放電エネルギを低く抑える。この結果、
火災事故を防止して安全性を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直接高電圧を印加する
直接帯電方式の静電塗装装置に用いて好適な回転霧化頭
型塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に知られている直接帯電方式の回転
霧化頭型塗装装置は、回転軸を介して回転霧化頭に高電
圧を印加し、該回転霧化頭から放出される塗料粒子を帯
電させて、アースに接続された被塗物に向けて塗料を飛
行させ、該被塗物に塗着させるようになっている。
【0003】ここで、従来技術による直接帯電方式の回
転霧化頭型塗装装置は、安全性確保のために、回転霧化
頭と被塗物との間に過電流が流れたことを検出する過電
流検出手段を備えたものが知られており、このような形
式の静電塗装装置を図9および図10に示し説明する。
【0004】図中、1は塗装ブースを示し、該塗装ブー
ス1内にはコンベア2が敷設され、該コンベア2上には
アースに接続された被塗物3が載置されている。そし
て、被塗物3はコンベア2によって塗装ブース1内を搬
送され、この間に塗装作業が行われる。
【0005】4は内部に金属製の回転軸を回転駆動する
エアモータ(図示せず)を内蔵した直接帯電方式の塗装
機本体を示し、該塗装機本体4の先端側に位置した回転
軸には回転霧化頭5が取付られ、また塗装機本体4は塗
料パイプ6を介して色替弁装置7と接続されている。そ
して、該色替弁装置7は図示しない塗料タンク、エア
源、シンナ源等と接続され、塗料タンクからの塗料を塗
料パイプ6を介して塗装機本体4から回転霧化頭5に供
給し、色替等の必要に応じてシンナ、エアを供給して洗
浄を行うようになっている。
【0006】ここで、前記回転霧化頭5は例えばアルミ
ニウム材等の金属によってベル型に形成され、塗装機本
体4内に内蔵されたエアモータの回転軸(いずれも図示
せず)先端に設けられ、該回転霧化頭5には後述する高
電圧ケーブル10および回転軸を介して高電圧が印加さ
れる。このように、回転霧化頭5はエアモータによって
高速回転され、かつ高電圧ケーブル10を介して高電圧
が印加された状態において、塗料パイプ6を介して塗料
が供給されると、回転霧化頭5からは帯電塗料粒子が噴
霧される。
【0007】8は商用電源9から出力される電圧を例え
ば−60〜−120〔kV〕程度の高電圧まで昇圧する高
電圧発生装置、10は該高電圧発生装置8から発生した
高電圧を塗装機本体4を介して回転霧化頭5に印加する
高電圧ケーブルをそれぞれ示し、該高電圧ケーブル10
の一端は高電圧発生装置8に接続され、その他端は塗装
機本体4に接続されている。
【0008】11は過電流検出器を示し、該過電流検出
器11は高電圧ケーブル10を介して回転霧化頭5に流
れる過電流を検出するものである。
【0009】12は高電圧発生装置8と商用電源9との
間に設けられた遮断スイッチを示し、該遮断スイッチ1
2は過電流検出器11が高電圧ケーブル10を流れる電
流が所定電流値以上になったとき開成するものである。
【0010】このように構成される従来技術による静電
塗装装置では、高電圧発生装置8で発生した高電圧が高
電圧ケーブル10等を介して塗装機本体4から回転霧化
頭5に印加される。一方、塗料タンクからの塗料を色替
弁装置7、塗料パイプ6を介して回転霧化頭5に供給す
ることにより、該塗料を印加高電圧と同電位に帯電せし
め、該回転霧化頭5から塗料を吐出させることにより、
該回転霧化頭5とアース電位にある被塗物3との間の静
電界の力をかりて塗着せしめる。この間、高電圧発生装
置8、高電圧ケーブル10、回転霧化頭5、被塗物3、
アースによって電気的なループが形成され、該ループを
電流が流れる。
【0011】さらに、塗装機本体4の回転霧化頭5と被
塗物3との間には帯電塗料粒子が静電界の力をかりて吸
引飛行しているが、この間に介在する空気によって所定
の電気抵抗Rが形成され、この空気による電気抵抗値R
によって、塗装機本体4を構成する絶縁材料、軸受やモ
ータさらに回転霧化頭5等の個々の容量C(これらの全
容量は数10pF位と考えられる)に対して蓄えられた
電荷が放電するのを防止している。
【0012】しかし、図10に示すように、塗装中に回
転霧化頭5が被塗物3に異常接近または接触する短絡事
故等が発生した場合には、回転霧化頭5と被塗物3との
間の電気抵抗値Rが小さくなり、各部品の浮遊容量Cに
蓄えられた電荷が被塗物3に向けて一気に放電しようと
する。
【0013】なお、通常時に高電圧発生装置8から流れ
る電流は約50μAであるが、浮遊容量Cに蓄えられた
電荷が一気に放電、スパークを発生するときには、その
エネルギは1000ミリジュールにも達する。
【0014】しかし、前記ループを流れる電流は過電流
検出器11によって検出されており、このループに過電
流が流れると、遮断スイッチ12を開成し、高電圧発生
装置8への電流供給を停止する。これによって、塗装機
本体4と被塗物3との異常接近または接触による短絡事
故、高電圧ケーブル損傷等による短絡事故を防止し、塗
料着火による火災発生を防止している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による静電塗装装置では、回転霧化頭5と被塗物
3とが異常接近したときに、この間に存在する空気によ
る電気抵抗値が小さくなって過電流検出器11に設定値
以上の電流が流れることにより、遮断スイッチ12を開
成させるものであるが、該遮断スイッチ12が作動しな
かったり、作動遅れが発生した場合には、回転霧化頭5
と被塗物3との間に火花放電が発生し、この火花放電に
よって火災事故を起すという虞れがある。
【0016】特に、従来技術による回転霧化頭5はアル
ミニウム材等の金属によってベル型またはディスク型に
加工されているため、電気抵抗値Rが小さくなって一度
スパークが発生すると浮遊容量Cに蓄えられた電荷の殆
どが瞬時に放電されてしまうため、その放電エネルギは
瞬間的に大きくなるため、有機溶剤(シンナ)の最小着
火点以下に抑えるのが非常に困難であった。
【0017】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は回転霧化頭の材質、抵抗値等を
選択することにより、回転霧化頭と被塗物との間に発生
する放電エネルギを小さくし、安全性を高めることので
きる回転霧化頭型塗装装置を提供することを目的として
いる。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明が採用す
る回転霧化頭型塗装装置は、回転軸を回転駆動するエア
モータを内蔵した塗装機本体と、外周面と内周面とから
なるベル型またはディスク型をなし、基端側が前記回転
軸に取付けられる取付部となると共に、先端が内周面か
ら拡散した塗料を噴霧する塗料放出端縁となった回転霧
化頭と、該回転霧化頭に前記回転軸を介して高電圧を印
加する高電圧発生手段とから構成している。
【0019】そして、上述した課題を解決するために、
請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記回転霧化
頭は絶縁性樹脂材料によって形成し、該回転霧化頭の外
周面には、該回転霧化頭の取付部から塗料放出端縁にか
けて半導電性膜を形成し、該半導電性膜の後端を前記回
転軸外周と接触させまたは微小隙間を有して離間させる
構成としたことにある。
【0020】請求項2の発明では、前記回転霧化頭の取
付部後端位置には、前記半導電性膜と回転軸外周との間
に空気絶縁層を設けたことにある。
【0021】請求項3の発明では、前記回転霧化頭の取
付部後端位置には、前記半導電性膜と回転軸外周との間
に空気絶縁層を設けると共に、前記半導電性層の後端に
導電体を設けたことにある。
【0022】請求項4の発明では、前記回転霧化頭の基
端側から先端側までの抵抗値は、107 〜109 Ωの範
囲内に設定したことにある。
【0023】
【作用】請求項1のように、回転霧化頭を絶縁性樹脂材
料によって形成し、該回転霧化頭の外周面には、取付部
から塗料放出端縁にかけて半導電性膜を形成したから、
塗装装置を構成する部品の浮遊容量を、回転霧化頭の外
周面に形成した半導電性膜の各部分における抵抗で回転
霧化頭の外周面に分布される分布容量とすることがで
き、それぞれの抵抗毎に分布容量が接続されたL型回路
を回転霧化頭の外周面に複数個形成することになる。こ
れにより、回転霧化頭と被塗物とが異常接近したとして
も、回転霧化頭の塗料放出端縁に位置したL型回路中の
分布容量から蓄えられた電荷を順次放電していくから、
浮遊容量に蓄えられた電荷が一気に放電するのを抑え、
放電エネルギを低くすることができる。しかも、浮遊容
量は複数の分布容量を並列に接続しているから、各分布
容量における静電容量は小さくなり、放電時における静
電エネルギは小さく抑えることができ、さらに半導電性
膜による各抵抗と分布容量からL型回路をなすために、
該L型回路の放電には時定数による電荷の放電速度を遅
らせることができ、分布容量から放電される電流値を低
く抑えることもできる。
【0024】請求項2の発明のように、半導電性膜と回
転軸外周との間に空気絶縁層を形成することにより、半
導電性膜の抵抗値と空気絶縁層の抵抗値とを合計する抵
抗値を大きくでき、回転霧化頭と被塗物とが異常接近し
たとしても、この抵抗値によって塗装装置を構成する部
品の浮遊容量を分布容量に分け、各分布容量に蓄えられ
た電荷を順次放電させるようにしたから、放電エネルギ
をより低くすることができる。
【0025】請求項3の発明のように、半導電性膜と回
転軸外周との間に空気絶縁層と導電体とを形成すること
により、半導電性膜の抵抗値と空気絶縁層の抵抗値とを
合計する抵抗値を大きくでき、回転霧化頭と被塗物とが
異常接近したとしても、この抵抗値によって浮遊容量を
分布容量に分け、各分布容量に蓄えられた電荷を順次放
電させるようにしたから、放電エネルギをより低く抑え
ることができる。さらに、半導電性膜の後端に導電体を
設けたから、該導電体と回転軸外周との間の空気絶縁層
の抵抗値を容易に、かつ正確に調整でき、この抵抗値を
一定に保つことができる。
【0026】請求項4の発明のように、前記回転霧化頭
の基端側から先端側までの抵抗値は、107 〜109 Ω
の範囲内に設定することにより、高電圧発生手段から印
加される高電圧を高めることができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図8に基
づき説明する。なお、実施例では前述した従来技術と同
一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する
ものとする。
【0028】まず、図1ないし図4に本発明による第1
の実施例を示す。
【0029】図中、21は本実施例による静電塗装機、
22は該静電塗装機21のハウジングをなす塗装機本体
をそれぞれ示し、該塗装機本体22の先端側には環状の
モータ収容部22Aと後述の高電圧発生装置46を収容
する装置収容部22Bとが一体形成され、基端側にはレ
シプロケータ等に取付けられる取付ブラケット(いずれ
も図示せず)が設けられている。また、該塗装機本体2
2の外周側は絶縁性樹脂材料によって筒状に形成された
本体カバー23によって覆われている。
【0030】24は塗装機本体22のモータ収容部22
Aに取付けられた金属製のタービン型のエアモータを示
し、該エアモータ24は軸方向に穿設された軸穴25
と、該軸穴25を取り囲むようにして設けられたエア軸
受26,26と、前記軸穴25の基端側に設けられたエ
アタービン27とから構成されている。そして、前記各
エア軸受26には軸受エア供給通路28、エアタービン
27には駆動エア供給通路29からそれぞれ圧縮エアが
供給されるようになっている。
【0031】30は軸穴25に挿通された金属材料から
なる中空筒状の回転軸を示し、該回転軸30はその基端
側がエアタービン27に固着され、先端側がエアモータ
24外に突出している。そして、該回転軸30はエアタ
ービン27によって高速回転駆動されるものである。
【0032】31はエアモータ24外に位置して回転軸
30の先端側に固着され、外周面に後述する半導電性膜
34が着膜形成された本実施例によるベル型の回転霧化
頭を示し、該回転霧化頭31は絶縁性樹脂材料(例え
ば、ポリエーテルスルホン(PES),ポリフェニレン
サルファイド(PPS),ポリエーテルイミド(PE
I),ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)等)に
よって形成され、図2に示すように、軸方向中間に一体
に螺着して設けられたリム部32を挟んで基端側が回転
軸30に取付けられる取付部31Aとなり、外周面31
Bが取付部31Aから先端に向けて朝顔状に拡開し、そ
の内周面31Cは段付状に拡開して前側が塗料平滑面と
なり、先端側が該内周面31Cを介して拡散した塗料を
噴霧する塗料放出端縁31Dとなっている。
【0033】33は回転霧化頭31の内周面31Cの途
中に螺着して設けられ、該回転霧化頭31と共に樹脂材
料によって形成されたハブ部材を示し、該ハブ部材33
はその背面側が後述のフィードチューブ39から塗料や
洗浄溶剤としてのシンナ等が選択的に供給される凸円錐
状の塗料供給面33Aとなり、外周面には該塗料供給面
33Aからの塗料、洗浄溶剤を回転霧化頭31の塗料放
出端縁31D側に導くための第1のハブ孔33Bが多数
穿設され(2個のみ図示)、かつ中央部には前面側にシ
ンナを供給するための第2のハブ孔33Cが穿設されて
いる。
【0034】34は回転霧化頭の外周面31Bに塗布手
段等で成膜された半導電性膜を示し、該半導電性膜34
は、例えば、導電性繊維を混練したポリエステル,エポ
キシ,フッ素樹脂等によって形成され、かつ該半導電性
膜34は図2に示す如く、一側面となる外面の取付部3
1Aから塗料放出端縁31Dにかけて外周面31Bに形
成されている。そして、該半導電性膜34の厚さは、本
実施例による回転霧化頭31においては、取付部31A
から塗料放出端縁31Dまでの抵抗値が107〜109
Ωの範囲となるように設定されている。
【0035】ここで、半導電性膜34の抵抗値は印加さ
れる高電圧によって設定されるものであり、例えば高電
圧が60kV以下のときには107 〜108 Ωとなるよ
うに抵抗値が設定され、60kV以上のときには108
〜109 Ωとなるように抵抗値が設定される。
【0036】なお、本実施例による回転霧化頭31にお
いては、図3のように、回転霧化頭31の取付部31A
付近では、半導電性膜34の後端34Aは回転軸30の
外周と接触する位置まで形成されているから、後述する
高電圧発生装置46から供給される高電圧は、エアモー
タ24、回転軸30を介して回転霧化頭31に至り、該
回転霧化頭31では半導電性膜34に直接印加され、該
半導電性膜34から塗料放出端縁31Dに高電圧を供給
するようになっている。
【0037】35は回転霧化頭31の外周面31Bの軸
方向中間を囲むようにして塗装機本体22の先端側に設
けられ、樹脂材料によって形成されたシェーピングエア
リングを示し、該シェーピングエアリング35は外側エ
アノズル35Aと内側エアノズル35Bとからなり、該
内側エアノズル35Bは本体カバー23に螺着されると
共に、外側エアノズル35Aを塗装機本体22との間で
狭着している。また、該シェーピングエアリング35の
先端側には、環状のエア噴出孔35Cが形成され、該エ
ア噴出孔35Cはシェーピングエア供給通路36からの
エアが各エアチャンバ37,38等を介して供給され、
このエアをシェーピングエアとして回転霧化頭31の塗
料放出端縁31Dの近傍に噴出し、該回転霧化頭31か
ら噴霧される塗料噴霧パターンを円形状に成形するもの
である。
【0038】39は回転軸30内に同軸に設けられたフ
ィードチューブを示し、該フィードチューブ39は外筒
40と内筒41とから2重チューブ構造となり、該内筒
41の途中には後述する塗料弁44の弁体44Cが離着
座する弁座41Aが一体形成されている。
【0039】42は内筒41内に形成された塗料通路
で、該塗料通路42はその基端側が塗料パイプ6を介し
て色替弁装置7に接続され、先端側はハブ部材33の塗
料供給面33Aに向けて開口している。また、該塗料通
路42はその途中に設けられた塗料弁44が開,閉弁す
ることにより、内部に収容した塗料をハブ部材33に向
けて吐出するものである。
【0040】43は外筒40と内筒41との間に形成さ
れた溶剤通路を示し、該溶剤通路43はその基端側が溶
剤供給配管を介して洗浄弁装置(いずれも図示せず)に
接続され、先端側は内筒41の先端41B側に向けて開
口している。また、該溶剤通路43は、その途中に設け
られた後述の先端側洗浄弁45が開,閉弁することによ
り、外部から供給されたシンナを内筒41の先端41B
に向けて噴射し、この先端41Bに付着した前色塗料を
洗浄するものである。
【0041】44は常閉の塗料弁を示し、該塗料弁44
は塗装機本体22に設けられたアクチュエータ44A
と、基端側が該アクチュエータ44Aに連結され、先端
側が内筒41に挿通された弁軸44Bと、該弁軸44B
の先端側に設けられ、内筒41の弁座41Aに離着座す
る弁体44Cとから構成されている。そして、該塗料弁
44は常時は弁座41Aに着座して閉弁し、外部からの
制御エアがアクチュエータ44Aに給排させると、弁軸
44Bを縮小させて弁体44Cを内筒41の弁座41A
から離座させ、塗料通路42を開弁するものである。
【0042】45は同じく常閉の先端側洗浄弁を示し、
該先端側洗浄弁45は塗装機本体22に設けられたアク
チュエータ45Aと、基端側が該アクチュエータ45A
に連結され、先端側が溶剤通路43内に挿通された弁軸
45Bと、該弁軸45Bの先端側に設けられ、溶剤通路
43の途中を開,閉する弁体45Cとから構成されてい
る。そして、該先端側洗浄弁45は常時は溶剤通路43
を閉弁状態とし、外部から制御エアが供給されることに
よって開弁して図示しない洗浄弁装置と溶剤通路43と
の間を連通するものである。
【0043】46は塗装機本体22の装置収容部22B
内に収容された高電圧発生手段としての高電圧発生装置
を示し、該高電圧発生装置46は、多倍圧回路からなる
高電圧発生回路と安全保証のための高圧用抵抗(いずれ
も図示せず)とから構成されている。また、該高電圧発
生装置46の入力側はリード線を介して高圧電源(いず
れも図示せず)と接続され、出力側は電極板46Aを介
してエアモータ24に接続されている。そして、該高電
圧発生装置46は高圧電源から供給された電圧を所定の
高電圧に昇圧し、この高電圧をエアモータ24から回転
軸30を介して回転霧化頭31に印加するものである。
【0044】本実施例による静電塗装機21は以上のよ
うに構成されるが、次にその作動について述べる。
【0045】本実施例の静電塗装機21においても、そ
の塗装作業においては従来技術の静電塗装装置とほぼ同
様にエアモータ24によって回転霧化頭31を高速回転
し、高電圧発生装置46から高電圧を印加した状態で、
塗料弁44を開弁することにより、塗料タンク内の塗料
は塗料通路42を介して回転霧化頭31に供給され、該
回転霧化頭31で帯電霧化された塗料粒子は、静電界の
力をかりて被塗物に塗着する。
【0046】ところで、本実施例においては、高電圧発
生装置46から供給される高電圧は、エアモータ24、
回転軸30を介して回転霧化頭31の半導電性膜34に
印加される。この際、さらに該回転霧化頭31の外周面
31Bに形成された半導電性膜34は、その後端34A
が回転軸30と接触しているから該半導電性膜34は直
接帯電して塗料放出端縁31Dに印加される。
【0047】そして、前記回転霧化頭31を高速回転さ
せた状態で、塗料弁44を開弁させることにより塗料通
路42を介して供給された塗料は、該回転霧化頭31の
回転によって内周面31Cで拡散し、塗料放出端縁31
Dで径方向外側に噴霧される。このとき、塗料放出端縁
31Dには高電圧が印加されているから、放出される塗
料粒子を帯電させることができる。さらに、この放出さ
れた帯電塗料粒子はシェーピングエアリング35から噴
出されるシェーピングエアによって塗料噴霧パターンと
して成形し、被塗物との間に形成された静電界の力をか
りて飛行して該被塗物に塗装を行うようになっている。
【0048】然るに、本実施例の静電塗装機21におい
ては、従来技術の回転霧化頭5とは異なり、回転霧化頭
31自体を絶縁性樹脂材料で形成した上で、外周面31
Bを成膜した半導電性膜34によって大きな抵抗値を持
たせることにより、図4に示すように、絶縁樹脂により
形成された塗装機本体22、本体カバー23、軸受26
およびモータ24等の塗装装置を構成する部品の浮遊容
量Cを、回転霧化頭31の外周面31Bに成膜した半導
電性膜34の各部分における抵抗R0 によって該外周面
31Bに個々に分布される分布容量C0 に分け、該各分
布容量C0 と抵抗R0 により複数個のL型回路を構成の
ものとして考えることができる。
【0049】ここで、静電塗装機21が被塗物に異常接
近した場合には、回転霧化頭31と被塗物との間の空気
による電気抵抗値Rが小さくなり、静電塗装機21の各
部品による浮遊容量Cに蓄えられた電荷が一気に放電し
ようとする。
【0050】しかし、本実施例では、回転霧化頭31の
外周面31Bに浮遊容量Cを分布させた分布容量C0 と
抵抗R0 により複数個のL型回路としているから、放電
時には塗料放出端縁31D側に位置したL型回路中の分
布容量C0 から順次放電し、このとき各分布容量C0 に
蓄えられる電荷量は小さくなっていると共に、L型回路
を構成するC0 ,R0 の時定数により放電時間を抑制
し、一気に浮遊容量Cに蓄えられた電荷が放電するのを
防止することができる。なお、放電時における電流値は
着火エネルギに満たない程度に抑えることができる。
【0051】この結果、静電塗装機21と被塗物との間
に発生する放電エネルギを小さく抑えることができ、塗
料に着火する程のエネルギを放出するのを防止し、火花
放電による火災事故を防止できる。そして、静電塗装機
21の安全性を確実に高め、信頼性を向上させることが
できる。
【0052】次に、図5に本発明による第2の実施例を
示すに、本実施例においては、前述した第1の実施例と
同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略す
るものとする。
【0053】然るに、本実施例の特徴は、回転霧化頭3
1の取付部31Aの後端位置において、半導電性膜51
の後端51Aと回転軸30外周との間には例えば2mm
程度以下、好ましくは1mm以下の隙間Δdをもった空
気絶縁層52を形成したことにある。
【0054】本実施例はこのように構成されるが、半導
電性膜51と回転軸30外周面との間に1mm程度以下
の隙間Δdからなる空気絶縁層52を形成したから、該
空気絶縁層52では気中放電を行うことになり、回転軸
30側の高電圧はこの空気絶縁層52を介して半導電性
膜51へ印加されることになる。このため、回転霧化頭
31の外周面31Bにおける抵抗値は半導電性膜51の
抵抗値と空気絶縁層52の空中抵抗値の合計となり、図
4に示したように、分布容量C0 と共にL型回路をなす
抵抗R0 の抵抗値を大きくすることができる。これによ
り、各L型回路における時定数を大きくして、塗料放出
端縁31D側から順次放電させるL型回路の放電時間を
抑制し、電流値を低く抑えることができる。この結果、
本実施例による回転霧化頭31の外周面31Bにおける
抵抗値は第1の実施例による半導電性膜34のみの抵抗
値よりも大きくすることができ、瞬間的に発生する放電
エネルギを第1の実施例よりも小さくし、火花放電にお
ける火災事故を防止することができる。さらに、空気絶
縁層52の隙間Δdを調整することによってこの抵抗値
を容易に設定することができる。
【0055】次に、図6に本発明による第3の実施例を
示すに、本実施例では、前述した第1の実施例と同一の
構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するもの
とする。
【0056】然るに、本実施例の特徴は、回転霧化頭3
1の取付部31Aの後端位置において、半導電性膜61
の後端61Aと回転軸30外周との間に2mm程度以
下、好ましくは1mm以下の隙間Δdとなる空気絶縁層
62と良導電体となる金属層63とを形成したことにあ
る。
【0057】このように構成する回転霧化頭31におい
ても、前述した第1の実施例と同様の作用効果を得るこ
とができるものの、本実施例においては、空気絶縁層6
2の隙間Δdを調整するとき金属層63によって確実に
調整することができ、該空気絶縁層62の気中抵抗を容
易に設定することができる。そして、第1の実施例によ
る半導電性膜34の抵抗値よりも回転霧化頭31の外周
面31Bにおける抵抗値(半導電性膜61の抵抗値と空
気絶縁層62の気中抵抗値の合計)が管理し易く、この
抵抗値を適正に保つことができる。
【0058】さらに、図7は本発明による第4の実施例
を示すに、本実施例の特徴は、回転霧化頭にディスク型
を用いたことにある。なお、本実施例では前述した第1
の実施例と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説
明を省略するものとする。
【0059】図中、71は本実施例による絶縁性樹脂材
料によって形成されたディスク型回転霧化頭を示し、該
ディスク型回転霧化頭71は基端側がエアモータ72の
回転軸73に取付けられる取付部71Aとなり、外周面
71Bが取付部71Aから先端に向けて拡径し、その内
周面71Cが塗料平滑面となり、先端側が内周面71C
を介して拡散した塗料を噴霧する塗料放出端縁71Dと
なっている。また、該塗料放出端縁71Dには多数の凹
溝71E,71E,…が刻設されている。さらに、当該
回転霧化頭71は回転軸73の軸線上に螺着されたねじ
74により取付部71Aを該回転軸73に固定してい
る。
【0060】75は半導電性膜を示し、該半導電性膜7
5は回転霧化頭71の取付部71Aから塗料放出端縁7
1Dにかけて外周面71Bに形成されている。そして、
半導電性膜75の後端75Aはねじ74を介して回転軸
73と電気的に接続されている。
【0061】さらに、76は回転霧化頭71の内周面7
1Cに塗料を供給する塗料供給パイプを示す。
【0062】このように構成される回転霧化頭71にお
いても、回転軸73の回転に追従して回転霧化頭71も
高速回転せしめると共に、図示しない高電圧発生装置か
らの高電圧は回転軸73を介して回転霧化頭71に印加
される。さらに、回転霧化頭71の内周面71Cに供給
された塗料は、遠心力によって内周面71Cから塗料放
出端縁71Dに向けて拡散し、該塗料放出端縁71Dに
刻設された各凹溝71Eによって確実に塗料粒子として
噴霧される。そして、このときこれらの塗料粒子は半導
電性膜75を介して塗料放出端縁71Dに印加された高
電圧によって直接帯電される。
【0063】そして、塗料放出端縁71Dから放出され
た塗料粒子を半導電性膜75の先端側で印加することが
でき、静電塗装を確実に行うことができる。
【0064】さらに、第1の実施例で述べたように、被
塗物が異常接近した場合であっても、回転霧化頭71の
外周面71Bを覆う半導電性膜75の抵抗値によって塗
装装置を構成する部品の浮遊容量を分布容量として抵抗
と共に分布させ、塗料放出端縁71D側の分布容量に蓄
えられた電荷から順次放電させることにより、一気に放
電されていた電流値を抑え、放電エネルギを小さくし
て、火災事故を確実に防止できる。
【0065】なお、前記第4の実施例においても、前述
した第2の実施例のように半導電性膜75の後端75A
を回転軸73(ねじ74)との間に隙間を設け、空気絶
縁層を形成してもよく、第3の実施例のように半導電性
膜75の後端75Aに導電体を設けてもよい。
【0066】また、前記各実施例では、高電圧ケーブル
10,過電流検出器11および遮断スイッチ12を省略
するものとして述べたが、本発明はこれに限らず、図8
の変形例に示すように、塗装機本体22の外部に高電圧
発生装置8を設けると共に、過電流検出手段としての過
電流検出器11,遮断スイッチ12を設けてもよく、こ
の場合にはより火花放電を防止することができる。
【0067】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の本発明に
よれば、回転霧化頭を絶縁性樹脂材料によって形成し、
該回転霧化頭の外周面には、取付部から塗料放出端縁に
かけて半導電性膜を形成したから、塗装装置を構成する
部品の浮遊容量を半導電性膜の各部分における抵抗によ
って分布容量とすることができ、回転霧化頭と被塗物と
が異常接近したときでも、塗料放出端縁側に位置した分
布容量から蓄えられた電荷が順次放電するため、浮遊容
量に蓄えられた電荷が一気に放電するのを抑制し、放電
エネルギを低く抑えることができる。この結果、放出電
流を制限して塗料が着火できるだけのエネルギが一気に
放出されるのを阻止し、火花放電を確実に防止でき、安
全性を高めることができる。
【0068】請求項2の発明のように、前記回転霧化頭
の取付部後端位置では、半導電性膜と回転軸外周との間
に空気絶縁層を形成し、抵抗値は半導電性膜の抵抗値と
空気絶縁層の気中抵抗との合計となり、塗装装置を構成
する部品の浮遊容量を半導電性膜の各部分における抵抗
によって分布容量とすることができ、回転霧化頭と被塗
物とが異常接近したときでも、塗料放出端縁側に位置し
た分布容量から蓄えられた電荷が順次放電するため、浮
遊容量に蓄えられた電荷が一気に放電するのを防止して
火花放電を防止し、安全性を高めることができる。しか
も、半導電性膜の後端と回転軸との間の空気絶縁層の隙
間を調整することによりこの間に形成される抵抗値を容
易に設定することができる。
【0069】請求項3の発明のように、前記回転霧化頭
の取付部後端位置では、半導電性膜と回転軸外周との間
に空気絶縁層と導電体とを形成することにより、抵抗値
は半導電性膜の抵抗値と空気絶縁層の抵抗値との合計と
なり、塗装装置を構成する部品の浮遊容量を半導電性膜
の各部分における抵抗によって分布容量とすることがで
き、回転霧化頭と被塗物とが異常接近したときでも、塗
料放出端縁側に位置した分布容量から蓄えられた電荷が
順次放電するため、浮遊容量に蓄えられた電荷が一気に
放電するのを抑制し、放電エネルギを低く抑えることが
できる。これにより、回転霧化頭と被塗物が異常接近し
たときでも、安全性を高めることができる。さらに、半
導電性膜の後端に設けた導電体によって空気絶縁層の隙
間を管理でき、該空気絶縁層の気中抵抗を一定に保つこ
とができる。
【0070】請求項4の発明のように、前記回転霧化頭
の基端側から先端側までの抵抗値を、107 〜109 Ω
の範囲内に設定することにより、高電圧発生手段から印
加される高電圧を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例による静電塗装機の要部を示す縦
断面図である。
【図2】図1中のベル型回転霧化頭および回転軸を拡大
して示す縦断面図である。
【図3】図2中のa部を拡大して示す要部縦断面図であ
る。
【図4】第1の実施例における回転霧化頭と浮遊容量と
の関係を示す説明図である。
【図5】第2の実施例を示す図3と同様位置からみた縦
断面図である。
【図6】第3の実施例を示す図3と同様位置からみた縦
断面図である。
【図7】第4の実施例によるディスク型の回転霧化頭等
を示す縦断面図である。
【図8】第1の実施例による静電塗装装置の変形例を示
す構成図である。
【図9】従来技術による静電塗装装置の系統図である。
【図10】従来技術における回転霧化頭と浮遊容量との
関係を示す説明図である。
【符号の説明】
21 静電塗装機 22 塗装機本体 24 エアモータ 30 回転軸 31,71 回転霧化頭 31A,71A 取付部 31D,71D 塗料放出端縁 34,51,61,75 半導電性膜 34A,51A,61A,75A 後端 46 高電圧発生装置(高電圧発生手段) 52,62 空気絶縁層 63 金属層(導電体)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸を回転駆動するエアモータを内蔵
    した塗装機本体と、外周面と内周面とからなるベル型ま
    たはディスク型をなし、基端側が前記回転軸に取付けら
    れる取付部となると共に、先端が内周面から拡散した塗
    料を噴霧する塗料放出端縁となった回転霧化頭と、該回
    転霧化頭に前記回転軸を介して高電圧を印加する高電圧
    発生手段とからなる回転霧化頭型塗装装置において、前
    記回転霧化頭は絶縁性樹脂材料によって形成し、該回転
    霧化頭の外周面には該回転霧化頭の取付部から塗料放出
    端縁にかけて半導電性膜を形成し、該半導電性膜の後端
    を前記回転軸外周と接触させまたは微小隙間を有して離
    間させる構成としたことを特徴とする回転霧化頭型塗装
    装置。
  2. 【請求項2】 前記回転霧化頭の取付部後端位置には、
    前記半導電性膜と回転軸外周との間に空気絶縁層を設け
    てなる請求項1記載の回転霧化頭型塗装装置。
  3. 【請求項3】 前記回転霧化頭の取付部後端位置には、
    前記半導電性膜と回転軸外周との間に空気絶縁層を設け
    ると共に、前記半導電性層の後端に導電体を設けてなる
    請求項1記載の回転霧化頭型塗装装置。
  4. 【請求項4】 前記回転霧化頭の基端側から先端側まで
    の抵抗値は、107〜109 Ωの範囲内に設定してなる
    請求項1記載の回転霧化頭型塗装装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6230994B1 (en) * 1998-10-13 2001-05-15 Asea Brown Boveri Ag Rotary atomizing head type coating device

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